てっきりAndroidと心中する気満々なのかと思っていたドコモがSamsungのTaizenと無理心中を決めたらしい。HTML5でアプリを作ると言うがHTML5が意味を持つのはOSに依存しないWebベースのアプリを作れるところであってOS独自の開発環境がお粗末なのを糊塗するためではないはずだ。もしかしたら独自のネイティブアプリを作れる素晴らしい開発環境があるのかも知れないが(恐らくそんなものはない)、HTML5をドコモ独自の生態系に閉じ込めるために使おうというのならば呆れてものも言えないのだ。
Androidアプリを作るくらいならHTML5でWebアプリを作った方がましだと何度も書いてきているので、何故HTML5のアプリじゃいけないのだと言われそうだが、商売として割りに合わないAndroidのネイティブアプリを作るくらいならiOSもカバーできるHTML5にしろという話で、ドコモ独自の囲い込みサービスを生き永らえさせるために使われるようなものではないのだ。そんなものに力を入れる位ならフューチャーフォンでもOKなFlashアプリでも続けた方が良いのにと…
結論:日本の家電メーカーがダメになってしまったのは、パソコンメーカーがダメになったのと同じように独自のOSを放棄したから。Androidで囲い込みが難しいからと別なOSに手を出す位なら独自のOSを一から開発したら良いのでは?AndroidもダメだけどTaizenはもっとダメだと思うのである。
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