火曜日, 8月 21, 2012

時価総額が史上最高

新しいiPhoneがいよいよ登場と噂されるAppleの株価が一株660ドルを越え遂に時価総額でかつてMicrosoftが一位を取った時を越えた。これから2週間の間徐々に値を上げ(700迄届くか)、発表と同時に一時的に大きく下げ(10%近く)その後発売後に徐々に上がっていくと言ういつものパターンを踏襲するのだろうか。クリスマスシーズンまでには小さなiPadも出てくるかも知れないし、年が明ければテレビ絡みで大きな発表が…

結論:一株も持っていない人間が喜ぶ事ではないのだがAppleウォッチャーとしては喜ばしい限りだ。

木曜日, 8月 16, 2012

バ韓国に腹を立てる?

オリンピックの戦いに水を差すバカを演じた韓国サッカー。政治的なメッセージはご法度なのに妙なものを嬉々と掲げる能天気振りに腹の綿が煮えくり返るのは致し方が無いのだが、ネトウヨのように同じ土俵に下りて騒いでも何の解決にもならないのも事実だ。明らかに関係者から渡されたものを受取っていながら偶発的に拾ったものを掲げたに過ぎないなどと宣う輩を相手にムキになっていたのでは切りがない。公式の抗議はした上で処分はオリンピック委員会に委ねれば良いだけの話なのだ。そのために必要な証拠を提出(現にネット上でも様々な情報は集まっている)するのはやぶさかではないが、何も対韓国の矢面に日本が立つ必要はなく公正な処分を期待すると公式に発言すれば良いのだ。

そんな状態で既にバカの発火点に火が点きかけているのに李明博大統領が竹島に上陸。その上、一度もこちらから訪韓したいなどと言った事もないのに謝罪しなければ訪韓はさせないなどとほざく始末。天皇陛下が世界の国家元首(日本国憲法では象徴だが)の最高位に位置する事も知らず(国連事務総長を世界大統領などと考える国だから仕方がないが)に発言。世が世ならその瞬間に国交断絶となってもおかしくないのだが、だからと言って在日の人に出て行けと言うのでは、同レベルかそれ以下なのも確かなのだ。

と、皆が韓国を槍玉にして溜飲を下げようとしているさなかに。今度は香港の活動家(ロクな活動ではない)が尖閣諸島への不法上陸。中韓にここまで舐められたのでは戦争だと息巻くバカは尖閣諸島にでも移住してもらえば良いのだが、こちらも安易に国外退去などとはせずに司法の場で全てを明らかにした上で外交的配慮で国外退去処分で済ませる形を取るべきだろう(その方が中国にとってはよっぽど恥さらしな事なのだ)。

正しい対処法
サッカーのバカ:正式な抗議をした上でオリンピック委員会の公正な処分を待つと声明を発表
竹島上陸:竹島は日本固有の領土である事を表明
訪韓問題:大使の召還と駐日大使の退去勧告(通常は宣戦布告と同様になるが)
尖閣諸島:国内法による刑事罰の適用と穏便な処分(国外退去)




サッカーに関しては今回色々な事実が明らかになってきているのでただでは済まないだろう。日本は何も失う事はないが韓国が失ったものは相当大きいと身にしみる事だろう。その時に悪いのは日本だと言い張る筈だが、そんな戯言の相手はしなければ良いのだ。

結論:世界を味方にするには国際法に準じた対応をすれば良いのである。頭に血を上らせて暴れたのではただのバカなのだ。

火曜日, 8月 14, 2012

iPhoneを作れ

液晶で世界をリードしていたシャープが青息吐息で株価もストップ安になってしまう状態に。開発技術力もあるし製造技術もあるけど一番大きな市場であるアメリカでSamsungに負けているのは事実。それ以上に影響が大きいのは国内メーカーの一番のドル箱である国内市場が冷え込んでしまったのが大きい。かつては国内シェアのトップだったケータイ市場もiPhoneの登場によりスマホにあらずんばケータイにあらずの環境になってしまい、一見数が出ていようとも他のメーカーとの価格競争の中利益をもたらすような状況にはならなかった。これは鳴り物入りで各社が参入した3D液晶テレビも同じで無駄な開発費が嵩んだだけで利益を上げる事は出来ず、パナソニックもSONYもシャープと同様に大赤字になってしまったのだ。皮肉な事に液晶テレビを早々と諦めた日立や三菱の方(こちらは重電を持っているので比較すべきではないが)が早々と業績を回復する事になったのだ。

そんな、シャープにとっての一つの光明がiPhone向けのディスプレイの供給。次期iPhoneのディスプレイの生産を開始したと行きなり発表したのも、下げ止まらない株価をどうにかしようと言う考えが働いたのは間違いないだろう。Steveが生きている時にそんなことをすれば、それだけで取引は無かった事になっていたのだろうが、Appleが何の声明も出されていないところを見るとAppleに事前にお伺いを立てていたのかもしれない。家電メーカー各社は大きな投資をしなかった白物家電で赤字を叩き出した訳ではなく、液晶テレビやスマホで回収の見込みの立たない開発費や設備投資を投入してしまったのが大きな敗因。完成品で利益を得る目算は地デジ化需要が消えた中で雲散霧消してしまった。

揚げ句の果てに、どこぞのキャリアのように多品種で他社への流れを食い止めようなどと言う間違った戦略に乗ってしまったのでは、とてもではないが自社製品で利益を上げる事など取らぬ狸の皮算用以外の何物でもないのは明らかだ。そんな逆風ばかりの中に出てきたのがAppleへのディプレイの供給話。Foxconnとの提携により、より強いAppleとの紐帯が出来たのは間違いないであろう。批判を承知の上で書くが、シャープだけに限らず幾ら作っても利益の出ない事業から撤退するのは一つの手だと考えるのはあまり利口ではない。それによって合従連衡は進んだがどこも利益を上げるには到っていないし、利益が出せる時代が来た時に再参入するくらいにバカな話はないのだ。工場だって一端閉鎖したら…

結論:自社製品を作るのを暫くやめEMSに徹するのも一つの方法である。ラインを閉鎖するくらいならiPhoneを作れば良いのだ。

日曜日, 8月 05, 2012

医療の現状を垣間見る

昨日、IT(iPad)を使って医療を変えて行こうとされている方々のスペシャルイベントを見させて頂いた。殆どのオーディエンスが医療関係者ばかりの中、単なるApple信者として楽しい一時(予定を1時間もオーバーして長丁場だったが)を過ごすことができた。

患者中心の医療はコミュニケーションが重要になるという前向きな話は多いに勉強になったが、電子カルテを参照するシステムが医療情報の民主化を促すという話が一番面白かった。何処がと言えば、カルテ情報は患者のものだと考える在宅医療チームの内科医の先生と検査結果はオープンにすべきだが診断結果は別だと主張する外科医の先生のやり取り。カルテの取り扱いに対する考え方の違いだけでは済まないだろうと踏んでいると、「人の生き死にに直結する外科と内科では立場が違う」と思わず本音(内科よりも外科の方が偉いという思い上がり)をほざいたせいで、それは内科だって同じだと一触即発の事態になり思わぬ収穫だったのだ。

医療改革を掲げて集まっているのに外科の方が内科よりも偉いと考えているとは何とアナクロなと思うのは私が医者ではないからなのだろうが、漢方よりも西洋医学の方が優れていると単純に考えているのと同じ構図だなと思った次第である。それぞれの患者に最適な治療を行うためにDNAを調べようなどと単純に考える馬鹿がいるが、体質が遺伝子で決まるなら食生活などなんの意味もないことになってしまうとは思わないらしい。DNAなどを検査せずとも漢方で行っている診断で十分だとは思わないのだからお目出たいと…

結論:外科医は未だに内科医を自分達よりも下だと考えているようである。その辺の考え方を改める方がiTunesの活用よりも前だろうと思うのだ。