水曜日, 3月 19, 2008

財務省と言うの嘘つき 〜その2〜

 昨日のネタで書き忘れたので追加である。


その1:日本の法人税は高い。表面税率(建前)は、確かに欧米諸国と比べて高いが、実際には経費扱いで落とせる裏利益(準備金と言う名が付く)と言うものを額面通りに利用した場合の実質税率は欧米諸国よりも高いことにはならない。また日本法人の七割は利益が出ていない(赤字も含むが、儲けた金は経費にして使ってしまうというマジックで利益を法人所有の調度品に変えるのが可能。実際は経営者の個人所有物だ)中小企業ばかり、大企業になれば消費税の還付などと言う至れり尽くせりの制度さえ用意されている。
その2:確定申告は大変である。実は源泉徴収から税金を取り戻すために確定申告を毎年行っているが、お金が返ってくることが分かっているので全然大変なことでは無い。購入したものが経費と認められるかどうかは事業者と違い個人の給与所得者の場合の方が枠は狭いのかも知れないが、源泉徴収という制度(通常は、戦時などの特殊な状況下で行われる暫定制度)を、平時にまで行っているのは以上なのだ。それを、隠蔽するために税務署は怖いという洗脳を行ない、間違っても確定申告など思いつかないようにしているだけである。本当に怖いのならば個人事業者などに誰がなるものか。

結論:私の知り合いが会社を経営しているが、経費で落とせるので社用車はAMGだ(恐らく1,500万はするんじゃないだろうか)。300キロ近く出せる社用車が必要な広告屋さんと言うのはありなのだろうか?大きな仕事をとるには羽振りが良く見える方が良いだろうが、普通のベンツで良いような...これが日本の法人税の実情である。そんなことが、罷り通るから税収が上がらないんじゃないの?

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