木曜日, 3月 31, 2005

週刊朝日が武富士から5000万円

 さすがは天下の週刊朝日である。SPAでは、こんなに貰えないだろう。

 盗っ人から金を貰って記事を書くくらいだから、独裁国家を持ち上げるような記事を平気な顔して出し続けることが出来たのだ。天晴れである。

結論:朝日新聞を正義だと思っていた人達は、この際非国民になって下さい。

火曜日, 3月 29, 2005

新東京タワー

 新東京タワーの候補が墨田区に絞られた。地元に新名所が出来ることは喜ばしい限りであるが、一番最後に名乗りを上げたことに横取りされたような気持ちを抱いている自治体が多いのも確かである。曰く何も地盤の軟らかいゼロメートル地帯に作る必要は無い。集客地であるうちの方が良い。区北部の開発を期待していた。東京にふたつもタワーがあるのずるいなど、それぞれの思惑で色々と意見を述べていたが、一つだけ訳の判らないのがあったので、私の意見を述べたい。それは、”東京の外れにタワーを作る必要は無い”だ。これを言ったのが港区や中央区や文京区ならば判るが、言うに事欠いて練馬区なのである。いつから練馬区が東京の中心になったのだろう。経度から見れば墨田区よりも中心に近いかも知れないが緯度から見た場合外れも良いところだ。関東平野で考えた場合はどちらもそんなに違いがなく甲乙は付け難い、東京に限れば立川市が中心だと考えるべきだ。外れである練馬区に墨田区が外れと言われる筋合いはないのである。墨田区は台東区と並ぶ典型的な下町である。江戸時代は江戸のうちには考えられていない地域だったが明治以降は重要な地域であった。現在はかなりくたびれてしまったが(震災と戦災は大きかった)、東京らしさ(外人にとって)の代表である浅草の川向こうと言う立地は大いに活かされるべきだろう。それと、今回最終候補に選ばれた理由の一番肝腎なところは権利関係のはっきりしている広い土地が確保出来ることだろう。遊休地(再開発地)となっている東武鉄道の土地だけで大半が済んでしまうのが大きい。

 墨田区は災害に弱いと言う指摘は非常に大切なことである。確かに木造住宅の密集している墨田区が危険なことは間違いないが、墨田区は錦糸町、曳舟、押上と再開発が一気に始まろうとしている。ついでだから江戸情緒たっぷりの街に作り替えてもらいたいものである。

月曜日, 3月 28, 2005

ソフトバンク登場

 ライブドア vs フジテレビにSBIが参戦。これって、住吉会に乗っ取られたくないから稲川会に世話になるのとどこが違うのよ。フジサンケイグループの主権はもうないも同然になってしまうのでいいのだろうか。それならば、ライブドア傘下でも良かったんじゃないの。タチの悪さだったらSBIの方が数段上だと思うんだけど。

月曜日, 3月 21, 2005

時間外取引顛末

 時間外取引がどうのこうのと未だに馬鹿げたことを言っているフジテレビであるが、どうも半年ほど前に村上ファンドの問題が発生した時にニッポン放送の株を時間外に取引して持ち株比率の工作をフジテレビが行っていたことが明らかになってきた。これは明らかに株主をバカにした持ち合い比率の操作である。鹿内家の株を管理していた証券会社がTOBの引き受け証券会社であったことも酷い話だが、フジテレビがやっていることは正にいかさまである。前から言っているように実のところホリエモンのやり方はあまりにアメリカ的過ぎて好きではない。しかし、フジテレビはそれ以上に日本的なあくどさが表に出ていて到底納得出来る代物ではないのだ。そもそもがこそこそと時間外取引で持ち株比率に手を加え、裏取引(インサイダー)で鹿内家の株を不正に手にしていながら言えた義理ではないのだ。

 それだけではなく、今回の時間外取引は金融庁の事前承諾の上に行われたと言う話さえ聞こえてくる。自分たちでお墨付きを与えておきながら、問題が大きくなったとみると時間外取引は如何なものかなどと、いけしゃーしゃーと言える役人が国の舵取りをしているのかと思うと情けなくなってくる。旧大蔵省が持っていた銀行に対する権限を手にし、やっていることは銀行に対する脅しと権限の拡大だけだと言うとんでもない組織がのさばっているのだ。

結論:やはり、日本は上から下まで腐っている。世が世なら軍部によるクーデターが起きてもおかしくない状態である。

金曜日, 3月 18, 2005

フジテレビお前もか

 姑息な手を使ってじたばたしていたニッポン放送の争奪戦。余計なことをしないで提携をしていればこんなことにはならなかったというような雲行きになってしまった。もちろんこれは結果論でしかないので喜んで提携を持ちかけても結果的には同じことをされていたかも知れないが、ついに本丸であるフジテレビの株をTOBされそうである。こうなったらばフジサンケイグループごとどこかに買ってもらうしか方法がないのではないだろうか。だから言わんこっちゃないのだ。日本は取締役と役員の分離が行われていなかったためアメリカ的な経営方法をとらず、オーナーでも無いのに社長の権限が強過ぎたのだ。社長とは番頭に過ぎないのが本来の形。それを思い知らされたのが今回の騒動の結果だった。

 これから、どのような形で決着がつくかは判らないが、どのようになろうとも日枝さんもうあなたは身を引くしかないのです。クーデターで政権をとった人間は結局同じように自分も身を引かなければならないのです。

結論:因果応報は、本当なのである。

木曜日, 3月 17, 2005

ジェンダーフリーとは無秩序のことである

 フェミニズムの旗色が悪くなり始めた頃、連中はジェンダーフリーと言う和製英語(世界中で通用しないことは間違いない)を持ち出して同じ主張を始めた。フェミニズムは煎じ詰めれば女尊男卑である(女性の権利は拡大し、男性の自由ははく奪)。フェミニズムでは、おかしなことに本来認められていた女性の主婦としての権利は蔑ろにされた(専業主婦が諸悪の根源になってしまった)。あいつらの主張からしたならば、女性は家庭を顧みず外へ飛び出して好きな時にセックスをしなければいけなくなってしまう(実際、もうそうなっているのかも知れない)。こういったやつらは、絶対平和主義で、動物愛ご者で、悪平等主義者で、非愛国者だ。ようするにフェミニズムなどと言う前に、明治の頃から無政府主義者と言うありがたい名前を持っていた人達だ。

 国旗も嫌い、国家も嫌い、そもそも私を正統に評価しない日本が嫌いという御仁達である。それが、ついに行くところまで行って男女に性差は無いと言い出した。あるものが無いと言い張るのは、無いものをあると言い張るのと同じでまともな精神状態でないことは確かだ。本来ならば病院と言う施設に閉じこめなければいけないのだが、どういう訳かイケシャーシャーと生きている。本当にキチガイにとって良い世の中になったものである。私はそんな日本が大嫌いだ。

 何も性差別をしろと言っている訳ではないし、男女で役割分担が生まれつき決まっているとは考えていない。それどころか、家事も育児も男女同等に分担するのが当然だし、実際にそうしてきている。ジェンダーフリーの連中はどうして、そういうふうに自然に考えられないのだろう。彼らこそ本当の性差別を行っているのではないだろうか。男性は必ず加害者で女性は被害者としかとれないような考えは性差別以外の何物でもない。性に絡めるのではなく人間としてしなくてはいけないことと、してはいけないことを決めお互いを尊重するのではいけないのだろうか。

結論:ジェンダフリーなどと暴れる奴がいるから世の中からいつまでたっても戦争が無くならないのである。

火曜日, 3月 15, 2005

IT VS TV

 今回のフジサンケイグループの騒動で、忘れられている問題を少しばかり突っ込んでみたい。盗っ人が詐欺師に対してあくどいと騒いでいるのが今回の騒動ではあるが、もっと根本的な問題いつまでも放送と言うメディアがそれだけで存在出来るのかの視点が抜け落ちている。日枝さんは放送は永遠に続くと言っているが果たしてそうだろうか。アナログが永遠に続くと言うのならばそれは良いことだが、デジタルで生き残ると考えているのならば、それはおかしいと思う。

 個人的な考えとしては地上波デジタルをやるくらいならば、全家庭に光を引いてしまえといいたい。そしてアナログ放送を続けるべきなのだ。そもそも放送は双方向で通信をするためのメディアではない。垂れ流す物が放送なのだ。実際に現在のテレビ放送の内容は垂れ流しにしかならない代物ばかりである。

 また現在のデジタルテレビは買い替えられる人が限られる価格である。デジタルテレビに買い替え可能な人ならば既にPCを持っているし、新たなPCに買い替えるお金を持っているが、そうでない人は1台3万円くらいで販売しない限りデジタルテレビに買い替えることはありえない。つまりアナログ放送が無くなってしまえばその人達はテレビを見ることが出来なくなってしまう。

月曜日, 3月 14, 2005

仮処分後のあれこれ

 ライブドアの新規株発行差し止め申請の地方裁判所の判断は、おおむねライブドアの主張通りに収まった。これは、収まるのが当たり前であってマスメディアが言っていたことが見当違いだっただけなのであるがそういう発言は少なかったように思う。ようするに、日本のマスメディアの民度がいかに低いかを露にした訳である。結果を受けて日枝会長のの発言は良くもここ迄態度を変えられるなと言う程の変りぶりであった。あれじゃまるでライブドアが話し合いを拒否していたみたいな言い草ではないか。臆面もない年寄りくらい害になるものはないとつくづく思った次第である。

 さて、柔軟路線になったかと安心していたらばニッポン放送の亀淵社長はポニーキャニオンの株を売ると言うことを言い出した。ちょっと待て、それこそ企業価値を棄損する行為じゃないかニッポン放送の利益に占めるポニーキャニオンの比率は自社の利益よりも大きいのである。こんなことをされたら株主は黙っていないぞ。これで、ニッポン放送の社長は6月の株主総会で更迭される公算が高くなってきた。行き過ぎた企業防衛くらい株主にとって害のあるものはないことの正にお手本になろうとしている。

結論:フジサンケイグループは腐ってもフジサンケイグループである。馬鹿は死んでもやっぱり馬鹿なのだ。

月曜日, 3月 07, 2005

鹿内しかない!!

 本日が、フジテレビのTOBの期限である。大和証券の預かっていた株が鹿内家のものであることが明らかになり、フジテレビにTOBで売り渡すのは契約違反であると前日になって発表された。創業一族をフジサンケイグループから追い出した人間が動かしているフジテレビに鹿内家の株をTOBで売り渡すなどは道義的に許されない行為であることは明らかだ。最後の最後までそのことを公にしなかった鹿内家の揺さぶりであることは間違いない。もし、大和証券の分がTOB無効とされた場合にはフジテレビの作戦は完全に失敗となる。さて、どう動くのだろう。

 一つは、フジテレビはTOBを失敗しライブドアが親会社になってしまうシナリオ。これは、今日の段階の予想では五分五分。
 一つは、村上ファンドがライブドアに譲り受けられ完全支配されてしまうシナリオ。これは、七対三で無いシナリオ。
 最後の一つは、現フジテレビ経営陣の退陣を条件(鹿内家復活)にフジテレビTOBに鹿内家が応じて、フジテレビがニッポン放送の子会社から外れるシナリオ。昨日まではこんなことになるとは思いもしなかったが、七対三でありえそうな雲行きになってきた。

結論:ライブドア対フジテレビの争いのように見えていた今回の株騒動は、鹿内家の手に握られることになった。まさに、大取りは”鹿内しかない”だったのである。

土曜日, 3月 05, 2005

コクドがミカドで無くなる時

何十年も前から知られていた問題でついに堤義明が逮捕された。本来ならばその錬金術と節税工作(相続税に関しては明らかな脱税だった)を黙認してきた社会(マスメディアや国や財界)にも問題があるはずなのに、それは棚に上げていきなり逮捕だと言うのだから堤以上に酷い奴らである。マスメディアや国や財界が全く知りませんでしたとぬけぬけと言っているとしたら、それこそ盗っ人猛々しい限りである。堤義明に対してするべきだったことは、何十年も前にきっちりと税金を収めさせ、西武の上場を阻止する(そもそも上場基準に達していないのだから)ことだったはずである。見て見ぬふりをしていながら金のあるうちは好きなようにさせておいて、オリンピックをプリンスのために長野に誘致させることさえしてきたではないか。

堤があそこまで裸の王様になってしまったのは、その取り巻き(あの会社の社員は喜んで奴隷になっていた)と、それを許してきた社会にあったはずだ。プリンスの社員の態度は最悪だった。一度も良い感じを受けたことは無かった。それが、全てだった。そもそも、土地の買占めと肥を運ぶための鉄道から始まって、たった一代であそこまで大きくなるというのは並大抵のことではないのだ。「そこに何も無かったはずがない」と考えるのが正常な神経だ。


結論:マスメディアや財界や国は、決して北朝鮮の国民をおかしいとは言えない。何故ならば、独裁者に対しては全く同じ態度をとっているからだ。そして、独裁者が倒れた時に言うのだ。「あいつはこんなにも酷い奴だった」と。お前らの方がよっぽど酷い奴らだ。