金曜日, 12月 29, 2006

Web2.0って

 世間の遅れている連中の間ではWeb2.0が旬らしいが、Webに関してよく理解していないからなんだろうなと...これを飯のタネに結び付けるために大切なのは口コミなのだ。SNSだmixiだと騒がれていても実際に情報を発信している人はごく一部。それをこまめにチェックして見ている人が誰かに話したくなるようなネタであった場合に商売に結びつく事が可能になる。要は仕組みではなくコンテンツを作る人の力量(まあプロですわ)にかかっている。

 mixiにしたって話題になったので会社はめでたく上場したが、だからといってこれからはテレビじゃなくてネットだと言うのとは全く意味が違うのである。仕組みとしてコンテンツの提供媒体が電波からネットに変わるのは間違いないが、それと商売が成り立つかは全く次元が違うのである。ISPが商売として美味しくなくなったのと同じように意味を分かっていない人がWeb2.0なんて言っているうちに世の中は変わってしまうのである。

結論:Webが3になろうが4になろうが、問題はシステムではなくてコンテンツである。テレビだってハイビジョン(ハードはそうだが)かどうかが重要なんじゃなくて番組が面白いかどうかの方でしょう。本当に馬鹿なんだから。

信長はいなかった

 私は比較的信長好きなのだが、最近ちょっと気になることがある。天下統一の道筋を最初につけたのが信長だと言われているが本当にそうなのだろうかという疑問だ。信長の配下には多くの優秀な武将がいたので天下統一まであと一歩のところまでいったわけだが、それは信長の戦略に部下が従ったからだというのが定説になっている。しかし、疑い深くなっている私にはちょっと引っかかるのだ。それは、もしかしたら信長は単なる神輿だったのじゃないかという疑問だ。

 話はもとへ戻るが、信長の躍進のキーとなるのが1550年代だ。この時信長が家督を継承したが、単なる清洲織田家を継いだだけのただの奇矯な男にすぎなかった。ところが50年代後半になると一気に尾張統一、桶狭間、美濃攻略と快進撃を始める。後に天下を統一する秀吉が織田に加わったのが1550年代の半ばだというのは...

 勿体ぶらずに書いてしまおう。この時に織田の家臣団に新たな勢力が加わったのだ。それは秀吉を頂点とする蜂須賀などの山の民が加わったということだ。彼らが加わった頃から織田の譜代の家臣の中で信長派であった人達が力を失い、彼らに取って代わっていったとみられるのだ。

 彼らのルーツは何故か自然に消えてしまった秦氏に連なるとも言われるたたら(製鉄)技術者になる。忍者と言われた集団も同じなのだが、彼らは基本的に律令外の存在。幕府など新しい政権が登場する時に、その姿を露にする。つまり現実主義者であった信長は彼らの持つ戦術を利用した訳であるが、彼らは信長というカリスマを使って自分たちの野望を実現させたのである。

 そしてそれが可能になった時、信長の役目は終わった訳である。

結論:信長がいなかったとは思わないが、信長の事績と言われるものの影に常に山の民の存在があった事は間違いない。何故なら彼らが加わる前の信長に何の実績もないからである。

北朝鮮外交の失敗

 6カ国会議が行なわれているが結果がどう転ぶかは定かではない。しかし、日本がプレイヤーの座から滑り落ちた事だけは確かだ。これはなるべくしてなったと、一言で言ってしまえばそれでお仕舞なのだが、拉致問題が一番大きな問題であるにも関わらず北朝鮮の外務省を相手に交渉をした事がいけなかったのだ。

 世界と外交関係を持たない北朝鮮において外務省は何の権限も持っていないという一番肝心な事を日本の外務省は全く考慮せずに、拉致問題を絡めた日朝交渉を行なってきたために結局平壌宣言は無実化されてしまったのである。何故ならば北朝鮮国内において拉致問題は人民保安省の管轄事項であり、上下関係で言えば人民保安省の方が当然上位。

 外務省の権限で解決できる事案ではなかったのに日本の外務省は、自分たちと同じ名前の外務省が話し合う相手だと単純に考えていたのだ。ミスターXなる人間を交渉に関わらせ、話し合いの場を設けるところまでは成功したが、彼が人民保安省の窓口として動いたわけではない事は明らかである。だから最後の詰めが全然なっていなかったのだ。

結論:北朝鮮の権力構造を全く分かっていないのに外交を行なおうとしたのがそもそもの失敗の原因だったのだ。

フセインの死刑

 死刑判決の出ていたフセインの刑が執行されそうな雲行きだ。個人的に付き合いがない訳だが、それにしてもイラクという難しい国をどんな形であれ統治していた実績はかえるんだけどな。

 教育や医療も無料だったし、中東では一番開明的な国だっただけに非常に残念だ。恐らくフセインという人間無しでアメリカが最初から口出ししていたらもっと酷い国になっていたに違いない。その辺が分からないからアメリカ人はやっぱり馬鹿なのだ。

結論:コネクションもないのに力だけで統治できるほどメソポタミアは甘くない。今後どうなっても知らないぞ。

在日バッシングの年?

 よく考えてみれば今年叩かれたり逮捕されたりした人たちって何故か在日だった。知らず知らずのうちに自分でも叩いていた訳だが...悪いやつはみんなそれ系に見えてしまう。これってやっぱり朝鮮系に対する保守本流の巻き返し...そんなことはないか。

ホリエモン、村上、三木谷、後藤(後藤組)、麻原彰晃、細木和子、亀田一家、江原啓之、木村(木村建設)、小嶋(ヒューザー)...

結論:朝鮮人が悪い訳ではないが、悪いやつに帰化日本人や自称が多いような気がする。これってやっぱりただの差別感情かな。

石原叩きは談合と同根

 有力知事を談合で潰すのが常套手段となってきているが、それが使えない場合には、埼玉の土屋知事や石原都知事のように家族に絡んだネタで潰すのが常套手段なのだろう。但しことは東京。未だに江戸っ子だって少しはいる。叩けば叩くほど(それも変なところを)、再選の可能性が高くなることを知っているのだろうか。実は石原を潰したければ話題にしないのが一番なのだ。都民だって石原がじじいなのは理解している。

 せがれ達をどうにかして代議士にしてしまおうというのも正直嫌だと感じているのだ。だけどつまんないネタをスキャンダルにして潰そうなどと企てれば江戸っ子は黙っちゃいない。都知事にはMXテレビという子飼いの媒体だってある。あまり的外れなことを続けていればマスコミの方がやられる恐れだってあるのだ。

結論:知事を3期もやるのが良いかと言われれば良くはないのは当たり前だ。東京はオリンピックなど誘致しなくても、もう完全に復活している。オリンピックに使う金を都内のインフラ整備に使う方が良いに決まっている。変なネタで攻めるのではなくてオリンピック以外に何をするべきかを提案するのが、引導を渡す一番いい方法なんだけどな。それが分からないくらいマスメディアは馬鹿なんだよ。

木曜日, 12月 28, 2006

治安維持法で挙げられたのは?

 よく左翼は治安維持法を悪く言う。軍国主義を認めない人間を無差別に逮捕して殺したようにさえ言う。しかしあれだけ悪く言われている戦争末期でさえ、自由主義者や民主主義者を無差別に捕まえた訳ではないし、共産主義者も全て捕まった訳ではない。捕まったのはあくまでも”無政府主義者”である。彼らの目標は国家の転覆であり、言論の自由を望んでいた訳でも、民主的な政府を望んでいた訳でもない。現に当時完全な自由選挙ではなかったかもしれないが、他の国だって似たり寄ったりで日本の選挙制度だけが後進的だった訳ではない。

 戦後GHQによって無政府主義者達は解放されたが、軍国主義者達よりも質が悪いことがすぐに分かり、アメリカは慌てて公職追放されていた連中を復帰させて日本の立て直しに利用したのである。戦前の共産主義者は要するに社会民主義者ではなく無政府主義者だったから治安維持法で挙げられただけなのである。

結論:イデオロギーには良いも悪いもない。自分の価値観以外認めないものは全て間違っているのだ。治安維持法で挙げられたのは善人じゃないことは確かだ。

財務省をぶっつぶすのならば...

 何にもやらない外務省は少し変わりつつあるようだが、やりたい放題の財務省は我が道を突き進む気らしい。郵政民営化、公団解体、銀行統合、増税とまさに思いのままに日本を操ろうとしている。操れないのは別なものに支配されている日銀くらいか。増税反対をすればすかさず愛人スキャンダルや政治資金問題でやり玉にあげる。

 さらに地方分権が始まるとうるさそうな知事たちを談合で追い落として、文句を言わない連中にすげ替える。使い古された手だが、マスコミの援護射撃で問題の矛先を他へ向けてしまうのだ。これって分権と真っ向から反対する直轄化を目指しているとしか思えない。こんな奴らをどうすればやりこめるのだろう。

結論:防衛省の次は内務省の復活しかないな。もしかしてそのせい(防衛庁の省への格上げ)で安倍追い落としを始めたのだろうか。焦っているということはやっぱり内務省復活だ。自己改革をする気がないのなら外部から破壊するだけだ。

ホワイトカラー・エグゼンプション

 胡散臭いものを広めたい時には、官僚とその提灯持ちであるマスコミはヨコモジを使う。今回のホワイトカラー・エグゼプションなどはその典型だろう。要するに残業代を無くすための方便として真新しいヨコモジを持ってきているだけなのだ。正しい日本語で”ただ働き黙認”とでも訳せばみんなによく理解できるんじゃないだろうか。

 今回施行しようとしているのは高給取り(年収800万以上)とか何とか言っているが、800万以上では決して高給取りではない。どこぞの会社(ゴールドマン・サックスとも言う)のように新入社員で今冬のボーナスが1600万を越えようと言う企業では端から残業代など従業員が欲しいなどと言うわけはないのである。結局一度スタートしてしまえば後は、限度額を切り下げるのは官僚のさじ加減次第。社会民主主義の国ではこういうことは絶対させてはいけないのだ。

結論:成果報酬の次はホワイトカラー・エグゼンプション。人件費削減のための良くもいろんなものを探してくるものである。

迷物コラム終了

 朝日新聞の迷物コラム(書いている本人は最後まで名物だと勘違いしていたようだが)”風考計”が打ち切りになった。実は朝日は名前を聞くだけで虫酸が走るので読みゃあしないのだが、あっちこっちで攻撃されていたらしくついに辞める事になったようだ(朝日としても営業的にマイナスのものを放ってけなくなっただけだ)。そして黙って辞めればいいのに、最終回に最後の醜いあがきをしたと言う話だ。

 作者は”若宮啓文”と言う基地外なのだが、結局言論がナショナリズムの道具になってはいけない。日本には言論の自由がないというお決まりの主張なのだが、まがりなりにも言論の自由なんていうものがあったために好きな事を書きなぐった結果が今回の打ち切りなのである。日本のマスコミの問題は言論の自由の問題ではなく、言論のレベルの問題なのである。

 つまり自由かどうかの前にそれが言論と呼べるかどうかの問題を置き去りにして大マスコミが検証する事もなく好きな事をほざく事(これは右も左もない)に問題の本質があるのであって、少なくとも馬鹿なことを無責任に大新聞が取り上げる自由は間違いなくあるのである。

結論:好き勝手な事を書くのがジャーナリズムなら、そんなものはない方が良い。朝日新聞はすぐに言論に対する暴力を右翼の暴力とするが、戦後はサヨクによる言論の暴力ばかりだったと考えるのは私だけだろうか。被害者ぶる(被差別者の振りをする)左翼のほうが加害者ぶる(何でも俺がやったと言い張る)右翼よりもタチが悪いのだ。朝日の部数が減っているということは少しずつ馬鹿が減っているのだろうか、それともテレビで済ませるほど馬鹿になったのか。どちらだと思います。

韓国らしい

 基地外のせいで地に落ちた韓国与党のウリ党が解体されるようだ。金大中と言う民主運動家(ようするに赤だったのだが)の後を受け、もっとサヨクな大統領を選んでしまった時点でこうなることは明らかだった。それにしても中途半端なお利口さん(バカと言う事だ。中途半端じゃないと基地外になる)は、どうしてサヨクに弱いのだろう。きれいごとで世の中が回るなら争いなどとっくの昔に無くなっているのだ。

 日本の隠れ朝鮮もサヨクが多いところをみると伝統(事大主義と同根なのかも知れない)なのだろうか。しかし、既に青息吐息のウリ党を割って、新党が二つできそうだがそうなると漁夫の利を得るのはハンナラ党となりそうなところだが、こうなると自分に目があるかも知れないとハンナラ党の中で朴氏に対抗する大統領候補が現われて分裂したりするのだ。こんなに不安定な国と比べるとお隣の安定感(元々バラバラな朝鮮人を一つにまとめているという意味だけだが)は素晴らしいと思えてしまう。

結論:申し訳ないけど韓国ってやっぱり馬鹿(大人になれない事大主義と言う意味)なんじゃないの。

脇が甘過ぎる

 安晋会など胡散臭い連中が周りに跋扈する安倍政権。早速脇の甘さが露見して行革担当相が変わることになってしまった。後任に渡辺氏が就いたが、本当に公務員制度改革に取り組んだりすると国策捜査になっちゃうんだろうな。

結論:まず公安や検察を自分に都合の良いように操れる人物を政府にいれない(もういるのかな)と、またスキャンダルでやられるぞ。ヤクザ(幹事長)と宗教関係(創価学会、統一教会)に太いパイプを持っているだけじゃ片手落ちなのである。

水曜日, 12月 27, 2006

シロクロつけるのが合理的思考

 自分で考えない人達は、合理的に考えれば物事にシロクロが付けられると考えているようだ。私が所謂合理的と言われているものをバカにする理由も実はここにあるのだ。はっきり言えば世に言われる合理的判断は、ほとんど合理的ではない。デジタルに考える事が合理的だと勘違いする原因はコンピュータが二進法で処理をしているからかも知れないが、全て二進法処理するくらい大雑把な考え方はないのである。

 本当に合理的に考えれば世の中の全てのものはグレーでしかなく。ありもしないシロクロを追い求めるのは、馬鹿のする事だ。ヒトラー、フセインは悪人で、ガンジー、マザーテレサは良い人って、そんな単純な社会は本当にはないのである。どんなものにでも良い面もあれば、悪い面もある。また短期的に良くても、中期的には悪く、長期的に見ればまた良くなるなどというものだってあるかも知れない。その場合にはどの時期を良くするために何をするのかを判断するのが本当の合理的判断であって、絶対にシロやクロと決めつける事ではない。

結論:世の中で合理的と思われているものは言っている本人にとって今一番都合が良いことに過ぎない。まずは何(誰)のために言っているのかを考えてから話を聞かなければいけないのだ。財政破綻を演出する財務省などその典型である。売れなかったら(景気が良くないなら)値下げ(減税)に決まってるだろうが。

脳内革命2

 脳内革命の春山茂雄氏の脳外(頭)はまだ革命前夜のようである(同じヅラだ)。姉歯氏が文明開化したようにそろそろ脱いだらどうだ。

結論:今のヅラはかなり良くなっているよ。

火曜日, 12月 26, 2006

財政破綻は無い

 財務省は税収アップしか考えていないため、財政が破綻すると言うシナリオをすぐに使いたがる。それなのに何故か景気だけは良いと言う。確かに株価は1万7千円と適正価格(これはバブル時に私が思い描いていた数字だ)だが、いざなぎを越えたと言うレトリックは余りにもふざけている(くどいな)。景気がいくら良くても儲かっているのは儲かっている法人だけ。所得が増えているわけじゃないのに増税したら一発で景気など吹き飛んでしまう。

結論:減税したって財政支出を抑えれば景気はもっと良くなって税収は増える。こんな単純な図式を隠す財務省って根性曲がってるんじゃないの。だから税務署は嫌われるのだ。

ゲーマー vs ファミリー

 PS3 + Xbox360 vs Wiiは、ハードゲーマー vs 一般人という図式だ。全く対象者の違うジャンルの商品を同じゲーム機として比較する事自体が土台無理な話なのに平気でやっているのがマスメディアである。言わば本物のハード・ゲイとレーザー・ラモンHG(今何してるのかな?)を喜ぶ子供を比較しているような話だ。

結論:比べるのはPS3とXbox360、WiiとDS Liteじゃないの。

脳内革命失敗

 脳内革命で一世を風靡した春山茂雄さんが破産した。脳内の革命は出来たが(出来てないだろう)、院内経営は出来なかったということだ。本を売る暇があったらやっぱりちゃんと患者さんを診なければいけないんじゃないの。

結論:似非科学者だけじゃなく似非経営者だったのだな。養老孟司さんあんた民間人じゃなくて良かったね。

かわいそうに

 パソコン値下げに歯止めがきかないようで、家電量販店で秋冬モデルがここにきて発売時から5万円以上安くなってしまったらしい。これではいくら売ったって利益など出やしないだろうな(そうかといって売れ残ったらもっと酷い事になる)。でもこれってメーカー側も悪いのだ。テレパソだか何だか知らないが貧弱なCPUのモデルで高い価格を設定したからこんなことになるのだ。

 過去にはMacはとんでもなく高いという伝説(事実だ)があったが、現在は単純にスペックを比較すれば最安値はAppleの商品だ。OSも独自のためライバルは世の中に存在せず価格競争もない。価格はあくまでもAppleの心積もりで付ける事が可能だ。AppleがいようがいまいがPCに価格競争があるのは昔からだが、AppleがIntelの最新のチップを使う事(Windowsさえ動く)によって他のメーカーとの比較が容易に...

結論:Appleだけは価格を気にせず商売を出来る。本当に羨ましい話だ。

蓮池薫は拉致実行犯だった?

 週刊現代に載っているらしいが北朝鮮から帰国した蓮池薫(もちろん拉致されてからだが)が実は拉致を行なっていたと言う話が表に出始めているようだ。別に驚くには値しない。

結論:帰国者の話も一種のディスインフォメーションと考えた方が良いのだ。あまりに一方的に信じているとミスリードされる可能性があるのだ。蓮池氏以外も少しは疑ってみた方が良い。

『諸君!』の馬鹿諸君

 『諸君!』などという下らない雑誌は買わないので実はまた書きなのだが(本当はちゃんと記事を読まないとデマの恐れがあるんだけれど)、『諸君!』に”グループ市ケ谷”という連中が日本は核ミサイル40発保有すべきだと書いているらしい。それはそれで好きに書けばいいのだが、アメリカとの同盟関係を考慮してアメリカに届くICBMの開発をしちゃいかんと宣っているらしい。

 これってどう考えても北朝鮮以外は射程外のミサイルを持てと言っているわけだが、そのお隣に鎮座する中国の事は考えないでいいのだろうかと、兵頭二十八氏が指摘している。つまりここで話合っている連中の素性が何なのかは不明だが、どうやらこいつらは中国をお隣(近い国)と思い込んでいるらしい。確かに日本海やシナ海に面している地域は大した距離がないが、もしも日本が中途半端なミサイルを持てば、その射程外(一番インド寄りの地域は日本から1万キロ近く離れている)に中国がICBMを配備するのは目に見えている。そして1万キロ飛ぶミサイルは全てアメリカが射程内に収まる計算になる。

 さらに中国の核ミサイルに対してはMDの核弾頭化で対抗すれば良いと発言しているが、兵頭二十八氏はそんなことを考えればMDを無力化する核爆発でシールド(EMPと赤外線で全くレーダーなどの電子機器が使えなくなる)を作り、その向こうからICBMを撃込んでくると言うのだ。これが可能なのは中国のようにバカでかい国(ロシアやアメリカもOK)だけで、日本が同じ事をやれば全ての通信機器やレーダーが使い物にならなくなってしまう。それを防ぐにはICBMしかないのだ。

 これを語っているのが自称”現役自衛隊幹部”だと言うのだが、本当にそうだったら日本はもう負けたも同然かも知れない。その上言うに事欠いて日本の原子炉から出るのはプルトニウム241ばかりのクズプルトニウムで核兵器には使えないし、出来ても2,3発分...どこの世の中に軍用のプルトニウムの原料を電気会社から手に入れる馬鹿がいるというのだろう。日本には研究炉、実験炉や高速増殖炉も腐るほどある(だから事故が起るのだが)。原料などすぐに入手できるのだ。それに、衛星ビジネスの発注が来ないH2はいつでもICBMに転用できるし、M-Vだって使える。

結論:自国の防衛がかかっているのにアメリカに気をつかうとか、中国や核燃料に関する情報さえきちんと把握していないくせに、こうすれば良いなどと書くのは無責任きわまりない。そのシナリオが有効ならまだしも、この程度では本当に研究した事などないに違いない(要するにここで話あっているのが本当に現役自衛官だとすれば、ただの窓際なのだ)。

月曜日, 12月 25, 2006

日本刀伝説+1

 1本の日本刀で100人斬りをするのも大変だが(あり得ない)、10挺の軽機関銃で10万人殺すのはもっと大変である。しかし南京大虐殺ではそれが行われた(ことにになっている)。よく白髪三千丈といって中国をバカにするが、帝国陸軍はそれ以上に目茶苦茶なことを平気で言っていたのだから呆れてものも言えない。

 その軽機関銃が十一年式軽機という”単発機関銃”と呼ばれた代物。そんなもので10万人殺す前に撃っている方の寿命が切れてしまうことのほうが、心配なぐらいである。と言うわけで今回は我が日本軍の名機(兵器)たちのお話である。

十一年式軽機:弾倉がいらない十一年式小銃と同じ弾が使えると言う素晴らしい軽機関銃。これでジャミングしないで撃ち続ける事が出来たなら、さぞや素晴らしいかっただろう。後に九六式軽機関銃が開発されたが沖縄戦の段階で、まだ主力は十一年式軽機だったらしい(現場は見ていない)。とわいえ10挺で10万人を殺したのだから凄いに決まっている
南部十四年式拳銃:
トリガーが小さく手袋をして引き金が引けない。弾倉の固定が甘く射撃時の衝撃で弾倉が脱落する。それを改良以後は弾倉が抜けないという問題を発生。加えて精巧過ぎたため耐久性が著しく引きかった(命を預けるには心もとないこと甚だしいわけだ)
零戦:軍用機の中で名機の誉れが高いが高速運動が出来るように機体には防弾処理が無く一番狙いやすい翼が燃料タンクであったため簡単に撃墜する事が出来た(空飛ぶ棺桶だ)。当時の陸軍機隼などには防弾設備が施されていた
八九式中戦車:初期のガソリン車は火炎瓶で燃え、興毅のディーゼル車は寒冷地では点火しないと言う問題を持っていた。装甲も薄く敵弾が当ったらお仕舞だった(走る棺桶)

結論:十一年式軽機10挺で10万人を殺したなどという出任せが通ったと言う事は常軌を逸していたことの証なのである。機関銃で殺す場合に一人一発などと言う事はあり得ず、あり得たとしても1秒1発で1万発も撃てる機関銃などはなかった。あなた東京ドーム二つ分の人間を機関銃(それも軽機関銃)10挺で殺す自信ありますか。そんな凄いことできるなら零戦20機ぐらいでアメリカ征服できますって。

帰納と演繹

 世の中には帰納法による発想と演繹法による発想と言うものが厳然とある。前者の代表は、日立やSONYで、後者は松下やAppleだろうか。下手に特許などの技術を持ってしまう(松下やAppleが持ってないわけではない)とそれを利用するシステムを作って売ってやろうと言う発想になるのだが、この発想にはユーザの視点と言う者が全く欠けている。つまり、使い易いかどうかは考慮の外なのだ。技術の日立やSONYは、そんな独りよがりな技術は好き者以外には理解されないことを未だに理解していないのである。

 帰納法とは要素の積み上げ、演繹とは総体からの要素の絞り込み。結果的に同じ技術を使うにしても、その設計哲学が全く違うため帰納法の方が自己満足度が高く、製品としての魅力と言う点では低いと言えるだろう。製品には当然、価格が付いてくるが演繹法であれば最初の段階で価格が大きなウェイトを占めるが、帰納法では最後になってしまう。これがPS3の失敗の原因(まだ失敗じゃない?寝ぼけた事をいってるんじゃない。利益を無視して販売した時点で失敗だ)なのである。

結論:売れる商品で一番大切な事は始めから明確な価格と機能、デザインが決まっている事だ。最初に機能を決めてもそれが達成できなければ単なる画餅に過ぎないのである。いい加減、帰納法は捨てたら如何だろう。スペック馬鹿では仕方ないぞ。

真実と事実 〜第十九条〜

 奇襲攻撃で初戦を飾った太平洋戦争。それがそもそもの間違いだったのは何度も書いてきた事だが、じゃあ何故初戦では快進撃できたのかを書いてみたい。

太平洋戦争
定説:真珠湾の奇襲以降ミッドウェイ開戦までは帝国海軍は無敵だったが、ミッドウェイにおいて空母を失う被害を受け、それ以降徐々にアメリカ太平洋艦隊に制海権を取られ結局敗北した。
事実1:日本には1年半位の総力戦を行なうだけの石油しか無かった。
事実2:快進撃のために戦線が伸びてしまい防御不能な範囲を制圧した。
事実3:終戦時に国内には無傷の航空機が多数(数千機)残存していた。
事実4:航空機などは燃料が無くて飛び立てなかった。
事実5:日本が石油も持っている間はアメリカは本格的な攻撃を行なっていなかった。
事実6:日本軍の輸送手段が人力になった頃、アメリカ軍の本格的な攻撃が始った。
事実7:アメリカ軍の攻撃目標は軍艦よりも輸送船(物資、燃料輸送用の商船)を中心に行なわれた。末期には潜水艦から防衛するための駆逐艦さえ無くなっていた。
私の視点:石油をアメリカからの輸入に頼っていた日本は、石油備蓄量をアメリカに完全掌握されており、いつ石油が枯渇するかを完全に知られていた。開戦前に多量の石油の輸入を期限付きでアメリカが実行したのは日本軍を戦争に突入させる手段だったのである。2年を経過すれば日本軍には燃料が無くなり、航空機や艦船、起動車両が動かなくなる事を承知の上で、日本の戦線拡大を待っていたのである。通常であれば戦線を拡大せず、ろう城を行なうのが物資が乏しい時の戦法であるが、日本は全く逆の道を歩んだのである。

結論:日本の武器は言われているほど優秀だったとは思えない(特に陸軍の装備は酷かった)が、そもそも優れていたと仮定しても燃料がなければ話にはならない。日本が一番戦果を上げたのは悲しいかな、夜襲や万歳突撃など接近戦における白兵戦だけだったのである。日本の戦争は関ヶ原以降進歩がなかったと言えるかも知れない。

金曜日, 12月 22, 2006

西川口に閑古鳥

 風俗メッカかメディナである西川口(イスラム教徒には悪いが)で一斉に摘発が行われて街が浄化されたらしい。そのため正体の怪しいオジサンや、持てないサラリーマン、単純に好き者(全て私の事ですから)が、商店街から消えうせ、ついでにお金も消えうせたそうである。

 これで本番が出来るピンサロはもう消えてしまったのか?

結論:まさに清貧状態である。

成果主義万歳

 成果主義と言えば経済紙や経営者が有り難がる素晴らしい主義だが、結果は組織の破壊以外の何物でもない事は明らかだ。要するに成果主義とは成果がなかったという理由で人件費を削るための方便に過ぎないのだ。最初にこの弊害をまともに受けたのが成果主義を大々的に取り入れた富士通だったが、今のSONYの体たらくも結局成果主義が大本の原因だったようだ。

 聞こえは良いが成果主義とは短期決戦のやった者勝ちのこと。流石は狩猟民族といえる欧米型(中国もこの辺りは全く欧米型)の発想で、農耕民族のじっくり育てるとは対極にある思想である。この前も比較のために書いた”いざなぎ景気”の間に人件費は79%アップしたが(インフレはそこまで酷くはなかった)、小泉景気では人件費はマイナス1.2%。まあ単純に目減りしたのである。これは成果主義の大いなる成果と言えるだろう。

結論:アメリカでもまともな企業は成果主義を改めて、フロー理論で社員の士気を高める事によって本当に成果を上げている。薄っぺらな成果主義(市場原理主義は共産主義と同じユダヤ人による文明破壊の思想だ)で人間のやる気を奪うか拝金主義に陥らせ、国力を奪うのがその目的なのである。

植草氏裁判続報2

 スカートの上からの痴漢だった(はずなのに)証拠物件はパンツだった。普通はスカートまでじゃないのか?パンツを証拠品に出すような女がどうして裁判に証人として出廷しないのだろう。よく分からん。

結論:私にはそう言う趣味はない(植草氏談)。

ゲーム器なのにセットアップが必要なんて

 機能満載のPS3はマニア心を刺激するプロフェッショナル仕様。たかがゲーム器と侮ってはいけない。ゲームを始められるようなるまで結構面倒な設定をしなければいけないのである。もちろん分かる人には分かる簡単な設定(分からない人には全然理解できないのが簡単かは判断の別れるところだが)で、ゲーム器として使う事が出来るのである。

 どう考えても買ってきてディスクを突っ込んでゲーム開始というUIの方が良いに決っているが、PS3ほど機能が満載だとそうは行かないのだろう。これは、ネットも出来るWiiでももしかしたら必要なお作法なのかも知れないが結構面倒くさいよな。

結論:結局、中身はパソコンなんだろうな。でもMacよりも面倒な気がするぞ。

今回のは良い八百長試合だった

 説明はない。

結論:結論もない。髪形は変だった。

木曜日, 12月 21, 2006

植草氏裁判続報

 検察側の事件を目撃した証人が口を滑らせて植草氏を捕まえたのは「私服」だと言ってしまったらしい。世の中で制服、私服と言う言葉を使われるのは、高校生以下の学生、軍人(自衛隊員)、消防署員、警察官位しか知らないのだが、学生以外はどういうわけか役人のような気がするのは私だけだろうか。まあ、普通に考えれば消防や自衛隊を私服とは言わず逆に制服組とか言うはずなので、明らかに警官だったとの発言だろう。それもご丁寧に二人だ。どう考えても嵌めてやろうと後をつけ回していた公安と言うのが一番すっきりその状況を表していると思う。以下に傍聴した人のメモを引用したい。

--------- 引用開始
本日の証言の前に、蒲田警察署で6〜7時間、検察でも4回も行ったそうで十分の特訓を受けたのでしょう。さすが検察の質問には途切れなく見事な受け答えをしていました。事件を目撃し、すぐに渡辺誠という友達にメールを送ったそうで、そのメールが証拠物件として提出されていました。
長いメールで、何回かスクロールがしてあって、その写真が何枚か出されていたのですが、最初の画面でバッテリーが空になっていたのに、後の方ではバッテリーがフルになってたのはおかしいと裁判官が質問したら、充電器を借りて充電しながらスク
ロールしたのだそうです。スクロールというのは、そんなに電気を食うわけがないでしょう。ねつ造は明らかでしょう。その男性とはどの位の割合でメールのやり取りをするのですかという問いに答えられなくて1週間に一回とか半年に一回とかですかという質問には、そうですと答えた。
半年間もメールを出さないかもしれないような相手に、事件の直後メールを出すとはおかしいでしょう。送信メール49/50
となっているのに、返信メールは134/200となっているそうです。
これは何を意味するのでしょう。
-------- 引用終わり

結論:実はこの証人も素人ではないと踏んでいる。公安と検察による自作自演だ。だからうっかり「私服」だと言ってしまったのだ。

ノロウイルスはテロ?

 ノロウイルスはテロか?などとおめでたい話をぶち上げるバカが世の中にはいるようだ(何かマスコミも面白がって騒いでいる)が、テロだったらやっぱりポロニウムみたいに完全に死ぬようなもんを使うに決まっている。身体の弱った年寄りや子供しか死にそうもない(亡くなった方のご冥福は祈りたい)細菌を使うなんてどう考えたってあり得ない話である。

 そもそも、こんなことになったのは妙にきれい好き、薬好きになったからであって、3秒ルールじゃないが落ちてるものでも平気でかっくらう根性があれば、ノロウイルスのようなものに出る幕などなかったはずである。

結論:最初は腹を壊すかも知れないが、みんなで腐ってるものでも喰う方が良いのである。

中川発言もみ消し?

 先日取り上げた中川政調会長の「原爆は犯罪だ」発言を後追いするマスコミはついに表れなかった。確かに多いに不味い発言であるがマスコミの長いものに巻かれる体質をまさに表している対応だろう。どう考えたって「核議論が必要」よりも問題発言なのに不問に付すのはまず過ぎるのではにだろうか。

結論:マスコミは政府を批判しているようで本当に都合の悪い事は一切書かないのだ。つまり核議論バッシングは世間の空気(核武装容認)を見極めた上でのマッチポンプ発言(煽るために反対して見せているだけ)に過ぎないと言う事だ。何と恐ろしい事だろう。

増税派のクーデター

 売国奴が総務大臣をやっていたのに比べれば、愛人の一人や二人どうって事ないとは思うのだが、財政再建のために思い切った増税をやりたい財務省にとって法人税の引き下げなどを企てている男はよっぽど邪魔だったらしい。会長になった途端にスキャンダルをリークしたのだからこれは明らかにクーデターである。売国大企業の法人税を下げる必要など無いが、増税一本やりの財務省に任せていたのでは、所得税だってアゲアゲになってしまう。

結論:愛人を税金で囲うのはどうかと思うが、増税目的でチクルのもどうかと思う。

本間税調会長の辞任

 官舎に愛人を囲うと言う大胆な行動で注目の的だった本間税調会長が、一身上の都合で辞任する事になってしまった。本妻とは離婚する予定で囲っていた愛人とは事実婚(そんなことまで言ってはいないか?)状態と説明してくれていただけに非常に残念な結果である。これから、本格的な企業べったりの法人税の減額(大体大企業は法人税など納めていないじゃないか)などを行なおうとしていただけに、つまらぬ邪魔が入ったと思っている政治家も多いのかも知れない。愛人の一人や二人、国の金で面倒見てやれるくらいの大人の対応を出来ないなど日本人はいつからまともになったのだろう。

 それにしても十何年前から別居状態の本妻は離婚のハンコを突かぬのは、何故かと問われ来年4月まで頑張れば離婚しても年金の半分を貰えるからと答えるほどのしっかり者(それで離婚しないとまでネットでは言われている)。きっと結婚生活は寂しかったに違いない。

結論:竹中、本間と経済を狂わせてきた連中が政府から追い出されている。また、年度末までにUSENと楽天もやられるという話も聞く。やっぱり悪い事には素人(在日とか同和とは深読みしないでね)が手を出してはいけないのである。それにしても今回は本当に一身上の都合だったな。

Wii一人勝ちか?

 出る前から考えていた通りの動きになっているゲーム器の戦いだが、マクロミルのネットアンケートの結果は、まさにWiiに敵なしの様相だ。Wiiの購入意向が37%に対し、PS3は24%、Xbox360に及んではたったの5%だ。

 欲しくない理由の第一番は、PS3は高いから、Xbox360はやりたいゲームがないからとなってしまっては戦いなどと言うレベルの比較でない事は明らかだ。私が経営者ならXboxは日本撤退、PS3はBD未搭載のゲーム専用の廉価モデルを販売するだろう。

 こうなってくると、スーパーファミコン全盛時のように任天堂が傲慢な取引を再開するのではないかと、ちょっと心配になってくる。一部雑誌で書かれ始めたようなSONYゲーム撤退と言うのだけはやめてもらいたいと思う。

結論:だから言ったでしょ。ゲームに求められているのは単純に面白さなんだって。

水曜日, 12月 20, 2006

糞詰まりでは死なない

 長らく便秘は大腸ガンの原因だと言われてきたが、厚労省の調査でそれは謂れのない事だったと発表された。もちろん今回の結果だけでウンコが悪くないとは言えないが少なくとも糞詰まりに神経質になる必要はなさそうである。

 大腸ガンの原因は食事の欧米化と言われているが、これはウンコの量でなく質の問題だと判断すれば良いのだろう。菜食なら便秘でも大丈夫と短絡的に考えるは問題外だが、食物繊維が身体に良いのかどうかは疑問だ。

 大気汚染が無くなってもいないのに肺ガンはタバコのせい、胃ガンはピロリ菌(これは本当かも知れないし、そうじゃないかも知れない)、大腸ガンは便秘、肝臓ガンはC型肝炎(これは、ほぼ間違いなし)、子宮頸癌は爛れた性生活(誰が言った?)と、あまりにも短絡的に原因を決めつけてしまうというのは、如何なものだろう。

結論:抗がん剤は、ガンを直す薬でない事は間違いない(それこそ決めつけじゃないか)。

Xbox360

 あまり評判の芳しくないPS3ですら、既に1年前に発売されたXbox360の販売台数を超えたらしい。欧米では1,000万台も売ったと言うが日本では実売20万台(Wiiの初日の販売台数にも届かないと言う事)しか売れていないのだから呆れてしまう。少なくともテレビCMは、Tokioを太らせるだけで何の意味もないだろう。

 出た時に無かった事になるとは思っていたが、それにしても1年で20万台とは...発表当時のMacじゃないんだから、もう少しどうにかならないものだろうか。これで日本のゲームメーカーがWii用に一斉に雪崩を打つのも致し方ないかも知れない。

 あんなものが平気で売れてしまうなんて、アメリカ人はなんてバカなのだろう。

結論:Zuneだって日本では同じ運命だよ。

真実と事実 〜第十八条〜

 中国が南京大虐殺の映画を作ろうと動いているようだが、これに対する日本の反論も数の問題(30万はいくらなのでも多すぎる3万位だろうというのがそもそもおかしい)だけのため、虐殺があった事にされてしまったのである。さて今回はその南京に関してを書いてみたい。

南京攻略戦
定説:中華民国首都であった南京を徹底的な抵抗の中、日本軍が撃破して僅か3日で陥落させた。この作戦において日本軍による無差別の虐殺行為が6週間から2ヶ月間行なわれ、数万(日本側主張)から30万人(中国側主張)の犠牲者が出た。
大本営発表:中国戦死者8万4千名。日本軍戦死者400名。(こんなに戦死者を出していながら戦闘はわずか1日なのだから、攻略後非戦闘員をなぶり殺ししたと判断されたのは無理もない)
事実1:当時、南京方面に展開されていた中国部隊は総数5万ほどであった。
事実2:南京にいた一般人の総数は20万弱であった
事実3:南京に入城した時には中国軍は既にいなかった
事実4:複数の門から入城したが、ほとんど抵抗はなく自部隊以外が激戦だったと判断した
事実5:5万も兵がいる要塞を僅か数時間で陥落させる事など不可能である(原爆でも使えば別だが)
事実6:攻略後数日で馬による入城式を行なっている(それ位に平常になっていたし、死体が無かったと言う証拠)
事実7:攻略軍の主力は上海派遣軍であり総数2万(敵総数数十万とすれば、相手が丸腰であっても単なる小銃で全ての人間を殺す事は不可能)。
事実8:攻略後、僅か数ヶ月で南京の人口は30万人を超えた(30万人も虐殺中の場所へのこのこやって来るバカなど聞いた事がない)。
私の視点:南京に攻略戦などは無かったのが事実である。中国軍戦死者数の内8万人は嘘八百の数字だろう。日本軍の消耗度合(400名)から見て、多く見積もっても4,000人以上の被害があったとは考えられない。敵が抵抗してきたと仮定して5万の軍隊を相手にして無傷で勝つ事などあり得ない。つまり撤退のための時間稼ぎの僅かな抵抗以外は無かったの無血入城だったのだ。それなのに軍部は戦果を多大に見せるためにあり得ない数字を発表し、戦意高揚の材料としたわけである。

結論:そもそも、南京攻略などと呼べる戦闘はなかったのに、それを大々的に宣伝したのは日本軍の方だった。結局、南京大虐殺は日本が始めに法螺を吹いたのが悪いのである。

日銀の真意

 日本政府のドル一本やり(外貨で米国債を買い漁る)は有名だが、長い間日銀も同用にドルで外貨を持ち続けていると考えていたのだが、日銀は既にユーロへのシフトを強め、外貨の30%をユーロに、そして5%をポンドに切り替えていた。資金の3分の1は既にヨーロッパ通貨に替えていたのである(額にして1兆7000億円)。

 これは、大株主であるロスチャイルドの意向が反映されているのだろうが、それにしても僅か5年間でユーロの保有比率を倍にしてきたと言うのは反米的な行為と言われても仕方ないくらいだ。ドルの暴落(下落ではない)を織り込み済みの戦略なのかもしれない。

結論:政府はアメリカに盾を突く事が出来ないが、ロスチャイルド系列の日銀はアメリカの顔色など窺う必要がないという証拠かも知れない。

そのまんま東「脱お笑い」路線?

 何の恨みもないが、言うに事欠いて”そのまんま東”が宮崎知事選に打って出る。本人曰く「脱お笑い」路線だそうだ。

結論:申し訳ないが「脱お笑い」ではなく、これこそ本当の「お笑い」だ。

月曜日, 12月 18, 2006

今度はダウンロードで

 iTunesストアで映画のダウンロードを行なっているが、それに対抗しようとSONYもPSP用のビデオダウンロードを来年早々始めるようである。現在、Appleが行なっているのはiPod用の映画(640×480のフォーマット)と言えるかも知れないが、SONYはPSP用と言う事らしい。PSPと言えばUMDと言う独自のディスク(ニッチ商品だ)フォーマットのため、既に映画会社は対応をやめ始めているらしい。つまりプラスアルファの発想と言うよりは、仕方なくと言うのが正直なところではないだろうか。

 Appleの映画の販売がどれくらいうまくいっているのかは、Appleの経営者ではないので不明だが、来年中には1億台を越えるiPod(ビデオはその内の一部だが)対応のストアと、わずかなパイしか持たないSONYのストアで同じように利益を上げられるかは疑問の余地もないだろう。

 というか年が明ければAppleは、現在iTVと呼ばれているデバイスを正式に販売開始するが、それに合わせるようにHDフォーマットのビデオをダウンロード販売し始めるだろう。そうなったら、また半歩も一歩も遅れた決断年か言い様がなくなる(かわいそうだから、さすがに周回遅れとは言わない)。

結論:たまには先手を打ったらどうなんだろう。

リトビネンコ暗殺雑感

 リトビネンコ暗殺で一躍有名になってしまったポロニウムだが、あんな足のつきやすいものをプロの諜報機関が使い事はない。だからFSBが関与していると言う話は全く馬鹿げている。佐藤優氏の指摘によれば、諜報機関が暗殺を行なう事はあるが、それは暗殺かどうか分からないような方法を使うに決まっていると言う事だ。要するに諜報機関が暗殺を行なう場合には暗殺とは分からない方法を使うか、明らかに暗殺を行なったと分かるような方法しか使わない(武装集団を乗り込ませて銃撃するなど)。

CIA流暗殺(アメリカ):交通事故や飛行機事故などの不慮の事故を装う。出来ればいかにも事故が多そうな国で起きる。理由は国内での活動が禁止されているため。
KGB流暗殺(ロシア):自殺して貰う(自殺にしか見えない方法で死んで貰うと言う事だ)。日本みたいに自殺が当たり前の国では有効だが、キリスト教国では不自然以外の何物でもなくなる。今はFSB(国内)とSVR(国外)に別れているのでFSBがロンドンで暗殺に関与する事はあり得ない(シマを荒らした事になる)
公安流暗殺(日本):日本で一番多いのは今でも刃物で刺すというやつ。現場を見られていないと自殺にしてしまうのは、さすがにどうかと思うが...目撃された時のためにヤクザか自称右翼の犯行にする
SIS流暗殺(イギリス):恐らく行方不明でしょう。MI6と俗称されるが、そんな部署はない
モサド流暗殺(イスラエル):携帯電話などを利用した爆殺。誰が殺したかがばれる事は承知の上。確信犯。
ゲシュタポ流暗殺(ドイツ):拉致して、どこかで射殺して、どこかに死体を放置
DGSE流暗殺(フランス):軍の特殊部隊を送って相手の隠れ家で射殺

結論:ロシアのフィギィア・スケートで日本勢はどう見ても薬を盛られたとしか思えない負けっぷりだった。ポロニウムではないと思うが、ロシアが薬を使う時は殺すのではなく脅し(今回は日本選手の勝ち過ぎに対する警告)に使うのが伝統なのである。

FeliCa破られる

 SONYは今のところだんまりのようだが、FeliCaの暗号が破られた(すでに8月の事らしい)と言う話。前にも一度書いている事なのだが、FeliCaが使用しているセキュリティ(そう言えるかどうかは判断をお任せするが)は暗号なのだが、これがたった一つの共通鍵なのだ。つまり今回の情報が正しければ、世界中に出回っているFeliCa形式のカードやICチップ、携帯電話はもう危なくって使えないと言うこと。普通の人には利用できないが、その筋の人達はこれで不正にFeliCaから情報を盗んで決済に使う事が可能になったと言う事だ。

 これも既に書いた事だが、FeliCaはプリペイドとして小額で使う分には、共通鍵といういい加減なセキュリティでも被害は、中に記録されている金額までなのだが、クレジット(後払い)として使うようになってしまった現在、その被害総額はとんでもないものになる可能性がある。FeliCaが悪用される事件が発生したりすれば、その損害賠償額は今のSONYに耐え切れるような代物ではない。それを、予測(クレジット決済を始める前に変えるべきだったのに)していたのか知らないが第二世代は共通鍵方式からアレンジしているようなのだ。

結論:処理時間などの利便性(定期はそれで良いが)しか、考えていなかったFeliCaという仕様を欲を出して決済にまで広げた罰と言えるかも知れないが、暗号を破られたのが本当だとしたらもうSONYには対応不可能な問題なのである。

菅沼光弘って何物

 元公安調査庁調査第二部長という肩書きを持つ菅沼光弘というおっさんのとんでもない本がある『この国を支配/管理する者たち—諜報から見た闇の権力』の一見をお勧めする(私も未読)。さて問題の内容はと言うと...

ヤクザ:60%が同和で、30%が朝鮮で、残りがバカな日本人
亀井静香:ヤクザ(山口組系)から直接金を貰っていた
野中広務:同和出身。野中の資金源であるハンナン(同和)を潰されて政治生命を絶たれた。
ハンナン:山口組系の同和組織
鈴木宗男:ハンナンと関係が深い。野中に辞めてもらうために鈴木宗男逮捕で脅しをかけた
山口組:後藤組をハジメとする。ITなどのヨコモジ企業を使って資金を蓄えてきた山口組系は国策捜査で上げられた
小泉純一郎:稲川会をバックに持つ唯一ヤクザを恐れない政治家。山口組系を徹底的に叩く戦略を実行したが、その玉は稲川会が全面的に守っていた。小泉改革とは、山口組利権を潰して稲川利権を復活する事だったのかも知れない(これも本に書かれているかどうか不明)
稲川会:佐川急便問題で、金丸信(稲川とつるんでいた)の跡目を狙う野中(山口組系)に痛い目にあっていたので復讐の機会を待っていた(この話が出ているかどうかは知りません)

まるで、私が書くような基地外っぷり。

結論:この人バックに誰が付いているのだろう。

自殺で責任は取れない

 いじめが原因で子供が自殺した学校の校長が自殺すると言うお粗末な事件があったのを覚えているだろうか。自殺に対して全く知らん顔も困るが、死んじゃいけないよと言わなきゃいけない立場の人間が問い詰められて(いじめか?)死んじゃったら、何にもならないのである。古くから日本には桜のように潔く散るのが男らしいというわけの分からない理屈がはびこっている。

 死んでお詫びするのが一番の責任の取り方だと言うのは実は死者を(変な風に)大事にする国だけに成り立つマイナーな考え方だ。恐らく自殺を美談扱いするのは日本だけだろう。日本人から見て自殺に見えるジハード(自決行為)は神のために死ぬのであって我欲で死ぬわけではない。私は昔から自殺には完全に否定的だ。同様に臓器移植にも反対だ。全然違うと思う方に説明すると私は典型的な運命論者なのである。人は成るようにしか成らないし、成るようになれば良いと考えているのだ。天に与えられた寿命を全うするのが生物に与えられたもの、それを人の意図で細工してはいけないと考えている。

 話が横にそれたが、自殺と言うのは一番卑怯な方法で責任など取った事にはならない。それを校長とあろうものがやるのだから言語道断だ。亡くなった方には申し訳ないが、そんな人間が校長をやっているような学校でいじめで自殺者が出るのは当たり前なのだと思う。校長のやるべき事はいじめの原因となったもの公表し、その者たち(生徒か教師かは知らないが)にきっちりと責任を取ってもらうのが本当の責任の取り方だろう。その後で頭でも丸めて山にでも籠れば良いのだ。

結論:教師でも校長でもないのに無責任な事を言っている。自己中心的な私には人の責任までは負うきがないから教師になるなど一度も考えた事がなかった。それを持ちもせずに平気で安泰の就職先として教師を選ぶような奴ばかりだから、今のような状態に成ったのである。まず自分が教師になれる人間かどうかをよく考えて欲しい。

ホンダのビジネスジェットが好調

 まだ販売されていないホンダのビジネスジェットの受注が好調なようである。大型旅客機とは違うが速度などは亜音速。低燃費なんて無視してエンジン出力を上げていけばホンダお得意のF1型のマシーン(要するに戦闘機だ)への道をつける事が出来そうな話である。三菱のようにライセンスやノックダウンばかりで軍事やってますなんていう情けない話と違ってフリーハンドで動けるホンダのほうがよっぽど将来が明るいのではないだろうか。

 三菱はモックアップなどを作って次期支援戦闘機商戦に名乗りを上げたりしているが、どう見てもアメリカの戦闘機のパクり(一回り大きいと言うのが泣かせる)に過ぎない。あれじゃ中国のパクりを笑えないのである。F2支援戦闘機の仕事が切れ(高い上に欠陥品だったので調達中止)、国産旅客機MJ(三菱ジェット)の受注で糊口をしのごうと生産計画(机上の空論?)をぶち上げたりしているが、独占軍需企業という地位にあぐらをかいていただけの会社に将来はないのである。

 ホンダは自動車でディーゼル・ハイブリッドを近々出してくるようだが、航空機もハイブリッドにするなんて言うとんでもないことを...それはないか。どちらにしろエンジンの設計はジェットだろうがなんだろうがホンダのお家芸。ビジネスジェットで手に入れたノウハウを元に、戦闘機へとまっしぐらだ。

結論:ホンダが軍需にいくと言う話は全くないが、やる気のあるところが何の後ろ盾もなし(三菱のように官需じゃない)に、独自にジェットまで密かに作ってきたのだ。これは自動車に参入した時と全く同じ構図。少なくともやる気は十分と見た。

パトカーに頭突き

 とんでもないというかやっぱりというか、凄いのが居るものだと感心したので、勝手に転載したい。朝日のネットニュースからの転載を以下に。

 ”窃盗事件を捜査していた長田署員が、マンションのエレベーターホールにいた同区の無職少女(15)に職務質問し、任意同行を求めた。少女は地面に寝転がって抵抗。署員がパトカーの後部座席に乗せようと体を起こしたところ、少女はパトカーのリアガラスに2回頭突きして、ガラスを粉々に割った。同署員は少女を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。”

 こいつのチョーパン(語源は朝鮮人のパンチだが、差別語だろうか)は本物だ。リアガラスとフロントガラスのどれくらいの強度差があるかは知らないのだが、硬いのは間違いない。ジジイじゃないのだから頭でかち割るような事はして欲しくないのである。

結論:植草氏に痴漢されたと言う自称女子高生もこの手合なんじゃないだろうか。

また言っちゃった

 核議論に続いて、今度は長崎で米軍の原爆投下は犯罪だ人道的に許せないと、北朝鮮の核保有問題に絡めて、またまた爆弾を破裂させた。恐らくこれは確信犯(あるいは酒でいかれている)。どうも、安倍内閣のトリックスターを自ら買って出ているように考えるのは私だけだろうか。

 ぶっちゃけた話言っていることは正論(だから誰も大っぴらには言わないのだが)。でも、がたついているアメリカにとっては言って欲しくない時に言ったとしか言い様の無い問題だ。これにはどんな意図があるのか、皆目見当がつかない。もしかしたら酒で口が滑った単なる口害なんだろうか。

結論:6カ国会議中に言うのは、かなり問題だ。

日曜日, 12月 17, 2006

核議論はいらない

 核に関して議論をしてはいけないと言うのは反民主主義だと言う考え方に変わりはないが、外交戦略として核議論をしないというのも一の手だ。これは社民党のような基地外外道の主張(戦争反対)とは全く違う理由だ。そうではなく、ワザと大っぴらにしないで(それでいて外に漏れるようにして)徹底的な核開発の研究を行なうのだ。政治家のバカが話に加わったって、どうせ何の建設的な意見など出ず、逆にその認識の低さが表に出てしまったのでは、世界の失笑を買うだけになってしまうからだ。

 それでは何を研究するか。現在の技術力と保有するプルトニウムから、どれくらいの威力(質)の核兵器をどれくらいの期間(時間)で、どれくらい(量)作れるか、それをどこで実験するか、そしてどれくらいの費用が必要かといった具体的な数字を出す研究だ。合わせてH2やM1ロケットを核ミサイルに転用するために必要な時間と配備する方法、ミサイルの開発に要する期間。これらを極秘裏に行なうのである。

 議論をするにしてもそれらのデータがなければ、会議はただのホームルーム(国会はそれ以下かも知れないが)になってしまう。膨大なデータを作った上で、日本は核武装などしないと公式に発表し続ければ、世界中は日本の真意を測りかね外交の大きなカードを手に入れる事が出来るのである。

結論:日本刀は抜かない事によって”日本刀伝説”を生み出したように、公開の核議論を行なわない事によって世界を威圧する武器を手に入れると言う方法もあるのだ。隠し事をするのが、外交の一つの大きな武器なのだ。

金曜日, 12月 15, 2006

いじめを無くすには?

 NHKを始めとする真面目な方々(バカにしてるんだぞ)は、いじめを無くそうと討論番組などを行なっている。しかし、討論をすると言う事は、いじめを無くす方法がわからない人が集まっていると最初に気付かなければいけない。そんな連中が、家庭の所為だ、社会の所為だ、学校の所為だといくら言ってみても全く意味が無い。テレビ討論などは、やってる奴らのマスターベーションに過ぎない。何故なら当事者が居もしないのにいくら騒いだって仕方ないのである。

 昔のいじめと今のいじめがどれくらい違うかは分からないが、一つだけはっきりしている事がある。実はこれがいじめの核心なのだが、誰もそれを指摘した事が無い気がする。いじめの原因は仲良しごっこにあるのだ。こんなことを言うと何をバカなと考えるバカが多いようだが、はっきり言おういじめの本当の原因は仲良しごっこだ。

 つまり誰とでも仲良くしなければいけないと言う間違った概念がいじめ本当の原因なのである。戦後の(特に戦後と言う意味だ)日本人は、民主主義を仲良くすることだと思い込んでしまった。しかし民主主義は決して仲良くする事ではない。意見が合わないから話し合いをしようと言うのが民主主義の本質だ。話が横道にそれたが、今の日本の一番の問題点は仲良しと仲良しごっこを同じ事だと考えている事にある。

 携帯の登録数が友達の数だなどと言う奴らがいると言う事は、人間関係が仲良しごっこ(本当の親友などいないのだ)になっているのだ。親子も仲良しごっこ(本来親子は友達になってはいけない)、先生とも仲良しごっこ(師弟と言う言葉はどこへ行った)、社会とも仲良しごっこ(社会との関係は本来生きるか死ぬかの世界だ)、そんな生ぬるい(ニセモノの世界)で育てられた子供がいじめに耐えられるはずがない。同時に誰とでも仲良くしなければいけないと言う間違った考えは、多数について仲間はずれにされてはいけないと言うとんでもない思想を生み出してしまうのだ。それが今のいじめの原因なのだ。これを改めない限り、いじめは益々酷くなるのだ。それなのに、ご高説を垂れる連中は、みんな仲良くしなければいけないのになどと言っている。ようするに、何も分かっていないのである。

結論:いじめを無くしたかったら仲良しごっこを今すぐ止めることだ。常にタイマンを張って人とぶつかり合い(これは親子、師弟、同級生の全てだ)、その中で生まれてくる人間関係を中心に親子関係や師弟関係、友達関係を作る事が出来ればいいのだ。いじめを無くしたかったら誰とでも仲良くしようなんて言う愚の骨頂を止めるしかない。

木曜日, 12月 14, 2006

東京人と大阪人

 東京人(江戸っ子ではない)と大阪人(浪速の商人でもない)は、別な人種だと言う結果が出た(そんな結果は出ていない。ジョークだ)。それは違法駐車と言う事象を見るだけで明らかだ。どういう事かと言えば、大坂では導入直後は違法駐車の件数の減り方が少なく、その後はどんどん減っていったのに対して、東京では導入直後に明らかに減っていたものが現在は増えてきたのである。これで何がわかると言われれば言葉に詰まるが...そんなことはない。

大阪人
第1段階:勝ち負けで物事を考える
ようするに素直にお上に従ったら負けだとまずは考えたわけだ。
第2段階:損得で物事を考える
結局、前のようにごり押しが通らないので損をすることが明らかになった
第3段階:違法駐車はしなくなる

東京人
第1段階:違反で捕まると面倒だ
取りあえず違法駐車をしなくなる
第2段階:駐車場を確保するのはもっと面倒だ
結構みんな平気で違法駐車している
第3段階:金で済むなら面倒じゃない
平気で駐車するようになる
私の視点:どうだ。全く違う精神構造じゃないか。東京人は金で片が付くのなら気にしないが、大阪人は金を出さなければいけないくらいなら我慢できるのだ。

結論:東京人は面倒くさがりで辛抱が無く(飽きっぽい)、大阪人は意地っ張りで欲張りなのだ。

正直者

 退職が決定しているMicrosoft幹部のオールチン氏は正直者で有名だった。それが災いしたと言う話だ。「顧客が何を必要としているかをMicrosoftは分かっていない」「Microsoftの社員じゃなければ、Macを買っている」とゲイツとバルマーに宛てて書いたメモが裁判の証拠として表に出てしまった。

結論:正直過ぎて退職する事になったわけではないのだろうが、確かに正直過ぎるように思う。

面積で来たか

 北方領土返還問題で、麻生外務大臣が画期的な私案を出してきた。数ではなく量で半分を返せと言う事らしい。確かに4島のうちの2島と言ったって、国後、択捉と歯舞、色丹では雲泥の差がある。一升瓶とお猪口。琵琶湖と石神井公園。ジャイアント馬場と猫ヒロシ、ソープランドと...以下自粛。

結論:さすがは理系面積出来たか、私なら4島はいらないから満州割譲をプッシュしろとか言っちゃいそうである。

これからユダヤ狩りが始る?

 911がユダヤの陰謀、イラク攻撃がユダヤの差し金とどうも本当の事がどんどん表に出てきて(本当かいな?)、さらにクリスマスだからと空港にツリーを飾るなら嘆きの壁を飾れ(いくらなんでもこれはないが、ユダヤ教の燭台も飾れとは言ったらしい)などとユダヤ教の指導者が騒いで結局クリスマスツリーを撤去したらしい。

 長引くイラク駐留で死ぬのはアメリカ人。流石にユダヤ人に対する一般アメリカ人の目は厳しくなってきていたのに、こんなバカな事をしてしまったのである。ドイツ人は理屈で動くが、アメリカ人は感情で動く。ドイツは理屈が破綻してホロコーストなどと言われたが、アメリカ人なら銃でなぶり殺しだ(だってリボルバーで1秒間に8発も撃つおっさんがいる国だ。

結論:アメリカのユダヤ人の人達はヒゲを洗って待った方が良いだろう。さしずめウォールストリートが、21世紀のマサダ砦になるのだろう。そして”嘆きの壁通り”に改名だ。

電通のボッタクリ体質

 私が勤めている部署は非IT企業のシステム部門だが、インターネットが始る前のjunetの時代からネットを使っていた関係からインターネットに疎いわけじゃなかった。Webが始った当時社内の一部署(広告関係だ)に、電通の営業がホームページを作りませんかということで話を持ち込んできた。結局そんなもの社内で作るのでいらない(ウチはIPアドレスのBクラスを持っていた)とことで最終段階までは進まなかったのだが、何と電通はフロッピー1枚に収まるページデザインに、2千万と言う信じられない金額を吹っかけてきた。こちらは素人ではないのでお引き取り願って結局数百万の出費で済んだが(問題の部署のチーフが勝手に話を進めていたのでただには出来なかった)、あの時以来広告屋は信じていないのである(そこに入ろうと考えていたのが生涯で一番の汚点か)。

結論:電通のボッタクリは今に始った事ではない。そもそも広告屋とは言え、あそこは代理店(ようするに単なる口利き屋)。大手ゼネコンと同じで下請けに出す仕事から、金を抜いて生きているだけの寄生虫なのである。もちろんOKをだしたチーフにはキックバックが入る約束だったのかも知れないが...

銀行に法人税を払ってもらおう

 銀行はまさにバブルに沸いている(泡銭とも言う)。何しろ潰れかけた時は公的資金をあれだけ注入してもらっていながら、この好決算時に法人税を一銭も納めないで済むと言う不合理(法律の不備だ)がまかり通っているのだから、笑いが止まらない事だろう。大手6行で3兆円を超える利益を出しているので、そのまま課税されれば法人税額は9,000億円になろうかというのに、政治献金を上納する事で済ませるのだそうだ。

結論:だから金貸しは賎業だって言ったでしょ。生まれ育ちが悪いのだ。

数字のマジック

 戦後最長の”いざなぎ景気”を越えたと言う現在の景気。実感が無いのになと思っている方も多いのではないだろうか。実感が無い事を誤魔化すためか、企業利益のほうが個人消費よりも上回っていると言う話をされると何となくそうなのだと納得してしまうのは悲しい限りだが、仕方がない。

 でもここできちんと”いざなぎ景気”がどういうものであったかを調べればことは簡単。確かに期間は、57ヶ月で現在の方が既に長い好景気だとは言えるが、当時は年率11%を越える成長率(もちろんインフレ率もそれに応じて高かったが、少なくとも毎年必ず給料が上がり失業もほとんどなかった)が5年も続いたのと実質2%の成長が同じ印象を持つはずはないのである。

 そもそも、5年間に1.6倍に成長したのと5年間で1割増えたかどうかを比較する事自体に意味があるのか。私はないと思う。経済指標を見て一番都合の良い数時が単に期間だったので越えたと騒いでいるわけだが、そんな姑息な事をするよりは、インフレターゲットで気分をバブルにしてしまう方が景気が良くなったと実感できるだろう(バブルは流動性が異常に高くなっただけで好景気ではないのだが)。

結論:政府が何と言おうが、マスコミは”いくら好景気を演出しようとしても、だらだらと5年も経ってしまった”と欠くのが本当じゃないだろうか。そう書けない理由は、庶民の生活は停滞しているのに、銀行やトヨタは史上最高の利益を上げ泡銭を稼いでいると言うことが表ざたになってしまう事が分かっているからなのだ。スポンサーに不利な書き方は出来ないと言う事なのである。

水曜日, 12月 13, 2006

木炭と爆弾

 太平洋戦争が始まると日本は石油の急激な逼迫から木炭バスなる物が登場した。片やアメリカは焼夷弾(ガソリンとゴムから出来た簡易爆弾)やナパーム弾(まだ開発段階であったがガソリンをふんだんに使った爆弾)を作るくらいに十分な石油があった。こんな国と戦争をして勝てるなどと考えたとは到底信じられない。ということはそこまで差があることを誰も知らなかったと言うことなのだろう。知らないと言うことはまさに恐ろしいものだ。

 そんなに差のあった国が短期間でここ迄繁栄できたのもアメリカの統治国家になったから。一日も早く、ハワイのように州に格上げにならないものだろうか... 

 戦争が始まると日本はアメリカの情報を全く集めなくなってしまった。本来ならば対戦相手の情報はどんなことでも細かく情報を集めるのが本当なのに、日本は英語を話せることさえ許さないという(ここでも言霊だ)訳の判らない論理で一切の情報を遮断してしまった。対するアメリカは日系人や日本語を理解する人間を召集し、士官として軍務に就けたのである。

結論:結局、木炭と爆弾の差であった物が、最後には竹槍とB-29の差になってしまった訳だが、これはひとえに戦いに対する姿勢が違っていたことが一番の原因だったのだろう。相手の戦力をきちんと知っていたからアメリカは戦争が出来たし、日本は何も知らなかったから戦争が出来たのである。

真実と事実 〜第十七条〜

 ヒトラーと言えばナチス、ナチスと言えばユダヤ人の虐殺だが、今回はこの辺りを書いてみたい。

ユダヤ人虐殺
定説:アウシュビッツを代表とするユダヤ人強制収容所にドイツ支配下にあったヨーロッパ中のユダヤ人を収容し、ガス室に送り込んで600万人も虐殺した。
事実1:現在は総死者は150万に訂正されている
事実2:アウシュビッツにはポーランド人も多く収容されていた。
事実3:収容者の死因のほとんどはシラミを媒介にする腸チフスだった(アンネの日記のアンネも腸チフスで死亡)
事実4:ガス室と聞くとアメリカのガス室(死刑道具)を思い浮かべるのは間違っている。ガス室で使用されたチクロンBは当時ドイツで一番使われた殺虫剤(シラミ取りで日本人に使われたDDTみたいなものだ)だった。アメリカ人ならば人間が死ぬまでに時間のかかるチクロンなど使わずに青酸ガスを使ったはずだ(アメリカのガス室で使ったのは青酸ガスだ)
事実5:ナチスは元々シオニズムの運動に反対していなかった
事実6:収容所に入ったのは反シオニズム(ヨーロッパから出て行かないユダヤ人)だった
事実7:戦況が悪くなるまで死者はそんなに多くはなかった
事実8:ナチスの高官にも多くのユダヤ人(ユダヤ系キリスト教徒)がいた
事実9:ホロコースト(元々はユダヤ人のいけにえを焼く儀式)
事実10:戦後の国際組織(国連やIMF)を牛耳ったのはユダヤ系資本家
事実11:戦後イスラエルは無条件に建国された(パレスチナを強制分割)
私の視点:旧日本軍と同じで戦争に負けて為にやったことが全て悪い方にねじ曲げられているように思う。もちろん収容などせずにアメリカの無差別爆撃で死なせていればこんなことにはならなかったのだが、カチンの森の虐殺と同じでしてもいないことをナチスの所為にしていることも多い。アウシュビッツだってカチンと同じようにソ連軍にやられた可能性だってある。

結論:そもそもの間違いは効率を考えてチクロンBを使って殺虫する部屋などをこしらえた事にある。また伝染を恐れて死体を焼却処分した事も痛かった。旧日本軍も戦死者をご丁寧に荼毘にふくしたために焼き殺したと誤解され戦犯として死刑になったりしている。つまり状況証拠を並べて犯罪を作り出したのがナチスによるホロコーストかも知れないのだ。

談合

 世の中談合はいけないと言う(一見)もっともな意見でまとまっているが、談合=甘い汁という短絡的な考え方は如何なものだろう。確かに談合には悪い面も沢山あるが、究極の話し合いと言う民主的な側面もある。みんなの意見が一致をみたのが談合であり、そこで決められた価格が適性であれば談合には意味がある。

 完全競争と言うのは、まさに正義と見えるかも知れないが実は単なる弱肉強食。一番強いものが弱いものを食いつぶした後、寡占と言う名の独占状態になれば価格はまさに勝者の言い値になってしまう。これが正しいと言うのならば、そんな奴は日本人じゃない。

 マスコミも談合を批判する前に特殊指定や再販制度、記者クラブなどのカルテルを解体したらどうだ。それもしないくせに談合と騒ぐが、宮崎の談合なんて大手ゼネコンから地元(県で作った業者)を守るためだったもののような気がする。

結論:談合には悪い談合もあれば、良い談合もある。全てを一緒くたに扱うのはただのバカである。

金融行政

 住専破綻、銀行破綻、生保不払い、サラ金取り立て、損保不払い。

結論:それまで金融行政は何をしていたのだろう。

今更A級戦犯合祀を問題にするすっとんきょう

 そう知っている人も亡くなってしまったので(生きている奴はくたばりぞこないだって)と考えているのかのような暴論を吐くバカが自民党にもいる(というか遺族会の会長は、不思議なことにいつのまにか朝鮮や中国にキンタマを抜かれてしまうのだ。こう言うのを工作と言う)。彼らの言い草は、いわゆるA級戦犯の合祀を行なったのは一部の右翼だったというものなのだが、これは今は無き社会党や今でもある共産党を含めた当時の国会で全会一致で採択されたものだ。つまり本当の意味の国民の総意(それとも当時は共産党も社会党も軍隊の復活を恐れて心にもないことをしたとでも言うのだろうか)だったのだ。

 今更、チャンコロなどに言われて分祀だなどとふざけたことを言うんじゃない。軍事裁判で死刑になったものは全没。戦没者は靖国に祀るのが日本の伝統。伝統を蔑ろにするような奴は日本人じゃない(福島瑞穂、土井たか子、筑紫哲也、本多勝一、御免日本人じゃなかったね)。

結論:帰化した人の意見で一々国の考え方を変えたのでは国などは成り立たないのだ。帰化した人がまず歩み寄るのが筋なのである。いやなら帰化するな。

すわ憲法改正か?

 社民党の発行する雑誌「月間社会民主」の表紙にアジアから憲法を変える”と見出しを打っていたらしい。国会ではあんなことを言っていても実際にはちゃんと考えているんだなと安心していたところ、”「訂正とおわび」10月号の表紙と、2ページ目のタイトル「アジアから憲法を変える」は「アジアから憲法を考える」の間違いです。訂正しておわびいたします。”と追記があった。

結論:こんな大事なことを間違えましたって、なんて政党なんだろう。

民主党政権でアメリカ離れ

 ききしに勝るバカ大統領(盧武鉉は基地外)の共和党が中間選挙で惨敗したが、もしも次の大統領が民主党になるのならば遠慮なくアメリカと手を切る方が良いかも知れない。伝統的に民主党は日本には敵対的で(ケネディが日本びいきだったなんて聞いた事がないだろ)、先のクリントンの時代などは、まさに日本いじめとしか言えなかった。

 というわけで、もしもヒラリーが大統領になるような事態にでもなったらアメリカ国債を売り払って自律自存の道を歩むべきだろう。共和党(大人だ)ならば少なくとも日本に多少吐きを使い蔑ろにするほどの大人げない態度をとることはないが、元を辿れば赤(サヨク)に行き着いてしまう民主党は日本よりもお隣の赤い国にご執心なのだ。

結論:共和党政権のうちに憲法を改正し、自衛隊を軍隊に昇格させ、もう少しまともに発言できる国になるべきだろう。もちろん核武装なんかはしないぞ。

日本でディーゼルの旗色が悪いのは?

 日本では排ガスの規制などで妙にディーゼルが悪者扱いされている。もとはトラックなどの大型車の排ガスの問題なのだが、規制をクリアしている乗用車でも何となく悪いことをしているような妙な雰囲気があるのは事実だ。でも、これってヨーロッパなどディーゼルが当たり前の国からすると非常におかしな空気なのだが...

結論:面倒くさいので結論を言ってしまえば、日本を代表するトヨタにはまともなディーゼルの技術がないため、ディーゼルの良さをアピールすることはトヨタを敵にまわすことになる。ただ、それだけの理由なのである。Hondaがディーゼルのハイブリッドを出しそうなので、慌てていすゞと提携したのである。

日経新聞がダメなわけ

 経済を知るために日経を読むと言うおめでたい人達が世の中には少なからずいるようだが、あの新聞を読んで経済がわかるようなら、読まなければもっと分かるに違いない。何故かと言うとあの新聞(他も出したかも知れないが)で提灯を上げてもらって、泡銭をせしめた企業は多い。特に、その後詐欺で捕まったMCTIや未来通信などは日経ではいっちょ前にIT企業として抗告も記事も書かれていたのだ。

 その責任を取って日経の社長がやめたと言う話を聞かないところを見ると、日経の紙面(少なくとも経済面)を飾る記事にロクなものがないと疑う位の理性は持ち合わせるべきなのだ。私のように株屋(証券会社とも言う)や金貸し(銀行とも言う)の世界を、賎業だと考えている人間から見れば、そんな賎業の業界紙にまともなことが出ているはずはないと言うのは当たり前のことだが、日経をクオリティ・ペーパーだと考える人にとっては、私の言い草など罵詈讒謗だろう。

 勢いのある事務所を悪く書けない産経(あれはテレビ局の下請け新聞だ)と、同じように金の集まっているところ(集まっているだけで実体のないのも多い)を悪く書かないのが日経新聞だ。そのせいで提灯と飛ばしばかりになってしまい、揚げ句の果てに詐欺のお先棒担ぎをやってしまうのである。それと最近はどういうわけか朝日以上に左に傾いている。

結論:日経は株の世界の業界紙なのである。商業サヨクである朝日などはもっての外として、一番リベラル(ジャーナリスト精神を失っていないと言う意味だ)な東京新聞を見習って欲しいものだ。

変態教師続報

子供の事故死写真をネットの上げていた変態教師の親が神奈川県製の本部長であったこと(プラス在日であること)は既に書いていたが、現職警官が人殺しをしてもみ消した時の本部長が問題の教師の親だったとは知らなかった。

結論:植草氏を嵌めたり(公安の手先?)、神奈川県警は本当に警察組織なのだろうか。

家電のあるべき姿

 薄型テレビにしろBDなどの録画機にしろ、あのリモコンは何なのだろう。そもそもリモコンの操作にマニュアルが必要になってしまったら本末転倒だ。場合によっちゃ、録画予約の操作をしているうちに番組が始まっちゃうんじゃないかと思うくらいに操作が煩雑なのだ。大体一度もそのリモコンを使ったことがない人間に操作できないというのは、Dr.ノーマンじゃないがユーザーインターフェイスが間違っているとしか考えられない。認知心理学の重鎮がすでに80年代から繰り返し言っている事が未だに疎んじられているのは、始めにハードありきで使う側を置き去りにして商品を作る事だけを優先するからなのである。

 まずインターフェイスを考え、それをどう実現するかでスペックが決定されるという順序を踏まなければユーザーがすぐに使える製品は作り出すことが出来ない。それが分かっているのは今は恐らくAppleだけである。iPodが売れた大きな理由はそのインターフェイスにある。別にAppleが意地悪をして他のメーカー品を排除したのではない。わずかなボタンで手探りでも操作できることと、音楽の管理はソフトに丸投げできるし、オンライン販売でも全く同じ要領だ。操作の簡便さはミュージックプレイヤー始って以来だろう。

 家電はすべからく、iPodのようにならなければいけない。見ている番組を録画するなら”録画ボタン一発”。番組予約も画面に番組表が表示され、番組表を選んで”録画ボタン”を押せば”録画予約”、”視聴ボタン”を押せば”視聴予約”と言う風にシンプルにするべきなのだ。デジタル放送ならそれが出来ない方がおかしい。”一発録画”と”録画予約”が全く別のインターフェイスになると言うのは実は間違っているのだ。

結論:日本の製品は昔からかゆいところに手の届く行き届いた使い勝手が自慢であったが、最近は開発者がボンクラになってただの頭でっかち(良い職人がいなくなってしまったのだ)になったのが原因だろう。ユーザの目を持たない人がものを作るなど言語道断なのである。使う側の気持ちを考えないような商品が価格以外で売れるわけはないのである。

薄型テレビの価格下落は過剰在庫整理?

 なるべくスペックの向上を小出しにして薄型テレビを長いスパンで売って儲けようとしていたメーカーは結局その目算が外れてしまった。オリンピックやワールドカップで売り切れることを目算に製産した製品が市上にだぶつき(ようするに作り過ぎただけだ)、一昔前のAppleのように無残な在庫整理に追われている。そのせいでスペックの差を理由にフルハイビジョン製品の価格を高く設定することさえ不可能になってしまったわけだ(そんなことをすれば、ハイスペック器が不良在庫になってしまう)。

 揚げ句の果てには液晶テレビ用の液晶の価格カルテルが存在すると日米欧一斉に独禁法違反の調査まで始まっている。何のために薄型に一機に移行したのかが分からない状態にさえなってきた。しかし、これはユーザにとっては非常に有り難い状況だ。たった半年前には手の出なかった商品が常識的な価格(出せる範囲)になってしまうとはまさか考えもしなかっただろう。

 まさにレッド・オーシャン万歳と言うところだが、これで家電メーカーはまさに地獄へとまた突き進んでしまったことになる。図体がでかいから大量販売をしなければいけない、大量に売るには利益をあきらめなければいけないというジレンマから誰も抜け出せないままなのだ。ここは一つアナログ回帰でもして他社が真似を出来ないような製品を出すしか生き残る術はないのではないだろうか。

結論:デジタル機器はCPUと同じでムーアの法則が働いてしまう。高性能なチップが出れば出るほど、高度な製造技術は要らなくなってしまうのだ。だからファブレスだというビジネスモデルで伸びた企業もある(Dellだ)が、それだけでは何にもならない。どうやって自社の商品をオンリーワンと認めさせるかを考えない企業には生き残る術はないのである。そのヒントは任天堂やAppleのやっていることにあるのだが...ゲーム器は簡単で楽しくなければいけない。音楽は簡単に楽しめなければいけない。理屈なんて使う側には必要ないのだ。

FFもドラクエも

 E3で既に発表されていたこととは言え、公式にドラクエが任天堂に戻ってくる。とは言え私はドラクエやFFをやったことがない人間。感慨深いとは言えない。しかし、PS以降任天堂を離れていた(DS用の焼き直しはあったが)両巨頭がDSやwii用として発売されると言うことは、PS3のゲーム不足が応えているSONYにとって大きな痛手になることは間違いない。既に販売されている7本のゲームのうち2本がマージャンゲームというのでは情けないが、有名なゲームがリッジレーサだけと言うのでは話にならない。

 wiiもゼルダしかないじゃないかと言われればそうかも知れないが、全く新しいジャンルのゲーム(”Wii Sports”や”はじめてのwii”、”縁日の達人”)が多くの顧客を獲得することは間違いない(恐らくハードの台数と同じだけは売れるだろう)。これは、任天堂の良い意味でのゲーム回帰が功を奏したわけだ(PSがあんなに持て囃されたのは当時の任天堂が横暴過ぎたからだ)。それに引き換えSONYはゲーム製作者を置き去りにして化け物のようなハードを開発。確かにスペックは文句の付けようがないが、既にゲーム機のレベルを超えてしまっておいそれと手を出せる代物ではなくなってしまったのだ。

結論:PS3はPS2の後継機ではなく、ゲームも出来るスーパーメコンピュータとして売る方が良かったと思う。

月曜日, 12月 11, 2006

平和と言う概念

 平和と言うのはどういう状態をさすのだろう。単純に言ってしまえば平和とは戦争がない状態なのだが、本当に戦争をしたことがない社会には平和と言う概念はない。つまり、それが平常であれば概念化はされないということだ。当たり前であればそんなものは存在しないのと同じだということだ。つまり平和と言う概念が存在する国は、それは努力しなければ得られないものだと理解しているのが前提になるのだ。平和とは天から降ってくるようなものではないのだ。

結論:日本人は平和をまるで権利だと考えているが、努力が必要だと言うことは義務だと言うことだ。平和を守るためには犠牲が伴うこともありうるわけだ。お題目を唱えていれば平和になるなどと考えている連中は平和が全くわかっていない、ただの”平和ボケ”なのである。

左でない人の人権は?

 殺人犯の人権まで守ろうと言う崇高(基地外ともいう)な理念の元、人権人権といつも騒ぎ立てる人権バカが世の中には一杯いるが、どういうわけか植草氏の人権を保護する気は全く無いらしい。強姦魔でも、殺人鬼でもないのに地検によって人権を蹂躙されているというのに人権派をきどる福島瑞穂から、植草氏の人権を守れと言う話は寡聞に聞かない。

結論:人によって対応を変えると言うのは、一番酷い差別じゃないだろうか。自分たちに有利になる案件ばかり人権人権と騒ぐのは、ただの御都合主義である。

同和関係が司直に落ちた理由

 最近タブーであった同和や在日に対して司直の手が入る事件が続発しているが、何でだろうと書いたかと思うが、その理由がはっきりしてきた。今迄黙認してきた財務省がアメリカ(ホワイトハウス)から突き上げを喰って、ついに手を出さざるおえなくなったらしいのだ。

 その理由は、反自由・反民主主義の同和や在日の金が回り廻って北朝鮮の核開発などに使われ、結局アメリカの喉もとに合い口を突き付けられるような状態を日本が作り出したと言うことだったのである。共謀罪の目指すものも在日や同和の隠れ非国民を壊滅するのがその目的。それがわかっているからこそ、社民党のような同和や隠れ朝鮮人の巣窟は反対するわけだ。

 被差別出身者が上部を占めている大組織もやられる可能性が段々強くなってきている。このままであれば中川幹事長なども...現政権で一番ヤバイ連中と繋がっているからな。それと最大のタブーである創価学会をあげる事だ。これ無くして戦後の総括は終わらないのである。

結論:近いうちに西日本の同和について書いてみたいと思う。何故なら東日本とその成り立ちが全く違うようなのだ。

金曜日, 12月 08, 2006

Blue-rayはいらない

 PS3が苦戦している。これは供給が間に合わないこともあるが、それ以上にユーザのニーズにあっていない商品を売りつけようとしているからだ。顧客はBlue-rayディスクがPS3に標準搭載されなければならない理由を持ってはいない。それを持っているのは、Blue-rayを次世代DVDの標準にしなければならないSONYの方だ。

 顧客は欲しくもないオプションを無理やり押しつけられていると感じているが、SONYはその意見に耳を傾ける気はない。これがそもそもの間違いなのだ。任天堂のwiiは、DVDさえ見ることが出来ない(恐らくビデオを見られればその分ゲームに費やす時間が減ることを分かっているからだ)。来年末のモデルチェンジではどうやらDVDも見えるようにするらしいが、その時にはwiiがデファクトになっているという自信があるのだろう。

結論:今からでも遅くないSONYは普通のDVDを搭載した廉価版のPS3を発売するべきだ。それならば、製産が間に合わないなんてことは無いはずだ。まさに取らぬ狸の皮算用だったのである。

植草氏保釈決定

 サワリーマン(と呼ばれた)植草氏は、保釈も許されぬまま公判が始まってしまったが、やっと地裁が保釈(保釈金は600万円)を認める決定をした。殺人犯でもないのに約3ヶ月も拘留し続けた検察は早速、抗告したようだが、それはやり過ぎと言うものだ。

結論:さあこれで、また痴漢が出来るぞ。今度嵌められる時はきっと強姦罪だ。とはしゃいでたら地検の抗告が通って出られないよ〜。

イラクの影で

 イラク駐留の失敗ばかりが表に出てきているが、その前にアフガンが破綻する。アメリカが引き上げた後NATOが平和維持してきたのだが、それももう限界を迎えようとしている。一時期勢力を失っていたタリバンが、またぞろ復活してきているようだ。それもこれもアメリカ軍と比較したNATO軍の戦力不足が明らかなためタリバンが活発になってきたわけである。

 NATOはアメリカ軍によってタリバンはほぼ壊滅したという読みの上で、占領は簡単だと判断したわけだが、アメリカはイラクとの戦争が迫っていたので、ただ手を引いただけだったのである。

結論:このままではNATO駐留軍はもたないのだ。

また国策だ

 宮崎の談合事件は作られた事件である。そもそもあんな小さな橋で談合したとかしないとか騒ぐこと自体がおかしい。どう考えても安藤知事を排除するための国策以外に考えられない。2,068億円の橋ならば分からないでもないが、たった2,068万円の橋だ。農道にかかる橋で大騒ぎすると言うのは確かにおかしい。みんな橋と聞くと、ベイブリッジやレインボーブリッジみたいなものを頭に思い描いてしまうが、僅か5メートル(約8歩で渡り切ってしまう)の橋なのだ。

 確かに不正に規模の違いはないという正論(とは思わないが)を口にするのは容易いが、そんなことやっている暇があったらもっと大きな不正を声高に叫ぶのがジャーナリズムの仕事じゃないのだろうか。石原都知事の四男の話も小さいながら出てきているのも、どうも同じ流れに思えて仕方がない(石原知事が4選を目指すのもどうかと思うが)。

結論:これから道州制などに反対しそうな実力は知事がどんどんスキャンダルで潰される。これは既定の事実だ。ここは道州制の問題点を提起して、私の唱道する全国300藩制度を目指そうじゃないか。

真実と事実 〜第十六条〜

 また戦争だ。もう飽き飽きだろう。それでも開戦記念日だから行ってしまうのだ。

太平洋戦争
定説:鉄(屑鉄)と石油の輸入を止められた日本は、インドネシアなどの南方を支配下に置くことによって打開を図ろうとした。そのためには太平洋に影響力を持つアメリカと、南方を占領しているイギリスを叩く必要があり、マレーシアとハワイを同時に叩くという奇襲攻撃を仕掛け、これがその後の大戦へのきっかけとなった。日米開戦は日本が生き残るためには絶対に回避できないものであった。
事実1:当時制海権を取れる海軍を保持していたのは日英米だけだったが、英米と日本の間には大きな開きがあり、帝国海軍が太平洋を抑えることは不可能なことを帝国海軍は知っていた。
海軍の本心:勝てないことは一番分かっているが軍縮による予算削減は避けたかった。
事実2:満州事変は成功したが大陸侵攻にはてこずり、兵力削減や撤兵を考えていた。石油禁輸による物資不足を撤退の理由としたかった。中国を支配するのは無理と考えていた。
陸軍の本心:いつまで立っても埒が明かないことは分かっていたが、撤兵をすれば予算を削られ、また予備役が大量に発生し不満が高まることを恐れていた。そのうえ、陸軍の失敗を指摘されるのを恐れ、海軍の応援が得られないからという逃げ道が欲しかった。
事実3:近衛文麿は軍令部と海軍が対米戦争を避けたいのに、それを口の出せない理由を知っていた。そのためには陸軍に先に中国撤兵をさせなければいけないことも分かっていたが出来なかった。
近衛の本心:陸海どちらも米英を相手に戦争を行なえる状態でないことは分かっているので、説得に失敗した時に天皇の裁可を内大臣に取り付けてもらえば良いと考えていた。
事実4:敗北する恐れの高い開戦を天皇に助言しなければならなかった。
木戸の本心:近衛から天皇の裁可を依頼された木戸幸一は、二・二六事件の粛軍の実行者であった自分が撤兵による責任を取らされるのを恐れて言い出すことが出来なかった。
事実5:海軍は開戦できない理由を海軍力不足と言われたくなかった。
事実6:陸軍は中国の失敗を戦略のなさと指摘されたくなかった。
事実7:近衛は開戦阻止の失敗を自分の所為だとは認めたくなかった。
事実8:木戸は自分が粛軍の責任を取らされたくなかった。
私の視点:結局戦争の原因は突き詰めてみれば、お互い自分のメンツを潰されたくないというそれだけだったのだ。こんな状態で自分のミスや力不足を相手のせいに転化して悪いのはうちじゃないと責任を回避したために戦争を回避できなかっただけなのである。その結果が国民を死のどん底に落としたのだから、武士道が聞いてあきれる。

結論:
結局、誰も積極的にアメリカとの戦争を考えていなかったことが、日米開戦の最大の理由だ。戦争を想定していなかったからアメリカの実状を知っていたのはごく一部の人間だけだった。それは仮想敵国だったソ連と比較してみれば明らかだ。ソ連は仮想的だったためその実力は研究しつくされ、その結果戦うのは時期尚早ということで陸軍は動かなかった(ノモンハンを見ればそれは明白だ)。ようするにアメリカと戦う気が全く無かった(言葉としてはあったが、そんな気は誰もなかったのだ)ことが太平洋戦争の本当の原因だったのである。勝ち目がないことくらい軍人なら分かっていたのだ。

木曜日, 12月 07, 2006

植草氏はサワリーマンじゃない

 植草一秀氏の公判が開始されたが、84日も拘留されていたというのは正直な話異常である。流石に国策もここ迄来ると白けてしまう。世の中の人々は植草氏の目付きを見てそうに違いない(確かに怪しいのだ)と決めつけ、マスコミの7回示談などの報道(裏なんか取ってないだろう)が火に油を注いで、やっぱりそうだよねという空気を作り出してしまう。

 大体、今時屈強の男が二人も手ぐすね引いてるように待ち受けて痴漢を逮捕することなどあり得ない。そして、一度も口にしていない「私がやりました」を言ったのに覆したと言うデマ。そりゃ、警察の言っている事が本当ならば「なんて卑劣な」となるだろうが、警察が本当のことを言うなんて誰が決めたのだ。恐らく公安筋(関係の深い極道か地域課の刑事)が、でっち上げた事件に決っている。恐らく女子高生と自称する被害者も、それが専門(痴漢騒ぎでで金を脅しとるのが商売)のオバハンだろう。

結論:裁判官も変な趣味を持っていて脅されるようなことが無い人だと良いのだが。判決によってはこの前の誰かさん(裁判長)のように自殺なんてこともあったりするからな。

今度は三洋

 ノートPCはSONYだったが、携帯電話のバッテリーで三洋電気がやってしまった。それじゃなくても青息吐息の三洋電気。これでご臨終かもしれない。

結論:燃える携帯を個別対応じゃ不味いだろう。トヨタじゃないんだから隠せっこないぞ。

イラク問題の解決法

 泥沼のイラク問題。ベーカー率いる「イラク研究グループ」がブッシュ政権に助け船を出してきた。その骨子は早期撤退だが、金食い虫のイラク駐留(時代は違うが既にベトナムの戦費を超えようとしている)をやめて後はイラク自身に任せようと言う言う話だ。それにしても民主党の連中は戦争が下手だ(ブッシュは共和党の大統領だが、民主党のあぶれ者を使うからこういうことになるのだ)。今後正当な保守の意見が強く打ち出されてくるようだ(議会が民主党かどうかはこの際関係がない)が、さてお手並みはいかほどに。今回は各国のもめ事の処理の仕方を比較してみたい。

アメリカ流:自分の力を過信しているため。何事に関しても深入りし過ぎてしまい、自ら引くに引けない状況を作り出してしまう(今更関係ないとは言えなくなってしまう)。

イギリス流:フセイン捕縛だけを行なってその後は、自治政府に任せて後からとやかく言われないようにする。恩赦されようがなぶり殺しにされようが一切気にしない。(いつかはきっちり返してもらう)恩を売るだけに徹する。

イスラエル流:フセインに敵対する国を利用して自分では手出しをしない(アメリカはこれにやられたか?)。それで周辺までおかしくなってきた時にチャンスを利用する。

フランス流:どう転ぶか分からないものを極力相手にしないで、決着が着いてからしゃしゃり出てくる。

ドイツ流:後から自分の所為にされることはだけは避けたい(第二次世界大戦では、ユダヤ問題で酷い目にあった)ので、下手な手出しはしない。

日本流:黙ってアメリカの言う通りにするというのではあんまりだから、政治的ではなく経済的に解決するというのはどうか。自衛隊の替わりに土建屋と商社を送り込んで再開発に励む。

中国流:イラクの周辺国をけしかけてイラクに注意を引きつけておいて、チベットやウィグルを攻略する。

韓国流:とにかく北朝鮮と統一する。

結論:韓国は井の中の蛙である。

支持率なんて関係ない

 安倍内閣の支持率が早速50%を割ったようだが、そんなことちっとも関係ない。参院選までに北に何かさせれば一気に回復だ。いまここで余計なことをすると来年の参院選までに飽きられてしまう。どうせ解散はないのだから支持率なんて無くなったって戦前じゃないのだから怖くも何ともないのだ。

結論:北と南と中国にアメリカ。コネを持ってると良いよな。

石原真理子

 バカマスコミは石原真理子の男性遍歴をネタにテレビの時間潰しに暇がないようだ。正直あの手の女は大嫌い(そもそも顔が嫌いだし、頭が悪過ぎる)だ。それでもネタにしてしまうのは私の世間への迎合か、単にスケベ根性なのか。まあ単なるバカなだけだ。

結論:石原真理子は、ただの金に困った身持ち(それ以上に頭)の悪い女である。

週刊金曜日は隠れ右翼じゃないのか?

 前から媚中派の親分と思っていた元朝(鮮)日(報)新聞の本多勝一(在日)編集の週刊金曜日は悪しき商業サヨク雑誌だと思い込んできたが、ここに来てその考えを改めるべきだと考え始めている。何故かと言えば前にちろっと情報を提供した週刊金曜日のシンポジウム(週刊新潮に叩かれた件だ)が、どうも下手なヤラセ臭いのである。いくら基地外でも、あれだけのことをやれば見ていた連中は、反サヨクにシフトするに決まっていることを平気でやった(天皇を目の敵にする純粋な日本人など本当にいるのか?)のだから、彼らの本当の目的は反プロバカンダに違いない。

 つまり、基地外サヨクの振りをして実は世論を右へシフトさせるための工作を続けているのが週刊金曜日なのだ。佐高信やなどは本当にサヨクを信奉しているのかもしれないが(怪しいもんだが)、少なくともサヨク版総会屋の業界紙である週刊金曜日がやっていることは、本当の戯け(こういうのがいるのだから呆れてしまう)以外(大半の国民はそうだ)にとってサヨク嫌いを増やす効果しかないことは明らかである(それが彼らの真の狙いだろう)。どちらにせよ基地外に日本を任せるほど日本人はおめでたくはない。それを承知で基地外の振りをしているのが週刊金曜日なのだ。

 本多出身の朝日新聞でさえ、あまりにサヨクな社会部(社会グループに変更)を解体して、左寄りから右に路線を変更せざるを得なくなってしまった(偏向記事の所為で広告をとれない営業部によるクーデターだ)。商業サヨク(朝日新聞など)は、お金のために方向転換し始めている時代に広告も無しにやっている週刊金曜日に金を出しているのはサヨクばかりとは思えないのである。

結論:週刊金曜日はサヨクに見せかけた極右かもしれない。ナチスが実はシオニズム組織(イスラエル建国を望むユダヤ人の組織)だったようにだ。

最近の事件は保守化推進のため?

 子供の事故写真を掲示していた変態教師の父親が元神奈川県警本部長だったというのは知っていたが、元々実家がパチンコ屋(ようするにそう言う人達だ)だと言うのには流石にびっくりである。要するに通常は警察官僚の天下り先であるパチンコ業界から天上ったと言う珍しい人材だったのだ。その上、官僚を辞めた後天下ったのが水谷建設(朝鮮利権)だと言うのだから、お里が知れたものである。

 それ以外にも、奈良の問題(これは同和だ)や北朝鮮の核実験などこちらが望むような事件がタイミング良く(奈良の問題などは明らかに国策だ)表ざたになっている。これってやっぱりヤラセだよな。それも右に傾くような。今迄タブーであった朝鮮や同和に絡んだ話がマスコミ(まあ週刊誌ばかりだが)にのってくるのは、誰かの指図であることは間違いない。そして、それをさせているのは朝鮮や中国やアメリカなどと言う小さいものではないのである。

結論:アメリカの相対的な力が落ちてきているので、中国や日本に肩代わりさせようと言うのが彼らの企みだ。ここを上手に乗り切れればと思うのだが、日本人はそこまで頭が良くないのが残念である。

北朝鮮の核実験の真の目的

 もうあまり話題にはならない(一面を飾ることがない)が、北朝鮮の核問題は6カ国協議の一番の議題である。それにしても、さすがは安倍。小泉では拉致問題くらいしか持ってこれなかったのに、核実験を手土産にさせるのだから大したものである。憲法改正を目指す政権(それだけが目的だ)にとって、北朝鮮の核開発くらい条件に合った問題は出そうと思ったって、そうそう出せるものではないのに、いきなり追い風を起こしてくれた。

 言葉は過激ではないがやっていることは小泉以上に急進的。反対する連中はいるが今の自民党の敵ではない。さらに左寄りのマスコミ(朝日や毎日)は右にシフトし始め、一番右だった産経は左にシフトして朝日や毎日のポジションに近づき始めた。結局両者の歩み寄った地点が本来の目的だということだ。その上で、日経や週刊金曜日のような極右(勝手に決めつけている)が、極左の意見をワザと声高に叫んで一気に、気分を右へとシフトさせるというのが今のシナリオなのだろう。

 業界タブーであった電通のネタもどうやらガス抜き臭い。小さなグレー情報を出して、大きなブラック情報を隠ぺいする意図を感じざるおえない。知事が立て続けにあげられるのも、国策臭いし、やっぱり誰かが日本を根本から変えようとしている気がしてくる。

結論:北朝鮮は、憲法改正の工作に協力している親日政権なのである。もしかすると余りにも非常識な韓国もその仲間かもしれない。だって盧武鉉のせいで、世界は日本に理があると言う空気になって来ているぞ。あんな妄言は韓国にとってマイナスにしかならないのは目に見えている。

水曜日, 12月 06, 2006

戦争は固定資産を消耗品に変えてくれる

 軍隊の保有する武器はそんじょそこらの器械と違って目茶苦茶に高い。当然固定資産として計上しなければならないが武器として使ってしまえば一気に消耗品に変わってしまう。前の湾岸戦争の時などは旧式のパトリオット(スカッドを撃ち落とせないことは分かっていた)の在庫整理(賞味期限ギリギリだった)のために戦争を始めたとさえ口さがない連中(私のような人間のことだ)言われていた。

 それに引き換え今回のイラク侵攻は、新製品の追加注文が目的だったと言われている(誰も言ってないかもしれない)。取りあえず軍事産業と、破壊されたインフラを整備するハリー・バートン(チェイニーの古巣)などは、さぞかし景気のいい話になったのだろう。というわけで産業界は実は今後イラクがどうなろうと知ったこっちゃないということなのだ。

 戦争と言う強心剤頼りのアメリカの産業はこれまで潤ってきたが、うまく紛争を解決できない今回のような事例が続けば、それも立ち行かなくなる。うまく鞘を納めるにはやはりベーカーのような本当の策士が必要なのである。

結論:日本は戦争がないので吹っかけてボッタクルというビジネスモデルでやってきたが、憲法が改正されたら、そんな無茶な商売は出来なくなる。今から安くて良い武器を作るように産業構造を改めなければいけないのである。

火曜日, 12月 05, 2006

出来ない民主化なら独裁の方がよっぽどまし

 アメリカの理念(勝手な思い込みのことだ)の犠牲になったイラク。現在の内戦状態と比べたらフセインのころには治安は維持されていたし、少なくとも一般の人々は平穏だった。教育も中東では一番均一に行なわれていたし、イスラムには珍しく男女も平等だった。もしかしたらアメリカが余計なちょっかいを出さなければイラクは中東でも模範的な国家だったかもしれない。今更言っても仕方がないが...

結論:いっそのことイスラムに偏見を持っていない日本に全面的に復興を任せたらどうだろう。

外資系献金緩和の改正案、衆院通過

 今迄外資系企業による政治献金に規制があったことを知らなかった(在日の金は別なのか?)が、大幅に規制が緩和されたらしい。呉れると言う金を大っぴらに有り難くもらうことにしたのか。こっそり貰うよりも良いかもしれないが、ようするにロビー活動をもっとしてねと言うことだよな。

結論:朝鮮の金、それとも欧米の金。どっちでも良いけど魂の売るのだけはやめて欲しい。

サヨクの反対運動

 サヨクの反対運動には何の意味もない。反対するだけならば小学生にだって出来る。そんなことしかしていないのに、国から貰っている奴までいる(国会議員や、似非公務員などの穀潰しどものことだ)。前にも書いたが、福島瑞穂などイラクに対して何をしていると突っ込まれてNPOを応援しているなどと平気で宣うのだから、呆れてことばも出ないわけだ。

 反戦するならば現場に行って反対運動をする(イラクで人間の楯でもやれば良い)というのが、本当だろうにやっているのは日本の国会で「反対」ときれい事を言うだけ、これで反戦なら戦争なんて無くなるわけはないのである。

 復興や平和維持に自衛隊を送るのはおかしいというのなら、プロ市民はみんな現地に行って汗と血を流せば良い。それをしないで命が大切などという陳腐な論理で偉そうなことを仰るのだけはいい加減やめての欲しいだけだ。

結論:平和主義者は、軍隊は死にたいバカだと勘違いしているんじゃないか。軍隊は国民が殺されないようにするためにあるものであって、国民を殺すためにあるわけではない。

タウンミーティングは広告利権

 タウンミーティングでヤラセが問題になっているが、仕込まないとプロ市民という(サヨクの仕込み)特殊な人達にアジられるだけでミーティングにならないと言う実状があることも確かである。いくら仕込んだにしても少なくとも週刊金曜日のシンポ(あんなモノがシンポだと言うサヨクはやはり基地外だ)と比べたら(比べるのも失礼だが)まともであることは間違いない。

 じゃあ何が問題なのよとお思いの貴兄に、タウンミーティングの問題はヤラセよりも価格にあるよと言いたいのだ。確かに新聞でもこんなに無駄遣いしていると言う記事は出ているが、それはあくまでも役人の無駄遣いと言う表現でしかなく肝心要の電通や朝日広告(朝日新聞系列)の名を一切公にしていない。そこがおかしいと言いたいのだ。

 景気が良くなったと言われているが、新聞やテレビの広告はとっくの昔に頭打ち。パチンコと高利貸しや近未来通信みたいな詐欺商法(こんなのがスポンサーを出来るのはちょっと前までローカルだけだった)に頼ってどうにかこうにか広告収入を得ている新聞社が、電通や朝日広告(これは朝日新聞だけかな)と言えないその姿勢を問題にしているのだ(産経は事務局担当の電通社員に日当10万出していたと形で記事にしていました)。

結論:今回は私に内定を出さなかった電通には難癖をつけたいと言うただの私憤である。まあ広告屋が絡むと何でも高くなると言う見本である(こういうのをぼったくりと言う)。それにしても電通社員用の人件費(52回分)だけで7500万ていうのはやり過ぎだろう。ヤクザだってこんなにみかじめ料をとりはしない。

ベーカーでアメリカは持ち直すのか?

 ネオコンの回し者ラムズフェルドを切り、チェイニーの影響力を殺ぐためにベーカーが動いたことはもう既にご承知の通りだが、ブッシュ(ブッシュ43)がパパブッシュ(ブッシュ41と呼ぶとは知らなかった)の話をやっとまともに聞くようになったようである。これで、ネオコンとキリスト教原理主義の影響を最小限に抑えられれば、本来の共和党の良さが表れてくるはずなのだが、如何せん議会が民主党と言うろくでもない政党に...

 911以降のブッシュ政権は、難癖をつけて石油絡みの紛争をあっちこっちで引き起こしその利権を濡れ手に粟で手に入れられると踏んでいたわけだが結局どこもコントロールできなかった。これは、明らかに誰が見ても大義のない戦いを正義だと言い張ることは、今のアメリカの実力では無理なのに、ネオコンにはそれがわからなかったということなのだ。

 本当のことを言えば、ブッシュではなくベーカーが大統領になることを望んでいた。本当のアメリカの保守だからだ(決して良い意味で言っているわけではないが、ブッシュのようにバカではないのでネオコンが入り込むほど脇は甘くないことは間違いない)。恐らくベーカーならば、素人に疑われることなくブッシュがやろうとしていたことを達成しただろう。

結論:本当の保守は911のような素人臭いヤラセをイスラエルと一緒にやったりはしない。真珠湾の時代(これもやったのは民主党)は隠しおおせたかもしれないが、いくらなんでも21世紀にあんなシナリオを使ったら笑われるだけだ。

郵政民営化

 郵政民営化を政治問題化して騒いだ結果、自民党をぶっ壊すと言う公約は...

結論:こういうのを焼け太りと言うんだ。騙される方がバカなのだが。私が入れた共産党候補は今何をしているのだろう。私は決して右翼ではないのである。

月曜日, 12月 04, 2006

復党の次は報復

 片山さつきや、佐藤ゆかりは嫌いなのだが、幹事長に刃向かって来たことが腹に据えかねたのか(正当な理由もなしに委員会を欠席するのはなめているとしか言い様がないが)、委員会の委員をクビにし、海外渡航を禁止すると言う報復措置をとったのはちょっといただけない。

結論:野田聖子に逆らうと言うのはかなりリスキーなのだな。

革命だって金がかかる

 ここのページでは前から書いているのでご察しのことと思うが、ロシア革命は資本家の力で起きたものである(アメリカの独立と同じだ)。市民革命だとか労働者革命だとか考えている人は本当のお人よしだ。戦争と同じで革命にも金がかかる(戦力をどうやって作ると言うのだ)。失敗して国が破綻してしまうような革命は確かに市民革命だったのかもしれないが、それまでの統治者をなきものにしてまとめ上げる組織が作られたと言うことは間違いなく後ろで操っている黒幕がいたのである(まさかボルシェビキ革命が、労働者のカンパで成り立ったなんて考えていないだろうな。そんなにおめでたくなってはいけない)。

 ボルシェビキを煽動したレーニンもトロッキーもユダヤ系だ。アメリカのウォール街の金でロシア革命は成功したのである。単なる投資案件のひとつだった(日露戦争だってそうだ)に過ぎない。ロシアの石油利権(皇帝が持っていた)を得ることと、ドイツ・オーストリアを牽制することがロシア革命の本当の意味だったのである(第一次世界大戦中)。そして思いの外、革命がうまくいってしまい力を付け過ぎるのを恐れたアメリカは今度は、大戦で負けたドイツに資金をつぎ込み次の戦争(新たなもうけ口とソ連の牽制という一石二鳥)の準備をした。

結論:本当に金がなければ争いは起きようがないのである。まともな武器も持っていない北朝鮮でクーデータが起きたらそれこそおかしいのである。

タバコ吸わない運動したって天は人を許さない

 禁煙セラピーの指導者だったアラン・カー氏が肺ガンでなくなった。元々タバコを吸ったことがない人ではなかったので、天罰が下ったのかもしれない。死ぬほどタバコを吸っていても死なない人は死なないし、吸わなくったって肺ガンにはなる。大体癌の原因を全てタバコに帰結させようと言う意図が見え見えだが、少なくともタバコの煙で空が黄色くなると言うような話は聞いた事がない。どうムキになってみても排気ガスとタバコでは排気ガスの方がよっぽど環境に悪影響を与えているはずだ。そうじゃなければ、インディアン(ネイティブ・アメリカンと言う呼び方はインディアンと同じように差別的なのでインディアンで良いと思う。何しろアメリカ自体は完全に個人名が起源だ)はとっくの昔にタバコで滅びていたはずである。

 北京に駐在する外交官が肺ガンで死ぬ理由は明らかに中国の大気汚染が原因だ。それよりもタバコが危険だと言い張る奴は恐らく本当のバカだ。純粋酸素だって身体に悪いのに、わざわざ金を払って買うバカがいる。排気ガスに含まれる一酸化炭素(毒性が高い、窒息死)、炭化水素(神経症状を発生)、窒素酸化物(大気汚染の原因物質、酸性雨)、浮遊粒子状物質(肺ガンの原因物質)、硫黄酸化物(大気汚染、酸性雨の原因)をどうにかしないで騒ぐ奴らの気が知れない。もしかして化石燃料よりも煙草のほうが沢山煙を出しているとでも考えているのだろうか。

結論:要するにタバコを吸う奴も相当バカだが、禁煙に精を出す奴らはそれ以上にバカだと言うことだと言うことだ。冷静に考えればタバコの前に大気汚染をなくすのが先である。それが終わった上で、タバコをやり玉に上げるのならば理屈が合うが、窒素酸化物や硫黄酸化物を放っておいてタバコを無くしてみても、癌は減るどころか増えるに決まっている。分煙を進める(喫煙は狭い部屋で煙に曝されながらタバコを吸う)と、喫煙者が肺ガンになるリスクは今迄考えられていたよりも以上に高くなるはずである。

野田聖子事実婚解消

 希代のベストカップルが結婚関係を解消したしうだ。不妊治療などで名を売ってそれなりに世間を騒がせたのだが、もうそれも終わりなのだろう。年上で根性の曲がっているしな。要するに愛想が尽きたって事でしょ。

結論:あっそうか、上がっちゃたんだ。

金曜日, 12月 01, 2006

中国の衰退

 未だに中国詣でをしているおめでたい人達がいるようだが、中国からの資本流出が始まったようだ。お人好しの日本企業でさえ30%もの投資減ということで、ベトナムやインドへと工場を移転しているようなのである。その一番の原因が人件費の高騰とそれ以上の物価の高騰である。華のパリやニューヨ−クじゃあるまいし、コーヒーが1800円もするような店(別に風俗店と言うわけじゃなく家賃が高いところの店なのだ)があるような場所には価値はないのである。

 また中国のやっている経済政策はアメリカがハゲタカなら、まるでシロアリだ。普通は喰わないコンクリートだろうが鉄鋼だろうが喰い尽くしてしまうのだ。そして気がつけば食いつぶして自分たちも押し潰されてしまう。

結論:数が多いと消費力が高いと言うのは一面しか見ていない。あの人数は自己崩壊する人数なのだ。今はまだ若い人もいるかも知れないが、一人っ子政策を徹底したためにすぐに出生率がおち何億人もの働かない人があふれる国が出来上がってしまうのだ。市長と言うのは素晴らしいことだが、あの人数だと害にしかならないのである。持って後10年だろうか。

週刊金曜日の正体

とりあえずここを見てもらえれば十分です。

結論:不敬罪が無くなったのが悔やまれる。

防衛省万歳

 馬鹿サヨクは軍隊を持つと戦争すると決めつけるが、実はその間違った考え方が戦争の原因だと言うことに気付いていない。日本以外の世界中に軍隊があるが年中戦争をしているのはアメリカとイスラエルぐらいなのだ。どういうことかと言えば相手変わって主変わらずだと言うことだ。よく考えてみれば分かるようにイラン・イラク戦争だってアメリカは絡んでいたし、第二次大戦以後の戦争にアメリカが絡んでいない戦争は一度だって起きていない。つまり大事なことは軍隊があるかどうかではなくアメリカが絡むかどうかなのだ。

 じゃあ日本はどうなのかと冷静に考えれば、世界中で一番戦争の好きな国と安全保障条約(一方的に守ってもらうと言う約束)を結んでいる一番どうしようもない国だと言うことになる。それもこれも、元を正せばきちんとした軍備を持たないことにしてきたからだ。憲法が守ってくれる(有り難いことにアメリカが押しつけてくれた)から、今迄戦争にも巻き込まれずにやって来られたのだが、残念ながら日本周辺の貧乏国が一か八かの賭けに出られるくらいの軍備を持ってしまったのが現在なのだ。

 ところが困った事に、さすがの戦争好きのアメリカもここに来て身体が動かなくなってきた(そろそろ寿命なのだ)。そうなれば自分自身は自分で守れるくらいの、軍備と覚悟(実は日本人に足りないのは軍備ではなく覚悟だ。軍備は金で買えるが覚悟は金ではどうにもならない)が必要なってくる。そしてそれは、戦争をすることではなく戦争をしないというところに行き着く。よく軍人は戦争が好きだと思い込んでいる馬鹿がいるが、戦争になって真っ先に死ぬのは軍人だ。わざわざ死ぬために戦争を仕掛けるのは戯け(左翼はこれだ)なのである。

結論:軍人が戦争の原因と言うならば、スイスは一年中戦争をしていなければならない。そりゃ同じ国民皆兵で戦争をしているイスラエルがあるが、あれが特別なのだ。防衛省をきちんとした組織に育て上げ、戦争をしない国を作るのが本筋なのである。

真実と事実 〜第十五条〜

 社会部はなくなったが、社説はまだ続けるらしい朝日新聞。また戯けた社説を書いたようだ。内容はと言えば防衛庁の省昇格への反対意見なのだが、まさに何を今更だ。もしかして朝日新聞は法案が決議されるその日まで、その動きを知らなかったのだろうか。まさかそんなことはないはずだ。ならば真剣にずっと論戦を張って現政権がやろうとしている事を阻止するのがマスコミ(失礼、自称ジャーナリズムだったな)の仕事じゃないのか。

引用----
「戦前とは違う国のありようを求めてきた 私たち自身の決意が投影されていることを忘れてはならない。 戦後日本は、侵略と植民地支配の歴史を反省し、軍が政治をゆがめた戦前の過ちを決して繰り返さないと誓った。だからこそ、戦後再び持った武力組織を軍隊にはせず、自衛隊としてきた。普通の軍隊とは違う存在であることを内外に明らかにする効果も持った」
---引用終わり

 ここで”軍が政治を歪めた”と言っているが、その軍を歪めたのが当時のマスコミだ。その総括もきちんとしていないくせして偉そうな事ばかり言ったって仕方がないのである。軍は威勢のいいことを言ったが、もしそれを大マスコミが煽らなければ良かったのだ。マスコミが世間を煽ったために、引っ込みがつかなくなって(アメリカと戦ったら負けることを職業軍人は理解していたが、徴兵されてきた素人軍人は実体を知らなかった)戦争へとなだれ込んでいったのが戦前の軍隊だったのだ。というわけで、今回は今迄とちょっと形式を変えて日本の戦争について考えてみたい。

日本の戦争
ステップ0:世間は厭世的なので、まさか戦争しろとは言われないだろうと空気を読んでいる(軍)
ステップ1:安心してアメリカなんか一ひねりだと威勢のいいことを言う(軍)
ステップ2:本当にできるんですかね?と懐疑的な発言(マスコミ)
ステップ3:ロシアを破った無敵の軍隊を誹謗するマスコミは許さん天誅だと騒ぐ(世間の元軍人と軍)
ステップ4:世間と軍の反応に驚いて立場を急変し、無敵の日本はアメリカに勝つに決ってますよねと態度を豹変(マスコミ)
ステップ5:今更勝てっこないと言えずに戦争の準備(軍)
ステップ6:欲しがりません勝つまではと国民は皆で辛抱(世間とマスコミ)
ステップ7:後にはひけずに仕方なしに開戦するが、どういうわけか初戦に大戦果を上げてしまい勝てそうな気がしてしまう(軍)
ステップ8:やっぱり神国日本向かうところに敵なしと世間は大喜び(世間とマスコミ)
ステップ9:ついにコテンパンに負けるが、世間の反応が怖いので被害を小さめに戦果を大きめに報告(軍)
ステップ10:何か被害が出ているらしいぞという事実を一部の人達が報告(専門家)
ステップ11:あんなことを言うのは非国民だと大騒ぎになり、専門家が口をつぐませる(世間とマスコミ)
ステップ12:世間の空気から、軍の上(大本営)から下(前線部隊)まで本当の被害報告が一切出来なくなる(軍)
ステップ13:生活がひっ迫して国民はヒステリー症状を起こして半狂乱。最後は神風が吹くとまで言い始める(世間とマスコミ)
ステップ14:勝つまで戦わざるおえない空気になる(世間とマスコミ)
ステップ15:自分たちが原因で負けたと言われるわけには行かないので玉砕。死ねば負けの責任を取らないで済むし、作戦立てた人間は死人に口無しで知らんぷりが出来る(軍)
ステップ16:結局敗戦
ステップ17:悪いのは大日本帝国軍だった。自分たちは被害者だと責任を逃れる(世間とマスコミ)

結論:威勢の良いことを言った日本軍に責任がないとは言わないが、私が描いたこのステップを踏んでしまったら、最後は死んでお詫び(死んで責任回避のこと)しかなくなるのである。こんなことにならないためにもマスコミと政治家と国民はちゃんとものを考えなければいけない。いじめと同じで意気地無しは結局暴走せざるを得ないのだ。それと気になったのだが、引用部分で自衛隊を普通の軍隊ではないと朝日新聞は書いているがいつからそう認めるようになったのだろう。責任者出てこい。

キッシンジャーが教皇のアドバイザー

 ヘンリー・キッシンジャーがベネディクト法皇の政治コンサルタントになったようである。確かにイルミナティから見れば宗教の違いなど問題ではないかもしれないが。もちろん表向きキッシンジャーはユダヤ教徒ではなく、単なるユダヤ系アメリカ人。誘った相手がアメリカ大統領(どこの馬の骨か分からない人間)なら分かるが、ベネディクト法皇は若い頃はナチ(これもシオニズム組織だったと言われているが)にいたこともあるドイツ人。

結論:ドイツ人の法皇がユダヤ人に意見聞いちゃ不味いだろう。

法律改正ラッシュ

 教育基本法の改正案が通り、防衛庁の省昇格が衆院を通過した。これが右傾化だと言うのなら、それはサヨクが悪い。本来の政治の目的は国を良くすることであり、そのために話し合いの場の国会がある。どの法律も国会の審議無しには立法できないのだから、ただただ反対(論理的な論証もなしに反対を叫んでいればいいのは左翼の動員と同じだ)していれば良いと言うのは要するに真剣に何も考えていないと言うことだ(スイスに軍隊がないと思っているような人間が党首をやってる政党にモノを考えるような奴がいるわけはないが)。

 与党の法案を悪法にしないために野党があると言うことに、どうしていつまでたっても木塚いないのだろう。法案を出すことを反対したって絶対多数を持っている与党に法案を出させないことは不可能なのは小学生にだって分かることだ。揚げ句の果てには本会議を単に欠席(お前ら国会で話し合うために給料を貰ってるんじゃないの)。だから与党のやりたい放題になってしまうのだ。反対出来ないのが明確ならばどうやって歯止めを掛けるかを考えるのが野党の努め。国民の誰もが納得できる論理的な論戦を張って、与党の誤魔化しを許さないようにできれば欠陥だらけの法律が改正されることは何の問題でもないのだ。

結論:野党がバカだから、これでいよいよ占領憲法の改正か。

wiiで家具やテレビが壊れる

 先行して発売されたされたアメリカでは、wiiで遊んでいて家具やテレビを壊したと言う情報が出てきている。訴訟大国アメリカでこんなことが起るとPL裁判が起きそうだが、ここは一つ前向きに対処しよう。

結論:つい夢中になってコントローラーを飛ばしてしまうほどwiiは面白いのである。それにしてもストラップが千切れるなんてどんな体力なんだ。だから毛唐は...以下自粛。

いじめ報道の正体

 山形県のことはバカじゃないのと言うことで私も取り上げたが、それにしてもマスコミの取り上げ方(報道ステーションとか)は、やり過ぎである。私がこの件を取り上げた理由は、自分周りの空気(教育委員会)が世間の空気(一般常識)よりも重視されるのと同じ構造がいじめを引き起こす体質なのだということを指摘したかったわけだが、大マスコミのやっていることは、それ以前のいじめていいという空気を察すると我先にいじめを行なう(そしてより過激に)。そしていじめている理由が正当だから何をしても構わないのだという間違った倫理観(あんなものが倫理なら私憤の方がよっぽど美しい)にとらわれていることは間違いない。

 大体自分が正義だと思っている奴らに正義があったためしなどないではないか。常に正義とは多数の方にあると言いはるのが民主主義。異論を認めなければ正義など存在し得ないことを知らぬとは言わせない。この辺は本当の保守(商業保守は保守じゃない)ならば分かった上で了解する事項もサヨク(商業サヨクも全く同様)は、単なる御為ごかしを正義の根拠として使いやがる。そして実体がどうなろうが本当のところはどうでも言いくせして、同情(一緒に解決しようとしているわけではなく、あくまでも高みの見物で同じ気分を味わうだけ)してみせるのだ。

 マスコミのやっていることは昔から極端に振れる。理由は明らかに自分たちに火の粉が飛んでこないように、自分たちから目をそらさせるのが最大の目的だ。それ以外にはない。自分に被害が及ばなければ冤罪でもなんでも面白がって書き立て、冤罪だと分かれば今度は司法を叩く。裁判前に犯人と決めつけるのは法治国家としておかしくないと思っているのだろうか。報道の自由とは憶測やデマを世間に広めることとは別問題である。

結論:事実を選択的に取捨し、都合の良い部分だけを利用する報道のあり方はまさにいじめである。最近のいじめ報道そのものがいじめを平気で行なっている(いじめられている奴らに非がないと言っているわけではない)ことに気付いているのだろうか。昔からよってたかって誰からも助けてもらえない奴を攻撃するのをいじめと言うのだ。

木曜日, 11月 30, 2006

ロシア元中佐暗殺

 亡命したロシアの連邦保安庁(FSB)元中佐アレクサンドル・リトビネンコがロンドン市内の病院で亡くなったが、これは明らかにFSBによる暗殺ではない。確かにリトビネンコがFSBをプーチン政権批判の急先鋒であったが、それを理由に暗殺を行なってプーチンには何の得もない。ロシア諜報部を疑うくらいならば、イギリス諜報部やCIAが罪を擦りつけるためにやったと考える方がよっぽど辻褄が合うのである。

 たとえ実行犯がロシア諜報部門の人間だったとしても指示した人間はプーチンではなく別の誰かだろう。金で動いた可能性だってある。もしもプーチンの指示だと考えて暗殺したとしたら、それはアル・カイーダと言う架空のテロ組織の為にやっていると思ってアメリカの自作自演を助けたテロリストと全く同じ状態だったのである。

結論:真っ先に疑われる人間が暗殺指令を出すなんてありえないと考えない奴らはただの戯けだ。

野田聖子って

 個人的な趣味としては佐藤ゆかりは好きな顔ではない(どうでも言い話だ)が、恐らく野田聖子(本名:シマショウコ)よりはましかもしれない。野田卯一の孫(法律上のと言う意味で妾の連れ子の子供なので血の繋がりはない)として地盤を継いで岐阜から議員となった。田園双葉からジョーンズビル・ハイスクールへ留学(実際は放校処分になりアメリカに逃げる)。帰国後、上智大学の比較文化(海外帰りの受け入れ施設、堀越の芸能部のような存在)を無事卒業し、政治家への道を歩み現在に至る。

 こいつ自民党員だが、事実婚(どっかで聞いたような話だ)を実践する夫婦別姓を推進しようと言う(恐らくあちらの血が流れているのだろう)リベラルな人(サヨク)である。考え方もかなり偏っているし本来ならば社民党にでも入ればいいのだが、その権力志向は半端じゃなく政権をとれない政党など目糞とも思っていないはずである。刺客であるある佐藤ゆかり(実はそれ以外の対立候補全てなのだが)に対しては、応援者に犬の死骸を送り付けたり、ポスターを張り替えたり(さすがに選挙ポスターではないが)まるで創価学会員のようなやりたい放題をやってきた人間(人でなしだが生物分類上は人類の一種)だ。

 というわけでこんな奴に議員をやらせている岐阜県もだが、復党を認めた自民党もどうかしている。同和の連中を選挙運動員に使うなど、その進歩的な発想は他の候補者の追随を許さない大物なのである。体外授精の不妊治療体験から生殖医療に取り組んできたようだが、郵政民営化で賛成票を投じて自殺した永岡議員に対して「ブラブラしやがってこのキンタマ野郎」とののしり罵声を浴びせ人民裁判を行なった事実は消せない(この辺りは赤軍派の永田洋子を彷彿させる)。

 揚げ句の果てには自分たちの吊るし上げが原因で自殺したのにいけしゃあしゃあと、「小泉の“暴力団まがい”の多数派工作のせいだ」と発言したのだから、体外受精の失敗はこの穢れた血を残さないと言う神のご加護であろう。

結論:福島瑞穂は戯け(基地外)だが、野田聖子は犬畜生だ。有権者は政策じゃなく人柄で選んだって?お前ら皆人間じゃねえ叩き切ったる!!

水曜日, 11月 29, 2006

いじめは無くならない

 学校でのいじめが問題になっているが、これって日本の民族的問題じゃないだろうか。村八分、私的制裁、総括どれもいじめられる側に廻らないようにいじめる側に加わると言う群れ意識(みんなで渡れば怖くない、バスに乗り遅れるな)が根本にあるのだ。これが消えない限り日本人のいじめ体質は決してなくならないだろう。いくら個人の自由だ、平和だと言ったところでいじめを黙認する(長いものに巻かれる、体制側に付く)体質が無くならない限り何をやっても無駄なのである。

 山形県でいじめで自殺が起きた日に平気で、送別会を行なった根性(腐ったが付く)も別に世間に楯突こうなどと言う覚悟があったわけではなく。みんなで参加するのだから大丈夫だろうと言ういじめを行なうのと全く同じ精神構造(自分で考えることをしないということ)が引き起こしたことなのだ。恐らくいじめを問題だと口にしている連中も、平気で同じことをするだろう。

 どういうことかと言えば、大体右も左も異論を認めない。異論を吐く人間を仲間はずれにしようとする。これはいじめと全く同じなのだ。何か一つだけを正しいと考えることはそれだけでいじめを誘発してしまう。それがわからないような人間にいじめを語る資格はないのである。

結論:そう言う民族なのだからいじめは絶対に無くならない。

火曜日, 11月 28, 2006

まるで詐欺?

 IP電話事業の”未来通信”に投資して身ぐるみはがされた人が「まるで詐欺だ」と怒りの声を上げているようだ。

結論:まるでじゃなくて、まるっきり詐欺だ。騙される方が悪い。統一教会の壺でも買え!

イラク政策は完全に失敗

 アメリカはイラクに、まさかこんなにテコズルと考えていなかったのだろう。大体、本当の大義名分もなしにイラクを攻めたことが、そもそもの間違いだった。アフガンと違いイラクにはアルカイーダとの関係などどこをどう掘り起こしたって出てくるわけがない。

 それとフセインに統治できたのだからイラクなどアメリカに統治できると思い込んだのも浅はかだった。少なくともイラクにはフセインシンパがいたが、前の湾岸戦争ですっかり嫌われたアメリカシンパなどはイラクには存在しなかったのだ。しかたなしに引っ張り出したのが、フセインから逃れて海外に逃げていた反フセイン勢力の人間(匿われていた国がアメリカじゃイラク人がついてくるはずがない)ばかり。アメリカシンパに統治できるほどイラクは単純な国ではなかったということだ。

 さて後はいつご免なさいをしてイラクを去るかだが、一番良いシナリオは、どこで手に入れたか分からない最新兵器を持ったバース党の兵士がフセインを奪還して、軍事力でアメリカをイラクから追い出すと言うやつだろう。これならば逃げ出しても言い訳が立つ(立場はなくなるが)し、イランの影響力を殺ぐこともできる。

 まあ実際にはそこまで思い切ったオプションは組めない(アメリカは負けを認めない暴力国家なので)から、バース党の復権そしてフセインの恩赦、イラクの再統一となるのだろう。

結論:イラクを統治できるのは実績のあるバース党以外にはありえない。何故ならばそれ以外に中東の安定は得られないからだ。結局、兼人犠牲を払ったがアメリカは何の権益も得られなかったのだ。前の湾岸戦争の時にフセインを生かしておいたパパ・ブッシュ(ベーカーの部下)の方が賢明だったわけだ。さすがにネオコン(これって民主党の残留組でイスラエルの傀儡。目的は中東の秩序の破壊だったのだ)と違って共和党は大人だったのである。結局イスラエルは疫病神なのだ。

真実と事実 〜第十四条〜

 ちょっと軍隊関係ばかりになってしまって飽き飽きしてしまっているかもしれないが、今回もまた懲りずに。

二・二六事件
定説:陸軍皇道派による青年将校による軍事クーデター。政治腐敗、不況を打破する昭和維新とした。決起後天皇の武力鎮圧の命令が下りクーデータは失敗に終わる。
事実1:不況とインフレをまともに受けたのは東北の農民だけでなく、薄給の青年(下級)将校であった。
事実2:戦後世代には理解できないかもしれないが、戦前の軍人の地位は今考えているほど高くなかった。
事実3:第一次大戦後の世界的な厭戦を受け日本の軍隊も縮小され、職にあぶれる職業軍人が多くあった。そのため配属将校令(軍事教練を名目に軍人を学校に送り込んだ一種の口減らし)が作られた。
私の視点:建前では公憤だったと言われている青年将校の反乱には、当時の軍人が置かれていた経済的な立場が大きく影響していた。戦争がない時の軍人はただ威張っているだけの人に過ぎず、建前としては尊敬されていたが実際には蔑まれていることも多かった。軍学校を出ることは帝国大学を出るよりも大変だったのに、卒業すればサラリーマンよりも給与は低い。その報われない立場がクーデータを正当化させる一因だったことは間違いない。

マレー侵攻
定説:山下奉文指揮下の第25軍が英豪印軍と戦いマレー半島を進撃。日本軍は圧倒的勝利を収める。
事実1:55日間に、95回の戦闘を行ない250の橋梁を修復しつつ、1100キロを進撃。
事実2:銀輪部隊は1日に数十キロから100キロ近く進撃
事実3:重砲や車両(荷車のことで自動車ではない)は徒歩で1100キロを移動(因みに東京から小倉約1100キロ)
私の視点:奇襲だったかもしれないが戦いながら1100キロを55日で破壊された橋梁を修理しながら移動すると言うのは信じられないことだ。この実力を他のことに使ったらどんなに凄いことが出来ただろう。

結論:前半は軍人の置かれていた立場が戦争を必要としていたことを裏付け。後半は日本軍の凄さ(無茶と言うべきか)を物語る。どちらにせよアメリカ(物量と言う意味)さえ戦争に巻き込まなければ、太平洋は日本のものだったかもしれないが、そう考えたことがそもそもの間違いだったのである。

朝鮮総聯強制捜査

 ついにタブーの一つ朝鮮総聯に官憲の手が伸びた。同和にもメスが入ったし、これからどうしようというのだろう。それとも単なるガス抜きなのかさすがによく分からない。

結論:次は社民党を強制捜査してください。隠れ朝鮮人や隠れ同和が沢山出てきますよ。もちろん最初から知ってはいるんでしょうけど。

植草教授まだ拘留中

 たかが痴漢でまだしょっぴかれたままの植草氏。拘留期限はもうとっくに過ぎていないか。次にマスコミに乗る時には拘留先で首吊ってるのが見つかったりして。

 どちらにしろちょっとおかしいぞ。

結論:植草氏はきっとよっぽど喋られたくないことを知っているのだ。

月曜日, 11月 27, 2006

ことばの定義

 どうも世の中には社民党の福島瑞穂のようにことばの意味を知らない戯け(たわけ)が多いようで困ったものである。そう言う連中は日本の大東亜戦争が侵略戦争だからいけないなどと開けの分からないこと平気で言ったりする。実はそう言う連中はことばの意味を全く理解していないのにいけないだの間違っているだのと言っている事に気付かなかったりする。そういう戯けにも分かるように簡単にことばの定義を...

侵略戦争:敗戦国の仕掛けた戦争のこと。或いはその戦争によって不利益を被った国が仕掛けた国の戦争に対して呼ぶときに使うことば。どんなに立派な戦争であっても負ければ侵略と言われ、利益を与えられなかった国は必ず侵略戦争と呼ぶ。戦争の善悪とは全く関係のない概念である。同様に戦勝国が駐留する場合は統治と呼び、敗戦国の場合は不法占拠と呼ぶ。

戦争責任:敗戦国が負わなければいけないもの。被害者の数の多寡は責任とは全く関係なく、法的・人道的に正しいかどうかは責任の問題外。それをもしも問うてしまうと、負け戦の少ない(相手のほうが被害が多いと言うことだ)アメリカが世界中で一番重い戦争責任を負わなければいけなくなる。日本だけでも恐らく武器を持たない(竹槍くらいは持ったかもしれないが、あれでB29は落とせない)民間人に対する無差別爆撃(焼夷弾と原爆による空襲)で総数80万人以上が亡くなっている。

永世中立国:自国が巻き込まれない限り戦争が起っても一切どちらにも加担しないと宣言している国。別に恒久平和を誓っているわけではない。日本ではどうもこの辺りを小学生レベルの理解度で、戦争をしない国だと考えているようだが大きな間違い。少なくとも戦争加担を強いられたときに撃退するだけの強力な軍事力を持っている国でないとこういう自分勝手な言い草は成り立たない。サヨク(特に福島瑞穂)は非武装中立と同じように思っているが、永世中立国は間違いなく武装中立をとっている。バチカンを守っているのはスイスの傭兵であり、他に国民皆兵の国はイスラエルだけである。ぶっちゃけスイスが永世中立なのは全てが敵だと考えているに過ぎない。

結論:何でかは知らないが、サヨクはとかく性善説をもとに世の中を見ようとする。そんなの自分たちを見ていれば分かるようにイカサマに過ぎない。平和だ平等だ自由だと勝手に口当たりの良いことばを囃し立て、その能天気な判断を批判することを許さない。ことばの本当の意味を理解しない限り幼児並みの視点で世の中を生きていくことになることにそろそろ気付いて欲しいものだ。

津波警報で避難せず

 択捉沖地震で津波警報が出ているにも関わらず、避難しない人のほうが多かったようだ。その理由が「隣近所も逃げていない」「テレビを見ていても何の変化もない」というのだから、警報を出す意味がないのかもしれない。避難するかどうかは隣近所の顔色を窺うようなものではないし、テレビでで変化が出るようならばもう助からない。つまり逃げない理由が死ぬのを黙って受け入れたいとかいうのなら理解できるが、全く理性的な判断を下さなかった結果が避難しなかったというのだから、もしもの場合清でも文句を言ってはいけないのである。

 警報では2メートルだったので大丈夫と考えたのだろうが、もしも2メートルの津波が家屋に打ち当れば間違いなく倒壊してしまう。波乗りをしようと言うのじゃないのだから、少なくとも海岸近くに住んでいる人はのんきに構えてはいけないのである。

結論:折角情報を提供しても聞く耳(自分で判断するということだ。頷くと言うことではない)を持っていなければ意味がない。こんなことだから、バカな戦争を平気でしてしまうのである。みんなで逃げなければ怖くないって?それってもしかしたら全滅?

転んだよ!!

 選挙のためならなんでもありなのか。自らの考えをどうしてこうも簡単に...それなら最初から郵政民営化に反対しなけりゃ良かったのに。

結論:民主主義なんてこんなものなの

日本の過ち

 一言で言えば人命の軽視に尽きる。国家のための国民と言う考え方は意味がないのに、戦前の日本はそれを平気で行なってきた。そしてそれは日本軍の実体を知っていた英米兵には理解できていたのだ。日本軍の捕虜になった英米兵は”バターン死の行進”が虐待ではなく普通のことであったと理解している。つまり日本軍が自国の兵士に行なっていたことと同じことをしていただけで、捕虜だからそうされたのではないことを実際に見聞きしていたわけである。

 軍備の足りない部分を人手で賄う(牛馬のように兵士を使役すると言うことだ)というのが、日本のやり方であった。そこから学び取ることは、まず人命を考え無謀な作戦を立てないということだ。人命を重視と言うと単に戦争を回避しようと言うサヨクの言い分(戦争忌避)を認めるように聞こえるかもしれないが、それとこれは全く別な次元の話だ。戦争と言うのは兵士の人命を軽く考えるのではなく、いかに人的損害が出ないように決着をつけるかに掛かっている。それを考えることが軍人の役目なのである。

 軍事を”戦争をしたい”と一緒だと考えるようなバカがいる限り日本は軍備など行なってしまってはいけない。そう言う意味では社民党などは、日本に軍事力を持たせてはいけない根本的な癌細胞だろう。ああいう物を考えない政党が与党になってしまうと間違いなく日本は戦争を行なってしまう。戦争の実体を知らないと言うのが一番始末に負えないのだ。まあ、そう考えれば日本中が既に危険なのだが...

結論:実戦経験のない人間は戦争の本質を知らないからとんでもないことを平気で言い出す。今学校で起きているいじめは、実は軍隊のいじめと全く同根だ。日本と言う国は基本的に長いものに巻かれる事なかれ主義で出来ている。そして建前ばかりの行政組織が、それを助長させる。決まり(法律)よりも、みんなの了解(空気)が力を持つからこそ、いじめはない(報告されないと言う意味だ)ことになってしまうのだ。とてもじゃないが、日本は戦争(本当のと言う意味)を出来るようなまともな国ではないのである。

やっと目覚めたの?

 野党共闘を謳ったために選挙で全滅の憂き目に遭った民主党が、防衛庁の省昇格には賛成することにしたようである。これは当たり前の判断。与党になろうと言う政党が福島瑞穂張りの妄想を語っていたのでは、いかなダメ政党である自民党にも敵わないことを理解したようである。

 決議に参加しないと言うことは、その案を無修整で通しましょうと言うのと同義語。なんの修正も加えないで良いと言う空手形を切っただけなのである。それこそ民主主義の何たるかをわきまえない(サヨクに民主主義が分かるわけはないが)バカのやることなのである。政治とは白黒を付けるだけではなく譲歩を得る手段でもあるわけだ。

 軍備にしても無原則な暴走を食い止めるための楔を撃込むことこそ政治にダイナミズム。それがわからないお子様は生徒会委員でも一生やっていれば良いのである。

結論:政治とは数合わせではない。社民党のような基地外(精神障害と言う意味じゃない。たわけと言う意味だ)とつき合っていると同じだと思われるだけなのである。

日教組の非合法活動

 特定のイデオロギーを生徒に押しつけるのは憲法で禁止されているとご大層な理由で、国旗・国歌の強制はおかしいと言う日教組の先生方。まずは自分たちがサヨクイデオロギーを捨ててからこう言う立派な意見を述べてもらいたいものだ。もしも日教組には、政治的なものは存在しないと仰るのであれば、軍備に賛成する人達もいなければおかしいし、靖国に参拝する人がいるのも普通だろう。

 ようするに日教組と言う存在自体が憲法に違反するのは明白。本人たちは信教と言論の自由を盾に取ろうとするだろうが、義務教育は言論と違って好きなことを教えていいと言うものではない。国の検定に則った教科書を認めず、自分たちの考えを押しつけるのが教育だと言うのならばそんなものは要らないのである。

 日教組がやっていることは教育基本法の第8条に抵触するプロパガンダ。それを続けると言うなら明らかに非合法団体なのである。

結論:日教組のやっていることは明らかに、法律に違反した行動である。非合法活動を許したのでは国は持たない。というわけで日教組は解体なのである。

真実と事実 〜第十三条〜

 前回はノモンハンだったわけだが、今回も日本の軍隊に関係した話題を書いてみたい。

統帥権
定説:統帥権とは陸海軍を一般国務から独立した天皇(大元帥として)の大権とし、その発動には陸軍参謀総長・海軍軍令部総長が参与(輔弼)する。陸海軍を司法・行政・立法から独立した第四の権力とした軍隊に関する最高指揮権であり、それを楯にして軍部は暴走し国を戦争へと駆り立てた。実際に戦前の日本はまさにその通りの軍主導体制になっていた。それを止めることは天皇にしか出来なかった(天皇の戦争責任)。
事実1:軍隊の指揮権は天皇にあったが編成権(軍を編成する為の予算の配分)は内閣と国会にあった(国会の承認をもとに国務大臣が天皇を輔弼)
事実2:国会の承認無しに天皇が指揮権を行使することは基本的になかった(天皇が越権行為を行なったのは、二・二六事件の鎮圧命令と、終戦の決断くらいである)。
事実3:統帥権を別立てにした理由は、明治政府(反幕府軍事政権)が、議会や政府に軍の指揮権を持たせると、世論の意向によっては再クーデター(幕府再興)が可能になると恐れていたため、三権と別立てにしたのである。
事実4:編成権を持たない軍は政府から予算を取れなければ戦争は行なえなかった。だからこそ、国会を翼賛体制にして予算をとれるようにしたのである。戦争には非常に金がかかるのである。
事実5:国民(国会や内閣)が支持しない限り天皇には統帥権行使の意志はなかった。
私の視点:大権には、国務(天皇として)と軍務(大元帥として)の二つが存在した。実際に天皇が統帥権に関わる決断をするときには軍服を着用し、国務に関わる場合には平服で御前会議に参加したと言うことである。二・二六の時には軍服で指示を出し、終戦の時には平服であった。つまり終戦の決断は大元帥としてではなく天皇として行なったということである。それと戦前は軍部による独断専行のように一般に考えられているが、大政翼賛体制に入るまでは予算そのものを握っている国務に逆らって軍事行動を行なうことは不可能だった。戦争が拡大した理由は、臨時軍事費を国会が認めた所為なのである。予算を付けなければそもそも戦争の準備など出来なかったのだ。今だって法律上で核武装を認めたって、一銭も予算を割り当てなければ核兵器を作ることはできない(まさに架空兵器だ)。実は軍隊が一番恐れることは軍事予算を削減されることなのである。

結論:日本が戦争に負けた本当の理由は、軍事予算を認めたことと軍事予算を出し渋ったことである。どういうことかといえば、始めから予算を認めなければ戦争をすることが出来ないので戦争に負けることはないと言うことと、十分な予算を付けなかった為にきちんとした作戦を立てられず(明確な戦略も持っていないのに作戦と言うのもおかしな話だが)短期間で決着を付けることが出来なかったということだ。ノモンハンにしてもやるであれば、ソ連軍と同規模の大軍を編成して一気に叩かなければ意味がない。そこで得られる教訓は「10分の1でも互角に戦える」ではなく、「同数ならば圧勝できる」でなければいけない。日本が第二次大戦に負けた本当の理由ははチビチビとしか金を出さなかった事に尽きる。十分な軍備を与えずに作戦を強行するから精神主義で私物命令を出す参謀(辻正信がその代表)を許してしまい、戦死者の大半が、餓死・病気・自決(切り込み突撃)という戦闘以外のほうが多いと言う歪な戦争にしてしまったのだ。戦争をしたくなければ予算(臨軍費)は出さない。出すのならば十分に出すのが勝つ為の鉄則なのだ。先の大戦を100年戦争などと名付けてチビチビ金を使おうとしたようだが、考えてみて欲しい100年も続く国が多くないことを(日本の仮想敵国だったソ連は既に無いし、中華民国は中国を追い出された)...

金曜日, 11月 24, 2006

療養中に陸上大会で優勝

 精神的な不調から半年間の病気療養中に陸上大会に出て優勝してしまったということで塩尻市の男性職員が社会通念上好ましくないと口頭注意を受けたと言うのがマスコミで叩かれているようだ。本人曰く「自宅にいると気が滅入った(外を走らなければならなかったと言う意味だろう)」とのこと。

結論:きっと外を走っていないといけない病気だったのだ。いっそのことその病気を悪化させて走り続けた方が日本のためになるかもしれない(オリンピックに出るとか)。塩尻市は口頭注意ではなく追放にするべきだろう。

何で日本は失敗したのか?

 戦前の日本の戦略(軍事による拡大戦略)は、何故綻びたのあろうか。これは間違いなく戦う相手を間違えたことに尽きる。こういうとアメリカを相手にしたのが悪かったと短絡的に考える人がいるかも知れないが、それは後の話であって、そもそも支那を相手にしたのが間違いだったのである。この当り勝海舟はさすがに見通していたようで、支那を相手にしてはいけないと日清戦争の時代に語っている。

 当時支那は清という名前であったが、実体は統一国家ではなかった。統一国家であれば戦争の決着が付けられるが、支那のように内部が多くの軍閥(要するに地方毎の山賊だ)に別れている場合、中央が負けを認めてもそれで戦争が終わることはない。実際は人民が好き勝手にやっている国(純粋な国ではない)はヤクザと同じでどこかを潰せば、その他が力を付けるだけでキリがないだけだ。これは同じ事大主義の朝鮮にも言えることで、統治されている振りをしているだけで実際には恭順する気のないものを統治しようと言うこと自体が間違いだったのだ。

 どういうことかと言えば支那の統治者を見てみればいい。中国4千年の歴史などと言うが、統治者が漢民族の統一国家であった時代はそんなに多くなく、秦以前、隋・唐以前、宋以前は日本が支那を相手にしていた軍閥が割拠していた時代と同じで国中が分裂していた。大将の首を取って戦が終わらないからこそ、ロシアと戦うのは良いが中国を相手にしては絶対に勝てないと喝破していた石原莞爾も隻眼だった。

結論:日本人は2千年近く(実際は1300年ぐらいだろうか)統一国家を続けてきたために、支那や朝鮮にも自分たちの考え方が通用すると勘違いをしていた。それが第二次世界大戦に突入してしまう原因だったのである。戦争とは国がどうなろうと知った事ではない連中を相手にはしてはいけないと言うことなのだ。それなのに日本は国民がどうなろうと知ったことではない連中が戦争をしたのだから、勝てるわけはなかったのである。

一事が万事

 女子生徒が校内で飛び降り自殺をしたその日に教育委員会が、新旧委員交代の歓送迎会を行なっていたことが明るみになった。自分たちの歓送迎会の方が人の生き死によりも大切だと言うことを白日の下に曝してくれた勇気には感服するばかりである。もちろん参加した新教育委員はこれで送別される側に回ったのだろうが...

 どうして役人と言うのはこうまで無神経なのだろう。判断が甘かったと反省していると言うが反省すれば良いのなら警察なんて要らないのだ。まあ警察も反省しない組織だが...反省は良いから刑務所に行きなさい。

結論:役人には当事者意識が皆無だ。こんな奴らに道州制を任せたらもっと酷いことになってしまう。悪いことは言わない。早く幕藩体制に戻すべきだ。

前代未聞

 中川昭一(飲んだくれ)政調会長の核議論は民主主義に則っているが、もう一方の中川(ノータリンのヤクザ)幹事長の郵政民営化反対議員の復党論議は、江戸時代の切支丹迫害なみに非民主的だ。

 はっきり言ってそんな党に復党すると言う事自体が民主主義(民主主義と言うことばの意味が選挙に勝つと言うことならばそれでもいいのだが、世界的に認められる定義ではないだろう)の否定になってしまう。それを迫るとはまさに小泉以上に頭がどうかしているとしかいえない。意見が合わないから出て行けと言うのはあまりにも酷いが、転んだら戻れるよと言うのはそれ以下である。

 常識がある連中ならば自民党を出るのが筋じゃないだろうか。今の自民党(幹事長だけと言うことはないだろう?)は、まるで公明党だ。本来自民党は、”酸いも甘いも”分かった政治のプロの寄り合い所帯。社民党みたいな大人げの無いことを言わないところだったはずだ。それがこの体たらく。日本は北朝鮮よりも先に終わりそうである。

結論:幹事長も中川昭一にやってもらう方がいくらかましだと思う。

タウンミーティングはやらせ?

 タウンミーティングはやらせだと騒いでいる連(サヨク)がいるが、それならプロ市民が市民だと言い張るのはやめて欲しい。あんなものが市民ならば、それ以外は穢多・非人なのだろうか?

 少なくとも働きもせずに市民運動(学生運動と同じ意味)できるということは、どこからか金が出ていることは間違いない。そんな奴らの声がお約束(ヤラセ)でないなどとどうして言えるのだろう。少なくとも市上の人がみんな、あんな偏った考えを持っているとは到底思えないのである。

結論:政府のヤラセを批判するなら、それで喰っている連中の事をマスコミは書くべきだ。それをしないから、同和や在日や宗教団体やサヨクがやりたいようにできる社会になっているのじゃないだろうか。テロリスト(重信房子)の娘(メイ)を平気でテレビに出すような国はおかしいぞ。ヤラセを批判するのなら、虚報を批判するのが筋なんじゃないの。

日本国憲法は安保が前提の欠陥憲法

 無理難題を言うのはバカと基地外と幼児の特権であるが、日本の野党はきっとそのうちのどれかなのだろう。大体日本国憲法を平和憲法だと言うがそれは事実誤認である。なぜかと言えばそもそも捉え方に間違いがあるからだ。その当り旧社会党の連中は全く分かっていない(実は日本国憲法制定時に共産党や社会党は真っ向から反対していたので、この時には与党以上に憲法の欠陥を理解していたのかもしれない)。日本国憲法とは、世界中が平和な時にしか成り立たないという意味において「平和憲法」なのである。

 この辺りは、憲法を押しつけたアメリカ(リベラルと言う共産主義者が作成)も先刻承知で、枢軸国であるドイツと日本がいなくなれば戦争が起きないと言う前提で日本の飲ませた憲法だったのだ。ところが、日本とドイツという重しの無くなったソ連はことあるごとにアメリカに刃向かい、守ってやったつもりだった中華民国は共産軍に打ち負かされてしまった。そればかりか日本からの独立を勝ち取った朝鮮は、まとまるどころか結局もとのどうしようもない国家に戻ってしまい傀儡国家として分裂してしまったのだ。

 戦争が経済と密接につながっているアメリカはどこかに諍いがあることが国の繁栄に繋がる(アメリカは第一次世界大戦で味を占めた)かもしれないが、多くの国はそんなことはない。それに気付かない国が多くの戦争に巻き込まれたというのが第二次世界大戦だったのではないだろうか。その結果生み出されたのが日本国憲法だ。平和な世界が前提の欠陥憲法はアメリカの傘の下で平和を享受するという仕組みの中で機能したことを全く考えていない。それが野党の現状だ。

結論:安保が無くなれば平和でなくなる。平和でなければ憲法が成り立たないのが実体なのに。憲法があるから平和。安保があるから平和じゃなくなるという論法を使うとは、さすがにネジの切れている奴は一味違うのである。

祝:トヨタ三連覇

 トヨタのリコール率(故障率じゃないぞ)が3年連続で出荷台数を上回る前人未到の記録を達成した。

結論:トヨタの欠陥商品は筋金入りの本物である。

真実と事実 〜第十二章〜

 今回は前回に引き続き日本の戦争に関する話を書いてみたい。実は私の大好きな辻正信(未だに死が不確定)という軍人が絡んでいるので、本当はもっとけちょんけちょんにしたいところなのだが、ここでは事実を書かなければいけないので公平に書いてみたい。

ノモンハン事件
定説:モンゴルと満州の国境線を巡って発生した軍事衝突。主力は帝国陸軍とソ連軍であったが、三次の戦闘においてソ連軍の機械化部隊を前に帝国陸軍が大敗を決した。ソ連軍の1万弱に対し、日本軍は5万5千の犠牲を出した。
事実1:ソ連軍の総戦力に20万に対し、関東軍は2万3千弱(10倍の敵と交戦)
事実2:ソ連軍の死者総数は実際には2万6千、関東軍は1万8千弱(ロシア公文書)と損害はソ連のほうが大きかった。関東軍の損耗率79%でこれは全滅と同じであり、わずか10数パーセントソ連に勝ったなどと言ってはいけない
事実3:ソ連戦車はドイツ戦車と違い装甲が薄く関東軍の中戦車、軽戦車で十分通用した。被害はソ連軍の方が大きかった。
事実4:航空戦力も日本のほうが優れていたため、ソ連の失った航空戦力の方が数量は上回っていた。
事実5:10倍の戦力を相手に関東軍は五分五分の闘いであった
事実6:この関東軍の戦いぶりを見て、ソ連はヒットラーに停戦の仲介を依頼。増援部隊の集結を得て、反撃に転じる予定だった関東軍は停戦に応じた
私の視点:10倍の敵を相手にして五分五分の闘いをできたということは善戦であったし、上出来だという考えを持つバカが世の中には結構いる。敵の数が10倍になることを予想もせずに戦うというのは軍人のやることではない。この作戦を立てたのがただの跳ねっ返りに過ぎない辻正信だというのは歴史的事実だ。本人は俺は石原莞爾以上だと考えていたのだろうが、闘いとは損害を最小限にして戦果を最大にしなければ意味がないことを分かっていないのだから、こんな奴をのさばらせた関東軍にはバカしかいなかったのである。10倍の敵を相手にして勝ったのならばまだ多少は救われる(それでも死んだ人間が帰ってくるわけではない)が、この戦い方が結局日本軍の戦い方になってしまったのだから、その責任は非常に重いだろう。

結論:総力が劣る戦力では戦闘を行なってはいけない。情報も持たない相手とは戦ってはいけない。これらは当たり前のことであり、日露戦までの日本は自軍の戦力の貧弱さを知っていたために、十分な情報を集め、戦闘に入る前に終戦の工作を開始する賢明さが合ったが、満州事変以降の日本軍は、奇跡を実力と勘違いし事大主義(コンプレックスの裏返し)に陥って結局自滅したのである。言いたくはないが戦争とは英米のように冷徹じゃなければしてはいけないのである。

原因は鳥インフルエンザ?

 鳥インフルエンザが原因で韓国の鶏肉の輸入が停止されたらしいが、韓国の政府要人は狂犬病を発病しているが、あれは放っておいていいのだろうか。

結論:発症しているということはもう治らないんだったな。合掌。

統一相は盧武鉉以上(異常の間違いか?)

 私は日頃から非常識なことを事実として論を進めるという悪い癖(天の邪鬼とも言う)が、合って反省している(良い死に方はできないという意味だ)のだが、韓国新統一相の発言には目から鱗だけでなく、顎が外れてしまうくらいに感動した。

曰く、「朝鮮戦争が北の侵略戦争だったかどうか言えない」
曰く、「北による外国人拉致など事実かどうかは判断できない」
曰く、「スパイ事件やドル偽造、麻薬密売など北朝鮮による国際的な不法行為が拡散しているが」との質問に対しては「確証がない」
曰く、国際手配したキム・ミョンスクや辛光洙容疑者(韓国政府が北に送還)について韓明淑首相は国会答弁で「(そんな人物は)知らない」(さすがに個人的な友人ではないらしい)
曰く、「北はともに統一すべき相手であり、わが国の内部体制を批判することと北を批判することは違う」

 文脈から判断する限り、同じ血の流れている民族は統一されなければいけないという前提意外は全て、どうでも良い問題だと考えているようなのだ。しかし、そこまで言うのであればルーツが同根である、満州や日本(一部ではあるが)も同じ民族として手放しで統一するべきだというもう一歩突き抜けた発言をしてくれればと考えるのは私だけだろうか。

結論:台湾は同族とはいえないので、台湾抜きでもう一度一緒になりませんか。結構凄い国になりますよ。

盧武鉉の言うことだから

 韓国(南朝鮮)の大統領が、朝鮮戦争は「内戦」だったと言ったために世論の批判を一身に浴びて、男冥利に尽きる状態になっているようだ。どうして韓国民はこうも物事に寛大になれないのだろう。たかが基地外の妄言。相手にしてしまってはかわいそうである。それとも、韓国の人達はあの大統領をまともだとでも考えていたのだろうか。だとすれば韓国民そのものが基地外だということになってしまう。

 日本がポツダム宣言を受諾するまでは確かにあそこは一つの国(日本という)だった。その中で戦争をしたと言う前提に立てば、まさに「内戦」であるが、如何せん当時日本領ではない国が二つに別れていたことは歴史上の事実。どちらも米ソ中の傀儡(これは事実だ)だったわけで、冷静に考えれば、「内戦」ではなく「代理戦争」だったように思えるのだが...

 そうしてそんなことを言うかといえば、当時朝鮮という国は自力で戦争をできるような国としての機能を、北も南も持っていなかったからである。そんな体たらくだったから、日本に併合されたという事実を結局一度も理解していなかった事大主主義の国だったのだ。

結論:(口減らしの)出稼ぎや徴用(日本人としての戦争協力)を拉致と言う国が何を言ったって気にしてはいけないのである。基準が常識外れなのだから。

水曜日, 11月 22, 2006

朝日から社会部が無くなる

 12月1日に朝日新聞の部署から社会部という名前がなくなり社会グループと変更になるらしい。前々から”うちに社会部なんかいらない”(箱島前社長)というよくわからない意見があったらしいのだが、どうせ朝日など読みはしないのだからそれでいいのならば好きにすれば良い。

結論:いっそのこと”社民部”とか”民主主義人民共和部”にしたらどうだろう。

真実と事実 〜第十一章〜

 今回は日本の軍隊に関する話題をお送りしたい。

バターン死の行進
定説:フィリピンにおけるアメリカ捕虜に対する虐殺行為
事実1:バターン半島を攻略した時には多くの病人を含む、8万人の捕虜(日本軍よりも数が多かった)がいたが、コレヒドール攻略が残っている日本軍は捕虜を移動させる必要があったが、全員を移動させるための手段を持っていなかったため、徒歩による移動(手ぶら)を強いなければならなかった。もちろん日本軍も徒歩(背嚢を背負う)であったが、マラリアに罹ってている捕虜の多くが命を落とした。
事実2:日本軍と違いアメリカ軍は徒歩行軍になれていなかった
事実3:日本はフィリピンを農業国(食料のある国)と認識していたが、フィリピンの農作物はマニラ麻が中心で食料は日本占領以前から輸入に頼っていた
事実4:フィリピンでの日本軍の戦死者の3分の1は餓死であった
私の視点:日本軍は8万にも及ぶ捕虜に対処する方法を持っていなかったため多くの犠牲者を出す結果になってしまったが、どうせ戦犯として死刑にされるくらいならば、辻正信(基地外参謀)の私物命令に従って全捕虜を射殺してしまえば良かったのかもしれない。

日露戦争
事実1:日本はロシアを相手に戦争を行ったが戦闘地域はロシア領内ではない
事実2:日本は戦闘と戦争の違いを理解していなかった
事実3:対ロシア戦には勝った(武力制圧)が、軍事的占領を行ったわけではない
私の視点:日本は武力制圧と軍事占領を同一のものと勘違いしているが、占領をするための戦略を全く持っていなかった。条約で領有を許された台湾や朝鮮と太平洋戦争時のフィリピンやインドシナを同一視したため、日本軍は結局アメリカに負けることになったのである。

乃木希典

定説:日露戦争でロシア軍を破った英雄(聖将)と同時に無能の軍人と言われている
事実1:日清戦争で1日で旅順を落としたときと同じ感覚で攻撃したため損害が拡大
事実2:乃木希典に軍事的才能が無いことは明らか
事実3:日本軍の初期の山砲、野砲の火力が非力であった。10万発撃込んで要塞を落とせなかった
事実4:バカの一つ覚えの突撃攻撃を加えた(戦死者2個師団分以上)
私の視点:確かに乃木希典は総大将の器ではなかったが、それを理解していなかった軍に全責任がある。ロシア軍の旅順要塞の情報も持たずに攻撃をかけたのも何も戦略を立てていなかった証である。これは乃木一人の責任ではなく。帝国陸軍の体質がそう言うものだったからだろう。

東郷平八郎
定説:日露戦争でロシア軍を破った英雄(聖将)であり世界三大提督の一人
事実:晩年は軽い認知症を発し、軍縮会議などに反対し、艦隊派による軍令軍政への干渉を許す原因となり、それがその後の帝国海軍の暴走(日米開戦)への原因となってしまった。
私の視点:あまりに偉大であったことと、引き際を誤ったことによって日本を無謀な戦争へと引き込んでしまった責任を負わなければいけないのだろう。

山本五十六
定説:連合艦隊司令長官として活躍。日米開戦には反対していた。
事実1:軍政の専門家で実践指揮が専門の軍人ではなかった。
事実2:右翼による暗殺を危惧して海軍中央からの非難人事で連合艦隊へ移動
事実3:海軍大臣に移動する間も無く真珠湾攻撃になり、奇襲に成功したため名司令長官として現場を外れることができなくなってしまった。
事実4:軍政には明るいが人事には暗いため(信賞必罰を行なえなかった)に、適材適所に人材を登用することができなかった。
私の視点:陰謀史観に立てばフリー・メーソンだったとか、戦死しなかったとかいろいろいえるかもしれないが、事実からわかることは山本は海軍にあって政治を行なっていた人であって、軍人ではなかったということである。それが一番不向きな実践において戦果を挙げたために身動きが取れなくなってしまったというのが実体であろう。

日米開戦
定説:日本はアメリカと戦うべく十分な準備を整えていた
事実1:日米開戦後も帝国陸軍の装備、教育は対ソ戦に対する準備しかしていなかった。
事実2:アメリカに対する情報を持たず、占領地域の情報さえも持っていなかった。 事実3:アメリカの戦力を全く知らなかったし、知ろうともしなかった
事実4:日本軍の戦力は机上と実体とが大きく乖離していた
事実5:大和が活躍できなかった一番の理由は燃料が確保できなかったからである。
事実6:大和の主砲は各砲200発でスクラップになる運命だった(合計で311発しか撃っていない)
私の視点:まぐれでうまくいった作戦(アメリカによるヤラセ?)を実力と勘違いしたため、兵站、戦力、戦略など全く考慮せずに戦争を行ったことは明らかである。戦闘では非力な武器ながら善戦したようであるが、兵站を軽視したため多くの兵士を餓死と病気(マラリアなどの伝染病)で失ったのである。

員数合わせの例
帳簿上:山砲4門、弾薬2万発
実体:山砲4門(内3門故障:修理不能)、弾薬2万発(内使用不能山砲用1万5千、残り砲弾は徹甲弾:戦車や船舶用)が300キロ後方に大量備蓄、弾薬の移動手段は車両不足(ガソリンの欠如)で人力による搬送。
記録上:山砲による徹底的な地上攻撃を行ない壊滅
実体2:徹甲弾による攻撃でジャングルを砲撃。敵の損害は軽微(地面に徹甲弾を撃込んでも意味がない)で、敵に位置を知られた山砲は爆撃により完全に破壊される

結論:日本には戦争を冷徹な計算の基に行なうという伝統がなかったことが全ての原因である。その上、事大主義、本音(実体)と建前(員数)の使い分けを行なったため、大本営の発表がウソだったというよりも大本営そのものが正しい情報を持っていなかったという盲状態で戦争を行なっていたというのが実体なのである。日本軍には撤退=負けという単純な図式しかなかったが、アメリカには撤退=被害を減らすことという図式だった。日本軍はアメリカが撤退すると”勝った勝った”と喜び、その後爆撃や艦砲射撃で全滅というパターンで戦争に負けたのである。もう二度とこんなバカな戦争はして欲しくないのだ。

月曜日, 11月 20, 2006

真実と事実 〜第十章〜

 今回は小ネタで。

アフガニスタン侵攻
定説:タリバンがアルカイダ(ビン・ラディン)を匿っていたから(司馬史観?)
事実1:アルカイダはソ連のアフガン侵攻に対抗するためにアメリカによって作られたゲリラ部隊(ムジャヒディン)であった
事実2:タリバンが信じていたのは本当のイスラム教ではない(パシュトゥン人の掟)
事実3:タリバンがアメリカメジャーによる石油パイプラインを認めなかった(中央アジアの石油利権にありつけない)

イラク侵攻
定説:イラクがアルカイダなどのテロ組織を支援していたから(司馬史観?)
事実1:既述したように原油決済通貨をユーロに変更した(アメリカにとっては間違いなく破壊兵器に違いない)
事実2:ユーロ通貨国であるドイツやフランスはイラク制裁を批判(ユーロ変更を吹っかけたのはシラク大統領?)
事実3:攻撃の主導をとった英国もアメリカも非ユーロ国家(両者とも元々基軸通貨国)
私の視点:アメリカという国は自国に利益になれば独裁であろうが、原理主義であろうが応援する国である。まあそう言うことだ。

司馬遼太郎
定説:司馬史観といってもいい歴史観は万人の認めるところである
事実1:司馬史観には通俗的な物語しかなく、歴史的事実とはいえないものが多い
事実2:負けた戦争のことを書かなかった(強い日本が好きなだけ)
私の視点:司馬遼太郎の歴史小説は、山田風太郎の忍法帖と変わらない単なる大衆小説に過ぎない。何故か彼を歴史小説の大家などと持ち上げるバカがいたために、司馬遼太郎の書くものが事実だと誤認する連中が出来てしまっただけなのだ。彼が集めた資料は自分の思いに適うものだけで歴史的事実を既述している物ばかりだったとはいえない。司馬が大嫌いな”ノモンハン事件”なども辻正信のようなバカが指揮しなければ関東軍は恐らくソ連軍を破っていたに違いない。司馬遼太郎には歴史の中の真実(裏)を読み取れるような能力がなかった(幼稚とも言う)のである。

結論:深読みをしない人の話は単純なので、ドラマや映画で題材として取り上げられる。そして人気が出ることによってその浅い知識が本物と勘違いされてしまう。何れは深読みできない人達を大量に生産するようになってしまう(総白痴化)。これは、日本にとって不利益意外の何物でもない。

ゲームが売れないPS3

 出荷台数が足りないので取りあえず品不足を演出(生産計画の失敗とも言う)が、功を奏するはずだったPS3は同時発売のゲームがちっとも売れない(面白いゲームがないのかもしれないが、要するに安くブルーレイを手に入れようというのか、ネットでの転売目的の連中が買ったに過ぎないということなのだろう。同様に品薄(年内に手に入れることは不可能?)な、Wiiとは対照的な展開になることは予想通り(PS3人気は既に陰りを見せているとさえ言われている)といえる。

 PS2互換のはずのゲームで音声が出ないとか、プレイできないという問題が既に発生しているが、その対処にも既に躓いているようである(初期の段階で互換に問題が起るのは仕方がないが、仕方がないと思うのはユーザーの方であってメーカーがそう言ってしまったのでは話にならない)。どうしてSONYはこのように自らを貶めるような対応しかできないのだろう。バッテリーの問題がまだ解決もしていないこの時期にこんな対応をしていたのでは、マスコミが面白がってSONYを叩いているというSONYフリークの声も空しいばかりである。

結論:SONYはPS3をゲーム機として売りたいのだろうが、ユーザーはPS3をゲームとは見ていないということである。ゲームソフトも売れないでどうやって儲けるつもりなんだろう。前々から書いているようにソフトで儲ける時代は20世紀で終わったのである。そのビジネスモデルにしがみついていると本当に自滅するぞ。

真実と事実 〜第九章〜

 さすがに今ではお笑い草だが戦中の100人斬りを信じていた人達が世の中人はいたのが(未だに信じている本田勝一というサヨクのボケ老人がいたりするが)、その話に科学的な根拠は一切ない。それなのに情緒的反応として100人は無理だろうが、何人かは斬っただろうという思いが日本人には存在する。何でそんな風に思い込んでいるかといえば、日本刀が人を斬る道具として世界で一番だと思い込んでいるからである(恐らく武士の魂→神話)。

この辺りを詳しく著述した山本七平氏の著作を漸く読むことができ今回のネタにさせてもらった次第である。

日本刀神話
定説:世界中で一番優れた刀(武器)である(兵隊を100人も斬れる→本当なら凄い)
事実1:人を斬ると間違いなく刃が曲がってしまう(右利きなら左に曲がる)位に日本刀は柔らかい(ということは滅多に折れはしない)
事実2:剣道の面や胴は引き切る動きではなく叩く動きだが、日本刀の反りでは叩いて斬ることはできない(竹刀しか持ったことがない人間に真剣は扱えない)。つまり日本刀は元々斬る道具ではない
事実3:日本刀は炭素鋼ではないので鉄を斬ることはできない(鉄兜ごと真っ向幹竹割は物理的にありえない)
事実4:血が付着したら研ぎが必要である(ヒゲが剃れるほどに研ぎ澄まされた刃はすぐに腐食してしまう)
事実5:日本刀の刃は鉛の弾なら斬ることが出きる(固定して刃に垂直に弾丸を発射すればと言う条件が付くが)
事実6:真剣を実践で使う時には刃の研ぎを変えていた(通常の研ぎのまま使うと相手よりも自分がケガをしてしまう)。実践で使うなら全ての刃を落としても殺傷能力に違いはない(優れてるという意味ではなくそれ位刃に意味がないということである)
事実7:剣道のように斬った場合には、鍔と柄が一発でガタガタになり修理が必要(日本刀は武士の装飾品であったということだ)
私の見解:以上のような物理的事実を理解できれば、日本刀が戦闘用道具でなかったことは明らかである。恐らくその役目は護身と敵のとどめをさすだけであり、白兵戦では無用の長物だったはずである。昔から刀のことを”武士の魂”というが、まさに言葉の通りで刀は魂のような”象徴”で”実用品”ではなかったのだ。人を殺す目的であれば日本刀よりは合い口などの短刀のほうが実用的だ。さらに単純に人を殺すのが目的であればナタやスコップなどのほうが優れている。つまり日本刀は、短刀やナタなどの本当の殺人道具を持った人間が至近距離(殺傷可能範囲)に近づけないように振り回すか、槍の先を払うための道具であって、人を殺すものではなかったのだ。現代で言えばスタンガン(スタンガンでも死ぬことはある)のようなな護身具だったのだ。武士が二本差しだった理由も恐らく長太刀で相手の攻撃を防いで、脇差で相手を刺す(斬るのではない)ためだったのだろう。
日本刀の実践的な使い方:相手と間合いを十分に取り、刀の切っ先が相手の表皮を切り裂くように、手(手を守るために鍔はある)や顔など衣服に隠れていない部分を狙い、出血による攻撃力の低下を第一段階とする(間違っても胴等に切り込んではいけない。刀が曲がってしまうのだ)。
相手の動きが悪くなってきたら、頭頂部や腕や肩等を峰打で強打し攻撃力を完全に奪う。これが第二段階だ。
そして刀の切っ先を相手のみぞおちに深く突き入れ絶命させる。この段階でも胴は斬るのではなく刺すのである、刀は振り回して斬れる道具ではないのだ。
最後に頚椎の隙間部分に刀の中心部を当て切っ先は地面に突き刃の峰の部分に足を乗せ梃子の応用で首をそぎ落とすのである。間違っても刀を振り回して首を斬ろうなどとしてはいけない。まぐれで首が落ちる前に何本もの刀を無駄にしてしまうのである。
いかがだろう、本当に日本刀で人を殺すというのはチャンバラのような爽快感は微塵もない。まさに陰湿な道具になってしまう。これは日本刀が本来殺傷武器としては欠陥品だったからなのである。

結論:日本刀は日本人が考えているように人を斬って殺すための武器ではなかったとのである。山本七平氏が喝破しているのだが、人に対して一振りするだけで刃が曲がってしまう日本刀の欠陥を証言していない100人斬り競争の二人は一人も斬ったことさえなかったのではないだろうか。もしも戦争に行って人を殺すつもりならば、家宝の日本刀ではなく折り畳みのスコップを持参することをお勧めする。こいつなら叩いても、突いても、繰り回しても確実に何人かは殺せるのである(100人は難しいかもしれないが)。日本刀で殺せるのは豆腐の角で死んじゃうくらいに頭の柔らかい本田勝一や福島瑞穂みたいなバカだけなのである。

金曜日, 11月 17, 2006

真実と事実 〜第八章〜

 よく民主党はリベラルだから良いという意見を聞く。確かに歴代の大統領なかで人気のある大統領は民主党の方が多いだろう。それに数多くの立派な業績を上げている大統領も民主党の方が多いような気がする。さて今回はその辺りを書いてみたい。

F.R.ルーズベルト
真実:ニューディール政策によってアメリカを大恐慌から救った偉大な大統領
事実1:改宗ユダヤ人の資産家の一族である(セオドア・ルーズベルトは叔父)。それが悪いとは言わないが、最近まで隠されていたことも事実だ。
事実2:公共事業(ニューディール)の失敗を戦争で取り返した
事実3:ルーベルト家は父の代から中国に利権を持っていた
事実4:アメリカも満州に進出したかった
事実5:日本を太平洋戦争に引き込んだ大統領(アメリカ戦死者30万人、日本人戦死者230万人:その多くは餓死・病死)

H.トルーマン
真実:第二次世界大戦を終わらせた大統領
事実1:共和党や軍の反対を押しきって、日本に原爆を投下した差別主義者
事実2:投下は2発だけであったが計画は18発だった
事実3:朝鮮戦争を始めた(アメリカ戦死者6万3千人)
私の視点:いじめられっ子ほど、いじめっ子になるという典型である。マッチョな奴ほど意気地無しなのだ。


J.F.ケネディ
真実:国内政策は鉄鋼業界によるカルテルとの対決、人種差別問題への介入、そしてマフィアとの対決。国際政治はキューバ危機後の軍縮への努力である
事実1:ケネディ家は禁酒法時代からマフィアとつき合ってきた
事実2:アメリカが唯一負けたベトナム戦争のきっかけを作ってしまった
事実3:オズワルドはFBIとCIAのエージェントだった(本当か?)
私の視点:誰が犯人かは永久に不明かも知れないが、CIA、FBI、マフィアと軍産複合体を相手に意地を通そうとしたのだから殺されたのも仕方がないか(アメリカはそう言う国である)

L.ジョンソン
真実:ベトナム紛争をベトナム戦争にしてしまった
事実1:ベトナムを泥沼化させた(アメリカ戦死者5万8千人)
私の視点:真実と事実が同じだという稀な例

結論:日本人はおめでたいので、リベラルを理想主義だと考えるようだが、リベラルの実体はただの空想主義に過ぎない。やっていることはオシャレな原理主義で、自分勝手(自由主義)な連中だということだ。戦後の日本は相当リベラルになったので、民主党の方(例えばヒラリー)が良いように思われている。でもそれは大きな勘違いなのだ。ブッシュ親子は別にして共和党の大統領は戦争を始めるのではなく終わらせる役目を負っているのである。民主党は平和と正義のために平気で戦争をするのである。

日本人のイデオロギー嫌い

 日本人は昔から無宗教だと言われているが、正しくは無節操だと言ったほうが良いのかもしれない。そう言われると日本人をバカにするなと思われるかもしれないが、実は私は日本人の無節操は、神道的な心に行き着く素晴らしい文化だと言いたいのだ。ようするに無節操というのは自分たちに利益をもたらすものであれば受け入れるし、そうでなければ受け入れない。さらにそうでなくなればなかったことにするという、まさに実利的な臨機応変さこそ日本人の美徳なのである。だからこそ日本人はイデオローグは通用しない。どんなに立派なことを言っていても実体が伴わないものは日本人は一切信用しないのである。

 日本で、仏教も儒教もキリスト教もイスラムも全く力を持ち得ない第一の理由は、それぞれが一つのイデオロギーだからだ。イデオロギーは別のイデオロギーを認めない。それでは、何でも利用できるものを利用する日本人には通用しないのだ。これは宗教だけに限った話ではない。広い意味で自由経済や民主主義、共産主義、平和主義もそうなのだ。主義主張の中の役になる部分を利用し、そうでないものは見なかったこと、ないことにする。それが日本人の姿と知恵(浅知恵かもしれないが)なのだ。

結論:日本でイデオロギーにとらわれている連中は、非日本人なのである。日本のイデオロギスト達は、自分を肯定するためにイデオロギーの都合の良い部分を利用するが、それは二重の意味で日本人に対する裏切り行為であることをそろそろ悟って欲しいものだ(昔から、バカは死んでも直らないと言うけどね)。

強行採決

 民主主義社会において議論を尽くさないというのは、まさに民主主義の放棄にほかならない。審議に出てこない野党はもちろんだが、多数を押えていることを楯にして強行採決をする自民党の全く同じ部類だ。もしこれがまかり通るのならば、既に衆参両院で過半数を自民が押えている現在、国会など必要ないことになってしまう。これでは、翼賛政治が行われていた戦中よりも酷い(翼賛体制の時代でも尾崎行雄や田川大吉郎は翼賛を国会の場において批判した)状態とさえいえる。

結論:死人は出てはいないが民主主義は死んでしまった。野党はこれで憲法を守っていると言うのだから開いた口が塞がらない。

木曜日, 11月 16, 2006

国連教信者

 ここでは、何度も取り上げているのでまたかいなと思われるかもしれないが、世の中にはスイス信者(スイスが平和の象徴)がいる、彼らに共通しているのはバカだということだ。そもそも永世中立(どこにも加勢しないだけ)=戦争放棄(戦争はしない)だと考えていたり、逆に連合国=国連だと知らなかったりする。そう言う人達はスイスも国連も平和団体の一種だと思い込んでいるのだ。日本もドイツも連合国(国連)に加盟しているが未だに敵国条項は消えていない。

第53条〔強制行動〕
安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極又は地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。
本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であつた国に適用される(この時に連合国と戦っていたのは日本とドイツだけで同じ枢軸国であったイタリアはこの段階では連合国の軍門に降っていた)。

第107条〔敵国に関する行動〕
この憲章のいかなる規定も、第二次世界戦争中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。(逆らったら好きにしていいし、邪魔はしないよということ)

 この53条が無くならない限り、日本やドイツがいくら連合国のために尽くしても、連合国に逆らったら(法律を遵守すれば第三国を責めても大丈夫なようだ)、戦争を仕掛けられても文句は言えないことになる。折角第52条で自衛権を認められているのに、日本は憲法によってそれを否定しているためても足も出せないのである。

結論:これでもバカには日本国憲法や国連は有り難いのだろうか。私にとっては日本が常任理事国だった国際連盟のほうがよっぽど有り難いのである。

公務員には信賞必罰の徹底を

 日本では公務員とはどうやら国(や地方自治体)に守られている人達のことを意味するらしい。要するに何をやっても民間人のようには責任を取る必要がないということだ。殺しまでやってしまえばさすがに民間人との差はないのだろうが、できるならばより重い量刑を科すのが当然だろう。しかし実状は、全く逆であり民間であれば解雇になるような事案でも訓告ぐらいで済んでしまいかねない有り様なのだ。こんなことで、公僕としての役目を果たせるわけがないのは分かり切ったことだ。

 明治から続く官僚制度が戦争の責任をとらなっかた事にも繋がっている。もしかすると江戸時代の武家がそのまま官僚になってしまったことが根本原因なのだろうか。どちらにせよ公務員は国を背負って立つ人間なのだから、責任が民間人よりも軽いということはあり得ないはずなのに実体はその責任を曖昧にするシステムで守られるようになってしまっている。少なくとも江戸時代であれば、武家が不祥事を起こしたならばお家取り潰しなどの厳罰があったが、明治以降それが無くなってしまったのである。

結論:アメリカのように民間人(資本家の代理人)に良いように利用されるのも困るが、日本のように役人が好き勝手に振舞われるのも許しがたいのである。必罰よりは厳罰が必要だ。

真実と事実 〜第七章〜

今回は新しい話題でお送りしたい。

イラク戦争(一方的なアメリカの侵略だと思うが)
真実:本の数年前までは、9.11テロの首謀者であるアルカイダに協力した(匿った)悪の枢軸であり、大量破壊兵器を持っているから攻撃された(今でも信じているようなら相当いかれている)
事実1:クルド人に使われた化学兵器の多くは米国製だった(誰が売ったの?)
事実2:イラクには大量破壊兵器はなかった(攻撃し返す恐れはなかった)
事実3:2000年11月から、イラクは原油の決済通貨をユーロに変更した
事実4:フセインがアルカイダを嫌いなこと(思想が全く違う)は世界の常識だった
事実5:戦争終了後、イラクは決済通貨をドルに戻した
事実6:イランが決済通貨をユーロに替えようとしたら、核兵器を開発していると言い始めた
事実7:イランが核を開発すると言ったことはないし、北の核実験を批判している
事実8:イラクはフセインを排除したアメリカを歓迎していない(憎んでいる)
事実9:無敵を誇ったイスラエル軍がヒズボラに負け、アメリカに和平を依頼した
私の視点:国際通貨であるドルの威信を失いかねない状態にもっていかれることを恐れたアメリカは、他の産油国がイラクに右にならえにとならないように、釘を刺すため根拠のない理由を(アルカイダを匿った→大量破壊兵器→中東の民主化)でっちあげて国連決議も無しに攻撃をしたが、アメリカの力の低下を見て取ったイランがヨーロッパに、サウジなどは中国に歩み寄っているのが現在の状況である。結局アメリカの威信は大きく低下してしまったのである。さらに、中東でくさびの役目を果たしていたイスラエルもテロ組織には通用せずアメリカ国内におけるイスラエルロビーの力が急速に落ちてしまい、イスラエルよりだったラムズフェルドも政権から追い出されてしまった。

結論:今回は化けの皮が剥がれつつある問題も提起したが、これで真実と言われるものがいかにいい加減であるかをご理解頂けたのではないだろうか。

月曜日, 11月 13, 2006

真実と事実 〜第六章〜

 日本人の間(少なくとも左翼以外)では、南京で30万人も虐殺されたという話は事実ではないとなり始めているが、それでもナチスによるユダヤ人の虐殺はあったと信じられている。結構人間はデマに弱いのである。

ナチスのユダヤ人大虐殺
定説:アウシュビッツなどの収容所で600万人のユダヤ人が虐殺された
事実1:当時明らかにユダヤ人と分かる(非改宗者)はヨーロッパ全土で600万人だったので、定説通りなら全滅である。
事実2:死者の多くは発疹チフスなどの伝染病だった(死んだのと殺したのは意味が違う)
事実3:ガス室と信じられている施設はシラミ駆除用の部屋だった(チクロンB散布)
事実4:アウシュビッツの記念碑の犠牲者数は150万に訂正されている
事実5:ドイツ以外のヨーロッパ人やアメリカ人もユダヤ排斥を容認していた
私の視点:この辺はまたの機会に。

士農工商
定説:江戸時代は士農工商(階層順)という厳格な身分制度(日本版カースト)があって、その身分の間と移動することができない封建社会だった。その下に穢多・非人というものがあった。
事実:士農工商とは役の上での分類であり、実際には武士の下に村単位の百姓(農民のことではない)と町単位の町人があっただけである。また公家や僧侶など士農工商のどこにも含まれない職種もあり、明治以後に言われている史観で江戸時代の身分制度は捉えることはできない。

幕藩体制
定説:江戸時代は幕府が各藩を統治していた
事実:明治時代になるまで藩という呼称は一般に使われていなかった。何故ならば江戸次第には藩という制度は無かったからだ。藩とは儒学文献上の”領国”の別称に過ぎず、1868年に明治政府によって大名領を”藩”という行政区分名にしたのである。時代劇で”何々藩”と平気で使っているがあんなことは無かったのだ。藩という言葉が存在したのは明治2年の府藩県三治制から明治4年の廃藩置県までの僅か2年間だけだったのである。今度から時代劇を見て、何々藩などと言ってたら文句を投書しよう。
私の視点:幕府を悪者にするためならば、あることないことでっち上げたのが倒幕派の連中だったのである。

非核三原則
定説:核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずの日本の国是
事実:アメリカの傘の下にいるのであえてもつ必要がないだけという、安保前提の国是
私の視点:腐るほど核兵器を保有しているアメリカの核の保護下にあって非核というのは詭弁。非武装中立と同じで単なる理想論に過ぎない。核武装の議論が核兵器の開発につながるなどと馬鹿げたことを未だに言っている基地外野党があるが、独自に核武装をするためには核の傘から出るというもっと難しい問題があることをちっともわかっていないのである(だからサヨクはバカなのだ)。

結論:明治以降の江戸時代に関する定説は、かなり恣意的な面を含んでおり江戸時代生まれのいなくなった戦後、それは余計に酷くなっていったのである。サヨクは実体のない言葉(言霊)が大好きな迷信好きばかりである。どうも進歩的というのは非合理的のことらしい。

何がSONYを誤らせたのか?

 何がと言えば全てだと言ってしまったのでは身もふたもないのだが、技術のSONYなどと言っていながら、実はSONY社内に自社製品はダメなんじゃないのという空気が渦巻いているように思える。どういうことかといえば、セクショナリズムが進み過ぎてしまい、自分の所属する事業部以外からヒット商品が出ることを拒む体制ができてしまったのだ。

 実は、それぞれの部署が他の事業部の失敗を期待している節がある。だからこそ、戦略的に明らかに間違っている同じジャンルに入る商品を社内でぶつけ合ったりしているのだ。今話題のPS3の前に当るPSX(これだって鳴り物入りだった)は、スゴ録によって消え去り、VAIO PocketはWalkmanで、WalkmanはPSPでというように、同じSONYから出た商品にぶつける形で僅かな日数で対抗するものを出してお互いに潰しあいをしてきたのである。

 それが、SONYの方向性を失わせた最大の原因なのだが、社外にライバルがいると未だに思っているのだから病は相当に重い。社外にはSONYをライバルなどと思っている企業は既にない。シャープはサムソンと液晶で闘っているのであってSONYと闘っているとは思っていないだろう。ようするにSONYには社外にライバルはなく、社内に敵がいるだけなのだ。だからこそ、PS3の製産が遅れているのである。単なる久夛良木潰しだ(傲慢過ぎる久夛良木も悪いのだが)。

 当初の予定通りPS3の製産が順調に進んだ場合、誰が得をするかといえばそれはSCEの久夛良木だ。デバイスを作っている部門が日の目を見ることはない。そして万が一PS3が大成功してしまえば、今度こそ久夛良木を、SONYのCEOにを得なくなってしまうだろう。

結論:SONYには社内の成功を喜ぶような気風は最早ない。嫉み根性だけで回っている会社だ。SONYくらい自社の(他の事業部の)商品が嫌いな会社はないのじゃないだろうか。

日曜日, 11月 12, 2006

PS3はブランデー?

 "Wii"はビールで"PS3"はブランデーという記事が日経ネットに掲載されていた。ゲーム機の定義としてはその通りだと思うが、記事の中で、「よくソニーと任天堂どっちが勝つかといわれるが、ビールとブランデーに勝ち負けがないように勝負はない。お互いに意識していないと思う。」という発言には納得が行かなかった。

 任天堂は明らかに涅槃の世界に旅立ってしまった"PS3"を"Wii"のライバルとは考えていないようだが、SONYはそう考えてはいない。何故なら、"PS3"の価格改定は明らかに"Xbox360"を意識したものではなく”Wii”に対抗しようとしているからだ。今回の値下げは、Xbox360が売れているアメリカではなく日本市場だけだが、日本には”Xbox360”市場は事実上存在しない(全く売れていないわけでもないが売れてるとも聞かない)ので価格で"Xbox"に対抗する必要は全く無い。

 結局、SONYがやったことはブランデーを、ビールよりも売りたいという間違った戦略なのである。確かに"PS2"は売れたが、あのマシーンはDVDが見られる"PS"だったことが大きい。ゲーム機として考えた場合、過去のゲームが資産となることは間違いない。同時期の任天堂は、"Nintendo 64"、"ゲームキューブ"と全く互換性のないゲーム機を立て続けに出して、自ら市場を潰してしまった。SONYは結局任天堂の戦略の失敗による漁夫の利を得たに過ぎなかったのだ。しかし、両ハードウェアの中で"どうぶつの森"シリーズなどの新たなゲームのジャンルが存在することが明らかになり、それが"DS"の方向性に反映されてきたのだ。

 悲しいことにSONYは、"PS2"の売れた理由をハードウェアのスペックと勘違いしてしまった。もちろん世の中には、そういったユーザーも存在するが、多くの人はブランデーボトルの中身がブランデーだから買っていたわけではなかったのに、SONYはもっと豪華なブランデーを売り出してしまった。それも値下げまでして...

結論:"Wii"はビールじゃなくて、たこ焼きやラムネだ。子供や下戸にブランデーは飲めないのである。

木曜日, 11月 09, 2006

福島瑞穂語録

 愛すべき福島瑞穂氏の第一級のジョーク集を。ダンナともども中核派なので言っていることが常識を超えている(基地外とも言う)のである。

朝まで生テレビ編1(事実かどうかは知らない)
福島 「警察官の拳銃使用は絶対反対。犯罪者と言えども人権はある訳ですしぃ~、犯人には傷一つ付けてはいけない。たとえ凶器を持った凶悪犯と言えども警察官は丸腰で逮捕に向かうべき」
田原 「そんな事して、警察官が殺されたら?」
福島 「それは警察官の職務ですしぃ~~」
(「ええっ~」と言う驚きの声が怒濤のようにスタジオ中に響き渡る)
 その声にまずいと思ったか福島が続ける。
福島 「それに犯人がそんなに抵抗するんだったら無理して逮捕する必要は無いと思うんですよぉ~、逃がしても良い訳ですしぃ~」
田原 「じゃっ、逃がした犯人が別の所でまた人を殺したら?」
福島 「それはそれで別の問題ですしぃ~」

朝まで生テレビ編2(事実かどうかは知らない)
福島 「スイスには徴兵制も軍隊もない」
皆兵は徴兵ではないのだろうか、恐らく永世中立だから軍がないと考えているらしい。私も小学1年位の時はそう考えていたので、私の小学時と同程度の脳細胞か?永世中立国なので第二次世界大戦時に領空を侵犯した連合軍機、ドイツ軍機を差別せずに攻撃している。

朝まで生テレビ編3(事実かどうかは知らない)
福島 「民党と民主党は、カレーライスとライスカレーとの差くらいしかない。福神漬が付いているかいないか程度しか変わらない。私達社民党はオムライス、子供から高齢者まで大好きなオムライスです」
私の偏見かもしれないがオムライスの好きな年寄りをあまり知らない。恐らくその真意は外は黄色いが中は赤い(サヨク)ということなのだろう。中核派なので中身が大事なのだろう。

朝まで生テレビ編4(事実かどうかは知らない)
田原 「米国は過去の交通犯罪の教訓から被害者に対して生涯かけて罪を
    償なわさせている国だし死刑も終身刑もある国だよ。加害者側の人権人権って言うけど、殺されてしまった側には人権もクソも無いって事なの?」
福島 「だって、死んでしまった人の人権なんて考えても仕方がないですしぃ〜、
    前途ある中学生3人の人権を第一に考えていく必要があると思うんですぅ〜、
    これからまだまだ社会に貢献してもらう義務があると思うんですぅ〜」

参院予算委員会答弁(事実)
福島 「愛は強制できますか」
安倍 「強制できないと思います」
福島 「国を愛する態度を評価するのか」「愛国心の強要は『戦争反対』と言う自由を奪う」
安倍 「全く関係ない観点で非難している。国の行うことを支持せよ、私の内閣を愛せよ、と言っていない」「福島氏が首相になることもあり得るが、福島首相がやることを私たちが全面肯定し愛することはあり得ない」
安倍氏のほうが100万倍大分まともである(小泉のほうが安倍よりも100万倍マシと発言したことあり)。

結論:これが都市伝説でなく事実ならば、立派な基地外(盧武鉉並み)である。男女別姓を唱える福島瑞穂。「そう言えばあなたのお国では昔からそうですよね」と誰か突っ込んでくれないかな。