金曜日, 10月 01, 2010

商品の決めては機能の多さ?

 未だに製品が売れるかどうかは付加機能の多さとカタログ上のスペックの高さと考えている20世紀型のメーカーには理解出来ないだろうが、21世紀になって一番重要な機能はカタログには現れないが、触った瞬間に誰にでも理解出来る使い易さ(フィーリング)。電子工学的な設計の良し悪し(デジタル時代にハードウェアの差別化は不可能)ではなく心理学的な良し悪し(ソフトウェアによるフィーリングレベルまでを考えたハードウェアのチューニング技術)が製品の正否の鍵を握っていると言うことなのだ。
 
 何処かのキャリアのように折角Andoroidを載せていながら、その上にガラケーの機能を無理やり載せるようなハードウェアをこさえる愚挙(もちろん、そう言う製品ニーズはあるが、「One of them」であるべき)に金をかける無駄な予算があるのならば、どう考えても使い易いと言えないAndoroidのUIのチューニング(派手なUXを作れと言うのではない)に真剣に取り組む方が、余程売上に貢献することだろう。

結論:マニュアル(紙物)のついていないのに取りあえず使えるiPhoneに対抗するにはそれ以上に簡単に使えるものにしなければいけない(らくらくフォンが売れているのが良い証拠)。一番重要な機能はUI(ナチュラル・インターフェイス)なのだ。

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