木曜日, 3月 27, 2008

被支配者

 朝鮮だけがそうだと言う訳ではないが、近隣の理不尽な国家に常に半侵略状態に置かれ続けた国の国民は、真の支配者は自国の王では無く、その首根っこを押えている宗主国の方だと考えるようになってしまう。要は自分の国など信じてはいないし、愛してもいないのだ。そして、そう言う連中は真の支配者に擦りよってより強い立場を手に入れようと常に考えている。それも、旧勢力時代に差別されていた人ほど。

 日本に対する韓国などの反応を見ればそれは明らかだが、日本に強制的に連れて来られたと主張している人の多くは、遅れた国(朝鮮)を捨て、日本人になることによって自国民の上に立とうとした人達(徴用は終戦間際まで行われなかったのだから殆どは自ら来たのだ)だったが、結果的に敗戦国に肩入れすると言う貧乏籤を引いてしまったのだ。

 揚げ句の果てに、日本人に成りすます絶好のチャンスと捉えた創氏改名が裏目に出ると、強制だったと言い張り身の潔白を示そうとしているに過ぎない。同じ血の流れている朝鮮人にそれは通じないから在日と言う立場に甘んじなければならないことになったのだ。そして、それが嫌な人間は伝手を使ってアメリカへと流れていったのである。

結論:力のない国家に生まれたものは、宗主国(支配者)側に付いて生き延びるのが知恵なのかも知れない。アメリカの占領国に甘んじている現在の日本は朝鮮を笑うことは出来ないが、事大主義の連中の本性くらいは分かった上で話半分に聞くくらいの知恵は身に付けるべきである。

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