金曜日, 3月 28, 2008

こだわりを持つと言うこと

 今では、”こだわりを持つ”と言うことは肯定的な意味合いで使われることの方が多いようだが、本来はちょっとしたことを必要以上に気にするなど、余り良い言葉では無い。SONYなどは商品作りにこだわりを持っているなどと書かれる時には通常は良い意味で使われているのだが、実際のSONYなどを見れば確かにこだわり(正しくは拘泥と書く)を持って物づくりをしていると考えられる。それは物づくりに明らかに現われている。自社で開発してしまった技術を無理やりにでも使おうとしているのが見え見えで、将来にわたって消費者が必要とするかを考慮せずに技術オリジンの製品を作り出している。

 それは商品を見て見れば分かることだが、例えばBlu-rayは持っていても顧客にとって便利にも幸せにもなるものではない。世の中には無くても死なない物が多く溢れているので、そこに文句を言う気は全く無いがBlu-rayが世の中に便利を提供しないことは明らかだ。そして、箱物(ハードウェア)はそれ自体が進化する(ファームウェアを書換えてもBlu-rayがSTBになることなどないのだ)ことは無い。ところがAppleTVなどは、全く同じハードウェアのソフトがアップデートされた(ソフトウェアで新しいサービスに対応)ことによって全く違うデバイスに変わってしまった。

 こだわりを持つ先が自分では無く顧客側に立つならば多いにこだわりを持ってもらえば良いのだが、大抵の企業は顧客満足にこだわって商品やサービスを提供などしていないのである。勿論そんな企業に一番大事なのは何かと問えば顧客満足であると答えるに決まっている。しかし、そう言った企業が想定している顧客は、間違いなく自分に都合の良い顧客なのだ。

結論:SONYもAppleも任天堂も自社の製品にこだわりを持っている。こだわっている先が”技術者の喜び”(自己満足とも言う)か”顧客の喜び”かの違いがあるが、その違いが大きな差を作り出しているのである。顧客は持って幸せにならないものに金など使わないのだ。

「複数殺せば死刑に」

 土浦で起きた無差別殺人事件。犯人の親は外務官僚だという。外務省と聞いただけでどんな教育をしてきたのか察しが付くと言うものだが、人を殺した理由が、「複数殺せば死刑に」なれるからと自分勝手なことをほざくに到っては...

結論:こんな畜生のために国の金を使って裁判や死刑を行うなど考えただけでも腹が立つ。親の方を死刑にして本人は終身刑(懲役)というのが本筋じゃないの。

木曜日, 3月 27, 2008

iPhone縛り

 世の中に"iPhone縛り"などと言う言葉はまだ存在しないが、6月以降(WWDC2008)には、誰もが認識する言葉になると踏んでいる。今年のWWDCの一番の目玉は、正式リリースされるiPhone SDKになるだろうが、SDKで開発したものをiPhoneやiPod touchに入れてもらうためには、iTunes App.storeに登録しなければいけないと言うきつい縛りが用意されている。

 個人ベースでプログラミングをしている人や大きな販売チャネルをもたないソフトウェア会社にとってApp.storeは、まさに天国のようなシステムなのだが、Officeなどといいう銭の種を持っている企業にとっては3割も上前をはねられるというのは死活問題に違いない。少ないシェアだからと問題にしていなかったAppleのシェア回復速度は日増しに速くなっている。その上に、iPhoneやiPod touchのシェアを加味すると共通プラットフォームとしてのOSXは非常に大きな市場を形成することになる。勿論Microsoftは、それを指をくわえて見過ごすような会社では無いのだが、もしもiPhone用のOfficeなどを商品にしようとしたら、それはダイレクトにAppleの懐を潤すことになってしまうというジレンマに陥ってしまうのだ。

 OSの95%を押えているソフトウェア会社が、たった1社に首根っこを押えられることになるなど誰が予想しただろう。前に大前研一氏を薄らバカ呼ばわりしたのだが、大前研一氏を持ってしてもAppleの戦略(Jobsの戦略だ)を読み取ることは出来ないくらいに壮大(奇想天外)だったのであって、それは大前氏の能力が低いと言うよりもAppleの戦略が高度過ぎたに過ぎないと言うことなのだ。

Appleの戦略
iTunes:一般的にはCDのリッピングソフトと考えられているが、Macを含めたハードウェアのゲートウェイ(メディア・ハブ)。Microsoftさえ、その存在を過小評価していた。iTunesアップデートで、Safariがインストールされることで明らかにされたようにWindows版のiTunesは、Appleの”トロイの木馬”だったのだ。
iTunes Store:一般的には、音楽ダウロード販売サイトと考えられているが、音楽、動画、ゲーム、ソフトウェアを一元的に管理販売する新たなコンテンツ・メディアである。日本では未だに著作権問題で、YouTubeやニコ動などが問題になっているが、iTunes Storeは、CDやDVDといったハード・メディアを世の中から駆逐し独占するメディアになろうとしている。そして、その第一段がiPhone SDKとApp.storeになるのだ。
iPhone:一般的にはiPod機能付きのスマートフォンと考えられているが、iPhoneで重要な部分は携帯電話ではなく、iPod touchと共通のネットワーク機能の部分に隠されている。数多の他のスマートフォン(高機能携帯も含めて)と言われるものには出来なくてiPhoneに出来ることは、AppleTVと同様に進化すると言うことだ。お仕着せでバカみたいに多くの機能を組み込んで販売しなければ差別化出来ない他社の携帯と違いiPhone(当然touchも)は、携帯ネットワーク端末と捉えるべきで携帯電話としての機能は、"Some of them"なのである。

結論:iTunes Storeをコンテンツ販売のサイト、iPodをメディアプレイヤー、iPhoneを携帯電話と捉えている限りAppleのやろうとしていることは絶対に理解出来ないのである。

被支配者

 朝鮮だけがそうだと言う訳ではないが、近隣の理不尽な国家に常に半侵略状態に置かれ続けた国の国民は、真の支配者は自国の王では無く、その首根っこを押えている宗主国の方だと考えるようになってしまう。要は自分の国など信じてはいないし、愛してもいないのだ。そして、そう言う連中は真の支配者に擦りよってより強い立場を手に入れようと常に考えている。それも、旧勢力時代に差別されていた人ほど。

 日本に対する韓国などの反応を見ればそれは明らかだが、日本に強制的に連れて来られたと主張している人の多くは、遅れた国(朝鮮)を捨て、日本人になることによって自国民の上に立とうとした人達(徴用は終戦間際まで行われなかったのだから殆どは自ら来たのだ)だったが、結果的に敗戦国に肩入れすると言う貧乏籤を引いてしまったのだ。

 揚げ句の果てに、日本人に成りすます絶好のチャンスと捉えた創氏改名が裏目に出ると、強制だったと言い張り身の潔白を示そうとしているに過ぎない。同じ血の流れている朝鮮人にそれは通じないから在日と言う立場に甘んじなければならないことになったのだ。そして、それが嫌な人間は伝手を使ってアメリカへと流れていったのである。

結論:力のない国家に生まれたものは、宗主国(支配者)側に付いて生き延びるのが知恵なのかも知れない。アメリカの占領国に甘んじている現在の日本は朝鮮を笑うことは出来ないが、事大主義の連中の本性くらいは分かった上で話半分に聞くくらいの知恵は身に付けるべきである。

新聞の大きな文字

 読売新聞を始めとする大手3社は4月から新聞の活字を大きくし、現在15段の紙面を12段に変更する。一部の口の悪い連中は毎日新聞や地方紙潰しだと言っているが、何の事は無い今回の措置は大手3社も含めた新聞と言う媒体潰しになってしまうのである。

 大体活字が大きくなってどんなメリットがあるのかと問えば、読みやすくなるなどとバカなことを新聞社は言うが、新聞離れが起きたのは文字が小さいからでは無く、読者の読解力が落ちた(要は薄らバカになった訳だが、テレビなどと言うバカ製造媒体が大手を振る売ったのがそもそもの原因だ)のと、新聞に読みたくなるような記事が無くなったから(こっちは記者が薄らバカになったと言うことだ)だ。要は、読者も記者も文字から情報を得るほどの思考力が無くなってしまったのがいけないのだが、部数の落ち込みをカバーするために内容を充実したのならばまだしも、実際にやったことは宣材(実際に洗剤が多いのは皮肉だ)をオマケにつけて契約を取る(主婦は記事の内容など関係ないとバカにした訳だ)ビジネスモデル。

 文字を大きくする前に漢字をやめて、絵文字とか漫画にすれば良かったのじゃないだろうか。大体、今の連中は3行以上の文章を読むほど忍耐力と読解力など持ち合わせてはいないのだ。

結論:いっそのこと。無料にして広告とテレビ欄しかない新聞にでもすればいいんじゃないの。今まで広告の分の紙が資源の無駄遣いと思っていたけれども、これからは記事の分が資源の無駄遣いのような気がするのである。だって読むに値する記事なんてないもん。

向精神薬

 世間には向精神薬を精神病に効く薬と勘違いしている人達がいる。医者の中にもそう言うバカがいたりするのが困りもんだが、向精神薬は心に効く薬(要は精神状態を変えてしまう薬)のことであって、抗精神薬ではないのである。

向精神薬の概要
抗うつ剤:落ち込んだ気持ちを上向かせる効果のある薬なのだが、要は覚せい剤などの興奮剤の仲間。抗うつ剤なんか使わずにコカインでもあげれば一発でハッピーなのである。
抗てんかん剤:脳内の代謝を減らしてしまう薬。要は、精神反応が起きないようにしてしまう訳だが、無感動、無反応状態にしてしまう。当然、無理に代謝を押えているので薬が切れれば暴走してしまい、まさに基地外になってしまう。当然、統合失調症にも使われる便利な薬だ。

結論:基地外になりたくなかったらむやみやたらに向精神薬など飲んではいけないのだ。覚せい剤と同じで依存体質になってしまったら人間をやめることになってしまうのである。医者にとって薬なんて保険点数稼ぎと治療の手抜きの何物でも無いのだ。

金曜日, 3月 21, 2008

手仕舞い

 原油、金と行き場を失っていたお金が流れ込み急騰していた商品市場で暴落が始った。金の値上がりを期待して買った人達はこれで多くの財産を失うことだろう。どんなものも値上がりを始めたら買ってはいけないというのが相場の常識。そんなこと素人に言っても仕方ないのかも知れないが、余りにも回りの空気(マスコミが作っているだけと言っても信じてもらえないだろうな)に躍らされる事が多すぎるのだ。

 本当のところは、今回のサブプライム・ローン問題も計画的犯行に過ぎず、国際金融資本は全く損などしていない。何度も書いているように賭場はゼロサム。損をした奴がいれば同じだけ得をした奴がいるということである。損をした振りをするためにベア・スターンズのようにただ同然で買い取られて見せたりする。世界中に経済不安が蔓延しているから効果的に資産隠しが行えるのが、今の状況。安く買い叩いて資産が無いように見せかけているが、あれは資産の移し替えを行っているだけなのだ。

結論:デフレやリセッションと言うのは、国際金融資本による資産の回収作業のこと。インフレでは行えない(大金が掛かるから)資本の独占も、不景気になればただ同然で行うことが出来る。空売りをかけるタイミングは、予定価格の突破。国際金融資本以外、それを知らないのだから手を出してはいけないのだ。

木曜日, 3月 20, 2008

景気の踊り場

 経済担当大臣は今の日本の経済状況を”踊り場”だと言い張るが、1994年以降一向に上向かない状態を”踊り場”と言うのは言葉の誤用である。物を知らないようなので説明をしよう。

おどり‐ば【踊り場】をどり‐
1踊りをおどる場所。
2階段の途中に、やや広く場所をとった平らな所。
3経済用語。景気が上昇する局面で、景気の回復が鈍り、横ばいの状態にあること。ふつう景気が悪くなる局面では用いない。「日本経済が—を脱却する」

 どう考えても経済担当の大臣なのだから使っているのは3の意味だろう。景気上昇期の中にあって停滞している時期を限定的に”踊り場”と呼ぶのであって、デフレ最中の横ばい状態を”踊り場”とは呼んではいけないのだ。

結論:財務省は嘘つきと書いたが、経済学者(竹中平蔵や大田弘子)はもっと嘘つきなのである。正直な経済学者だと大臣では無く痴漢になってしまうようだ。

お役所仕事

 留学生の数を増やしたいというので、政府は19日、大学や専門学校などで学ぶ「留学生」と、日本語学校や高校などで学ぶ「就学生」の一本化に向けて検討を始めたらしい。就学生の方が入国審査が厳しく滞在期間も短いという問題があった(不法滞在を増やさないためだったはずだが)のだが、それを留学生一本に絞って審査基準も引き下げようと言うのである。”留学生30万人計画”達成のために枠を新たに設けるのでは無く既存の別枠分の人数をカウントすると言うのだ。

結論:現代版員数合わせ。見事なお役所仕事である。褒めてるんじゃないからな。そう言えば、朝日新聞が中国のチベット侵略を”進駐”と書いているようだ。進駐の意味が占領だと分かっているのかどうかは不明だが、流石に”進出”は使えなかったようである。こういう仕事を、”アサヒル"と呼ぶのだ。

新東京タワーの名前

 新東京タワーの名称の最終候補が決ったようである。ネーミングの募集に参加しなかった立場で言うのもなんだが、最終候補の6つを見てがっかりしてしまった。

”作詞家の阿木燿子氏をはじめとした有識者10人による「新タワー名称検討委員会」が、全国から集まった1万8606件の新タワー名称案の中から最終候補を選定した。”と言うのだが、他の案はこれ以下だと言うのだからあきれ果てる。

最終候補6案
・東京EDOタワー→OEDOタワーの方が良くないか?
・東京スカイツリー→東京スカイタワーの方が座りが良いのでは?
・みらいタワー→みなとみらいに造ったら?
・ゆめみやぐら→語呂合わせをする必要が何処にあるの?
・ライジングイーストタワー→プロジェクト名そのままじゃないの?
・ライジングタワー→上に同じ。

結論:別にタワーの名前がどうなろうが一切構わないが、こんな名前しか出てこないのは多いに困った事態なのである。文句ばっかり書いてないでお前も考えろと言われそうだが、”すみだタワー”で良いんじゃないの逆にすると朝鮮語みたいだし。

財務省と言う嘘つき 〜その3〜

 シリーズ化するつもりは無かったのだが、書かなければ行けないような気が...そんな訳でお付き合い願いたい次第である。


その1:財務省は経済省庁である。
こう考えるのは大きな間違い。そもそも、財務省の官僚が数字(経済)の事など知る訳がない(当然知っている人もいないわけではないが)。キャリア組の殆どが東大法学部(文Ⅰ)出身。当然経済(財政や金融)など勉強したことは無い。それどころか、東大出身以外の人からは想像出来ないだろうが、文Ⅰの人間から見たら、文Ⅱ(所謂経済学部)などバカ扱い(そのヒエラルキーの差は、文Ⅰの人の心情的に見たら一般私大と文Ⅱの差よりも大きい)なのだ。と言う訳で上に行けば行くほど経済に疎く、それが良い事になっているのが財務省。お金(予算)を預かる省庁だが、結局は全て机上の経済。実体経済のことなど何も分かっていない人間が指図する組織なのだ。だから、景気が悪いのに増税などと言うあり得ない施策を平気で出してきたりするのだから、そんなところのトップ経験者が日銀総裁になどなったら経済は益々ややこしいことになってしまうのである。勿論、日銀の連中だって上の方にいるのは東大文Ⅰ出身者ばかりで同じなのだが...経済を本当に理解していて大蔵のトップと日銀のトップをやったのなんて最近はいないんじゃないだろうか。じゃ何で上手く回っていた時があったかと言えば、アメリカの指示が日本にプラスになる物だったからに過ぎないのである。
その2:地方税への配分増加で地方分権を推進。
財務省は国税だった部分を地方税に置き換えるということを行ったが、同時に特別減税を廃止し、まるで地方税が税金増額の根源のような印象操作を行った。そして地方税に振り分けた分はもともと教育などの固定費用に当てられていた部分で、地方が自由に出来る金額は一銭も増えていない。それどころか、税収そのものが減っているので取り分は減ってしまった。勿論見た目の税収は増えているので、それで苦しいと言うのは地方の努力が足りないからだと言うのが財務省の言い草である。例えてみれば住宅費は全て会社持ちだったのを給与振込に変えて、これからは家賃を自分で払えと言うのと同じ事。見かけの収入は増えたが実質は変わらないという具合だ。それどころか足りない分を補助金として出し箱物行政を推し進める体制を盤石にしているのが今の財務省。国債を発行するだけでは無く、地方債の発行基準を押し下げ(補助金で補填されると信じ込ませ箱物に無駄金を使わせる為の操作)、揚げ句の果てに裁量という権力を使って地方をがんじがらめにする。地方分権など全く考えていないのである。
その3:国債は借金。
何度も書いているが、日本の国債は借金では無い(通貨発行権を持つ日銀が買い取ればその瞬間に借金でなくなるから)。日本国債は海外の市場には殆ど出ていないので、その分の紙幣を刷ってチャラにするも出来るし、海外に出ていっていたとしても紙幣を刷ればそれで終わりである。現にアメリカはそうしているから借金だらけなのに景気が良かったのだ。そんなことをしたら、すぐにインフレになって経済破綻とか騒ぐが、そこまでいうのならば信用創造と言う方法自体がいかさまなのだから、まずそれをやめるべきである。

結論:財務省が本当に経済のことを知っていたら財政が破綻などする訳は無いのである。素人がやっているからこんなことになってしまったのだ。一番の大嘘は財務省は経済の素人だと言うことを隠していることである。この話題は、今回で終わりかな。

水曜日, 3月 19, 2008

財務省と言うの嘘つき 〜その2〜

 昨日のネタで書き忘れたので追加である。


その1:日本の法人税は高い。表面税率(建前)は、確かに欧米諸国と比べて高いが、実際には経費扱いで落とせる裏利益(準備金と言う名が付く)と言うものを額面通りに利用した場合の実質税率は欧米諸国よりも高いことにはならない。また日本法人の七割は利益が出ていない(赤字も含むが、儲けた金は経費にして使ってしまうというマジックで利益を法人所有の調度品に変えるのが可能。実際は経営者の個人所有物だ)中小企業ばかり、大企業になれば消費税の還付などと言う至れり尽くせりの制度さえ用意されている。
その2:確定申告は大変である。実は源泉徴収から税金を取り戻すために確定申告を毎年行っているが、お金が返ってくることが分かっているので全然大変なことでは無い。購入したものが経費と認められるかどうかは事業者と違い個人の給与所得者の場合の方が枠は狭いのかも知れないが、源泉徴収という制度(通常は、戦時などの特殊な状況下で行われる暫定制度)を、平時にまで行っているのは以上なのだ。それを、隠蔽するために税務署は怖いという洗脳を行ない、間違っても確定申告など思いつかないようにしているだけである。本当に怖いのならば個人事業者などに誰がなるものか。

結論:私の知り合いが会社を経営しているが、経費で落とせるので社用車はAMGだ(恐らく1,500万はするんじゃないだろうか)。300キロ近く出せる社用車が必要な広告屋さんと言うのはありなのだろうか?大きな仕事をとるには羽振りが良く見える方が良いだろうが、普通のベンツで良いような...これが日本の法人税の実情である。そんなことが、罷り通るから税収が上がらないんじゃないの?

火曜日, 3月 18, 2008

財務省と言う嘘つき

 このままでは財政破綻だと脅かす為に自分たちに都合の良い悪い数字を出してきて、都合の悪い数字は問われるまで隠し通す。こういうのを世間では嘘つきと言う。それは嘘つきだって命は惜しいから、アメリカの意に沿わないような施策をしないのは仕方ないが、それを楯にとって自分たちの都合が良いように利用するのだけは頂けない(野蛮人のアメリカ以上に質が悪いのだ)。


その1:このままでは財政は破綻する
景気が回復しない限り返す目処の立たない(本当に返すのならばだ。チャラには出来るのだから)借金(国債の償還)を返すための予算組みをしておいて、税収が足りないから増税しなければ行けないという嘘。歳入が少ないのは歳入を税収に頼っているから、景気が悪いのに税金を取り立てるなど、そんなバカなことは江戸時代だって滅多にやらなかった。封建時代よりも今の財務省の方が経済を知らないのだ。
その2:インフレは悪い
スタグフレーションにならない限りインフレは問題ない。物価を100倍にして収入を100倍にすれば借金額は100分の1に出来る。その後、デノミ(100分の1)でもすれば、あ〜ら不思議。借金は無くなってしまうのである(他所の国に借金の無い国だからこそやれるウルトラC)。ハイパー・インフレなど借金帳消しの秘密兵器なのだ。
その3:円高は悪い
半分は当っている。何故ならば投資と言うものを知らない財務省は親分であるアメリカが好きなだけドルを刷る事が出来るようにアメリカ国債を買い続け、持ち続けているため(円安で買い付け、円高で利益を損失)ので、円高になると困るのだが、それは財務省が困るのであって、全ての日本人が困る訳では無いが、自分たちが金の使い方を知らないのを諭されないまいと、円高で困る企業をダシに使うと言うのは質が悪い。悪いのは円高では無くジリ貧の米国債を買い続ける(買い続けさせる)財務省なのである。

結論:官僚の言葉などただの戯言(戯れ言?)。嘘つきの言葉に躍らされるほど馬鹿らしいことは無いのである。

アメリカが戦争で懲りない訳

 清谷信一氏のblogに、以下の記述があった。

 ”アメリカの歴史は侵略と弾圧の歴史だそうです。
 近隣諸国にめいっぱい悪さをしておいて、相手が拳を振るようにし向けておいて、どつき回して金品や領土を奪う。この繰り返しです。
 しかもたちが悪いのは自分たちが正義であると主張することです。”

 確かに侵略や弾圧の部分を落としてしまうと何も残らないのがアメリカの歴史。日本では黒船と白船(セオドア・ルーズベルトによる砲艦外交)で、二度も日本を脅したのは、他でも無いアメリカ様。あんな事されなければアメリカを仮想敵にすることなど無かったのである。

結論:アメリカが戦争で懲りないのは、単純に自分たちが野蛮人だと言うことを知らないからである(だから野蛮人なんだが)。民度の低い相手に合わせるのは所詮無理な話。世界でも一位番古い文明国(イラクのこと)を虫けら扱いなのだからお里が知れると言うものだ。

世の中は難しい

 日本なら証券会社と銀行は明らかに違うので分かりやすいのだが、そんなのは日本くらいで世界ではそんなことはないのだ。日本人から見ればぶっ飛んだベア・スターンズもJPも同じものにしか思えないのだが...厳密には全く別物なのである。日本の新聞はそう言う機微に疎いので一緒くたにしている(恐らく日経の記者だってよく分かっていないのだ)。と言う訳で折角だからお勉強してみたい。

定義
投資銀行:顧客企業が有価証券の発行による資本市場からの資金調達をサポートし、合併や買収などの財務戦略でのアドバイスを行う金融機関である。個人向け業務は行わない(wikipedia)。純粋な投資銀行は、モルガンスタンレーとゴールドマンサックスだけ。というわけで新聞などでは全米第5位の投資銀行と書かれているベア・スターンズと言う記述は間違い。
商業銀行:現在のアメリカで純粋な商業銀行と言うのは殆ど無いがJPモルガンやシティなどがこれに当る。元々一つだったJPモルガンはグラススティーガル法(独禁法)によってモルガン・スタンレー(投資銀行)とJPモルガン(商業銀行)に分割されたので、兄弟ではあるが全く別物なのである。
証券会社:株式ブローカーが出身母体。メリル・リンチ、ベア・スターンズ、リーマン・ブラザーズなどが有名。今回のサブプライム問題で真っ先に痛手を被ったのがこの連中。日本では投資銀行扱いだが証券(CDOだがサブプライムではこいつに不動産ローンの証券を組み込んでいた)の売り買いで鞘(利ざや)を抜くのが仕事なのである。金を貸して利息を取る訳では無いが、巨大なデイトレーダーに過ぎない。だから、大きな穴を開けることがあるのだ。

結論:投資(単なる投機の場合もある)をしていれば投資銀行なんて考えているから相手の姿を見誤るのだ。くどいようだが、日経新聞なんか読んでると本当のバカになってしまうのだ。

リーダーの仕事

 なまじっか少し頭が良かった(本当に頭が良かったら自分の過ちに気付く)ために部下を論駁することに生きがいを感じてしまう薄らバカなリーダーが世の中に一杯いる(官僚なんて皆そうだ)。そう言うバカは一人で出来る仕事と言うものを理解していないのだ。何のために部下が必要かと言えば自分の凄さを再確認(自己陶酔のことだ)するための鏡としてなのだが、そんな腐れチンポが大きな仕事をする筈は無いのである(本当に自分が一番だと信じているのならば死ぬまで一人で仕事をしていればいいだけだ)。個人商店を経営しているのでないのに大成功したのだとすれば、部下が経営者以上に優秀だったに過ぎないのだ。

 リーダーに必要なのは、部下の中で最適な能力を持っている人間と判断したものを見いだし、仕事を任せる器量を持っていることであって、それができる人は優秀なリーダーになれるのである。

 世の中人は一から十まで口出しして部下を論駁してうまく行っている企業もあるって...Jobsは例外なのだ。そのJobsだってPixerのことは一切口出しをしなかった。論駁だけでは何も生み出さないのである。

結論:リーダーとお山の大将は違うのだ。

月曜日, 3月 17, 2008

大馬鹿者

 民主党の大統領候補選挙は本線以上のデッドヒート状態。それもこれも潔さと言う言葉を知らないヒラリーが悪いのだが、それを指摘出来ない民主党本部もお粗末きわまりない。次の選挙では全く勝ち目の無かった共和党が、民主党の泥仕合のお陰ですっかり形成を取り戻し始めているのだ。

結論:これ以上民主党同士で誹謗中傷合戦を続けていたら有権者は民主党に嫌気がさしてしまうのである。それが分からないくらいヒラリーのオバマも大バカなのだ。

日本銀行総裁人事

 前からずっと書き続けていることなので既にご理解頂いていると思うが、日本銀行と言うのはロスチャイルド銀行日本支店である。日本国内にあって珍しくアメリカべったりでない組織だったのだが、ここ最近は随分とアメリカよしになってしまったものだと心配していたら、武藤(ノーパンしゃぶしゃぶ)を使ってアメリカのために金融政策を変えようと福田は考えたようである。

 それに楯を突く民主党の小沢さん。アメリカに楯を突いた人達は草葉の陰(田中首相、竹下首相、小渕首相、橋本首相、梶山静六あるいは松岡農林大臣)というジンクスがあるのに何で、ロックフェラー様に刃向かうのか(後ろ盾がいるのか?)。

最近の総裁
澄田智:父親の代からロスチャイルドと関係のあるロスチャイルド人脈(実際にラザールの顧問も務める)。そして、プラザ合意と金余りによるバブル景気を煽る。大蔵出身であるが、ロスチャイルド系の人。だから日銀総裁になれたのである。
三重野康:日銀プロパー。当然ロスチャイルドの人。
松下康雄:フルブライト留学生ということはロックフェラー系?。バブル崩壊を更に推し進める。ノーパンしゃぶしゃぶ事件で引責辞任。
速水優:日商岩井?アメリカの傀儡じゃないの。
福井俊彦:ノーパンしゃぶしゃぶ(引責辞任)から見事復活。どうもロックフェラーに弱みを握られてしまったようなのだが、ご主人の言うことを聞いてサブプライム問題に点火。明らかに面従腹背の人。
次の総裁:火の車のアメリカを救うのが、その仕事だとアメリカは当然考えているから武藤なのだが...

結論:福田の後ろには、デビッド・ロックフェラー(伯父だが、先はもう短い)が付いているようだが、小沢の後ろにはジェイ・ロックフェラー(甥。ロックフェラーでは有るが、ロスチャイルドとの絆は強い)が控えているのである。何か履物屋の倅をを総裁にという話もあるようだが、竹中は嫌いである。

クビになった宇宙飛行士

 ロシアの訓練施設内で搬出禁止の訓練教材などを故意に持ち出したり、教育に関係ない資料の貸し出しを受けるなど保安規律違反を繰り返し起こしてクビになった韓国初の宇宙飛行士コ・サン。ロシアからは追い出されたようだが、日本の宇宙ステーションの宇宙実験施設「きぼう」の搭乗予定者らしい。

 宇宙関係の技術を盗もうと良からぬことを働いたために追い出された人間を使うのはどうかと思うのだが...別な人を送って貰う方が良いんじゃないの(いなかったりして)。

結論:宇宙飛行士なのだからもっと倫理観のある人間...最初からスパイ目的なのは見え見えか。

SecondLifeの終焉

 CTOがクビになり、CEOが会長職に退くと発表されたSecondLife。そろそろ幕引きのようである(そうは言っていないが)。CEOが見つかるまでの間は、CEOを引き続き続けるとは言っているが、もう商売と強いては終ったのである。

結論:ドキドキもわくわくも無く、面白くも無い。何故、毛唐はあんなものが好きだったのだろう。

土曜日, 3月 15, 2008

責任を取らせる順番が違う

 書くだけ書いて上げるのを忘れていた。取りあえず上げてしまうのである。

あたごの問題で野党は石破大臣の辞任で騒いでいる。判ってやっていることなのだとは思うが、大臣が辞めても防衛省の体質は改善されない。それどころか、益々悪くなるだろう。それは、戦前の軍隊と同じで防衛省が官僚組織になってしまっているからだ。頭のゆるい人達は、日本が戦争に負けたのは軍国主義が行き過ぎたからだと未だに考えているようだが、日本が戦争になだれ込んでしまったのは官僚制が行き過ぎて組織が硬直化したからに過ぎない(自省の権益を守る行為が結果的に戦争を肯定してしまったのだ)。

 戦争の責任を問われることなく生き延びた官僚制度は行政を我が物顔に支配続けている。日本の様に僅かな期間で閣僚が入れ替わる国では内閣によって行政機関をコントロールすることは不可能。組織の問題は、その時に官庁のトップにある大臣ではなく事務方のトップにあるのだ。大臣が辞めるのは問題の根幹に関わる組織の膿を出し終わった時でなければいけないのである。

結論:与党が官僚を守ろうとするのならば話が判るが、日本では野党が官僚を利することを何の考えもなしに平気で行う。本来、革新であるはずの野党が保守以上に現状維持に加担している。日本の政治が硬直する原因が野党にあると言うのはお笑い草だ。官僚が責任を取らないのならば官僚制度はいつまでたっても良くならないのである。

金曜日, 3月 14, 2008

パンデミック

 日本語に訳せば感染爆発と言うことになるらしいが、今世界では鳥インフルエンザのパンデミックの問題で騒いでいる(パンデミックが起きているのでは無く起きたら対処不能になるからだ)のに、日本では大騒ぎになっていない。

結論:鳥インフルエンザ以前に、日本ではバカが感染爆発している。バカは死なきゃ直らないのだが、もしかしたらバカは鳥インフルエンザの特効薬かも知れない(誰も鳥インフルエンザの感染者がいないのだ)

オランダは進んでいる

 麻薬の合法化(専門の売店で大っぴらに販売)など、常識では考えられないくらいリベラルな国オランダと心得ているのだが、流石に公園(それも年間1000万人が訪れる人気の観光スポット)でのセックスを合法化しようとしていると聞いては驚いてしまう。同じ血が濃く流れている謹厳実直と表現した方が良い(もちろん変態先進国だが、むっつりスケベの口だ)ドイツ人と比べても、余りに凄過ぎる話である(そう言うことに大らかだった江戸時代の日本とは違うのだ)。

 一方で、その公園内でリードを付けていないイヌを散歩させることは厳しく取り締まるらしい。人間がまぐわうのはOKだが、どうやら犬畜生はまぐわってはいけないらしい。オーストラリアには鯨はダメだがカンガルーは殺していいと言うリベラルな環境大臣(元グリーンピースだ)がいたりするが、リベラルと言う言葉は今後”基地外”と訳した方が良いのじゃなかろうか(今までは私はリベラルを”自分勝手”と訳していた。

結論:まあ、新たな観光名物にはあるかもしれないが未開国(差別用語か?)以下の文明度なのは明らかだ。”パンツを穿いた猿”が人間だという(ヅラの)社会学者が昔いたが、穿いたパンツを脱いだのだから、また進化したとでも言うのだろうか。オランダは進んでいるのではなく、ただ壊れているのである。

たらい回し

 テレビでは病院をたらい回しになって死んでしまった人の話題を取り上げて、たらい回しにした病院をすっかり悪者扱いしているが一方的に病院を責めるのは問題である。当然、夜間に十分な医師を確保出来ない大病院と言うのも問題(民間の場合は何でも直せそうなポーズとして救急指定を利用したりするが、実際には夜勤にお金を注ぎ込む気など始めから無い)だが、行政が動いて救命医療センターを準備するのが筋である。道路特定財源は、道路建設ばかりでは無く、国土交通省の外郭団体の福利厚生に使われているようだが、救急医療の施設などを作るために使うべきだろう。

 同時に診療を受ける側にも問題がある。事故や重い持病を持っている患者の診療を妨害しているのは他でも無いミーイズム(こんなのまで権利扱いするからいけないのだ)に凝り固まった自分さえ良ければそれで良いバカ(大抵自分はリベラルだなどと抜かす)が救急車をタクシー代わりに使い(こちらはタダで病院を探してさえ呉れる)、どうでも良い診療で医師の手を患わせてしまうのだ。

結論:箱だけ立派な病院(医師は足りない)の乱立と、自分勝手なわがままな患者(自分は救急だと思っているがそうでないバカ)の跋扈が諸悪の根源なのである。大抵の病気は買い置きの市販薬で取りあえず対処出来るのである。夜が明けても変わらなかったら病院に行けばいいのだ。

木曜日, 3月 13, 2008

FRBは真剣

 日銀は総裁選を楽しんでいるようだが、FRBは住宅債券を買い取って資金を市場に供給する(政府がリスクを取れないなら中銀が取る)と言う思い切った作戦に打って出た。これこそ日銀がしなくては行けないシナリオ(国債を買い取って国の借金をチャラにする)。税金で返す目処の立たない借金を税金でどうにかしようと言うのはそもそも成り立たない戦略なのだ。

 国債で手に入れた資金で地方自治体が作った箱物などの建築費を利用代金で回収する事など本来不可能。国が金を貸してやったなどと考える事が間違いなのだ。そんなこといったら”借り得”じゃないかと考えるのが一般的だが、そう考えているとしたらあなたは財務省の術にはまっているのだ(もっともらしいがもっともらしいだけのデマ)。

 呉れてやるのでは無く貸すのだからいつかは返ってくるものだという言い訳(財務省は返ってくる事など考えてはいない。国民からむしり取ることを前提に考えている)を使って税金と国債でかき集めた金を無駄にばらまいているのだ。

結論:くどいようだが、日銀が国債を全額買い取れば国の借金は消えてなくなる。政府は税金で足りない分の紙幣をする事が出来る(日銀には日銀法で枠が有るが政府にそんなものは無い)。日銀がFRB並みに真剣ならば日本が不景気になどなる筈は無いのだ。

サブプライムローン問題の本質

 日本のバブル崩壊は右肩上がりを前提にした担保価値の上乗せが原因であった。つまり棄損額は明確なのだが処理が遅れたため(何時かは元に戻ると言う淡い期待)に更に穴が広がると言う単純な構図だった。それに比べ、サブプライムローンは、どこに(どの債権に)どれだけのものが含まれているかが分からない(そもそも、そうすることでリスク分散出来ると言う理屈が元のペーパーなのだから当たり前の話だ)のだから、始末に負えないのだ。分からなければ心理的要因が強く働きどのCDOも怪しく見えてしまうのだ。

 例えてみれば、日本のバブル崩壊は目の前にあるリンゴが腐って売るに売れない形の破綻だったのだが、サブプライム問題は腐るとは考えていなかったので色んなものに混ぜてしまったのに時間が経つと腐ると分かったリンゴだ。始末の悪い事にそこで出来た物を材料にして、二次加工された食品がどれ位あるか分からないという形の破綻なのだ。だからたった四半期で行きなり数兆円のロスを計上するような事になってしまうのである。

 世界は、そんな状態で必死なのに流石は日本は能天気。次の日銀総裁を日銀(ロスチャイルド)系か、財務省(ロックフェラー)系にするかという問題で騒いでいるのである。日銀の独立性がどうのと言っているが、元々ロスチャイルド系の日銀。ロスチャイルド系、ロックフェラー系のどちらが総裁になろうが政府の思惑で動く物では無いのである。財務省系が押えればサブプライム問題に少しは前向きになる(そうしないとロックフェラーが困るので)だろうが...

結論:日銀が世界に恩を売るにはロスチャイルド総裁の時に、サブプライム問題解決に動くに限る。何故ならロックフェラー総裁だったら日銀をサブプライム解決の道具に使われてしまう(金をむしり取る道具)からだ。じゃあ、ロスチャイルド総裁は日本のことを考えてくれるかと言えばさにあらず、世界経済を上向かせるために日本の景気を良くしようと(但しアメリカの景気が良くなるまでの間と限定される)真剣に考えているのはロックフェラー。どちらも日本の真の国益など考えてはくれないのである。

火曜日, 3月 11, 2008

国がどうにかしてくれると考えるから

 失われた14年とかの言葉で済まされがちな日本の構造的な欠陥の放置。実はその原因は国の援助ばかりを当てにする地方財政の仕組みにある。地方は国の金を当てにして箱物(含むインフラ)を作る地元の土建屋をベースにした経済モデルが当たり前だと考えてるが、実はそんなことを考えるから中央官僚の権力が強くなってしまうのだと理屈に気付いていないのである。実際には地方が自立しないから権力が強化されたのであって当てにしなければ中央官僚などただの事務屋に

 卵とニワトリの関係を履き違えた結果が何でもやってもらう中央官僚(何でもやれるようになってしまうしまうでしょ)を作り出してしまったのだ。中央官僚の考え出すモデルなどは電通の出す企画案と一緒で蓋を開ければ全国一律のネタの使い回しなのだ。

 昔、感性工学と言うどうでも良い下らない学会の会合に参加していた事があったが、ある時国土交通省か農水省の役人が感性工学をとり入れた事例紹介と言う事で発表を行った。内容は農業堰を地元に馴染むようにと感性工学を用いましたというのだが結局地名から連想される鹿だか何だかわからないが動物をモチーフにした水門を取って付けたように(明らかに取って付けただけだ)堰に組み込んだのだ。


結論:他人事ならばそんなバカなと思われるだろうが地方自治体と言うのはそんなバカに頼るくらい(実際は無駄な造作のため工賃は跳ね上がるのだ)大バカなのである。

成り立たない論拠で...

 ITバブル華やかかりし頃、”収穫逓増”なる変な理屈が罷り通っていた。そのもとはジレットのビジネスモデル(ホルダーを無料で配って替え刃で儲ける。初期投資はあるが後は儲けが転がり込んでくる)からの派生なのだが、ソフトウェア(ここで言うのはWindowsのようなOSなど)で囲い込んで、それ専用のソフトで儲けると言うパターンが成り立つ論拠が”収穫逓増”だったのだ。

 バブル時代PS2がその成功例だと持て囃されたものだからPS3を作ってしまったのだが、結果はご存知の通りである。

SONYの桶屋理論
1:PS3が飛ぶように売れればBlu-rayが普及する
2:Blu-rayが普及すればPS3はコストが下がり更に安く売れる
3:PS3が大量に売れれば多くのゲームが登場し更にPS3が売れる
4:莫大なコストを開発したcellが大量に売れデファクトチップになる
5:cellチップのコストが低くなれば更にPS3が売れる
6:DVDの時と同じようにBlu-rayがデファクトになる

 この中で実現したのはBlu-rayのデファクト化だけである。それもHD DVDの早期撤退の為でありPS3が売れたからでは無いのだから、コストを下げる要因にはなるはずがない。

 ご存知のように飛ぶように売れたのは一世代前のGekkoの流れを組むBroadwayを使ったWii。製造しているIBMはcellの共同開発会社。cellチップの能力を発揮出来るようなゲームは構造が複雑なため開発が大仕事。PS3の売上を押し上げるほどのゲームが揃えられなかった。ソフトで回収出来なければハードで儲けなければ行けないのだがソフトがなければハードは売れない。結局cellで儲けると言う算盤は破綻し、東芝(共同開発社)に売却となった。

結論:HD DVDで負けた形になった東芝は、将来金の成る木に化けるcellを手に入れた。Blu-rayのように将来の無いデバイスではなく、映像関係などのAV家電では計り知れないポテンシャルを持つcellチップを手に入れたのは大きなプラスだったのに、SONYは相変わらず成り立たない自分に都合の良い未来像に縛られているだけなのである。それどころかまた墓穴を大きくしているのに気付いていないようである。

OSの評価

 MacDailynews(Macと付くんだからMacに不利な訳は無い?)というWebサイトでOSを要素別に得点し、どれが一番かというものを掲載していた。因みに満点は5点である。

項目別
価格:フリーのUbuntuには勝てないがLeopardは、4.5
インストールのしやすさ:Leopardは当然の5
Interfaceの使い易さ:こちらも納得の5
バンドルソフト:Leopardは4.5。誤解されているかも知れないが裸のWindowsには殆どバンドルソフトは無い。PCにバンドルソフトが多いのはPCメーカーが付けているのだ。
サードパーティのソフトウェア(質では無く数):XPが堂々の一位で5。Leopardは3.5
ザードパーティのドライバ(質では無く数):XPが4.5で、LeopardはVistaと同じ3.5
ネットワーク機能:XPが4.5でトップ。LeopardはVistaと同じ4
セキュリティ:LeopardはUbuntuと同じ4でトップ。XPはどん尻

総合点
1位:Mac(33.5)
2位:XP(28.5)
3位:Vista(28)
4位:Ubuntu(27)

結論:マッカーには納得の結果であるが、OSの動作速度やデカサなどを加えれば、VistaはUbuntuに逆転されたかも知れない。完全では無いがMac上でネイティブ状態での速度比較は可能。そこまでやるとVistaを買った人に酷過ぎるか。

木曜日, 3月 06, 2008

ゆうちょは悠長じゃない

 ゆうちょ銀行がヤマトのメール便を使って郵便局向け冊子を送った件で、日本郵政社長の西川さんが「極めて遺憾」と発言したことは昨日書いたのだが、どうやら郵便事業会社に作業を打診したが難色を示されたので、一般競争入札にかけてヤマト運輸が落札したと言うのが事実らしい。郵便会社の方は入札があった事を知らなかったと言っているようだが、入札に参加しなかったのだとしたらそれは郵便会社の方が頓馬なのである。

結論:黙ってヤマトに発注したのならまだしも、黙っていても貰える仕事と高をくっていたのなら、悪いのは郵便会社の方なのである。そんな悠長な事を言っていたら国営にでもしない限り生き残れないのだ。再国営化が狙いなんだろうけど。

iPhoneとFlash

 iPhoneにFlashを搭載しない事をAdobeの社長が怒っていたが、4日の株主総会でJobsがそれに対する明確な解答を寄せた。

 一言で言えば「PC用FlashはiPhoneで使うには重過ぎ、Mobile用FlashはWeb利用には非力過ぎる」ということなのだが、AdobeがiPhoneに最適なその中間となるものを出していないので載せようがないのだということである。iPhoneにもっと強力なチップを使えば消費電力が大きくなり実用にならなくなる。3Gでさえ電池の持ちの問題から後回しにしたAppleからすれば当然の対応なのだろう。

 Flashという技術はコンテンツ製作者にはありがたいものなのだが、メモリと速度の限られる資源で使うにはバカみたいな技術なのだろう。

結論:iPhoneにFlashが標準で載る時とは、既にiPhoneが小さいMacになっている時なのかも知れない(勘違いして欲しくないのだが、iPhoneはOSXで動いているがMac OSXではないのである)。

ディズニー携帯からわかること

 ディズニー携帯が発売開始されたが、携帯のデザインから紙袋までディズニーの世界観を出しているようである。これってどこかの会社がやっていることと全く同じじゃないの。もちろんどこかって言うのはAppleの事なんだけど。

 iPhoneはパッケージから手提げ袋までApple色一色。ブランドを売ると言うのはこういう事なのかと言う見本である(もちろん世界的な有名ブランドは全て高しているが)。例えば、もしもLouis Vuittonが携帯を売るのだとしたら、キャリアが何処であれ、その直営ショップや町の携帯屋で売っては行けないという答えが導き出される。

 何故なら、町の携帯屋で扱ったのでは差別化(高価格で納得させる意味)を図る事が出来なくなり、同時にステイタス性を失ってしまうことになる。だからこそ、有名ブランドは販売チャネルを制限して希少性を維持している訳だ。

結論:iPhoneは、Appleストアだけで売り、ディズニー携帯はディズニーショップだけで売るのが一番正しいのだ。もちろん、それが通用するのはステータス・ブランドだけなのだが...

川田龍平

 川田龍平というと、事実関係の照査は無視して人非人扱いの我がblog。個人的に関係も恨みも全く無いのだがネット上の悪い噂(デマかもしれない)に躍らされているような気もする。どうして、そんな扱いなのかと問われてれば...

結論:生理的に嫌なものを感じるとしか言えないのである。こういう時の私の動物的な勘は結構正しいのだ。

水曜日, 3月 05, 2008

ヒラリーが副大統領になったら〜その2〜

オバマが勝てば副大統領候補はエドワーズ。副大統領の目がないとわかっているのだから、ヒラリーは最後まで戦う気なのだろう。

結論:ヒラリーが副大統領になったら暗殺される事が分かっていて大統領になる人間なんていないのである。

川田龍平が結婚

 エイズのヒーローはいつの間にか陰性になったと知り参院選の時に似非エイズと罵倒したけど見事当選。今度は結婚だって。

結論:川田氏が嘘を付いていないのだとしたら、エイズはきっと治る病気なのである。親がプロ市民(隠れ共産党)なので、まあエイズだと嘘を付いていただけだと思うが。

ちょっと良い話

 ゆうちょ銀行が、郵便局宛の冊子を送るのにヤマトのメール便を使ったそうである。流石の事態に日本郵政社長の西川さんが怒ったようだが、一番コストのかからないものを使うのが資本主義。それを怒るなら民営化などしなければよかったのだ。

結論:こう言うのを本当の自由化と言うのだ。義理も人情も無いとも言えるが...そもそも小泉改革自体義理も人情もないのだから、これで良いのだ。

白を切る

 毒ギョウザを日本のせいにするくらいならかわいいもの(かわいくは無いが)だが、黄砂もモンゴルや(揚げ句の果てには)韓国や日本だって砂塵を出していると言う始末。

結論:相手にするのをやめよう。

戦争を想定しない軍隊から考える事

 戦争をしろなどとは言わないが敵を持っていない(敵を想定しない事)と戦略も何も立てる必要が無くなるためフヌケタ軍隊になってしまう。それが今の自衛隊だ。ご多分に漏れず、防衛省もお役所の悪弊に染まり、全ての行動原理を悪しき前提に置いている。だから、事故と言う突発事象にさえ対応する事が出来ないのだ。

日本外交の大前提
アメリカは同盟国:アメリカのような野蛮人と戦争をしないのは当たり前の話しだが、どうやら日本の保守と言われている人達(所謂親米保守)は、同盟国だから敵として想定しないという考えらしい。これは全く持って間違った前提である。同盟といのは条約で規定されているだけであって、いつ何時アメリカが日本に牙をむくかもしれないことを想定していない。米軍を相手に単独で刺違える軍事力がないのは仕方ないが、もしもの時に米軍がおいそれと手出しを出来ないような保険は掛けとかなければ行けない。状況証拠:間違いなく世界最強であるF22を航空自衛隊に売らない。大量に保有されたらアメリカでもテコズル戦闘機なのである。
北朝鮮は敵:拉致問題も含め明らかに日本の敵だが、それだけで良いのだろうか。例えば平和裡に再併合すれば拉致問題は消えてなくなるなど想定出来ないだろうか。韓国とは違い地下資源(特にレアメタル)も多く経済再生を日本の手で行えば大化けする可能性はある。韓国には北朝鮮を併合する経済力は無いが日本にはある。例えば、韓国、北朝鮮、台湾で連邦を構成する戦略をとったとしたらどうなるか。大局からものごとを考えなければ事は進まないのだ。
中国は大国:国土も広く人口も多い、軍隊も巨大だ。それならば大国かと言えばアメリカと同様に大国ではあるがアメリカと同様に野蛮な国である(たかだか数百年の国と自称4千年の歴史を持つ国が同じように野蛮と言うのもどうかと思うが)。巨大である事と大国とは次元の違う話。あれだけ大きくても身勝手な人間の寄せ集めに過ぎない。アメリカと同じで何時牙をむくか知れない不気味な存在。中国とアメリカが決して仲間にならないような戦略を考えなければ行けないのである。
ロシアは元仮想敵国:明らかな領土問題を抱えるロシアを友好国とは呼べないが、中国の覇権主義を封じ込めるには地政学的にも軍事的にも、最も役に立つ国。ソ連を仮想敵にしたのはアメリカの都合であって日本の都合では無い(疑う事を知らない人は気付かないかも知れないが、領土問題を解決させなかったのはアメリカの戦略なのだ)。

 前提と言うのは言葉を変えれば建前のことである。建前に縛られて身動きが取れなくなる事くらい馬鹿らしい事は無い。戦前の日本が戦争から手を引く事が出来なかったのも”必ず勝つ”などという建前に縛られたからだ。状況が変わったら臨機応変に対応し被害を最小に留めるのが統治者の責任。東芝が、HD DVDから撤退すると言う英断(そもそもあんなものにクビを突っ込む目利きの無さは置いとくとして)を行ったが、軍隊や外交を司る人間は常に全てのオプションを考慮して事に当らなければいけないのだ。

結論:世界のどの国に対しても始めから敵だ味方だと決めつけては行けない。日露戦争までは明らかに味方だった英国(その方が戦略的にプラスだから英国はそうしただけであって別に日本が王制国家だったから親近感を持ってくれていた訳では無い)は、第一次大戦当りでおかしくなり結局は敵国になったでは無いか。侵略された事の無い国は裏を読む事が出来ないから、こっぴどい目に合うのだ。

大きい事は良い事だ

 世の中には大きい事は良い事だと言う迷信がある(大きいのが良い事ならば恐竜は絶滅なぞしていない)。巨大企業であるMicrosoftも独占的な巨大企業であろうと努力してきたばかりに小回りの利かない木偶の坊に成り下がってしまった。

 独禁法違反で訴えられた時に、OSとアプリケーションが別会社になっていればもう少し小回りの利く会社になっていたかも知れないが、今更遅いだろう。根っこであるはずのOS部門がオフィス部門の下働き扱いになっているために、まともなOSを迅速に(約束通りの機能で)出荷される事が出来ないという末期症状を呈する事になってしまったのが、現在のMicrosoftなのである。

 ストックオプションを餌に使えなくなったMicrosoftはアメリカの中でも急速にサラリーマン化が進む企業になってしまった。Yahoo!買収をカンフル剤に使いたいのだろうが、もうMicrosoftには往時の勢いはないのである。

結論:大きいと言う事は非効率と言う事。規模では無くダイナミックに動けるかどうかが重要なのである。

まぐれ当たり

 池田信夫と言う人が、現在のAppleの成功は”まぐれ当たり”だとblogに書かれてる。Jobsは、成功よりも失敗の方が多く、個人的にはとてもいやな奴で細かい事にまで口出しする最悪の経営者だということだ(確かに嫌な奴かも知れないが、皆のあこがれでは有るだろう)。iPod以外に実績は無く(iMacはJobs以前に計画されていたとは言われるし、Cubeは明らかに失敗だったが)、創業会社を追い出され、NeXTは失敗した(Appleに高値で売れたので強ち失敗では無いだろう。Jobsがいなければ買い叩かれた筈だ)のが何よりの証拠だと言うのだ。

 人間的に素晴らしいなどとは私も考えてはいないが、経営者としてどうかと聞かれれば特異ではあるが傑物だと思う。勿論、Jobs無き後、Appleが今のままの調子で伸びていく事が出来なければ、それをJobsのせいにする事は出来るだろう(自分にしかできない路線を引いてしまった責任だ)が、そこまで言われてもである。

結論:今の成功は確かにまぐれなのかもしれない。しかし、Jobsが世の中に上手く合わせたのでは無く、世の中がうまくJobsにあっていたのは間違いない。運を呼び込むのも経営者の大切な能力なのである。

火曜日, 3月 04, 2008

防衛省は期待通り?

 あたごだけではなくどうやら今度はエジプトで貨物船に接触すると言う事故を起こした海上自衛隊。軍事の全く分からない内局(背広組とえばっているが三流官庁の事務屋じゃないか)支配を文民統制と拡大解釈してきたために、有事に敏速に対応出来ない世界にも稀な軍隊を作り上げたのは戦後政治のツケなのだ。文民統制などと言っているが内局の実態は警察官僚の支配下にある。内局がどこを見て仕事をしているか何て分かりそうなもんだが、マスコミはそのことをおくびにも出さないので世間の人は知らないのである。

 ずっと、同じ事(趣旨)ばかりを書いているのだが、防衛省は他の官庁と同じで”お役所”。つまり手続を踏む事が仕事であって、物事に対処する事が仕事では無いのだ。今回の事故の報告が遅れたのも省内のヒエラルキーを守ったことが、原因なのだが誰もそこを責めたりしない。現場が事故を取り繕うとするよりも早く報告したとしても、情報が統幕から内局へと進んで行けば大臣に届く前に1時間や2時間経ってしまうのは仕方がないのだ。こんなことを言いたくは無いが、報告書にはきちんと各責任者の印鑑が押印されているに違いない。

結論:石破大臣は軍事オタクだが、軍事オタクは防衛大臣には向かない。外交とは武器を使わない戦争の事だと書いたが、武器を持った防衛省だからこそ外交能力が必要だ。武器と言うのは使わずに相手を屈服させるのが本来の役目。石破大臣にそれが出来るとは思えない(喋り過ぎなのだ)のである。更に今回の騒動がここまで目茶苦茶になった原因は事務方が全く機能していない何よりの証拠。内局の長である事務次官更迭は、直ちに行うべきである。

保守はお人よし?

 アメリカべったりの親米保守(そう名乗っているだけで、あんな連中は決して保守では無い)。戦後日本が被支配から始った事を都合よく無視するから同盟国だなどという口当たりの良い嘘が罷り通るのだ。日米安保は安全保障の条約であって同盟だと思っているのは被占領国である日本だけである。安全保障は日本の再軍備を極力最小限に抑え、再度刃向かう事の無いようにコントロールするために存在するのだが、それを強化するために憲法九条が蓋の役目をしているのが実態だ。

 親米保守と言われる(名乗る)連中は、結局親米なのでは無く媚米。自分の主人は、日本では無くアメリカだと信じている売国奴に過ぎない。もちろんアメリカは、親米保守のことを子分だなどとは考えている訳も無く、所詮パシリ位の扱いだろう(母国に愛情を持っていない様な奴を信用する筈がないし、本当の母国は半島だったりする)。

結論:本当にアメリカが日本の同盟国だと信じているのならば、間違いなく脳味噌が腐っている。そうではなく日本はアメリカの子分でいれば良いと考えているならば保守を名乗るのをやめて欲しい。自国のことを信頼しない保守など有り得ないのだ。

携帯電話は儲からない?

 三菱電機が携帯電話から撤退する事になった。三洋電気も携帯事業部の売却を決めているが、日本のように狭く且つ高機能端末を要求される市場で今迄複数のメーカーがやって来れた事態がおかしかったのだ。携帯に限らず日本の家電メーカー(自動車もそうだが)は、市場規模からすると数が多過ぎるのだろう。

 キャリアの買い取りがあるからこそやって来れたのだが、Appleのようにそのビジネス・モデルを破壊する商品が市場に登場すれば到底利益を上げる事など不可能になってしまう。突飛なマシーン(自動車もそうだが突飛過ぎるのだ)を作る三菱電気は市場の支持を得られなかったのだけである(発想がずれているのだ)。

結論:iPhoneの本質はパッケージの妙にある。別に突飛な機能など一切ない。だから、売れるのである。

ヒラリーが副大統領になったら

 近来稀に見る見苦しい大統領予備選を行っている民主党。勝ち目のないヒラリーは、このままでは党が割れて共和党に政権をとられてしまうとか何とか理屈を捏ね、副大統領になろうと画策しているだろう(そう言う輩だ)。オバマが大統領になればもう大統領になったも同然...共和党に負けたら共和党に鞍替えするかも知れない。ヒラリーと言うのはそう言う人です。

結論:もしも民主党候補が大統領選に勝ってヒラリーが副大統領になったら、その大統領はきっと暗殺されます。ヒラリーと言うのはそう言う人です。