火曜日, 5月 23, 2017

加計学園問題

忖度がどうのと騒いでいる加計学園問題。獣医学部新設に政治が関与したという話でここのところ何を騒いでも良いところなしの民進党が鬼の首でも取ったつもりだったのだが、自分たちの方にも飛び火する始末。バカしかいないのだからそんなものかとは思うが、そんなものに時間を浪費して本丸の共謀罪は素通りさせてしまうのだからお話になりません。

共産党の小池さんも新たな内部文章を手に入れたと騒いでいるが、元々この騒動は文科省内の旧文部省系と科学技術庁系の人事(天下り)に絡む派閥争いのためにリークが出どころ。旧文部省グループを潰すためなので科学技術庁絡みの怪文書は出てこない。

結論:もんじゅ廃炉、STAP細胞で安倍内閣に恨みを持っている旧科学技術庁が裏にいると考える方がスッキリと行くのである。

木曜日, 5月 18, 2017

Androidの分断化はなぜなくならないのか?

登場時からボロクソに批判していたAndroidの断片化問題が一向に改善されない今日この頃。Googleもどうにかしなければと手をこまねいているばかりではとGoogle I/Oで発表されたAndroid Oとメインメモリが1GB以下の端末用のAndroid Goを発表。一見、過去の端末のOSを一気に揃えるための施策に見えないでもないが実態は新しい端末でのOSの仕切り直しに違いない。結局、世の中にあるAndroidの多くはKitKat以前で置いてきぼりに変わりはないのである。

こんなことになってしまったのも元を正せばアンディー・ルービンが統制もないままAndroid OSを矢継ぎ早にリリースして垂れ流したせいなのだが、同時にメーカー側の多く(特に国内メーカー)はPCでドツボにはまったはずの製品戦略をそのまま持ち込み同じOSで他社との差別化を図るための一番手っ取り早い方法として他社では使えない自社独自のハードウェアを無理やり載せる作戦に出て結果的にGoogleから提供されるOSそのままではまともに動く保証がない端末を量産。Googleとメーカーの両者が分断化を拡大させてしまった。この辺りは以前から書いていることなので聞き飽きたと思うが、定期的に新機種に買い替えさせるために、メーカーは意図的に旧機種のアップデートを切り捨てたのではないかと言うことだ。面倒を見てあげるためにコストはかかるのに一銭にもならないアップデート。

そうしてあげた挙句に買い替えサイクルが伸びてしまったのでは目も当てられない。やることなすことうまくいっていなかった国内メーカーからしたらドル箱になりそうなケータイ市場であぶく銭を稼ぐためにも新しい機種を出すことだけに集中したのは分からないでもない。しかし、結果的にそんなことをしたために(初期の国産Android携帯がひどすぎたせいなのだが)結果的に使い続けたければ旧機種にも暖かい手を差し伸べてくれるAppleの一人勝ちを招く結果になった。そして、それに気づいて方向転換しようにも国内メーカーは旧モデルをサポートできる余裕のあるところはSONYくらいとなってしまい分断化を解決するすべもなくなってしまったのではないだろうか。

そして、海外に目を向ければ最初から面倒を見る気などない中華メーカーの台頭。KitKatが一番シェアが大きいのも彼らの参入時期と重なるのである。

結論:分断化の原因は皆が好き勝手にAndroidを食い物にしたからなのだが、そうさせたアンディー・ルービンが諸悪の根源。これは変わることのない事実である。

水曜日, 5月 17, 2017

AmazonがAppleの脅威?

かつてはMicrosoft、最近ではGoogleがライバルだと世間で言われてきたApple。そして今度はAmazonがその対象に。確かにsteveのいなかった時代のAppleはMicrosoftを超えなければいけないライバル視していたように見受けられるが、それは当時の経営陣がシェアを取らなければいけないと言う間違ったマーケティング理論で舵取りをしていたから。たった一社がその他諸々のPCメーカー合計(Microsoftのライセンシー)よりもシェアを取ろうなんて考えることがそもそもナンセンス。数え切れないほどのバリエーションがある(要はクソから味噌まで)PCに対抗して自社の社員さえその違いを理解できないほどのどうでも良い仕様違いのバリエーションを作り出し挙げ句の果てには倒産の寸前まで資産を食いつぶしたのだから話にならない。

steveがAppleを追い出されるまでの時期にMicrosoftを敵視したのはMacintoshのOSをパクってWindowsを出したからに過ぎず、ライバルなどとはこれっぽっちも考えていなかったのは自明の理。それよりは当時クールでもなければ使いやすくもないMS-DOSがどんどん増えていくことに対して憤っていたと言う方が近いだろう。初期Macintoshのセールスの失敗から干されたsteveが次に開発しようとしていたのはプロフェッショナル向けのBig Mac(Appleを追い出された後NeXTとして開発)。紆余曲折があってAppleに戻ったsteveが最初に言ったことはもうPCの戦いには決着がついていると言う事実。数でWindowsを凌駕することなどあり得ないのでそんな不毛なことはせずに他のメーカーのことなど気にせず自分たちで作らなければいけないものを作ると言うシンプルな戦略。結果的にシェア競争では敗北したにも関わらずPCメーカーとしては一番利益を上げている優良企業をなった。

そして、スマートフォン市場。元々、開発していたタブレット用のインターフェイスを電話に流用することでそれまでのスマートフォンの根本概念(PCの環境にアクセス可能なアプリを持つ携帯電話)を変えたiPhone(携帯できるネットワークPC)の開発。steveがAndroidを蛇蝎の如く罵ったのはシェアを奪われたからではなく(iPhone発表当時にはまともなAndroid端末はなかったし数の出ていなかった)iPhone発表以前の開発段階では想定もしていなかったインターフェイスをiPhoneからパクったからに過ぎない。もしも、iPhone時代に以前と同じように間違ったマーケティング戦略に毒された経営陣が勢力を持っていたらシェアを伸ばすAndroidに対抗してローエンドからハイエンドまで様々なバリエーションを取り揃えて利益の出せないボロ会社になっていたことだろう。

そして、現在最大の対抗相手と言われるのは決済と物販、コンテンツ販売を手がけるAmazon。Googleのようにハードウェア開発をお遊びとは考えていないので自社の持つエコシステムを補完する形で製品をリリースしてくるのは戦略的には非常にAppleに近い。ただし実際のマネタイズの考え方に関してはハードウェアから利益を得るAppleとエコシステムの利用料(AWSであったりECサイトの販売手数料)がメインでハードウェアは強化するためのツール(利益を得るのが目的ではない)に過ぎないためAlexaのように他社にライセンスして手持ちの駒を増やす戦略。

AWSはMicrosoftのAzureやGoogleと競合し、AlexaはAppleも含めた全社とぶつかる。そう言う意味ではAmazonを直接の脅威と考えているのはAppleではなくGoogleやMicrosoftだろう。Appleが積極的に自社製品以外のApple製品を補完するアクセサリー以外の物販をビジネスの柱にでもしない限りAmazonが脅威となることはないのである。

結論:AppleがAmazonを脅威と感じているかは別にして少なくともかつてのWindowsやAndroidのように敵視していないのは間違いない。それは、AmazonがAppleのユーザーインターフェイスをパクったりしていないからなのだ。そしてWindowsやAndroidは敵視してもMicrosoftやGoogleを敵視していないのはクラウドサービスでMicrosoftやGoogleになろうなどとAppleは微塵にも考えていないからなのである。

金曜日, 4月 28, 2017

現代用語のKUSO知識 〜スマートグラス編〜

何十年も前から何度もなく注目をされては廃れを繰り返してきたのは人工知能と同じなのだがスマートグラスの栄枯盛衰も激しい。2013年の2月にGoogle Glass Explorerが出てから2年くらいは各社Google Glassを追い抜け追い越せで日陰者扱いだった過去の遺物を再び引っ張り出して来て焼き直しコンシューマー向け商品として売りますと宣言していたのが2016年まで発売日までアナウンスしていた東芝やSONYなど(正確にはSONYの製品としてではなかったが)は製品発売直前に突然の発売中止の発表。引き金を引いたのはGoogleのGoogle Glassの発売終了の発表だったわけだが事前の注文がほとんどなかったことが大きかったのだろう。というわけで今回はここ数年紆余曲折の激しいスマートグラス周辺のお話を。

VR(仮想現実):ARグラスにはまだ商機がないと気づいて皆がOculusに右に習えでスマートグラスからHMDに回帰。処理系の力は黎明期と比べたら格段に上がっているので現実感は格段にアップしているのは認めるが現在の価格ではゲーム用と考えても一般家庭(普通の人)に普及するのは無理。【同義語】現実逃避。仮想引きこもり。
AR(拡張現実):拡張現実そのものはスマートグラスとイコールではないが結局コケてしまったGoogle Glassの影響でARと言えばスマートグラスだった時代がかつてあった。ある意味で今話題をさらっている東芝も何年経っても進化しないグラスをCESなどの展示会のたびに並べていたが一般販売からB2Bとトーンダウンしただけではなく最後はWHの有様に関係なく撤退となってしまった。現在、定期的にアップデートされた製品を出せているのはEPSONくらい。一時期はどこもかしこもフルカラーディスプレイだったけど結局スクリーンそのものが視界の邪魔になるというそんなのやる前から分かるでしょが原因で日常使いは無理とターゲットは法人ですが大きな流れに。バッテリーや処理系の問題があるためパンフレットデは目立たないように処理されたケーブルの先に何らかのボックスがぶら下がっているのが現実なのである【同義語】目の上のたんこぶ。
MR(複合現実):ARが2年持たずVRが現実逃避だと私が批判したからではないだろうが今花形なのはMR。Microsoftから出ている開発用のHoloLensが一番ホットな製品。現実の世界にVRの画像を重ねることでより自然に使えるようにと考えられている。HoloLensに関しては単体で処理できる上にジェスチャーで操作可能なのも他とは一線を画する製品に仕上がっている。何でMicrosoftをそんなに褒めるんだと言われそうだが他は本当に酷いのだから仕方がない。まだ、製品の正式なアナウンスをしていないAppleが出してくるスマートグラスやHMDが出てくれば当然ボロクソにいうことに。【同義語】消化不良

結論:スマホをはめて使うゴーグル型のホルーダーを別にして、どの製品も変わり者(開発のためもあるだろうが、そういう人は大抵変わり者)以外がどうしても手に入れたくなる価格になっていないのが現状。Oculusが一番販売数が多いが、恐らくPalystation VRに抜かれるのも時間の問題。AR型も字幕表示などの特定の目的用がメインのため一般家庭で当たり前に使われるようになるのはいつになるかは不明。私の興味は本命のMR製品をAppleがいつどのような形で出してくるかだけなのである。

水曜日, 4月 26, 2017

東北で良かった発言問題

不用意な言質が多くマークされていた復興大臣が「東北で良かった」と文脈から切り離された言葉の揚げ足をとらrて辞任する結果になった。前後の文脈を考えれば発言の内容が決して東北をスケープゴートのように捉えてではなかったのだが、そんなことは関係なく文章を切り出して叩くのがマスメディア。言葉が足らないと言うか一言多いことから庇ってもまたやられると判断したのだろうがあっさりと辞任に追い込まれた。

と言うわけで、今回の発言の真意の部分を考えてみたい。東日本大震災の震源地が首都圏であったらその被害は天文学的なことになり復興など不可能であると直下型も含め首都圏が震源地となる大地震が起こることを危惧したのは事実。日本のGDPの43%を占める首都圏が壊滅状態に陥った場合それを短期間で復興させる資金を持つ国は日本くらいしかない状況。関東大震災の時のように英国や米国で起債して復興資金を得ることなど不可能なのである。対する東北全体の域内総生産規模のGDPに占める割合は6%未満。被害の大きかった太平洋岸地域だけに限定すれば3%前後なのである。それくらいの規模であっても累積で25兆円の資金をつぎ込んでも現在の状況。金の使い方に問題があるとしてもそれくらい復興には大きな資金が必要なのである。

結論:東日本大震災が東北ではなく首都圏で発生していたら復興する国家そのものが崩壊する可能性が高いのは動かしようのない事実。言い間違いで騒いでいないでいつ起こるか分からない大震災に備えた国家戦略を考えるのが政治家の務めなのである。

水曜日, 4月 12, 2017

シリア政府軍による化学兵器使用と北朝鮮

シリア軍によって化学兵器による攻撃があったとのCIAの偽情報(偽と承知の上で)をもとに米軍によるシリア空軍基地への巡航ミサイルによる攻撃が行われた。この攻撃によって民間人も犠牲になったが駐屯していたロシア軍には被害はなかった。化学兵器の保有を理由の米軍による攻撃はこれが初めてでないのは常識。ブッシュ時代にCIAの偽情報を理由にイラクを攻撃しフセインを抹殺したことが思い出される。そしてその結果が中東をさらに不安定な状況に追い込み世界中にテロを拡大させる結果になったことも忘れはしない。

そもそも、本当にシリア軍は本当に化学兵器を使ったのかが最初の疑問となるがこの時期に化学兵器を使うメリットはどこにもない。シリアを支援するロシアの監視のもとシリア軍の持つ化学兵器の廃棄が進んでいたのも事実。支援国であるロシアの信頼を失うようなことをする理由もないしロシアの承認のもとにそれを行うなど愚の骨頂のなのだ。政府軍、反政府軍の共同作戦でイスラム国を壊滅させることの方が重要な段階だが、現状はロシアの支援するシリア政府はアメリカの中途半端な支援しか持たない反政府勢力を圧倒しており全面的な衝突となればイスラム国と同時に反政府勢力を壊滅させることも不可能ではない。そんな時に発生したシリア政府軍による化学兵器使用とそれを理由とする巡航ミサイルによる攻撃。アメリカとってこんなに都合の良い話はないのである。

ここで重要になってくるのがシリア軍に対してどのような攻撃が行われたかだ。報道では59発の巡航ミサイルが打ち込まれたとあるが実際の被害に関しては詳細は語られていない。実際に基地に着弾したミサイルの数はわずか23発しかなく(そんなに撃ち落とされるなどあり得ない)、破壊されたのは修理中のミグ23が6機。ロシア軍も駐留する基地であったがロシア軍には被害はなし(それだけの精度があるなら皆着弾させられる)。攻撃が行われたのは米中首脳会談の最中。そして一部報道では実際には小劇による被害はほとんどなかったとさえ言われている。つまりは北朝鮮とその支援者としてコントロールする立場にある中国に対するデモンストレーションであったと考えるのが一番筋道が立つのである。

そして、更に化学兵器の使用というCIAによる情報は偽物であると承知の上で攻撃を承認したのは米国内のネオコン一掃を兼ねている可能性が高い。ロシアからの情報をもとにブッシュ時代にCIAは偽情報でイラクを攻撃したと批判していたのがトランプ。今回も偽情報だと明らかになれば良いだけ。ここまでのシナリオをトランプだけで作るのは難しいのでプーチンとの共同シナリオと考えるのが妥当だろう。

結論:事実がどうかに関係なくアメリカがそうだと決めればバックに誰がついていようがいつでも巡航ミサイルを打ち込むとのメッセージを北朝鮮に送りつけた。この攻撃に呼応する形で合同演習を終え帰路についていたカールビンソンも朝鮮半島に呼び戻した。朝鮮半島に戻るのは金正日生誕を祝う行事を行う15日。生誕祭に合わせる形でミサイルの発射実験や核実験を行えば米軍は間違いなく軍事行動を取るのだろう。

水曜日, 4月 05, 2017

韓国の大統領

弾劾で大統領職を解かれ検察の手に落ちた朴槿恵大統領。収監先で事情聴取を受けるのは全斗煥大統領以来21年ぶりとのことだがその間の大統領も一人を除いてろくな結末を迎えていない。韓国大統領には絶対的な権力があるがそれを利用して不正を働き退任後にが定石。これは戦後に始まったことではなく日本に統治されていた期間以外では当たり前のことだったのだ。

李承晩:初代〜3代。不正選挙を強行し四月革命で失脚しアメリカに亡命。
尹 潽善:第4代。軍事クーデターで退任。
朴正煕:第5〜9代。軍事クーデターで大統領となるが側近である情報長官に暗殺される
全斗煥:第11〜12代。退任後に利権介入、光州事件や不正蓄財で死刑判決。のちに特赦
盧泰愚:第13代。退任後に政治資金の隠匿が発覚し、粛軍クーデターや光州事件で軍法違反で懲役22年の判決。のちに特赦
金泳三:第14代。退任後に刑事犯になることはなかったが任期中に韓国が経済破綻
金大中:第15代。親族が様々な不正事件で五人逮捕される
盧武鉉:第16代。任期中に弾劾訴追を受け訴追案が可決され一時的に大統領職を停止される。任期終了後不正資金疑惑で捜査対象となり側近や親族が逮捕。本人は投身自殺
李明博:第17代。各種の不正、違法資金疑惑で捜査対象に
朴槿恵:第18代。「崔順実ゲート事件」により弾劾訴追案可決し最高裁判所により罷免される。検察により逮捕。

結論:ここまで来ると立派な伝統と文化としか言いようがないのだ。

火曜日, 3月 28, 2017

iPad AirがiPadに名前を変えた理由

出るぞと噂になっていたiPad Proの3月発表を期待していた人には拍子抜けだったAppleの新製品リリース。新たに販売となったのはiPad Airを改めiPadに名前を変えた9.7インチのiPadと(PRODUCT)REDのiPhone 7。iPad mini2は終了となりiPad mini4も128Gだけとなってしまった。最安値のiPadがiPad Air2の後継となるiPadと言うのもiPad Proが出ていなければありえない展開だ。新製品の発表会がなかったのも今回の製品群なら当然だと思うが、そうなると噂になっていた10.5インチはどのような製品になりいつ発表になるのかが気になるところだがまさか数週間で発表することなど考えられないのでこれはWWDCに持ち越しと考えるべきだろう。

WWDCと言えばアプリ開発者のための一大イベント過去には大きなハードウェアの発表が同時に行われることが多かったがここ最近はソフトウェアが中心の開発者会議となり寂しく思っている人も多いかもしれないが今年は大いに期待しても良いのではないだろうか。Timも昨年からAppleはプロを忘れているわけではない口にしているがそれはMac ProだけではなくiPad Proも含めていると考えれば様相が変わってくる。昨年登場したiPad Proはドキュメント作成を意識した仕様だったがいよいよアプリ開発も視野に入れた製品をリリースしても良い段階に入ったと考えられる。どんなに強力になってもiPhoneの画面サイズでアプリの開発は現実的ではないが噂になっている10.5インチや12.9インチのiPad Proなら十分に現実的な世界になるはずだ。

結論:iPad Airの名前をiPadに改めたのはiPadとiPad Proを明確にセグメント分けするため。iPad ProではiOSアプリ(Swiftベース)しか作れないかもしれない台数を売るためのコンシューマーモデルとデベロッパーモデルを分けることには十分な価値がある。私はそう思うのだがいかがだろう。

アンディ・ルービンは何をしたいのか?

ちょい見せの形でアンディー・ルービンが謎の端末の画像をTweetしたようだ。おそらくAndroidに連なる端末なのだろうが当初は資金援助を考えていたSoftBankもどうやら結局は手を引いたようだ。Androidのシステムの分断化を招いた張本人はアンディ。Googleを離れた最大の理由は分断化のために収拾のつかなくなったAndroidの担当を外されたからだと思うのだが独自のAndroid端末にPlaygroundのAIを載せで一角に食い込もうと考えていたのかもしれないが恐らく失敗に終わるだろう。

89年にAppleに入社するがすぐに子会社としてスタートしたGeneral Magicに移籍しMotoloraのenvoyの開発を担当。その後Microsoftに吸収されるが失敗に終わったWebTV、その数年後にはDengarでWindows CE端末ようなSidekick(スマホの一種)を開発、そういうわけかここもMicrosoftに買収され、その後スマホ用のOSを開発するAndroid者を設立。開発モデルはiPhoneとは似ても似つかないキーボード付きの端末(Sidekickみたいなデザイン)で動作するものだった。

結論:Androidは、フリーとオープンを旗頭にして一気に普及したがそれは、そこから利益を直接得る必要のなかったGoogleの後ろ盾があったから。またどこかに買収されればと考えているのかもしれないが二匹目を狙うのには無理があるのである。

木曜日, 3月 23, 2017

音声パーソナルアシスタント

それ以前から世の中には存在していたがAppleの「Siri」が登場するまで決して主演級にはなれなかった音声認識アシスタント。国内のものではドコモの「しゃべってコンシェル」などもあるがAIイコールパーソナルアシスタントのように考えられるようになったのも「Siri」の登場が大きく影響しているのは間違いない。今年のMWCなどはまさに「Alexa」一色の感があり「Google Assistant」や「Cortana」、「Siri」を一歩リードしていると感じさせるものだった。

発表当時は「Amazon Echo」のインターフェイスの印象が強かったがその中で開発された様々な外部機器をコントロールできる「Amazon Skill」が公開されたことでIoTを担う家電メーカーなどがこぞって対応したことが大きい。そんな中、Samsungは「Siri」を開発したオリジナルメンバーが独立して開発を続けたVivを買収し(買う方が早いから)「Bixby」として他社にも公開するようだ。そんなわけで今回は各社が発表した音声パーソナルアシスタントの違いに関して勝手に書きなぐってみたい。認識違いは山程あるかもしれないけどムキにならないようにして欲しい。

Siri(Apple):SRIのAIセンターの研究が元となったアプリケーションとしてスタート。SiriがAppleに買収されたことでアプリではなくシステムの一部に。macOSでもSierraから利用可能になったためAppleから出ている全製品で利用可能になった。メリットはApple製品共通のプラットフォームになっている点。デメリットは現状質問の内容を記録しないため履歴からの類推を行わないこと。特徴、人工無脳部分に注力されているため単なるアシスタントツールではない。現在リリースされている音声パーソナルアシスタントの中では認識可能な対応言語が圧倒的に多い。

キーワード:ツンデレ、ヒューマンインターフェイス

Alexa(Amazon):IoTと言えばAlexaと思えるくらいに一気に広がっている。外部機器との連携に関してはGoogle Assistantよりも多くAmazonは物販と決済で利益を出すビジネスが主となることとAWS上のサービスなのでSkillを公開し、Alexaを使ったハードウェアの開発ルールも明確に決められているため開発が容易である。メリットは物販に直接結びつけるサービスを構築しやすいこととiOSやAndroidにアプリとして提供可能なこと。デメリットは現状、英語とドイツ語以外には対応していないこと。
キーワード:物販、生活を便利に
 
Google Assistant(Google):日本語でも質問できるしSiriよりも的確な答えを出してくれるが、聞くべきことを正しく質問しないとSiriよりもダメな場合も。Siriは会話の相手をすることが可能だがGoogle Assistantはユーザーの僕的な対応をするためのAI。検索エンジンの進化系と捉えれば会話のニュアンスではなく文中の単語で最適な答えを見つけ出している感が漂う。Google Homeを中心とした家庭内のコントロールベースとなる技術だが発表後に製品が中々出てこなかったのでAmazonに先を越された。メリット、Googleの膨大なDBから最適な情報を選び出して答えてくれる。デメリットちっとも面白くない。
キーワード:機械処理、ビッグデータ
 
Cortana(Microsoft):英語だけではなく、ドイツ語やイタリヤ語、日本語にも対応。Siriの人工無能にあたる部分はりんなという別なシステムになっているため今の所Google Assitantのように有能な秘書。Appleで言えばSiriではなくSpotlight検索に近いのではないだろうか。今後Windowsの世界では大きく広がっていくだろうと思うがそのためには人工無能エンジンのりんなを取り込んでSiriのようになる必要があるのではないだろうか。
キーワード:電子秘書、Azure
 
Bixby(Samsung):Samsung独自に開発をしていたのかもしれないがSiriオリジナル開発メンバーが新たに起こしたパーソナルアシスタント開発企業のVivを買収してようやく発表。APIをサードパーティーに公開するそうだが独自OSを持っているGoogleやMicrosoftがプラットフォームを公開しているのにSamsung独自のものをどれだけ利用してくれるかはTizenの結果を見れば自ずから明らかに。SiriよりもAIとして優れているとのことだがもし本当にそうだとしたらGoogleやAmazonが買収しなかったのも腑に落ちない。独自の技術で囲い込めると考えての展開なのかもしれないがTizenで何も学ばなかったようだ。
キーワード:小中華

結論:音声パーソナルアシスタントと一括りに語られることが多いが、Appleにとって音声はヒューマンインターフェイスの部分が最需要で、Amazonはどこでも商品を手に入れらる部分がメインでAlexaを導入しているメーカーはAlexaが自社製品の購入動機につながればの世界。GoogleはAssisitantで集められたデータが飯のタネの世界から離れることはなく、Microsoftは企業のAzure導入の起爆剤になればなのである。Samsungはどうでも良い。

水曜日, 3月 22, 2017

ディビッド・ロックフェラーの死

6回も心臓手術を繰り返し生きながらえてきたデビッド・ロッフェラーがようやく息を引き取った。ロックフェラーの子飼いだったヒラリーが大統領選で苦戦と言われ始めた頃からロックフェラーの力が弱くなっていると噂になっていたが死の床に伏せていたと考えれば納得の結果だ。兄の急死(暗殺されたとさえ言われた)を受け本来であればジェイ・ロックフェラーの後見人になるべきポジションの傍流であるはずの五男デビッドがロックフェラー家の当主になれたのはわずか数年の間に兄たちが事故や腹上死などで都合よく亡くなってしまったから。その上、本人はどうすればそんなにドナーが簡単に手に入るのだと言いたいがオイル交換並みに簡単に心臓のすげ替えが可能でも死ぬときは来るのだと。

結論:2年前にディビッドの子供も飛行機事故で亡くなっているので本流であるジェイ・ロックフェラー(ジョン・ロックフェラー4世がロックフェラー家の正当な4代目当主に。

火曜日, 3月 14, 2017

iPhone登場から10年

一年もすれば撤退するとバカにされたiPhoneもあっという間に登場から10年。確かに初代が大成功かと言われればたかだか680万台しか売れていないじゃないかと言われてしまうのは当然だが、2G(GSM)ではネットに繋がる部分の良さが全く発揮できずWi-Fi前提のネット端末感はぬぐいようもなかった。

しかし翌年に登場したiPhone 3Gはインターネットにダイレクトに繋がる意味を思う存分発揮しAppleを素人扱いしてバカにしていた当時の欧米の携帯トップメーカー(Motrola、Nokia、BlackBerry)は業界再編の渦中に放り出されることになり無残な結果になってしまった。

iモードもおサイフもないし地デジ(ワンセグやフルセグ)も見られないから日本では絶対に売れないと騒がれたが、ないないづくしの状態のままで気がつけば国内のスマホの半分(実際に動いている台数はもっと多い)はiPhone。あれだけあったキャリアお抱えの携帯メーカーの多くはその姿を消してしまった。と言うわけで今回はiPhoneの何が他と違っていたのかについて書いてみたい。

iPhoneは何が他と違ったのか

その1:インターネット端末
BlackBerryなど業務に特化してシステムと繋がるビジネスフォンや電話回線を使ったSMSでのメッセージのやり取りやiモードのようにナンチャッテ(キャリア内のサーバ上のサービス)なネットサービスは存在したしiモードアプリがApp Storeの大きなヒントになったのは間違いないが、iPhoneはキャリアの回線を文字通りインターネットへの土管として利用する端末だった。形は携帯電話だがそこでやっていることはPCの世界そのものだったのだ。
その2:タッチパネル
タッチスクリーンを使った携帯電話はIBMの「Simon」(OSはシャープのZaurus)や、パイオニアのDP-211などだがそのタッチパネルはポインティングデバイスの代わりに過ぎず、その後に出てきた端末もその域から一歩も踏み出せず文字入力のためにキーボードが付いていた上に使われていたOSがWindows CEなどだったために小さい画面の中の操作をするためにスタイラスペンが必須の感圧ディスプレイだったが、静電容量型のパネルを使用したiPhoneは指での操作が可能だった。その上複数の指を同時認識可能だったので画像の回転拡大などがマルチタッチで可能になった。iPhoneの登場で急遽キーボードではなくタッチパネル方式に切り替えたAndroidはスクリーン感度のチューニングもまともにしていない代物だったのでその差は大きかった。
その3:Apple Pay
iPhoneにはおサイフ機能がないとずっと言われ続けていた。逆に言えばそこだけが唯一iPhoneをリードできる差異だったせいか初期の国内のAndroid端末はOSもCPUも常に世代遅れなのにFeliCaだけは載せると言う作戦を取ってきたが、どんなに頑張ってもFeliCaなしのiPhoneを凌ぐことは出来ず一番の目玉のはずのモバイルSuicaも利用客は全然伸びす年々搭載端末を減らすと言う結果になってしまった。そんな中Appleは米国内でApple Pay(こちらはプリペイドやポストペイの少額決済ではなくクレジットやデビッドカード決済)をスタート。リーダー端末の普及が今ひとつなので大成功とは言い難かったがJR東日本とのSuicaを利用した決済を機に一気に国内に展開Apple Pay自体 も急激に利用金額が拡大した。Android Payも追いかける形で国内展開が始まったがFeliCa搭載端末が減少傾向にある上に対応端末がAppleのiPhone 7やApple Watchよりも少ないと言うのが現状。国内のキャリアやメーカーが独自サービスを打ち出すことなど考えられないので結果的にApple Payに軍配は降るだろう。
その4:エコシステム
正直これが一番大きいのだがアップルのエコシステムはクローズドなシステムなので自称リテラシーの高いお利口さんはAppleの閉じたエコシステムがお嫌いだ。挙げ句の果てに今はそんな連中はそんなに存在しないのにAppleの仕組みを正当に評価する連中を信者呼ばわりする始末(私は信者かもしれないが多くのiPhoneユーザーは堅気だ)。そんな人は、Androidはオープンで自由が許される素晴らしい世界だと宣うが、それこそオープン思想に囚われたかわいそうな人たち。好き勝手を許してきたAndroidには本当の意味でのエコシステムが存在しない上に利益の出しようのないビジネスモデルから選手の入れ替えが激しく、いつまでもたってもそのビジネスは売り切り御免の世界を脱していない。どんなにオープン思想を開発者が賛美しようが一向にOSの分断化が解消されない世界で端末を使わされているユーザーは不幸なままなのだ。

結論:日本でiPhoneがここまで浸透したのは当然の結果なのである。

月曜日, 3月 06, 2017

MWC 2017

CESの勢いがなくなってこれからはモバイルだよと言われていたのは数年前のことだったのにGalaxy Note 7があんなことにならなくてもスマートフォン業界の急激な衰退がもろの出てきたMWCではないだろうか。私が出展をした2014年はGoogle Glassに続けとメガネ型ARが数多く出展されていたが2015年になると出ると噂になっていたApple Watchに先を越されるわけにはいかないとスマートウォッチの花盛り、前年にあれだけ騒がれていたスマートグラスは笛吹けども踊らずが明らかとなり一人気を吐いていたのはOculas Riftだった。そして、今年のCESはVRばかりだったがMWCではそれもそんなに大きな話題にはなくかなり寂しい展示会になったのではないだろうか。

LGの「LG G6」、Huawei「P10 Plus」、SONY Mobileの「Xpeia ZX Premium」も発表されたが例年一番大きなブースを構えその年の一年を飾る新製品の発表の場としてMWCを利用してきたSamsungのスマートフォンの新製品の発表がなかったことと合わせて、すでに成熟市場となってしまったスマートフォン業界を象徴する展示会になったのではないだろうか。

結論:コモディティ化してしまった市場は中国市場を見れば明らかなように猫の目のようにプレイヤーの入れ替えが起きるだけなのである。

火曜日, 2月 21, 2017

金正男は暗殺されたのか?

中国政府がその身柄を預かり保護していたというのが定説。金正日時代に北朝鮮に外貨をもたらしていたのは他でもない金正男。マカオや中国での生活費はその時代に作った資金から得ていたのかは分からないが、中国政府は金正男の現実路線を評価していた。そして、北朝鮮が崩壊するようなことがあれば正男を帰還させて。そんな正男がマレーシアで暗殺されたとされているが事実なのだろうか。暗殺の第一報が遠く離れた韓国からだったため正直言ってにわかには信じ難いと考えたのが最初の印象。その後マレーシア政府も殺されたのは金正男と断定したがDNA鑑定もせずに本人と特定した根拠に関しては提示されていない。

確かに見た目は本人のように見えるが命を狙われる恐れがある人間が影武者も用意しないだろうかというのが第一の疑問。そして同様の理由から今までに金正日とされていた人物が本当に金正男だったのかという疑問。金正男はヤクザのように刺青を入れ、不法入国で日本から退去されたのを切っ掛けに後継者争いから外れたとされているがそれも事実なのかは定かではない。

今回分かっている事実
・小太りの金正男によく似た朝鮮系の男がクアラルンプールの空港で死亡
    DNA鑑定をしない限り本人とは特定不能
・死ぬ前に男は何らかの刺激性の液体を顔に掛けられたと告げている
・実行犯の女は身柄を拘束されている
    そもそも工作員であれば足がつく前に国外に逃げるのが定石、そうでない場合には殺されているはず
    拘束された場合は特殊工作員は自殺するのが通常
・犯行の一部始終は空港内に設置された防犯カメラに収められている
    暗殺の現場の証拠をこれだけ残すなど常識ではありえない
・医務室で意識を失っている男の腹には刺青が見られない
    金正男は上半身全体に刺青を入れていたというのが定説
・重要人物の暗殺なのに今回は実行犯に明らかに素人を使っている
    北朝鮮による犯行であれば自国の特殊工作員を使うのが普通

結論:今の段階で北朝鮮による暗殺と特定する根拠は希薄。ギャング絡みの犯行ならば今回のようにずさんな殺し方の可能性はある。また、中国による北朝鮮に対する謀略であれば今回のように全て北朝鮮に濡れ衣を着せる工作は可能だろう。現状、本当に北朝鮮による金正男の暗殺事件かどうかは不明なのだ。はっきりしているのはクアラルンプール空港で 突然死したという事実だけなのである。

火曜日, 2月 14, 2017

Appleにまつわる噂

最上位機種はワイヤレス給電、OLEDとなるとの噂の流れていたiPhone 8だが、最新の噂だと全てのモデルがワイヤレス給電でOLEDになりそうな勢い。実際どうなるかは噂をしていても意味がない。Appleに関しては根も葉も無い噂でもDis流だけでもページビューが稼げるので有る事無い事アップしているのだろうが、それに踊らされて勝手に期待だけを膨らませてしまう人も未だに多い。Appleが約束もしていないことを実現していないと文句を言う人が後を絶たないのはひとえにいい加減な情報を拡散するメディアがあるからだ。

Appleにまつわる噂
その1:次期iPhoneのディスプレイはOLEDになる。Samsungへの発注の噂が事実ならiPhone SEの後継機(出るなら)や継続販売されるiPhone 7以外の新しいiPhoneにはOLEDが搭載されるだろう。マイクロLEDは次世代の技術
その2:ワイヤレス給電に関しては全モデルに搭載とは考えづらい。Appleが独自に開発を進めている磁界共鳴方式は現状実用レベルではないためQi 1.2.2準拠(15W)の電磁誘導方式になるだろう。AirPodsがW1チップによって通常のBluetooth以上の性能を示しているのと同じように何かしらの拡張の可能性はある
その3:Tim自らARに言及し今までにない製品の登場が期待されるがそれが2017年になるかは分からない。他社のメガネ型のウェアラブルデバイスを買い集めて研究しているところから察するにARデバイスはメガネ型になりそうである

結論:周辺情報から推察するのは自由だが少なくとも大手メディアは実現性の高い話だけを取り上げるよにしてほしい。これはスタートアップ系のクラウドファンディングにも言えることだが。

金曜日, 2月 03, 2017

Apple Watchの一人勝ち

いつまでたってもAppleから公式の販売数量が発表されないApple Watch。調査会社の推計では第1四半期に520万個を販売しそのシェアは63%とのこと。その期間に7,800万台を販売したiPhoneと比較するのもはばかられる数字にも見えるが十分ビジネスとして成り立つ立派な結果だと思う。ウェアラブル全体で見た場合にはFitbitが圧倒的に強いようだがスマートフォン同様、ローエンド市場はFitbitが押さえ(Appleは活動量計は作っていない)ハイエンドはAppleの独占に近い状態なのではないだろうか。

スマートフォンで圧倒的なシェアを持つAndroidはタブレット同様ウェアラブルの世界では勝ち組には慣れていない。Android Wear 2.0のリリースが遅れたのも原因の一つではあるだろうがAppleに先を越されるわけには行かないと慌ててリリースした製品が壊滅状態になったことで各社が及び腰になっていることの方が大きいはずだ。

Apple Watchと比べてその先進性が一般ユーザーにまで届いていないAirPodsもウェアラブル市場の大きな伏兵。ワイヤレスイヤフォンの範疇でカウントされるのであれば恐らく世界で一番売れているイヤフォンになりそうだがウェアラブルと捉えればウェアラブル市場形成の大きなコマに化ける可能性が高い。現行モデルはハートレートなどのセンサーを載せていないのでヒアラブル以上ではないがユーザーインターフェイスを変えるためのツールであることは間違いないのだ。

結論:言葉ばかりで実際にそんなものがあるのかと言われるウェアラブル市場だが現状を見る限りビジネスになっていそうなのはAppleだけ。今後大きな市場となるかどうかはAppleの行方にかかっているのである。

木曜日, 2月 02, 2017

大統領令の連発

就任早々選挙公約に掲げてきたものを大統領令の形で連発しているトランプに非難が集まっている。多くの常識ある人たち(往往にして常識は間違っていたりするが)はこのままではアメリカは世界を相手に戦争になるなどとご心配のようだが、その人たちは基本的に民主主義を信じていないらしい。そもそもアメリカでは憲法に違反しているものは大統領令であっても無効となるし議会が承認しなければ大統領令を実行するための予算もつかないし破棄されてしまう。独裁国家ではないアメリカでは大統領は不可侵の存在ではないのだ。阿呆だから大統領令を連発しているのだろうと考えている人もいるだろうがそんなことはない。

大統領令の形で選挙公約を再提示することで米国民の反応を伺っていると捉えるのが現時点では正しい判断だろう。現に移民政策に関しては国民の半数近くが賛成を表明し反対よりも多い状態にある。イスラム教徒排斥と騒ぐ人がいるが今まであまりにも自由だったものをまず締め付けることにが不法移民(テロだけではなく犯罪の温床になる)を減らすためには必要な措置と言える。トランプの発言は基本的に性善説に立っていないため自由だ、平和だと綺麗事ばかりを並べている全良な市民からしたら悪魔の所業なのだろうが、最初に書いたようにアメリカでは(民主主義が機能している国ならどこでも)大統領は好き放題のことができるシステムにはなっていない。トランプは落とし所を見つけるために敢えて過激な内容の大統領令を連発しているに過ぎないのである。

結論:日本では似非リベラルではない人たちの間でもトランプの評判は芳しくないが、これはマスメディアによるミスリードに踊らされているからだろうと思う。詩人に過ぎなかった平和主義者のオバマの8年間に世界中でどれだけ紛争が拡大していったかを知らない人が多いようだが、世の中を悪くするのは中途半端な介入と相場は決まっている。就任から僅か10日ばかりでこれだけの騒ぎを起こせた大統領の今後をしっかりと見守りたいのである。

水曜日, 2月 01, 2017

Appleが好調で過去最高の売上を記録

キャリアの実質ゼロ円販売が終了しiPhoneの売上がガタ落ちだとか、代わり映えのしないデザインのiPhone 7ではなく次期モデルのiPhone 8待ちで売れていないと書かれていたAppleが2017年の第1四半期の決算を発表した。結果は売れていないはずのiPhone 7は歴代のiPhoneの中で最高の売上台数となりiPhone 7 Plusの比率が高かったために売上金額も最高となった。頭打ちのはずだった国内市場も蓋を開けてみれば前年比で20%増の売上を記録。確かに昨年度全体は決して良い数字ではなかったが昨年の第1四半期も実は過去最高の売上を記録している。それをさらに上回ったのだから決してジリ貧とは言えない状況なのである。

一昨年はiPhone 6がバカ売れした中国が売上上昇の牽引車だったため中国の売上減が取り沙汰されがちだが2015年の中国が異常だったのだと冷静になレバ良いだけの話なのである。steveが亡くなってからAppleからイノベーションが消えたというのも常套句だがApple以外のメーカーからもイノベーションと呼べるような製品は一つも登場していないのが現実。先に新しい部品を載せることがイノベーションだと勘違いしていないユーザーはお為ごかしの記事に踊らされることなくApple製品を賢く購入しているのである。

iPhoneの売上だけに依存しているAppleは危機的状況だと批判されるが、iTunesで始まったサービス部門も着実に売上を伸ばしている。iPodの売上はどんどん減っているしiPadも売上が右肩下がりだがそれでも四半期で1,600万台を超える台数が売れている。他のメーカーで年間にタブレットを1,500万台販売しているところがどれだけあるかは知らないが他社と比較して出来過ぎの台数であることは間違いない。iPhoneの市場シェアがダントツなのは日本だが、アメリカの第1四半期のiPadの市場シェアは85%。Surface Proはタブレットにカテゴライズされていないからと言っても意味がないくらいの大きな差がついているのである。

結論:どんなにディスろうがAppleが一人勝ちを続けているのは動かしようのない事実なのだ。そろそろ最高の売上記録したではなくApple Watchの販売実数を発表した方が良いかもしれない。

火曜日, 1月 31, 2017

まだ3Dテレビなんて作っていたんだ

最後まで粘っていたSONYとLGが3Dテレビの生産を終了したとの記事が最近出ていたが、正直まだ作っていたのかが個人的な感想。地デジ切り替え後の買い替え需要をどうにかして生み出そうと言うメーカーの思惑から生み出された3Dテレビは3D映画以外にコンテンツが存在しないと言う状況でスタート。アバターが大成功したので行けると判断したのかもしれないが、それ以上に他が出しているのに出さないわけにはいかないと言う日本ならではの間違った認識が生み出したプロダクトだった。

挙げ句の果てに2010年になると誰も3Dを購入の決め手だなどと考えていなかったため息切れ状態となってしまいあっという間に投げ売りを開始。利益を出すどころか製造ラインを作ってしまった費用を回収することもままならず3Dテレビどころかテレビ事業そのものをやめるキッカケを自ら作り出して仕舞ったのだから。

かつてはドル箱だったテレビがメーカーのお荷物になったのと同じようにPC事業も携帯事業も花形から諸悪の根源となってしまい国内ではiPhoneを援護射撃する結果となってしまったのは皮肉な話だが、全てのターニングポイントは2011年なのではないだろうか。東北の大震災があったことが国内で最大の影響を与えたことは間違いないが、同様に前年に発売開始されたiPadがアップデートされiPad 2となってアメリカ国内で発売開始されたのが期せずして3月11日。

初代とは違いカメラが搭載されより多くのユーザーに使われるようになったiPad 2の登場で各社が頼みのツナとしていたネットブックは息の根を止められ、慌てて手を出したAndroidタブレットが使いものになる前にAppleはどんどんと先に進んでしまい結局タブレットができる前にPC事業そのものを売り払わなければいけないくなってしまっt。

結論:後出しで勝てる実力を持った家電メーカーどころか家電メーカーそのものが日本から消えて無くなるかもしれないのである。

木曜日, 1月 12, 2017

iPhoneの発表から10年

steveの製品発表の中でも最高と言われるiPhoneの発表から10年がたった。発表当時あんなもの1年もしないで消えると訳知り顔の連中(過去に囚われているだけの可哀想な人のこと)に言われていたのに結果的にAppleによって電話は再発明された。AppleがいなくてもGoogleによってスマートフォンは今の形になっていたと言い張る人はさすがにいないと言いたいところだが結構いたりするので補足しなければいけないがiPhone発表時にGoogleで開発していたAndroid端末はBlackBerryやWindows CEで動く携帯電話のようにキーボードが付いていた。AppleがiPhoneを出さなければどう考えてもタッチパネルを指で操作するような端末がすぐに出てくるような状況ではなかったのだ。

世界中を見渡せばAndroidの方が大きなシェアを握っていると(事実だ)したり顔で宣う人たちはいるが、それは世界中がハイエンド機で溢れているわけではないと言う一番重要な点をわざと無視している。恐らくAndroidの個数のシェアを上げている大半は200ドルにも満たないようなもの。Appleが出していない価格帯ではなく同じ価格帯だけで比較すればAppleのシェアは十数パーセントなどと言うことはないだろう。

AndroidにはiPhoneと違い多くの選択肢があると言う指摘はその通りだがそれが本当に良いことかどうかはAndroidを作っていたメーカーの趨勢を見た上で判断すべきだろう。iPhoneが発表された2007年の世界の携帯メーカーのベスト5は、1位Nokia、2位Samsung、3位Motorola、4位Sony Ericsson、5位はLGでAppleは、まだその他に括られるレベルだったがベスト5のうち現在も当時のままの形で会社が存続しているのは韓国勢のみ2011年まで世界1位だったNokiaはMicrosoftに買われたがそれも失敗に終わり携帯端末としてはブランド名だけの存在になってしまったが、それさえいつまで持つのかは定かではない。

SONYと手を組んで端末を出していたEricssonも携帯電話のNokia同様に携帯ハードからは手を引き地上局の設備などをメインのビジネスにしている。Motorolaの携帯部門はGoogleに買われた後、手放され結局レノボに買収されている。Appleなど敵ではないと言っていたところは確かにAppleの敵ではなくなったのだ。

国内は2009年にiPhoneが前面に出てくるまでが華。未だガラケーが主体だった日本全体に占めるiPhoneのシェアはわずかなものだったがスマートフォンに括られるジャンルだけに限れば初上陸のiPhoneの独占状態に近かった。そして2011年を最後にAppleから首位を奪うメーカーは存在しなくなっただけでなく合従連衡が進み(要は事業撤退)多くのメーカーの名前が消えていった。

2017年になるとAppleデバイスの数がWindowsデバイスを逆転するとのガードナーのレポートも出てきている。こんな状況になることを10年前に当然のことと考えていた人は当時は頭のおかしい人扱いだったがiPhoneが世の中を変えると判断した直感に狂いはなかったわけだ。

すでに成熟産業となってしまったスマートフォン市場でAppleを凌駕する利益を叩き出すメーカーが出てくることは到底考えられない。誰もが隘路に迷い込んでいるウエアラブル市場もAirPodsや噂されているAppleのメガネ型もMR(複合現実)デバイスによって初めて本当の市場になることだろう。

実際にAirPodsは僅か2週間の販売期間に過ぎないのに2016年に販売されたワイヤレスヘッドフォン市場の1/4のシェアを確保した。それも未だに6週間待ちで需要に供給が追いついていない状態でだ。他社も雨後の筍よろしく同様の製品を出してくるだろうが2017年はAirPodsが市場を席巻するに違いない。

結論:steveが亡くなった後のiPhoneは革新的ではないと見当違いなことを未だにしたり顔で語る人がいるが、デジタルミュージックプレイヤーがそうなったのと同じようにスマートフォンはすでに成熟商品。スマートフォンで大きな革新が毎年起こると期待する方がおかしい。次の革新の波はAirPodsや他のデバイスから巻き起こるのである。