木曜日, 3月 09, 2006

7万台の私物

 機密情報の漏えいで問題になった防衛庁(防衛施設庁の談合は他の官庁でも同様なので突っ込まない)。25万人の職員に対して絶対数が少ない(この前も言ったように予算を出さなかったのは財務省)ことが根本的な問題であるが、7万台のパソコンを新たに購入する事にするようである。でも、良く考えてみればことは台数の問題ではないような気がする。前にも言ったように天下の防衛庁(腐っても日本を防衛するのが役目だろう)が、Windowsを使っている事を問題にするべきではないか。

 まあMacにしろなどとは言わない(そこまでMacオタクではないつもり)がネットワークに繋がるPCが一番攻撃の的になりやすい(他より信用が置けないと言う意味じゃないぞ)Windowsでは、システムを運用している人間も気の休まる時がないのじゃないだろうか。いっそのこと東大のようにシステムを組替えてシンクライアント(端末はディスクレス)で運用する方がよっぽど良いに決っている。

 そもそも情報を持ち出せる仕組みになっている事自体を何とも思わない体質が日本には染みついている。それも戦後、情報戦から撤退してしまっった事が影響しているのだろうが、言っても解らないならば、システムで出来ないようにするしかないだろう。

結論:ネットワーク上の情報をやり取りするシステムには独自のOSを構築し、全てがNetBootで運用するシンクライアント型にする(外部に持ち出しても起動出来ないしそもそもデータが端末にない)。Windowsなどの既存のアプリケーションはネットワークの中で動くようにすればいいのだ。結局OSX Serverにいたいだけと問い詰めないで欲しい。Macユーザーは結構頑ななのである。

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