水曜日, 4月 05, 2017

韓国の大統領

弾劾で大統領職を解かれ検察の手に落ちた朴槿恵大統領。収監先で事情聴取を受けるのは全斗煥大統領以来21年ぶりとのことだがその間の大統領も一人を除いてろくな結末を迎えていない。韓国大統領には絶対的な権力があるがそれを利用して不正を働き退任後にが定石。これは戦後に始まったことではなく日本に統治されていた期間以外では当たり前のことだったのだ。

李承晩:初代〜3代。不正選挙を強行し四月革命で失脚しアメリカに亡命。
尹 潽善:第4代。軍事クーデターで退任。
朴正煕:第5〜9代。軍事クーデターで大統領となるが側近である情報長官に暗殺される
全斗煥:第11〜12代。退任後に利権介入、光州事件や不正蓄財で死刑判決。のちに特赦
盧泰愚:第13代。退任後に政治資金の隠匿が発覚し、粛軍クーデターや光州事件で軍法違反で懲役22年の判決。のちに特赦
金泳三:第14代。退任後に刑事犯になることはなかったが任期中に韓国が経済破綻
金大中:第15代。親族が様々な不正事件で五人逮捕される
盧武鉉:第16代。任期中に弾劾訴追を受け訴追案が可決され一時的に大統領職を停止される。任期終了後不正資金疑惑で捜査対象となり側近や親族が逮捕。本人は投身自殺
李明博:第17代。各種の不正、違法資金疑惑で捜査対象に
朴槿恵:第18代。「崔順実ゲート事件」により弾劾訴追案可決し最高裁判所により罷免される。検察により逮捕。

結論:ここまで来ると立派な伝統と文化としか言いようがないのだ。

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