火曜日, 9月 09, 2014

国内メーカーはAppleとiBMの提携をどこまで理解しているのか

iOS 8で更にEnterprise向けの仕組みが整備され、いつかはどこかが何かを仕掛けてくるのではないかと考えていたところでiBMとのEnterpriseでの提携話。徐々にEnterpriseでの利用を考えた施策を加えてきたとは言えEnterpriseのシステムを持たないAppleが一人でどこまでやってもタカが知れているのも事実。国内を見回してみてもAppleは物販だけで法人市場を攻めるためのパートナーシップも全然進んでいないのが今までだった。

そんな中で突如降って湧いて出たのがIBMとの提携話。今一つ本気度の感じられなかった国内ベンダーもさぞや驚いたことだろうと思っていたらIBMは日本では弱いからとタカを括っていることは明らか(ちゃんとその辺りの情報は掴んでいる)。IBMが本気であり日本も含めてどこまでの準備が終わっているかも知っているので、そんなに呑気に構えていたら痛い目に遭うぞと…

結論:日本のIT業界の特殊な商習慣が守ってくれると考えるのは自由だが、何年も前からIBMとAppleが準備を進めていて準備が完了したので正式に提携を発表したことを認識していないではジリ貧にならざるを得ない。Macに載るARM系のCPU(A10以降)をIBMが提供すると突然発表しても私は驚かないのだ。

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