木曜日, 4月 30, 2015

WWDCで発表される新しいApple TV

思わずTimが「AppleはケーブルTV業界内で重要な役割を果たす」と口走ってしまい俄に6月のWWDCで発表されるのではないかと噂になり出した Apple TVはA8チップ搭載との話。同時にホーム画面は今までと大きく変わるかは不明だが、ライブでテレビ放送が流れるようになるだけではなく今までは AirPlayで画面表示しているだけに近かったiOSデバイス用のゲームが動くようになるのは間違いないところだろう。

もちろん今の ゲームがそのままApple TVで完全に動くわけではなくゲーム系の拡張が次のiOSの隠れた目玉で、間違いなくSwift版のGameKitを使ったアプリがデモンストレーション されるだろう。そして、ゲームをする上で必須の物理ボタンを持ったゲームコントローラ(iPhoneやiPadではテレビ画面を見ながら操作など出来な い)が登場する筈である。

結論:Apple TVで本当にゲームが動くようになると据置型のゲーム機に未来はなくなる。任天堂がIP(知的財産:キャラクタ)を活かしたスマートデバイスへの展開を進め始めたのはAppleの動きを知っているからと睨んでいるのだ。

水曜日, 4月 29, 2015

懲りもせずApple Watchの話

一見するとiPhoneが母艦でApple Watchは子機に過ぎないと勘違いする人もいるようだが主従関係と言うよりは補完関係と呼ぶべき存在である。グランスなどiPhoneアプリがなければ存在を否定されるものもあるため「iPhoneがなければ何も出来ないじゃないか」、「Android系のスマートウォッチなら単独で何でも出来るのがある」と騒ぐたわけがいるが、出来るかもしれないが使い勝手を全く考慮していない製品と比較をされては困るのだ。

画面がでかくても良ければiPhoneを輪ゴムで腕に止めれば良いわけで、それならば当然スマホと同じことが出来るがそんなものは邪魔臭くって仕方がないから腕に自然にフィットするサイズにと考えての腕時計型。重さも大きさも時計とそんなに代わらない筐体に納めた場合に出来ることなど高が知れているので指で隠れてしまう画面を触って何かをすることを極端に減らしたのがApple Watch。そのために竜頭を活用したのはまさに目の付け所と頭の作りが他とは違うと…

Siriもどんどん賢くなり最近は良く使うアプリはSiriで起動が当たり前になってきたが、これはApple Watchでも同様。長い文章を入力しなければいけないような時にスマートウォッチだけでやろうなんて考える変わった人以外はその時はPCを使う筈だし、その方が無駄な時間を浪費せずに済むと気付くだろう。そして、あまりApple Watchのレビューではそんなに重要視していないがリモコンとしてのApple Watchの使い勝手は非常に良い。Apple TVのリモコンとして既に登録しているがiPhoneのミュージックやMacのiTunesで音楽を再生するのにも重宝している。

そして、iPhoneのカメラのリモコンとしての活用。別に隠し撮りに使おうと言うわけではないがバックカメラを使った自撮りならApple Watchで画角を確認の上、3秒タイマーを使えば高解像度の自撮り写真が可能になる。これなんかはApple Watchがあればこその芸当と言えるだろう。

結論:それぞれが分をわきまえて補完しあう。iPhoneやMacなどのApple製品とApple Watchの関係はまさにそのような関係なのである。

水曜日, 4月 22, 2015

AppleはApple Carを作るのか?

自動車メーカからエンジニアを引き抜いたり公道を走る車が目撃されたりで何年か後にAppleが車を販売するのではないかとの噂がまことしやかに広 がっているが、おそらくそんな日は来ないしAppleはGoogleのように自動運転用のOSを出そうなどと妄想を抱いてもいないと思う。

も ちろんCar Playの機能はどんどんと進化を続け車に取り付けられたセンサーからの情報を得て運転のサポートをするかたちになるのは間違いないが、それは自動運転で はなくスマートな運転の補助に徹するのではないだろうか。路線バスのような決められたコース(それも専用レーン)を走るものであれば自動運転も可能だと思 うが、自動車そのものは自由に動かせることが一番の魅力、運転する楽しみを奪ってしまったのでは…

車庫入れや縦列駐車など楽しさとは別の部分での運転補助はありだとは思うが。

結論:Appleは、Apple印の自動車は作らないのである。いつかはそんな時が来るかも知れないが数年のうちになどないと思うのだ。

木曜日, 4月 16, 2015

Apple Watchを買ってはいけない

どうでも良いblogを書いて申し訳なかったと反省はしていないのだが、私の努力の甲斐もなくApple Watchの予約は想像通りの展開になってしまった。全く持って力不足であった。

と言うことで今回もまたどうでも良い話を。Apple製品を使っている人が増えてしまい信者の方が希少種になってしまった昨今だが、長いこと使っていることで色々な方々とお知り合いとなりその関係であちこちに顔を出しているのだが、そんな中のある場所で…

そ の集まりはiOSに関係しているものなのでたった一日で100万台を越える受注となったApple Watchを当然全員が注文しているものだと思ったら、あんなに売れるとは思わなかったと耳を疑うような発言が。見ればiOSに関する組織なのに使ってい るのはSurface。何を使おうが個人の自由なのは間違いないのだが、少なくともその人はiOSアプリの開発には携わってはいなさそうだし、その端末を 配布していると言うことはその会社も…

法人向けのタブレットはiPadがデファクト(そして次はAndroidではなくWindows)ととなっている時代に次のアプローチとしてApple Watchが気にならないのだろうかと。

結論:そう言う人は買えるようになっても買ってはいけないのである。

世の中を悪くしているのは管理部門?

メーカーから優秀な技術者がドンドン流出してお先真っ暗な今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか。最近はスタートアップの段階でコンサルとかを雇ってスタート時から錬金術の方に熱心な所も散見されますがベンチャーって創業者がおかしな人だからやれるんだよねって言う面白さが重要なのではと、ひとごとではなく思う次第。

創業時って言うのは良い意味で「何々バカ」が勢いでやっちゃいましたが本道(だから直ぐ潰れるのだろうが)。そうやって他にはない何かがその会社の売りになるわけなのだが、一端成功して大きくなってしまうと偏差値が優秀な立派な方々が入社し始めドンドン冒険をしない会社になっていってしまう。最近はその速度がどんどん速くなってしまいあっという間に管理部門の方が偉い会社になっていってしまう。

大体、管理部門に入る人間はエンジニアとして優秀なわけはなく(例外はある)そんな部門の人が入社試験を担当するのだからエンジニアを雇うにしてもどんな能力を持っているかを判断など出来るわけはなく、結果出身大学と学部(要は学駅だけ)で選ぶのは当然なのだ。その結果リスクを最小限にすることに長けた秀才ばかりが揃ってしまいいずれは管理部門で汗を流さない事が最上となってしまうのだ。

管理部門は現場とは違いトップのそばに居るので会社が怪しくなってきても最初に切られる側に回る方が少ない(切られるのではなく逃げるのはある)。でも、良く考えてみたら管理部門などは本来はその会社独自のノウハウなど不要の世界。アウトソースしたって問題がない筈。それに引き換え優秀なエンジニアは手放してはいけない存在だろうと思うのだが。

結論:メーカーなどエンジニアを必要としている企業はエンジニアの採用は現場の脂の乗った連中にまかせないといけないのだ。

土曜日, 4月 11, 2015

Apple Watchを買ってはいけない 〜10の理由〜

今までなら発売開始される前に書いていたのに、遅いぞと突っ込まれそうだが今回は後出しで。既に購入予約をしてしまったので今更遅いとお考えの方、 今からでもキャンセルは出来るのでお気軽にどうぞ。それにしても、予約開始から僅か数分で多くのモデルが初日には手に入らなくなると言う大盛況。事前に噂 されていたApple Storeアプリを使う方が間違いないを知らなかった方々はWebサイトの表示さえままならない状態でリロードを繰り返しているうちに欲しいものを初日に 確保するどころではない状況になったようである。私は事前にApple Storeアプリを起動して待っていたがSoftBankのiPhoneは16:01になっても画面が更新されなかったため,急遽au版のiPhoneで アプリを起動して…それでも元々考えていたSPORTのスペースグレーは既に4週間〜7週間待ち、モデルを変更して取り敢えず初日確保に切り替えたのだ。 そんなに欲しいのかと言われれば実は今回の購入は物欲ではなく純粋に開発目的、iOS周辺デバイスをビジネスとして成り立たせなければならなくなった経営 者としての…

どうでも良い個人の都合は置いて本題へ。

理由1:iPhoneを持っていない
ま さか、iPhoneを持っていなくても色々なことができるなどと考えているバカはいないだろうが、一向に売れる気配を見せないためiOS対応をアナウンス し始めたAndroid Wearを使っているスマート・ウォッチとは違いどんなに待っていてもApple WatchはAndroid OSに対応することはない。
理由2:価格が高い
iPodなどと同じようにApple Watchの初代の値付けは他では考えられないくらいに高い。この円安、とてもじゃないが家族の承諾を得られるものではない。その上、あっと言う間に皆が 手に入れてしまうので持っていてもちっとも自慢にはならない。既に初日に手に入れることが出来なくなったのだから第三世代が出て安くなるまで待った方が良 いのだ。
理由3:バッテリがもたない
普通に使えば起きている時一杯使い続けることが出来る仕様になっている が、手に入れた当初は色々と弄り倒してあっという間にバッテリが空になり、全然使えないととの批判記事があふれ返る。これはスマホでもそうなのだがカタロ グ値と違うじゃないかと騒ぐバカはどこにでもいる。カタログバカはこう言う製品は買ってはけないのだ。
理由4:スタンドアローンアプリが作れない
現 在リリースされているSDKでは、iPhoneのアプリとの連携なしに動くアプリはApple純正以外では特別な協力関係で開発を行っているところに限ら れている。グランスで出来ることはAndroid Wearで出来ること+αに過ぎず、他のアプリもiPhoneアプリとの連携が前提。今年のWWDCで発表されるiOS 9以降の開発環境が出そろってから手に入れるので遅くはないのだ。
理由5:スマートフォンじゃない
世の中には スマホでPCと同じことが出来なきゃいけないと考える強迫神経症患者が結構いるが、Android陣営にはウェアラブルにも同じことを考える患者が相当い る。カメラを入れたり携帯通信機能を入れたり(スマホは売ったのか?)と作動時間を完全に無視したスマートウォッチに飛びつく連中がいる。その上、UIの ことを考えず(恐らく実際に使う場面を想像出来ないのだろう)にスマホと同じことが出来なければいけないと。そんなことを考えている人は買ってはいけない のだ。
理由6:どれが良いか決められない
流石にEditionまで選択肢にいれられる人は少ないだろうが、 Appleのシンプルなモデル構成にすっかり慣れ切った人たちにとってApple Watchのようにベースモデルだけで38モデルもあったのでは何を買って良いのかを決めるのは至難の業。試着してから決めようなんて考えていた人はポチ る前に品切れ状態になってしまったのだから買わない方が良いのだ。
理由7:ミーハーと思われたくない
今どき Apple製品に飛びついたからと言ってミーハーなんて言われることはないのだが、皆と同じと思われたくない「俺は他の連中とは違う」と言う自意識の強い 人(誰もあんたのことなんて気にしていないし、それならWindowsやAndroidなど使ってはいけないのだ)はどんなに欲しくてもApple Watchに限らずApple製品を買ってはいけない。
理由8:Apple Watchを持ってる友達がいない
こ れだけは書きたくなかったのだがApple Watch同士だけでコミュニケーションを取れるスケッチ、タップ、ハートビートなどのアプリを起動するたびに悲しい気持ちになってしまう。他は、 Android Wearを使っているスマートウォッチや他のスマートウォッチでも出来るのでApple Watchを買う必要はないのだ。
理由9:スペック以外目に入らない
モ ノを選ぶ時には基本的なスペックも選択肢の一つではあるが世の中には使い勝手や質感と言った情緒的な部分を全く考慮に入れない(左半球しか脳がないらし い)カタログスペック至上主義の人がいる。そう言う人にはApple製品の良さは分からないのだから買ったとしても直ぐに転売。そんな人間には買って欲し くないのである。
理由10:アンドロイダー
本当にそんなアンドロイダーなんて言うのがいるかは知らないが少な くともAppleが嫌いでWindowsやAndroidを使っているアンチAppleの人は買ってはいけない(どんなに羨ましくても買わないと思う が)。何が原因でマカーが嫌いになったかは知らないが嫉みでも…

結論:手に入らないとなると欲しくな るのが人の性だが、どうしても早く手に入れないといけない理由がないのなら供給が十分になるまで待てば良いのだ。何時まで経っても何ヶ月待ちになるかも知 れないが、それは出荷が始まってから考えれば良い話。今はどんなに欲しくても手に入らない状態なので買ってはいけないどころではないのである。