月曜日, 12月 31, 2007

地球が温暖化すれば

 地球が温暖化して地球が破滅すると言うシナリオにならないと都合が悪い人達が世の中には多いようだが、今のペースで二酸化炭素が増えたくらいでは地球が温暖化しないのと同じように、温暖化すれば光合成の効率が上がってすぐに二酸化炭素の比率は減ってしまうのである。

 同様に地球が温暖化すれば今は農地として使えない地域で農作物が取れるようになり食糧問題も解決する。熱中死よりも凍死の方が多く、凍死よりも餓死の方が多い現状を考えれば良い事ずくめである。

 更に温暖化すれば光熱費が掛からなくなる(地下資源の消費も減る)。太陽光発電で生活を賄えるようになる。

結論:穀物が楽に生育出来る環境になれば肉食などしなくて済むのである。本当に不都合なのは、そんなことになったら食料を牛耳っている穀物商社が干上がってしまう事(食料支配出来なくなる)なのである。

感謝祭

 アメリカには感謝祭と言う祭がある。これはヨーロッパには無い習慣だ。何故ならば先住民であるインディアンに助けられて得た最初の収穫に感謝したのが始まりだからだ。そして、インディアンにとっては、白人を助けたために自分たちが殺される切掛けとなった日でもある。

結論:アメリカ人に感謝されるような事を決してしてはいけないと言う教訓がここにある。彼らが感謝しているのは神に対してであって我々に対してではないのだから...

成果主義は亡国の思想

 天下のSONYや富士通を奈落の底に突き落とした成果主義。物事には結果の出る時と出ない時があると言う自明の理を無視して短期的な成果ばかり追い求めたために結局自滅してしまったのだが、自分のいる時だけ良い数字が欲しい経営者に何を言ってみても始らない。それが今の日本の状況だ。

 成果の必要ない公務員と成果しか要求しない企業は国を滅亡させるだけなのである。

結論:成果主義とは目先の利益以外に目を行かなくさせる悪魔の制度。アメリカを見れば成果主義が国民を幸せにしない事は明白な事実なのだ。それなのに成果主義は良いと考える連中は、自分の能力(の無さ)を全く理解していない大馬鹿者達(基地外?)である。成果主義で利益を受けるのは、成果主義で評価される側ではなく、成果主義を持ち込んだ側だけなのである。

当て馬

 もともと英米のエージェントだったブット元首相。まさか命まで取られると思わないもんだから(それだけ英米のために働いたと言う自負があった)ノコノコとパキスタンに帰ったのだが、もう一波乱必要と判断した英米の諜報機関に利用されて命を失う事になってしまった。諜報機関からパキスタンへ戻れと言われた時に、自分が英米のための当て馬として使われるのだとブットは考えたのだろうが、結局かませ犬になってしまったのだ。

結論:背後関係(英米のエージェント)が表に出るようになったら当て馬は出来ない、ましてや、ビン・ラディンは既に殺されちゃったとうっかり言っちゃったのだから、殺されても仕方ないのである。世の中には言って良い事と悪い事が歴然と存在するのだ。長生きしたかったら、知っているからと言ってうっかり口を滑らせない賢明さを持つ事だ。

中国成長の足枷

 まだまだ中国は発展するなどと言う能天気な事を行っている人は流石にいないと思う(これが結構いたりするから世の中、中々侮れない)が、何と言っても中国の問題は人口が多い事だ。そのために一人っ子政策などと言うとんでもない政策を打ち出したのだが、人口が増えない代わりにあっという間に若年層の少ない老人大国になってしまう事を彼らは気付いていない(そうなりゃ死ぬから良いと思ってるんだろうが)。

 海外の企業は中国の腐るほどいる人間を消費者と捉えているが、それは今のように金があればという話になる。既に食料を自給出来ない状態になっている中国で、大干ばつでも起こればあっという間に飢え死にの山を築く事になるのは自明。日本くらいの人口であればどうにかなるかも知れないが、あそこまで大きくなってしまうと養う事さえ不可能なのである。その証拠に中国の消費の膨張の所為で世界中に影響が出ている。

結論:巨体を支えるにはそれなりの餌がいる。ほ乳類は氷河期を生き残れたが恐竜は滅んでしまった。ジュラ紀ぐらいに温暖化しなければ恐竜の生命を支える事など不可能なのである。

少子化だからこそ

 年金問題などが発生し、社保庁がロクなもんじゃない事が明らかになった2007年。新自由主義の化けの皮も剥がれ始めているが、日本のこれからを考える良い機会になりつつある。制度疲労をとっくの昔に起こしている日本の官僚制(公務員制度そのもの)の解体と新自由主義のやったもん勝ちの売国行為がどういう訳かリンクした小泉改革路線。既に多くの国民が血を流している訳だが、血を流すのは流した奴らが悪いという改革派の論理はもう成り立たない事が明らかになりつつある。

 新自由主義の発想をすれば、少子化だからこそ福祉政策は成り立たないので、弱者は放っておけという話なのだろうが、少子化で今後現状の年金制度が成り立たない事が明らかになったからこそ、世界一の資金力を持つ日本が国家ファンドを作り上げて福祉の財源として活用しなければ行けないのだ。だからこそ金融は民営化するのではなく国営化に進んで行かなければならない。

 そんなことをされては国際金融資本が立ち行かない事が分かっているからこそ、日本人が(自分たちの実力に)気付かぬ内に、簒奪しようとしたのがバブル崩壊以降の経済政策だったのだ。それなのに、持ちこたえてしまった日本。日本の円キャリー頼みに煽ったアメリカの住宅バブルは、日本の僅かな金利上昇だけで弾けるほどに脆弱だったのである。

結論:少子化だからこそ、日本の持つ金融資産を有効に使うことによって世界一の社会基盤を作る事が出来る。少なくなる子供から金を集めようと言う発想をする限り先細りだが、少なくなる人を今ある金融資産の運用で賄おうと言うのならば年々取り分は増えて行くのである。

2007年にAppleのした事

 今年はiPhoneの発表と言う目玉でスタートしたApple。来年も勿論Appleの年になるのだが、総括と言う事でAppleは何をして他社は何が出来なかったのかを書いてみたい。

iPhoneのした事
その1:携帯電話の付いたiPodに過ぎないと言う批判もあるかもしれないが、携帯電話とiPodとWebをほぼ完全な形でソフトウェアで一体化した
その2:今迄にあったtouchセンサー型のユーザインターフェイスがいかに間違っていたかを明らかにした
その3:Windows mobileが如何にタコなOSかを明らかにした
その4:水平統合で作り上げた端末を垂直統合で販売すると言うビジネスモデルの構築
その5:ハードウェアスイッチがインターフェイスを制限する諸悪の根源である事を明らかにした
その6:モーションセンサーの正しい使い方を示した。日本のメーカーはモーションセンサーで操作するゲームやミュージックプレイヤー何てのを出したが勘違いも甚だしい(携帯電話はWiiのリモコンとは違うのだ)

Leopardのした事
その1:未完成のVistaを発売させた。もっと早い時期にLeopardがでると考えたMicrosoftは準備の整わない出来損ないのOS(SP1の出る来年が本来の発表時期の筈)を出してしまい墓穴を掘ってしまった
その2:機能の進化と速度の向上と安定性を同時に達成した。余計なインターフェイス以外に目新しい物もなくサイズと重さだけ増やしたVistaのダメさ加減を引き立たせる結果に
その3:検索機能とGUIの融合。SpotlightとCoverflow、QuickLookによってファイルアクセスの概念(ファインダやexplorerを必要としないファイルアクセス)を変えた

結論:Appleにとって既存の技術を正しい形で製品化出来ることを示した1年だったが、他社にとっては技術の使い道がわからない事をさらけ出した1年であったようである。

Appleが切り開く新たな地平

 Starbucksの店舗内で流れているBGMをiPhoneやiPod touchで購入出来るサービスがアメリカでは始っているが、その先に小売店での決裁をiPhoneで済ませる事が出来ると言う仕組みが組み込まれようとしている。まずは、Starbucksのメニューから商品を注文すると言う形になるのかも知れないが、Starbucksで始っているiTunes Storeのように、店舗内の無線LANを使って店舗独自のコンテンツが表示され、そこに出てくるメニューから商品を購入出来る(レジを通らない決裁)システムを開始しようと言うのである。

 日本ではFericaカードを使っての電子決済が広がろうとしているが、これがBluetoothやWiFiを使ったものになればレジの前に並ぶ必要が無くなり(Fericaは結局レジが必要、財布を出す必要がないだけだ)、店舗内の何処でも決裁が可能になるのである(決裁はiTunes Storeが受け持つ)。決裁するためのアカウントの問題はあるが...

結論:AppleはICチップ(ハードウェア)を使わない新しい電子決済の道を考えているようである。

金曜日, 12月 28, 2007

派遣業者の品格

 ”ハケンの品格”などと言うドラマが作られた年に、”派遣業者の品格”を疑う事件が起きたのは幸いである。従来の派遣法の規程を緩め、何処の馬の骨とも分からないような魑魅魍魎が跋扈し、フリータや就職難民に職を与えると言う大義の元に悪どい事を平気で出来るようにしたのが規制緩和の正体だ。そもそも、規制緩和前から派遣業を営んでいた”テンプスタッフ"、”パソナ”、”スタッフサービス”などは特殊なスキルを持った人材を期間契約で企業に派遣するというものだったが、現在問題を起こしている”グッドウィル”などは、日雇い人夫の手配師でしかない。もともと興行に関わっていた(コンサートの場内整理)のだからお里は知れる(ヤクザとずぶずぶの関係)。そんなところで働くくらいならば荷役でもやった方が間違いなく高給が取れるのだ。

 さて、ここで疑問だが、何でそんな胡散臭い会社をマスコミは持ち上げたのだろうか。最近のテレビコマーシャルを見れば分かるように、スポンサーをやっているのは押しも押されもせぬ大企業(リコールだって隠し通せるくらい大きくF1用のサーキットを持っている会社など)か、パチンコのように何かありそうな企業。その何かありそうな方に入っていたのがNOVAやグッドウィルだった訳だが、そういうところはテレビを利用してイメージで人を集めようとしているため、結構な金を落としてくれるお得意様な訳だ。持ち上げれば持ち上げるほど...後は書けない。

結論:日雇い人夫として働く方が給料がましだとマスコミが書けば良いのだ。もちろん、そんなことをしてもスポンサー料は一切入ってこないのだが。マスコミは、金にならないことはしないのである。

水曜日, 12月 26, 2007

フランダースの犬2

 昨日に引き続きフランダースの犬問題(しつこいが)を取り上げてみたい。前回は、日本人は幼稚で欧米人は狡猾という趣旨で書いた訳だが、別な視点で見れば日本人は弱者の視点で物を考え、欧米人は強者の視点で物を見ると言う事だ。だから一見弱者の味方をしているように見える行動を取ったとしても、それは勝者である自分たちにとって都合が良い場合に助けるだけであって、そうでなければまるで鼻にもかけないという行動を見れば明らかである。これが顕著なのが欧米では英米なわけだが、他のヨーロッパ諸国や日本の近隣諸国(儒教国)は押し並べて勝ったもん勝ちで、物事を考える。だからこそ朝鮮のように常に勝者側にすり寄って自分の立ち位置を替える事を恥としない思考形態が出来上がるのだ。

 良く「人間は皆同じ」と言うが、同じ価値観を持っている同士にか通用しない基準で別なメンタリティを理解する事は出来ない。特に似非宗教であるキリスト教系の連中にとって”人間”とは同じ価値観を共有する者たちだけに当てはまるのであって、日本人のメンタリティを含めた概念ではないのである。

結論:世界には日本と同じメンタリティを持った人達もいる。これからは地域や宗教、経済形態ではなく同じメンタリティを持った者同士でまとまらないといけないのかも知れない。そんなことをしたら弱者に優しい我々はこの世から消されちゃうんだろうな。

火曜日, 12月 25, 2007

回り回って

 日本の円キャリー(ゼロ金利)が元銭になって、ここ迄広がったサブプライム問題。自力では経済危機を回避出来ないアメリカの金融界は、結局サウジやシンガポールなどの国富ファンドから資金を得て逃げ切ろうとしている。しかし、手を上げた国富ファンドも決して自腹を切る訳ではなく、その資金をある国から借りてきて年利11%で回そうと言うのだ。どこから、そんな金を持ってくるか?って、そんな金を持っているのは日本しかない。結局、また円キャリーが使われるのだ。

結論:バブルを作ったのが円キャリーなら、その火消しも円キャリー。円は、まだ国際通貨ではないかも知れないが、世界の財布を握っている(勝手に財布の中身を使われているだけだが)のは結局、日本なのである。

フランダースの犬

 欧米では”負け犬”として評判の宜しくない(殆どの人が知らない)”フランダースの犬”を、何故日本人は好きなのかと言うドキュメンタリ映画が作られたという新聞記事(読売か?)の話題が朝のワイドショーで取り上げられていた。ドキュメンタリ映画の監督は「日本人の滅びの美学」が、”フランダースの犬”を評価する原因だと分析したらしい。

 流石は、西洋人。なるべく崇高な理屈で日本人が、”フランダースの犬”を評価しているのだと考えたらしい。まあ、お言葉を返すようですが基本的に日本人はそんなに崇高な民族(理屈好き)ではありません。女子供(もちろんおっさんも)が、”フランダースの犬”で涙するのは、単純にかわいそうだと感じるから(理屈ではなくあくまでも感情)だけ。基本的に、何も悪くないのに不幸になるのを日本人はかわいそうだと素直に感じるが、一神教の国では神は時に理不尽な罰を与えるのでそんなことで同情(かわいそうとは考えない)はしない。

 日本人でクリスチャンになった人は、恐らくキリストが皆の身代わりになって殺されてかわいそうだと同情したからだ(と思う)。要するに、日本人が弱者に肩入れするのは美学ではなく単にかわいそうと言うメンタリティからなのである。その証拠に、赤穂浪士にしろ何にしろ大抵は相手が敵役(悪者)とされている。滅んだから肩入れするのではなく、悪くない(善人)のに不運でかわいそうというそれだけの話なのである。だから、本当の事(浅野内匠頭が精神障害者で、赤穂浪士はお家再興が叶わなかったので残虐行為を行っただけ)を知ったら赤穂浪士などを好きだということはない筈だ。

結論:日本では死んだら神様(仏様)だが、西洋では復活しなければ神にはなれない。日本のアニメではネロは死んだので天使になったと隠喩した場面で終るが、西洋なら天使は死なない(成長もしない)から天使なのだ。全く逆のメンタリティを持った西洋人に日本のアニミズムは、絶対理解出来ないのである。

月曜日, 12月 24, 2007

小さな政府

 財政改革を行って小さな政府にしようと言うのが新自由主義者のお題目だが、これは外資が自由に手を出せるサイズに小分けにしたところで一蓮托生にしようというハゲタカの論理。今回のサブプライムのように大きな経済問題が発生した時にそれを一括で担保出来るような大きな資金を持とうと思ったら、銀行の統廃合などと言ったケツの穴の小さな話では全く対応出来ない。

 考えてみなくても分かる事なのだが、敢て説明すれば100人が100万円づつ金を持っている場合トータルでは1億ある計算になるが、どこかに預けてひとまとめにしない限り1億円の買い物はできない。要するに皆が郵便局に預けていたから日本の戦後の復興が、可能だったのだ。もしも、思い思いに民間の金融機関に預けていたとしたら今以上に国内インフラの地域格差は大きかっただろう。

結論:小さな政府では大きな事は出来ない。郵便貯金を持たないアメリカは今回のサブプライム問題で身にしみた(これから身にしみるのか?)筈である。小さな政府のほうが良いのは経済が上手く行っている時だけなのだ。

世界に平和が訪れない理由

 世界に平和が訪れない理由は、非情に単純明快だ。それは宗教でも民族でもない。欧米を中心とする人類の根本ルールで弱肉強食を許しているからだ。そもそも、勝った者が負けた者を支配するのが当たり前と言う考えに立つ限り争い事が無くなる事は永遠にない。勿論、現在の勝者が永遠に支配者であると言う事にはならないが、支配者が代わったからと言って何も代わらないのである。

 これは、戦争やテロだけの話ではなく格差を認めると言う社会構造も同じ図式だ。敗者復活のシステムがあるかどうかに関わらず格差は差別を生み出す。その差別が大きくなれば人心が荒み、争い事や犯罪の原因となるのだ。戦前の日本が戦争に向かって行った原因も農村部の疲弊に政府が答えられなかったことに端を発しているのだ。

結論:競争が無くなれば成長は止まると言われるが、競争の目的が資産になってしまっては破壊を生むだけなのである。勝者が敗者の面倒を見なければ社会は安定しないのである。

グッドウィル崩壊

 コムスンを譲渡したと思ったら、私の予想通り今度はグッドウィルの営業停止。光通信の重田さんに助けてもらうのかは知らないが、これでグッドウィルも倒産だろう。

 週刊ダイヤモンドの郵政民営化批判など、それなりにメジャーな媒体も骨太の改革(骨までしゃぶられる改革?)と呼ばれる”年次改革要望書”丸飲みプロジェクトに対する批判を掲げ出し、格差社会の省庁となっている連中を吊るし上げ始めた。魔女狩りはいけないと思うが悪魔払いは必要だろう。天皇陛下も自由競争にも良い部分はあるが、格差社会を放っておくのは国民に対してあんまりだと会見でお答えになられていた。

結論:それにしても、こんな連中だけでガス抜きしようと言うのは如何なものだろう。竹中とか小泉とか宮内とかもっと悪どい連中を、まずは粛正して欲しいものだ。天皇陛下も憂慮されている現在の格差(既に天皇の考えられるある程度を越えている)を、是正するのが政治家の役目なのである。

公共インフラは民営化してはいけない

 公がやらなければいけない事業(営業利益ではなく公益が基準)は非効率だから民間企業に任せて、もっとコスト管理を行うようになれば料金も安くなって公益になるという三段論法が罷り通っている。郵政だけではなく次は、それが水道らしい。ロボコップでは警察も民間の警備会社に委託される世界を描いていたが、まさに地獄絵図。何でも民間が当たり前のアメリカならいざ知らず、公共事業が福祉事業を兼ねている(地方などは明らかに地方公務員登用が雇用調整の役割を持っている)日本で、民間(恐らく外資)に公共事業を解放したら失業者や増えるだけで、何の公益にもならないだろう。

結論:公務員だって(失礼)真面目に働いている人の方が多い。似非同和や悪徳労組の連中を排除するだけで公務員改革は当面対応出来る。繰返しになるが公益と言うのは私的利益とは違い儲ける事ではなく施す事なのである。

日曜日, 12月 23, 2007

KY

 確かに空気が全く読めないというのは問題(要は状況判断が出来ないのだから)だろうが、実は日本人の最も悪い点は空気を読むというのを状況正しく把握するというのではなく付和雷同することと考えていることだ。付和雷同の怖さは、先の大戦で判っているはずなのに、未だに空気が読めるかどうかが問題とは、山本七平も草葉の陰で泣いていることだろう。

結論:KYと言われている連中は空気が読めないのではなく常識が欠如しているだけ、空気を読む前に、山本七平の日本論を読め。そして空気を読んだ上で、敢て水を差す。これなくして日本は良くはならないのである。

金曜日, 12月 21, 2007

ざまあみろ

 本当に最近は楽しくって仕方がない。どういうことって?さんざっぱらバブル崩壊後の日本で好き放題にやってきた連中が、サブプライムという毒で身動き取れなくなっているのがうれしいのだ。メリル、City、モルガンなんかはUFJを潰した張本人(ゴールドマンもいたようには思うが?)。不動産で泡銭をつかんだものが不動産で破綻寸前と言うのを見ると、やっぱりお天道さまは見てるんだなと...

結論:破綻になったら恩(恨みの間違いか)のある日本の金融機関が手を差し伸べて上げるのが筋だろう。もう少しの辛抱だよ。但し、外貨を唸らせている中国にかっさわれてしまう恐れがあるので虐めるのは程々にするべきだろう。まあそうは言っても鼻息の荒い中国もその実態はバブル。バブルが弾けたのに金があるのは日本だけだということを思い知らせてあげれば良いのだ。

起死回生策

 日本では郵政民営化阻止で大騒ぎになっているのだが、ここに一つの解決策がある。それは、サブプライム問題だ。世界でも一番金を持っている郵便貯金の金を世界経済支援用に貸し出すと言う手だ。但し、これをするには郵貯が民間企業になってしまうわけには行かない。郵便貯金を政府が自由に裁量出来る金にするには民営化を反故にすればいい。同時に簡保も吸収すれば(要は元の鞘に収める)、300兆円という資金が供給可能になる。郵政を民営化しなければ、その資金を元にして政府ファンドを作り、サブプライムで青息吐息のメリル、City、モルガン、UBSの不良債権買い取りのための基金に金を拠出するのではなく直接出資(経営権得る)出来るんですがねえと、耳打ちすれば良いのだ。

結論:その上で時価会計などと言う馬鹿なシステムは止めさせればいいのだ。アメリカの財界はのどから手が出るほど日本の資金が欲しい筈。こういう時にこちらの都合を突き付ければいいのだ。

バ韓国返上?

 前の基地外があまりにも酷かったので、単なる揺り戻しに過ぎないのだろうが結果的には韓国は少しだけまともなるかもしれない(期待はしないが)。そうは言っても、金大中、盧武鉉に酷い目に遭わされたHyundaiグループの元社長。ここで”恨”が、繰り返されるようならば一歩も成長していないことを世界に示してしまうだけだろう。

結論:今後韓国が、日本に対してどれだけ現実的な対応をするか掛かっているが鍵になるのだが、自国の間違いを他国(日本)に転化する心根が直らない限り韓国に本当の成長は来ないのである。

期待外れ大賞

 アメリカの2007年期待外れ大賞に、Windows Vistaが見事に選ばれたが、この結果には全く納得が行かない。もちろんVistaが素晴らしいと思っているからではないのは、私のblogを読んでいる人ならば百も承知だろう。

 始めから何の期待も持っていなかった出来損ないのOSが、予想通りの形で発表されたのだから全く期待外れではない。それどころか、AppleがLeopardををもっと早く出すのではないかと読み間違えてリリースを早めたために、私の期待以上に出来損ないのまま発売してしまったのだ

結論:本当はLeopardにあげたいところなのだが、期待を大きく宇和待って散々だったMicrosoftには、期待以上大賞を贈りたい。

水曜日, 12月 19, 2007

味の違いもわからんくせに

 比内地鶏じゃなかっただの、松阪牛じゃなかっただの、賞味期限が切れていたと未だに大騒ぎしている。勿論、嘘を付いたのは悪い事だが死人が出た訳でも無いのに騒ぎ過ぎだと思うのは私だけじゃない筈だ。そもそも、これは中国の毒入り食品とは違うレベルの問題なのに扱いは、まるで同じようだと言うのがどうも納得がいかない。そんなことで騒ぐ暇があったら石油高騰を理由に原子力発電を推し進めようとしている輩の動きに警戒したらどうだ(恐らくそう言う連中の目を欺くためにマスコミは騒ぎを大きくしているのだろうが)。

 賞味期限と言うのは、そもそも腐敗する日付ではない。そこのところは、腐った牛乳を再パックした雪印牛乳とは別の話だ。吉兆と言う高級料理店が材料を誤魔化していたと騒ぐが(あれだけの価格を付けていながらイカサマをやっていたのは頂けないが)、これって高級料理店として誉めそやした自分たちが笑われるのが許せないという反応だと思う。

 そもそも、松阪牛と佐賀牛を比較して松坂の方が上手いと思い込んでいる(或いはそう思い込ませたい)のは、そう言っている連中であって実際に味の違いがわかって言っている訳ではないはずだ。分かっているなら、その場でこれは松阪ではない、比内鶏ではないと指摘して(指摘しなくても良いが)二度とその店に行かなければいいだけの話である。

 毛唐に和食の何たるかを教えて頂く必要など無いのにミシュランを有り難がるなど所詮味も分からない連中の戯言と片づければ良いだけの話だ。自分の舌を信じられない人間が騙しただの騙されただのと騒ぐのはお門違いも甚だしいとしか言い様がない。

結論:賞味期限が切れても上手いものは上手いし、どんなに有名な高級店の料理でも不味いものは不味い。上手い不味いを決めるのは、店のブランド力でも価格でもなく己の舌なのだ。

何処の馬の骨

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事で俄に日本におけるiPhoneのキャリアの話が現実味を帯びてきた。今年の年初のMacEXPOに、御大自ら出掛けて行ったSoftbankとDoCoMoの一騎打ちなることは分かっていた(CDMA2000の3G端末は5年間開発しない契約になっている)のだが、Softbank(国内3位)は、あくまで当て馬でDoCoMoになることは既定事実だと思っている。

 但し、ここに大きな問題も隠されている。Appleは相手が何処であろうと絶対に自分たちの主張は変えないと言う事だ。総務省の指導で、現行の端末販売にメスが入り奨励金で端末を割引販売すると言うビジネスモデルは一部壊れ始めたが、Appleの端末の販売方法はそんな生易しいものではない。簡単に言えば、キャリアに販売の主導権は無いに等しい。独占的にDoCoMo向けiPhoneを作ってもらえると言うだけだ。当然端末の販売はApple Store(オンラインも含めて)がメインになる。恐らくAppleは以下のような条件(当然、必要・十分条件などではなく必須条件だ)を提示しているはずだ。

必須条件
その1:レベニューシェア。月額使用料から決まったパーセンテージをAppleに支払う
その2:iPhone専用のサービスパッケージ(海外同様の月額固定プラン)を用意する
その3:iPhone用にWi-Fi網を解放(つなぎ放題)する
不要な条件
その1:ミニマム・コミットメント。端末をDoCoMoに買ってもらう気はない。場合によってはDoCoMoショップには置かないかも知れないなのだ。
その2:販売奨励金はいらない。iPhoneは希望価格で売れば半分は利益になる商品なのだから、補填は不要

 要は、Appleのビジネスモデルを一つ残らず認めろと言う話なのだが、それに乗れないならば、話はご破算なのである。他のメーカーに対してどうだとか、前例がないなどはAppleには一切通用しないのである。

結論:iTunes Storeの件もあるので一部譲歩があるかも知れないが、要はiPhoneが本当に欲しいか欲しくないかが肝心なのであり、欲しかったら黙って言うことを聞くしかないのだ。Appleに取ってはDoCoMoも”馬の骨”の一つなのである。

金曜日, 12月 14, 2007

中国人の嫌いな...

 中国人が一番嫌いなのは日本人だと発表されれば朝日新聞など鬼の首を取ったと大騒ぎで跳ね回るところだろうが、何の事はない一番嫌われているのは日本ではなくお隣のバ韓国なのである。何でそんなことになったかと言えば、よりによって漢字を発明したのは朝鮮人だと、宣ってしまったり平気でしているからだ(同じ朝鮮でももっと北の方と言われれば多少そうかなと思えないでもないが、南朝鮮でない事は間違いない)。大体、韓国はどちらかと言えば日本との関係を考えた方が...

結論:独自の古代文字(神代文字など)があったと言うならまだしも、朝鮮が漢字を発明したというのはやり過ぎである。ハングルだけで満足していればいいのに、本当に大馬鹿である。

カミングアウト

 一般常識として知れ渡っていた事(だから人工受精で子供を産んだのだ)だが、遂にジョディ・フォスターが、レズビアンである事をカミングアウトした。それで、織田裕二がホモだ記者会見したのかと合点がいった(必ず結婚しますって、そう言う意味じゃなかったのか)のだが、最近は松平健とか、皆平気でホモセクシャルをカミングアウトするな〜。

結論:済まん、松平健はカマだった。

流行語大賞

 マスコミで毎年発表される”流行語大賞”では、宮崎県知事の言葉が流行語になったが、ネット上では全く違う言葉が見事に大賞を受賞した。その言葉とは、”アサヒる”。捏造記事が溢れる朝日新聞のように捏造する事をアサヒるというのだ。

結論:ジャーナリスト宣言した途端にジャーナリズムにあるまじき不祥事多発の朝日新聞。ネット時代になって新聞は、風前の灯。休刊になったとしてもアサヒった所為だとは絶対云わないだろう。そんなだからネットに勝てないのだが。廃業の自由はあるが、マスコミに限って言論の自由などないのである。

月曜日, 12月 10, 2007

自称IQ430の馬鹿

 基地外が大統領をやっている韓国与党の次の候補はやっぱり基地外だった。なんとIQが430だと言うのだ。普通の天才が1時間で解答する問題を5分で出来たからだと言うのだが、いくら何でもそんなことは不可能。きっと韓国の時計は時間の単位が違うのだろう。そうじゃなければ夢でも見たか、いつも夢の中にいる(行っちゃってると言う事)に違いない。

結論:別に盧武鉉の上を行こうなんて考えなくても良いのに、それとも韓国人は知能指数で投票するほどおめでたいのか。そういえば選挙公約で国連本部を板門店に移すと言ったようだ。こういう人間を国外に出しては行けない。日本ならば即刻措置入院である。

金曜日, 12月 07, 2007

空気で死ぬ

 旧日本軍の毒ガスで死ぬ(恐らくどんなに頑張ってもそんなに死なない)ならまだしも、大気汚染が原因で年間30万人が死んでいると言うのでは洒落にならない。これが、皆の大好きな中国の実態だ。北京の日本大使館の人間が何人も立て続けに肺ガンで死んだという事例があるように、少なくとも健康的に生きたかったら中国に住むことなど考えるべきではない。

結論:もともと中国や朝鮮などと比較しても安全意識の高い日本でさえ公害の時には、かなり酷い大気汚染に見舞われた。もともとそんな意識の希薄な中国で大気汚染が発生したということは行き着くところまでいくと覚悟すべきなのだ。

新聞なんていらない

 ワイドショーとレベルの変わらない新聞。そんなものが購読されているのは契約更新時に色んなオマケをくれるからである。新聞そのもにはもう何の価値もないのだ。そのことを知っているのは他でもない新聞社の筈である。だから再販禁止など規制で守ってもらおうと必死なのだ。ネットの様に随時必要な情報がスピーディーに手に入る時代に調査報道もせずに記者クラブの御用情報を垂れ流すだけの新聞に生きる道など無いのだ。

結論:地デジモいらないが、地デジのデータ情報で済んでしまう新聞なんてもっといらない。いつでもテレビでテレビ欄が見られるのだから新聞なんていらないのだ。

OPECが増産しない訳

 一般の人達は原油価格が高騰しているのに増産しないOPECを批判的に見ている筈だ。売り惜しみするから価格が高騰するのだと言う理屈だ。しかし、この論理は全く的外れの話である。石油が足りないから価格が高騰したのは昔の話(第2次オイルショックまで)。通貨と同じで価格を決めているのは実需では無く投機なのだ。つまり石油はジャブジャブ溢れているのだ。

 外貨を例に上げれば輸出入の決済に必要な分が通貨の価値を決めてはいない。売買差益と言うなの利益確保の手段に通貨が使われているだけだ。投機筋からすれば、実需がどうなろうと知ったこっちゃ無いのが現実である。金も多分にその要素が強いが、原油はいずれ枯渇する、イラクがガタガタなので石油が足りない筈だという心理につけ込んで(心理を作っているのは国際金融資本だ)目茶苦茶な価格(産油国の原価は未だに数ドルのままだ)で取引を行い実需を翻弄しているだけなのである。

結論:アメリカは既に石油が尽き始めているのは間違いないが、中東の産油国はそこまでには至っていない。また、僅かばかりの増産で原油価格が下がらない事は、実需で価格が決る訳でないのだから始めから分かり切っている。だからこそ、OPECは増産などと言う手段を使って価格を下げようなどと言う馬鹿な事をしようとしないのである。投機筋が取引しているのは単なる数字であって原油そのものではない。大事なのはそこなのだ。

木曜日, 12月 06, 2007

騙されやすい日本人

 島国だからなどとは云わないが日本人はお人好し(要は馬鹿)である。何か起こるとついつい乗せられてしまい裸踊りと気付かずに踊ってしまうのだ。そうして本質に気付いた時にはもう手遅れになっている。そんな日本人に今迄にどれだけ騙されてきたかを示唆したい(何を偉そうに)と思う。大体、最近の政治経済に関わる論調は明らかに質(たち)の悪い三段論法ばかりだ。そして、その三段論法に使えそうなものを事件化している意図を感じさせる。それなのに、気付かないと言うのは不作為の作為以外の何物でもないのだ。

産院たらい回し:世間では病院が悪いと言う事になっているし、実際受け入れないのは人道的に良いとは言えない。医者はボロい儲けをしていると言う刷り込みがあるせいか、子供が死んでしまった母親を悪く言う人間はいない。それを理由に外資にも病院を解放しようと言う話が出てくるがこれは典型的な三段論法。母子手帳も持たず、定期健診をせずに、いきなり出産の時に病院に駆け込み、揚げ句の果てには分娩代を踏み倒す(この間のもまさにこのパターン)。新聞では書いていないが、亡くなった赤ちゃんは父親の分からない私生児だった。つまり自分たちの意図している目的に不都合な情報は載せず(もちろんプライバシーはあるが)に、情報を操作している。そしてお人好しは、そんなに悪い医療を改革(要は外資の進出)しようという話に乗ってしまうのだ。
郵政改革:確かに働かない郵便局員もいるかも知れないし、財投と言う形で郵貯や簡保が使われていたのは間違いないが、そのもとを絶つという大義名分で郵政は民営化された。しかし、これは非常におかしな話で、財投を使っていたのは郵政ではなく大蔵(財務省)、どうでも良いような特別法人に餌を撒いたのは決して郵便局ではないのだ。要は財務省が好き勝手に手を出せない郵便局が全銀行を越える資金力を持っている事が許せない財務省と、その資金を分捕ろうと言う外資の思惑が一致しただけの話である。国鉄のようにお荷物ではなかった役所(それどころか優等生)を民営化しようと言うのは明らかにイカサマなのである。
国策捜査:古くは独自資源を得ようと動いた田中角栄、北方領土問題を解決してロシアと独自外交(当然資源外交)を結ぼうとした鈴木宗男と佐藤優、財務省の犯罪(アメリカ資本との結託)を公にしようとした植草一秀とアメリカの利害の本質に迫ろうとした人達は須く国策捜査で捕まっている。これがもっと無名(或いは新聞記者ののように匿名の場合はもっと古典的な手法で文字通り抹殺される)ならば、国策捜査などと言う面倒な手だては使わないのだが...
自己責任:人には能力の違いがあり、それによって出来た差は仕方がないと言う一見まともな理屈でやったもん勝ちを正当化している。格差を広げる理由が企業(と資本家)の我欲に始っている(要は雇っている人間に給料を払いたくないだけ)のに、それは自己責任だと言い放ち、揚げ句の果てには格差が広がるのは正しいとする。これは社員を奴隷と考えているアメリカの企業が日本に入って来やすくするための方便。自己責任の前に国家責任や企業責任があるのに、それを放棄していながら、自己責任を問うのはあまりにも無責任だ。国や企業は国民の最低生活を保証する責任があるのである。

結論:何でも鵜呑みにする人間は鵜並み思慮が足りないのである。例に上げたものは結局アメリカに都合よくシステムを変更する道具に使われただけの話なのである。忘れていけない事はアメリカは一度も日本の為に何かをした事などはないことだ。一見そう見えても必ずアメリカの利益になるようにシナリオは書かれている。日本人がそれに気がつかないだけなのだ。

馬鹿!!

 PS3の失敗の最大の原因は発売時の品不足だと発言した。本当の原因はその定殿の脳味噌だから失敗したのだ。PS3はSONYの自己満足のための製品。PS2まで通用した品不足による飢餓感で売るマーケティングが効果を持たなかった(実際に単純に清算が間に合わないと言うポカも遣ったが)だけの話。大体、一番食い付くだろうと考えたBlu-rayにゲームも無しにPS3を買わせるほどの訴求力が無かっただけなのだ。

結論:品不足が売れない原因って製造業がそれを言ったんじゃ、お仕舞いだと分かっているのだろうか。大馬鹿者め!!。”品不足”と言うのは売れ過ぎて間に合わない時に使う言葉だ。現に製造が間に合ってからはデッド・ストックの山だったじゃないか。

水曜日, 12月 05, 2007

悪徳商法を助長する者

 世に悪徳商法の無くなる気配はないが、それは悪徳クレジット会社が裏で結託しているからである。大抵怪しい商売は、現金での支払など歯牙(即金だったら全て断られるからだ)にもかけず、割賦による支払が前提になっている。持ち合わせもない者に、平気で物を売りつけると言う事はまともな会社ならばする訳もなく、それを通常のルーチンとしている段階でヤクザな商売なのだ。そんな怪しい信販会社は、まともな会社との取引の時にも使っては行けないのである。

結論:サラ金よりも質が悪いかも知れない。

大阪府知事選

 太田房江が居なくなったと思ったら今度は橋本弁護士(本人は辞退)。自民党は大阪(人)を何だと思っているのだろう。大阪府民がふざけた連中である事は東京並みかも知れないが、それにしても馬鹿にしている。

結論:悔しかったら、”やしきたかじん”でも引っ張り出してみろ。

お金を儲けると言う事

 世の中には何も物を作り出さずに金を儲ける算段ばかりしている人がいる。人の生き方をどうこう言いたくはないが製造業や小売業の人間がそんなことを考えるようになったら世の中はお仕舞いなのだ。私は何も金融の技術を駆使して利益を上げる事を完全に否定はしない。現に私の義弟もそれを生業にしていて1,500億のファンドを預かって年間15%以上のリターンをノルマに日夜頑張っている(ちなみの私の務める会社の利益の数倍を一人で叩き出している計算だ)。

 しかし、大事なのは銀行はそれが利益を上げる手段であり本来の業務であるが、製造業や小売業がそんなことをして利益を上げたのでは、本業が馬鹿らしくなってしまい身が入らなくなってしまうという事だ。その代表例のアメリカを見れば分かるように基幹産業が衰退(崩壊か?)してしまい、金の出入りが止まる事が国家の終わりにリンクすると言う脆弱な構造に陥ってしまう。勿論、アメリカの農業はまだ機能しているので食い物くらいは手に入るかも知れないが、アメリカが作っているもので世界で作れないものなど無くなった今、その存在理由など何処にもない(何も考えずに消費すると言うのがアメリカと取引する唯一の利点なのだ)のである。

 本来、製造業や小売業が金融技術で利益を上げるのは緊急避難に過ぎない。そこで得た利益を本業以外で使ってしまえば、もう逆戻りは出来なくなってしまう。古来、金貸しは賎しい職業だった。それは何も生み出さなかったからだ。近代に入り資本により近代産業が起こったが、それが行き過ぎた結果産業を破壊するところまで進んでしまった。

結論:本業で儲けられなくなっても金を転がしてはいけない。人間そこまで落ちたら終わりである。

火曜日, 12月 04, 2007

買ったもん勝ち?

 アメリカの700MHzオークションはGoogleが競り落とすことになるのだろうが、恐らくそれで金を儲けようと考えている訳ではないだろう。何故ならば電波を買い占めるために払ったコストを通信価格に転嫁などできないからだ。そんなことをしてまで特定のキャリアに乗らなければいけない義理などユーザーにはないからだ。考えられるのは、先頃発表したAndroidを使った通信をオープン化し、既存のキャリアを駆逐するシナリオだ。

結論:過去に通信を独占しようとオークションに掛けられた電波を買った企業は押し並べて自爆してしまったが、それは既成の概念で算盤を弾いたからだ。まさか、Googleがそんなバカな事をする訳はないのである。

外交辞令

 本当の話かどうかは知らない(所詮朝鮮人の言う事だ)が、韓国の外相がイスラエルを訪問した時に、ドアに傷のあるようなポンコツのVolvoに乗せられ、揚げ句の果てに途中でエンストすると言う非常に無礼な目にあったそうだ。

結論:それ位の扱いが相応だと判断されただけだろう。正当なユダヤの系譜である皇室をバカにするからこういうことになるのだ。

民主主義

 ロシアの下院選挙で与党が90%の議席を確保した事を受けて、”プーチン王朝”だの、”民主主義が死んだ”みたいな論調が目に付くが、少なくとも中国や北朝鮮と違って選挙は行われているのだ。翼賛政治だとの批判もある(読売などがそうだ)が、アメリカべったりの読売ならではの見解と受け賜っておこう。そもそも、ポチの人達が良く口にする”アメリカは民主主義国家である”というのは、本当だろうか。私が見る限りアメリカには民主主義は無い。そんなバカなと言われる方は恐らくアメリカと言う国のシステムを全く理解していないのだ。

アメリカは民主主義ではない
理由その1:誰でも大統領になれる。確かに色が黒かろうが黄色かろうが、アメリカで生まれた人憲法上大統領にはなれる可能性がある。どんなに頑張っても天皇になる可能性のない日本よりは民主的な様な気はするが、大統領と言うのはシステム上の単なる神輿(シンボル)であって、ツールに過ぎない。実際には大統領に祭り上げた人達の操り人形が行政を行っているに過ぎない。
理由その2:多くのものが民営化され政治そのものがオープンであるから民主的だと思っている人がいるが、実際には完全な弱肉強食体制をとっているため基本的に国としての公の概念は無い。それをバックアップしているのがキリスト教だと言う人がいるが、異教徒に慈悲の心がないのに全ての人に平等である訳がないのだ。
理由その3:さあ、一番肝心なことを書こう。アメリカの民主主義の”民”とは国民の”民”ではなく民間の”民”である。つまり民間企業(資本家)が国を運営しているのがアメリカである。国民の都合よりも資本家の都合で動いている国が民主的な訳は無いのである。それを誤魔化すためにアメリカンドリームと言う名の”フィクション”を大げさに持ち上げているのである。

結論:アメリカが民主主義の国でない事は、ソ連を作った連中がロマノフ家に繋がる貴族だったのと同じように明白な事実なのである。それさえも民主主義だと言うのならば世界中に、その国ならではの民主主義はある。それをアメリカがとやかく言うのは筋違いも甚だしいのである。

来年の話をすると...

 年の瀬も迫り、もう気持ちはSan FranciscoのMac EXPOに移っている(その前にクリスマスや子供の誕生日とイベントは目白押しなのだが)。EXPOのキーノートスピーチはJobsが務める事になったが、そこで発表されるものを予測してみたい。

今回の目玉商品
その1:Apple製のサブノートを発表。HDD・DVDドライブ非搭載。12インチLED液晶。CPUはPenryn。実現度96%。
その2:Apple製VM。Parallelタイプか、CrossOverタイプかは不明だが純正のバーチャルマシーンを出す。実現度60%。
その3:iTunesでフルハイビジョンビデオデータの販売とサブスクリプション・サービスを開始。加えてiPod touch用のゲームも販売。実現度80%。
その4:家電用OSXのライセンスを発表。合わせてAppleから新たな家電製品の発表。実現度25%。
その5:PC用Leopardをライセンスを発表。逆BootCampを搭載しMacに必要なドライバーをインストール可能。条件はWindowsのライセンス版の販売を行わないこと。実現度20%。

結論:何が起こるかは分からないApple。鬼は笑わないかも知れないが、ヘビーユーザの雄叫びは聞こえるかも知れない。

月曜日, 12月 03, 2007

消費税を辞めれば景気は回復する

 景気を回復する方法はいくつもある。しかし政府(財務省)は絶対にしない。それは今の財務省には予算は組めるが、景気を読む能力がないからだ。だから、歳入と歳出の帳尻合わせのために税率をいじろうとする。そんなことをすれば経済が縮小してしまうと言う単純な事さえ理解出来ないのだ。景気を拡大するには大型の資金放出以外に方策はないから、あの(破綻国家)アメリカでさえ大盤振る舞いをして建て直そうとしているのに、日本では全く逆の事を仕様と画策している。これは財務省の役人が大バカなのと同時に、政府自体がバブル以前のように国民の大半が中流以上だと考えられるようなおめでたい国を望んでいないからなのである。

 消費税を今すぐに廃止し、時価会計をやめれば日本は一気に景気を回復する。そして大企業を必要以上に優遇している制度を廃止し、税率通りの税金をきっちり徴収すれば良いのである。加えて株式の売却に関する税金も売却益に対して一律にすべきだ。金を右から左に動かすだけで泡銭を稼ぐ事を善かれと考えるのは日本人の信条として間違えている。そんなことを言うと日本から大金持ちが出ていっちゃうと言う話が良く出るが、そんな連中は端から日本の為に金を使おうなんて殊勝な気持ちはこれっぽっちももってはいない。そんな奴らが出ていった方が日本の風通しは良くなるのである。

結論:日本の金融資本を、本当に支えているのは郵便局や簡易保険にせっせとお金を預けていた庶民なのだ。その証拠にそれらを自由にするために郵政民営化などと言う姑息な手を使ったのだ。まだ彼らの手に資本が移動していない今のうちに消費税を廃止すれば日本は再び蘇るのである。但しそんなことを政府がすれば、小渕さんのように突然死んでしまうのだが...

消費税アップの本当の理由

 誰からも肯定されない消費税アップ。その前にする事はいくらでもあるのに、放っておくと財政破綻を防ぐには消費税の税率アップしかないと言う話が首をもたげる。揚げ句の果てには消費税と言う名前が悪いんじゃないかと頓珍漢なことを言うバカまで現われる。消費税のアップを言い出しているのはご多分に漏れず財界人だが、何でこんなことを言うのかと言えば自分たちにとって直接利益に関わるからなのだ。

 どういうことと疑問に思われている方のために解説をすれば、大企業に取って消費税は払わなくて良い税金だということだ。そんなバカな(一般的に消費税が免除されるのは零細企業や個人商店と思われている)と思われる方は、輸出戻し税でどれだけ大企業が儲けているかを調べればスグに分かる事である。大トヨタなど今年は2000億円を超える差益を上げていて管轄の税務署は赤字になってしまったくらいだ。日本を代表する上位10社の合計は還付だけで1兆円を越える。差益は税額に比例するので消費税が上がれば自動的に実入りが増えると言う算段なのだ。

結論:法人税の税率を思い切って下げ、その代わりに輸出戻し税のようなイカサマを無くさなければ日本は立ち行かなくなる。消費税の値上げを財界人が望んでいる理由を白日の下に曝すのがジャーナリストの役目じゃないだろうか。

バかは退場するだけ

 横山ノック、太田房江と二度もバカを知事にした大阪。東京もえばれる状態ではないが大阪よりはましと思ってしまうのは私が東京都民だから?大阪が芳しくないのは知事の所為ばかりじゃないのだろうが、ダメな自治体である事は誰の目にも明らかだ。それも全ては、面白いかどうかで人を選ぶ、その精神構造に由来しているのだ。お笑い番組と地方自治を同じレベルで捉えるから行政能力の無い人間を首長に付けるようなバカな事が罷り通るのだ。

結論:大阪は宮崎のように無名の自治体ではないかもしれないが、あぐらをかいていられるほど甘い状態ではない。何をしたくて知事になったのかは知らないが、奈良と同じように公務員ばかりが良い思いをするのを改められないのならば府民が起こるのも当たり前だ。まあ、たかり体質は府民も一緒だけどね。

そりゃそうだよな

 モサドの暗殺もこれで簡単になると思ったのも束の間。携帯電話のバッテリーは人を殺せるほど大爆発はしないらしい。火事の原因くらいにはなるだろうと踏んではいたのだが、案の定死因は携帯電話の発火ではなかった。

結論:爆殺はC4(プラスチック爆弾)に限る。テルミットや核兵器で使って蒸発させると言う手もあるけど...コストに見合わないのである。