金曜日, 3月 18, 2005

フジテレビお前もか

 姑息な手を使ってじたばたしていたニッポン放送の争奪戦。余計なことをしないで提携をしていればこんなことにはならなかったというような雲行きになってしまった。もちろんこれは結果論でしかないので喜んで提携を持ちかけても結果的には同じことをされていたかも知れないが、ついに本丸であるフジテレビの株をTOBされそうである。こうなったらばフジサンケイグループごとどこかに買ってもらうしか方法がないのではないだろうか。だから言わんこっちゃないのだ。日本は取締役と役員の分離が行われていなかったためアメリカ的な経営方法をとらず、オーナーでも無いのに社長の権限が強過ぎたのだ。社長とは番頭に過ぎないのが本来の形。それを思い知らされたのが今回の騒動の結果だった。

 これから、どのような形で決着がつくかは判らないが、どのようになろうとも日枝さんもうあなたは身を引くしかないのです。クーデターで政権をとった人間は結局同じように自分も身を引かなければならないのです。

結論:因果応報は、本当なのである。

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