火曜日, 12月 31, 2013

豊臣秀吉って その1

前にも書いたかも知れないが、私は秀吉が足軽の倅と言う通説には全く与しない。本当に足軽の身分で草履を暖めたくらいで天下取りが出来るほど戦国時代だって甘くはなかったことは分かりそうなものだ。どんなに困窮していたとしても関白や太閤と言う称号を金を積めば出してくれるほど朝廷は甘くはない。歴史では近衛家の猶子となって藤原でも五摂家でもないのに関白をなれたと残されているが、それは事務的な手続きに過ぎず関白にしなければならない何かがあったと考えた方が理にかなっている。それを探るにはやはり出自を追わなければいけないのだが、関ヶ原で敗れてしまい滅びてしまった一族のため、書くと都合の悪いことは正史には残らない…

父親が足軽とされているが傀儡であったとも言われ、そうなってくると山の民に繋がる非人の可能性が高く士農工商の身分制度に縛られた人から見れば非人は下層民となってしまうのだが、彼らのルーツは秦氏や葛城氏をルーツに持つ技巧集団。南朝を支えたのが彼らであったことは間違いの無い事実で、なぜ朝廷も吉野や熊野に手を出せなかったかと言えば天皇と言う称号が出来る以前の大王の時代に日本を支配していた勢力であったからであろうと。

農耕民の頂点に立つ天皇と山の民の頂点に立つ…裏天皇。八咫烏と呼ばれるものは戸籍上は存在しない(租税を払う必要がない存在)。非人と重なるのです。非人とは朝廷の支配下に入らなくても良かった集団。商人や技術者や修験道(陰陽師に繋がる)、芸人(諜報)など技術と情報を駆使することで繋がっていたものが山の民であり、秀吉はその中で特別な存在だったのではないかと。

〜続く

2013年を勝手に総括する

出荷数は相変わらず増えているのに(それでも頭打ちになりつつある)、いつまでたってもネット上のトラフィックが一向に増えているようには見えないAndroid。スマホでは圧倒的なシェアがあるように見えるのだが、私の予想した通りタブレットではiPadには遠く及ばず、Windows陣営にさえ負ける始末だった。売れなくなったPCの代替えと言う後ろ向きな理由があるにせよタブレットの世界はiPadとWindowsタブレットの二強になるのは明らか。iPhoneの勢いそのままにタブレットの展開に成功したAppleとは違いAndroid陣営は…

スマホ絡みで言えばついにドコモもiPhoneの販売を開始し日本ではAndroidでは勝負にならないと言う事実が確定した一年だった。今後は、三社そろい踏みになっただけではなくSIMロックフリー端末のネット販売も始まり三代キャリア以外のMVNOで使うと言う選択肢もどんどん増えてくるだろう。ネットさえ繋がれば音声はLINE(大嫌いだ)などのアプリを使うのが当たり前になり音声系がないことはなんの障害でもなくなっていくことが決定づけられたのも2013年だった。

iPadも大方の予想通りの形でAirがデビューし、miniも画面の大きさ以外に違いがなくなり機能を取るかサイズを取るかと言った悩ましい問題からも開放された。現在、出荷が2ヶ月先という状況にあるが最後の大物のMac Proも一新されプロユーザのニーズにもギリギリ応えられた2013年。OSも新しい次元に一歩踏み出しいずれは両者が統合されて行くことが明らかになった。

結論:予想だにしない製品の発表がなかったとは言え、2014年に今までに無かった製品を登場させるまでに出さなければいけなかった製品は全てアップデートを完了。戦闘態勢を整えた2013年だったのである。

木曜日, 12月 26, 2013

ジャパゾンに思うこと

AmazonやiBooks(大した事ないと思っていたらそれでも最後発なのに二位)に押されまくっている国内の電子書籍市場。このままでは取次を通さな い市場になってしまうと泡を食ったのかはしらないが取次、出版社、書店が集まって電子書籍販売推進コンソーシアムを立ち上げ「ジャパゾン」(Amazon 対抗のはずなのにパクっている段階で完全に負けてる)て対抗しようと言うことらしい。諸悪の根源のようにいつも叩いてばかりの取次にも必要悪の部分はある が取次がある事によって在庫リスクを考えずに営業が可能だった書店の甘え体質が今回のコンソーシアム騒動でも見えている。

そもそも、戦時 統制下でスタートした再販制度が残っている事自体が問題の本質なのだがそれを盾にして電子書籍さえ紙の書籍と同じ価格にしろというのだから話にならない。 印刷された全てが売り切れた時に上がるであろう利益(まさに皮算用)を基準にすること自体が間違っているのだが、それが分かっているようならとっくの昔に 再販制度などやめていただろうと。

揚げ句の果てには返本の山を抱える結果になり、その時にこんなに出さなきゃ良かったと気付くのだろう。 どうでも良いものを大量に刷って資源の無駄遣いをした上にブックオフが繁盛する。それって、やっぱり再販制度に守られている現行の書籍の価格が見合ってい ないと言うことなのでは。電子書籍ならばブックオフに並ぶこともなく(だからベストセラー作家の作品を店頭でダウンロードさせようと)、一銭も自分の懐に 入ることのない本の流通を阻止出来る。取らぬ狸の皮算用などする時間があったらユーザが何を望んでいるかをじっくりと考えるべき。倉庫代や返本費用 を考えたら電子書籍の価格を相当割り引くことが可能。再販制度がそれを邪魔していると言うなら電子書籍には再販制度は適用しないなどを推し進められるなら コンソーシアムに意味も出てくるのだ。

自ら書籍を注文することもなく取次から送られてくる本から売れそうなものをピックアップして残りは 返本すると言うやり方に安住してきた書店、それで書店が大きな損をしないような仕組みを用意した取次、再販制度に依存した出版社。そう言う前時代な流れは ここで断ち切るべきだろう。

もちろん、書店、出版社、取次の全てが現行のやり方を守るためだけにコンソーシアムに参加しているとは思わないが、今の制度があるおかげでアメリカの音楽業界みたいにならなくて良かったと考えている連中がいるようなら電子書籍がなくても出版業界の将来は…

結論:再販制度があってガチガチだから未だに日本ではCDが流通している(本当だろうか?)のと同じように現行の制度で生き長らえているとも言えるが、長い目(そんなに長くない)で見れば再販制度と取次におんぶに抱っこで居たのでは衰退は免れないのだ。

土曜日, 12月 21, 2013

13インチのiPad Proは出ない

miniが出たのだから次は画面サイズの大きなProが出ると噂になっている。目撃情報も色々と出て来ているので遂にAppleも追随かと言う今日 この頃だが、果たしてそのような展開になるのだろうか。まず、考えなければいけないことはMacBook Airよりも大きなiPadに何を期待するかだ。

Windows陣営ならキメラOSをブチ込んで鵺(ぬえ)のような何が何だか分からない タブレットやノートPCにしてしまうのだろうが、それではユーザの生産性は下がるばかり。だから、余計なもののないXPが未だに使われているわけだ(ま あ、他にもたくさん理由はあるが)。Appleがそんな中途半端なことをする訳もなくAndroidのように単純にデカイタブレットを出してくるとも考え 辛い。

iPad Airは軽くなったとは言え13インチとなって来ればMacBook Airの11インチと変わらぬ重さになるのに出来る事は明らかに劣る。画面が広くiOSアプリは快適に動作するとしてもそれだけでは他のiPad程の需要 は見込めないだろう(他社の販売台数並じゃ商売じゃないのだ)。

ここからは私の妄想なので恐らく外れるだろうが、デスクトップ(キーボー ドとジョイント)として使う時にはフルのOSXで稼働し取り外した瞬間にUIのモード(OSXサブセット)に切り替わる新しいタイプの13インチの MacPad。CPUはARMのA9で標準搭載されるアプリはOSXモードとiOSモードの両方で最適なインターフェイスを持ったUniversal Binary。本来は違うCPUで実行可能なのだが、UI別の実行系を持つ(そのために標準アプリの無料化?)。問題は、それをWindows 8のような見苦しい形でなく実装出来るかだが。

OSXで動くには最低でもA9クラスのチップが必要だろうから出てくるのは2015年…
もしも2014年に出てくるとすればその場合は間違いなくキーボード側にIntelチップ、ディスプレイ側にARMチップ(A8)のデュアル構成(当然メモリも別)。どう考えてもコストが…
CPU別にOSを起動しておけるのでディスプレイを外した瞬間にOSX側はスリープしてiOS側に切り替える事が可能。問題はユーザドキュメントはどこにあるかだが、これはローカルではなく全てiCloud側に置く事で回避。そんな面倒な…

と 言う事で散々書いてきたのに一番あり得るのはキーボードを外した時にはiOSと同じインターフェイスで動作し、キーボード(タッチパッド付き)を繋げると タッチスクリーンを使わなくても操作可能なMacの登場なのでは。そのために両OS間のインターフェイスの共通化を更に図る。

結論:複数のOSの切り替えを自動で行おうとするとこんなにも複雑な事をしなければいけないし、大きなiPadだけでは特定の用途以外では需要が。13インチのタブレットは分離可能なMacの可能性が高いのだ。

土曜日, 11月 23, 2013

SIMフリーiPhone発売開始に関して


iPhoneが発表された時にいずれは携帯網は通信手段の一つに過ぎなくなるとBlogに書いた。日本くらい広いとWi-Fiでカバーできる範囲が狭いため携帯もうなしで通信が可能なところは限定的になるがVoIPやアプリで音声通話が可能になってしまえば音声とデータ通信を分ける意味はなくなるのだからデータ通信が可能なSIMさえ手に入れられれば良いわけだが、今まではSIMロックなしの端末を海外で手に入れるしか方法がなかったためにその数は限りなく少なくデータ通信で音声通話はメインストリームではなかった。

通話料を考えずに済むLINEなどのアプリを音声コミュニケーションの手段としてデファクト化して来ているが、AppleのFaceTimeオーディオもその辺りを狙って用意されたのは間違いないだろう。そんな中でのSIMフリーiPhoneの発売開始。キャリア契約することで実質本体価格が無料になる日本において、どれだけ売れるかは未知数だが一定以上の台数が出て来ると音声契約なしでiPhoneが利用可能になるプランなどが新たに提供されるだろう。それを睨んでの相手を選ばない無料通話し放題のプランがドコモから出てきたのだ。

結論:蟻の一穴が空いてしまった。

教育と学習



世紀の大失敗であったゆとり教育は終わったが、日本の教育制度の中では土台無理なものだったから当然の帰結。明治以降、富国強兵を達成するために施行された教育制度は標準的な日本人を作り出す上で大きな成果を上げる事が出来たが、戦前以上に硬直化した(戦前は飛び級制度が存在した)平等思想の中で更に自分で考える力を失わせる結果になってしまったのは間違いないだろう。

学習指導要領(決して教育指導要領ではない)と言葉として学習が使われているがその実態は教師側からの教育指導の方法の規定であって、生徒の学習を促すものではないわけだ。それを補おうと自発的な学習を促すためという崇高な理想を掲げたゆとり教育は、生徒自らが考える事を促すものにはなりようもなかった。

悪名高きセンター試験も終了するが、義務教育の基本は読み書きそろばんのような基礎的な知識の養成と人間力を養う歴史(いつ何が起こったではなく、何故それが起こったかを学ぶ)や倫理を学び。それ以外に関してはそれぞれが選択をして自由に学ぶべきだろう。基本的な義務教育の教科数を減らし、その代わりに自由学習を増やす。当然、それを教えられる教師がいなければいけない(小学生から全員に英語教育などと宣う馬鹿がいるがどこにそれだけの英語教師が居るんだ)。

一朝一夕で教育制度全体を変えることは不可能だが、一部の学校に得意分野を持たせるなどの形で徐々に学校ごとの特徴を持たせ教師も専門化していくことが必要だろう。現状は公立校の中高一貫教育は高偏差値を作る形になっているが、それぞれの校風も出て来ている。これを発展させる形で数学教育ならば大学レベルというところが出て来る事で、本来は本当の学習の場である大学も今以上に専門性を高めることが出来るだろう。

結論:今こそ、教育ではなく学習が必要なのである。

木曜日, 10月 31, 2013

Apple の iWork が Microsoft Office にはかなわないと考える8つの理由に反論する

iWorkが、MS Officeにはかなわないと言ういたくもっともな記事が上がっていた(http://japan.internet.com/busnews /20131030/6.html)。全く仰る通りでOfficeがないと仕事が成り立たない人にiWorkを使えと言ったって所詮無理なのはApple 信者の私だって心得ている。しかし、人の作ったスプレッドシートを見る事の方が多いレベルの人になると話は随分と変わってくる。そもそも、Excelや Accessレベルでは本当の分析が出来ない人にとってはOfficeだって子供だまし…

と、いう訳で独断と偏見で一つ一つに反論を。

1. Apple の「Numbers」は、Excel ではない
ピボットテーブルや様々なグラフ機能がないのは確かだが、ピボットテーブルを使っている人が大多数の企業が大多数だとは思えない。Wordよりも表組みがしやすいからとExcelをワープロ代わりに使っている人ならばNumbersの方が数段優れているのだ。

2. Office は(ある意味)無料だ
こ れは、バンドル品の事を指しているのだろうがバンドル品のOfficeをアップグレードする時に掛かる費用を全く考慮していない。バンドル品はップグレー ド時にアップグレード版は使えなかった(今は変わったかも知れないが)。現状もそうだとすればアップグレード版ではないパッケージを手に入れなければいけ ない訳だが、Mac版のOfficeと比べて信じられないくらいに高価だ(下手をすればバンドルされたPCが買える)。

3. Office は様々な"デバイス"上で利用できる
iWorkはAndoroid上では動かない。Andoroid上では使って欲しくないのだろうがHTML5版のiWork for iCloudが使えるデバイスならば様々なデバイスで利用可能だ。今はβかも知れないがいずれ無料で正式版が公開される。

4. Office は様々な"OS"上で利用できる
3 の分を参照。iWork for iCloudの事も触れているがOfficeもAndoroid版のネイティブアプリはなかったのでは。Office365の事を言ってるんだとしたら、 現状はマクロも使えない出来損ないと答えるしか。CloudOnの方がまともなのでは。

5. iWork は企業向けプラットフォームではない

Appleは、iWorkを企業向けプラットフォームだと一度も考えた事はないと思う。勿論、WordやExcelの使わない高機能が不要な人には使って貰えると考えているだろうが。

6. Word のワードプロセッシング機能は、今もまだ Pages を上回っている
使わない機能の数を自慢するのは死んだ子の歳を数えるようなもの。

7. 企業ユーザーにとっては無料であることよりも、サポートが重要
手厚いサポートがないと使えない化け物よりも手軽に使えるツールがあれば良い。

8. デファクトスタンダードとしての Microsoft Office
未だに使っている人がいるOffice2003以前のバージョンではそのままでは読めないOffice2007以降のファイルはiWorksでは取敢ず読める。

結論:Officeがないと仕事にならない人にとってiWorkで十分などとは一度も考えた事はないが、バカの一つ覚えで誰もが入れなければいけないほど必要な訳ではないのに高過ぎると言いたいのだ。

ドコモはどこで道を誤ったのか?

iPhoneの初代が登場した当時は間違いなくi-modeの方がまだ優れていた。そう言う意味では初代を日本向けに発売しなかった(通信モジュールの関係で出しても使えなかったが)Appleは賢明な判断だった。しかし、Appleは当然そんなところに留まるつもりはなく日本での発売だけではなくApp Storeと言うエコシステムも合わせて用意する事でi-modeの中で行われていた事をグローバルなサービスとして展開してきた。

App StoreをiTunesと同じ仕組みを用意したところで日本でもiPhoneが売れる事は約束されていたが、発売当時の業界誌やIT系のWebサイトは、ほぼ全面的にi-modeのある日本ではiPhoneはもの好き(恐らくApple信者の事だったのだろう)にしかうれないと、散々な書かれ方だった。同じように叩かれたアメリカでiPhoneが既に成功していたのに、どうしてそんな予測になったのかは謎だが、恐らくスポンサーである国内メーカーに気兼ねしたのだろう。まあ、そんなおべんちゃらで持ち上げるもんだから国内メーカーはAndroidに乗り遅れ(乗り遅れたら見送れば良いのに、後から乗り込むと言う二重の失敗を犯してしまった)ガラケーが死に、スマホが討ち死にする事になってしまったのだが。

素直に眺めればiPhoneは非常に右脳的なデバイスなので日本でこそ受ける端末。Windowsが日本で伸びたのは日本人受けするOSだったからではなく会社でOfficeが標準になってしまったからに過ぎなかったのだ。その責任はWindowsが世界を席捲し始めた時期のAppleが社内の統制が全く取れずにOSひとつまともに完成させる事が出来なかった事に帰結する。WindowsがデファクトになったのはAppleが死に体だったからなのだ。

話がそれてしまったが、iPhoneの日本発売を考えた時に最初に白羽の矢が立ったのは当然ドコモだった。CDMA2000の通信モジュールを持っていなかったのだからauは選択肢にはなりようもなかった。Appleの突き付けた条件がおいそれと飲めるものでなかったのは分かる(Steveがそんな甘い事をする筈がない)が、それ以上にAppleの持つApp Storeが自社のドル箱であるi-modeを駆逐することの方が大きかったのだろう。小銭稼ぎでぶら下がるi-mode業者の面倒を見なければいけないと言うのが公の動機だったのだろうが、自分のところに一銭も落ちてこないAppleのエコシステム専用の端末など到底許せなかったのだ(国内メーカーに対するのと同じように自分たちの方が上だと考えていた訳だ)。

結論:タカをくくっていた最初の判断から間違っていたのだ。

新しいiPadに関して思う事

通常であれば遅くなってしまい例え半日前であっても取敢ず個人の予想を上げていたのに、何で今回はiPadの予想を書かなかったのかと言われそうだ が、最近は確度の高い情報がリークされるようになり正直予想するまでもない状態になっているからというのも一つである(実は忙しかったのも)。

そ んな中で蓋が空いてみると4月に予想した通りにサイド・ベゼルが細くなりより薄くより軽いiPad Air(A7搭載は予想通り)が登場したが、希望でしかなかった500gを確実に切ってきた事は驚きだった。その上、あの大きさでは良いところでA6チッ プしか載らないし、Retinaは時期尚早だと予測していたminiは画面サイズ以外はiPad Airと同じと言う二階級特進なみの離れ業を演じたのだから本当に驚きだった。

今までは重さを取るか、処理速度を取るかと言うある意味で 非常に悩ましい選択肢だったのが、これからは自分のライフスタイルに合わせて最適な大きさはどちらかを考えると言う嬉しい悩みに変わったのだから Apple信者でなくても嬉しい限りなのだ。勿論、今すぐ欲しいと言う人にとっては11月末まで待たなくてはいけないminiにするかiPad Airにするかは相変わらず悩ましいところだが、それはiPad Airの実機に触れて判断すれば良いのでは。

結論:より廉価なiPadとしてiPad 2やmini(カラーは変更)を残した事でより多くの選択肢を用意したApple。これでもAndroidのタブレットを欲しいと言うのなら、好きにすれば良いのだ。それで不幸になっても知らないのである。

水曜日, 10月 30, 2013

ト○ン○ーズに行政処分が下るのはいつ?

美容内科などのステマが問題視され、今後行政処分なども考えられるトレンダーズ。創業当時に何度か経沢さんにも逢った事があるが正直凄くいやなものを感じた事を思い出す。彼女そのものと言うよりもその背後霊(普通はパトロンというらしい)を感じ取った訳だが…

さて件の問題とは医療機関は実は厚労省のガイドラインでは広告を掲載してはいけないことになっているのだ。そんな事はないWebなどでクリニックなどはやっているではないかとなるのだが、HPは広告とは見做さないとと言うものを根拠にしているだけで実際に顧客誘因を掛けていれば指導の対象になる、そのグレーの部分をついて、広告でないHPに誘導するだけなのでトレンダーズのやっている事は広告じゃない…そんな苦しいわけは厚労省は恐らく認めない。

その上、利用者による体験談や手記は医療機関では禁止されているのを逆手にとってクリニックのHP上では掲載できない体験談や手記を掲載して該当のクリニックに誘導しているとしたらやっている事は完全に厚労省のガイドライン違犯なのだ。

そして、更に上を行くのがキャンペーンや、○%OFF。価格を二重線で消して安くしている表記等も禁止されているのにトレンダーズ上で発行されているクーポン券…

やったらやばいでしょと言えるような事ばかりをやっているキレナビが収入源の大半だと言われているトレンダーズってやっぱり…

結論:個人的な恨みなんてちっともないけど、最初の印象通り極めてグレーな雰囲気を醸し出し続けているトレンダーズをやまもといちろうさんに習って生暖かく見守るのである。

土曜日, 10月 26, 2013

Samsungも安泰ではない

Android自体の勢いが一頃と比べて減速し始めている中、Samsungだってトップを守り続けるのは難しい状況になっている。そんな中、中国の「Xiaomi」が発売を開始したミドルレンジの価格でハイレンジの製品が飛ぶように売れたそうだ。

中国市場において廉価版を用意しなかったAppleを既にシェアで抜いているXiaomiは厳しい相手になると書かれている記事もあるが、今回のiPhoneの発売開始で殆どが5sであったAppleにとってXiaomiは直接の当面ライバルではない。直接影響を受けるのは現在中国市場でシェアトップにあるSamsungなのは間違いない。

結論:廉価版を考えていないAppleがXiaomiと直接食い合う事はないのだ。それよりもミドルレンジ・モデルなのにSamsungのハイスペック機以上に魅力的なXiaomi。Samsungは、今後どうでるつもりなのだろう。

iPhone 5cが売れないのは?

廉価版だ、全然売れないと散々の書かれ方の5c。本当に売れていないかはこの際おいておいたとして、あくまで5sとの比較の話。最初に買い替えに走るのはすぐにでも新しいiPhoneが出れば買い替えようと言うアーリーアダプター。そんな連中がどうしても欲しいと考えるのは当然iPhone 5s。その上、供給が 間にあっていないのだから飢餓感が…。

結論:iPhone 5cが5sよりも売れていないように見えるのはiPhone 5sと比べられてしまうからなのだ。

水曜日, 10月 02, 2013

iPhone 4でさえ対応したiOS 7

iPhone 4がデビューしたのは2010年の6月。既に3年を経過した端末なので新しいiPhoneに機種変をしてしまい現役で使っている人は少ないかも知れない が、iOS7はiPhone 4以降に登場したiOSデバイスの全てに対応している。iPhone 4では動作が遅いなどの批判はあるかも知れないが、それだって初期のAndroid端末と比べたら月とスッポン。アップデートによって更に使い易くなる部 分とのトレードオフは十分に成り立つ。既に、iOS6端末の半数以上はiOS7にバージョンアップを完了。年内に殆どのデバイスがiOS7に変わるのは間 違いないだろう。

何故、そんな事が可能なのかと言えばiOS6からPC無しでOSのアップデートが出来るようになったからだが、アップ デートを促すバッジとボタン一発でアップデートが実行可能なシステムを用意したAppleの先見性の成せる技だったのだ。プリインストール以外のOSは机 上のアップデートに過ぎないAndroidとの大きな差はますます開くばかり。OSの分断化がユーザの分断化に繋がる事に気付いた時には手遅れなのだが…

結論:三年前の機種でさえサポートするApple。継続と革新を同時に行う事ができるからこそAppleファンが増殖可能なのである。責任を持つと言うのはこう言う事なのだ。

みずほ銀行の不祥事

反社会的勢力(暴力団とも言う)にオリコを通して融資をしていた事が、二年もまえに発覚していたのに放ったらかしてきた事がばれ、金融庁から業務改善命令を受けたみずほ銀行。分かっていたのに二年も隠していたのは半澤直樹のドラマを地で言った訳だが、それが何故今回表沙汰になったのか。

面白いのは今回の問題で責任を取らされるのは旧みずほファイナンシャル系(旧第一勧銀、富士銀行)の取締役。度重なるシステム障害などもあって業務改善命令を度々受けていたみずほ。それを面白く思っていなかったのは当然…

結論:みずほ銀行は旧興銀の完全支配下になったのだ。

月曜日, 9月 30, 2013

Androidは、無法建築

もう随分前になるがAndroidは終わっていると書いたら、随分と多くの部外者からアクセスが殺到した。

最初に書いた時はGoogleの言う自由は無責任に過ぎず、ディズニーでジャングルクルーズをするのと本当のジャングルに置き去りにされるのとの違いだと。その後は、アップデートもままならずゆーざが置き去りにされるはずなので、いずれはユーザもAndroidの問題(分断化)に気付き嫌気がさすだろうと。

その頃は、ちょうど面白がってAndroidのバージョンアップが繰り返されていた頃だったが、国内メーカーもガラケーを捨ててスマホに移行しなければいけないと思い違いをしていた時期(なんでわざわざ窮地に飛び込んだんだ)だったので、Twittet上で随分を文句を書かれた(直接食ってかかってきた人は一人だけだったが)。

その後の、Android陣営の状況は表面的にはシェアも大きく伸びていてAppleに翳りと相変わらず書かれる始末だが、お前らに電話の何が分かるんだとほざいていた携帯の大メーカー(Nokia、モトローラ、BlackBerry)が、いずれも何処かに買い取られる意外に生き残る道が残されなかったことを考えれば、繁栄でではない事は間違いないのだ。プレイヤーが変わっただけだと反論もあろうが、最初にAndroidにいてを出したHTCも風前の灯。どう考えてもAndroidでは幸せにはなれないのである。

何で、こんな無様なことになったかを一言で言えば、Androidの根本的な考え方に間違いがあったで終わってしまうのだが、もう少し細かく見て行った方が理解しやすいだろう。

Androidの問題点
その1:建築基準がなかった
最初の段階でGoogleが提示したのは建築のラフスケッチに過ぎず、与えられたパーツは全体像を持たないものであった。Appleも、スタート時に将来どうなるかのビジョンまでは持っていなかった可能性があるが、少なくとも野放図にならない事を前提にしていたので、建築基準法は定めていた。同時に自社製しかないため部材そのものもコントロールされていたため違法建築が入り込む余地はなかった。Androidに関しては短期間にユーザ数を増やすために自由とオープンをお題目にしたtめに建築基準を出すわけにいかなかったのだ。
その2:施工業者を選別しなかった
Appleであれば施工業者(EMS)の選別、部材の提供という形でレギュレーションをコントロールしモデルごとの企画統一が可能だったが、組み立てに使う部材の手配から好きにさせたAndroidでは、与えられたOSでまともに動くかどうかも検証なしに出荷可能な状態を生み出してしまった。その上、傍観者として見ていたらどうしてそんなに好き放題にOSに手を入れるのだと思うほどにバージョンの改定の連続。国内メーカーのように出遅れ組にしたら、製品を出荷する前に次のバージョンがリリースされ、それをサポートすることさえ不可能な状態を作り出してしまった。それは、デフォルトとなる部材の基準がなかったからなのだ。
その3:差別化が分断化を加速
誰でも自由に手に入るOSを使っているのだから他者との差別化を図れば、自社独自のどうでも良い昨日を追加する必要があり、ソフトウェアでは実現不可能なハードをよりによって載せざるを得ない状況を自ら作り出してしまった。世界中で使えるはずのOSなのに結果的には国内メーカーは海外では通用しないドメスティックな端末開発に注力した。結果的にはガラケーと呼ばれた携帯と同じことを繰り返して自らの体力を消耗させただけなのだ。それだって、飛ぶように売れれば問題はなかったが、Appleの製品とは違い新製品を正価で買ってもらえなかったのだから目も当てられない状況に輪をかけただけだったのだ。
その4:キャリアの衰退
背に腹を変えられずiPhone販売に売って出たドコモを見ればわかるように、どのキャリアもメーカの面倒を見るほど余裕はない。キャリアから提示された仕様で端末開発を続けてきたメーカーにとってのお客様は客様だったので、キャリアが喜びそうな機能を載せることにばかり目を向けていたため、一派人ユーザのニーズに応える開発が疎かになってしまった。そんな頼みの綱のキャリアからいきなりハシゴを外されたのだからNECやPanasonicのようにコンシュマーむけを諦めるしか方法はないのである。

結論:甘言に踊らされた方が悪いのだ。

iPhone 5sの持つ意味


iPhone 5sに64ビットCPUが載った事に対しSamsungも64ビットを載せてくると発言していたが、いつになるか分からないAndroidが登場よりもAppleが仕掛けてくる日の方が早いのではないだろうか。

A7で64ビット化が始まりiOSも一部64ビット対応(そのために不具合もある)となり64ビット化が今後更に進むのは間違いない。現状でもiPhoneの処理能力は最後のPowerPCを凌駕するレベルには達しているが、流石にCorei7を超える能力を持っている訳ではないが、それも未来永劫そうだと言う訳ではない。

Windowsのようにリリースされる度に強大化して足を引っ張るOSとは違いAppleは既に必要とするハードウェアの基準は大分おとなしいものになってきている。

しかし、やがてA8からA9へと開発が進んでくればその差は縮まりいずれはIntelのチップにも劣らない処理能力を持つ日が来るだろう。勿論、Intelも黙って指を加えている訳はないが、消費電力などトータルの性能でIntelに肉薄する日が来ないとはいえない。それが実現すればiOSデバイスが文字通りモバイルPCに化ける訳である。

外付けのキーボードやマウスをBluetooth LEで接続しAirPlayで飛ばせばPClikeな使い方も十分可能な(可能なだけでそうした方が使いやすいわけではない)iOSデバイス。全てが64bit化された時、Mavericksとの差は僅かになっているだろう。

結論:Microsoftのように無理に一つのOSの中に同居させるような愚は犯さないだろうがIntelとARMどちらでも動くiOSとOSXが用意されるのはあながち夢ではないのだ。

月曜日, 9月 23, 2013

Appleの回答

iPhone 5cが廉価版とは言えない金額だった事を受けてこれじゃ新興国で売れないと言う記事は発売が開始されてどう考えても廉価版ではない事が分かって幾らか静かになったが、それでもこれではと言う記事も未だにあるのも事実。そんな中、このままではAppleはどんどんシェアを減らすだけだとの指摘は、最近のAppleの動きを見ていれば自ずと新興国向けに何を仕掛けようとしているかは分かるだろう。

第三世界では今までもAppleの製品が流通していたが、それを支えていたのは先進国でお払い箱になったAppleの中古品。Androidは先進国向けとは違う廉価版(100ドルもしない)が存在する上に中古品に価値が無いために中古品の量は無に等しいが、中古市場でも高値で取引される(Androidは値が付かない)iPhoneは新興国市場でも商品価値を失わずに流通していた。そんな中で、Appleも動きを見せた。

その1:Apple StoreでのiPhoneの買取り
その2:OSのアップデートが不可能な端末向けのアプリの旧バージョンの提供
その3:iPhone 4Sの続行(iPad 2の続行も同じ意味だろう)

今まで新興国の市場を押さえていたのは中古業者だけだったが、Apple本体が乗り出すことで今まで以上に中古品の供給市場が立ち上がってくるのは間違いない。利益はなくても中古品は廉価版の新たなラインを作り出すよりは安価な方法でユーザを生み出す確実な方法。玉数が揃ってくればApp Storeなどのエコシステムを新興国向けに立ち上げる十分な動機付けになる(ハイエンド機だけでは成り立たない)。

結論:新興国でも富裕層は存在するので最新のiPhoneを投入し、同時に廉価版のAndroidに対しては中古品で十分太刀打ちができる。それが、マーケットを見たAppleの回答なのだ。

月曜日, 9月 09, 2013

地方分権なんて

大阪都構想をぶち上げていたどこかの市長の株が下がったせいか、ここのところ地方分権の話が出てこなくなってしまったが、今の日本がダイナミックさを失ってしまったのは中央集権が諸悪の根源だと言う論調が出てこないのは如何なものだろう。そこで出てくるのは地方にももう少し権限と金をくれと言う話ばかりで自分たちで自立すると言う話ではない。道州制だって中央官庁のようにもっとでかい顔がしたい地方役人でしかなく自分のケツは自分で拭くから好きにさせろとは決して言わない。

歴史教育が間違っているせいか、日本には地方分権の良い手本があった事を知っている人は少ない。その間国内には大きな争い事もなく300年近く平和な状態が続き、地域独自の特産物を作り出す事によって独立採算で地方自治を行っていた。歴史の教科書では封建主義の暗黒時代だったと言われているが独自の経済と文化を地方毎に築き上げた良い時代だったのでは無いだろうか。自分たちで創意工夫をしなければどこからも支援が得られない圧政や失政を行えば中央官庁である幕府によって転封や取りつぶしによって統治者は代わるが領民は次の統治者の元で…

幕府自体は各藩から上前を撥ねていた訳ではなく天領と呼ばれる直轄地からの収入が財源。幕府も各藩も額の違いはあったにしても独立採算で賄っていた訳である(後にそれが原因で貧乏であった筈の薩摩が密貿易で武器購入費用を)。

結論:足りない金を国に無心しているようでは本当の地方分権など不可能なのだ。

発表前にiPhone 5Cを考える

今更出ないなんてことはないiPhone 5Sと5C。見た目上大きな変化のない5Sとは違い新たにラインナップされる5Cは廉価であるかどうかは別にして若い女性ユーザには大人気になるだろう。Web上の情報は男目線での評価が多いため、やれスペックがどうだとなりがちだが女性にとってはそんな事はどうでも良い話。iPhone4以降は男っぽいデザインにも関わらず女性にも受け入れられてきたのは、スペックよりも使い易さを重視してきたから。ツートップに掲げながらもXperiaと比べSamsungがパッとしなかったのも女性を蔑ろにしたデザインだったからなのである。

まだ出てもいないiPhoneのSとCのどちらにしますかと言うアンケートではハイスペックな5Sの方が圧倒的に人気があるようだが、蓋を開けてみたら5Cが大ヒットになるのではと言うのが私の予測。価格もiPhone 5Cの方が抑えられたものになるのは間違いなく、5Cの32Gで5Sの16Gよりも安い価格付けになるようであれば、若年者の最初のスマホとなるのは間違いないだろう。部品供給も5Sよりも5C向けの方が潤沢との情報もある5Sを待つくらいならば5Cでと言う消極的な理由で選ぶ人達も多くいるだろう。

結論:女、子供向けとバカにしている訳ではなく5Cは情報通が考えているよりも売れる筈である。

木曜日, 8月 29, 2013

シリアは切掛けに過ぎない

日本のように国内に宗教などの火種のない国(信長の功績)以外はイラクやシリアのように独裁で押さえなければいけないのは世界の常識。そこに西欧の生ぬるい民主主義などを持ち込めばイラクやエジプトのように春などは訪れず血の雨が降るだけなのだ。そんな中アメリカは化学兵器の使用などというとってつけたような薄っぺらい理由で空爆(巡航ミサイルなので遠隔地からの攻撃)を決断したそうだ。シェールガスなど石油に代替え可能な資源の採掘に目処がたったところでの攻撃なのだからホルムズ海峡が封鎖されるような自体になればよいと考えているのは間違いない。

アメリカがコミットしない事に業を煮やしたイスラエルもどうやらこの機会に合わせて単独でイランに仕掛けそうな気配がムンムン。勿論、イランが先制攻撃(テルアビブに向けてのミサイルの一斉発射)を仕掛けてくる可能性だってあるのだから、やられる前にと考える事を咎め立てる事は出来ないだろう。そんな訳でただでさえ情勢不安まっただ中の中東を歴訪中の安倍総理。彼の地を離れる前に戦端の火ぶたが開かない事を祈るばかりである。

と言う訳で、こんな時にマネーゲームにうつつを抜かしていたら大やけどではなく致命傷を負ってしまう。アメリカは短期間の攻撃で終了する(地上軍は送らない)と言っているが、そんな事は第六艦隊の一隻でも沈められればお仕舞いなのだ。絶対にそうなるとは決まった訳ではないが周辺国に飛び火しないと考える方が非現実的。旧宗主国が新たな利権の調整のために介入するのは間違いなののだから直ぐに収まるなどと考えない方が賢明なのだ。

結論:中東に火が点けば株式市場は一気にどん底に。増税など不可能になるのである。

水曜日, 8月 21, 2013

何故錯視が起こるのか?

錯視と年齢に関係があるのかを調べて研究している暇な人が世の中にはいるようだ。その人達は仮説として年寄りの方が錯視が起こる(耄けているから)と考えているようだが、そもそも仮説が間違っているのでは。揚げ句の果てには未だになぜ錯視が起こるかが解明されていないと言う。バカじゃないの?

確かに誰もなぜ錯視が起こるかの結論は出していないようだが、それって錯視は通常の視覚の認知処理の錯誤が原因だと言う前提で始まっている考え。私は錯視が起こるのは視覚の認知処理のエラーではなくいつも通りの正しい認知処理をしたから錯視になっただけと考えているので、スタート地点からが違う。こう言う人達がいるから目測で距離感を掴めるのは両眼視による視差を大脳の高度な情報処理システムを駆使して行っているからだと勘違いして3Dテレビなんて言う訳の分からないものをこさえてしまうのだ。

静止画から立体感を掴む場合には仰るように両眼視差で処理可能ですが、日常生活は動画の世界そんなややこしい処理をしていたのでは物事の認識が終了する前にもうその処理は必要のない時間に…
やさしくかみ砕いて言えばピッチャーマウンドに置いてあるボールの距離感は両眼視で判断するかも知れないけど、ピッチャーの投げたボールはその移動スピードと移動方向が判断材料であって両眼視差なんて使う訳ないでしょと言う話です。

運動時に両眼視が意味を持つのは片眼では捉えきれない視界の広さの方であって視差ではない。同じように視覚の認知で重要になるのは図と地の関係。何故ならこれならば短時間で大ざっぱな処理しかしなくても生活に問題がないから。と言う訳で、錯視が起こるのは普段、図と地の関係だけで端折って処理をしているからなんです。
そんなこともお偉い大学の先生は分からないのか。だから大学に残ったんだろうな。

結論:認知処理の完成していない(手抜きはしない)赤ん坊に錯視は起こりません。勿論、認知処理も上手く出来ないですよ。

水曜日, 8月 14, 2013

日本にはバカが多い

日本禁煙学会と言うイカレタ連中が宮崎駿の「風立ちぬ」で喫煙を奨励しているような表現が多いのでどうにかしろと意見書を出したようだ。私は、ジブリファンではないので宮崎駿は何をやっても正しいなどと考える輩ではないが、それにしてもこう言う度を越したヒステリックな反応を正しい行動だと思い込む輩が出てくると黙っている訳にはいかなくなる。

正直な話、自分たちを絶対正義だと勘違いする連中は程度の差こそあれモンスターペアレンツと同じ類いの塵芥。こう言う連中は、間違いなくみのもんたが納豆を奨めれば買いあさるバカと同類項なのだ。ご丁寧にも自分たちを日本禁煙学会と名乗って(直ぐに分かるように権威に弱いのだ)権威ある組織からのご託宣だから聞きやがれと言う事なのだろうが、こんなプリミティブな事を臆面もなくやるような連中を相手にしているのは時間の無駄以外の何物でもない。

こう言う連中は、タバコが癌の原因じゃなくて実は癌を抑制する効果があるなんて言う新しい学説が発表されたら、自分たちの今までの行動を省みる事もなくころっと手の平を返すのが当たり前。いつもキーキー言ってる奴が長生きするとは聞いた事が無いので早く天寿を全うする日が来る事を祈るばかりだ。

結論:物事を良く考える人は世の中に絶対などない事を分かっているから一々騒いだりしないのだ。

日曜日, 8月 11, 2013

なぜ5でなく5Cなのか?

従来のパターンでいけば5Sと噂される次期iPhoneが出た時には、旧モデルを継続して発売するのが当たり前になっていたのに、今回は5Cと呼ばれる廉価版が投入されるともっぱらの噂。

それでは、iPhone 5Cは中国などに向けた廉価版なのだろうか。5がそのまま残るのであればそうかもしれないが、私にはそうは思えない。5がなくなって5Cが来ると。

iPadと比べ利益幅の大きなiPhoneだが4S迄の時のように価格を引き下げて利益が出せるのだろうか。
キーはそこにある。5で一番コストが掛かっている(下げ幅が限られる)のは実は筐体。大胆な事にAppleはMacと同じように一つ一つを切削によって…

結論:5Cが作られるのは5では5Sと比べて大幅に安価で販売することが不可能だからなのだ。

金曜日, 7月 26, 2013

ビジョンよりも大事なもの

世の中にはビジョンもなしに経営をされている思い切りの良い方々(要はただの馬鹿)が存在する。そんな方に舵取りをして頂いている企業が多い日本が右肩下がりの成長を続けているのは当然の事なのだが、そんな人でもビジョンを持った人を使いこなす事が出来ればまだ救いようはある。何故ならビジョンを作れる人間をどこからか引っ張ってくれば良いからだ。もう、一から十まで生え抜きでなんて言う時代はとっくの昔に…

勿論、単純に生え抜きの社員じゃ駄目だと言う訳ではない。そう言う人材が社内にいるのであればその人に任せれば良い訳だが(ちゃんと活かしているならばきちんとしたビジョンはあるはず)、往々にして叩き上げで社内のヒエラルキーを上ってきた人間は多くの場合社内の良くない垢を身にまとってしまい…未来を読むのではなく社内の空気を…

同様に、旧来からあるカタカナ商売(有象無象のコンサル会社)を使えと言う意味ではない。広告屋などもっての外だ。そうではなく新しい事をやっている人の回りにはそういった遺伝子を持った連中が自然と集まってくるのだから、そう言った中で見込みのありそうな人材をピックアップして何が欠けているのかを見てもらう事が手始めだろう。

と、言う訳でビジョンを作るのは誰かに任せる事が可能なのだから自分でビジョンを作れなくても大丈夫。ビジョンがなくても経営者を続ける事は可能なのだから、そんな人には朗報だ。経営者に絶対に必要なものは…

結論:せめて思いだけは持っていて貰いたいものである。それが無いなら今すぐ死んで(引退して)欲しい。経営者が死ななきゃ会社が死んでしまうのだ。日本の家電業界はそんな経営者で溢れている。

火曜日, 7月 23, 2013

参院選が終わって

グッドウィルの折口さんと同じどす黒いモノを感じさせる人物、渡邊美樹。落選だけを願っていたのに最後の最後に当選してしまった。本当は偽善者ではなく悪魔の手先なのかも知れないが当選したからには世のため人のために働いてくれる事を祈るばかりである。

結論:まずは、ブラック企業の撲滅をお願いします。

第3のOSの行く末

WMC2013では第3のOSはどれになるのかと話題だったスマホ用OS。ドコモが暮れまでには出すとしているTizenがキャンセルになったとの話が出るなど盛り上がるどころかさっぱりな今日この頃(発表からまだ半年ですよ)。

そ もそも、黙ってガラケーを作り続けていれば良かったのにAppleに負けじと参入した(様子を見ていたので海外勢に完全に出遅れ)国内のAndroid陣 営はドコモ悲惨な状況。i-modeと無理矢理くっつけようなどと良からぬ事を考えたドコモがトラブルを発生させたり、キャリアもメーカーもやる事なす 事、裏目ばかりだったのだ。

どう贔屓目に見ても、Googleがまともに相手にしてくれるような状況ではない国内メーカーとキャリアは漸 くGoogleに玩ばれているだけと気付いたのか、自分たちで仕切れるOSがなければ駄目だと考えたのかは分らないが、第3のOSに活路を見いだそうと足 掻いているように見えるのである。

そこで、白羽の矢が立ったFirefoxやTizen。これからはHTML5ですと打ち出したのは良い が、良く良く考えてみればネイティブのアプリにしなければ第3のOSでなければいけない理由はどこにもなくオープンなネットワーク上でサービスを展開すれ ば利用者はiPhoneばかりなどと言う笑えない状況が展開するのが落ちに。

そんな時に救いの手となるのがAndroidアプリのサポート(100万もある)…ここまで書いて呆れるのだが第3のOSは、キャリアやメーカーにとって、それのみでは屁の突っ張りにもならない代物なのである。

こ んな事を書くとFirefoxを馬鹿にするなと怒られそうだが、OSとしてのFirefoxは悪くないと個人的には考えている。但し、日本のメーカーや キャリアクラスの中途半端な規模でお仕着せに使うOSなのかと言えば、それは違うんじゃないのと。それ以下のTizenとドコモに関してはご苦労さんとし か言いようが…

じゃあ、どうすりゃ良いのさと言われそうだが第3のOSはiOSなどと真っ向から勝負をするのではなく、囲い込みの道具と 考えているのだからガラケーの時代のi-modeと同じようにナンチャッテ・インターネットサービスを利用する端末の組込みOSとして使うべきだろう。 LINEなどのユーザ数の多いアプリだけはきっちりネイティブで用意してあとはキャリア専用のWebベースアプリで対応。それくらい割り切らなければとて もじゃないがiPhoneやAndroidに太刀打ちなど出来ないのである。
それがいやならWindows Phoneに真面目に取り組みましょう。ビジネス向けは間違いなくAndroidよりもまともですよ。

結論:これからは、日本のメーカーはナンチャッテ・スマホの時代です。スマホの負けはきっちり認めましょう。

木曜日, 7月 04, 2013

ワタミ馬鹿よね

単純に生理的に嫌いなのだが、最初からたちの悪い偽善者だと考えていたワタミがここのところボロクソにやられている。それでも自民は参院の候補にするらしいが、あんな者を担ぐ理由が何処にあるのかが気になるといえば気になる。

もう一つ気になるのは文春の動き。あそこが動くとすればアメリカのデビッドさん辺りが出元なのだが、それでも自民が動くというのが解せない。これは、単純に文春も私同様にワタミが嫌いなんだろうと。

結論:降りたらブラック企業だと自ら認めたことになると考えているのだろうが、ここまで悪く書かれているのに出馬するのはやはり相当馬鹿なのだ。

水曜日, 7月 03, 2013

WWDC2013の総括

WWDC2013が終了して既に一カ月になろうとしているが、結果を見れば誰もが予想する通りiOS絡みの新しいデバイスの発表はなくiOS 7とOSX 10.9(Maverick)を中心とするソフトウェアに終始した。勿論、MacBook Airの発売やMac Proのスニーク情報はあったが本命となる各種デバイスが揃うのは最新OSが出揃う秋になると分った訳だ。

ハードウェア絡みではどんなものになるかが気掛かりだったMac Proが全く新しい形で発表されたのが一番の収穫。プロ用のハードウェアは内部スロットと言う従来の固定概念を潰してきたのはAppleらしいと言えるだろう。

iOS に関してはアイコンがフラットになった事よりもユーザインターフェイス全体に手が入った事の方が大きく、NDAがあるのと全てをトレースしている訳ではな いので書く事は出来ないが、新たに加わったフレームワークなどのライブラリから今まで以上にMacとシームレスに繋がる事が分った。

iRadioと噂されていた「iTunes Radio」は予想通り無料のサービス(広告はあるがスキップは可能)として秋に提供される事にMusic Matchも始まっていない日本でサービスインすることはないが、この流れに乗らないのは間違いなく阿呆なのである。

結論:Lynxだと思っていたのがMaverickだった事と、Mac Proがあのような形になることだけは予想とは違っていたのだ。

金曜日, 6月 07, 2013

WWDCで発表されるもの


クック船長もはっきりと言っているのでiOS 7とLynx(OSX10.9)が発表される事は間違いないが、ハードではMacBook AirとMacBook Pro Retinaのマイナーアップデートの発表もあるだろう。CPUがHaswellに変更される事で電気の消費量も格段に小さくなり次世代のWi-Fiである「IEEE802.11ac」をサポートしても大幅に使用時間は長くなるだろう。

それ以外での大きな目玉になりそうなものは、iRadioと呼ばれる音楽ストリーミングサービス。既にワーナーとの契約は終わっているらしいが、各レコード会社へのフィーが発生するため他社のようにサブスクリプションになるのではとの噂もあるが、恐らく広告収入でストリーム当たりのフィーをカバーする形で無料で提供される(iTunesとの連携でダウンロード販売も収入源になる)だろう。

iPadやiPhoneのニューモデルはiOS 7が正式にリリースするまで出ることはないし、iWatchやiTVもWWDCでの発表はないだろう。

結論:今回のWWDCはハードではなくソフトウェア(含むサービス)がメインテーマになるのだ。

月曜日, 5月 27, 2013

株式市場で右往左往

5/23の東京市場大暴落で右往左往している人達がいるが、気の毒にと思う気は更々ない。何度も書いているようにマネーゲームの世界は完全なゼロサム。今回酷い目に遭った人がいるとすれば当然大もうけをした連中がいるだけの話。誰かのポケットから他の人のポケットに移っただけで総額には変化はないのだ。

そんなことはない時価総額が増えているではないかと間抜けな事を考えるバカがいるが、時価総額と言うのは時価で全てを買ってくれる架空の第三者(今は一株も持っていない)が、突然現れて現物を買い占めてくれたらと言う机上の計算に過ぎない。間違っても信用取引などではいけない。

と、言う訳で投資ではなく投機で火傷を負った人に同情する気はないし、それを人に勧める人にも興味はない。投資と言うのは非上場のこれからの企業を支援する事。株式は上場したら投資ではなく投機に変わると認識するくらいの感覚を持たなければ何度でも火傷を…

結論:博奕で負けて大騒ぎするくらいアホな話はないのだ。そんな奴にゲームに参加する資格はないのである。

木曜日, 5月 23, 2013

AKB48社長

週刊新潮にすっぱ抜かれているので書いても大丈夫なのでしょうが、AKB48社長の芝幸太郎さんは交友範囲が広いようで後藤組に連なる関東連合(後藤さんが足を洗ったんで最近良く警察に…)とお付き合いがあると…

結論:何の不思議もないのだ。

水曜日, 5月 15, 2013

それでもAndroidをビジネスで使うんですか?

スマホの世界では、少なくとも台数でiPhoneを越えているAndroid(本当にフルで使われているかは怪しいが)。iOSの端末を出すことが不可能なメーカーはこぞってAndroidに雪崩を打って参入したが、メーカーの思惑とは裏腹にいつまで経ってもAndroidは個人の趣味の域を出ることはないようだ。というよりもどう贔屓目に見てもビジネスの世界では今後更に尻つぼみになるのは間違いないだろう。

Androidのファンはそんなことはないとまた食ってかかってくるのだろうが、ビジネスをメインターゲットとするタブレットはiPad以外一向に導入が進まない(どころかジリ貧)のは事実。iOS出遅れ組が国内メーカーと手を携えて参入したAndroidからのフェイド・アウトが進んでいることは、法人市場を知らない個人ユーザには分からないだろう。

クレジット決済システム。某旧財閥系が先べんを付けたiOSデバイスによるクレジット決済システムだけで、当初乗り気ではなかった旧電々系のデータ通信会社もいつになるか分らないとしていたiOSデバイス対応のクレジット決済システムを急遽開発。去年の夏に私が話をした時には乗り気じゃなくてAPIで提供と言っていたのに今はアプリ間連携がとれるように。

見出しにはタブレットと書いてある記事で大々的に導入されたものはiPad。開発者数では圧倒的に頭数の多かったAndroid陣営も今では商売上がったりの状態。それもこれも、Androidがビジネスで必要とされるセキュリティを担保出来ないシステム(あくまで素のままでと言う意味)。iOSだっておっかなびっくりだった情報システム部門がAndroidの面倒など見る筈もないし、それを喜んで請け負ってくれるSIerなどメーカー系以外には存在しないのだ。

開発者に目を転じれば、商売になると勘違いしていたAndroidの案件が持ち込まれる事はほぼ皆無。モバイル用アプリの開発は得意かどうかは別にしてまずはiOS用を作り時間と金銭的余裕があるようならAndroidもやってみようかが実情。iOSで駄目だったアプリがAndroidで飛ぶように売れてウハウハなどと言う事は、どう転んでも無い話なのだ。

結論:Windowsが成功したのは、使い易いかどうか別にして(ダム端末よりは色々出来た)ビジネス向けの機能がMacよりも充実していたから。未だにビジネスに関してiOSよりも遅れているAndroidが法人市場でAppleを打ち負かすのは絶望的なのである。

ハシシタ発言の問題点

日本軍の管理していた戦場周辺(戦闘地域などにはない)に売春宿が存在し、軍規と治安維持のために少なからず関与をしていた事は間違いはないが、その当時は公娼制度が存在し売春そのものが禁止されていなかったのも事実。しかし、それは巷間言われているような従軍慰安婦制度ではなかったのだから、従軍慰安婦は必要だったと言うハシシタ市長の発言はそもそも成り立たない。当時、軍規も何も無い同然の国(中国やソ連など)の軍隊では、戦場での略奪、陵辱は当たり前だった。そう言う国の軍隊は年齢など構わずに占領地域の女性を強姦したり、殺戮したりを平気で行っていたが、日本はそんな事を皇軍にさせる訳にはいかないと軍隊の宿営地周辺に軍の管理が及ぶ売春宿の設置を認める(元々、売春宿は存在したが軍が認めたものでないものとは別)同時に、陵辱などの軍規違反を徹底的に排除したのである。







軍がしっかりと管理をしていた日本やドイツでは戦争にまつわる性犯罪が他国の軍隊と比較して格段に少なかったのは事実である。

事実1:従軍慰安婦と言う制度はなかった
事実2:軍が売春宿を経営した事はなかった
事実3:売春宿でいくら撥ねられていたかは不明だが売春婦は高給取りだった
事実4:日本軍による性犯罪は少なかった

結論:現在の基準では売春そのものは許されない行為となるがそれを戦前に当てはめるのはおかしな話だ。ハシシタの発言の問題点は従軍慰安婦と言うその一言に尽きるのだ。

月曜日, 5月 13, 2013

マネーゲームはゼロサムだと知らない気の毒な人

世の中には本業ではないモノにお金を注ぎ込む人がいる。個人でどんなことをしようが文句を言う筋会うではないが実業を生業にしている企業でマネーゲームにうつつを抜かすとなれば話は違ってくる。

その上マネーゲームは誰かが損をした分が儲けになる(実際は仲介者の手数料もある)と言う一番肝心な部分を理解せずに金儲けの手段にしようと考えるのだから始末に負えない。恐らく株価は上がった時に儲かって下がれば損をすると勘違いしているのだろう。そんな事では折角の虎の子を吸い上げられるのが落ちである。

株価が上がると気持ちが大きくなる(非常に大事な事だ)ので景気が上向くと言うシンプルな原理はあるので、お調子者がどんどん株式市場にお金を注ぎ込んでくれるのは良い事なのだがそれと大もうけ出来るのは別な次元の話。誰かが賭場に金を積み上げた上で勝負に負けてくれるから、そのおこぼれで売買差益が生まれると言う事なのだ。

結論:金融市場は一番高値で掴ませられた奴と一番安値で吐き出した奴が損をするゼロサムゲームなのである。

自己啓発本が自己中バカを作り出す

TOEICで900点取ったら100万円出すとか、社内公用語は英語だなどと宣うバカが死刑にならない平和な日本。そんな平和な日本にバカが増えたのは戦後の悪しき民主主義と自己肯定が蔓延したためだろう。何も卑屈になって死んでしまえとは言わないが、どんなに贔屓目に見てもその他大勢の下の方にいるだけなのに自己啓発本を読んで自己中心な自分を前向きに肯定してしまうバカには近寄りたくない。

大体自己啓発本で啓発されると言う事はそもそも自分と言うものがない証拠。世間がどうあろうが関係ないとは考えず本当の自分はこんなものではない(大体そんなものだ)と考えるのは自由だが、その前に世の中は自分を中心に回っている訳ではないと言う現実を見極めた上で、どう折り合いを付けながらやっていけば良いのかを考えるべきだろう。

そんなもんを読んだがために元々問題ありだった自我が更に肥大してまるで自分が天下を取ったような…
そんな奴は滅多にいないか。

結論:成功したかったら啓発本など読んでいないで人脈を作るのだ。

金曜日, 5月 10, 2013

Appleの一人勝ち

株価が急落したりシャープへの発注が減ったのでまるで、もう見捨てられたかのような書き方をされっ放しのAppleだが、2012年の日本国内の業 績は提灯ではなく絶好調だったようだ。世界で唯一スマホのOS別でもAndroidをシェア(シェア単独では意味はないのだが、総数が伸びている中での シェアなので意味がある)で越えただけではなく、需要低迷で総崩れ状態にあるPCでも一人Appleは売上を伸ばしている。その上、iPadがあるのだか ら…

結論:Appleの需要の浮き沈みに一喜一憂しなければいけない日本のメーカーがあるのだから、Appleをあまり攻撃しない方が得策。Appleがライバルと考えている日本のメーカーは残念ながら存在しない。あくまでサプライヤーに過ぎないのである。

農協がなくなったら農業は産業になる

日本の農家を国内から駆逐するために存在する農水省(脳衰とも書く)とそれに寄生する蛆虫。農協以外からの資金調達の道を断つ事でがんじがらめにしたために今や農家は絶滅危惧種に指定されているのは間違いない。運用の失敗で国内の金融機関の中でも最大の穴をあけた農林中金が総元締めとなっている全国の農協は生かさず殺さずの飼い殺しで、国際競争力の無い農家に手当される国からの補助金を吸い上げる事で我が世を謳歌してきたわけである。

そんな中に降ってわいたTPP問題。TPPが始まったら日本の農業が滅んでしまうなどと良く言えたものだと言いたいところなのだが、そんな事を聴く耳を最初から持っていないのだから言っても仕方がないだろう。まともに農作物を作られて一大産業になってしまったのでは自分たちの利権が無くなってしまうのでTPPに反対なのは誰が見ても明らかなのだが、零細農家のためだとカムフラージュするのだから本当に始末に負えない。休耕地を解放して新たな農業の参入を認めれば最悪とされている国内食料自給率を上げるのなど訳の無い話しなのだ。

結論:一次産業としての農業をやめれば日本の農業は十分国際競争力を持った産業になるのだ。

金曜日, 5月 03, 2013

ボストン爆破テロ

チェチェン出身のイスラム教徒の兄弟が起こしたボストンマラソンの爆破テロ。新たに共犯として同じ大学に通う学生が逮捕されたが、確かに彼らが実行犯なのは間違いないとしても本当の黒幕は別にいると言う話を。

勿論、そんな事を書くとまた「陰謀論かよ」と言う話になってしまうのだが、実際に今回のテロ事件では報道されたニュースの中で使われた映像が特殊メイクを使った演出だった事実が暴露されている(当然、爆破も兄弟の作ったものではなくプロが用意したものが使われたはず)。誰もがiPhoneなどのスマートフォンでリアルタイムに情報をアップ出来る時代でなければ隠しおおせたものが、今回のテロではあっという間にネット上に晒されたのである。

そこから導き出されるのは、実行犯となった兄弟は自分たちが利用されているとは知らずに爆破テロの犯人役ををやらされている(だから、本人達も誰かの差し金だとは思ってもいない)が、実際には爆破テロが行われる事は事前につかまれており、それを舞台装置に利用した連中がいた訳だ。

そして、数日後に銃規制法案は廃案となった。
リンク:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1304/25/news007.html
リンク:http://blog.goo.ne.jp/zakkalich/e/f290c393c5d803cd579fa59b4b7c8d85
リンク:http://www39.atwiki.jp/daimazin1954/pages/246.html

結論:今回の実行犯は911と同じで本当の黒幕に利用されたコマのひとつだったのだ。信じる信じないはあなた次第だ。

水曜日, 4月 24, 2013

青息吐息のクールジャパン

日本を代表するコンテンツであるアニメやゲームを引っさげてクール・ジャパンと騒いでいるが、ゲーム会社はどこも青息吐息。ハードメーカーだって良 い話など全然聞こえてこない。一時期騒がれたソーシャルゲーム業界も相当怪しい状況になっていて自社のサイトで儲けようなんていうのは夢物語になろうとし ている。SONYもPS3とVitaの失敗でハードスペックで勝負するのかがどれだけバカな戦略かに気付いたようで次期PS4はスペックだけ見たらPCだ よねの世界に下りてきた。とは言えそもそもPS2までの時代とは違いゲーム専用機のコンテンツがケータイに降りてくるのではなく、スマホ(勿論 iPhpneだ)で人気になったゲームを専用機に持ってくる位に意識を変えないとジリ貧に変わりはないのだ。

アニメにしろゲームにしろ本当にそれで業界全体が潤っているのかと言えば元々安かった人件費を更に削る形で粗製乱造されている状態なので、正直どこが「クール・ジャパン」なのだと言いたいところだ。クールではなく業界全体がコールドだと言うのなら正しいのだが…

結論:現状はクールではなくコールド・ジャパンなのだ。

徳山昌守の件

全てのチャンネルでそう報道したのかは分からないが元世界チャンピオンの徳山昌守が暴行事件を起こし傷害事件で逮捕された事を取り上げた朝のワイドショーで本名(洪昌守)が晒された。在日の場合自称何々という扱いは今までにも多かったし、明らかに行っちゃってる人が事件を起こした場合には意味不明な事をとするのがお決まりなのでそう解釈してきたのだが、今回はテレビで通名である事を暴露。

結論:これも安倍さんになったからなのだろうか。

月曜日, 4月 22, 2013

金は絶対か?

世の中には兌換紙幣だった時の考えが頭にこびりついていて金が絶対の存在だと思い込んでいる人がいる。まともに考えれば相対的価値しか持たない紙幣と交換可能な段階で絶対的価値などなくなってしまうのだが、今回の話はそんな単純な事ではない。金を絶対のものとする事で通貨発行権を持った中央銀行は本当は金を絶対な物だなどとこれっぽっちも考えていないと言う話なのである。

ヨーロッパの金融貴族を中心とする金融資本がどのような方法で財産を作り出していったかをトレースしていけば彼らが金などに大した価値を見いだしていないのは明らか。現代社会にとって金は資産ではなく工業用の原料に過ぎないのである。金に対して唯一の価値を見いだしているとしたら本当の資本家の手の上で手玉に取られているだけの話しだと言いたい。これでは何を言っているかが分からないのでお金の出来上がって行った仕組みを簡単に説明をしてみたい。

現代ではお金と言えば中央銀行(政府ではない)が発行する紙幣をさすが、その紙幣もニクソンショックまでは保有する金による裏付けが必要だった(兌換紙幣)。ベトナム戦争の泥沼化で兌換紙幣のままでは国が潰れる(中央銀行ではない)状態になったアメリカが金との交換をやめる事によって現在の紙幣は信用だけで発行される方式に変わったが、アメリカ以前に日本など金保有量の乏しい国はとっくの昔に兌換紙幣ではなかった。

ヨーロッパの王国貴族の貴金属の預かり証から発展した紙幣は確かにその価値の根源は絶対量の限られる金が担保となっていた。そして、その王侯貴族の力をバックに両替商が初期の紙幣発行者となりやがて中央銀行と言う名の紙幣発行銀行を支配下に置いていった。その仕組みは金を預けた王侯貴族を戦争に巻き込んで本来の持ち主を抹殺する事で…

結論:端折り過ぎだ。金のETF(金価格の上下を取引)が始まった段階で金の絶対化は不可能になったのである。

月曜日, 4月 08, 2013

次期iPadは春に出るのか?


シャープのIGZOを載せてA7で駆動するiPad 5の製造が開始されたとの噂もある今日この頃。次期iPadのスペックはどうなると言う記事もCNetに書かれてる。次期デバイス(iPad 5やiPhone 6)のハードスペックは書かれているように、IGZO、A7、より軽く、より薄くで間違いがないのだが、それが夏には出るのではないかと言う考えには首肯しかねる。

勿論、私はAppleの開発の人間ではないので本当のところなど知る由もないが、夏までに発表されるのはiPhone 5をバンプアップした5SであってiPhone 6やiPad 5では無いだろうと読んでいる。何故なら次期デバイスに載せるべきiOSが、まだ完成していないらしいからだ。大きくUIを代えてくると噂されているiPhoneからは恐らくホームボタンは消える運命だと思うがだとすればそれは5Sではなく6。直ぐに登場というわけには行かないだろう。

今年のWWDCはLynxとiOS 7がメインとなるだろうが、UIが大きく変わるiOS 7が何のアナウンスもなしに実機に搭載されて出てくることなど到底考えられぬことなのである。

結論:iOS 7が完成しない限り次期iPhoneは夏までには出ない。出るのはiPhone 5Sだけなのだ。

火曜日, 3月 26, 2013

Androidに未来はあるのか?

何も疑問形にする必要が無いほど未来が決まってしまったAndroid。Samsungばかりが儲かっているので気が気じゃない国内メーカーやキャリアはTizenやFirefoxに保険を掛ける気なのだろうが、そんなSamsungさえいい加減Androidに嫌気がさしているのだからお笑い草だ。

アンディ・ルービンの退場で、キャリアやメーカーの気持ちを全く考慮せずに行われていたAndroidのアップデートはここいらで間違いなくペースダウンするが、それは同時にAndroidが徐々にシュリンクしていく事を意味する。そもそもLinux+Javaと言う考え方は疑問符の付く選択。ネイティブ・アプリが動くのであればその方が良いに決まっているが、現状のAndroidにはそんな選択肢はなく、セキュリティが甘いまままで見切り発車してしまった事が、今以上に足を引っ張るのは間違いないだろう。

App Storeと同じくらいに数だけはあると言われるAndroid マーケットにある多くは、クソと不正アプリだらけと言われる始末。使う人が増えるほど評判を落とすのは間違いないだろう。ハードスペックでは補えない問題がこれから足を引っ張るのは目に見えているのだから未来が明るい筈はないが、メーカーがやっている事は速いCPUと画面の大型化(最近は小さくしようとし始めている)とメモリの増量なのだから…

結論:私の当初からの予想通りAndroidの未来は暗いのである。

ガンホーとソフトバンク

2月に100億の売上があったと記事になった同じ日にSoftBankの完全子会社になるとの報道。時価総額が5,000億(総資産は200億に満たない)だそうですが、今回のTOBは時価よりも大幅に安いと言う摩訶不思議な状況に。

結論:TOBを掛けようが掛けまいが、質権だけで過半数を手に入れているのでこれは一種のアリバイ作りのようである。

月曜日, 3月 25, 2013

南米初の法王?

ヨーロッパ出身ではない初の米州アルゼンチン人の法王フランシス1世。下馬評では法王になるなどとは予想されていなかっただけに驚きで受けとめた人もいるかも知れない(私はキリシタンではないので驚きようがない)が、私にとって重要なのはヨーロッパ出身ではない事ではなくイエズス会出身だと言う事だ。

日本人にとってはザビエルの古事があるためイエズス会は馴染があるが、彼らは元々ローマ教会では本流ではなく裏仕事(悪い意味じゃないですよ)と思えるような辺境地の布教活動を受け持った法王直属の部隊アジアやアフリカ、南米とクリスチャンのいない地域に入り込んで言った訳である。そのような生い立ちのせいか元々は改宗ユダヤ人の組織だったなどの話もある訳だが、実際に彼らが入り込んだ後にヨーロッパの商人が入り込むと言う順番だったためヨーロッパの金貸しの別動隊とも言えたのだ。

そんなわけで、ヨーロッパの金貸し=ユダヤから連想される事の多いイエズス会の出身者の上に、あれよあれよと頂点に上り詰めたフランシスコ1世。英米の金貸しが牛耳っていた世界からヨーロッパの金貸しが再度権力を取り戻しつつあると言えるかも知れない。

結論:アルゼンチン出身よりもイエズス会出身の方が重要と言う視点で、今後のローマカトリックのウォッチが必要なのだ。

土曜日, 3月 23, 2013

アンディー・ルービン干される?


iPhoneを喰うつもりでゴーサインを出した訳ではないAndroid。いつの間にやらiPhoneを凌駕するところまで成長したのはある意味誤算だったのだろう。遂に開発の責任者であったアンディ・ルービンが責任者の任を解かれたが、これはGoogleの戦略からすれば本流であるChromeへの統合路線に応じる筈のない(ルービンはAndroidが本流だと思っているのだから)ルービンを外したのは当然の結果だったのである。

Androidスタート時の話を知らない人は先に産声を上げた(出荷された)Androidを本流だと勘違いしているようだが、元々Googleが考えていたのはChrome OSによるGoogleへの常時接続と情報のトレース。スタンドアローンのアプリで済んでしまうようなAndroidでは困る訳だ。その上、現在の様な断片化とコントロール不能の環境を作り出した張本人はルービン。揚げ句の果てには、OSの更新に一番積極的に関わったSamsungが一人勝ちして他のメーカーが根を上げて他のOSに乗換えようと言うのだ。黙ってこのまま見過ごしにする事などあり得なかった訳である。

マスメディアはiPhoneがAndroidに負けたと書き立てるが、冷静に状況を判断すれば超巨星の最後のように一機に弾け飛ぶ恐れがあるのが現在のAndroid。ハードランディングを避けようと考えたらここいらでアクセルから足を放させる必要があったのだ。

結論:Androidがここまで伸びたのはシュミットとルービンの頑張りであったのは間違いないが、Androidの伸びと広告の伸びがリンクしていないのでから仕方がないのだ。

木曜日, 3月 14, 2013

Androidに吹く秋風

クオリティーペーパーと呼ばれる新聞でさえ、iOSではなくAndroidがトップを死守すると持ち上げる今日この頃。Androidの育ての親で あるアンディー・ルービンもその責任者を離れる事が決まった。世界中の携帯メーカーはポストAndroidのOSに動き始めている中、本当に Androidの天下が続くとどうして考えるのかが、私には全く理解出来ないのだ(単にバカだから。勿論、私の方ではない)。

全世界で見 たら確かにAndroidのシェアが拡大するのは間違いないが、それがスマホとして使われるためかと言われれば間違いなくそうではない。単純にそれまでの 廉価な携帯の代わりがAndroidしか存在しないからであって(iPhoneなど手が出ない人の方が多いのだ)、Androidが欲しいからではないの だ。そう言った人達はより新しいiPhoneの登場を待っている訳ではなく、安価な電話を欲しているだけなのでFirefoxやTizenがより安価で登 場すれば躊躇なく乗換えるだろう。つまり、Androidの天下が約束されていそうなのは2013年までなのである(それだって怪しい)。ビジネスでスマ ホを利用したい法人ユーザを見れば現段階で一番環境が揃っているのはコンシューマ向けの筈のiPhoneだし、将来的にはWindows Phoneだってもう少しまともになるだろう(アプリはないが、今だってAndroidよりは安心だ)。

目を国内に向けてみれば Android陣営には2013年問題が控えている。どうしてこんな糞を出すんだと私が吠えた国内メーカーの初代Android端末の2年縛りが消える 2013年。千葉県では、「Androidで2年修行してiPhoneに機種変」するのが、iPhoneを使った真の喜びを得るための王道との噂が流れて いるとさえ言われているのだから、iPhone 5Sが出ようが出まいが次もAndroidなんて言う酔狂な御仁は千葉県以外にもそういるとは思えないのだ。

結論:見切り発車でAndroidを販売してくれたお陰でスマホを必要としている国ではiPhoneの売上は伸びるのである。どうして、そう言うまともな記事が書けないのだろう。

水曜日, 3月 06, 2013

サブスクリプション全盛?

レコチョクのレコチョクBest、SONYのMusic Unlimited、KDDIのLISMO unlimitedとサブスクリプションタイプの音楽聴き放題サービスが花盛りだが、これで音楽業界が潤う事が無いのは間違いない。その中で1,700万 曲の曲数を誇るのがSONYだが(他も2,000万曲を目指すようだ)、問題は聴き放題はサービスを解約してしまえば元の木阿弥な事。着メロのように新曲 を消費する目的で乗っかるサービスは、音楽好きには不要。人が何を聴いているかなんてどうでも良い話で自分の好きなアーティストの手に入らない曲が手に入 るのでなければ曲数が何億になろうが無用の長物に過ぎない。音楽にお金を落としてくれるユーザに魅力のないサービスなのだから、そんなもので落ち込むしか ない音楽業界の裾野など広がる余地はどこにもないのだ。

キャリア主導のサービスだと、割引やキャッシュバックを餌に強制的に加入を促した 会員で水増しされた会員数をベースに成功しているように粉飾が可能だが、更新時にそのまま継続するとは到底思えないので直ぐに頭打ちになるだろう。アナロ グレコードを後生大事に買い集めた世代がどういう気持ちで、アルバムを買い続けたのか。その辺りを理解した上で考え抜かれたサービスでなければサブスクリ プションは全く駄目なサービスなのである。勿論、音楽好きが皆私と同じ気持ちだとは言わないが、摺りきれるまで聴くのでお気に入りは何枚も購入した世代か らしたら大好きな曲を人質に取られてお金を要求されるのを良しとするとは思えないのだ。

結論:音楽に限らずサブスクリプションを喜ぶユーザはその作品に思い入れを持っていない人なので直ぐに他のものに興味が移ってしまう事をまず考えたらどうなのだろう。

水曜日, 2月 27, 2013

MWC2013雑感

昨年まではハードウェアは、ほぼAndroid一色だったMobile World Congress(出展しないApple絡みも沢山)も、今年は雨後の竹の子のようにそれ以外の選択肢が急浮上。Androidとの心中は真っ平御免と考えているのか、単純に儲からないから次を探しているのかは知らないがTizenやFirefoxに名乗りを上げるメーカーやキャリアが続出して頼もしい限りだ。

提供される事のないiOSを待っていても仕方がないので「バスに乗り遅れてはいけない」とばかりに、ここ数年唯一の対抗馬だったAndroidも、私の予想通りSamsung以外は利益に貢献する事はなく。それどころか度重なるサポート不能なOSのバージョンアップに死屍累々のハードメーカー。ざまあ見やがれと言いたいところだが、引き釣り回されたユーザの事を思うとGoogleとメーカーに呪いの言葉を掛けるのが精一杯なのである。

そういう風にApple以上に逆風の吹き始めたAndroid(何故か日本の新聞はそう書かない。不思議だ)陣営だが、同じハードウェアに突込める別なOSがどんどん出てくるのだから嬉しい限りなのだ。どこの馬の骨とも知らぬ胡散臭いアプリを入れられるような脇の甘さに嫌気のさしている人はiPhoneやWebアプリベースのスマホへと移行してゆくのではないだろうか。玉が出揃うまでにはまだ時間が必要だが、新興国向け(ロースペックでも動くと言う事だ)だけではなく、頼りにならないGoogleに対する保険にもなるだろう。一端、ケチが尽き始めてFirefoxなどを採用するメーカーが増えると案外早く尻つぼみするのではないだろうか。

結論:TizenはともかくナンチャッテオープンソースではないFirefoxが化ける可能性は結構高いのではないだろう。来年のMWCがどうなっているかが今から楽しみなのである。

現代医学のKUSO知識 〜その1〜

「このままでは日本の医療行政は崩壊してしまうから治療から予防に進まなければいけない」が最近のお題目だ。確かに言ってる事はその通りなのだが日本の医療行政のやっている事は全く逆の方向に向かっている。ナチスドイツが掲げた予防医学はまさに、言葉の通り健康増進(弱い奴は見捨てたみたいだが)を目指す物であったが、いまの日本がやっている事は検査漬けにして、どこかに病気を探しだそうと言う姑息な方法ばかり。その上、日本の厚労省が健康の基準としている異常値の基準が異常なのだからお話にならない。今回は、そんな糞の役にも立たない医学に関するKUSO知識を勝手に定義したい

KUSO知識
高血圧症:異常な基準に変更されたために発症が増えた儲かる病気。降圧剤の効果で本当の高血圧症に。
ガン:抗がん剤を使わなければ直るかも知れない病気の総称
うつ病:SSRIを処方するために付けられる病名。投薬のせいで本当に発症する病気
メタボリック:世界では笑われる基準で病人扱い出来る人を増せる症状。デブ=病気
統合失調症:向精神薬の過剰摂取で発症する病気。
抗がん剤:枯葉剤の出来損ない。毒にも薬にもならないのなら良いが毒になる。こんなものを飲んだらガンになる
Ⅰ型糖尿病:日本人を基準にした薬量の基準もないのに欧米人と同じ量のインシュリンを打たなければいけない病気
SSRI:うつ病だけではなく重度の情緒障害(自殺)や統合失調症を誘発する恐れのある毒薬
健康診断:どんどん厳しい基準に変更して日本人全員を病気と診断するための手段
子宮頚がんワクチン:性生活が乱れていなければそんなに発症しないガン専用のワクチン。予防効果は大した頃はないが不妊にはなる
肺ガン:喫煙率の低下と反比例するように増えている喫煙が原因の一つと言われているガン。遅延性だと言われるが、だとすると喫煙者の少なかった女性の発症が増えている説明にはならないのだが、その時には副流煙を持ち出す。タバコは大気汚染や環境ホルモンよりも影響力があるらしい

結論:病人が増えなければ医療行政の権益が減ってしまう。寿命が来て死ぬまで特に問題にならなかったかもしれないガンを発見するための早期検査で本当に病気が減るのだろうか。検査のせいで成人病と診断される人への慢性的な投薬は薬剤による新たな病気を誘発する。予防と言うのは検査で病気を見つけ出す事ではなく安心して健康でいられる環境を作り出す事だと思うのだが。

水曜日, 2月 20, 2013

ハードからエクスペリエンス

エクスペリエンスを謳い文句(XPはそう言う意味)にして初代XPで最低の体験をさせてくれたMicrosoftは、その後のVistaによってXPの方がまだマシと言う後ろ向きと言うかつてない大胆な戦略でWindows市場を拡大してきた。

7、 8と相変わらず新しいものが出るとその一つ前にダウングレードする(Vistaに戻すバカはいない)新しい市場を作り出したのだから大した物である(文字 通り転んでもタダでは起きない)。そんな、WindowsやAndroidのライセンシーが未だにやっているのはspec競争。行き着く先はお化けのよう なゴミを作った上でのギブアップなのでは突き合わされたユーザには堪った話ではないが、モノを見る目を持たなかったのだから人のせいにしてはいけないだろ う。

それにしてもAppleが強い理由はハードとソフトの両方を持っているから(事実ではあるが)だと、ライセンサーなのに猫も杓子も ハードを作り始めたのは如何なものだろう。ハードで儲けようと言う話ではないのに妙に高いMicrosoftに、どう考えても持ちだしにしか思えない Google。最高のエクスペリエンスを提供するにはハードとソフトの両方に責任を持つのは正しい姿勢なのだが、現状を見る限り管理がズルズルな Androidとインターフェイスを置き去りにしたキメラ状態のWindows 8で得られるのは嫌な思いだけなのである。

結論:Appleは最高のエクスペリエンスを売っているが、ユーザドリブンで製品を考えていないGoogleやMicrosoftは嫌な経験を提供したいようである。

月曜日, 2月 04, 2013

スイス在住の資産家

クロニクルの株転がしに失敗して殺されたのではないかと騒がれているSさん。クロニクルやアーティストハウス、オリンパスなど訳ありの銘柄で暗躍していたとも噂されています。当然、そんな危なっかしいところに金を突込んでくるのはカタギの訳もなく。焦げ付かせれば責任を取らされる事に…

個人的な恨みでやったのか、黒幕に吹き込まれたかは知らないが、消えてなくなった事で捜査の手は本当に止まるのだろうか。捜査が進めば、海外ない逃亡しているファンドマネージャー日本人の不審死が出るのだろうな。

結論:その筋では有名だったようだが、どうやって資産家になったかを調べると行方不明が増えるのは間違いないのである。

火曜日, 1月 22, 2013

BCNランキングの顛末

BCNランキングでiPadがNexus 7に負けたと言うデータを元に各社が遂にタブレットもAndroidの天下が始まったと見出しを打った。その前には当初発注予定だった6,500万台の ディスプレイの発注が半分になったと明らかにAppleに対するネガキャンが展開されているのだが、本当に売れていないかどうかは23日に発表される Appleの決算報告を見れば良い訳でどうもその前しかこの話題を持ち出す時が無かったのではと思うのだ。

実際の情報の出元がどこかは分 らないが、iPad用の9.7インチの製造が全てストップしたシャープ辺りが自社の窮状を吐露したものに尾ひれが付いたのではないかと伺われる今日この 頃。Appleがシャープからの供給を絞ってきたのは、元はと言えばIGZOをAppleが必要とする数量製造出来なかったことに起因する(他のディスプ レイメーカーは特に減っていないらしい)のだが、最大の取引先からの注文が途絶えれば青息吐息のシャープにとってはそれこそ死活問題なのは間違いないので ある。

そんなところで立て続けに出てきたBCNの調査結果。BCNの調査結果がどれだけ実態を表しているのかも考えずに各社が記事に取り 上げたものだから、あちこちから反論の狼煙が上がり多いに盛り上がったのは間違いない。と言う訳でBCNの数字が何を表しているのかを説明してみたい。

BCNの調査結果の問題点
その1:国 内の16%しか捉えていない。Apple製品国内小売販売実績で最大手のヤマダ、ヨドバシはカウントされていないし、SoftBankやKDDI、 Apple Storeも含まれていない。Appleの小売店の入荷量調整は販売実績で決まるのでそもそもiPadの割当が少なかったので、それを比較対象にするのが そもそもの間違い。
その2:入荷数を考えずにレジの結果だけを集めてNexus 7の方が売れているとするのは構わないが(事実調査店舗ではそうなのだ)、それが統制された条件下にあるサンプルから得られた統計的に有意な現象と結論づけた事は統計学の初歩も理解していないアホばかりだった。
その3:昔からBCNのデータはおかしいと評判だった(Walkman vs iPodで私も叩いた)のに、マスメディア(カスゴミの事)はそれを鵜呑みにして鬼の首でも取ったつもりで無批判に記事として掲載した。
その4:私 のような生まれつきのマカー達が批判の火の手を上げても無視するのは構わないが、別に信者でもないITジャーナリストが事実を問うてもそれに対して一切の 反論がない。過ちを認めるなり論証して反論するのが記事を掲載したものの責任だと思うのだが、そんな気は更々ないらしい。

結論:今 回の騒動でBCNのデータは価値がないと分ってしまった。まさかこんな事になるとは思いもしなかったBCNは慌てふためいている事だろう。統計のイロハも 分らないところのランキングを鵜呑みにするマスメディアも統計学を全く知らないバカばかりのようだ。文系だって統計の考え方くらい勉強しろよ。

日曜日, 1月 20, 2013

スマホOSの乱立


iOSとAndroidの戦いばかりで面白みにかけていたスマホ界に雨後の筍の様に新たな名乗りを上げたOSの数々。なんで、タブレットをWindows Phone 8にしなかったんだと思っていたら、Windows Phone 8の拡張に思えるRTが早々と見捨てられそうな雲行きで結果的にはPC版の拡張を作っておいて良かったね状態のMicrosoft。今回は有象無象のスマホ用OSの感想を書いてみたいのだ。

iOS:私がiOSを貶すことはないと思っている方もいるだろうが、iOS6は失敗作のマップを載せたことによってイメージを悪くしたのは間違いない。法人向けのサービスは整ってきたため、その部分は大いに評価できるが…OS全体のシェアに関わらずハードウェアメーカー系ではないSIerを含めたベンダーがターゲットにするのはiPhoneではなくiPadなのは間違いなく、今年は様々なところからiOS端末をクライアントに据えて設計されたシステムが登場してくるだろう。★★★★
Android:取り敢えず電話が掛けられるから売れたスマホでの成功はタブレットには通用しないことが明らかになった2012年。商売にならなければ手を引くのはビジネスの鉄則で、端末の価格の安さだけが評価対象の企業以外には販路がない状態になっている。アメリカでの実績をベースにiOSに的を絞った三菱UFJカードに遅れる事8ヶ月。三井住友カード(NTTデータ)も春にはAndroidシフトだったのにiOSへと大きく舵を切ってきたが、セキュリティの穴の防ぎ様がないAndroidは決済ビジネスには使えないと漸く気付いたのだろう。要はアプリが作りやすいだけでは話にならなかったのだ。★★★
Windows Phone:クソだった7から日本語も使えるようになった7.5になったのに殆どのメーカーが乗ってこなかった2012年。過去には最大手であったNokiaが自社のOSを捨ててまで採用を決めた8も今のところ大成功とは言えないだろう。メインのPCを生かす形でタブレットを伸ばしたいMicrosoftの出した答えはスマホとタブレットは別ジャンルの方程式。乗り換え時に離れるであろうAndroidユーザを取り込めるのかがWindows Phone成長の鍵になるだろう。★★
Windows RT:ARM系チップ専用の力不足なOS(アプリは皆無に等しい)。中途半端にPCに色気を見せたために中途半端な存在になってしまった。UIなどはキメラ(Pro 8)よりも悪くないと思うのだが、Microsoftの本気度が低いのだから仕方がないだろう。Windows MeやVistaのように間も無くなかったことになるのだろうか。既にSamsungなどは見捨てました。★
Windows 8 Pro:本来はPC用のOSなのでここに入るべきではないが、Microsoftが土俵にしてしまったのだから仕方が無い。デスクトップ用とタブレット用が混在するというあり得ないOS。既存のWindowsユーザは同じアプリが動くので喜ぶのかもしれないが、それが動作するのはPCモードの時。タブレットらしく使おうと思ったらRTモードで動作するアプリを購入しなければならないと言う信じられない代物。その上RTモード用のアプリなんて現状は殆どないのだからRTモードは何に使うのかが全く見えてこない。と言う訳でスタイラスペンとキーボードを標準装備にしなければまともには使えないだろう。★★
webOS:HPに買い取られた辺りで怪しくなっていたのにやめるのやめないののドタバタで本当に無きものに。UIなどはすごく格好良かったのだが、負け組となってしまえばサードベンダーに見放されるのは当然のこと。そして見捨てたはずのHPが密かにまた開発者を雇い入れているとの噂も。やるなら腰を据えてもらわないと…Androidなんかよりは筋が良かったのに。★
Tizen:Samsungが製造するドコモ用の端末で使われることになったOS。ベースはLinuxだが、MeeGoやMaemoなどのMoblinなどのOSの中から必要なモジュールをかき集めて作った寄せ集めOS。その上、ドコモではアプリをHTML5で作るらしいのだが、機種依存が少ないからWebアプリ開発にむくHTML5+JavaScriptで自社囲い込みのサービスを作るのだそうだ。フランケンシュタインのように化け物扱いされないことを祈るばかり。ものが出る前にポシャる可能性だって高いのだ。★
Ubuntu Phone OS:他のスマホ用OSとは一線を画するモバイルで動くPCと言った存在。専用のデバイスが出るかどうかには関わらずAndroid端末などでギークな方々が使うのだろうな。これはスマホ用OSではなくポケットに入るUbuntuなのだ。メインストリームにはなる訳がないが消える事もないだろう。★
Firefox OS:こちらはMozillaが開発中の特定プラットフォーム上ではなく「オープンウェッブ」技術を使ってHTML5+JavaScript+CSSで作られたアプリケーションをサポートするためのOS。Androidの勢いに押されてすっかり存在感のなくなってしまったGoogleのChrome OSが、これに近い存在だったのかもしれない。こちらは由緒正しいオープンソースと言えるのでその世界の方々が使うのではないだろうか。★★
Sailfish:MeeGoの生まれ変わりなのか浮遊霊なのかは知らないがNokiaでMeeGoの開発していたチームメンバーが立上げたJollaが名乗りを上げた。どう考えてもメジャーを目指すのは無理と判断したのか香港のキャリアとがっちり手を組んでドメスティックなエコシステムの核にしようとしているようだ。AndroidのガラスマよりはスマートOSを載せたフューチャーフォンを狙っているのかも知れない。★

結論:Microsoftが戦略を定めきれずにいるためメジャープレイヤーはiOSとAndroidだけの状態は続きそうな気配。第三世界向けの廉価版で数を稼いでいるAndroidはセキュリティを重視する法人向けでは相手にされることはなさそうだ。2012年に表面化してきたアプリベンダーのAndroid離れは更に加速されるだろう。

金曜日, 1月 18, 2013

アルジェリアのテロ事件

人質をとったのがアルカイダ(ロックフェラー)の流れをくむテロ集団(本当かどうかは知らない)で、襲われた側がBP(ロスチャイルド)。米国戦争屋系のテロリストが欧州寡頭勢力系の製油工場を襲ったと言う図式にも見える。リビアなどのアメリカに好都合だった国で民主革命が起こったのは資金を出す人達が裏に控えていたからなのは間違いないが、それは恐らく欧州勢力だったはずである。ここのところアメリカの利権だったイスラムの国々が民主革命(実際には内乱)で勢力地図が塗り替えられている中で起こったテロ事件は、表面ではなく水面下を意識しながら眺める方が良いだろう。

結論:単なるテロ事件ではなくロス茶 vs ロックフェラーの可能性が高い。今後イスラエルでの動きに注意が必要なのだが、あちらで火が起こらなかったら日本は要注意なのである。

金曜日, 1月 11, 2013

Open戦略で勝つには

最近はスマートデバイス絡みばかりでPC(PCはもうスマートデバイスとは言えない)に関する事を殆ど書かなくなってしまっていたので今回はその当 たりも少し書いてみたい。2005年段階でDellのようなビジネスモデルはどこにでも真似出来るので、いつまで続くかの話に過ぎないとblogに書いた 頃はあちこちのサイトで「マカーの戯言」扱いされたが、私の予想の通りその当時よりも明らかに業績を伸ばしたのは21世紀型のAppleだけであった。 PC以外のデバイスを出す度に壊滅状態に陥ったDellはとっくの昔にトップ企業ではなくなった。日経などの提灯記事ではDellやWal-Martを 散々持ち上げていたが彼らが何も分かっていなかったのは結果を見れば明らかだろう。

Open戦略に乗ればそこに待ち受けているのは血みど ろの戦い。トップとその他大勢になるのは最初から分っていることなのだが、Open戦略に乗っかる企業は自分たちがそのトップになれると勘違いしているの だから酷い目に遭うのは自業自得と言うしかないだろう。そんな悲惨な現実を目の当たりにしていたのに懲りずにAndroidに手を上げたのが日本のメー カー。それまではガラパゴスの中でぬくぬくと生きてきたため(キャリアとの共存共栄)にiPhoneがどれだけの脅威なのかが理解出来なかったのと、自社 の囲い込みの中で作り上げられていた課金ビジネスを否定する端末を受け入れられなかったからだけではなく、そんなことをすればOSがライセンスされること のないAppleの端末によって子飼のメーカーが壊滅してしまうからであった。

そこで食付いたのがAndroid。SoftBankの iPhone販売で窮地に追いやられたガラケーでは勝負にならないと判断し各社が相次いで参入したが、海外勢に対して周回遅れだった状態から抜け出すこと も出来ず(AndroidなのにiPhoneと同じ土俵にさえ上がれない)に合従連衡で行き残りを掛ける事になったのだ。Open戦略に乗ったために先を 行っているAndroidの海外勢に水をあけられる形となり、更には同じOSを使う国内の他社との差別化のために余計なハードウェアを載せ出来損ない(不 良在庫)の山を築くことになってしまった。

結論:Open戦略で勝とうと思ったらドメスティックなサービスを前提に物づく りをしてはいけない。ハードウェアコストを極限まで切り詰めなければ商売にはならないのである。それをカバーするにはソフトウェアで対処する必要があるが ハードウェアメーカーにはそんな考え方がない。Open戦略は絶対に乗ってはいけないものなのだ。

木曜日, 1月 10, 2013

ソーシャルテレビ?

スマートテレビがWebブラウズテレビでしかなかったので今度はソーシャルテレビ。ネーミングはどうでも構わないのだが、ソーシャル機能も必要だがそこで利益を上げるために広告を持ち込むようでは考え方が20世紀から一歩も進化していないと言えるだろう。ジャパネットたかたも苦戦していると言われているが私の大好きな三木谷さん(ご本人と話したことはないので本当はどういう人かは知らない)のところやAmazonが上手く行っているのは家電量販店の合従連衡を見ていれば明らかだ(それさえいつまで続くかは分らないが)。

そんな中で新しいテレビを出すのならば簡単にテレビの中だけで物が買えてしまうものを出せばよいのにと思うのだ。一つのIDを持つだけでどのショップを使おうが全ての決済が終了してテレビを点ければ配送情報が表示される。勿論同じ機能を持ったアプリがインストールされているスマートメディアならばテレビの前に坐っていなくても同じ情報が手に入る。それに一番近いところに

現在それに一番近い位置にいるのは一つのIDでコンテンツからハードウェア迄購入可能なAppleやAmazon。テレビ(ハードウェア)が決済を可能にする(クレジットカードリーダーやおサイフ機能なんか付けるのは愚の骨頂)のではなくテレビで利用出来るサービスがそれを受け持つものが出れば、テレビは今までとは違ったものになっていくのだ。当然、その時には放送局なんていらないのだが。

そんなテレビが出るとしたら当然有線だけではなく携帯網を使うと言う手も出てくる。ここのところ逆風続きのdocomoもケータイで野菜やCDなんか売っていないでもっと大きな市場を取り込む位の構想をして貰いたいものだ。。携帯やタブレットにこだわっているからiPhoneにやられっぱなしだが、テレビを手中に収める事が出来ればチマチマとspモードなどで小銭を稼ぐ必要はなくなるのである。

結論:SIM入りのテレビを無料で配って物販の上がりの上澄みでコンテンツを無料で配布する。それ位の発想がこれからは重要なのだ。

水曜日, 1月 09, 2013

ウリジナルかどうかは別にして


剣道、空手と言った武道だけではなく茶道や華道、能、歌舞伎までオリジナルは自分(ウリ)たちだと言い張る韓国で世界中で認められている文化がいくつかはある。戦中の慰安婦を軍管轄の従軍慰安婦だと言い張るのは日本にはない文化が連綿と続いている国だからこそ。世界中で買春が問題になっている国なんて韓国以外にはないのである。公娼制度があるわけでもないのに買春規制の法律が作られそうになれば売春婦が堂々と(マスクで顔を隠しているが)デモをするのも日本では考えられない事(赤線廃止の時は日本でもあったんだろうか)。というわけで海外にまで出稼ぎに行く買春は立派なウリジナルと言えるだろう。

そして、もう一つは韓国の新聞を見ていて記事になっていない日の方が珍しい強姦。統計からすると日本の人口の半分にも満たない韓国は日本の5倍近くの性犯罪が発生している国。日本と韓国のどちらの方が警察に届け出る率が高いのかは分からないが、毎日のように新聞の見出しに出て来るのだから韓国で性犯罪が多いことは間違いないだろう。そんな国に日本は性犯罪国家だと罵られているのだ。

結論:ウリジナルかどうかは別にして売春や強姦は韓国の伝統的な文化と言えるのである。

月曜日, 1月 07, 2013

2013年。本当に景気は回復するのか

小選挙区制と言う悪制度のお陰で圧勝した自民党(勝つのは構わないが、本来圧勝する得票数ではない)。野田が解散を打ってきた当たりから次は積極財政を進める自民の安倍だと好感されて円安、株価上昇が始まった。これで景気が良くなって明るい未来になるのだと考えている方も多いだろうが、安心するのはまだ早い。基本的に私はインフレターゲット自体には賛成のスタンスなのだが、今回それを主導しているのは何が何でも消費税を吊り上げたい財務省だと言うことを忘れてはいけない。

インフレターゲットに消極的な日銀(国債の直接買い付けを20年前に行っていればとっくの昔に景気は回復していた)の総裁をプロパーではなく財務省からの天下りに差し替えようと言う動きから見て、間違いなく財務省は消費税増税の為ならば何でも仕掛けてくるつもりなのだ。小泉改革が日本の経済基盤(利権構造を破壊するのは構わない)をガタガタにしなければ景気が上向き消費税を上げなくても十分な歳入が見込めたのだろうが、景気は右肩下がりの上、社会保険や年金の問題の根本的な改革に手を付けずに来たのだから現在のような状況にあるのは当然の結果だった。

そんな中、増税以外を掲げない民主を打ち破った(単なる棚ぼた)自民が打ち出してきたのがインフレターゲット。繰返しになるが景気循環はサイフの口を開かせる(お金の回転率を上げる)ことなので、皆が多幸感に浸れば内部留保の多い(預貯金がある事)日本の回復の速度は予想以上に速いので、まずは景気回復をと言うのは正しい。過去数十年に渡って、このままでは日本の財政は破綻してしまうと言う脅し一本で増税を認めさせようとしてきた財務省の考えそのものが明らかな間違えだったのだ。そんな財務省が行きなり方向転換をしてきたのは短期間で日本の景気を回復させろとの指示がどこかから出たからだろう。そして、その目的を達成する為には国債の発行も問題なし…

何故、世界経済の建て直しに日本が必要かと言えば、経済主体が内需である日本経済は国内の循環が改善されるだけで回る数少ない国だからだ。その上世界最大の債権国なので金回りが良くなっても金を返せと言われることがない。韓国のように自転車操業でやり繰りしている経済基盤の脆弱な国とは訳が違う。金を出しても国民が文句を言わないようなた多幸感を与えるには景気の良い話をして貰うしか方法がなかった訳である。

結論:日本に世界のサイフになって貰いたい連中と早く増税をしたい財務省。両者の思惑が一致したから正月早々から景気の良い話が聞こえてくるのである。雇用と所得の改善があるなら取敢ずは良いのだが、無駄なハコモノに資金を注ぎ込むのではなく東北の復興、福島の原発の後処理を迅速に進めてもらいたいと思うのだ。

木曜日, 1月 03, 2013

Androidもダメだけど


てっきりAndroidと心中する気満々なのかと思っていたドコモがSamsungのTaizenと無理心中を決めたらしい。HTML5でアプリを作ると言うがHTML5が意味を持つのはOSに依存しないWebベースのアプリを作れるところであってOS独自の開発環境がお粗末なのを糊塗するためではないはずだ。もしかしたら独自のネイティブアプリを作れる素晴らしい開発環境があるのかも知れないが(恐らくそんなものはない)、HTML5をドコモ独自の生態系に閉じ込めるために使おうというのならば呆れてものも言えないのだ。

Androidアプリを作るくらいならHTML5でWebアプリを作った方がましだと何度も書いてきているので、何故HTML5のアプリじゃいけないのだと言われそうだが、商売として割りに合わないAndroidのネイティブアプリを作るくらいならiOSもカバーできるHTML5にしろという話で、ドコモ独自の囲い込みサービスを生き永らえさせるために使われるようなものではないのだ。そんなものに力を入れる位ならフューチャーフォンでもOKなFlashアプリでも続けた方が良いのにと…

結論:日本の家電メーカーがダメになってしまったのは、パソコンメーカーがダメになったのと同じように独自のOSを放棄したから。Androidで囲い込みが難しいからと別なOSに手を出す位なら独自のOSを一から開発したら良いのでは?AndroidもダメだけどTaizenはもっとダメだと思うのである。

火曜日, 1月 01, 2013

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

最近はすっかり更新のペースが遅くなり申し訳ございません。
本年も宜しくお願い致します。