金曜日, 10月 29, 2010

尾崎豊の死因

 尾崎豊のファンは多いかも知れない。誰かにボコボコにされたようなキズを負い死んでいた尾崎豊。謎の死を遂げてから既に18年が経過したが、死に方が普通じゃなかったことから誰かに殺された(撲殺)のではないかと言う都市伝説まで出来上がってしまった。nikaidouでもそんな風に書いてあったので私の見解を書いてみたい。
 
 最初に尾崎の死を知った時に私の脳裏をかすめたのは覚せい剤による中毒死。何故なら裸で外でゲロ吐いてなんていう殺し方は普通はしないからだ。体中に傷があったのは単純に覚せい剤の過剰摂取で呼吸が出来なくなって(肺水腫発症)のたうち回ったからと判断。警察が死因を肺水腫として事件性無しでお仕舞いにしたのは、シャブによるショック死と発表して死者にむち打つ(当然、家族も)のを良しとしないせめてもの温情だったのだ。

結論:デビュー当時からマスコミのプレッシャー(カリスマだとか10代の教組だとか持ち上げられていた)に押しつぶされていた尾崎豊。86年に渡米したのも87年に覚せい剤で捕まったのも「卒業」を越えるものを要求されるプレッシャーから逃れるためだったと今でも私は思っている。可哀想だが尾崎豊はシャブ中で死んだのだ。

遺伝子検査に科学的根拠はない?

 頬や髪の毛のDNAを調べれば、肥満やガンなどの病気、更には知能や将来の進路まで判定出来る(こんなものを信じるようじゃ将来なんて知れたものだが)とPRして遺伝子検査を進める悪徳ビジネスが急増している。染色体異常で遺伝的な欠陥が発生するのは事実だが、DNAの解析も本当に終っていない事(配列がわかっただけ)さえ知らない一般人を騙すなど言語道断。そんなことになってしまうのも裏取りもしないでエセ情報を垂れ流すカスゴミに責任があるのだ。
 
 子宮頚がんの危険性をアピールしている連中は、子宮頚がんワクチン会社から金を貰っている医者、遺伝子検査で病気がわかるなんて言ってる連中はそう言う会社の顧問などを勤めている学者と相場が決まっている。頭が良い連中は嘘を付かないと言う保証がないのだから肩書きに踊らされるのはもうそろそろやめた方が良いのでは。

結論:こんなものに引っ掛かる人は納豆ダイエットを笑えない。癌が心配だったら腫瘍マーカー検査の方がまだマシだし(これだってかなりいい加減だが)、知能が気になるなら普通の知能検査でも受けた方が良い。将来の進路なんて国がどうなるかもわからないのに遺伝子で分かったらそれこそおかしいのだ。

Xperiaのアップデートは11月第2週

 spモードの追加だけでお茶を濁していたXperiaのOSアップデートが11月の第2週にありそうだと噂になっている。既にAndroid 2.2が主流になりそうな今、まさかここまで待たせて2.1と言うことはないだろうが、アップデートしても物理的にマルチタッチは無理との話もあるXperia。動作が早くなるのと引き換えにバッテリーの持ちが悪くなるだけ何てことにはならないだろうか。

結論:当然比較されるのは「GALAXY S」。惨敗にならないことを祈るばかりである。

TPP参加で国内米がわずか1割?

 TPPがアメリカからの圧力であることは間違いないが、関税を撤廃するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加したら国産米はコシヒカリなどの一部ブランド米を残して壊滅状態(国内産は1割になるそうだ)になるなどと言う農水省の試算は全くの出鱈目である。日本の農政が間違っているために今のままの制度で世界に通用しないことはその通りだが、農水省が米を引き合いに出して脅しを掛けているのは全く違う思惑である。
 
 農水省が大げさに騒ぐ理由は農家の保護などではなく、関税によって手にしていた補助金(輸入価格と国内生産価格の差額を関税で補い、農家の競争力を奪う原因)と言う名の利権が消えてなくなることを阻止しようとしているだけなのである。現在の農政は兼業農家の延命政策。自己消費分しか生産量がない農家に減反を奨励し、農作をしないようにするために補助金をばらまき、その上で必要のない農機具を農協(天下り先)経由で買わせるビジネスモデルで成り立っている。農地の利用をオープンにし国際競争力のある農家に貸し与える農政に切り換えれば関税が撤廃されても農作物の輸出で賄える農業にすることは可能なのだ。
 
 そんなことをしたら小規模農家は廃農しかないと批判される方もいるかも知れないが、補助金で廃農せずに済んでいる農家は後継者もなく実質的には既に廃農状態に陥っている。今まで単なる生活保護費を得るために形式的に農業を続けていた農家の農地を補助金と同じ金額で国が借り上げ、競争力を持った農家に無償で貸し出す政策に切り換えれば作付け面積辺りの収穫量は格段に増え、余剰分を輸出に回せる農業に変える事は十部に可能なのである。

 自分たちで世界に通用しない農業にしておきながら関税が無くなったら農家が死んでしまうなどと騒ぎ立てるのはお門違いも甚だしい。関税が無くなっても世界で通用する農業にすることが農水省の仕事だと思うのだが。

結論:今の農政はお恵みが無ければ生活出来ない貧農(農業では食えない農民)を増やして補助金で縛りつけて農水省の奴隷にする農奴制度に過ぎないのである。関税があれば農家に対する補助金の原資は潤沢になるが、今のように弱い農業に使うのではなく強い農業に使わなければ国際競争力も食料自給率も上がらないのだ。

売上高でもMicrosoftを抜いたApple

 Microsoftの第1四半期(Microsoftは6月締め)の決算結果が報告された。売上高162億ドル、純利益が45.2億ドル。先に発表されたAppleの第4四半期(Appleは9月締め)の決算報告で売上高203.4億ドル、純利益43.1億ドルとなっていたことから、時価総額だけではなく売上高でもついにAppleがMicrosoftを越えたことが明らかになった。通期でどういう結果になるかはまだ分からないがもしかしたら通期でもMicrosoftを越える可能性もあるのではないだろうか。

結論:次は純利益でMicrosoft越えだ。

木曜日, 10月 28, 2010

予約は「Xperia」を越えるペースの「GALAXY S」

 いよいよ発売を開始したSamsungの「GALAXY S」。発売を記念したイベントが行われたそうだが、ビックカメラでは「Xperia」よりも予約数が多く「お客様の期待の高さを感じた」そうで、ドコモの山田社長も「Xperiaの時よりも若干予約は多い」と発言したようである。
 
 国内有名メーカーで初のAndroid端末だった「Xperia」は初物とSONY信者のおかげで国内スマートフォンの2割(あくまで上半期の結果である)を売ることが出来たが、Androidとして比較すればGALAXYの方が明らかに素性の良い端末(開発時期が違うのだから当然なのだが)。本当にAndroid 2.1以降に対応出来るのかさえ定かではない(対応出来てもハードの制約で出来ないことの方が多いXperia)Xperiaよりも人気があるのは当たり前の話なのである。

結論:iPhone以外のスマートフォン冬の陣はナンチャッテAndroidの道を行きそうなauのS03とGALAXY Sの一騎打ちになりそうな雲行きである。SoftBankが気にしているのはAndroidではなくマルチキャリアのiPhoneの行方だろう。

キャリア非依存の独自内蔵SIMカード?

 キャリア縛りを違法(自由の侵害)だとする欧州のユーザに答えるためなのかどうかは別にして、どうやらAppleはキャリアのSIMを不要とする独自のSIMカードを内蔵し、Apple Storeからのダウンロードによってキャリアを選択してアクティベーションする方式を取り入れようとしているようである。キャリアのインセンティブを前提にしたキャリア縛りから開放されれば、選択肢が広がるのは間違いないだろう。
 
 独占契約が終了するAT&Tや、日本のSoftBankなどiPhoneの独占キャリアはインフラに問題があり、キャリアが違えばiPhoneを使いたいという潜在的なユーザは多い。Androidが急激に伸びたのも対応するキャリアがiPhoneよりも多かったことが一番の理由だろう(Android好きはそうではないと否定するだろうが、全ての端末がGALAXY並な訳ではない)。

結論:噂が本当であれば、遂に通信方式以外は共通の端末でグローバルに売ろうと決断したに違いない。

水曜日, 10月 27, 2010

尖閣ビデオ限定公開を提案

 一部の議員(どうせ親中派の民主党議員のことだろう)に限定して非公開の秘密会で公開したらどうかとぐだぐだと話し合っている民主党。日中関係への配慮と言うがそんなものなら公開しない方が良い。

結論:国連で一部の国(常任理事国)に限定公開するのなら納得する。

ニセ肝炎のパン屋崩れの国会議員

 nikaidouで気になった国会議員は長崎2区選出の民主党衆院議員の福田衣里子。出生時に血液製剤を投与されC型肝炎ウイルスに感染し、発症前にインターフェロンで完治と言うのが公式発表。大学は中退なのだがキャバクラでアルバイトの噂あり(それが原因で居られなくなって大学中退とか?)。
 
結論:まれに性行為でも感染する(血液感染なので出血を伴えば可能性大)。出生時の血液製剤は濡れ衣だったりして。何が言いたいのかって?別に。

AppleがSONYを買収?

 AppleがSONYを買収するのではないかと言うレベルの低いうわさ話でSONYの株価が上がり、SONYの経営陣は嬉しがっているのかも知れないが、それは単なる糠喜びに終るだろう。何故なら、今のSONYにAppleが欲しがるようなものはないからだ。キャッシュが5兆円もあるAppleから見ればSONYはお手ごろの物件なのかもしれないが、そのレポートが書いているようにBlu-rayやPS3(ゲーム部門)が欲しいと言う話を私は聞いた事が無い(聞ける立場にもないが)。
 
 SONYで欲しいとしたらiPodやiPhoneに添付されているイヤフォンよりも音質の良いイヤフォンかも知れない(SONYのDigitalチップが良いのは分かるが、SONYの方がいい音だと思う最大の理由は単純にイヤフォンが良いからだ。他社製のイヤフォンしか使わない私には関係のない話である)が、そのためにSONYを買収したら笑いものになるだけである(SONYがAppleにイヤフォンを卸さないと言うならAKGなど他のメーカーを当たれば良いだけの話だ)。

結論:Blu-rayや3Dテレビが売れると考えているような蒙昧な企業を買うほどAppleはお目出度くはない。次世代の基幹技術を持っている企業ならいくらでも買うだろうが過去の遺産しかない企業に付き合っている暇はないのである。「バカにするのもいい加減にしろ」って怒られるぞ。

DVDに引導を渡したApple

 iTunesのアイコンからCDが消え、DVDドライブを持たないMacBook Airのバリエーションが増えた。Airのリカバリ用メディアはUSBメモリ(容量8G)に代わったが、恐らくこれから登場するMacにはDVDではなくUSBが使われるだろう。消えてなくなると噂されていたiLife'11にはiDVDが残ったが、Airが切掛けとなってApple製品から順次DVDが駆逐されていくのは間違いないだろう。Blu-rayが載る日を心待ちにしている先見の明のない方々には残念な事かも知れないが、Blu-rayどころかHDDもMac Pro以外の全てのマシーンから無くなるのはそう遠い将来ではない。
 
 モーターを使うストレージは端末の速度とバッテリーの電力を奪う諸悪の根源。マシーンの速度と言えばCPUのクロックスピードばかりに目が行ってしまうが、今回発表されたAirの11インチなどはクロックだけ見れば旧モデルよりも遅い(他社製だったら間違いなく糞になっている)が、HDDに比べ2〜4倍のアクセス速度を持つFlashメモリをストレージに使い、インスタント・オンが有効なため体感速度は恐らく旧モデルよりも速く感じられるだろう。
 
 Jobsは、CPUのクロックスピード以上に速度低下の原因になっていたデバイスを取り除くことに成功した(初代のAirは時期尚早だったのだ)。Mac App Storeがスタートを切ることになりデータセンターを倍に拡張することも決まった(まだ、最初のセンターも本稼働ではないのに)。間違いなくMacも含めAppleのデバイスはクラウドを介してOTA(On the air)が当たり前になろうとしているこれからの時代。Blu-rayなど無用の長物なのである。

結論:OSを含めたコンテンツの巨大化で買い替え需要を生み出す戦略で伸びてきたMicrosoftがこの十年良いとこなしなのはレガシーなデバイスを必要としない時代を見据えた戦略を組み立てる先見性がなかったからなのだ。

篠原令がしゃしゃり出た理由

 小沢以上の独裁者である仙谷が岡田を通して外務官僚を粛正した上に尖閣諸島で揉めていると言うのに外務省は蚊帳の外。全共闘(アカ)とは言え中国にコネクションを全く持たない仙谷が白羽の矢を立てたのが全共闘仲間の篠原令だったと言うことらしい。
 
 赤いくせに外務省のチャイナスクールとさえ仲よく出来ない仙谷が官房長官を続けていたのでは今後も外交問題を引き起こし続けることになるだろう。それで、内閣が潰れれば万万歳だが、その代償が大きかったら話にならないのである。

結論:仙谷の人脈は東京第二弁護士会など似非サヨクばかりで、ろくでなしばかり。類は友を呼ぶのだ。

細野さん何しに中国へ行ったの?

 カイワレの密使として中国に行ってきた細野元幹事長代理。「ビデオは公開しない」と約束してきたようだが、二階堂さん曰く中国は細野など当てにしていないそうだ。それよりも問題なのは一緒に行っていた篠原令の方。どうやら中国のスパイらしい(公式には中国ロビースト?)のだが、奥さんは韓国人と言う筋金入り。

結論:「妻をめとらば韓国人」、「友をえらばば中国人」という著書でも解るように反日。自民党にもコネがあるので細野は単なるダミーかハニートラップを食わせる魂胆だったのでは?

火曜日, 10月 26, 2010

反日デモが反共デモに

 共産党に対して不満を募らせている地方のガス抜きのつもりで始めた尖閣諸島問題を発端とする自称学生のデモ行進。反日スローガン以上に共産党に対する不満の声が大きくなって来たようである。やらせの学生による反日デモに触発された住民たちが道路を封鎖し、反日スローガンのほかに住宅価格の高騰や共産党の一党独裁への疑問を訴えるなどと言う形になり始めている。今後、中国当局は抗議デモを封じ込めを徹底するのだろうが、国民の不満が高まる中下手な弾圧を加えれば取り返しの付かない事態になる可能性も高いのである。

結論:共産党のやり口に批判的になってきた欧米諸国。中国の一挙手一投足に注目していることを肝に銘じるべきだろう。日本にいちゃもんを付けている場合ではない。自分たちの方が恨まれていると言う認識が無いからこう言うことになるのだ。

月曜日, 10月 25, 2010

Javaも追放?

 プリインストールから目出度く外されたFlashに続き、今後Apple製が無くなりそうなJava。思い返せばMicrosoftが独自のVMを出していた頃、SunとAppleは仲良くJavaを開発していた。CoCoaの開発者が少なかった頃は、CoCoa Javaと言う形で、JavaアプリをCoCoaでラッピングしてMacのネイティブアプリのように使えると言うものまで用意されていた(とっくの昔にXcodeからは消えたが)。弊社のCGシステムは他のシステム(旧来のLinuxのCGシステム)でも使い回しが出きるようにとPure Java(Xcodeは使っていない)で作られているが、その開発当時に何れAppleはJavaに引導を渡す時が来るからネイティブで作るべきだという私の意見は聞き入れられなかったのだが、iOSとの連携を考えれば当然CoCoaで作る時がいよいよ来たと判断すべきだろう。

結論:Javaなどを使うからMacがIntel版になるまで鈍足だったCGアプリ。Flashと同じようにレガシーになってしまったJavaを往生させるのはAppleなのだ。

キヤノンのやり方

 お手洗いなどと言う名字の人間がトップを務める日本を代表する賎しい会社キヤノン(昔は決してそんな事はなかったのだが)。国内でも派遣社員問題の時には名前が上がっていたが、トヨタやキヤノンを徹底的に糾弾するマスコミがない(カスゴミなら一杯ある)ため沙汰止みになってしまった。そんなキヤノン(キャノンだけではないのだが)の中国工場で近眼が増えているとの話を聞いた。中国ではキヤノンお得意の光学機器用のレンズの検査を肉眼で行っているのだが、一日の作業量が多いのか二年もするとみな近眼になってしまい近眼になるとクビにして次の労働者を雇う。

結論:レアアースの採掘じゃないが、最悪の労働環境の原因が日本の賎しい大企業だとしたら反日に文句を言う権利はない。同じ日本人として情けないのだ。

円高80円台を放置?

 80円台に突入した為替に介入する気のない日本。それならそれで構わないから日銀による国債の直接買い付けを実行しアメリカの刷ったドルと同じだけの円を放出しない限り円高は止まらない。為替介入をしたって何の利益にもならない(二度と取り戻せない米国債に化けたらそれこそ最悪だ)のだから日銀から得た資金で赤字国債を償却してしまうという荒技だってありでなのでは?
 
 借金の筈の800兆円の赤字国債も日銀が買い入れれば余剰資金に替わる。代わりに10年間無税にすると言えばあっという間にバブルの再来なのに...

結論:給与は今のままで良いから支払はドル建てにしてくれないだろうか。それだと実質40%近くの収入増になるのだが(勿論国内消費分は1ドル110円の固定相場で)。

土曜日, 10月 23, 2010

耳寄り情報

 新しく登場したMacBook Airをいち早く手に入れたい皆さんに耳寄り情報を。後からメモリ増設が出来ないAirの4Gモデルを手に入れようと思ったらオンラインストアでCTOしかないと皆さん考えられているかと思うが、Apple Store銀座には間もなくCPUとメモリをアップグレードしたスペシャルエディションを在庫品として扱うそうである。Appleの社員でもないのに宣伝するのはおかしい(一銭にもならない)のだが、4Gモデルをお持ち帰りしたい人はご一考を。
 
 用意されるのはスペシャルモデルなので、11インチは126GモデルのCPUを1.6GHzのCore2、RAMを4Gにしたものと、13インチ256GをCPU2.13GHzの2機種。

結論:銀座以外のストアで扱うかどうかは分からないので気になる方はお近くのApple Storeにご確認ください(まるで、Appleの営業だなこれじゃ)。

「Mac App Store」で変わる事

 私のblogでもいずれ始めるだろうと予想していたMac用のApp Storeが発表されたスペシャルイベント。同じ開発ツールを使っている(フレームワークが違うので流石にFATは無理だが)のだから予想通りになったからと言って自慢できるほどの話ではないが、ADCがMac Developer Programに変更された(Developerの年会費が一気にiOSと同じになった)3月にいよいよだと書いたのはMacバカとしては正しい判断だったと多少は自負しても良いかも知れない。
 
 MacBook AirのリカバリーメディアがDVDからUSBに変更されたことにより、今後はAppleのアプリはApp Store経由で提供されるのは間違いない。パッケージではバラ売りが不可能(無駄なコストが発生する)だったiWorkも単体でより低価格(iPad用iWorks並に全て揃えても今迄の半額?)になるだろう。何れはOSさえもApp Store経由で可能になるだろう。

結論:iTunes StoreでCDの役目が終わったようにMac App StoreでDVDの役目は終わった。そして、AppleTVによってBlu-rayも何れ葬り去られるのである(後5年かな)。

金曜日, 10月 22, 2010

目の敵?

 ヘタレで糞の役にも立たないカイワレ政権が教育補助金の配布の条件として教育内容は問題にしないなどと基地外っぷりを発揮しているが、そんな左巻きの政府にいつもの恫喝外交をすすめた中国政府に対して日本以外の国々は対抗する気構えを見せている。
 
その1:言わずと知れたノーベル平和賞の授与
その2:尖閣諸島が侵されたら米軍は日本と一緒に守る
その3:スーダン軍がダルフールで使った弾薬は中国製だというリーク
その4:アメリカ人の職を奪っているのは中国だというテレビテロップの放映。日本と違ってアメリカのテレビは常に画面の下にテロップが流れている。相当、反中感情が高まっているようだ。

結論:得るものの方が多かった時は相手にしていた中国だが、そうでなければ日本よりも10倍(単純に人口が10倍だから)は危険な国が中国。日本なら原爆3発で片が付くが、中国なら最低でも30発...欧米人とはそう考える人種なのである。

iPadは見かけほど驚異ではない?

 他社製タブレット(Windowsベース)を葬り去り、ネットブック市場(Windowsベース)さえ取り込む可能性まで取りざたされているiPadだが、Dellを抜いて世界2位にまで登りつめてきたAcerのCEOは、「見かけほど重大なインパクトは持っておらず、従来のPCに取って代わることはない」と断言したそうだ。もっともiPadのようなタブレット端末はPC市場の新たなセグメントにはなるとは考えているようで、iPad対抗となるタブレット端末(Androidベース?)はリリースと発言している(きちんとしたものを作ればある程度は売れるだろう。少なくともAndroid 3.0以降なら)。
 
 このような発言になったのはネットブックが、瀕死の状態になってしまった英米を除いた世界各国(日本は瀕死ではなく壊滅状態?)でまだ売れているからなのだが、マカーの目から見たら貧乏な国で貧乏臭い端末が売れているだけの話で、英米(もちろん腐ったとは言え日本も含む)で売れなくなったのはネットブックにはiPadに対抗するほどのアドバンテージがない証拠なのである。
 
 確かにiPadには出来なくてネットブックに出来ること(満足とは言えなくとも)はあるが、Appleはそれに対応する商品を今まで作ってこなかった(Airの旧モデルはG4 Cubeと同じようにエグゼクティブ用のおしゃれな端末というジャンル分け)。ネットブックを作らないのかと聞かれて「糞を作る気はない」と返答したJobsの最終回答がMacBook Airの11インチ。それまでのジャンル分けではある意味でMacBook Proよりも上のヒエラルキーに位置されていた筈のMacBook Airが、糞しかいない筈のネットブックの世界にいきなり降臨してきたのが今回のスペシャル・イベント。
 
 iPad単独では驚異じゃないと言える(英米以外では)のかも知れないが、MacBook Airとタッグを組んで上下から挟撃されたら手も足も出ないような気がするのだが。

結論:iPadは確かにそうかも知れないが、MacBook Airは間違いなくネットブックの驚異である。「糞って言うなら糞でないものを出してみろ」と思っていたのかも知れないが、本当に糞ではないものが出て目が点になっている情景が浮かぶのだ。

小沢起訴の弁護士は東京第二弁護士会

 小沢を潰したかった仙谷は生まれながらの左巻き(似非サヨクと言う)。小沢の裁判を担当する検察審となる弁護士は揃いも揃って左巻きの東京第二弁護士会(福島瑞穂やその旦那がいるところ)。

結論:そう言うことである。

フラッシュ搭載でFlash非搭載

 ストレージを捨ててフラッシュメモリ・オンリーになったMacBook Air。iPadなみのインスタント・オンが可能になったのもゼロ・スピンドルとなったから。バッテリが消耗するのは駆動部分となるモータの起動(モーターの起動時に必要な電流はバカにならない。iPodがバッファー用のメモリを積んでいたのはそのため)。駆動部分をなくしフラッシュにしたことでスリープからの復帰に余計な電池の消耗が無くなったのだ。と、いうことでハードにFlash(メモリ)を搭載した新しいMacBook Airなのだが、Flashはハードだけで十分と考えたのか標準のシステムからFlashプラグインが削除された。流石にiOSとは違い後からインスト−ルは可能だが、Appleが標準のシステムとしては要らないものとのレッテルを貼ったのは大きな意味があるのだ。
 
 Flashと同様に、「お前はもう既に死んでいる」と名指しされたのが駆動系のデバイス。初代Airの時からオプションとなっていたDVDドライブだけではなく、今回はHDDも引導を渡された。いくらでかくても何れは容量の限界を向かえるHDDは、Flashとクラウドの連携で不要と考え、単価の下がったUSBメモリを使えばリカバリとOSのインストールのためになくてはならなかったDVDドライブは不要である。初代Airの時代にはDVDドライブ以上に高価だったUSBメモリも今ではBlu-rayのメディア並に安価になったのでリカバリーメディアとして添付可能になったのが今回のMacBook Airなのだ。
 
結論:Mac用のアプリのためにストアを用意したのもDVDドライブが無くなるのが前提条件。映画が観たければクラウド型のiTunes。10.7以降はiOSだけではなくOSXもOTA(On The Air)で提供されるかもしれない。そのためにノースカロライナに最大規模のデータセンターを作ったのでは?

シャープ、PC生産打ちきり「GALAPAGOS」などに集中

 足手まといになっていたPCの生産を打ち切ったのは賢明(それにしては遅いが)な方針転換だと思うが、その代わりに「GALAPAGOS」などの電子端末の開発・生産に経営資源を集中すると言う最悪の判断をしたようだ。iPadが売れているからタブレット型の情報端末が売れると考えるのは自由だが、開き直りのネーミングと皆から揶揄される「GALAPAGOS」がPCよりも利益に貢献すると言う保証はどこにもない。
 
 何年も前からあったのに日の目を見ることがなかった電子書籍が、iPadによって一躍表舞台に出てきたので過去の実績(昔から出していたと言うだけの話だが)を持つシャープ独自のフォーマット(端末は失敗したがPC用で細々と続いてきた)に磨きをかけた電子書籍ストアと電子端末を連携させることで一代革命でも起こす気なのかも知れない。
 
 シャープはAndroidベースの電子端末でiPadに十分対抗出来ると考えているようだが、XMDFフォーマットをデファクトにしようとすればAndroidだけではなくiOS用を用意する必要があるが、そんな事をすればiPadのコンテンツを増やしてしまうと言うジレンマに陥る。AmazonだってKindleを売りながらiPad用のアプリも用意したではないかと考える人もいるかも知れないが、Amazonは電子書籍データの販売が生業であってKindleの売上で食っている訳ではない。Appleは独自のハードとストアを持っているがフォーマットは欧米でデファクトになっているePubを使い、iBookストアはiPadやiPhoneのコンテンツを増やす1ツールに過ぎない。要は電子書籍が沈んだとしても大した問題ではないビジネスモデルなのだ。

結論:Androidと心中するのは勝手だが、もう少しまともな事業戦略を持った人間をトップに据えないといけないのではないだろうか。今のやり方はどう考えても失敗したビジネスモデルの焼き直しなのだ。

木曜日, 10月 21, 2010

レアアース輸出禁止に関して

 中国の日本向けレアアースの禁輸措置を受けカスゴミなどは明日にもレアアースが無くなってしまうような騒ぎようだが、日本の備蓄量は最低でも5年分、中には20年分は備蓄していると言う説さえあり中国が禁輸措置を続けても痛くもかゆくもないのが現状の日本だ。それだけの時間が稼げれば、中国から一切レアアースが入ってこなくなったとしても、中国以外の国に採掘を依頼すれば備蓄が枯渇する前に再び手に入れることは可能なのである。
 
 中国以外の各国が採掘を見合わせるくらいに低価格でレアアースを輸出していたのは日本のせいではなく単純に中国以外のレアアースを締め出すために信じられない価格にしたのが原因なのだが、中国の報道ではまるで日本のせいのようなことを言っている。無理な操業で環境が破壊されたのも日本のせい(確かに20年分も備蓄するほど仕入れたとすればそうなのだが)だと言い張り、だから輸出総量を制限する(日本には禁輸)と宣っているのが現在の中国である。

結論:禁輸されて直ぐに困るのは、お隣の国やヨーロッパ諸国。どう考えても日本をダシに使ってノーベル平和賞に対する制裁と考えるのが妥当だろう。

本物のミニノートが出た

 安普請だけで組み上げられたネットブックは糞だと断言したJobsが発表したMacBook Airの11インチモデル。価格の練れてきたSSDをストレージに使い(iPadやiPhoneと同じ)、CPUは鈍足のAtomではなくCore2。ゼロスピンドルで瞬時に起動するマシーンにまとめたのは流石と言うべきだろう。CPUにA4シリーズを使わずに速度を犠牲にする事無く稼働時間を5時間まで延ばすのが限界なのかも知れないが、これで8時間を実現出来ていたら文句なしだったのだが。
 
 iPadが日本で売れまくっているように、贅肉をそぎ落として必要な機能だけに絞ったMacBook Airは間違いなく売れるだろう。似たような仕様のノートがない訳ではないが明らかに価格が高過ぎる。安物ではないのに価格は某SONYなどの国産メーカーとは比べようもないくらいにローコスト。OS X 10.7との組み合わせで使えばある意味鉄板なのではないだろうか。

 国内のメーカー(海外もだが)も、ネットブックを残念なミニノートとして設計する(安いのだから文句は言うなという考えで設計)のではなく、基本性能だけで勝負出来るものにすれば当然今回のAirのようなモノが作れるのにと思うのは私だけだろうか。マシーンの遅さの原因をWindowsのせいにして逃げていないで余計なものを取り払ったデバイスに仕上げればもっとまともな端末になると思うのだが。

 まあ日本のメーカーの場合はネットブックサイズの端末に余計なハードをぶち込んで信じられない値段で売ろうとしたのに売れないで、結局バーゲンで在庫処分になるようなものしか作っていないのだろうが。

結論:壊れたPowerBookを叩きながら(余計に壊れるのだが)使ってきたが、これからはスピンドル無しのAirが私の愛機になるのか...そんなに裕福じゃないか。

火曜日, 10月 19, 2010

iPadをPCとしてカウントしたらAppleのシェアは?

 PCのシェアで全米3位、スマートフォンのシェアも全米3位のApple。四半期で1,410万台を出荷したiPhoneは出荷数でBlackberryを凌駕した。スマートフォンにカウントされず、PCでもカウントされていないiPadの出荷数が419万台。広義に捉えてiPadをPCにカウント出来るとすれば、既に全米1位のPCメーカーはAppleと言うことになる。Appleが1位にだったのは遠い過去の話(そんなことを知らない人の方が多いのだろうが、日本でも1位になったことはある)だが、Androidのタブレットが本当に成功(iPhoneのように浸透)でもしない限り、当分の間一人勝ち状態が続くのではないだろうか。

結論:売上高の伸び率トップは、54%増の日本。未だに商品の供給が間に合っているとはいえない状況なので、このままのペースが続くのだろう。普通に考えればAppleくらい日本人向きの商品を作っているメーカーはない。やっと、それに気付いたと言うだけの話なのである。

7インチiPadは出ない?

 史上最高の四半期決算を発表したApple。珍しく決算発表後の電話インタビューに答えたJobs曰く、7インチは10インチ(iPadは9.7インチだが)の半分画面サイズがなく、ヤスリで指を削らなければ使えない、そんなもんを出して使えないじゃないかと他社を批判。更に、Googleがタブレットに使うAndroidは次期バージョン(3.0)以降にしてくれと言っているのにメーカーが先走っている(iPad人気への便乗)だけとバッサリ。
 
 あせって中途半端な商品を出せば命取りになることは傍から見ていれば明らかなのだが、どうせAppleに勝てないことは解っているので、取りあえず訳も分からず購入してしまうデバイス音痴(大抵、ITのリテラシーは高いと本人は持っているが、ものを見る目はない)に売りきってしまえば良いと考えているのは見え見え。Appleのように1年間同じデバイスを一切の値下げもなしに売り続ける自信が無いからこそ先を争って商品化を急ぐのだろう。
 
 Androidフォンを見ればわかるように既に価格競争が始まっている。ぼったくれるのは最初の四半期くらいだと踏んでいるのだろう。

結論:少なくとも年末までにカメラ付きの7インチiPadが出るなんて妄想を抱いていた人達が目を覚ましてくれれば良い。情室のチーフがカメラ付きの7インチが直ぐに出るんじゃにかと言っていたのでアホかとやんわり否定して上げたのだが、まだ出ると思っているのだろうか。日本のメーカーとばかり付き合っているからそういう妄想を抱くことになってしまうのだ。まあ、来年になればAppleは出すと思うけどね。

EZアプリのパケット制限

 iPhoneでは考えられないEZアプリのパケット制限が存在するau。アプリによる通信量は1日3Mと言うケチケチ振りなのだが、どうやらAndroidフォンに関しては制限を設けるのではなく、通信量に応じて通信速度を遅くするというペナルティを掛けて対応するらしい。その上で、禁断のアプリ。どうやらパケット課金の発生する3Gでしか動かない(普通は帯域を食われるのでWi-Fiオンリーで許可が普通)というau専用のSkype搭載。もしかしてテザリングと同じでパケホ適用外だったりして。

結論:Brew版のSkypeも出るらしいがこちらは勿論パケット制限がかかるのだろう。制限は掛けないがパケホ適用外だったら、顧客にとって禁断のアプリであるのは間違いないのだ(いい気になって使ってたら身上を潰してしまう)。

月曜日, 10月 18, 2010

au禁断のアプリはSkype

 どうせ、Skype程度だろうと誰しもが予想していたauの禁断のアプリは、フタを開けてみたら何の捻りもなくSkypeだった。SoftBankお得意の予想外がSkypeだったらお笑いだが、禁断としか言っていなかったので良しとする心の広い方もいるかと思うが、何だかな〜。

結論:所詮、今のauはこんなものなのだ。

ノーベル平和賞

 ノーベル平和賞を反政府活動家に贈られ右往左往状態の中国政府。四川省などどうでも言い地域で反日運動を政府主導で行っている(万博開催中の上海では全くそんな事が起きていないのが政府主導の証拠?)。たとえどこであっても中国様はこんなに怒っていますと偏向報道しかしない日本のカスゴミは別格(日本人が嫌中、嫌韓になれば親米が増えると言う論理)として多くの中国人が尖閣諸島など問題にしていない(そもそも知らない)ことを、まともに報道してもらいたいものである。戦前の新聞報道で日本が中国憎しになった過去の反省が全くない証だ。
 
 さて、本題に入ろう。政治的な色濃いノーベル平和賞の受賞者と国家の崩壊には微妙な相関関係がある。反体制運動家だったサハロフが受賞したソ連は共産党政府が崩壊し(崩壊させたのは同じく平和賞を受賞したゴルバチョフ書記長)、民主化運動組織であった連帯のワレサ書記長が受賞したポーランドも共産党政府が崩壊し、マンデラが受賞した南アフリカもアパルトヘイトを掲げていた体制が崩壊した(アパルトヘイト終了後国民が前よりも不幸になったのはご存知だと思うが)。

結論:反体制運動家に平和賞を贈られた国はその後、現体制が崩壊する可能性が非常に強い。現体制を守るために外敵を作り出すのは常套手段。侵略兵器を持たない(間違っても戦争になることが無い)国が近くにあれば誰だって使いたくなるのが人情。それが、現在の反日運動の真意なのかも知れない。

金曜日, 10月 15, 2010

谷亮子が柔道引退

 国際大会に出なければロンドン五輪の切符を出す気はないと決定していた日本柔道連盟は谷亮子に下駄を履かせる気がなかったたが、実績と小沢の後ろ盾でどうにかなると踏んでいた谷亮子。政治家でも金などとふざけたことを抜かしていたが後ろ盾がああなってしまったので...

結論:ただのブスな一年生議員に格下げである。

中曽根と小鼠が親米(アメリカの傀儡政権)だったわけ

 プラザ合意で円高へ誘導した中曽根と、都市銀行解体と郵政民営化で日本経済を崩壊させた小鼠純一郎。二人に共通しているのは長期政権だったことと政治基盤が弱かったこと(まともな派閥さえ無かった)である。まともに考えれば政治基盤が弱ければ長期政権など望みようのないのだが、アメリカ(D・ロックフェラー)の傀儡政権にとって政治基盤が弱い(うるさいことをいう仲間がいない)ことは非常に都合良く(何でもアメリカの言うことを聞く)、実際にアメリカの言いなりになったので、大平さんや竹下、小渕さんのように早死にすることもなかった。
 
 アメリカ国内では、ロックフェラーは絶体ではなく、完全掌握に近いのは軍需と石油だけで金融とマスコミはロスチャイルドの支配下にあるが、D・ロックフェラー全盛期に属国となった日本は政治家だけではなく官僚、カスゴミから財界までアメリカの顔色だけを見てきた。旧田中派のように面従腹背すれば金権スキャンダルや病死で政治生命を絶たれることが解っているのだから、何もバックもない(稲川会はバックではなく監視役)小鼠や中曽根がアメリカに逆らうような政策を取ることはなかった。その上、CIAがバックだと言われる読売や電通が二人を持ち上げるキャンペーンを繰り返したのだから、何をしても正しいことをしていると国民(一番騙されたのはB層だが一番のボリュームゾーン。その上エリート集団は売国奴)が信じたのも仕方がないのだが(そこまで国民をバカにさせたのはカスゴミだ)。

結論:中曽根や小鼠が人気者になれたのはカスゴミがそうだと信じ込ませたからだが、同じ手を逆手に使えば田中や竹下、小沢は一丁上がり。それが出来ない相手なら消えてもらうのがD・ロックフェラーの常套手段なのである。

auの禁断のアプリ

 auの禁断アプリは、どうせSkypeくらいに決まっているとバカにしていたのだが、どうやらその通りになりそうだと噂(日経の飛ばし記事じはその程度だ)になっている。噂が本当なら「やっぱり」で終りだし、そうでなければ日経お得意の飛ばしによる嫌がらせということになる。

結論:Skypeが禁断のアプリって何年前の話をしているのだ。

検察審査会の平均年齢を巡るミステリー

 不起訴不当の異議申し立てをしたのが元産経新聞の記者一人というのはこの前に書いたが、平均年齢30.90とされる検察審査会の委員の年齢が低過ぎるとの指摘に対し、計算違いだったとし訂正された年齢は前回の委員と全く同じ数字。委員は同じ人間としか思えないとの再度の指摘に対し、任期6カ月の就任時の年齢で計算していたと半年分を足した上で再訂正という前代未聞の事態になった。どう考えても、半年任期で全員入れ替わっていなければならない筈の委員が今回も審査を行ったとしか思えない再計算だったのだ。

結論:前回の審査会委員が歳を取らないのならば今回のメンバーは違う人物となるが死人(幻)でもない限り平等に歳は食うのだから普通に考えれば同じメンバーと考えるべきだろう。そもそも審査会など一度も開かれていないというのも十分あり得るが。

木曜日, 10月 14, 2010

SONYのInternet TV

 SONYがAndroidベースのInternet TVを今週末から全米で発売開始するそうだ。見た目はAppleの昔のCinema Display+今のCinema Displayといった感じですっきりとまとまっているが、コントローラ(リモコン)はボタンがビッシリと並びキーボード・アレルギーのある人が見たら卒倒しそうな代物。Androidならタッチパネルでと言いたいところだが、どうやらiOSとは違いAndroidはタッチパネル絶体で作られたOSではないことを垣間見ることが出来た気がする。

結論:Apple TVの登場を考えてデバイスを開発しているAppleとGoogleの考え方の違いが如実に。iPhoneで操作出来るApple TVに一票。

「Back to the Mac」

 Appleが、10月20日に「Back to the Mac」と題したSpecialイベントを開催する。Appleマークの向こうに見えるのはLion。随分前にOSXの名前はネコ科の動物なのでLeopardの次はLionだと言っていた(blogには書いていなかったので証拠はないが)のだが、IntelチップだけをサポートするSnowLeopardが間に入ったために先延ばしになっていた。当日はOS X次期バージョンのプレビューを行うということだが、どのようなものになるのだろう。
 
欲しい機能
その1:iOSのマルチBoot。トラックパッドでiOSアプリを操作。マウスでは不可能な操作(iOSのインターフェイス)をするデバイスとしてMagicトラックパッドが準備されたのだ。
その2:顔認識によるログイン・ユーザ切り換え。画像認識とパスワードでセキュリティを強化。何れはiOS端末でも可能に。
その3:iConciergeによるナビゲーション。個人毎の情報収集などの秘書機能。
その4:FaceTime。当然の事。
その5:AppleIDを利用したiOS端末のリモート操作。MobileMeを使わなくても”iPhoneを探せ”が可能に。
その6:iLifeのバンドル。iOSデバイスとの連携を考えたら無償化に踏み切るべきである。
その7:MobileMeのバンドル。.Mac時代のサービス(ホームページ)が11月8日で終了。データセンタを使った新たなサービス誕生に合わせて無償化して欲しい(個人的な希望)
 
 どれがLionで実現されるかは分からないが、「Back to the Mac」と名打つ限りは期待外れの発表にはならないだろう。期待もあって株価も300ドルオーバー。Macのシェアもどうやら全米では10%を越えたようだし、Appleの勢いを止める気は更々なそうである。

結論:今回の"One more thing”は、間違いなくMacBook Airである。

水曜日, 10月 13, 2010

ノーベル平和賞の意味

 反政府活動(民主化運動)家のノーベル平和賞受賞に腹を立てている中国政府だが、毛沢東の秘書だった李鋭らの古株幹部が言論の自由を保障せよと署名活動を行い現政府に揺さぶりを掛けている。ロスチャイルドが窓口になっているノーベル賞はヨーロッパ寡頭勢力からのメッセージと捉えるのが正しい。

結論:民主化しなければ潰す(アメリカの様に銃を突き付けるのではなく、内戦状態にさせて崩壊させる)と言うメッセージなのである。

「iPhoneやAndroidに追いつけそうもない」Windows Phone 7

 Androidよりはコントロールが効いているところがマシだと書いたWindows Phone 7だが、携帯電話メーカーは「iPhoneやAndroidには追いつけそうもない」と悲観的な見方をしているようだ。

結論:スペック要件から手を出せないともっともらしい事を言っているが、要はAndroidに舵を切ってしまったために付き合う余裕がないだけの話。とろとろしていたMicrosoftが悪いのだが。

「よかった!」「泣いた」チリ落盤作業員救出の瞬間?

 チリの大統領が救出劇を喜ぶのは十分理解出来るが、日本が中継まで出して大騒ぎするのは全く理解出来ない。どうでも良いと迄言う気はないが、円高が81円台まで進んでいる現在他所の国の自己にかまけている余裕などないはずだ。小沢を放置していることは問題にするくせに円高を放置することはなんとも思わないカスゴミ。国内の問題から目をそらそうと言う気なのか、単純に物事の価値判断が出来ないバカなのかは知らないが本当に情けない。

結論:無事助かったと報道するのは構わないが中継までする事ではない。そんな金があるのならもっとまともな番組を作れと言いたい。

朝日新聞の「希望退職」に記者が大量応募

 販売部数がジリ貧で二期連続営業赤字の朝日新聞(来年三月期も赤字の予想)が、希望退職を募ったところ編集所属(いわゆる記者や編集者)の社員が大量(応募者の過半数越え)に応募すると言う事態になったそうだ。iPadの出現で編集者が引く手あまたの昨今。沈み行く泥舟にしがみつく必要のない編集者が我先にと逃げ出したのだ。
 
 定年まで勤めた時に得られる収入の半分+正規の退職金という大盤振る舞い(40代でも1億近くなる)に目が眩んだ訳ではないだろうが、トップがどう思っているかは関係なく朝日新聞と言うブランドに魅力がなくなったことは間違いないだろう。

結論:記者クラブで渡されるメモを記事にするだけで一千数百万貰っている記者にまともな編集ができるかどうかは分からないが、新聞に将来がないことは明らかなのである。

火曜日, 10月 12, 2010

私の周りにもいる「イタい人」の10のパターン

 ZDNetに”あなたの周りにもいる「イタい人」の10のパターン”という記事が掲載されていた。大学の頃ここで書かれているような人を、私は”生もの”と呼んでいたのだが...
 
その1:すぐに話の風呂敷を広げる
 自分をより大きく見せたいのはわかるが、こう言う奴は権威に滅法弱い。本をたくさん読むのは構わないが、自分に都合の良いものばかりを読んでいたのでは何の足しにもならない。
 
その2:よく理解しないまま突っ走る
 目的地も分からないのに走れるのだから単なる筋肉バカ。集団ヒステリーに陥る。日本が戦争に負けたのもこう言う奴が国のトップだったからだ。
 
その3:嫌われていると勝手に思い込んでいる
 嫌われているのに気付かないのも迷惑だが、何を言ってもネガティブに捉えられたのでは話にならない。
 
その4:キレて他人に八つ当たりする
 大体、自分より目上の人には一言も口答え出来ない小心者。自分が怒りの対象でなくても周りの人間が不快になるのは当事者と同じ。
 
その5:やたらと自分の正当性を主張する
 みんなが納得していれば正当性を云々する必要など全く無い。自分に自信がないだけ。
 
その6:何も自分で決めない
 タチの悪い責任回避。トップがこうだったら責任取るから権限を寄越せと言いたいところだが、権限をやるかどうかさえ決められないだろう。
 
その7:何かにつけて理屈をこねる
 的確で誰にも理解出来る話ができない単なるバカ。カタカナや難解な言葉を使うことで知識があるとアピールしたいのだろうが、修飾語や抽象語ばかりで主語や述語がないのに気付いていないだけ。お前の例え話はつまらないと突っ込んでやろう。こう言う奴に限って周りがバカだから何を言っても仕方がないなどと言う。バカなのはお前の方だ。
 
その8:やたら褒めてほしがる
 自己評価ができないバカ。褒められれば嬉しいのは当たり前だが、そのために何かをすると言うのは本末転倒。揚げ句の果てには自分が褒められない替わりに他人が貶されるのを心待ちにするようになる。
 
その9:他人の話を聞かない
 話の風呂敷を広げたり理屈を捏ねる奴は大体このバカも同時に発症。
 
その10:何が言いたいのかわからない
 風呂敷野郎と一緒で話は質ではなく量だと勘違いしている。理屈バカも結局はこれに該当。

結論:まさに私だ。

Apple TVはやっぱりiTV?

 Apple TVが発表される前、Apple TVからiTVに改名してiOSでゲームだってできるぞと勝手に書き殴り、すっかり狼中年状態になってしまい立場が無かったのだが、最近になってApple TVに搭載されているのは旧OSとiOSのハイブリッド(Apple TV向けに用意された特別のiOS4.1)だと発表した。ストレージも全く無いようなことを書いていたので、それも間違えたかと思っていたら8GのNAND。結局、Apple TVは予想されていたスペックを全て満たしていることが明らかになった。間もなく発表されるiOS 4.2は、iPod touchからApple TVまでをカバーする初めての統合OS。これが登場するとどうなるかはご想像の通りなのだ。
 
 ご想像出来ない方もいるかも知れないのでヒントをいくつか...
 
その1:同じOSで同じインターフェイスなら同じアプリが
その2:iPhoneのゲームがiPadで動くならApple TVでも
その3:AirPlayとiTunesで動画と音楽のストリーミング
その4:ビデオコンテンツがなくてもコンテンツはある

結論:iOS 4.2はiPadがiPhone並になるだけだと考えられているようだが然にあらず。iOSの発表に合わせてiTVの発表もあるかも知れない。新しいデバイスはJobsが手に持った手の平に収まる黒いデバイス。昨日までApple TVだったものがiOS 4.2のインストールでiTVに生まれ変わる。そんな発表が出来るのはAppleだけなのだが如何だろう。

Androidの問題点

 宗教とも言えるAndroidのオープンソース・マンセー主義(オープンソースプラットフォームは絶体善だと言う考え違い)に同調する輩が多いためかAndroid端末の普及は信じられない速度で広まっている。Googleは、諸手を上げて自分たちの戦略が正しかったことに喝采を上げているのだろうが、オープンソースプラットフォーム(性善説に立ってメーカーの好き勝手にさせ、自分たちも好き勝手にすること)が命取りの原因だと理解していないのは非常に残念なことである。
 
 今は、Androidの現状を知らない人達と、ただで手に入るOSでハードウェアを作る事しか考えていないメーカー、流行モノなら単純に持ち上げる(ITに疎いカスゴミは、国を問わず提灯記事しか書かない日経並に持ち上げている)マスメディアに煽られる形でAndroid陣営は盛り上がっているが、最初のAndroid端末を手にしたユーザ達の不幸には一切触れようとしない(htcのAndroid 1.5の端末なんてWindows mobile端末以上に糞だ)。
 
 KINなどというクズを出してしまったために更に評価を下げてしまったMicrosoft(いずれ無くなると思っている)だが、それでもメーカーの出荷する端末の仕様を厳密にコントロールしているは評価したい。何故ならAndroidとは違い、Windows Phone 7をOSに搭載した端末はどれも同じ基準を満たしている(出来の良し悪しは別の話だが)。自社製しかないiPhoneならば当たり前の話だが、Androidではあり得ない話しなのだ。
 
 Googleも薄々オープンソースプラットフォームで自由にさせることが混乱の原因と考え3.0以降は、メーカーによるUXの搭載を制限しようとしているが、そうなると好き勝手に出来るからAndroidは素晴らしいとしてきた自分たちのポリシーの間違いを認めざるを得なくなる。どちらに、転ぶのかは私の知ったことではないのが、このままの状態を続けAndroidが半数くらいのシェアとなった時自重に堪えきれず崩壊するのではないだろうか。

結論:Androidの急成長は、大日本帝国陸軍のようなものである。大本営(Google)の指示を関東軍(メーカー)が勝手に解釈して好きなように戦線を拡大しているから急成長しているように見えるが、兵站も考えずに戦域を拡大しすぎればいずれは自己破綻を来すだろう。複葉機(Android 1.5)とステルス戦闘機(Android 3.0)が同じ作戦を遂行するのは所詮無理な話なのである。ステルスで戦いたいなら複葉機はスクラップにしなければいけないのだ。

月曜日, 10月 11, 2010

「真実を求める会」の真実を求めて

 小沢一郎を検察審査会に再度かけた「真実を求める会」のメンバーに関する情報が転がっていた。行政書士「黒木大輔」、元産経新聞記者「山際澄夫」などが参加する団体(在特会と関係が深い)らしいが、書名をしたのは山際澄夫ただ一人だったと言うこと。

 一人の告発状で11人の密室会議の結果が強制起訴なのは構わないが、検察審査会メンバーは裁判員制度のようにくじ引きではなくどうやら任意で選ばれたという話(誰が選んだ?)。そしてメンバーは一切公表されていない筈なのに朝日新聞の藤森記者が検察審査会のメンバーに単独取材(どうやってつき止めたんだ)。
 
結論:胡散臭い小沢をそれ以上に胡散臭い連中がクロにしようとしている。それが小沢起訴の正体である。自分の足で掴んだ情報でもないのに平気で書く私も相当胡散臭いが...

スケベ良さん亡くなる

 亡くなった方にこんな言い方は失礼なのだが、私の年代だと池部良ではなくスケベ良という言い方を父親世代がしていたものでつい...記念すべき4,000件目のblogが...

結論:92歳ですか、大往生ですね。

小沢叩きから中国叩きへ

 小沢叩きに明け暮れていたカスゴミが今叩きまくるのは中国。私も中国批判はしているので人の事言えないのだが、カスゴミの中国批判は「坊主(小沢)憎けりゃ袈裟(中国)まで憎い」(小沢は親中派と捉えて)の類いなのが気に入らない。当初は、前原の突っ張りを批判していたくせにアメリカが反中のシグナルを出したと判断した途端、手の平を返したように中国批判を始めた。NHKの国際放送でノーベル平和賞受賞の放送をカットしたとか、放送がカットされたとコメントしたらそこをカットされたと、鬼の首でも取ったように中国のメディアの偏向振りを批判。まるで、自分たちは全く偏向していないような口振りは到底納得の行くものではないのだ。
 
 検察審査会で起訴が決まった小沢。どこの馬の骨が審査会の委員かさえ不明(司法の透明化を掲げているくせに密室で審議)なのに、そこでの結果が錦の御旗になるとは民主国家が聞いて呆れる話なのにそれを何とも思わないカスゴミに中国報道を批判する視覚など微塵も無いのだが、アメリカ(ロックフェラー)のお許し(命令?)が、あれば何でもありが属国ならではなのである。
 
 検察のリークとカスゴミの疑惑報道でクロとされれば、証拠不十分でも裁判に持ち込めると言う悪しき前例を作る事になったが、小沢と関係の深い北京政府(ロスチャイルド系)の力を削ぐために、ロックフェラーが上海閥(ロックフェラー系)の軍閥に指示して起こした騒動で反中報道を繰り返すことで反小沢となっている。
 
結論:日本偏向報道(NHK)がどう扱われようが大きなことを言えたガラではないのだ。

中国がレアアースを禁輸にしたら

 尖閣諸島問題で中国政府は日本向けのレアアースを輸出禁止にすると脅しをかけてきたが、日本はそれに従わなければいけない程何もない国だと国民が考えているとしたらそれは、カスゴミの洗脳のせいである。レアアースは、中国でしか取れないと思い込むようなミスリードをカスゴミがしているせいで、「中国様のご機嫌を損ねてはいけない」と多くの人が思い込んでいるが、実態は他の国では採算が合わないほどの廉価で中国が輸出したから他の国が手を引いただけの話に過ぎない。
 
 さて、中国からレアアースが入ってこないと潰れてしまう日本が手にしているカードを広げてみよう。
 
カード1:電子プリント基板特許。現在電子機器に使われているプリント基板の特許は日本のもの。中国がいちゃもんを付けてきたら電子プリントの特許を中国から奪えば全ての電子機器の製造を行えなくなる。【結果】武器が作れなくなる。
カード2:特殊鋼。1m辺り80トンの荷重にも耐え得るレールを作るには日本の特殊鋼が必要。ドバイの世界一のビルの建造が可能なのも日本の特殊鋼が有るからである。日本が禁輸に踏み切れば世界中の超高層ビルの建設は不可能になるし、高張力鋼を使った武器製造も不可能になる。【結果】武器が作れなくなる。
カード3:ステルス塗料。日本には売らないと突っぱねられたステルス戦闘機をステルスにしている塗料は日本製。日本が禁輸措置に踏み切ればステルス戦闘機のステルス性が大幅に落ちるのは事実。【結果】武器が作れなくなる。
カード4:石油精製技術。戦闘機やミサイルで必要とされるジェット燃料を重質油から精製する技術は日本にしかない。日本が技術封鎖すれば軽質油(良質の軽質油が出る油田など殆ど掘り尽くしたため、現在は重質油頼み)からしかジェット燃料を精製出来ず日本に戦闘機やミサイルが飛んでくることなどなくなってしまう。【結果】武器がガラクタになる。
カード5:建設用重機。世界中で使われている小型の建設重機は実質的に日本の独占状態(殆どが小松製作所製)。日本がパワーシャベルやブルドーザの輸出を停止すると世界中の建設工事(軍事施設も)が不可能となる。【結果】基地が造れなくなる

 中国のレアアースはただの土だが、日本の持つものは先端技術。どう考えても日本の方が立場は強い。

結論:中国がレアアースを輸出してくれないと5枚のカード(実際にはもっと多い)が使えなくなると世界にお伺いを立てれば間違いなく世界中の先進国が中国に圧力を掛けるだろう。そんな事をしたら、またABC包囲網になってしまうとご心配の方もいるかも知れないが、その時にはたっぷりとある石油を採掘すれば良いのだ(尖閣諸島には海底油田がある。それもイラク並の埋蔵量の)。

前原大臣が「日韓交流おまつり2010」で...

 中国には平気で楯突く前原大臣が、「日韓交流おまつり2010」で原稿無しで韓国語のスピーチをしたそうである。外務大臣としては中々勉強家で宜しいと言いたいところだが...

結論:両親とは昔から韓国語で話をしていたと言う話もあるが(他意はないが、悪意はある)。

恫喝外交の限界

 稚拙であった日本の対応が各国の中国への不満をあぶり出す結果になった尖閣諸島問題(何で直ぐに謝らないと日本のカスゴミが騒ぎ立てるので、結果的に世界の耳目を集めた)。中国政府が対応を誤った第一の原因は、今回の事件が北京の支持を無視する上海の意を酌んだ軍閥の暴走だったからなのだが、珍しく強気に出た日本政府の対応が尖閣問題に世界の目を向けさせてしまった。国際的に日本領とされている地域での無法行為は、西沙諸島、南沙諸島における暴挙を思い出させ、結果的に国際的な評価を下げることになってしまった。
 
 国内向けに北京政府は弱腰だと見せる訳には行かない事情(上海は北京を舐めている)もあって、日本を批判する姿勢を見せるしかなかったのだが、その結果経済、軍事で覇権主義を強める中国への警戒感を強めることになったのは日本にとって幸いだった。

結論:事を荒立てたくないカイワレは証拠ビデオを公開しないとしたため、弱腰と見た中国は巡視船の方から体当たりしてきたのだと説明図付きで掲載した。いい加減にしないと証拠ビデオを世界中に配信するぞと優しく諭す必要があるようである。

IEの「絶対優位」はもう終り?

 一時期はIEに有らずんばブラウザでないと言う勢いだったMicrosoftの純正ブラウザ。圧倒的シェアのOSとの抱き合わせだったのだから当たり前と言えばその通り(Windows上でNetscapeが誤動作する細工までしたと言われている)なのだが、OSXと言うモダンOSに対抗する事ばかりに気を取られシェアが揺るぐなどと思ってもいなかったブラウザーの改良に真剣に取り組まなかったツケがここに来て表面化してしまったのだ。
 
 最新のIE9β版のシェアは僅かに0.1%(機能的にFirefox、Chrome、Safariに漸く追いつくブラウザ)。β版だからと差し引いて考えなければいけないとしても、事実上のデファクトOSであるXPで動かない(Windows 7に乗り換えさせようと言う魂胆なのだが、他のブラウザならXPでIE9以上の事が既に出来る)という戦略ミスから、IE離れを生み出しているのは間違いないだろう。
 
 ブラウザがジリ貧で、スマートフォンも五里霧中。ゲイツ無き後のMicrosoftには良いところが少しもない。18日に発表されるAppleの第4四半期の決算では単月の売上でAppleがMicrosoftを抜き去るのではないかと噂されている。アプリが喉から手が出るほど欲しいWindows Phone 7だが、iOSやAndroidだけで手一杯のデベロッパーがWindows Phone 7にかまけている余裕などないのは明らか。リークされた情報では中々の出来と言うことらしいが、それでもIE9が見劣りすると同様に既に市場にあるiPhoneやAndroidフォンを凌駕するものではないのも事実なのである。

結論:やることなすことがカスなモンキーダンスの海坊主(バルマー)は首になるのではないかとも噂されるが、海坊主に替わってCEOを任せられる人材がいないらしい。VistaでゲイツがMicrosoftを見限った時(2007年1月のblog)からこうなることは、さんざ書かせてもらったが、95%のシェアがあれば10年も下手をこいても持ってしまうとは思いもしなかった。シェア5%あるかないかの会社が90%の会社を追い抜くなんて経営学では絶対に教えてくれない事例なのである。

金曜日, 10月 08, 2010

ノーベル賞に思うこと2

 ノーベル化学賞が現在の日本人がこれから科学的になることと関係が無いと書いたが、その時に引き合いに出した平和賞(これと比べれば政治色が薄い化学賞という引き合い)が、民主化運動(反体制活動)で逮捕拘留中の劉暁波氏に贈られることになった。単純化すれば尖閣諸島で漁船に突っ込まれた国と、突っ込んだ国に民主化を求める人にダブルでノーベル賞を贈り、中国にけんかを堂々と売ったことになるだろう(どこかの国もこう言う気の利いた喧嘩を出来るようになれば良いのだが)。

結論:反体制で逮捕中の人間が平和賞と言うことは、逮捕している側は平和を乱す無法国家と言うレッテル張り。未だにロックフェラーに牛耳られている上海をどうにかしろと言う北京に対するロスチャイルドからの警告だろうか。

日本は特別会計で動いている

 口を開けば財源が足りない破綻すると大騒ぎする財務省。しかし最初から一般会計などどうでも良いくらいに大きな特別会計(一般会計の二倍の規模。内部相殺をしなければ三倍強)で動いているのが日本の実態。しかし特別会計は自分たちの財布(一般会計とは違い国会の決議が必要の無い特別会計は官僚の裁量で使うことが出来る)だと考えている役人達は、国家予算の三分の二が国会の決議なしに動いていることを国民の目から隠そうとしている。だからこそ、国の使っている金の僅か20パーセント足らずに過ぎない歳入が足りないとことさら大げさに騒いで増税しなければ国家が破綻するとカスゴミを使って国民を洗脳しているのだ。本当に税収しか収入源がなければ公務員に払う給与などどこからも出しようが無いのだ。

結論:増税を騒ぐ最大の理由は特別会計に開けてしまった穴を糊塗しようと言う魂胆なのではないだろうか。売ることの出来ない米国債など不良債権の最たるものなのだ。

何でも型になってしまう日本

 何で日本のメーカーは、ガラパゴスを目指すのかと疑問に思い続けている私にとって目から鱗の書籍が手に入った。問題の本は井沢元彦の「逆説の日本史 近世展開編」だが、今回の内容は江戸時代。第一章は鎖国に関するものなのだが、私が以前にblogで触れたように実際に鎖国と言う制度は日本にはなかった。そもそも、家康が禁止したのはキリスト教の布教であり、その意思を持った外国人の入国拒否だった。だから、その意思を持たない(商売だけを考えた)オランダや非キリスト教国である朝鮮を通じ中国とは盛んに貿易を行っていたのが江戸時代。家康の考えはその前の秀吉と同じでキリスト教排斥+自由貿易推進だった。だから、その頃新興国として伸び始めていた非カソリックのオランダとの貿易は問題なかった。その後、非カソリック(宣教師を通じて植民地化を進めない)の筈のイギリスというならず者国家(国を上げて海賊行為を推奨したのだから間違いなくならず者だ)が台頭し、ビジネスライクなオランダ以外は全て夷狄(オランダからの情報でライバルとなるイギリスを始めヨーロッパの国々の悪い情報ばかりを得た。今のカスゴミの偏向報道と同じ)という体制になってしまい外国からは国を閉じていると指摘される状態になってしまったのである。
 
 それとガラパゴスに何の関係があると指摘されそうだが、鎖国と呼ばれる政策は、言え香具師う存命の時代には二つの目的があり、それはキリスト教排斥と自由貿易だった。つまり、キリスト教を侵略の武器とするポルトガルとスペインを排除するが、貿易は盛んに行う。本来、交易を禁止したのはたったの二カ国だけで他の国には窓口を開いていたのである。それが、オランダの讒言を鵜呑みにし他のヨーロッパ諸国との窓口を閉めてしまったためいつの間にか日本は海外との窓口を閉じる政策を取っていると日本そのものが考えるようになってしまった。そして、時間の経過と共にガラパゴス(鎖国状態)となってしまった。
 
 ガラパゴスも確かに悪いことばかりではない。江戸時代に独自の文化を生み出したのもケータイのガラパゴス化と一緒で国内だけを相手にせざるを得なかったからである。しかし、オランダの讒言に縛られている内に世界は変わりかつて世界一であった武装国家日本は昔日の面影もないくらいに戦闘力を失ってしまった。それなのに日本は開国を拒否したのだ一度も鎖国はしていなかったのはずなのに。つまり自由貿易相手が暫時減っていっただけなのに国を閉じる政策を取っていると思い込んでしまったのが日本の鎖国の正体だった。問題先送りで出来上がったパターンが型となり、それが目的化してしまうというのが日本。そうして出来上がったのがガラパゴスケータイ。
 
 国内の目で見れば素晴らしいケータイかも知れないが、海外に持っていったら出来ることが殆どないのがガラケー。国内に閉じたサービス(iモード)と国内向けのハード(ワンセグ、オサイフ)で成り立っているのだから当然な話なのだが、世界中で共通のサービス(Appleのエコシステム)が如何に凄いことなのかは未だに理解出来ていないのが日本なのである。何でも形骸化してしまうからケータイでテレビが見えるのが当たり前になってしまうが(何処かがやれば追随する)本来はコミュニケーションツール。iPhoneにはハードウェアとしてはコミュニケーションで使う以外の余分なものは載っていない(iPod機能があると文句を言われそうだが、音声チップと共有でソフトで処理している)。だからこそ、世界中で同じように使えるのだ。

結論:日本が鎖国状態になってしまったのとガラケーになってしまったのは全く同じ心性なのである。今日からサコッケーと呼ぼう。

Amazonが、独自のAndroidアプリストアを準備?

 App Storeが圧倒的なシェアを取っているモバイルアプリ。複数の選択肢があり、Appleよりもオープンな(皮肉である)Android Marketにもっと頑張ってもらいたいと思っているのだが、音楽から始まってハードウェアまで全て同じアカウントで購入可能なAppleに対抗するには力不足は否めないだろ(勝手サイトも多いし、海賊サイトはもっと多い)。そんな、Android陣営にAmazonが名乗りを上げるのではないかとの噂が出ている。
 
 Apple以上に取り扱い品目の多いAmazonが、電子書籍だけではなくAndroidアプリを加えてくれば大化けする(Android Marketを駆逐する?)可能性は非常に高い。噂では、Apple同様に30%のフィー(手数料)が必要らしいが、もしも実現すれば一向にシェアの伸びないAndroid Marketに見切りを付けてアプリを提供するサードパーティは多いのではないだろうか。

結論:Googleは検索エンジンの覇者だがオンラインショップとしての実績は殆どない。私が、シュミットだったらAndroid MarketをAmazonに提供する戦略に出るだろう。餅は餅屋なのだ。

蓮舫の議員活動

 「VOGUE」のインタビュー記事で議事堂内での撮影を敢行した蓮舫。議員活動にかかわる場合には許される議事堂内撮影だが、営利目的となれば完全な内規違反。タレント崩れの青筋女からすれば雑誌でブランド品の宣伝をするのも立派な議員活動だろうが...

結論:顔が売れている(売名行為が上手)だけで、議員になどするからこう言うことになるのだ。

確信犯

 関西弁で捲し立て脅す刑事。確かにヤクザ紛いの品性の無さだが、品性がなく聞こえるのは関西弁だからとも言える。曲者に対していつも通りにどやしつけた方にも落ち度はあるが、どう考えても被疑者の方もまともな輩ではないだろう。今回の件をカスゴミが騒ぎ立て二人が免職などと言うことになって被疑者がしてやったりと思ったりしたら後の祭りである。

結論:この被疑者はかなり怪しい。今回不起訴になったとしてもいずれ別件で塀の向こう側に落ちることになるだろう。身内を陥れた奴を許すほど警察は甘くないのだ。

木曜日, 10月 07, 2010

そろそろMacBook Air登場?

 一通りモデルチェンジを済ませた筈のAppleで唯一アップデートされていないのがMacBook Air。新しいMacBook Airは、11.6インチのディスプレイと言われているがこのサイズならば1キロを切る超軽量ノートも可能になるだろう(touchセンサーではないのでiPadのように余裕のあるフチは要らなくなるので、大きさはiPadと同程度?)。CPUは超省電力のCore iを搭載し、あの薄さでバッテリーで8時間駆動なんてことになれば本当にネットブックはお仕舞いになるだろう。

結論:恐らく価格でもびっくりすることになりそうである。時期は10.6.5がリリースされる頃か?

「外国人参政権は合憲」

 カイワレ首相が外国人参政権は合憲だと宣ったらしい。憲法で禁止されていないと言う理屈らしいが憲法は国民への約束であって、国民と言うのは住民のことではない。カイワレが言っている外国人の枠がどこまでなのかは知らないが帰化する前の同胞のことを指しているのならば分からないでもない。

結論:もう一度併合すれば立派な国民である。併合が嫌なら連邦と言う手もあるがどうだろう。台湾、韓国、北朝鮮と日本が連邦になったら凄い国になると思うのだが。まあ、台湾だけの方が良いけど。

児童ポルノ:単純所持禁止も要望

 似本(日本人かどうかが怪しい連中の集まりだから)ユニセフ協会大使の霊感商法さんが児童買春・児童ポルノ禁止法の早期改正を求める署名活動の協力を訴えたそうだ。ユニセフへの善意の募金(氏素性の悪い国連の一組織であるユニセフが善意の団体とも思わないが)の上前を撥ねる団体の広告塔(タダで働いている訳ではない)が、自分の悪行三昧は棚に上げて偉そうなことをまた仰ってくれた。
 
 児童買春も児童ポルノも世の中から消えてなくなれば大いに結構だとは思うが、隠れ学会員に言われたくはないとも思う。

結論:霊感商法からキッパリ足を洗ってから言え。

Androidフォン「IS03」と「GALAXY S」選ぶならどっち

 CEATECで発表された各社のAndroid端末。見た目がまんまiPhoneのようになってしまったのはご愛嬌(猿まねと言う)だが、今回のAndroid端末は流石にどれも2.1以上。spモードでお茶を濁すしか策のないSONYはどうするつもりなのだろう。
 
 少し前に誉め殺しをした「IS03」とSamsungの「GALAXY S」のどっちが良いかと言うcnetのアンケートは圧倒的に「IS03」に軍配が上がっているようだが、誉め殺しであげつらったのと同様に話題のOSは使いたいが、ガラケーが好きというガラパゴスな連中が如何に多いかを再確認することになった。
 
 今回の「GALAXY S」はspモードくらいで後は素のAndroid端末と言えるが、ドコモの冬モデルは「IS03」路線のものが順次発表されると言っていたような...それってスマートフォンの定義を自ら崩す後ろ向きな...

結論:ガラケーの機能も無いのに未だに1.6の端末(9月には2.1になる。TimeScape使わなきゃ未だって快適だって文句言ってたのがいたな)よりは、少しはマシなのかも知れないが。

紙幣発行にゼロ金利復活

 自覚があったかないか(私はヨーロッパからの指示があったと考えているが)は、知らないがゼロ金利を解除したこととによって引き起こされたサブプライム問題を切掛けに崩壊を開始した世界経済。日銀はその原因となったゼロ金利解除を解除し再びゼロ金利政策に転換した。その上で、国債などの債権の買取りを開始。今回は5兆円であったが、今回の長期国債の買取りは、日銀券発行額の限度内にするという「銀行券ルール」の対象外とする取り決めがなされているため、理屈の上では上限はないことになる。現在発行されている長期国債を全て買い取ってしまえば借金であった筈の900兆円が自由に使えるお金に化けるのだから何でそれをしないんだと前から書いていたが、ロックフェラーはまだ健在だと思い込んでいるカイワレ政権とは、決別して日銀はロスチャイルドの指示に従うことにしたのだろう。まだまだ僅かな金額なので直ぐに円高に振れてしまったが、30兆円規模で買い取れば円高も収まることだろう。それでアメリカは困るかも知れないが、売却出来ない米国債を押し付けられているのだから知ったことではないのだ。

結論:市中銀行が購入すれば政府の借金だが、日銀が買い取れば政府の財源(もう借金ではない)になるという簡単なルールがやっと日の目を見そうな雲行き。増税よりも安上がりの紙幣増発。利権が傷つくため今まで拒否してきた財務省(金がなければ無いほど財布を握っている奴の力は強くなる)。今回、財務省が邪魔立てをしなかったのを見る限りロックフェラーの呪縛がどやら解けてきた(ロスチャイルドに転んだだけ?)ようである。

ノーベル賞受賞に思うこと

 日本人科学者がノーベル賞を受賞したのは喜ばしいこと(ノーベル賞はロスチャイルドからのお墨付きに過ぎないが平和賞や経済学賞と比べればマシ)だが、2年振りのノーベル賞受賞を受け日本の科学技術は捨てたものじゃないと有頂天になるのは如何なものだろう。鈴木先生も根岸先生も共通一次やセンター試験世代ではなく、良い意味で戦前の教育を受けた最後の世代。今の学者に連綿とその血が流れているとは言えない現在、お二人を越えるような科学者がこれからもぞくぞくと出てくるとは到底思えないのである。

結論:戦後の受験教育(戦前もそうだったと言われそうだが、戦前は教育に対する姿勢を擦込んだのであって答えの丸暗記を教えたのではない)以降教育の質は確実に低下している。ノーベル賞受賞者が近年増えているからと言って日本のレベルが上がっている訳ではないのだ。

水曜日, 10月 06, 2010

我々はWindows Phone 7と心中する覚悟だ!

 ボーナスを半分カットし背水の陣で臨むバルマー率いるMicrosoft。Windows Phone 7と心中する覚悟とのことだが...

結論:今のままなら本当に心中になってしまうだろう。

火曜日, 10月 05, 2010

シャープの「GALAPAGOS」

 開き直りで命名されたシャープのGALAPAGOSがCEATECでお披露目されたようだ。画面に触れるとタイムラグ。ページ送りで考え込む。速読するような落ち着きのないユーザではなく、じっくりと活字を味わうユーザを想定して作り込まれたまったりとしたインターフェイスを搭載しているらしい。

結論:せっかちな私から見たらただの糞である。

月曜日, 10月 04, 2010

国際石油開発帝石のアザガデン撤退

 アラビア石油の採掘権が切れた後、新たな採掘権を得たイランのアザガデン油田。採掘権を失った石油公団が新たな天下り先として白羽の矢が立った油田だったのだが、核開発を推し進めるイランに対する制裁が国際石油開発帝石にも下される恐れありと言うことで撤退を決めたと正式に発表された。

結論:僅か12年半の採掘権しか持たず、出てくる石油は重質油とされるアザガデン。採掘権取得失敗をうやむやにするために、アメリカの制裁をダシ(悪いのは経産省ではないという)に使ったタチの悪い責任逃れなのである。

iOS 4.2

 守秘義務があるので多くは語れないがiOS 4.2ではキーボードに不慣れな年配の方(PC慣れしていない人)向けに新たな日本語入力が...現在は構成ファイルで設定を変えなければ変更出来ないパスワードも...iPad内の検索しか出来ない検索でインターネット検索が...ユーザ辞書が...

結論:βのせいか多少動きが悪くなる時があるが、Xperiaよりはまともに動いている。

Windows Phone 7と心中するメーカーはいない

 間もなくリリースされるWindows Phone 7だが、今のところ開発中止を宣言したメーカーはいないようだ。そうは言ってもWindows Phone 7の端末を作っているメーカーは軒並みAndroidを手がけているのも事実。勢いは間違いなくAndroidなのだが、過去の遺産(単なるしがらみとも言えるが)があるため取りあえず相乗りしていると考える方が自然だろう。
 
 一番後に出るWindows Phone 7には、ZuneのようなUIの見た目以外に別段取り立てて語る要素もなく(それさえも普通に考えれば鬱陶しいだけの代物)、Windows 7との親和性の高さ(これが無かったら何も売りはない)だけが唯一のアピールポイント。MS Officeが必須ではないiPhoneユーザから見たらどうでも良い機能に過ぎないのである。

結論:Symbianのようにまだ見捨てられてはいないようだが、それも実際にモノが出るまでのような気が...Windowsユーザにはマカー程のロイヤルティは...そもそも好きで使っていた訳ではないのでたかが知れていると...

iMacが発表されてから

 iMacが発表されてから僅か12年。97年にJobsがAppleに復帰してから数えても13年。たったそれだけの期間で倒産寸前だった会社が数々のヒット商品をものにし、時価総額世界第2位の地位を得るに至った。その期間中に明らかに失敗した商品は直ぐに製品ラインナップから消えたG4 CUBEだけ、それ以外の製品は全て大化けしたのだから流石としか言いようがないだろう。
 
 その中でもエポックメーキングとなる年が2001年。前年に公開版(Public Betaなのに3,500円と有料だった)の形でリリースされていたOSXの正式バージョンがリリースされ、それに負けじと未完成なのに発表されたWIndows XP(OS X 10.0もお世辞にも完成形とは言えなかったが)からMicrosoftの迷走が始まった。Appleは僅か半年で10.0の問題に対処した10.1をリリースしたのに、Microsoftはまともに使えるSP2が2004年の秋まで公開出来なかったのだから時代が終ったと感じるべきだったのだ。その後は、IntelをサポートしたLeopardに対抗して出来損ないのVistaを無理やりリリース。結果的にWindows離れを加速させる結果に...
 
 もう一つのエポックメーキングが2001年のiPod(初代)の発表。同時多発テロ直後の10月24日となったが、音楽の聴き方の再定義、iPhone(携帯電話の再定義)、iPad(PCの再定義)、そしてApple TV(テレビの再定義)とライフスタイルの再定義の主体となっているAppleなのである。

結論:2001年にAppleが提唱した「Digital Hub」構想は着実に進化している。

GSが日本から撤退

 私がGSと書けばゴールドマン・サックスに決まっているのだが、今回のGSはガソリンスタンド。GS(こちらはゴールドマン・サックス)に良いようにやられっ放しで昔日の面影もなくなりつつあるD・ロックフェラーのシティーグループ。資産の根源を作ってくれた石油事業もここのところの原油価格の下落(BPの油田を破壊したのに原油価格は上がらなかった)で、遂にエクソンが日本市場からの撤退を視野に入れた瀬戸際に来ているようである。

 エクソングループは日本市場で、エッソ、モービル、ゼネラルの3ブランドで展開しているがどこも不採算状態。本家が今すぐ潰れる状況ではないが、儲けにならない日本市場に見切りを付けたと言うことなのだろう。日本市場でNo.2だったエクソンモービル・ジャパンだが、取りあえず九州地区のサービスステーション売却を検討している。

結論:全面撤退は誤報だと明確に否定しているようだが、イニシャルDが死ねば本当にそうなるだろう。CityにAIGにエクソン。GSには攻撃の手を休める気はないようである。

見捨てられるSymbian

 Symbian^3を発表してスマートフォンの世界も押えると宣言したNokia。Nokiaの意気込みは買いたい気もするのだが、他のメーカーはそう考えていないようで、Symbian端末の開発を今後は行わないと発表したソニエリに続き、SamsungはSymbian完全撤退を宣言した。Nokiaに買収されたSymbianはオープンソースとなったが、Nokia買収前に出資していたSamsungやソニエリが撤退したことによってNokiaの思い描くような明るい未来はどうやらやって来ないようである。

結論:オープンソース(EPL)かもしれないが同業他社であるNokiaに主導権を握られるのは我慢ならないと考えたのだろう。

何でもあり

ガラケーとAndroidのハイブリッドと言える何でもありAndroidケータイS03が11月下旬にリリースされると発表された。心配していた(私は買わないので関係ないが知らずに買ったユーザが可哀想という心配)OSは、今更の1.6ではなく2.1が搭載され、巨大化の原因だったキーボードを排除し流行のデザインをまとったことで、もしかしたら日本のAndroidで最高のヒット商品になるのではないだろうか。
 
 ガラケーもAndroidもボロクソのはずなのに何で褒めるのかと言われそうだが、この端末は、OSにAndroidを使っていながらその使い方は一から十までauオリジン。Android Marketなど使わず中に入っているアプリだけで済ませる事が可能という他社の出しているスマートフォンとは一線を画する製品なのである(要はAndroidらしさが微塵もないと言う意味)。勿論、Androidのアプリも利用出来る筈だが、この仕様ならガラケーとして使うという道も十分に成り立つだろう。

結論:Android版ガラケーと呼ぶべき端末。問題はキビキビ動くかどうかである。素のままで使ったのではスマートフォンではないが、それも一つの使い方なのである。これもシャープの開き直りか?

金曜日, 10月 01, 2010

戦争は道楽ではない

 こんな題名だとどんな話かと思われるかも知れないが、今回はキナ臭くなってきた尖閣諸島で気になる防衛に関わるお話をしてみたい。
 
 軍事評論家と呼ばれる方々は、自分の好きな兵器のここが凄い、自分の嫌いな兵器を評価する別の評論家とけんかをする事を生業にしてしているようだが、何時有事があるかも知れないような不安定な時代。好き嫌いや兵器の機能自慢がどれ位不毛であるかを考えるべきだろう。そう言う話はいざ有事になった時に前線に立つ自衛隊員にとって何の助けにもならないのだ。
 
 例えば、腕のある人が使えば100発100中の高性能なライフルと誰が100発撃っても1発もジャグらないライフルのどちらが良い武器かと聞かれたら後者だと答えるのが戦争を仕事としている人の答え。何故なら本当の戦争で100発100中を許すような状況は来ないが、薬きょうがジャグったために反撃出来ずに蜂の巣にされる状況はいくらでもやってくるからだ。1947年デビューのAK47などがその典型なのだが命中精度はお世辞にも良いとは言えないボロボロのライフルなのだが、泥が付いていようが引き金を弾けば間違いなく弾が飛び出し、北極であろうが砂漠であろうが使えるからこそ未だに使われているのである。
 
 それでは、命中精度がケタ違いに高いミサイルと価格がケタ違いに安いミサイルだったらどうだろう。自動航行システムを持ち勝手に目標を攻撃してくれるトマホークのような巡航ミサイルやパトリオットは素晴らしいが、相手が単なるヘリコプターであれば同じ予算で山のように手に入るスティンガーなどのロケットランチャーの方がよっぽど意味があると言う話になる。一撃必殺は素晴らしいが一発しかなかったら何の意味も無いと言う話だ。
 
 そんな事は当たり前だと誰もが思うだろうが、自衛隊の弾薬の備蓄量はたかが知れている。どんなに頑張っても1カ月は持たない(お隣の徴兵制度がある国の弾薬だって2週間分の備蓄しかない)が、米軍駐留が大前提(どこも攻めてこない)なのでそれで大丈夫と踏んでいる訳だ。航空戦力を単純に比較すれば自衛隊は北朝鮮など物の数ではないが弾薬が尽きた時に中国が北朝鮮に助太刀するようなことがあれば...
 
結論:高性能な武器も重要だがスペックだけを見ていたのでは戦争は出来ないと言う話である。

iPhone 4 販売開始で乱闘騒ぎ

 中国でも大人気のiPhone 4。予想通りと言えば失礼かも知れないが、iPhone人気に目をつけた転売業者が徹夜でApple Storeに並んで買い占め普通のお客さんがきた時には売り切れになる騒ぎ。業者はその買い占めたiPhoneをStoreの外で売ると言う傍若無人振り、北京の旗艦店では転売業者が大量に買い占めようとして一般客を押しのけ、けんかになるという野蛮人振りをいかんなく発揮したそうである。

結論:中国や朝鮮はこんな国です。

商品の決めては機能の多さ?

 未だに製品が売れるかどうかは付加機能の多さとカタログ上のスペックの高さと考えている20世紀型のメーカーには理解出来ないだろうが、21世紀になって一番重要な機能はカタログには現れないが、触った瞬間に誰にでも理解出来る使い易さ(フィーリング)。電子工学的な設計の良し悪し(デジタル時代にハードウェアの差別化は不可能)ではなく心理学的な良し悪し(ソフトウェアによるフィーリングレベルまでを考えたハードウェアのチューニング技術)が製品の正否の鍵を握っていると言うことなのだ。
 
 何処かのキャリアのように折角Andoroidを載せていながら、その上にガラケーの機能を無理やり載せるようなハードウェアをこさえる愚挙(もちろん、そう言う製品ニーズはあるが、「One of them」であるべき)に金をかける無駄な予算があるのならば、どう考えても使い易いと言えないAndoroidのUIのチューニング(派手なUXを作れと言うのではない)に真剣に取り組む方が、余程売上に貢献することだろう。

結論:マニュアル(紙物)のついていないのに取りあえず使えるiPhoneに対抗するにはそれ以上に簡単に使えるものにしなければいけない(らくらくフォンが売れているのが良い証拠)。一番重要な機能はUI(ナチュラル・インターフェイス)なのだ。

モバイル・アプリ市場、Appleのシェアが99.4%

 他の市場が実質立ち上がっていない(他のプラットフォームもアプリケーション・ストアを開設したがこれから)のだからぬか喜びをしても仕方がないのだが、99.4%という圧倒的なシェアを叩き出しているApp Storeが直ぐに他のものに置き替わられる恐れはないだろう。

結論:音楽で他を圧倒し、アプリでも同様に推移するApple。Appleのエコシステムに対抗するにはOSだけを見ていても仕方がないのである。