木曜日, 3月 17, 2005

ジェンダーフリーとは無秩序のことである

 フェミニズムの旗色が悪くなり始めた頃、連中はジェンダーフリーと言う和製英語(世界中で通用しないことは間違いない)を持ち出して同じ主張を始めた。フェミニズムは煎じ詰めれば女尊男卑である(女性の権利は拡大し、男性の自由ははく奪)。フェミニズムでは、おかしなことに本来認められていた女性の主婦としての権利は蔑ろにされた(専業主婦が諸悪の根源になってしまった)。あいつらの主張からしたならば、女性は家庭を顧みず外へ飛び出して好きな時にセックスをしなければいけなくなってしまう(実際、もうそうなっているのかも知れない)。こういったやつらは、絶対平和主義で、動物愛ご者で、悪平等主義者で、非愛国者だ。ようするにフェミニズムなどと言う前に、明治の頃から無政府主義者と言うありがたい名前を持っていた人達だ。

 国旗も嫌い、国家も嫌い、そもそも私を正統に評価しない日本が嫌いという御仁達である。それが、ついに行くところまで行って男女に性差は無いと言い出した。あるものが無いと言い張るのは、無いものをあると言い張るのと同じでまともな精神状態でないことは確かだ。本来ならば病院と言う施設に閉じこめなければいけないのだが、どういう訳かイケシャーシャーと生きている。本当にキチガイにとって良い世の中になったものである。私はそんな日本が大嫌いだ。

 何も性差別をしろと言っている訳ではないし、男女で役割分担が生まれつき決まっているとは考えていない。それどころか、家事も育児も男女同等に分担するのが当然だし、実際にそうしてきている。ジェンダーフリーの連中はどうして、そういうふうに自然に考えられないのだろう。彼らこそ本当の性差別を行っているのではないだろうか。男性は必ず加害者で女性は被害者としかとれないような考えは性差別以外の何物でもない。性に絡めるのではなく人間としてしなくてはいけないことと、してはいけないことを決めお互いを尊重するのではいけないのだろうか。

結論:ジェンダフリーなどと暴れる奴がいるから世の中からいつまでたっても戦争が無くならないのである。

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