木曜日, 7月 28, 2011

何で私がAndroidを毛嫌いするのか

 本来はAppleの製品やサービスについて書くブログなのに、何故SONYをボロクソに書いたりAndroidをケチョンケチョンに書くのだと思われるかもしれない(昔は、Microsoftをボロクソに書いたが今はその必要が無いくらいにMicrosoftはボロクソだ)。Androidに関して、何が書いてあるのかと思って覗いて見たら、マカーの戯れ言で時間を無駄にしたというコメントも頂いたりするので、使いもしない他所様の製品に関してあれこれ書くのは控えた方がという気持ちもあるのだが、懲りもせず余計な事を更に書きなぐってみたい。
 
 私が、ボロクソに書き始めた頃に比べ今のAndroidは、正直大分まともになってきている(ユーザの使い勝手やアプリ開発者の事を考えらるようになればなお良い)。少なくとも各社それなりに頑張ったおかげか、処理速度も見違えるくらいに速くなっているし、自分たちはどこまで行ってもドメスティック(ガラパゴス)だと開き直ってしまったのかガラケーの機能も取り込んで、これが日本のスマートフォンの王道だといわんばかりにスマケー(要はAndroidガラケー)とまで自称し始めている…予てからガラケーはインターネット端末ではないし、そのサービスも本当のインターネットサービスではないと書いていたのに…
 
 話が、横路にそれてしまったので元へ戻そう。私がAndroidをけなすのはiPhoneの最大のライバルだからとか、Windowsの時のようにAppleが敗北する(私は、正統派のマカーなのでMacがWindowsに負けるなどとは一度も考えた事はない。販売シェアなんて一切関係ない)と考えているからではなく、そのビジネスモデルが根本的に間違っていると考えているから。今回は、その辺りを書いてみたい。

Androidが嫌いな訳
その1:自由過ぎる
Androidを素晴らしいと勘違いする人の多くが真っ先に揚げる理由は、Appleは閉鎖的なのにAndroidはオープンで自由だから。しかし、その実態はOSのバージョンコントロールさえまともに行われない無秩序。ハードの開発には時間が必要なため開発時にターゲットにしていたバージョンは完成時には既に時代遅れという状況が頻発。ハードウェアの仕様が固まっていなかった1.6までのバージョンで開発をしていた国内メーカーはスマートフォンなのにOSのバージョンアップさえ出来ないという無様な事になってしまった。共通のプラットフォームを使う事で製造コストを削減出来るはずだったのに、OSレベルで差別化を図れないために国内メーカーはいつもの常套手段で余計なハードウェアを搭載して独自の仕様を作ってしまい、UXなどのインターフェイスもメーカーの自由にさせたので互換性が奪われデベロッパーのアプリケーション作成の障害となってしまった(いくつあるか分からない端末全部で問題なく動くアプリなどどうやって作れと言うのだ)。
【結論】Androidには自由があるのではなく秩序がないだけだ。
その2:儲けようがない
無料でオープンなOSなので複数のメーカーが参入でき互いに切磋琢磨する環境が作られ、より良いものが生み出されるらしい。AndroidがあるからこそiOSもより良くなっているではないかとも言うが、雨後の筍のように有象無象のメーカーが参入した事でAndroid陣営の成長と同時に価格競争が起きている。国内メーカーのように海外に市場を持っていない者(その上ガラケーと同じ機能を全部載せしようと言うだからが笑ってしまう)が利益を上げられるほどのロットを捌けるなどと考えるのはそもそも大違いだ。Android陣営で利益を出せているのは既にSamsung位になってしまった。
【結論】Androidのライセンス料は無料かも知れないが儲けが出せなければ意味はない。
その3:無料ではない
LinuxにJavaを組み合わせたAndroidのライセンスは無料だが、MicrosoftがWindows Phoneのライセンス料よりもAndroidメーカーから得ているライセンス料の方が大きな利益を上げているようにただでAndroid端末を作れるわけではない。その上、Androidの中で使われているインターフェイスには多くのメーカーのライセンス違反になるものが含まれている。Googleは自分たちは無料で提供しているのだからライセンス料を払う必要などないと考えているのかも知れないが、そのとばっちりを受けるのはハードウェアメーカー。既にMicrosoftだけではなくAppleと訴訟に巻き込まれる事態に陥っている。
【結論】AppleがiOSをライセンスする事はないだろうが、Appleとクロスライセンスを結んでいるWindows Phone OSをライセンスしてもらう方がライセンスコストは低い。

結論:要は理系の技術者の傲慢さがプンプンするから嫌いなのだ。

水曜日, 7月 27, 2011

「1,000のことにノー」は本当にノーではない

 読むものがなくなってしまったので「驚異のイノベーション」を購入し読了。書いてある内容は読まなくても知っている事ばかりだけど、まだJobs本を読んだ事が無い人ならば一読の価値はあるのでは。一番大事なのは「1000ものことにノーをいう」だと書かれているが、Jobsの本当に凄いところは「ノー」と言いながらこれはと思ったものは社内にも秘密にした極秘プロジェクトとして、一番優秀な人間に任せて密かに開発を続けさせる事だろうと。iPhoneだってiPadだって解散した筈のNewtonチームの精鋭が密かに研究開発を続けていたから花開いたのは間違いない。元々、Intel用のOSだったNeXT STEPがベースになったOSXだって、Intelチップのマシーンを持っていなかったのに密かに開発を続けていたからこそ、行きなりIntelチップへの移行を発表出来たのだ。

結論:本当に重要であると思われるものなのにJobsがノーと発言する事は数多いが、半年後や一年後にそれは登場する。もしも、ボロクソに言う事があるとすれば、それは現状のアプローチの根本的な考え方が間違えているだけでAppleなら正しいアプローチをすると言う意味なのである。

3G通信が可能なiPod touch

 次に出るiPod touch。通話機能以外は、ほぼiPhoneになってしまいそうな予感。キャリアが3G網を使わせないなどと言おうものならモバイルWiMAXなどに流れてしまうので、ここは土管屋に徹する事になるしかない。次期、FaceTimeは3G網でもテレビ電話として使用出来るのでケータイそのものが不要になる日が近付いている。
 
結論:中国で「iPhone 5」のCADデータとリークされているのはイヤフォンの位置からするとiPod touch。見た目はiPhone 3GSに近いように思うのだ。

木曜日, 7月 21, 2011

信じられない四半期

iPhoneかと思っていたら遂にiPadがMacの売上を超えた。僅かではあるがMacも売上を伸ばしているので、Macを食ってしまったわけではない(恐らく食われたものがあるとすればそれはPCなのだろう)のでAppleは笑いが止まら​ないだろう。純利益は昨年同期比で125%増。売上も倍まではい​かなかったがプラス82%増。iPadは間もなく四半期で1,0​00万台を超えそうな勢いである。個人的にはA​ndroidやWindowsのタブレットがそこまで売れる事はないのでは?それ以上売れる可能性があるのは、Windows Phoneのタブレットくらいだろう。

結論:もしもChina Mobileが、本当にiPhoneの取り扱いキャリアになったらこんな売上ではなくなるだろう。

火曜日, 7月 19, 2011

汚染牛で陳謝?

 原発が止まった段階(爆発する前だ)で30キロ圏内を立入り禁止にすべきだったのに、御用(大体は誤用だった)学者を引っ張り出して、揚げ句の果てには被曝しているのは間違いない牛をそのまま出荷するという暴挙を許した菅政権。畜産家が被害を受けるのはわかりきっていた事なのだから、早い段階で全頭買い取りで殺処分を行っておけば今回のような二次被害を起こす事は防げたのだ。
 
 政府にしてみれば被曝しているかどうか分からないからと言い訳をするのだろうが、被曝しているかどうかは別にして今回のように汚染した牛を出荷してしまわないためにも、問答無用で殺処分を実施し、その分を補償する事が風評被害を起こさない最善の方法だったのだ。

結論:二次被害を防ぐには徹底した安全管理が必要だが、そのためには疑わしきは罰せずではなく疑わしくないものだって処分する決断が必要。役人にはその決断を下す事は出来ないのだから政治家がそれをしなければ行けないのだが、現政権には汚染牛を売ってしまったイオンの身内はいるが、その能力を持った政治家は一人もいないのである。

月曜日, 7月 18, 2011

驚異のイノベーション

 何冊読んだって同じなのにと突込みを入れられるのは承知の上で「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」を購入。確かに知らない話や予想外の突込みなどはないわけだが、その中にもいくつかのヒントは隠されている。Appleがイノベーションを続けられるのは、個々の技術力や開発費があるからではなく(恐らくIT企業の中でもAppleの研究開発費は少ない口だ)、明確なビジョンを持っているからだというのなどはその最たるものだろう。
 
 MicrosoftはApple以上に技術開発には力を入れているし、自由に研究をさせているのは間違いないが、それは潰れかけていた当時のAppleと同じで悪しきセクショナリズムに侵されてしまい、右手のしていることを左手は全く関知していない状況に陥っている。自分たちの研究開発と同じようなことを他所の部署がしているかどうかも知らずに無駄金を使い、揚げ句の果てには自分たちの研究を守るために足の引っ張り合いを繰り返す。過去の資産を守るために互換性を保とうとする事で足を引っ張られているのかと考えていたら、どうやらそんなレベルではないことが…
 
 iPodと無駄な争いを続けていたSONYグループの事業部制と同じように技術開発の目的が社内の主導権争いに堕しているのが今のMicrosoftの最大の問題がらそれはAppleのように社内で何が行われているかを幹部が承知しておらず、誰が責任を持って担当するかの決定を共有していないから。会社としてのビジョンを共有し、権限の委譲と責任を明確にする仕組みがイノベーションには必要なのである。それには、何をするかではなく何をしないかを決定する経営陣が必要なのである。

結論:複数のOSを同時に開発し主導権争いをしているGoogleも、それがイノベーションの為に必要なことだと考えているようだが、大きな誤解である。Jobsがいなかった頃のAppleは夢のような開発を湯水のように資金を使って今のGoogle以上に行っていたが、どれも夢に終ってしまったが、それは技術者の自慰行為に過ぎなかった。本人達はイノベーションのつもりらしいのだが、端から見れば単なるマスターベーションなのである。

孫さんは素晴らしい経営者?

 サヨクのように見えて実はネオリベの朝日新聞。ちょっと前に「AERA」のムックで「Appleはお好きですか」というのが出たそうですが、その中でどうやら孫さんを持ち上げていたようです。それを読んだ松田純一さんが、日本におけるiPhoneの成功はソフトバンクの孫さんのおかげではないと、感想を述べていたが、私もその意見に一票。他のキャリアの経営者が大バカなだけで、手を上げれていればどこのキャリアだって大成功したのは間違いないと思うのだ。
 
 未だにソフトバンクだからiPhoneは持たないと言うユーザがどれ位多いかを考えれば自明の事だが、日本のキャリアやメーカーの問題は世界を全く見ていない事。日本のケータイ業界という村の中だけで、ライバル関係(私にはなかよしごっこのキズの舐めないにしか見えない)を続けていたのではスマートフォンがケータイ電波を必要としなくなった時に業界そのものが消えさってしまうことにさえ気付かない井の中の蛙状態を未だに続けいている。
 
 ドコモも株主総会での発言とは裏腹にAppleと交渉は続けているとコメントがあったようだが、日本のキャリアはAppleと交渉する立場にない事をまず自覚しなければいけない。条件を付けるのはAppleであって、キャリア側で​はないのは明らか(iPhoneの四半期の販売数は既に日本国内の年間販売数量を超えている)。どこまでAppleの条件を飲めるかがiPhoneを手に入れる鍵​であって、自分たちに少しでも有利になる条件を出す積もりなら最初から交渉のテーブルを持つ​必要はないのだ。
 
結論:日本のスマートフォンは急速にAndroidで動くガラケーと化しているが、それも一つの方法かも知れない。Androidのアプリ・マーケットなど絵に描いた餅に過ぎないのだからプリイストールのAndroidアプリだけで閉じると言うのもありだろう。それじゃ、スマートフォンじゃないって?その方が、トラブルが起きなくて良いのでは。アプリ開発者にしたら目も当てられない状況だけど。表題と関係ない展開になってしまったが、誰が売っても売れるものを売るのは当たり前の話なのである。

金曜日, 7月 15, 2011

デベロッパーに見限られたAndroid

 Androidの端末の台数は今も増え続けているが、アプリのダウンロード数はAppleと開くばかり。1月に100億の大台を超えたApp Storeは、半年も経たずにダウンロードが150億を突破したが、今まで右肩上がりで増えていたAndroid向けの開発デベロッパーの比率が減り始めたようだが、期待していたAndroid Marketの売上はApp Storeの10分の1と言う体たらく。これだけ、大きな差をまざまざと見せつけられてしまったのだからデベロッパーが逃げ出すのは当たり前の話だろう。
 
 Java使いが大挙して雪崩れ込んだ(Objective Cを覚えなくても開発出来ると安易に考えたのだろう)のは良いが、Appleのような理想的なエコシステムがなかったために自由はあるが、市場は無かったと言うオチに…
 
結論:アプリ市場が拡大しなければAndroidのスマートフォンで唯一儲けられるのはプリインストールだけ。そんなものには夢も希望もないのだから、デベロッパーが逃げ出すのは何ら不思議のない話。早めにメッキが剥げたのがせめてもの救いかも知れないのである。

木曜日, 7月 14, 2011

App Storeでアプリ販売が150億を突破

 スタートから2年で今年の1月に100億の大台を突破したApp Storeが僅か半年で150億ダウンロードを達成した。今日からアプリの販売価格も行き成り3割安の85円に改定され、ますますダウンロードが増える事だろう。iPod touchからのiPadまでのiOSデバイスもトータルで2億台を超えたのだが1台当たりのダウンロード本数は75本。その多くは無料アプリ(無料でも有用なアプリは多い)なのだろうが、売上も2010年の段階ですでに18億ドル近くまで伸びていたので、現在は25億ドルを優に超えているだろう。片やAndroid陣営は、タブレットのようにないに等しいものは置いて置いたとしてもトータルでの売上はiOSの10分の1あるか無いかの寂しいレベル。IT業界がAndroid、Androidと騒ぐのでバスに乗り遅れるなとばかりに参入したはいいが、これだけ圧倒的な差が出来てしまうと見切りを付けて無かった事にするベンダーが出て来るのは正常な対応だろう(何もAndroidと心中する義理は無い)。Androidマーケットの方が取り分が多かったとしても市場が10倍も違うのではどんな薄らばかにだって、どちらで勝負すべきは明らかなのだ。

結論:台数シェア以外に尺度を持たないトンマにはAndroidは有望な市場に見えるのかもしれないが、流通しているアプリのの総量を見れば結果は歴然。アナリストの予測を裏切って既にAndroidの成長に翳りが見え始めているのは、魅力のあるアプリが無いのが最大の原因。それもこれも、Android用のSDKがダメだからと思うのは私だけだろうか?Androidアプリは所詮Javaなのだ。

火曜日, 7月 12, 2011

AndroidはLinuxと同じ運命を辿る?

 サーバの世界では大きな支持を得て結果的にSunを死に追いやったLinuxだが、元々潰そうとターゲットに狙っていたMicrosoftには大きな影響を与える事が出来なかったのは一般ユーザのデスクトップを奪い取るほどのユーザビリティがなかったのが一番の原因だろう。
 
 何故OSとしての素性はMicrosoftよりも良かったのにユーザビリティが問題になったかと言われれば一言で言えばディストリビュータの乱立し、それぞれが特長を出そうと素のLinuxにはない機能を追加し、ユーザインターフェイスを自由に…その上我先にとバージョンアップを競い合い、Linux間での互換性が失われてしまったのが一番大きかったのだろう。
 
 結果的にAppleのユーザビリティにくらぶべくもなくWindows程の敷居の高さにさえ届く事がなかったLinuxが生き残ったのは、そもそもGUIを必要としないエンジニアが管理するサーバの世界だけだった(俺はデスクトップでLinuxしか使っていると言う人は普通の人ではない)。あれだけ乱立したのLinuxのディストリビューターは、結局数社に収斂してしまった。
 
 さて、表題に戻るがAndroidがLinuxと同じ運命になると言うのは、勿論AndroidのベースがLinuxだからなどと言う話ではない。何のコントロールもなしにリリースされるアップデート、ハードウェアベンダーによる様々な追加機能(差別化のためには必要な事だがそれがOSのアップデートの足を引っ張る事になる)が一時的には百花繚乱となりバブルと言えるような賑やかさを見せるだろうが、その中で勝者となるのは僅か数社。日本メーカは海外に再挑戦する為にAndroidを選んだと言うが、国内でやっている事はガラケーと同じように瑣末な差別化のためにハードウェアやUX、自社アプリの追加。結果的に犠牲になったのは動作時間やユーザビリティ。

海外を目指しているならそんな事に無駄な時間を費やさずに最新のOSと最速、最長駆動の軽量端末を出すべきなのだが、国内メーカの製造能力ではSamsungよりも安価に販売する事など不可能。だからと言って国内端末を海外に持って行っても不要な機能しか載っていない。まさに、行くも地獄、帰るも地獄。デジタル時代はソフトウェアを持っていない企業は生産台数以外に生き残る道はないが、そこにあるのは過当競争だけ。一気に参入したAndroidはバブルが弾ければ(体力が尽きれば)、あっと言う間にシュリンクしてしまうのだ。

結論:何故みんなと同じ事をして自分が勝者になれると未だに考えているのだろう。
デジタル時代は最終製品を組み立てるのは一番楽な仕事。OSを作らなけば尚更。間違いなく売れる基幹部品を独占する方がどれだけ賢いかに気づいたメーカーだけが生き残る。競争の無いところに革新はないと言うが、それはどんぐりの背比べ。ビジョンを持っている企業が競い合わない限りイノベーションなど生まれる事はないのだ。

木曜日, 7月 07, 2011

一日中節電する必要はない

 熱心に節電しないと非国民扱いされそうな空気(日本は全てこれだ)なので皆さん節電に励んでいるようだが、大停電が起こる恐れがあるのは一日のうちで電力消費量がピークに達する数時間の間だけ。火力発電所は原発よりも融通がきくとは言え、出力調整は秒単位で行えるような代物ではないので結局は一日中同じ出力で発電を続けている。
 
 本当に暑くて電力が足りなくなりそうな時には90%を越える時もあるが、全く節電をしていなくても通常は20%以上の余裕。特に夜などは大停電を恐れてエアコンを使わないなどと言うのは完全に過剰反応なのである。だからピーク時に退社にはならないサマータイムなど愚の骨頂だと前にも書いたのだが、物事を冷静に考える習慣の付いていない方々はカスゴミの印象操作に踊らされてしまうのだ。

結論:今まで、無駄に電気を消費していたのでそれを改める良い切っ掛けではあるが、皆が真面目に節電に撤すれば東電は赤字転落。消費量が減ったって発電量は一緒なので燃料費の負担は大きくなり、それを理由に電気料金は値上げか。

火曜日, 7月 05, 2011

松本復興担当相が辞任に追い込まれた訳(追記)

 同和を恐れずに報道したのかと思っていたら、何とYouTubeでアクセスが100万を越えて大騒ぎになったので後追い報道だったとは。

結論:カスゴミは被差別出身の巣窟なのか?ヘタレにも程がある。それにしても辞めりゃ良いってものではないが、何もできないくせに辞めないカイワレよりはよっぽどマシなような気が。童話の方が反騰よりはマシ?(一部文字を差し替えています)

松本復興担当相が辞任に追い込まれた訳

 出来れば差別問題に踏み込みたくないカスゴミ。松本さんが同和にからんでいる事は常識なので普通ならば問題の発言はオフレコにしたのだろうが、「最後の言葉はオフレコです、いいですか、みなさん。書いたらその社は終わりですからね」と脅したのが運の尽き。同和の恫喝が威力を発揮するのは個別攻撃の時だけと言うことを忘れていたようだ。皆で渡れば怖くないエリート意識の固まりのカスゴミからすれば、何であんな奴(この穢○非○が)に脅されなければいけないのだと思ったのは間違いない。だからこそ、各社が一斉に報道してカスゴミに舐めた事を言った松本を血祭りに上げたのだ。育ちが悪いので口をききかたを知らないのであんな言い方になったのだろうが、その本質は以外にまとも、国に頼るのは良いがただのタカリになるなよと考えるのは至極最もだし、客を待たせるのは確かに失礼。でも、そんな事は面と向かって言う事ではないし、ましてやカスゴミの前でするなど…地元じゃないんだから無茶はしちゃいけないのだ。
 
結論:カスゴミが、本当に流したかったのは知事に対する無礼な態度ではなく「みなさん。書いたらその社は終りですからね」の部分。これが、原因で松本組に官憲が動いても私は驚かない。カスゴミなんて所詮エリート気取りの心根の賎しい連中に過ぎないのだ。

松本復興担当相が人品に劣るため辞任

 差別をしてはいけない時代に氏素性のことをとやかく言いたくはなかったが、元々良からぬ話が聞こえていたので取り上げた松本龍。書いたと思ったら被災地での狼藉三昧(今時ヤクザだってあそこまでガラは悪くない)。揚げ句の果ては直ぐ辞任。

結論:氏素性で差別はいけないが育ちが悪いのは事実。そんなだから氏素性をどうこう書かれてしまうのだと何故気付かないのだろう。次は任命したカイワレの氏素性の番か?っていうか、民主党の現指導部って戸籍を追われたら困るような連中ばかりなんじゃないの?

月曜日, 7月 04, 2011

携帯メーカー、Androidスマホで海外市場「背水の陣」

 もう古い話になってしまうが、日本のケータイメーカーが世界から見放されて久しい。そんな日本の携帯が起死回生を謳い文句に採用されたのがAndroid OS(どんなにきれい事を言ったってOSの開発コストを不安したくなかったのが本音だ)。確かにスマートフォンOSのシェアを見れば私の大好きなiOSが霞むほどだが、その主役はAppleにパクリで提訴されたSamsung。日本国内では最近は猫も杓子もAndroidだが、その実態はAndroidで動くガラケー。結局、Android同士で喰い合っているだけなのに漸く気付いたらしく国内で期待出来ないからと、持ち出したのが海外展開。Panasonicのようにまずは海外からしかけていくなら未だしも、期待したほど国内で儲けられないから余計なものを省いて海外に再挑戦だと言われても、それならドメスティックな機能など載せずに素直な端末を最初から何故作らなかったと言いたい。

結論:世界中で数億台も出荷しているiPhoneと本当に勝負出来るとでも考えているのだろうか。バカじゃないの。

早速本性を現した松本復興担当相

 紳士ではないだろうなと薄々感づいてはいたのでこの前、その素性に触れた松本龍。被災地の首長との顔合わせでまさかの恫喝とは流石に予想もしなかった。揚げ句の果てにはこれは、オフレコだから流したマスメディアは承知しないなどとカスゴミさえ恫喝する始末。開いた口が…

結論:あれじゃ、まるで似非同和だ。

日曜日, 7月 03, 2011

AppleとGoogleの違い

 「化けの皮が剥がれたAndroid」などと言う題名を付けたために数多くの来訪を受け、多少戸惑っている(もともともう一つのblogの方が来訪者数は多かったのだ)今日この頃。Twitterからの流れだったようなので覗いてみると否定的な反応よりも肯定的な意見の方が多いよう(多かれ少なかれ皆Androidに辟易としているよう)なので懲りずに好き勝手な事を書き続ける事にした。
 
 さて同じ花形IT企業と考えられているAppleとGoogle。スマートフォンやクラウドと同じ言葉で括られるサービスやプロダクトを競い合っているので両社が同じような戦略を持っていると勘違いされそうだが、iOSとAndroidの展開の方法に違いがあるように、全く異なるビジョンを持っている事は明らかだ。
 
 それぞれの思想を良く理解していない人(マスコミのデマを鵜呑みにしている)は、Googleは自由(オープン)でAppleは閉鎖的(プロプライエタリ)だなどステロタイプに語ればすむと考えているようだが、どちらが本質的によりユーザに対してオープンマインドであるかも含めてAppleとGoogleの違いを書いてみたいと思う。
 
基本思想
Apple:どれだけ多くのApple信者(信者は伝道もしてくれる)を作り出すかが目的。【キーワード】洗脳?
Google:どれだけ多くを支配するかが目的。【キーワード】全体主義。

顧客へのアプローチの違い
Apple:一度Appleの製品を手にした人のメンタルな部分を部分を鷲掴みにし、Appleから逃れられない状況を作り出そうというアプローチ。個人の集まりが集団。【キーワード】鷲掴み。正しくはハートを鷲掴み。
Google:どれだけ短時間に多くのシェアを確保するかが第一義。そのためならば無償でOSやアプリを提供するのもやぶさかではない【キーワード】底引き。個人は集団の構成要素の一つ。要は一網打尽。

マーケット戦略
Apple:一人の人間にどれだけ多くのApple製品を買ってもらうかが基本戦略。ロイヤリティを高めるためには回りくどいと言われようが直営店は必須のアイテムである。満足度の向上のために必要なのは、一も二もなくユーザビリティの向上。【キーワード】One to One。
Google:一人でも多くの人にGoogleの製品を使わせるかが基本戦略。その考え方は民放と同じで目指しているのはシェア拡大。当然収入減は広告なので撒き餌として使われるOSやアプリは無料で構わない訳だ。【キーワード】Free。Androidは、ただで自由だとすり込めたのだから大成功だろう。

得意分野
Apple:技術のベースにあるのは認知心理学。認知科学的なアプローチでユーザがどのように使うかを考えた上で、一般コンシューマがどれだけ苦労なく使える(マニュアル無しで使えなければいけない)システムを作り出すかが至上命令。OSが新しくなればなるほど操作法は単純化され速度が向上しなければいけない。【キーワード】ヒューリスティック。皮膚感覚が大事である。
Google:技術のベースにあるのは統計学。統計的なアルゴリズムで処理出来る分析は得意中の得意だが、個に対するアプローチは大の苦手。スペースシャトル「チャレンジャー」の事故の記事検索時に「チャレンジャー」のAdが表示されたのなどは、個は全体の構成要素に過ぎないと軽んじている証拠。【キーワード】アルゴリズム。効率が大事である。

開発者へのアプローチ
Apple:厳格に管理され自由がないと批判されるAppleの開発者に対するコントロールは最終ユーザへの便益を最優先しているから。LionやiOS 5で分かるようにAppleはユーザのデータにまで責任を持とうとしている。ユーザのデータを横取りしようとしているなどと批判する人もいるが、Appleのこれまでの動きを見ていれば分かるようにそれは誤解だ。ユーザによるヒューマンエラーの被害を最小限にするために、Time mashineやTime Capsuleを用意したのにそれが本来のターゲットである一般ユーザではなくヘビーユーザにしか使われていなかったからコストを度外視してiCloudを準備。【キーワード】手取り足取り。
Google:開発者に自由をと言いながら一番自由にシステムをいじくり回すのがGoogle。Androidのバージョンアップに振り回されている開発者はもう十分に思い知った事だと思うが、Google Appsなどを見れば分かるように事前のアナウンスなしに使用を変更するのは日常茶飯事。【キーワード】無責任。

結論:Googleのようにヒューリスティックをないがしろにする全体主義は嫌いだ。

RIMは方向転換すべきなのか

 RIMもリストラなどを含めた再編を行っているようだが、その原因はスマートフォンの対象者がビジネスマンからコンシューマに移り変わってしまった(ボリュームサイズが全く違う)から。スマートフォンセグメントにおけるRIMのシェアは確実に落ち始めているとは言え(スマートフォンの総数が減った訳ではなくRIMの比率が減っている)、個人的には現在のビジネスモデルでも十分対処の方法はあるはずだ。iPhoneのメインターゲットは明らかにコンシューマだし、AndroidはiPhone以上に業務で使うには信頼性が低いOSだ。
 
 そんなRIMが、絶対にやってはいけないの事はシェアをあげるために安易にAppleと同じ土俵に乗る事。iPadが成功したからとコンシューマを意識したタブレットを出すなどはまさに愚の骨頂である。これからの時代にシェアなんてものはGoogle以外には関係がない。Googleはインフラ(情報だけではなくエネルギーも)を支配する事が目的だからシェアを取る意味を取らなければ意味がないからアプリやOSの無料提供で絶対数を押さえる必要があるが。RIMはビジネスの世界で確たる位置を確保しているのだから、全てのスマートフォンをBlackberryにしようなどと考える必要はどこにもないのだ。
 
結論:Android端末を作っているメーカーはGoogleのネット支配のお先棒担ぎをしていることにそろそろ気付くべきだと思うのだ。シュミットは全ての自動車を自動操縦にしようなどと考えている全体主義者だとうことをご存知無いのだろうか。