月曜日, 9月 29, 2014

Apple Payの意味

日本ではまだスタートするかどうかさえ分からないApple Pay。ようやくiPhoneでもおサイフケータイが使えると勘違いして喜んでいる人もいるようだが(技術的には可能なのでやらないと決まったわけじゃないが)、今までの電子決済とは全く違うポリシーで組み上げられたApple Payを私は評価したい。

評価出来る点
・三大クレジットカードの全てと契約を結んだ
・手数料を支払うのは銀行(0.15%)
・カード情報の代わりに一度限りのトークンで決算承認(セキュア)
・購買情報は一切集めない(個人情報漏えい防止)
・グローバルなサービス展開が可能

結論:誰もがそう考えていただろうiTunes Storeをベースにいずれは決済に向かうが現実となったのである。

火曜日, 9月 09, 2014

国内メーカーはAppleとiBMの提携をどこまで理解しているのか

iOS 8で更にEnterprise向けの仕組みが整備され、いつかはどこかが何かを仕掛けてくるのではないかと考えていたところでiBMとのEnterpriseでの提携話。徐々にEnterpriseでの利用を考えた施策を加えてきたとは言えEnterpriseのシステムを持たないAppleが一人でどこまでやってもタカが知れているのも事実。国内を見回してみてもAppleは物販だけで法人市場を攻めるためのパートナーシップも全然進んでいないのが今までだった。

そんな中で突如降って湧いて出たのがIBMとの提携話。今一つ本気度の感じられなかった国内ベンダーもさぞや驚いたことだろうと思っていたらIBMは日本では弱いからとタカを括っていることは明らか(ちゃんとその辺りの情報は掴んでいる)。IBMが本気であり日本も含めてどこまでの準備が終わっているかも知っているので、そんなに呑気に構えていたら痛い目に遭うぞと…

結論:日本のIT業界の特殊な商習慣が守ってくれると考えるのは自由だが、何年も前からIBMとAppleが準備を進めていて準備が完了したので正式に提携を発表したことを認識していないではジリ貧にならざるを得ない。Macに載るARM系のCPU(A10以降)をIBMが提供すると突然発表しても私は驚かないのだ。

日曜日, 9月 07, 2014

iWatchは時計なのか?

SamsungがGearを出したり、Android Wearが発表されたりとまだ発表もされていないiWatchを意識したウェアラブルが花盛りだが、Appleが出すのは本当に付加機能を付けた時計なんだろうか。デザインチームにマーク・ニューソンも加わりシンプルなデザインになることは約束されたようなものだが…

製品名がiWatchなのかさえ明らかではないが勝手に予想を
・iPod nanoでさえ時計アプリだけで時計になる時代に時計の訳ないじゃない
・心拍、血中酸素濃度、グルコースセンサーを内蔵(健康管理)
・6軸ジャイロ、加速度、GPS(活動量記録)
・CPUはA7で指紋認証(セキュリティ)
・NFC(決済システム用)
・Siri(音声認識、Homeコントローラー)

考えてみたらそれだけのものを全部入れられるのだろうか。

全然関係ないことで明らかなことはiWatchに関しては中国内では製造していないだろうと言うことだけ。何故なら発売がいつになるかは別にして確度の高いリーク情報がちっとも出てこないのだからどう考えても中国やベトナムでは作ってはいないようだ。米国内の自社工場で作っている可能性もあるが、ダークホースとなるのは日本の時計メーカー。時計じゃないのに時計メーカーはおかしいと思われそうだが機械式が主力ではない時計メーカーは電子機器メーカー。日本の時計メーカーに作って貰っているからスイスのメーカーに申し訳ないと言うアイブの言葉が…

結論:あと数日の辛抱なのである。