金曜日, 3月 31, 2006

小学校から英語教育

 火曜日にも書いた件だが、小学校から英語を教える理由が、”文法などに習熟するより、コミュニケーション能力を重視すべきだ”ということらしい。流石は文部科学省。わざわざ金を使ってこんな馬鹿なことをしてどうするのだろう。日本にいる限り英語しか話せない相手とわざわざコミュニケーションをとることなど無い。日本語を話せないようなバカは相手にしなくても生きていける。

 もしかして海外旅行に行った時に買い物くらい出来るようにしておきたいとでも言うのだろうか。大丈夫日本人が買いに行く店なら向こうが日本語を話せる。それともGI(大抵が黒人の貧乏人だ。金持ちなら兵隊にはならない)用の慰安婦でも大量に作りたいのだろうか。恐らく本当は何も考えていないだけなんだろう。じゃなければこんな馬鹿なことを報告書にするはずは無いだろう。

結論:こんなこと急に言ったってネイティブの英語を話せる日本の教師なんていない。ということは恐らく駅前だかドブ板だか知らないが、どっかの業者と結託するんだろうな。文法を知らなくってもいいんだったら六本木辺りで黒い金玉追いかけているオネーちゃんでも先生に成れるって事かい。

バカ丸出し

 解体した方が良いんじゃないのと言っていた民主党は、執行部も含めて総退陣することになったようである。この際だから本当に党を解体しちゃった方が潔いんじゃないの。執行部たって渡辺恒三抜かしで考えるともう辞めた野田以外辞めたってどうってことないでしょ。困るの江田五月くらいじゃないの。ガセメールでこんなに長引かせなければもっとすっきりと行ったのに、往生際が悪いから最悪の結果になったということだろう。でも、こんなヘナチョコばかりじゃ、極道(小泉)をやっつけることなんて端から無理だったのである。

結論:折角だから立正佼成会と手を切って、松下政経塾や旧社会党の左派を追い出す為にも解党しましょう。

楽天に街宣車

 近々六本木ヒルズに、楽天の宣伝の為に街宣車(PRだよね)が出るらしい(既に警察には届け済み)。ことの発端は、楽天証券が組んだファンドの子会社が銀座で事件物件(関東の広域暴力団のフロント企業が所有)として有名なビル(都合東西の4つの団体が絡んでいる)を、有り難いことに暴力団のフロント企業から3倍の価格で購入したということらしい。ようするにその政治結社は、楽天は暴力団にさえ利益供与する良い会社だとPRしたいようである。

 そんなことは無いとは思うが、楽天自身が山○組のフロント企業だったりはしないよな。どんどん短くなってゆく髪の毛の長さや、人相の悪さは大阪拘置所に収監されている六代目よりもよっぽどヤクザらしいというか、なんというか。三木谷さんがある日、七代目を襲名しても私は決して驚きません。

結論:ネット上のショッピングモールと言う名のテキ屋(しょば代や、みかじめ料で商売)から始まって、カードや証券などの信販業を名乗る金融業(街金)、興行師(芸能スポーツはもともとヤクザの縄張り)、ついには事件物件を扱う不動産業(地上げか地ならしか知らないが堅気のやる商売じゃない)まで、手を広げてきたが、どこをどう見てもIT企業じゃない。ホリエモンと一緒で金になるなら何でもやっているだけじゃないのだろうか。こういう人をITの盟主のように扱うマスコミの不勉強は何時になったら改まるのだろう。

朝日新聞のネタ元

 社員からも非常(非情の間違いか)に愛されている秋山社長の渋谷のチーマー崩れのバカ息子のネタをリークしたのは誰かと言う話しである。朝日自身が、皆から愛される存在(大衆と言うのは恐ろしいもので平気で態度を180度変えるものなのだ。それをさんざん利用してきたツケが回ったと思うのは私だけだろうか)なので、どこからでも出てきそうだと言うのが悲しい限りである。

飯島勲・官邸説:最近、起死回生を狙って反小泉のキャンペーンを仕掛けているのと、スネに傷をたっぷり持っている飯島の周辺を文春出身の女性記者がかぎ回っているので、口封事の為に社長のスキャンダルを産経などにリークしたと言う説。
雑誌記者説:これは明らかにダミーだと思う。
内部犯行説:社内の秋山ファン(秋山ネタで楽しむと言う意味)が、流したと言う説。そもそも、秋山氏が社長就任する時にセガレがまだ執行猶予中だと言うことを隠していたらしい。社員はそれを知らなかったというのである。確かに知っていたらいくら朝日と言えども(バカにしているんだよ)社長にはしなかっただろう。次の社長は秋山派からは出したくないという意図は、朝日、自民両方から伺えそうである。
渋谷のチーマー説:35にもなって大麻吸ってフラフラ(正業についていないと言うのと、ラリっている様子の両方をさす)しているのはチーマーの面汚しだから天誅を加えたと言う説だが、今のところどこからも出ていないようだ。
永野寿康説:もう何でもかんでも、あいつの所為にしてしまえと渡辺恒三が...無いか。

結論:と言うわけで警察からの情報を確実に手に入れられるのが誰かと考えれば、飯島でありそれを朝日経由(直接やるのは余りにもリスキー)で、他社に流させたというのが正しいのだろう。それにしても35にもなって大麻とは...生阿片くらい吸って男を上げて欲しかった(下がるか?)と思うのは私だけだろうか。

木曜日, 3月 30, 2006

類比と分析

 一般に類比は大ざっぱで、分析は緻密だと言われている。確かに大枠ではその通りなのであるが、行き過ぎた分析は事の本質を見えなくしてしまう(分析とは要素分解のためとんでもないものを真実だと思ってしまうこともある)ことに気付かない分析バカが結構多いのだ。どちらも頭の良い人間(常識があると言うことで偏差値が高いと言うことではない)がすれば立派に真実を導き出すことが出来るが、バカが使うとバカ丸出しになるのが類比で、バカであることをその本人に気付かなくさせるのが分析である。だから恐らくバカは類比を馬鹿にするはずだ。

 つまりバカタレを解ったような気にさせてしまうだけ分析の方が罪が重いと言える。これが所謂、数字バカを生み出してしまう。そして手間がかかるだけにそんなバカに金を払うなどという愚かなことをしなくてはいけなくなるのである。統計なんか駆使する暇があったら、街を歩けばいいのだ。数字じゃ息遣いと言う一番大事なものはいつまでたっても付かむ事が出来ない。引きこもりに世の中のことなど解るわけはないのである。

 それだけじゃなく分析を専門にする連中は、実数(生きた数字)を出せないと定数(過去の統計から作った数字)を使ったりする。また分析は過去しか分からないと言うことに気付かない。昨日の天気予報ならば幼稚園児にさえ出来るし、記憶違いでなければ必ず当っている。分析バカがやっていることは、大抵昨日の天気予報なのだ。そんなものから偉そうなことを言うバカが世の中に溢れているようだが、それに騙されるあんたもあんたなのである。

結論:常識を持っていない人間(ようするにバカ)には、道具とチャンスを与えてはいけない。昔から”馬鹿とはさみは使いよう”と言うが、バカにはさみを使わせると言う意味だと勘違いしている連中が多いように考えるのは私だけだろうか。

売国VS愛国

 長い間世の中は右と左のせめぎ合いだと思われてきたが、実は売国奴と愛国者の戦いであることが明らかになってきた。売国奴の代表は小泉や竹中で、愛国派の最右翼は共産党だろう。何で共産党がと思われるかもしれないが、北方四島ではなく千島列島全てが日本の固有の領土だとはっきりと主張しているのは共産党だけなのである。同時にアメリカの傀儡になることを拒否しているのも共産党だけだ。これで天皇を国家元首と認めれば文句なしである。

 愛国者と言えば、戦争を容認する右翼だと反対する馬鹿がいるが、そんな底の浅いものではない。愛国者に左翼も右翼もない。同様に保守にも右も左も無い。業界との癒着を解くことは重要であるが、小泉改革の主旨はそんなところには無く海外資本が手を出すことが出来なかったものを金で自由に出来るための制度改革なのである。日本のことを考えて何かをするのならば文句はないが欧米資本の都合を考えて国を変えるのだけはやめて欲しい。こう言う輩は靖国には行っては行けないのだ。

 日本の右翼と呼ばれている人達は反共なだけで保守ではない。本当の右翼ならば現在の宮内庁のあり方に我慢出来るはずが無い。皇室をパンダやコアラのように見せ物とし、やれ公園デビューだなんだと品のない取り扱いをする。これは開かれた皇室でも何でもない。こんなことばかりしているから雅子妃が体を壊してしまったりするのである。何の自由もない見せ物になりたいなどというバカは恐らくあまりいないだろう(恐らく皇室よりも刑務所に入る方が自由があるはずだ)

 女系天皇容認などと言うあからさまな売国奴は別にしても、皇室を真に守ろうと言う愛国者は、まず宮内庁の解体を行い。皇室をお守りしなければいけない。反共を掲げている似非右翼の構成員が在日などの日本人じゃない人達の住み家になっているようじゃおしまいだ。

結論:右も左も無い。真の愛国者は共産党とでも手を結んで日本の国柄をもう一度再構築するべきである。

医療費削減は任せろ

 尊厳死(自然の死)を行った射水市民病院の外科部長に対して家族の同意も得ずに行ったようなことを書き立てて一騒ぎ起こそうと企んでいた連中は出鼻を挫かれてしまった。この外科部長は別にモルヒネを大量に打ったり、筋弛緩剤を患者に投与したわけではなく、通常の病院で当たり前に行われている延命措置(延命とは上手く言ったもので、本当はなるべ長く保険点数を稼ぐ手段)を続けるのを止めただけである。そこに付け入ろうとすれば、同意も無く行ったと言う言質を取らなければいけないが、当初その線で説得されていた家族が事実を語ったので立件は不可能になるだろう。

 病院長が懲りずに話を長引かせるかも知れないが、事の発端はこの外科部長が家族や患者に対して本当に親身になって治療を行うことが病院長には面白くなかったのだろう。想像するにこの外科部長は恐らく末期のガン患者であれば手術は進めないし、百害あって一利だけの抗がん剤(一利無しと言いたいが、高い薬なので病院には多いに利がある)も進めなかったのだろうと重う。つまり経営者から見た場合、銭になる患者から銭を巻き上げようとしないとんでもなく悪い医者なのだ。

 本来ならばここで人権派が出てきて大騒ぎしてもらいたいのだろうが、今回に関しては余りにも分が悪い。家族も患者もこの医者に感謝しているし、世間の評価も概ねその線でまとまっている。ここで騒ぐと現在の医療そのものが間違っていることが余計に明らかになってしまうため騒げないのだろう。

結論:延命とは聞こえの良い言葉であるが、直らない病気(100年も延命出来るわけではない)の治療法が見つかるまで生かすことが出来ないものは治療でも何でもない。下手をしたら氏素性の悪い薬(抗がん剤など効果の無いもの)の実験材料にさえされかねない。無駄な延命や手術が医療費の増大の一番の原因なのである。風邪くらいで国保がパンクするわけは無いのだ。

民主党は解体しろ

 ガセネタ問題で前原に辞任しろなどと言う意見が出ているが、そんな生ぬるいことを言っている場合ではない。そもそも民主党は旧社会党流れや松下政経塾出身の役に立たない連中を抱え込んだことによって数は確保出来たが、それが原因で何をやりたいのかが解らない政党になってしまった。結局器の大きさだけが二大政党に近い(今はそれさえ危ないが)だけで中身は二大政党でも何でもなかったのである。

 民主党のように烏合の衆の寄り合い所帯など解体して、保守(愛国)と革新(売国)の二大政党になって出直すのが本来の筋だろう。売国奴の連中には談合などの悪しき利権を解体するための問題提起をお任せし、保守の連中には国柄にあった経済のあり方や政治のやり方を提起してもらいたいのである。その為には国連が立派な組織であるなどと言う世まい言(幼稚園児だってそんなにウブじゃないぞ)をほざくような連中を政治に世界から追い出さなければ行けないだろう。

 もっとも保守に見える連中も本当のところは自分や周りの利権を守る為であったり、改革と言っている奴もアメリカ(本当の共産主義社会)の為にだけ働いているのが見て取れるが、国民の生活(経済も安全も含まれる)を守る為だけに活動する政党になるべきなのだ。前原は安保にしろ憲法にしろ、これだけ自民と同じことを考えているのだから安心してくれと言う戦術をとってきた(そうじゃないとは言わせない)が、それなら自民党で良いじゃないかと思わせてしまったのである。そうじゃなく自民党と違うことを示さなければ党の存在理由(自民を追い出された人の受け皿、公認候補になれない人の公認、社会的信用の低い人の確保という存在理由しかない)がないことに気付かなければいけなかったのだ。

結論:民主党などという芯を持たない政党はいらない。数は少なくともピリリと辛い。そしてスキャンダルでなく政策で自民党に喧嘩をふっかけられるちゃんとした政党が今必要なのである。民主党の議員は共産党にでも入ってきちんと勉強をしてこい。

大東亜戦争の戦犯達

 A級戦犯として裁かれることの無かった人達の中で本当の戦犯と呼べる人達がいる。今回はそんな人達に触れてみたいと思う。

石原莞爾:大日本帝国陸軍一の作戦参謀として満州事変を実行し、満州を建国した。戦線の泥沼化を懸念しての不拡大方針を唱えたが、陸軍中枢と意見が合わず予備役に回されてしまった。彼は中国は中心のない国なので戦ってはいけない。それよりもソ連に対して緩衝地帯として満州が必要だと唱えていた。その戦略は明快で間違いはどこにもなかったが、自分たちも石原と同じように手柄を立てられると勘違いさせてしまったために、その後の参謀将校の暴走の原因になってしまったことは彼の責任だろう。あまりに鮮やかな戦略だった為、誰にでも出来ることだと思わせてしまった責任は結構重いのである。本当に悪いのはそう考えた馬鹿(武藤章、河本大作、辻政信)なんだけどね。

山本五十六:二年くらいならば暴れてみせる(その間に停戦してねと言う気持ちだったのかもしれないが)などと無責任なことを言って戦争を始めてしまった責任は大日本帝国海軍の中でも一番重い事は間違いない。もともと戦術や戦略を練る能力のあった人間ではないため戦争の指揮をとるべきではなかった海軍官僚である。彼の功績と言われている真珠湾攻撃などは山口多聞の力であったと言える。どちらにしろ余計なこと(暴れてみせる)を言わなければアメリカを相手にする戦争を回避出来たのである。戦争を知らない人間が司令長官になってはいけない見本である。陰謀論者に言わせればフリー・メーソンであった山本は日本を敗戦に導く為に指揮したとさえ言われている。大体がただの博打打ちだったのだ。

近衛文麿:マッチョ嗜好のボンクラ。ヒトラー気取りのノータリン。世間知らずのボンボン。後先考えない無責任。大体そんなもんだ。

統帥権:人間ではないが軍隊の暴走を引き起こした張本人である。維新に手柄を立てた長州の力を憲法から独立させる為に作られた権利だが権力の二重構造を生み出してしまった。機関に過ぎない天皇を利用する手段に使われてしまった悪法である。

官僚主義:日本の軍隊は完全な官僚主義であったため、無責任がまん延していた。

結論:能力の高い人間は物事を簡単に思わせてしまうことがある。能力のない人間が部下の手柄で結果を出してしまうことがある。意気地無しは威勢のことを言う(小泉も一緒だ)。誰も手出しを出来ない特別な存在がある。合議とは無責任のことである。これだけ揃っていれば誰でも戦犯に成れるのである。

水曜日, 3月 29, 2006

HIVは生物兵器の落とし子

 エイズは生物兵器としてフォート・デトリックで誕生したことは有名だが(もしかしたらそうじゃないのだろうか)、未だにアフリカミドリザルや同性愛者の直腸で培養された(そこまで言っていないか)などというデマゴーグを真実だと思っているけなげな人達(いわゆる正直者は●●を見るの●●な人達だ)もいる。

 まず始めに確認しなければいけない事実は、エイズの第一発見者だと宣った、ロバート・ギャロと言う博士はフォート・デトリックで生物兵器の開発を行っていた。そこで囚人(買血もしていた)をモルモットに使い様々な実験を行ったがその中にHIVも含まれていたが、HIVは生物兵器として使うには余りにも潜伏期間が長すぎたため何の効果も無いと判断されスクリーニングから漏れてしまったのである。そして潜伏期間が終了した時ニューヨークで患者が発見されたのだ。複数の患者が発生した段階になって、自分が実験に使った連中が多いことにピンと来たギャロは、自分が発見したと名乗り出たのである。何の事はない発見したのではなく作った張本人なのだ。

 それでは何故HIVの本当の第一発見者がパスツール研究所のモンタニエになったかというと、ギャロはフォート・デトリックでHTLV−1(HIVの元ウイルス)には思い当たったが、余りにも多くのロクでもないウイルスを作った為(モルモットに複数のウイルスを使ったのだろう)にどれがそれかを特定出来なかったのだ。だから大した学者ではないのだ。731部隊の流れを汲むとんでもない組織から、CDC(米国疾病予防管理センター)とフォート・デトリック(生物兵器研究所)作られ、ミドリ十字は731部隊の人間が作った製薬会社だったのである。
 
結論:エイズのルーツは日本軍の731部隊に行き着いてしまう。そして因果応報。その買血を使って血友病治療薬を製造したミドリ十字は日本のエイズまん延の元締めになってしまったのである。

正しいことと間違っていること

 世の中には正しいことと間違っていることがあるが、小泉首相にかかると単純に組織の善悪を決めてしまう。例えば郵便関連であれば、赤字を垂れ流している"メルパルク"や"かんぽの宿"を廃止することは正しいが、だからといって郵便局を民営化する必要は無いどころか、民間資本(その裏にどこの誰が隠れているかは知れたものではない)に完全に開放すると言うのは日銀(その株式の半分はロスチャイルドが持っている)を見れば解るようにこんなに危険なことはないのである。資金量があるだけに日本の経済に与える影響が大き過ぎるのだ。

 もちろん財務省は自分たちの利権が増えることには多いに賛成なので何の文句も無かったわけであるが、もともと郵政問題のきっかけは、第二の予算になっている財投を無くすことであったがその手段として民営化すると言うのは論理の飛躍も甚だしい限りである。これでは財投に充てていた資金を海外資本のハゲタカに貸してやるようなものなのだ。その資金で日本の経済が破綻してしまうとしたらそれこそ洒落にならない。

 英語は必要であることは間違っていないが小学校から皆がやることは正しくない。そもそも皆が覚えられるわけでも無いのに無駄な時間を使っているとしか思えない。現在でも大学まで行けば10年近く英語付けのはずなのだが、その結果がこれなんだから言わずもながである。そんなことに時間を割くのならば英語は話せなくても尊敬される日本人を一人でも多く作ることだろう。

結論:間違っていることの多くは、日本のためになされていないことばかりだ。それでも何にも考えていない連中には正しいことに思えるくらいの理屈はつけている。それが始末に負えない最大の理由なのである。

火曜日, 3月 28, 2006

責任の取り方

 朝日新聞の秋山社長のせがれが大麻の所持で取っ捕まった。10日に捕まっていた(少なくとも秋山は知っていただろう)のに、産経にすっぱ抜かれるまで知らんぷりをしていたのである。さすがはジャーナリスト宣言をして社内のメールを検閲しているだけのことはある。

 本来こういう記事は朝日が真っ先に取り上げて問題を小さく出来るものなのに、それをしなかったと言うことは攻撃をして下さいということなのだろう。朝日新聞の非秋山派は結構意地が悪いのではないだろうか。悪いことは後になればなるほど印象を悪くする。それを当て込んでだんまりを決め込んだのだろうか。

 秋山社長は自分の進退に関するコメントは今のところ出ていない。35歳の大の大人なので親がどうこうと言うことは無いともいえるが、社会の木鐸を旗印にしている新聞社の社長ではそうも行かないだろう。それともそういってしまう気なのだろうか。

結論:朝日は社会の木鐸らしい責任の取り方を問われていることを忘れないで欲しい。身内に甘いくらい悪いことは無いのだから。

英語の前に日本語を教えろ

 小学校で英語の授業を始めることになりそうだが、読み書き算盤をきちんと教えてもいないのに何が英語だと言うのが正直な気持ちだ。日本語もまともに使えない人間が英語を使えるようになることなどありえない。また今の日本で教えられている英語ならば、早く教えれば良いと言うものではない。あんなものは早く教えても身に付くはずがないのである。そもそも英語の教育法が間違っている(教師は間違った教育法を学校で習っている)ことを棚に上げてしまったのでは何の意味も無いのだ。

 そもそも英語の教育の邪魔をしているものがいくつかある。一つは英語を習う前に行うromaji教育である。あんなものをやるから英語が始まった時に英単語をromaji読みしてしまうのだ。それと日本でしか通じないカタカナ英語を使うことも百害あって一利無しだと誰も問題にしない。全く日本語が存在しない(翻訳不能の言葉。固有名詞や名詞以外はあると思えないが)ならばそのままをアルファベット表記すれば良いのにそれをカタカナ(本来の発音になっていない)にしてしまうために余計に英語力を奪っているのだ。

 それと、文法、単語といった生きていない英語を始めに教える(間違えた勉強法を刷り込まれてしまう)ためいつまでたっても文章全体をつかむ勘が養われないのである。慣用語句(言い回し)から教えればもう少しまともに英語が使える気がするのは私の思い過ごしだろうか。

結論:英語を教える前にしなくてはいけないこと(読み書きそろばん)はあるのに、それも十分にしていない。その上英語だ(それもわずかな時間)。そんなものやっても意味ないと思うぞ。
とにかく英語教育のやり方を根本から改めなければ無駄な時間になってしまうのだ。

月曜日, 3月 27, 2006

アメリカはダブルスタンダードではない

 良くアメリカはダブルスタンダードを使うと言われている。最近では、インドの核開発を意容認しながら、イランの核開発を断固拒否することなどがその例だと言われているが、これは単なる思い違いだ。アメリカはダブルスタンダードを使っているわけではなく、自分たち(経済支配者)に都合が良い事だけを認めているに過ぎない。そこにはスタンダードなどと呼べるような確固たる考えはないのだ。

 例えば、ソ連がアフガンを占領していた当時ビン・ラディンは、アメリカの工作員(恐らく今もそうである)だったし、フセインはイラン革命の時にはアメリカの同志であったし、ノリエガもアメリカの為に働いていた。それが都合が悪くなれば取っ捉まえたり、空爆を行うのだ。特にイラクなどは何も軍事行動を行っていないのに、イスラムのテロを支援したと言う言いがかりで侵攻されたのだから、たまったものではない。

 というわけでアメリカと言う国は自分たちに都合が良ければ独裁者でも何でも支援し、揚げ句の果てにはその独裁を理由に平気でその国を潰すことを厭わないのである。それは自分達に都合が良ければ自国民がどうなろうと構わないというところまで言ってしまう為、首尾一貫した対応など全く考えていないのである。

結論:そんな国を相手にするのであるから、言うことを黙ってきいていればいいなどと思ってはいけない。それを解った上で利用するなんて事は不可能なのである。

イラク侵攻は大成功

 世間ではいつまでたっても平和裡に民主化しないイラクの侵攻は失敗であったと言われているが、それは大きな勘違いである。ブッシュは、大量破壊兵器があるというお題目(お題目なので事実なんてどうでも良い)で、イラクに侵攻したがそれが見つからなければ今度は民主化だと新しい念仏(念仏なのでこれもどうでも良い)を考え出した。だけど、善良な人達(馬鹿とも言う)は、アメリカ軍がイラクにいるのは民主化の為だと未だに考えているのだ。アメリカの唱えるお題目は所詮ただのプロバカンダだということを解っていないとこういう勘違いをしてしまうのだ。

 アメリカはそのメディアの力を使ってほぼ完璧に、世界中の情報を統制している。例を上げれば、9・11は世界中に流すが、原爆の映像(広島や長崎の本当の被害を知っているアメリカ人はほとんどいない)はあったとしても流さないと言うことだ。そうやってアメリカの被害は世界に流れるが、イラクの被害は目に触れることはない。メディアを使ってまるでアメリカだけが被害に遭っているように世論を誘導出来るのだ。

 さて本題に戻ろう。BBC放送のグレッグ・プラストがアメリカの欺瞞を暴いているが、今回のアメリカのオペレーションは大成功であった。どういうことかと言うと今回の目的はフセインを捕まえることでも、イラクを民主化することでも無く世界の石油価格を高騰させることだったのである。その為ならば、相手はフセインだろうがビン・ラディンだろうが(どちらも以前はアメリカの為に働いてくれていたし、現在もそうだろう)誰でも良かったのである。結果的に石油価格は史上最高を記録し、僅かの石油で大きな利益を稼ぎ出すことが出来たのである。

結論:米国産の原油価格も史上空前の価格を付け、ブッシュの仲間は泡銭を稼ぐことが出来た。これが失敗のはずは無いのである。次は石油やウラン(またぞろ原子力発電にシフトし始めている)で金もうけを企んでいるのである。

戦後日本の方向を決めたのは自己顕示欲だった

 戦中は軍部の官僚主導に日本は統制社会であったが、戦後の日本を動かしたのは自己顕示欲の強い二人のリーダーであった。そしてこの二人が極東軍事裁判(東京裁判。裁判などと呼べる代物ではなかった)の結果を左右したと言っても良いだろう。一人はアメリカのマッカサーであり、もう一人は吉田茂だ。どちらも自分を売り込むことに掛けては天下一品と言える輩(決して褒められた人物ではない)であるが、実はそのために吉田茂などは戦犯にならずに済んだのである。どういうことかと言えば、政治好きなため早くから大臣になりたがっていた吉田茂は開戦派ではなかったが、その言動は軍部をバックにした恫喝で外交を進めようというタカ派であった。そのため外務省での信頼は低く戦中に外務大臣にも総理にもなれなかったのだが、そのため広田弘毅(吉田茂の同期)のように東京裁判で死刑宣告されることも無かったのである。

 一方の、マッカサーは日本軍によってフィリピンを追われる時にさえ、パフォーマンス(”I shall return”と発言)を行うほど自尊心の強い男(臆病の裏返しだ)だったが、部下を見捨てて敵前逃亡(その為にバターン死の行進の悲劇を生んだのである)したチキンであった。再びフィリピンに戻った時(レイテ上陸)には、得意のポーズを新聞にとらせてまさに嫌な奴(目立ちたがりや)の面目躍如だった。フィリピンを攻略した理由も自分の親の代から続く利権を確保する為だったと言うのが本当の理由らしく、個人的な復讐を東京裁判によって行ったと見るべきだろう。

 この二人が手を結んだのであるから、自分たちの権力を誇示する為には東京裁判は派手(死刑囚を沢山出す)でなければいけなかった。吉田は極力東京裁判にタッチせず(平和外交を目指した広田を積極的に助けなかった)、結果的にマッカサーのパフォーマンスに協力したのである。その他にもフィリピンに於ては、陸軍の中では一番まともであった山下奉文将軍を全くの無実にも関わらず死刑にしている。

結論:吉田もマッカサーも自身の権力を得る為には何でもする卑怯者であった。どちらも自己顕示欲を満足させる為に戦後の日本統治を利用したのである。ようするに占領下の日本はエリート気取りの英国かぶれと、マッチョ気取りのマザコンに統治されていたのである。

金曜日, 3月 24, 2006

任天堂の逆襲!!

 吉と出るか凶と出るかは大体見えているが、任天堂はRevolution(仮名)で、バーチャルコンソール(ダウンロードサービス)を使ってPCエンジンやメガドライブのゲームも動かすことを発表した。既にnintendo64以前のゲームをこのコンソールを使ってエミュレーションすることを発表していたが、それ以上のことをやると内外に示したわけである。これは囲い込みに忙しいSONY以上の囲い込み作戦だ。このまま行けばセガサターンもその視野に入ってくるかもしれない。これはただ事ではないのだ。

 既にゲーム機から撤退している両社にとって、いくばくかのライセンス料が入ることは良い事であるし、任天堂にとってはかつて打ち破ったゲーム機の遺産が自社の新しいゲーム機の戦略を補強してくれるツールになるというのだからこんなに頼もしいことは無い。ようするにゲーム機はゲームが出来てナンボだと言うことが解っているのである。これは御為ごかしの派手な画像やムービーをいかに見せるかと言うおかしな方向に進んでいる強豪他社(今後どうなるかは解らない)に対する挑戦状なのである。

 他社のゲームまで無料で提供されるのかどうかは不明であるが、たとえば”どうぶつの森”などで貯めたお金で買えるようにすれば、今でもヒット商品であるゲームの底上げにもなるだろう。ゲーム機メーカーはユーザーにそういう夢を与えなければいけないだろう。

結論:まだ始まっていないゲーム機戦争だが、余程のことが無い限り任天堂の圧勝に終わるだろう。他のゲーム機は自らニッチな市場に向かっているように見える中、任天堂だけは王道を歩もうとしているとは明らかである。

木曜日, 3月 23, 2006

義務教育とは

 君が代神経症(これも精神科医が勝手に作ったんだろう)と言うしょうもない病気に罹る教師がいると新聞に出ていた。以前は個人の信条に任せていたものを、東京都(石原都知事)が強制したのが原因だというのである。”君が代”は国歌となり”日の丸”が国旗と認められたこの時代に、何を戯けたことを言っているのだろう。どうしても嫌ならば、公務員をやめて偏った思想をよしとする学校にでも移ればいいのだ。こんなことを書くとすぐに右翼だと思われてしまうが、そもそも公務員と言うのは国や地方自治体に身を捧げる人達でなければいけない。それが解らないと言うのは公務員と組合員を一緒だと思っているのじゃないだろうか。

 それだけではなく”教育に強制はなじまない”などという馬鹿なことをいう。確かに大学などの高等教育はそうかもしれないが、少なくとも義務教育でそんなことを考えることは根本的に間違っている。義務教育と言うのはもともと強制なのだ。それを戦後の民主主義ははき違えてしまい、自由を尊重すると言うお題目の元に義務教育さえも自由にやって良いと思い違いしているのである。同様に教える方も自由でいいと考え違いしている為、戦後の教育は教えなければいけないことを教えなくても良いと言うことになってしまったのである。そんな馬鹿な教育ならば確かにしない方が良いだろう。

結論:自由とは野放図とは違い、平等とは競争がないことではない。教える方の手抜きの理由付けに便利な為結果平等を持ってくるのだけは止めて欲しい。昔の(立派な)教師は、少なくとも人を育てることにもっと真剣だったはずである。

肥満は”体内時計”の乱れが原因?

 肥満の原因は体内時計の乱れが原因だと言う研究結果(マウスでだけどね)が発表されたようだ。どうでもいいが、体内時計を狂わせたマウスでの実験結果が人に当てはまるとでも思っているのだろうか。腹時計が狂っていることは間違いないが、体内時計じゃないだろう。こんな発表をするとデブが自分の食いすぎの逃げ道をもう一つ増やすだけだ。

結論:肥満の原因は食い過ぎだ。自分をコントロール出来ないのを、他のもののせいにするな。

感謝の気持ちがないのなら

 そんなことで騒がれていたことがあったとは知らなかったが、給食費を払っているのだから”いただきます”を子供に言わせないでと言うに母親がいたらしい。この母親の生き方をどうこうしようと言う気は毛頭無いが、肝腎なことをこの母親は知らない(子供も同じ生き方をするのだろう)とだけ指摘しておきたい。つまり”頂きます”と言う言葉の意味だ。この言葉は、ただで恵んでもらった時に言う言葉ではない。そもそも経済行為から発しられていると考えているのならば、もう一度人生をやり直した方が良いだろう。

 食事をする時に”いただきます”と言うのは、感謝の印なのだ。それもこの母親が考えているように身近なものに対してではなく、天の恵みに対する感謝の気持ちを表しているのだ。金さえ払えば何でも手に入ると勘違いしている人間(多くの現代人)には、理解出来ないかもしれないが植物や動物が存在して我々の食卓に上がるのは必然ではない。だからこそいつでも食事が出来ることに感謝して”いただきます”というのであって給食を食べる為の代償として言わなければいけないわけではないのである。

 ようするに、そんなことも解らない馬鹿な時代になってしまったということだ。”何故人を殺してはいかないのか”などとほざくキチガイが増えているが、その親もこの給食の母親(もしかしたら本当は存在しないのかもしれないが)同様に損得勘定で世の中を見ることしか出来なくなっているのだ。

結論:”何故人を殺してはいけないのか”という質問をする馬鹿に対する的確な答えがある。”じゃあ、貴方は何時殺されても構わないんですね”と質問すれば良い。”そうだ”と答えるのならば仕方ないし、”そんなことはない”と言うのならばその人に人を殺す資格はないのである。ようするに”自分が死にたくないのならば”相手だってそうなのである。それが解らないのならば戦場にでも行ってみれば良い。

心の病気と思ったら第五章 <番外編>

 何回かに分けてこの問題を取り扱ってきたが(ちゃかしたとも言う)、さて今回は番外編とは言えちょっと総括じみたことを述べてみたい。精神医学と言う学問は実はスタートの時にかなり、胡散臭い目(後で詳述するがこの見方は間違っていない)で見られていたが、様々な研究の結果、現在は一つのジャンルとして確固たる地位を得るようになってきた。それでは、精神医学が導入されて世の中から心の病気は無くなったのであろうか。答えは否である。

 最初に精神医学が始まった頃、世の中には三大精神病と呼ばれる精神障害があった。それらは分裂病、躁鬱病、てんかんである。これらの病気が遺伝による(気質)のか、心因なのかと長い間議論されていたわけであるが、現在はそれは置いといて取りあえず症状がなくなれば良いと言う安易な方向に流れている。そして、これが原因で精神の病気は増え続けているのである。

 どういうことかと言えば、ショック療法やロボトミーといった誰が見てもオカルトな療法が陰を潜めるのと同時に、向精神薬という麻薬が処方されるようになっただけなのである。薬と言えば体に良いものだと素人は考えがちだが、薬と言うのは基本的に毒物なのである。本当に心の病を治したければ薬など飲まずに、精進料理でも食べて摂生して写経をする方がずっといいのだ。

 実際に安易に毒物が処方される為に精神を崩壊させてしまう人々が増え続けている。例えばアメリカ(日本でも)で盛んに処方されているリタリンという向精神薬は簡単に言えば出来の悪いコカイン(覚せい剤)だが、自己申告(診断なんて高度なものではない)で鬱や神経症だと言っている人に簡単に処方されてしまう。継続投与を行えば錯乱状態(キチガイに見える)に陥ってしまう可能性が高いのにだ。一時的な抑鬱状態で気軽に精神科に通院すると場合によっては本物の精神病になる薬を処方されてしまうのだ。残年ながらこれが現状である。

結論:生理学的な病変が見つからない精神病では、医者の見立てでどんな治療も可能である。それが心の病が増える原因だと気付いていないのが現状だ。残年ながら精神病が増えた理由は、医者の数が増えたのと向精神薬の種類が増えたことにあると警鐘を鳴らす人は多くない。医療とは純然たる商行為なのである。向精神薬を飲むくらいならばタバコでも吸った方がずっと体にいいのである。

水曜日, 3月 22, 2006

PS3が出ない本当の理由

 単純な話でゲームが出せないからだ。今になってPS2のゲームがエミュレート出来ることをアピールしているが、これも他にゲームが無いからなのである。何度も書いているようにゲーム機の良し悪しは、ハードウェアの締める割合なんて実は大きくない。面白いゲームがあるかどうかにかかっているのである。これでは、ゲームが揃わずに苦戦を強いられているMicrosoft(日本ではハードウェアの質の低さが原因だが)の二の舞いになってしまいかねない。

 PS2用のゲームでさえ開発期間が2〜3年必要だと言われているのに、PS3用のコンパイラが開発者に渡ったのはつい最近のことである。それでなくても複雑なアーキテクチューであるcellの性能をフルに使うゲームなど、現状では所詮絵に描いた餅に過ぎない、これがPS3の発売が延期された本当の理由なのである。これでは本末転倒と言われても仕方がない状況なのである。

結論:余りにも高い目標を掲げてしまったSONYは、自家撞着に陥ってしまっている。cellの能力を活かし切るのにゲームはいらない。cellをベースにしたクラスター型のサーバを売った方がずっと現実的なのである。

知られざる歴史

 歴史的な偉人は果たして額面通りに偉人であり、極悪人は額面通りなのだろうか。今回はその辺りを少しだけ触れてみたい。

リンカーン:南北戦争を終結(始めたのもリンカーンだ)させ、黒人奴隷を解放した(戦争に負けた南部で解放されただけで北部は解放されなかったことは知られていない)人と言われているが、実は黒人の奴隷解放は奴隷追放に失敗したからというのが本当らしい。それだけでなく、インディアンを一番殺させたのがリンカーンだったことは歴史の表に出てこないが、実は理奈カーンは酷い人種差別主義者だったのである。ちなみに祖父はインディアンに殺され、その祖父の名前を継いでいる。
東条英機:まごう事無きA級戦犯である。しかし、ユダヤ難民に対して満州への入国許可をあたえた樋口少将は東条参謀長の指示に従ったのである。少なくともこの処置によって2万人近くのユダヤ人が救われた。ユダヤ難民にとって決してただの悪人ではないのである。満州にイスラエルを建国しようとしたことによってアメリカやイギリスを敵に廻した(イギリスやアメリカのユダヤ利権を奪う)という説(妄言か)もある。
ユダヤの陰謀論:世間で良く出てくる陰謀論の中でも「シオンの議定書」と言われる偽書がもとになってユダヤ人の滅亡が始まったと言われているが、これを作ったのは反ユダヤ主義者ではなくフリーメーソン(スタートは英王立協会)を表に立てた、改宗ユダヤ人達であったとも言われている。彼らはローマカトリックを始めとする組織力を動員し、彼らに目が及ばないようにユダヤ人を犯人に仕立てたとも言われている。ロスチャイルドを代表とするユダヤ系の資本はユダヤ系の優秀な人材をバックアップしているが、ユダヤ人を守る存在ではないのである。
邪馬台国:九州か畿内かと未だに結論は出ていないが、この時代の出雲(南方系民族)とは畿内であったようで今の出雲は国譲りをした後に出現する出雲(ツングース系)とは別であったという考えもある。つまり大和の元になった邪馬台(やまと)は、出雲系民族の国家で、それが大陸から渡ってきた人々に統治権を奪われたというのである。

結論:最後のネタは事実の確認法もないのでインチキ臭い気がしないでもないが、前半は都合が悪いので封印されているだけなので、調べれば確認を取ることが出来る事実なのである。

月曜日, 3月 20, 2006

インフレは貧乏人に優しい

 インフレと言えば世間では悪者だと決めつけられているが、それは大きな誤解である。バブルは間違いなく貧乏人の敵であるが、インフレそのものは悪くはないのである。

 その理由はインフレであれば不動産などを借金で買っても資産が目減りすることはないし、ある程度まとまった資金があれば利息が収入になる。そればかりか黙っていたって給与は増えるし、リストラされる可能性は格段に低くなる(問題を起こせばその限りではないが)。ところがそんなことを新聞に書かれてしまうと、大金持ちの取り分が少なくなってしまうのでマスコミはインフレを悪者に仕立てようとするのである。現在のような資産デフレになった場合には、世間で信じられていることとは裏腹に現金を持っているものが一番有利になる。タダ同然で優良資産を買いあさり、後はインフレが来るのを待ち続ければいいのだ。

 ところが貧乏人はそんな悠長なことは言ってられない。資産を塩漬けにするほど余裕はないのである。それどころか現在のように資産が目減りし、給与も増えない状況に陥ってしまうと損切り覚悟で資産の売却をしなければいけなくなってしまうのである。

結論:インフレとは経済が需要にひきづられて高回転している状態をさす。つまり景気が良いのだ。それに比較して現在のような意図的(作為が入っていることは間違いない)なデフレ状態は
世の中を不健康にしてしまうだけなのである。間も無く日本のデフレも終了するが、その時には優良資産は全て買い占められているのだ。

テレビ局は電波か?

 電波か?と書けばそりゃ電波でしょと言われそうだが、ここでいう電波とは電波系(電波が飛んでる人。ざっくり言ってキチガイのことだ)かと言う意味だ。昔からスプーンを曲げたり、霊視出来るとか言う連中を平気で引っ張り出してきているが、これじゃテレビ局は”ムー”になってしまうではないか。学校で言ったらキチガイ扱いされることが平気で電波に乗っていると言うのが私には理解出来ない。スピリチュアルだかパペチュアルだか知らないが、オカルトを平気で垂れ流すのは異常以外の何物でも無い。

 大体こう言うのを流す時には、ドラマと一緒で”フィクションです”くらいテロップで入れなければいけない。平気でこんなことをやっていながらオウムなどを攻撃するのは筋が通らないじゃないか。それなのにひとたび、文句を言えば報道の自由だとか、表現の自由だとかふざけたことを言い出す。世の中のいたいけな子供たちをあっちの世界に押しやってしまうような馬鹿な番組を野放しにしては逝けないのである。また局の姿勢にも問題がある。視聴率がとれれば自分たちは全然信じていないことでも平気で流すと言うのは信義に劣る行為だ。それともお前らも見えるとでも言うのか。もしそうならば精神病院にでも入ったほうがいい。

 霊や神様を信じるのはその人の勝手であるが、そんな馬鹿なことを信じさせる(本当にあるように演出する)のは犯罪だ。オカルトを取り上げるテレビ局はとんでもない電波を飛ばしているのに、全く罪の意識を自覚していないらしい。

結論:本当に霊が見えると言うのならば、施設に隔離しなければいけない。無いものが見えると言うことは脳に障害があるか、嘘つきのどちらかだ。あんあものを見る時間があるなら梅原猛の本でも読む方がずっとましだ。養老孟司(馬鹿の壁で有名な似非脳学者)ではないのでお間違いのないように。

中央銀行って民間企業だよ

 世間では中央銀行と言うと国立銀行だと考えてしまうが、そんな銀行は社会主義でも無い限りありえないのだ。現に日銀は民間銀行だし、米連邦準備銀行もただの民間企業である。そりゃそうかもしれないが、日本銀行の大株主は日本政府だしと言われる方はその他の株主が誰かを知っているのだろうか。最大の株主はロスチャイルドだし、それ以外の銀行も殆どは外資(ロスチャイルド系)だ。日本の銀行も当然出資しているが、三井住友はロスチャイルドだし、三菱東京UFJはロックフェラー系(隠れロスチャイルドだ)だ。純粋に日本資本で動いているなどと努々考え違いをしてはいけない。

 さて米連邦準備銀行はどうかといえば、その株主はすべてロスチャイルド系で固められている。ようするにアメリカもその経済は全て、ロスチャイルドに握られているのだ。彼らにとってアメリカが死のうが生きようが全然関係ない。間も無く(明日から)意図的にアメリカのバブルを破壊する動きが始まるらしい。もしもアメリカに株式投資をしている人は今日中に手仕舞いすることをお勧めする。そして名義上存在している(各国の中央銀行の地下金庫とフォート・ノックスの金の合計量が帳簿上分だけ本当にあるかどうか解らないのだ)ことになっている金に投資することをお勧めする。ダウは夏までに半額になるのと同時に金は今の倍になる可能性が高い。

 どうしてそうなるのか、それは昨年まで100年近く現物金の相場価格を調整(統制)していたロスチャイルドが、メンバーから脱退した事から始まる。世間の人は脱退イコール手を引いたと考えがちだが、そうではなくロスチャイルドがメンバーにいる状態で価格の高騰はまずいので抜けた為にそうなっても仕方がないと言うアリバイ捜査の為にそうしたのである。現にその後金は2倍に上昇している。アメリカのバブルから得られるものを得た連中は次なる利益を金と石油から得ようとしているのである。

結論:FRB前議長であったグリーンスパンはナイトの爵位を与えられてイングランド銀行の顧問になったが、FRB議長よりもイングランド銀行の顧問の方が上と言うことだろうか。結局未だにアメリカはイギリス(ロスチャイルド)の傀儡に過ぎない。彼らにとって一国家など利益を導き出す道具の一つに過ぎないのである。別にユダヤの陰謀などという小さな問題として書いている訳ではないことを忘れないで欲しい。

日曜日, 3月 19, 2006

心の病気と思ったら第四章 <精神病の治療法>

 大分、間が空いてしまったが久しぶりにお送りしたいと思う。前回まではどちらかと言うと病気の定義に関してであったが、今回は現在貴方が受けられる治療に関して触れてみたいと思う。現在の治療法は、薬物(坑精神病薬)による化学療法が主体になっているが、それでは物足りないと思われる方々には、保険適用外の様々な治療法(非合法とも言える)があるのでその辺りをご紹介したい。

化学療法:要するに一服盛る治療法である。クロールプロマジンと言う特効薬の登場により、少なくとも患者も家族も苦しまずに精神病を受け入れることが可能になったが、根治させるものではないため、薬の継続投与が必要になってしまうのが弱点である。

ショック療法:もともとは死にかけると精神病患者の症状が消える事があるという経験から、ギリギリ死なない範囲でショックを与えれば直るかもしれないと言う仮説で編み出された命がけの治療法である。昔からバカは死ななきゃ直らないと言われていることわざを逆手にとったと言えば分かりやすいだろう。
 インシュリンショック:最近世間で再び認められた(騒がれたの間違いか)治療法である。要するにインシュリンによる人工的に低血糖状態(脳の栄養は糖分だけである)を作ることによって、一度脳に三途の川を渡らせるわけであるが、適用量を間違えると今回(あれは殺人目的だったか)のように、意識が戻らなくなってしまう恐れがあるので、糖尿病の方からむやみやたらにインシュリンを譲って貰うのは危険である。
 電気ショック:これは日本人が編み出した療法であり、死なない電気椅子と考えて頂きたい。なぜこんな荒っぽい治療法が出来たかと言えば、経験的にてんかんの患者が統合失調症になることは少ないことから(現在は否定されている)、てんかんを人工的に起こせば統合失調症が治るんじゃないかという(馬鹿な)思いつきから始まったものである。現在でも重い鬱病では行われることがあるらしい。死刑のように高電圧ではない(100V)ため家庭でも簡単に...やらない方が良いと思う。
 瀉血:静脈を切って悪い血を抜くと言う治療方法。沖縄で最近行われた治療例では動脈を...ご冥福をお祈りしております。
 冷水ショック:大量の水を長時間浴びせる治療法。密教の修業(滝打ち)と同じ発想かもしれない。
 回転ショック:回転する椅子に縛りつけ体を回す治療法。脳みそのよじれを直すのだろうか。

ロボトミー:前頭葉を切除、破壊する治療法。こうすると大抵の人は大人しくなってしまう。ロボトミーとはロボットとは関係なく、葉(lobo)の切除(tomy)である。

結論:貴方のお気に入りがどの治療法かは解らないが、素人が手を出してはいけないことだけは間違いない。坑精神病薬以外は命がけなのである。それと気違いじみた治療法が多いが決してキチガイが考え出した治療法でないだけにタチが悪いと言えるかもしれない。

土曜日, 3月 18, 2006

政治とはこういうものだ

 ガセネタ問題収拾のために国対委員長になった渡部恒三。もともと竹下派の七奉行の一人だったが、流石に田中派の逸物だっただけのことはある。福島弁の訛りを表に出すことによって面白いオジサンを演じているが唯のバカではない。前原代表にもうお前はお仕舞いだと言うことを示すために立ち上がれない起きあがりこぼしを渡したが、これが政治というものだ。これが小澤であれば言葉で示し敵を作ることになるが、渡部は偶然を装ってそれを示したわけである。

 あの場で、当てつけかとそこで肥を荒げれば前原は辞めざるおえないし、何を意味しているかは明らかだ。マスコミはもうお仕舞だという隠喩として報道する(マスコミはそうだとは書かないが)のを読んだ上で洒落の一部として持ってくると言うのは相当のやり手だと言うことだ。民主党の主力は見た目が良いだけの頭でっかちのバカが多い。そうでなければ未だに左に寄っているもっと馬鹿な連中だ。そんな連中には政治は出来ないと言うことを示すためにあの芝居をうったのだ。

 自民党内では、橋本派が解体してしまい(連中は田中派の残滓であり、そもそも自民党を動かせるタマじゃなかった)小泉に良いように牛耳られているが、田中派の本体は民主党の中で生き残っている。もしも渡部や小澤が民主党の中で本来の力を発揮し始めると小泉自民党を倒す力を秘めているのだ。

結論:もう十年早く民主党が旧田中派の政治を行える政党に育っていれば、二大政党になることが出来たかも知れない。残念ながら民主党は左翼と松下政経塾出身者を排除しない限り本当の政治を行える政党になることは出来ないのである。

金曜日, 3月 17, 2006

ジャーナリズムは本当に地に落ちた

 皇太子ご一家がディズニーランドへ出かけられたことを報告することにどれだけの意味があるかと疑問に思うことがないわけではないが、ライブドア美人広報(あんなもんで美人ならば...前にも書いたのでやめよう)の乙部氏が退社すると言うので浮かれている。本当に何かをちゃんと考えてこんな馬鹿なことをしているのだろうか。そんなことに誌面を割く暇があったら、現政権を窮地に陥らせるような重要な情報の一つでもスクープしてみろと言いたい。

 大体、たかがインチキ会社の広報が生きようが死のうが知ったことじゃないと考えるのはそんなに間違っているのだろうか。香港やマカオに出かけた時にもまるで正月の芸能人のハワイ旅行のようにはしゃいでいたが、向こうで何か良からぬことをしないかどうか(ライブドアの隠し金の始末など)を気にかけた上で追いかけている連中はいなかった。

 竹中金融相も、相当怪しい(日本で税金を納めていない)のに、そのことも全然真剣に追いかけていないとは怠慢も甚だしいぞ。社会の木鐸とは政府を守ることなのか。それだけではなく、新聞特殊規定(再販防止と宅配)を守ろうと、踏ん張っているが守る理由となっている論拠は自らが破壊している。曰く”報道の質を守る”(量の間違いじゃないか)、”割引による乱売を防ぐ”(あの景品はどうなんだ。一昨日読売新聞は契約もしていないのに洗剤段ボール一箱とビール券15枚も置いていったぞ)、”国民が知るべき情報が疎かになる”(乙部の進退のことか)。飛ばし、提灯、記者クラブ発の記事を無くしてしまったら、誌面なんか作れないじゃないか。どの面下げてそんな立派な口がきけるんだ。

結論:新聞の特殊指定なんて要らないし、記者クラブもいらないし、押し紙(販売店への部数の押しつけ)も止めろ。そんなもんがあるからきちんと報道する気が無くなってしまうのだ。検閲もないこの時代に本当のことを書かなくてどうする。悔しかったら記事の内容で新聞を売って見せろ。この穀潰しめ。

木曜日, 3月 16, 2006

PSE法は中古商品にとって事後法だ

 2001年以降に発売された商品でPSEシールが張っていないものを販売出来ないのは理にかなっている。しかしそれ以前に作られた商品までPSE法を守らなければいけないとなると、それは事後法になってしまう。ミュージシャンなどのお偉いさんからクレームを受け、ビンテージ物の楽器や音響機器は対象外にすると言う場当たりな方法で逃げ切ろうとしているが、それって言われるまで気付かないような事だろうか。

 法律と言うものは昔から、その法が出来る前に遡って効力を発してはいけないと言うのが世界的な常識だと思うが、流石は事後法で戦犯が裁かれるのを平気で受け入れた日本だけのことはある。姦通罪があったころに生まれた人が今姦通で逮捕出来ないのと同じように、無かった法律で裁いてはいけないのである。ようするにPSE法が無かった頃の電化製品を売ってはいけないと言うのは間違っていて、PSEに関わる問題が発生した時には行政が責任を持つと言うのが正しい対応である。

 どれがビンテージかも明確な基準がないのに、区別するなと中古販売業者の方々から抗議が出ているが、あまりビンテージの問題にこだわらない方が良いだろう。あまり騒ぐと経産省のお役人のことだから、これ幸いとビンテージかどうかを判断する天下り先を作るように画策をしかねないのである。官僚は転んでもただでは起きない連中なのである。

結論:犯罪者が事後法で罰せられないのと同様に厳格に法律は施行しなければいけない。

Winnyは皮無しウィンナか?

 防衛庁の機密情報漏えいに絡んで、私用PCの禁止、Winnyの禁止が謳われているが、そもそも個人情報保護法などの法律を作ることによってお仕舞いになった気がする官僚組織のあり方に問題があるのだ。個人情報保護法で民間企業のシステム部門(他部門が騒いだとは思えない)は過剰防衛と言えるほど大騒ぎになったが、何のことは無い役所は何も対策をしていなかったわけである。

 問題があるとすれば、一度ネットワーク上に出てしまったデータを消し去ることが不可能だと言うことでだろう。これはWinny以外のファイル共有ソフト全般に言えることだが、HDDの中にデータがあれば、どんなことをしてもそれを完璧に守ることは出来ない。これを防ぐにはシン・クライアントしか方法はない。そもそもデータを持たないのであるから共有させることは不可能なシステムだが、そうしなければいけないと誰も言わないのが腑に落ちないのは私だけだろうか。

 もちろんサーバ上にデータが集積されるのでサーバをハックされればお仕舞かもしれないが、世の中にごまんと溢れているPCを守るよりも限定されサーバを守る方がよっぽど簡単なのだ。それなのに、どこかのバカ(Microsoft)はファイル情報を共有するサービス(FolderShare)を始めるらしい。.Mac(Appleの有料レンタルサーバサービス)とは違い、クライアントのHDD情報を公開してそれを元にファイル共有出来るようにするサービスらしい。それって皮付きのウィンナー(OS絡みと言う意味)じゃないの。

結論:Winnyの使用を禁止する前に、データの保管方法を根本から見直せ。そもそもデータがクライアントのHDD上にあることが問題なのだ。その上でWindows使用を止めろ。FolderShareが標準になってしまったら情報漏えいはWinnyなんてもじゃ済まなくなるのである。

拝金主義は資本主義ではない

 多くの人は拝金主義も資本主義の一種だと勘違いしているようだが、拝金主義は資本主義を滅ぼすものであって資本主義を成すものではない。何故ならば拝金主義は経済を成り立たせる、製造、流通を必要としないからだ。資本主義では金は経済を作る為の手段に過ぎないが、拝金主義では経済が金を生み出す為の手段に成り下がっている。一例を挙げれば、日本は日露戦争のために戦費が必要だったのに対して、アメリカは大恐慌を終わらせる為に戦争を必要としたということなどになるだろう。

 実際アメリカには国家よりも上の存在がある(ユダヤの陰謀か?)。ヨーロッパ資本(ヨーロッパを既に支配している経済支配者)に経済を操られていることをカモフラージュする為にWASPという擬態(ロックフェラーがその代表)を作り出し、ヨーロッパに対抗(ライバルを装った)する資本家ととしてロックフェラーがアメリカ最大の財閥になったが、実際には、彼らは自分たちの資産を殖やす為に資本主義を利用しただけであり、その実現の為には戦争であれ何であれ利用してきたのである。

結論:資本主義とは本来は世の中をより良くするために考え出された(単純に王族から支配権を奪う為か?)システムであるが、現在は拝金主義の為の道具に成り下がっている。健全な資本主義を守ろうと考える場合には拝金主義を潰せるシステムを持っていなければならない。皆勘違いしているが資本主義を牛耳っている奴らが弱肉強食なのであって、資本主義が弱肉強食なわけではない。騙されるな。

民主主義が正しいとは限らない

 多くの人の意見を集約すればより良い答えが出ると言う仮説によって成り立っているのが民主主義である。三人寄れば文殊の知恵と言う言葉がある為に、もっと凄い文殊の知恵が出ると日本人は勘違いしている。民主主義が正しいと言う仮説は単なるお思い込みに過ぎない。民主主義で皆の意見が一つになればこんなに素晴らしいことはないと考えるようだが、それはすぐにファシズムへと進んでしまう。ドイツは独裁者の作った国家だからファシズムになったわけではなく、民主的だったからこそナチスを認めたのだ。これは戦前の日本でも同様である。だから小泉首相の指示が78%を越えた時に危ないと書いたのだ。

 アメリカは中国は民主的でないからと二言目には言うが、実は今中国が無駄な戦争を行わないのは共産党一党独裁だからである。もしも、今急にあの国で今民主主義が行われるようになってしまったらもっと短絡的な反応で国を動かしてしまうだろう(つまり気に入らないとすぐに戦争を仕掛けるということだ。毛沢東が死んでから中国は随分まともになったのだ)。出来れば共産党独裁の現状で、人民(国民ではない)の思想をもっと宥和的な方向に持っていってくれればと思うのは私だけではないはずだ。

 さて、端的いえば民主主義とは、情報のコントロール(誘導、デマゴーグ)によって政治を自由に動かすことができる政治形態のことである(あまりにも悲観的な見方だが)。そしてアメリカがその代表的な例である。二大政党制の擬態(本当はどちらも同じシナリオを使っている。演出家が違うだけだ)を取ることによって国民を欺いて政治と経済を動かしているのがアメリカだ。日本人は民主主義の何たるかを理解もせずに正しいと決めつけているが、民主主義くらいいい加減な制度はないのだ。

結論:民主主義は正しいこともあるが、正しくないこともある。独裁政治も正しい時もあれば、正しくない時もある。寡頭政治も正しい時もあれば、間違う時もある。要するにどれも大した違いはないのだ。どの政治システムであっても大事なのは国民が自分の頭で判断出来るレベルにあるかどうかであって制度の良し悪しではないのだ。それが解らないバカには選挙権など必要ない。

プレゼントキャストは地上波デジタルキラー

 何を考えているのかは知らないが、コンテンツホルダーである放送局と広告屋が雁首をそろえて動画配信の新会社「プレゼントキャスト」を立ち上げようとしている。本人達はiTMSなどに対抗する為に連合を組むつもりなのかもしれないが、それじゃモーラと何も変わらない。どう考えてもGyaOよりも後ろ向きだ。大連合を組めばもしかしたらiTMSに対抗出来るかもしれないが、そのためには囲い込んだコンテンツを自分たちだけで独占するしかないが、それでは時代に逆行している。

 さらに会員登録をすればコマーシャル付きの動画を無料で視聴出来るようにすると言うのであるが、これではテレビ放送そのものである。つまり、これが軌道に乗ってしまうと潰されるのはiTMSではなく、11年から切り替えると鼻息を荒くしている地上波デジタル放送になってしまうだけだ。電通にすればどっちが生き残ろうが、放送にコマーシャルが絡んでいれば食いっぱぐれが無いので良いかもしれえないが、過大な投資を強いられる放送局にメリットがあるかは疑問だ。

 では有料にしたらどうなるだろう。恐らく誰も見てくれなくなって採算割れになってしまうはずだ。つまりこれをやるのならば、IPを今後の放送の中心に据えると言った決断が必要なのだ。素人が趣味でビデオキャストを始めるのと同じような考えで、こんなことを始めるなど愚の骨頂だ。

結論:もしもビデオキャストを始めたいのであれば、プレゼントキャストはiTMSのポッドキャストにただ乗りする作戦をとるべきである。iTMSはコンテンツのポータルとして世界最大だ。わざわざ金を出しあって(と言うことは何時かは仲間割れを起こす)、中途半端なことをする必要は無い。

水曜日, 3月 15, 2006

ジャーナリストはプレスコードを遵守せよ

 プレスコードと言えばGHQによる悪名高き情報統制法だと完全否定したがるのが普通かもしれないが、良く内容を見てみると連合国の悪口を書けない以外は真っ当なことを言っているのである。ここにその内容を写し、それが守られていれば世の中はもっとまともになっていたのじゃないかと言うのが今回の主張である。

第1条 報道は厳に真実に則するを旨とすべし。
 提灯や憶測(飛ばし)はスキャンダル誌が扱うことである
第2条 直接又は間接に公安を害するが如きものは之を掲載すべからず。
 社会の秩序を乱すような公序良俗に反すること(拝金主義もそうだ)を記事にしてはいけない
第3条〜第5条 聯合国に関することなので割愛
第6条 報道記事は事実に則して之を掲載し、何等筆者の意見を加ふべからず。
 各社ともそうかもしれないが、朝日や産経には特に守ってもらいたい
第7条 報道記事は宣伝の目的を以て之に色彩を施すべからず。
 スポンサーの顔色を見ながら記事をかいてる新聞社を知っている
第8条 宣伝を強化拡大せんが為に報道記事中の些末的事項を過当に強調すべからず。
 これも当たり前のこととして扱われ、ライブドアなど随分後押ししてもらった
第9条 報道記事は関係事項又は細目の省略に依つて之を歪曲すべからず。
 朝日は良く自分に都合の悪いことは内容を省略して有耶無耶にする
第10条 新聞の編輯に当り、何等かの宣伝方針を確立し、若しくは発展せしめんが為の目的を以て記事を不当に顕著ならしむべからず。
 旭日旗(みたいなもの)を社旗にしていながら、どんなものでも左に持っていってしまうのは如何なものか

結論:要するにジャーナリズムの使命は事実を客観的に報道することであって、自分たちの考えを広めることではないと言うことだ。どこにも間違いはない。但し、現在もどこ(アメリカも酷いものだ)のマスコミでも守られていない。どう判断するかは読む側に任されることであって、誘導してはいけないと言うことだ。それなのに未だにマスコミは裁判官気取りで、世の中を煽っている。そんな連中に言論の自由を与えるのはおかしいのである。

PS3は出せない

 心あるSONYファンが既にPS3を慌てて出すことはないと書いていたが、その通りになってしまった。言い訳としてBDの不正コピー防止の規格が決定されていないからだと言っているが、そんなものはファームウェアの書き換えで済むことなので言い逃れに過ぎない。要するにまだBDを量産化することが出来ないだけだ(歩留まりが悪いのとコストがかかり過ぎるということだ)。

 体力があるうちならば、コスト割れ(損失が価格よりも高いのが割れで済むかどうかは別にして)も覚悟で一気に出してしまったのだろうが、やることなすこと裏目に出ているのだからここは、恥を忍んで販売を延期したの正しいと思う。

 それだけではなく、PS3専用のゲームの開発も全然間に合っていない。幸いXbox360も失敗に終わっているので時間稼ぎが可能だが、任天堂はRevolutionを11月にぶつけてくるくらいの気持ちを持っているだろう。そうなるとPS3は明らかに討ち死にしてしまう。

結論:PS3の成功を当て込んでハリウッドはBD陣営に傘下を表明したが、この調子だとHD-DVDの方に雪崩をうってしまうかもしれない。残念ながらSONYは、アリ地獄にはまってしまったようである。

火曜日, 3月 14, 2006

そりゃそうだろう

 ちょっと前に触れていたPSE問題に例外を設けると言うことになった。そりゃそうだろう。折角買ったβマックスやLカセットがどうなるかと気が気でなかったが(そんなものは適用されるに決っている)、これで安心である(何ひとつビンテージ物を持っていたわけではない)。経産省の電気用品安全法(PSE法)は、猫も杓子も古い電化製品と言う括りで扱おうと言ういい加減な法律であったが、中古の電化製品とビンテージ物は違うと言う...

 ちょっと待てよ”希少価値の高い機器”って誰が判断するんだ。さっきの冗談じゃないが、βマックスやLカセットも、もう手に入らないと言う点では違いがなさそうにも思えるぞ。まあ現役であんなものを使っているバカはいない(使ってたらご免なさい)とは思うが、世の中にごまんといるSONYオタクが騒ぎ出すかもしれないじゃないか。

 ビンテージのアナログ・シンセサイザーやアンプ類。管球のアンプなどは、そりゃ特別扱いしなければ世界の笑いものになってしまう(前にも同じことを書いていたような...)。

結論:どれがビンテージになるかが恣意的に扱われそうだが、PSE法を止めるわけに行かなくて仕方なく例外規定を設けてきたようなので、結局ザル法になることが明らかになった。どうしてこうも役人はバカばかりなのだろう。恥をかくから法案作るの止めたらどうだ。

モンサントは悪魔の下請けか?

 世間的には遺伝子組み換えのトウモロコシで有名な農薬企業だが、そんな甘っちょろい会社ではない。今迄に世の中に迷惑をかけてきた発明品を列挙すればこの会社がいかに素晴らしいかを伺い知ることが出来る。

原爆:原爆を組み立てたわけではないが、原爆で使われたプルトニウムの精製を請け負っていたのだから同罪と言える。
PCB:熱に対して安定で、電気絶縁性が高く、耐薬品性に優れている。加熱や冷却用熱媒体、変圧器やコンデンサといった電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤など、非常に幅広い分野に用いられたが、生体に対する毒性が高く、脂肪組織に蓄積しやすい。発ガン性があり、また皮膚障害、内臓障害、ホルモン異常を引き起こすため製造、使用注意になる。
枯葉剤:収穫を容易にするため葉を枯らす薬品であり、綿の栽培などで使用されたが、不純物として催奇性があるとされるダイオキシン類等を含んでいた。ベトナム戦争で大量に使われ今のその被害は続いている。
ラウンドアップ:新たな枯葉剤。ラウンドアップ耐性作物以外は枯らしてしまう農薬。これと耐性作物を抱き合わせでモンサントは売ったわけである。お分かりのようにこの除草剤を使った畑には植物が生えなくなってしまう(死んでしまうと言うことだ)。

 こんなもんを平気で作っていた化学会社が、新たに作ったのが遺伝子組替え作物や、乳牛用の人工ホルモン(発ガン性を指摘されている)なのだから、それを摂取する人間の体のことなど露程も考えていないことは間違いない。もともとモンサントはナチの為に毒ガス(チクロンB、サリン)などを開発していたIGファンベルと言う会社を合併吸収したのだからお里が知れると言うものだ。

結論:さて今回の結論は、こんな酷い会社の副社長がアメリカ環境保護庁副長官だと言うのだから、アメリカに環境を守ろうなんていう気持ちがこれっぽっちも無いことは明らかである。アメリカにはそんな悪魔がゴロゴロいるのである。

SONYの引きこもりは今に始まったことじゃない

 何を思ったかPSPでビデオを見る為だけに、メモリスティック デュオにテレビ番組を録画する装置が発売された。これはまさにPSPのコバンザメだ。そりゃ全然売れないWalkmanの周辺装置を売るよりはましかもしれないが、到底業界標準じゃないゲーム器の周辺装置を作るというのは気が知れない。こんなニッチな商品はサードパーティーにでも作らせて失敗した時に恥の上塗りをしないで済むようにした方が良かったのじゃないだろうか。

 DSのオプションはスロットに収まるサイズだ。そこが大事なのにSONYはまるで物事が解っていないからPSPに拡張スロットを用意しなかった(携帯器のUSBは拡張スロットとは言えない)。SONYはバカだから自ら、どんどん引きこもって世の中との関係を絶ってしまっている。だけど、もう勢いのないPSPのコバンザメって出す意味があるんだろうか。メモリスティックだって負け組だし、その上デュオだって言うんだから...

 結局迷惑を被るのは、SONYの商品を買うバカだけかもしれないけれど、またひとつデファクトでない商品を買わせるようなあこぎなことしなくても良いと思うのは私だけなんだろうか。そんなことに悪知恵使う時間があったら、SONY BMGの曲をiTMSで売る方が利益になるんじゃないですか。今時意固地になっても誰も偉いなんて思いませんよ。

結論:SONYは独自の技術とすぐに言うが、私に言わせればあれはただの引きこもりだ。引きこもるのは勝手だが、他の善良な消費者(懲りない人々)を巻き込むのだけは止めにして欲しい。大枚はたいてWalkmanを購入した人(買う方が悪いとは思うが)に対して責任も果たしていないのに、PSP用の周辺装置を作るなんて酷すぎじゃありませんか。引きこもりで商売が出来るほど世の中は景気が良くはないのである。

日枝さんは何時責任をとるの?

 ライブドアの上場廃止も正式に決り、損害賠償してもらうと騒いでいる馬鹿な経営者(個人投資家の責任以上に責任が重いぞ)がいる。損害賠償の前にまず経営者として責任を取るのが本筋だろうが。損害賠償は次の経営者でもやれることであんたのすることじゃない。騙されたのだから被害者だと逃げ切ろうとしているのかもしれないが、あんた騙し(クーデター)で経営権を得た人間でしょ。結構薄汚い事しているのは解っているのだから、もういい加減止めたらどうなのよ。と誰かに言われたら解ってくれるのだろうか(この一文で私逃げを打っています)。

 もちろん日枝さんよりも責任の重い重役連中が社内にいることは知っている(最後までホリエモンとの提携を拒否していたのは日枝さんだ)。それでも日枝さんが責任をとる形をとって無責任だった連中を社内から一掃するのが本筋だと思う。何故、それが出来ないかと言うとそんなことをしたら折角クーデターで手に入れたフジテレビが、再び鹿内派の巻き返しで奪い返されてしまうかもしれないと言うお家の事情があるからだろう。

 ニッポン放送のTOBの時にこっそり鹿内家の株を手中に収めた(こう言うのを騙しと言う)日枝フジテレビ。もう株の力で乗っ取られることは無いだろうから安心して、フジテレビを辞めて下さい。

結論:いくら上場されているからと言って、内部がきちんとしている会社はそう簡単に乗っ取られるようなことはない。フジテレビが標的にされたのはお家騒動が未だに続いていたからだ。このまま行けば、株主代表訴訟を起こされかねないフジテレビ。だから去年辞めちゃえって言ったでしょう。そうすればこんなことには巻き込まれなくて済んだんだよ。

月曜日, 3月 13, 2006

ガセネタの件はあれでもう終わりですか?

 永田のガセネタは小泉首相側に買い取られてしまったので、今後追求の手を伸ばそうにも難しいのかもしれないが、それにしてもあれだけ騒いだのにこれでお仕舞いかいと思っているのは私だけなんだろうか。全く詰めの甘い追求(脇が甘い、頭が軽いの間違いか)だったかもしれないが、拘置所に入っている人間を応援した裏に何かもっと大きなものがあってもおかしくないと追いかけてみるのがジャーナリズム(日本には無いとは思いますが)じゃないのだろうか。

 本当に日本の大マスコミは、偉そうな事ばかり言っている癖にカスばかりである。只騒ぐだけだったら、奈良の騒音おばちゃんの方がよっぽど堂に入っていたと思えるくらいだ。どちらにしろ武部は叩けば必ず埃が立つし、小泉だってムジナがはい出してくるに違いない。それを追求するのがジャーナリズムなのだ。それが出来ないのならば端から騒ぎを煽るような報道(あれが報道と言えるとは思えないが)をして欲しくない。

 小泉以上に右寄りと言われている前原代表を追求しないのも、余計な事をして横道みたいな奴らに民主党を動かされてはかなわないと言う小泉ならではの戦略。流石に伊達や酔狂でポピュリズムをやっているわけではないと言う事だ。

結論:派閥政治を完全に解体した小泉の手腕は評価出来る(橋本じゃ役不足だったのは解るが)。しかし、その手法はヤクザのそれであり外交で問題を引き起こしてしまっている。小泉には彼なりの目標がはあるが理念はない。そこが一番の問題なのだが、マスコミはそれさえ、つつくことが出来ないのである。本当に情けない。

どこが二極分化?

 最近の流行りは二極分化らしい。それは貧乏人と富裕層に別れてしまい、中産階級がいなくなると言うのだ。それを当て込んで、SONYは”Quolia”を出し、トヨタは”Lexus”を出したが明らかに失敗だった。”Lexus”に関しては、まだまだこれから(フラッグシップのLSが出ていないから)などという往生際の悪さがあるようだが、この前も書いたように富裕層やプチ富裕層(成り金)は、トヨタのように貧乏臭い(干物の匂いがしそうと言う意味)ものは端から買う気がないのである。そうなると実際に手を出すのは、まだぎりぎり中間層にいる人達となってしまうが、そんな人に対して同一車種に比べ100万円以上高い事を納得させることは不可能なのである。

 要するに高級ブランドを出すのならば、最高級のものを出さなければいけないということだ。金がないわけではないのだし、中途半端な高級路線くらいみっともないものはないと誰かが教えてあげるべきだったのである。トヨタはレクサスを日本で出すのならば、あんなふうに金をムダ遣いせずにトヨタのディーラーで上級車として出せば良かったのだ(だって実質そんなもんだろう)。

 つまり刃物で言えば貝印が、貝印の看板を出して日本刀を売り出すようなものなのだ。私が経営者ならば実質経営しているのが貝印であったとしても、絶対に正体を現さずに世界一の刀鍛冶の名前を前面に出して日本刀を売り出す。それじゃなければどんなに素晴らしい日本刀であっても、自社の名前の所為で価値が下がってしまうからだ。それなのにトヨタはのこのこ社長が出てきてしまった。ブランド戦略と言うもの全く解っていないことを自ら示してしまったのである。

 それとこれも大事な事だが、高級品=高価格と勘違いしていないだろうか。恐らくそうだと思う。手間がかかる分、量産品より高くなるのは当たり前かもしれないが、それだけじゃないことを解っていない限り高級品などは作っては行けないのである。

結論:トヨタの経営者はムダ遣いをしない名経営者である。でも高級車を世に出したかったのならば、ロールスやブガッティを社用車にするくらいの事をしてもよかったのじゃないだろうか。”井の中の蛙大海を知らず”とは良く行ったものだ。知らないものに手を出しては行けないのである。ものを良く解っている人と解っていない人(SONY、トヨタ)には二極分化はしているようだ。

特殊警備隊はこうしろ

 今月初めに自衛隊は解体しろという話をさせて頂きたが、その中でちょっろと触れた特別機動隊(治安維持警察)についてもう少しだけ触れて見たい(ミリタリーオタクネタだ)。

装備
ヘリコプター:CH‐47チヌーク(大型)、UH-60 ブラックホーク
装甲車:ストライカーICV
軽機関銃(支援火器):マウザーMG3、FN MAG
短機関銃(近接戦闘):ステアー TMP、H&K MP5SD、キャリコ M950
突撃銃(標準火器):H&K G36C、FN F2000、シグ SG552
拳銃:FN ファイブセブン、S&W M59、シグザウアー P228
対物火器:バレット M90(対戦車ライフル)
標準装備品:音響閃光弾、暗視ゴーグル、消音器、防毒マスク
ボディーアーマー:強化服(簡易パワードスーツ)

 現在の日本の警察で採用されている火器は、実践向きではないため世界各地の特殊部隊などで使われているものの中からピックアップしているが、軍隊ではないため重火器は装備していない(なお国産は実践での信頼性が低い為選択肢から外してある)。これらの装備は、SAT、SST、自衛隊特殊部隊などから組織する、特殊防衛軍と共通化する事によりコスト削減とメンテナンスの共通化が可能になり、大きなメリットとなるだろう。火器はジャンル毎に使われる弾薬を共通化している為、大量生産で低コスト化も可能である。

 この部隊の主任務は国内の爆破テロなどの治安かく乱を、完全排除する事にある為、特殊部隊のような軽歩兵の装備よりも重装備である。強化服はチタニウム合金の下にケブラー繊維を張り合わせたもので対戦車ライフルのような武器以外では阻止される事の無いようになっている。強力な火器はその攻撃力を最大にする為であり、通常の警察活動では一切出動することはない。

結論:これも、どうでも良いネタであるが、警察組織の問題点を根本から解決する為には、地域警察(交番などの通常の警官)、捜査警察(FBIのような全国をカバーする刑事警察)、公安警察(情報収集)、そして特殊部隊(軍の特殊部隊は治安活動は行えない為)を設置する必要があるのである。そして軍の特殊部隊と警察の特殊部隊は、一卵性双生児のような存在にし同一の訓練が行えるようにすればお互いを補う事が可能になるのである。

金曜日, 3月 10, 2006

常識にこだわるのは非常識

 題名は大げさだが、内容はいたって単純なのでご安心を。で、何かと言えば最近めっきり減ってしまったスキー愛好家に新しい常識をお伝えしようと言うことである。スキーオタク(相違のがいるのかどうかは知らないが)は、とかくスキーと言えばワックス(ちゃんとワックスを理解しているかどうかで相手のレベルを判断)となってしまうのかもしれない。つまりワックスを塗らないような奴を下に見る癖がいつの間にか身に付いてしまっているのだが、最新の研究でスキーワックスには意味がないどころか滑りを悪くすると言う結果が出たようである。

 つまり今までの常識では、スキーはワックスを塗らないと滑らないので、如何にその時の雪の温度に対して最適なワックスを使うかと言う蘊蓄(聞いている方は苦痛なだけだ)でえばれたのでに、これからはワックスの話をしただけで、”お前スキー板の事何も知らないんだね”とやり返されてしまう時代になってしまったのである。

 現在のスキー板に使われている超高分子量 (ultra high molecular weight )ポリエチレンは、テフロン並みに摩擦係数が低く摩耗にも強い為、それを越えるワックスは存在しないのである。つまり速く滑りたければワックス無しと言うのが今なのだ。だから走り屋を自慢したい輩がワックスを塗り始めたら、この意気地なしめ(スピードが出るのが怖いチキン)と、罵っても良いのである(それをすれば、貴方の人間の小ささが暴れてしまうが)。

結論:どうでも良いようなネタであるが、世の中の進歩は常識を変えると言う分かりやすい例として取り上げてみた。未だに19世紀くらいの常識で物を見ている鉄人(頭がと言う意味だ)がいたりするが、常識が不変だなどと思っている(思い違いとも言う)と笑われるので注意をした方が良い。

要素主義ではXbox360くらいしか作れない

 昨日も批判した要素主義(機能主義ともいえる)の批判の続きだ。要素主義者の人達(スペックバカ)はシステムと言うものが部品の寄せ集めで出来上がっていると考えている。それの典型的なものが医薬品に代表される西洋医学だろう。彼らが作り出す薬や治療と言うのは対処療法に過ぎない。まず根本的に間違っているのが有効成分と言う考え方だ。この考え方に立つ限り対処療法以外の処置は不可能になってしまう。東洋医学であれば経験的になんらかの病気に効果のある生薬がある場合には、そのものを煎じて飲んだりするが、西洋医学ではその生薬の中の何が有効成分かを分析してそれだけを抽出するか、合成しようと考える。ここに落とし穴がある事に気付きもせずに...

 物作りの下手な人(SONYやMicrosoftが典型)は、何かの機能を追加する時にモジュールを追加する事を考える。だからSONYやMicrosoftのハードウェアはシンプルな構成で作られていないのだ(そういう商品はすぐに壊れてしまう)。物作りにはまず始めに回路設計があるが、どうやって設計を単純化(少ない部品構成)出来るかで勝負は決ってしまう。要するにシステムの中で重複している部分をそぎ落として部品点数を減らし、回路のネットワークで補ってしまうのである。昔の話になるがウォズニアックはこの回路設計の天才であった。普通の技術者が50個の部品を使うものを半分以下で済ませる事が出来たというのだからまさに神業だったのだ。

 つまり全体像が大事なのであって、ここの要素は必要条件なだけである。要素をかき集めて出来上がったものと、全体像をイメージした上で設計されたものは出来る事が同じでも全く別物なのである。ここが解るかどうかが天才と頭でっかちの違いなのだ。

結論:頭でっかちには数字を見る力はあるが、理解する(その裏側まで含めて)力はない。数字に強いと言われている人の中には数字を見る力しかない人が多いようだ。アメリカ帰りにはアメリカを理解していない連中が多過ぎる。だからアメリカの言いなりになるばかりなのである。

木曜日, 3月 09, 2006

数字なんて誰でも作れる

 世の中のバカ(理系に多い)は数字は正直だと言う。確かに数字そのものには正直かもしれないが、その数字が正直かどうかは別問題である。はっきり言おう数字なんていくらでも作る事が出来る。自分に都合の悪い数字を上手く隠す事さえ出来れば、良い数時を作る事は出来る。あとスペックバカと言う連中も多い。物の比較をする時にスペックで優劣を決める連中だ。こういう連中は、大抵アメリカ被れだったりする。アメリカのように文化を持たない野蛮人にはスペックやモジュール化と言った分かりやすい部品に分解しないと判断出来ないと言うバカチンが多い。そういった連中にとって要素主義や帰納法といった考え方はまさに合理的なように見えるわけである。

 少し頭に血が巡っていれば、要素主義を突き詰めようとするとすぐに何も無い世界にまで行ってしまうと気付くのだが、どうもその辺りに気がつかないらしい。要素主義と比較すればゲシュタルトの考え方の方がよっぽど優雅で気品に溢れているし説得力もある。言わば日本的な奥深い洞察力を秘めているのである。それなのにアメリカがそう言っているからと言う非常に単純な理由で、数字やスペックで物事を決めるのが合理的だなどと思い込んでいるバカが増えているのだ。

 数字が物を言う世界では優等生の考え方が合理的に見えるが、こと人間や社会と言う現実世界では数字の価値は数段低いレベルになるのである。まあそれの逆に行き過ぎてしまった悪い例が太平洋戦争(数字が低いレベルに置かれたのではなく数字を無視してしまった)だったが、数字の半分でも判断材料に使っていれば日本が負けるような事は無かったはずである。

結論:数字を過信してはいけない。数字を越える事に人間の英知が問われるのである。

金で買ったガセネタ

 お人よし永田議員がガセネタを買ったと言う事ではない。小泉が送金のネタを金で買い取ったと言う事である。永田議員の武部情報の出所を掴んだ自民党(小泉)は、追加の情報が永田議員に渡る前に情報の提供者(西澤孝は単なる仲介人)を金で確保してしまったと言う話である。そのため突然永田と情報源との連絡がつかなくなってしまったのだ。情報源には億単位の金が渡っただけではなく、もしも裏切ればどうなるかは解るだろうと因果を含められている事は間違いない(野口のように死にたい人間は多くは無い)。

 平沢勝栄のメールが実は買い取ったメールなのだ(西澤から買ったわけではない)。あれだけ狼狽していた武部幹事長が息を吹き返したのは小泉のおかげだったのだ。もちろん、武部が傷つけば間違いなく小泉自身の身に振りかぶる事は間違いなかったわけで自分の身を守る為に奥の手を使ってきたのである。こんなことは武部幹事長には出来ない芸当だ。流石は、闇の世界に通じた小泉純一郎と褒めてあげたい。

 それにしても、野口と言い堀江と言いライブドアの連中は闇の世界の力を利用(本当は闇の世界に利用されて頂けなのだが)していながら、結局ババを掴まされてしまった。要するに日本の闇の深さを知らなかった為に侮っていたと言う事なのだろう。ヤクザや警察権力(これを闇の組織と指摘してしまうと本当はまずいのだが)といった連中から見ればライブドアのやっていた事などままごとに過ぎなかったし、ホリエモンなどはただのガキに過ぎなかったのだ。

結論:日本の闇は本当に深い。昨日や今日出てきた奴らでは金持ちにはなれても世の中を動かす事は出来ない。それに気付かなかったホリエモンはしっぺ返しを食ったのである。小泉は伊達にヤクザの家に生まれたわけではないのである。

7万台の私物

 機密情報の漏えいで問題になった防衛庁(防衛施設庁の談合は他の官庁でも同様なので突っ込まない)。25万人の職員に対して絶対数が少ない(この前も言ったように予算を出さなかったのは財務省)ことが根本的な問題であるが、7万台のパソコンを新たに購入する事にするようである。でも、良く考えてみればことは台数の問題ではないような気がする。前にも言ったように天下の防衛庁(腐っても日本を防衛するのが役目だろう)が、Windowsを使っている事を問題にするべきではないか。

 まあMacにしろなどとは言わない(そこまでMacオタクではないつもり)がネットワークに繋がるPCが一番攻撃の的になりやすい(他より信用が置けないと言う意味じゃないぞ)Windowsでは、システムを運用している人間も気の休まる時がないのじゃないだろうか。いっそのこと東大のようにシステムを組替えてシンクライアント(端末はディスクレス)で運用する方がよっぽど良いに決っている。

 そもそも情報を持ち出せる仕組みになっている事自体を何とも思わない体質が日本には染みついている。それも戦後、情報戦から撤退してしまっった事が影響しているのだろうが、言っても解らないならば、システムで出来ないようにするしかないだろう。

結論:ネットワーク上の情報をやり取りするシステムには独自のOSを構築し、全てがNetBootで運用するシンクライアント型にする(外部に持ち出しても起動出来ないしそもそもデータが端末にない)。Windowsなどの既存のアプリケーションはネットワークの中で動くようにすればいいのだ。結局OSX Serverにいたいだけと問い詰めないで欲しい。Macユーザーは結構頑ななのである。

マスコミの構造問題

 本日はマスメディアの構造問題である。どうでもよかった(私にとってだ)トリノも終わり、たった一つとれた金メダル絡みの話題でどうにかしようと言う魂胆が丸見えのマスメディアの馬鹿さ加減にはほとほとあきれ返ってしまう。最悪なのはその手の平返しだ。まるで安藤美姫をあれだけ持ち上げていた(実力以上に高く評価)のに、いざメダルが取れなかったとなると途端にバッシングさえしている。

 勝手に盛り上がっておきながら、期待外れ(大体期待する根拠がなかった)だからといって、まるでオリンピックには出なかったような扱いに変わると言うのは流石に納得がいかない。日本のマスコミの根本的な問題が全て顕著に現われている。”物事を客観的に判断しない”、”勝手に盛り上がる”、”煽る”、”自己責任を問わない”、”始めから色を付けて見る”というのがそれだ。

 ことがオリンピック位に限定されていれば当事者が少ないので問題は小さい(当事者にとっては当然大きな問題だ)が、一国の政治や外交に対してさえ同じ反応しかしないという大きな問題を抱えている。例えば、たかが日露戦争に勝ったくらい(米英の手の中で勝たせてもらった戦争)で、天下を取った気になって大騒ぎししたかと思うと、第一次大戦で反戦になり、思う間も無く満州事変で一機に戦争モードに入ってしまう。これじゃ正直な話、病気(精神病)である。

 時の軍隊は軍拡したかったが政府にその気は無かったのに、新聞が煽って一機に空気を変えてしまったのである(新聞は軍部の脅しと言い逃れをするが、当時の軍部にはそんな力はなかった)。何故そうなるかと言えば、井沢元彦の指摘ではないが、日本人は言葉に酔うという病理を持っているからだ。言葉に酔ってしまうと一切の冷静な判断を排除するという(言霊)体質が原因だが、それは無くなっていないどころか、ますます酷くなっている。そしてマスメディアとはその言葉を発信するシステムそのものなのだ。

結論:日本を暴走をさせない唯一の方法は、無責任な報道をしたマスメディアを”お取りつぶし”にする事である。それは単なる願望(願望は単なる思想だ)でもいけない。取れなかったメダルを取れると言った位で”お取りつぶし”にしなければいけないのだ(結果が出るまでは責任を負う必要は全く無い)。こうしなければいけないくらいにマスコミはバカだ(だから責任ある報道をしないのだ)。言論の自由が無くなると左翼は騒ぐかもしれないが、無責任な報道は言論などでは決してない。

水曜日, 3月 08, 2006

構造問題

 またぞろ、耐震強度設計の偽装が騒がれているが、これは建築物全般に見られる構造的問題が露見しただけに過ぎない。実際、世の中のどれくらいの建物が設計書通りに作られていると思っているのだろう。構造計算そのものが偽装されたと言うのが珍しかっただけで、使われる資材が指定されているものだと言う保証はどこにも無いのだ。何故ならば昔からまともにチェックなどされた事が無いからだ。通常の木造家屋の場合、往々にして違法建築である。設計図は建ぺい率、容積率ともクリアしているがそのままでは商品としての魅力が乏しい場合には申請した設計図とは別な建物を作るなど当たり前に行われている。

 もちろん単純にそのまま建物を大きくしてしまってはコスト割れが起きてしまう為、その分目に見えない所(屋台骨の部分だ)の質を落とさざるおえない。そんな形で作られたものが世の中の大半を占めている(言い過ぎだ)と考えてもあながち的外れにはならないだろう。昔ながらの大工の棟梁が伝統工法で立てた物件にはそんなことは無いだろうが、建て売りと言われているようなものにそこまで責任を持って作る大工が当っていることはまずないのである。

 耐震設計問題を本当に解決したのならば、根本的に改める必要がある。まずどこの影響(往々にして検査期間が官僚の天下り先だったりする)も受けないように、耐震強度をチェックするソフトウェアを利用(欧米ではそうしている)して耐震強度を確認出来る。そして合否はその場で出る(ここに人を介すると人手と余計なコストが発生する)。実際の工事が入った場合に建築士によるチェックがあるが自社で抱える建築士によるチェック(現状はそうしている)は意味がないので、いっその事止めてしまい。虚偽があった場合にはその請負会社そのものの資格をはく奪する(実際の施行が下請けだろうが孫請けだろうが関係ないようにすればいいのだ)。そして原則元請けが工事をしなければいけないように義務づければいいのだ。

結論:耐震強度問題は、建設業界の構造的問題である。元請け、下請け、孫請けと間で金を抜くだけのシステムがまかり通っている事が根本原因なのだ。そこに手を入れない限りいつまで騒いでいたってこの問題は絶対解決する事は無い。違うなら反論してみろ。

レクサス敗れたり

 去年の9月にレクサスが日本上陸した時に成功しないと書いたが、案の定半年経った結果は思わしくない(だから言ったじゃないか)。これは冷静に考えれば予想通りだったわけだが、マスコミは成功すると大騒ぎ(大スポンサーに対するちょうちんだったのか)していた。そりゃSONYのWalkmanなどと比べるべくもないのは確かだが、成功にはほど遠い結果と言えるだろう。それもこれも戦略が間違っていたからなのだが、トヨタの首脳陣はそこまで考えが及ばなかったのだろう。

 つまり、日本は特殊な市場であるが、それ以上にアメリカも特殊な市場であるという事がまず分かっていなかった。それが敗因のバックボーンになっている。アメリカはすぐに愛国的な動きをする単細胞の集まる国であるが、商品に関しては安かろう悪かろうが問題にならない審美眼のない国なのである。ヨーロッパにも多少その傾向があるが、あちらには貴族文化というものが存在したために、Ferrariような車を生み出す文化が残っている。そんな文化を持つヨーロッパでもレクサスが成功したので、日本でも認められると思ったのだろうがそれは考えが甘いと言うものだったのだ。ヨーロッパは貴族の乗る車があると同時に、ボロボロのプジョーやフィアットも許容してしまう世界なのである。

 それに引き換え日本は車に対して異常に思い入れを持っている国だ。そにんなところで新ブランドとは言え、トヨタの看板が完全に表に出ている車がステイタスを持った車として認められる事は無かったのだ。前に”ステイタスを持った車”には色気が無ければいけないと書いたが、別な言い方をすればトヨタが作った車には”ストーリー性”がないため、ちっともドラマチックではないのだ。そんなものには商品(機能)としての魅力しかないが、それならばクラウンで十分補える範囲しかレクサスには魅力がないと言うことになってしまうのだ。

結論:レクサスを成功させたかったならば、トヨタの匂いを消す事だ。AMGのようなチューナーやビルダーにベース車を提供して組立はヨーロッパで行う形でカスタマイズしたものを輸入する方法に変更してヤナセをベースにしたレクサスと言うディーラーで販売すべきだ。そしてライバルを、ベンツやBMWではなくPorscheやFerrariに出来れば間違いなく売れる。

金曜日, 3月 03, 2006

新聞の正しい読み方

 日本にはクオリティ・ペーパーと勘違いされている大新聞が何社かあるが、読み方を間違うととんでもない事になる恐れがある。例えば政治に強いと考える人が多い朝日新聞は政治色が強いだけだし、経済に強い日経新聞は経済の強い影響を受けているだけに過ぎない。同じ単語が含まれていても接続詞が違うと全く意味が変わってしまうのである。さて、それではどの新聞を読めばいいのかと言う話になるが、これは個人の好き好きなのでどれでもいいのだ。但し、以下に例を挙げるので、この新聞のここは読むべきでないと捉えて頂ければ幸いである。

朝日新聞:政治面と社会面は読んではいけない。何故ならばここに朝日の政治色が一番濃く反映されているからだ。どんなに下らない連中でも左のやっている事は美談になってしまい。保守系の話題は悪い方にミスリードするのを常としている。朝日は捏造も多いので、ちょっと臭う記事は読まない方が良い。社説と天声人語は絶対に読んではいけない。経済面は他紙と比較して優れている。

日経新聞:経済面は絶対読んではいけない。その多くは”飛ばし”(憶測)、”ちょうちん”(おもねり)、”観測”(誘導)で成り立っている。特に月曜の一面にスクープが載っていたらガセネタだと思った方が良い。日経で一番当てに出来るのは国際面の政治である。国際政治が知りたかったら日経を読むべきである。日経金融新聞は、株式を分かっていない素人(日経の新人金融に行く)が書いているので株をやる人は読んではいけない。

産経新聞:アメリカに関する記事は読むべきではない。ここは保守と言うよりはアメリカの提灯持ちなので、アメリカに対して書かれている好意的な記事は全く逆に読むくらいの理解力が必要である。芸能記事を読むくらいなら毒にはならないと考えるべきだろう。産経抄も読むだけ無駄である。

毎日新聞:ちゃんとした記事が出る時と朝日みたいな記事が出る時が同時に起こったりする分けの解らない新聞なので、他の新聞との併読が必要になる。全体的にはかなり左がかっているので、それが心地よいと思えるような行き方をしている人だけが読むべきだろう。

読売新聞:スポーツ面は読む意味がない。社会面はどちらでも良い。政治面は保守であるが物事の捉え方はあながち間違っていないので全体を俯瞰するのには有効である。チラシの多さは本紙以上なのでちり紙交換ねらいには欠かせない新聞だ。

東京新聞:実は一番薄いのに一番読むところが多いと言うパラドックスを抱えた新聞。右にも左にも極端にブレていないので書いてある事はいたってまともである。3面の前にある”こちら特報部”は週刊誌的な突っ込み方をしているので好感が持てる。如何せん東京ローカルの新聞なのと中日新聞系であるためちよっとやぼったいところがある。でも私は一番好きだ。

結論:と言うわけで、日経の国際面と、読売の政治面、朝日の経済面、そして産経の社会面を読めば間違いない。就職面接で日経や天声人語が質問で出るような会社だったらロクなもんじゃないので、こちらからお断りにするべきだろう。

木曜日, 3月 02, 2006

自衛隊を解体せよ

 自衛隊などいらない(こんなことを言うと社民党になってしまうか)。どういう事かと言えば自衛隊と言う組織には余りにも多くの役目が与えられ過ぎていると言う事だ。表向きは軍隊ではないので、本来一番重要である国防の役目はまるで無いように見せかけているが、いざ有事となった時に自衛隊以外に国土を防衛出来る組織はないのは明らかだ。それなのに、実際の自衛隊の主立った活動は災害に対する救助、支援である。人命救助において自衛隊以上に役に立つ組織が日本にはないのは明らかなので、その活動は称賛されるべきであるが、もし災害時を狙って日本に対する軍事行動を起こされることを考えると非常にぞっとするのである。

 と言うわけで、自衛隊を解体するべきなのだ。軍隊の規模としては現在の人数で十分とは言えないが、それを正規の軍隊として組織し直し、災害救助隊という部隊を別に組織するべきなのだ。この部隊ならば復興支援に対して派遣する場合にも何の問題も発生しないため、もっと素早い対応が可能となる。それだけではなく、SAT(警察庁)、SST(海上保安庁)と縦割りで別れている特殊部隊と自衛隊の特殊部隊(西部普通科連隊)を統合して、陸海空全てに対応可能な”特殊防衛軍”を組織するべきである。

 自衛隊である限り、米軍の下部組織としての活動以外不可能であるが国防軍として組織を再編する事によって防衛庁を解体し(利権の塊になってしまっている文官を入れ替えるのが目的)、新たな戦略(今までに戦略があったわけではないが)を組む必要があるのだ。そしてSATの無くなってしまった警察には特別機動隊(重武装の警官隊)を組織して、都市型テロなどに対応出来るようにするのも良いだろう。

結論:こんなことを本当にするとミリタリーバカは喜ぶだろうな。もしかしたらすっかり軍国主義になっちゃうかもしれないな。少なくとも小泉みたいな奴に統帥権がいかないようにしないと戦前の近衛内閣のように戦争を始めちゃうんだろうな。だからこそ、どう考えても一番平和主義者に思える今生天皇に指揮してもらうのが良いのじゃないだろうか。

養老猛のバカの壁

 前に書いたもの(バカの壁を読むようだとバカだと言う論旨)に、近くなってしまうのだが解剖学者として有名(実績はないようだが)な養老猛氏は”バカの壁”の中の人なのか、外の人なのかの話である。世間で権威と言われている人の物言いに一言や二言文句(罵詈雑言とも言う)を言うのが役目と勝手に思い込んで生きてきた身としては、学者として3流以下の養老猛の言い分には科学的根拠が乏しいと批判お一つもしてみたくなるのである。

 彼は心や意は脳(大脳)にあると考えている。つまり大脳が”知情意”の全てを司っていると言うのだ。それじゃ小学生と変わらない。実は大脳が司っている心的機能の中で間違いなく任されていそうなのは”知”(情報の保管と処理)だけなのである。そんなバカなと思われる人に、簡単な例を挙げよう。化学物質を投与する事によって感情を簡単にコントロール出来ると言う事だ。アルコールや麻薬で人は変ってしまうと言えば解るだろうか。つまり、”情”のもと(化学物質は体内ではホルモンである)を作り出しているのは脳ではなく内蔵(正確には内分泌系)だ。脳はその”情”のもとに振り回されているだけなのである。

 それでは”意”は、どうだろう。人は誰も意志を強く持とうとする時には、昔から”気合いを入れろ”というだろう。実は”意”とは”気”によって生まれてくるのだ。気持ちを落ち着かせる時に何をするかと言えば誰だって深呼吸をする。これは”意”が呼吸によってコントロール出来ることを表している例だ。

 その上で”情意”が直接に働き掛ける相手は大脳ではなく小脳だと言う事を忘れてはいけない。人間のような高等動物では小脳に比べ大脳の方が発達しているので、まるで大脳の方が偉いと考えがちだが、実際には小脳の方が重要になる分けである。だからこそ悟りを開くには余計な煩悩(大脳の過剰な活動)をコントロールする必要があるわけである。

結論:大脳に”知情意”の全てがあると考えている限り人工知能が人間を越える事は無い。何故ならばそこには、”情意”の影響を受ける”知”があるだけだからだ。こんなことを書くとオカルトだと思われてしまうだろうが、そういう見方も必要だと問題提起しているだけなのである。養老猛などの話も同じくらいの与太話だと考えられる柔軟性を持って欲しいと言う事だ。それが出来れば、”バカの壁”の中に落ちる事はないのである。

今の右翼は右翼じゃない

 こんなことを書くと驚くバカもいるかもしれないが、今の右翼と言われている連中は右翼(愛国主義者)ではない。何故ならば彼らを組織立たせている構成員の多くが日本人じゃなく在日韓国人だからだ。ヤクザも然り。その多くは反共の為右翼のように思われがちだが、彼らもその多くは在日出身者である。これは在日がいけないと言う問題ではなく、日本人ではない人達が尊王や愛国心を日本に対して抱く事は無いと言うことなのだ。

 憂国の士と言う言葉は良く言ったもので、国を憂う心から売国奴に天誅を下し国が誤る事がないように立ち上がることを指している。戦後、日本の思想(国柄)は解体されアメリカ製の歪んだ民主主義を金科玉条にしてきたが、あれは国柄のないアメリカが人工的に作り出した制度であって歴史のある国に無理やり当てはめるようなものではないのだ。

 アメリカのパトリオット(売国奴と言う)である小泉やその周りに付きまとう連中は、本来靖国に足を踏み入れる資格はない。あんな連中に土足で入られたのでは、御霊も報われないと言うものだ。真の右翼は恐らく小泉の参拝には反対だろう。それをはっきりと言えるものが本当の愛国者なのだ。

結論:今の右翼(職業右翼)には、国を憂う心は無い。そもそも、国柄や尊王に関する知識さえ持たない連中だ。彼らもせめて共産党ぐらいの信念を持って日本と言う国を考える力と愛国心があればアメリカの傀儡に成り下がるような事は無かったに違いない。

死語

 世の中には多くの言葉が出回っているがその多くはご多分に漏れずお亡くなりになってしまう。いわゆる死語と言う奴だ。知っていると言う事はあなたは、その言葉が当たり前だった時代を生き抜けてきたゾンビのような存在だと言う事である。そんな言葉のいくつかをご紹介したい。もし知っている言葉があったらその時代に生きていたか、貴方の住んでいた場所は流行に取残されていたかのどちらかなのである。

ラリる:<同義語>ラリパッパ。この言葉が一般的に使われていた時代は睡眠薬のハイミナールが普通に売られていた60年代である。睡眠薬を睡眠障害の軽減のために服用するという本来の使用法を無視して摂取すると、言語機能、知覚機能に障害を発症する。発話器官の一つである舌部の運動に障害が起きる為言葉がもつれ、”らりるれろ”が顕著に発話出来なくなるため”ラリる”と名付けられた。ハイミナールの誤用が社会問題となり発売中止となる。”ラリっている”状態で拳にタバコの火などを押しつけて火傷を作るのを”根性焼き”などといって自慢する輩がいたが、根性がある奴は薬は使わないと言う根本的なことさえ理解出来ないバカがこんな事をしたのである。

フーテン:寅さんで未だに言葉は通用するが、風俗(エッチな方ではないぞ)としてのフーテンは絶滅してしまった(実はニートと呼ばれているのが、かなり近い状態だが、フーテンは睡眠薬や大麻などで悪い事もしなければいけなかったのである。今はそれほどの根性も無いようだ)。いかにもふらふらしている感じが出ていていい言葉だ。ニートの方がやっぱり、影が薄い感じである。

ナンセンス:学生運動華やかかりし頃の70年代の(田舎出身の)バカが良く口にした言葉。現在は”意味分かんない”や”意味ない”、”有りえない”という言い方をすることが多いようだ。どちらにしろ、ワンフレーズで何でも片づけるという知性の低さを恥ずかしいと思うだけの知性が世の中から失われて久しいようである。こんな言葉で何でも片づけるような人間には本当に生きている意味がないのだ。

ズベ公:70年代までは使われていた。素行の悪い少女をののしって言う言葉であるが、語彙は”ずべら(ずぼらと同意)”な女ということで、しまりのない(どの部分だろう)、だらしのない女ということだ。音といい如何にも悪そうに聞こえる良い言葉であったが、殆どの女性の素行が悪くなってしまったので使われなくなってしまったようだ。<同義語>ふしだら(これも非常に淫靡で良い言葉である)。

パンパン:ぎりぎり60年代まで使われていた言葉。もともとは米兵を専門に相手にした街娼ののことである。その語義が拡大してパンパンやパン助は売春婦全般を指すようになった。今でも黒人専門(アフリカ人とアメリカ黒人の見分けも付かないようだが)やマリーンやネイビー専門にセックスをしている奴らもいるが、お金を上げる事さえ有るのでパンパンではない。

ナウい:80年代まで。何時始まったかは定かでないが、銀座NOW(関東ローカルの情報番組)で”せんだみつお”(死人?)がやたらに使っていたので、そこから全国ネットに広がったのだろうと思う。未だにおっさんは使っている(死に切れていない)が、ちょっとなー。


結論:売春が援助交際(援交:まぐわうのを助けると理解すれば意味はよりストレートだ)などと言換えたりする場合が多いが、実態そのものは連綿と続いているものばかりである。現代の死語予備軍(流行語)と比べると言葉にインパクトが有ったように感じるのは私がじじいだからだろうか。

水曜日, 3月 01, 2006

PSE問題

 BSEでもPSPやPS3(SONYがどうなろうが知ったこっちゃない)の問題でもないPSEの問題が起きようとしている。4月から施行される電機製品安全法のせいでPSEマークのついていない電化製品を中古そして販売出来なくなってしまうのだ。製品保証期間が過ぎると途端に壊れると言う都市伝説を持つ某社(SONYだ)の製品には関係ないかもしれないが、これが本当に原則のまま施行されてしまった場合には、ビンテージ物のオーディオ機器などは軒並み販売出来ない商品になってしまう。

 例えばMcIntoshの管球アンプ(もちろんアップル製ではないぞ)や、Fenderなどのギターアンプなど往年の名機と呼ばれている商品は往年の商品であるためにもう中古市場では手に入れられなくなってしまうのだ。こんな理不尽な話はない。古いからと言って何から何まで危ないと言う話にはならないのに一律に扱う事自体がお役所仕事以外の何物でもないが、それを広く認知させもせずにいきなり4月からそうなると言われても納得いく話ではないだろう。

 管球アンプなどの名機(小売価格は最近のオーディオ製品よりもずっと高い)を取り扱っているショップでは独自にPSEシールを貼って販売出来るように製品の品質を小売店ベースで保証して今回の問題に対処し始めている。リサイクルやリセールが当たり前になろうとしているこの時代に逆行するような法律。全然世の中を見ていない役人によって作られた事は間違いない。

結論:中古市場で取り扱う程の価値のない商品が溢れている中で、十分以上の対価で取引されている商品がある。味噌も糞も一緒に法律で縛ろうと言うのだから呆れて物も言えない。こんな事では、日本市場にある金を払う価値のある商品はみんな海外に流れていってしまうだろう。