金曜日, 4月 29, 2011

純利益でもMicrosoftを抜く

 2010年7~9月期に売上高でMicrosoftを上回ったAppleが、2011年1~3月期に純利益でもMicrosoftをついに超えた。純利益率ではソフトウェアが主体のMicrosoftの方が未だに上だとは言えるが、ハードウェアで利益を得ている会社の純利益率が25%近いというのは信じられない事である。資金不足で潰れそうだったAppleへの資金提供をゲイツに持ちかけた時のAppleのシェアはわずか数パーセント。まさか、こんな日が来ようとは多くの人は考えていなかっただろう(私はこうなると読んでいたが)。

結論:「iPhone 6」や「iPad 3」も既に開発が進んでいるApple。ここ暫くは盤石なのである。

SONYのタブレット

 秋には出荷したいと言う夢のような話とともに発表されたSONYのタブレット。「S1」はダイレクトに「iPad」がターゲットで、「S2」は「DS」がライバルの様に見えるのだが。
 
 持ちやすさを考えてデザインされた「S1」は、楔形まではいかないが厚みが違いテーブルなどに置いた時にも微妙に角度が付いてキーボード入力などは多少はやりやすいのかも知れないが、どう考えても横置きで薄い方が手前にならなければならないデザイン。Android 3.0はなんとなく横にして使うインターフェイスだとは感じていたが、上下左右好きな方向で使えるiPadよりも使い辛いと感じるのはわがままだろうか(インターフェイスに制約を付けるデザインなど愚の骨頂だ)。
 
 「秋では遅過ぎる」というTweetに対しては、発売が秋になったのは素のハードやOSに手を加えてSONYらしさを盛り込む事と、サードパーティに「SONY Tablet」に最適化したアプリを作ってもらう時間が必要だからと言う事らしいが、数のこなせない「SONY Tablet」専用にアプリを作ってくれるのはプレステ用のゲームを作っているところくらいのような気がする。いつまでもティーザーで終ってしまうのかと思っていた東芝のタブレットも6月には登場するようだし、既に発売開始された「XOOM」や「Optimus」、そして間違いなく出てくるであろう「GALAXY Tab 10.1」が、揃っているところに同じOSの商品を出してどれ位売れると考えているだろう。

結論:Samsungじゃないが、「iOS」が5.0にアップされて「iPad」がもう一皮むけた時に対抗出来るような魅力があるとは到底思えないのである。残念。

握手会とCD

 その昔、シングルレコードの販促でデパートの屋上などでサイン会(今でもタレント本などではやってるな)などと言うものが頻繁に行われていた(歳がわかってしまう)が、その延長線上で握手会が人気なようである。最初に始めたのはハロプロだったのだろうが、逢いに行けるアイドルのAKBでそれが突然変異を起こし、購入枚数に応じて特典が変わるという新たな拡販ツールと化してしまった。
 
 レーベルにしてみれば枚数が出れば(売れれば)顧客の数など、どうでも良いのはわかるが、例えミリオンセラーになったとしても「握手券」目当てに一人が10枚の20枚も買っている(中には100枚も買うバカもいる)としたら果たしてそれが良い事なのだろうかと…

結論:アナログ版の時代には愛聴版はキズが入ってしまうことを考慮して予備としてもう1枚購入などと言う事もあったが、今の買い方にはそれはない。こんな売り方をしなければ家無いと言う事は完全に末期症状。そんなもんを作るくらいなら廃盤をデジタル化してiTunesで販売した方がよっぽど世のため、人のためになると思うのだ。

木曜日, 4月 28, 2011

小さな事だけど大きな事

 アメリカで「iPad 2」が発表された時に性能が倍になったのに筐体はより薄くなり、重さも軽くなったのに価格が据置きになった事を受けSamsungは「GALAXY Tab」の10.1インチの発売を延期した位にインパクトがあった訳だが、延期された国内の販売開始で明らかにされた販売価格は、なんと値下げ。円高もあるのだろうがそれも1割近くの大幅値下げ。カメラも付いて、薄く軽くなって値下げなのだから…

結論:この価格に対抗してタブレットを売ろうと言う他のメーカーにとっては高いハードルなのである。その前に部品調達が出来ないか。

「iPad 2」発売開始

 東日本大震災の影響で3月25日が4月28日に伸びてしまった「iPad 2」の発売。通常であれば「Apple Store GINZA」に朝一で出掛けて並んでいるところなのだが、今回は仕事の関係でパス。勿論、何もしていない訳ではなく複数の取引先に連絡を取って複数台の注文は入れたのだが、「まだ手に入れていないのですか」と複数の人から言われる始末。帰りがけに「スマートカバー」だけでも 買わないと示しが付かないと考えている次第である。
 
 前から騒いでいた全店舗への「iPad」導入もほぼ終了。1,000台が無事に嫁入りを済ませ、次の仕事は全社員への「iPad 2」の配布だと考えている。

結論:想定外の事態を受け我が社の全システムの見直し(全ての入れ替え)がスタート。iPadを基幹業務の柱に据えてシステムの再構築である。

サマータイムで節電?

 あまりのトンでも話なので流石に新たに言い出すバカは現れていないようだが(そうでもないのか?)、電力不足の対する節電の手段としてサマータイムが出てきた時は唖然とした。外国かぶれが、何でも欧米風にしたいと思うのは構わないし、サマータイムがオシャレと言うのも構わないが、そうすれば節電になるというのは論理の飛躍。結局、まともに計算してみたらどう考えても節電効果は数パーセントしかないと論破され、大企業の休日をシフト(タイムシフトではなくデイシフト)して対応すする案で決まりそうである。
 
 夏場は日の出が早いのだからその分をシフトすれば節電になるというのがサマータイム推進派の言い分だった訳だが、2時間や3時間一日の始まりを移動したって一番冷房で電気を消費する時間帯は避ける事が出来ないのだから計算するまでもないバカな理屈。そんな事をする位ならラテン諸国のように一番熱い時間帯は仕事などせずにシエスタ(2時間以上の休憩)にでもする方がよっぽど効果的なはずである。

結論:夏場の昼はシエスタ。そして、7、8月は2ヶ月のバケーションにすれば間違いなく節電になるのだ。当然給与は満額だ。

放射線障害は遺伝しない

 私の大好きな池田信夫が「放射線障害は遺伝しない」のだから子孫にまで「遺伝的な障害を残す」ことはないと力説している。親と同じ障害が遺伝的に発生するかと言えばそれは残念な池田さんの仰る通りなのだが、だから子孫にまで遺伝的な障害を残さないことにはならないと言うのは論理の飛躍を通り越して…残念である。
 
 放射線による遺伝子の先勝が起こりそれが大きなものであれば、そもそも突然変異になる前に受精卵として成長しないのだから問題ないというのだが、そこまで酷い損傷でなければやはり突然変異を誘発するし、放射線で遺伝子が損傷してしまい不妊になってしまえば、そこで子孫は生まれなくなって仕舞うので大きな障害を発生させるのである。

結論:片輪が生まれなきゃ遺伝的な障害じゃないとは恐れ入った話だ。きっと脳味噌に遺伝的な障害を持っているのだろう。

水曜日, 4月 27, 2011

原子力利権の正体

 原子力絡みの組織がこれだけある(これで全てではない)だけで呆れてしまうが、そのなかを見れば経産省か文科省の所管で理事や役員の重複で更に唖然である。
 
原子力委員会(JAEC)(内閣府)
 委員長代理は元電力中央研究所研究参事や東電顧問
原子力安全委員会(NSC)(内閣府)
 委員には日本原子力研究開発機構や日本原子力研究所東海研究所出身者
原子力安全 保安院(NISA)(経済産業省)
 原発を推進している経産省の一部局
原子力発電環境整備機構(NUMO)
  役員に元経産省官僚、評議員に電力中央研究所 理事長や日本原子力研究開発機構 理事長、日本原子力産業協会 理事長
(社)日本原子力産業協会(JAIF)
 会員は原子力関連会社や電力会社、電機メーカーなど
(社)日本原子力学会(AESJ)
 会長はもんじゅを動かしている日本原子力研究開発機構の敦賀の本部長
(財)原子力安全技術センター(NUSTEC)
文科省の所管の財団法人。科学技術庁の天下り組織
(独)原子力安全基盤機構(JNES)
 経産省の所管の独立行政法人。経産省の天下り組織
(社)日本原子力技術協会(JANTI)
 理事長は元日本原子力発電副社長、安全文化推進部長は元日本核燃料開発株式会社代表取締役社長
(財)原子力安全研究協会(NSRA)
経産省、文科省所管の財団法人。理事に日本原子力発電相談役、原子力安全基盤機構技術顧問
(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)
  理事長は元原子力安全委員会委員長、副理事長は関電顧問、理事は文科省天下り
(財)原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)
 文科省所管の財団法人。理事に日本原子力研究開発機構理事、日本原子力産業協会常務理事
(財)日本原子力文化振興財団(JAERO)
 経産省、文科省所管の財団法人
(財)原子力発電技術機構(NUPEC)
経産省所管の財団法人。
(社)火力原子力発電技術協会(TENPES)
原子力発電所運転責任者を認定する組織
(財)原子力国際協力センター(JICC)
原発の海外への輸入を受け持つ組織
(社)原子燃料政策研究会(CNFC)
経産省所管の社団法人。原子燃料リサイクル確率のために設立
(財)原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC)
経産省所管の放射性廃棄物素分に関わる調査研究と資金管理を行う組織。や日本原子力研究開発機構理事長が役員、日本原子力文化振興財団理事長や原子力発電環境整備機構理事長、電力会社代表取締役などが評議員

結論:天下り、持ち回りの原子力村である。いくら数があっても同じ利害で結びついているのだから相互牽制など始めから存在しないのである。

新しいiMac登場

 明日から「iPad 2」が発売開始と言われるAppleだが、「MacBook Pro」のアップデートで見劣り感が強くなってしまった「iMac」も「Sandy Bridge」+「Thunderbolt」の形で間もなくデビュー(遅くても5月の半ばには)。バッテリーで動いている訳ではないのでかなり思い切った高速マシンに仕立て上げられるだろう。そうなってくると、更に見劣り感の強くなってしまった「Mac Pro」だが、こちらはPowerPC時代から続いてきた筐体を遂に捨て、消え去った「Xserve」との中間的なモデルとなって、縦置きでデスクトップ、横にすればラックマウントと言ったデザインになって間もなく出るのではとされる。6月になればWWDCがあり、今回の目玉はOS(「iOS 5」と「OSX Lion」)だが、それに前後する数週の間で「MacBook Air」もアップデートされるだろう。その前にMobileMeにも手が入るだろうし…

結論:二週おきに新製品、サービスがスタートすると考えていれば間違いない。

火曜日, 4月 26, 2011

「iPhone 5」或いは「iPhone 4S」の予想

 正式な発売開始のアナウンスの前にイギリスで「iPhone 4」のホワイトモデルが販売されている(正式には4月27日から発売開始)ようだが、皆の関心は既に次期iPhoneの方に移っているような気がする。噂では、見た目が殆ど変わらないものと大幅に変更される物の二種類があるようだが、恐らく秋に登場するのは筐体の殆ど変わらないモデルで、CPUはA5にアップデートされQualcommの通信モジュールにバージョンアップされた「iPhone 4S」と呼ばれるものになるのではないだろうか(通常Appleは一つの筐体を2年は使う)。
 
 それでは、来年デビューになると噂されている「iPhone 5」はどうなるのだろう。噂から判断すればより薄く軽い(もしかしたら小さい)「iPod touch」のようなiPhoneなのだが、今までよりも大きなホームボタンでジェスチャーもカバーするというのは、余り現実的な解ではないような気がする。
 
予想される次期モデルのスペック
その1:CPUはA5(東芝製のデュアルコア?)
その2:グローバルバンド(GSM+CDMA対応のQualcomm通信チップでT-Mobileもサポート)
その3:RAM512MB(1Gなくても普通に動く筈)
その4:8メガピクセルカメラ

 たったそれだけと思われるかも知れないが、NFCやLTE(WiMAXなどの4G)、ホームボタンの変更は来年登場の「iPhone 5」で実装されるのではないだろうか、筐体のデザインも変更されリキッド・メタルなどの新たな素材でボディを作ってくるのではないだろうか。

結論:MobileMeのアップデートに伴いiTunesライブラリーのクラウドサービスなどは、ハードではなく「iOS」の問題なのでiPhoneとは別な話になるのである。

原発作業用ロボットに唖然

 原発事故が発生して人での作業が不可能になった時に備えてロボットが用意されていなかった事(サヨクの感情的な原発反対に対抗して原発推進側も感情的に無謬神話に自体開いた口が塞がらない状態だったが、どこで見つけてきたのかは分からないが、いよいよ導入となったロボットを見て唖然。あれじゃ半日で壊れてしまうロボカップに出場さえ出来ない代物。良く恥ずかしげもなく公開したものだ。

結論:放射線が強い環境では人間だけではなく機械物も壊れてしまう。あの作りでCPUがガリウムヒ素の半導体を使っているとは到底思えないので、放射線には弱いシリコンチップ。機械的な力が加わらなくてもあれでは直ぐにお釈迦である。

「iPad」は必要ないのに何故売れる?

 今までにはなかったカテゴリー(それ以前のタブレットPCは出来損ないのPC)を作り出し僅か1年で1,500万台も売れ(出荷ではない)、それまで一部ではヒット商品だったネットブックを時代遅れにメインストリームに躍り出た「iPad」(タブレットではなくiPadが売れているだけだ)。PCならば出来る事が出来ず、スマートフォンのように携帯性が優れる訳でもなく、普通に考えれば失敗した数多のタブレットPCと同じ運命を辿ってもおかしくなかったのだ。何故、「iPad」だけが成功している(「XOOM」や「GALAXY Tab」を成功だと考える人もいるかも知れないが、それは事実誤認だ)かと言えば次の二つの点に尽きる。
 
 一つは誰にでも操作可能(全てではないが)な考え抜かれたユーザインタフェイス(ユーザビリティでiPadに勝つデバイスは恐らく今のところはない。フィーリングが段違いだ)で、もう一つはアプリの豊富さ(スタート時にiPhone用のアプリが使えたのが大きい)とインストールの簡便さだ。iTunesのアカウントやApple IDを持っていればWi-Fi環境でなくてもアプリがダウンロード可能(20M以内のサイズなら)なのだから、iTunesストアよりも敷居は更に低い。その上、無料アプリも豊富にあるのだから売れない方がおかしいくらいだろう。

結論:今までの家庭用のPCは、「iPad」よりも、もっと必要がないものだったのである。

日本一の無責任男

 植木等の無責任男は小さな事を気にせず前向きに生きていくと言うアグレッシブなくらいにポジティブな考えを無責任と表現した訳だが、被災地支援で具体的な責任ある行動を何もしていないように見受けられるカイワレ首相は、途中で政権を放棄したのでは無責任だから続投すると言う自分に都合の良い理屈を振りかざして、どんなに辞めろと言われても辞める気が更々無い事を改めて表明した。東電を潰さない事と増税を前提にする財務大臣や政府の責任は国民負担の形でと金勘定しかしない現政権。金なんてあとから考えれば良い話でまずは復興プランを作るのが政府の仕事なのに、資金の手当が付かないのにプランを策定するのは無責任だとばかりに無駄な会議ばかりを続けているのだから、漁業組合の人達ではないが自力で復興をしてゆくしかないのかも知れない。

結論:何も責任ある行動をする気が無い人間がトップに居座るのが一番無責任な行動なのだ。どうせ何もできないんだから被曝した野菜でも喰ってろ。

月曜日, 4月 25, 2011

次期MacBook Airは6月販売開始

 一世代前のCPUを使っているのにSSDとの組み合わせで想像以上に高速に動作する「MacBook Air」は未だに人気商品だが、プロセッサを「Sandy Bridge」にアップデートしたAirが6月にデビューすると言う噂が出始めている。筐体そのものに大幅な変更はないと見られているが、もしかしたらUSBを一つ潰して「Thunderbolt」が載るのではないかとも言われているが、基本的に「mini Displayport」があるのだから載せるとすればそこを使うのは当然の話だろう。まだ、周辺機器が揃っている訳ではないが「Thunderbolt」が使えれば
USBと併せて最大3つのポートが使える事になる。もしも、載らないとすればそれは単純にコストの問題になるだろう。

 プロセッサ以外に強化されるのはシステムバスとSSDの高速化。僅かとは言えSamsungのフラッシュストレージの方が速いと言われているが、それを利用するかどうかはコストとストレージの大きさの問題になるだろう。

結論:「MacBook Pro」の登場で少し見劣り感があった「MacBook Air」だが、「Sandy Bridge」版が登場したら、また爆発的に売れる事だろう。特に11インチは凄いぞ。

Appleが売上高でNokiaを抜く

 OSのシェアではAndroidの猛追を受けて第3位になってしまったAppleだが、その売上高は、遂に巨人Nokiaを抜き去って業界1位となった。台数で負けているのに金額で勝ってしまうのは単純に卸売価格が高いせいなのだが(卸値は概ね売価の90%以上。粗利は50%に近い)、売上高ではなく利益になってしまうと全業界の合計の方がAppleよりも少ないのは大分前からなので、売れても儲からないApple以外のスマートフォンは定着したようである。

結論:これからどんどんAndroidが増えると言うのがアナリストの予測だが、今後のAndroidは締めつけが厳しくなり自由度が減ってくれば差別化(高付加価値化)を図りたい大メーカーから、脱落者が出てくるように思うのだ。

金曜日, 4月 22, 2011

Steve Jobsの財産

 正確なところを知っている訳ではないのだが、恐らく6,000億円前後の総資産は確実に持っているSteve Jobs。Appleからは、年俸1ドルしか貰っていないとは言えそれだけ貰えるなら、身を粉にして働くのは当たり前と考えるのが普通だろう。ところが、そこで誤解してしまうのは創業者であるJobsの資産が6,000億もあるのはAppleの株を沢山持っているからだろうと言う事。確かに550万株のApple株(邦貨にして1,600億円)を現在所有しているが、資産の多くは自分が経営している訳ではないウォルト・ディズニーの株式(なんと、1億3,800万株で邦貨で5,000億弱)なのだ。
 
 今のAppleの成功は、JobsのNeXTを買収したところから始まるのだが、その時の買収価格が約4億ドル。潰れ掛けで現金の持ち合わせの少なかったAppleは半分近くをApple株で払ったのだがJobsに渡ったのは150万株。もしも、持ち続けていれば2回分割が行われているので総数は600万株になっている筈なので、単純計算すれば50万株を売却したと考えられるだろうが、Appleに売却後半年で1株を残して全てを売却(当時の株価は8ドル)。1株しか持っていない(キャッシュは10億位手にしたが)のにAppleの復活のために全力を尽くしたのだ。そこから分かるように自分の資産を増やすためにAppleを復活させたのではないのである。550万株も持っていれば確かに凄い資産だが、買収時の株を持ち続けていれば優に1,000万株を越えていたのだから、普通に考えれば何てバカな事をと言うお話だ(約3,000億をドブに捨てた)。その後に付与されたストックオプションも一度も権利を行使していないのも事実。550万株あるのはオプションを行使しないので現物が支給された訳である。

結論:JobsがAppleを復活させたのは金銭目当てではなく自分が思い描いていた夢を実現するためだった。株価も、配当も気にする事なく物づくりに徹したから夢を実現出来たのである。Jobsの財産はAppleの成功なのだ。1株も売らずに全ての権利を行使していたら世界でもトップクラスの…

水曜日, 4月 20, 2011

減反指示とはさすが民主党

 福島、宮城、岩手と多くの米どころが被災地となり(福島の太平洋岸など完全にアウトだ)、誰がどう考えても豊作などあり得ないのに現政府はそう考えていない(考える気がない)事が、明らかになったようだ。このままでは米不足になると考えた新潟県が中越地震の恩返しに米を沢山作っ米価が高騰しないようと考えていたのにJAから出てきたのは、昨年よりも減反しろのあり得ない指示。

結論:成りすましと売国奴の集まりである民主党は意図的に米不足を作り出して中国や韓国の国際競争力のない米を日本人に食べさせる気らしい。そんなもん食うくらいならオーストラリアやアメリカから買う方がマシだ。「オペレーション・オニギリ」待ってます。

月曜日, 4月 18, 2011

そんなもんでしょ

iPadが対応していないFlashが動く事が売りの一つとして前宣伝されていたHoneycomb搭載のXOOMやRIMのPlaybook。掛け声は大きかったのに実際にはまともに動かないのが現状らしい。XOOMは標準でFlashは入っていないし、Android Marketで提供されているFlashは未だにβ版のままだし、Playbookの方もまともにFlashビデオも再生出来ないレベルでクラッシュも当たり前のようである。4月19日が発売日らしいがまだ未完成のようである。

結論:Flashじゃなくクラッシュと呼び名を変えたらどうだ。

任天堂のシェアを侵食している「iOS」

 SONYのハードゲーマーにスコープした戦略とは違いカジュアルに楽しめるゲームを主軸にしていた任天堂。iPhone登場以前は正しい方向性を持っていたこの任天堂のゲーム戦略が、「iOS」や「Android」の登場によって大きく揺さぶられている。「iPad 2」の登場によりSONYが目指しているゲームに匹敵するハイクオリティの表現も可能になっているが、「iOS」デバイスのメインターゲットはカジュアルゲーム。単純だけどハマるようなゲームが数多く登場している現在、任天堂のシェアが侵食されたのは仕方がないだろう。

結論:生き残れないのではと思われていたケータイ・ゲームは、別に端末が何であろうと構わないのでiPhoneやAndroid向けに軸足を広げ始めているが、ハードが売れない事にはどうにもならない任天堂はもろに影響を受けているのである。

世界のPC出荷がマイナス

 タブレットが伸びているのでPCの出荷がマイナスになったと言いたいところのPCベンダ。しかし、伸びているタブレットは実質的に「iPad」だし、Macは決して落ち込んでいない(20%以上伸びている)ので苦しい言い訳だろう。無かった事になっているVistaは問題外にしても、「Windows 7」が伸びている理由が「XPモード」が使えるのと「XP」そのものが手に入らなくなったからが大きな理由。ユーザレベルで考えれば業務には「XP」以上の機能などいらないのが現実だろう。

結論:どうしても欲しい機能がないから売れないだけの話である。

IE10は、Vistaでは動かない

 まだ、IE7の方が多いくらいなのにIE10がどうなろうと知ったこっちゃないと言いたいところだが、IE9がXPをサポートしなかったのと同様に次期ブラウザとなるIE10はあっさりとVistaを動作対象外とした。Vistaと7がどれ位違うのかは、どちらもまともに使った事が無いので良く知らないのだが、せめて一つ前のバージョンで動作するくらいは考えても良かったのではないだろうか。

結論:要は、Vistaはサポートしなければならないほど出荷されなかっただけの話だ。

日曜日, 4月 17, 2011

勝間が転んだ

昔から体制につく事で才能も無いのに偉そうなことを宣ってきた勝間が、原発擁護の誤りを謝罪したのは構わないが、謝るにことかいて遂には偉そうに東電や政府の批判を始めたようだ。何処まで日和れば気が済むのだと言いたいところだが池田信夫と一緒でバカなんだから何を言っても仕方が無いだろう。大前健一も途中で方向を修正したようだが、火力発電所の方が放射能を多く出している(正常に動いていれば確かにそうだが、事故が起こっても放射線量の変わらない火力発電と原子力発電を比較する方が間違っている)と言い張っていた竹村健一と同じでどいつもこいつもロクなものではない。

結論:こんな馬鹿を信奉している馬鹿がいるから今回のような惨事が起こるのだ。原爆を落とされた国の国民がここ迄、原発を信じるとはアメリカでさえ思いもしなかっただろう。アトムのせいかな。

金曜日, 4月 15, 2011

グロスではなく伸び率だけど

 PCのシェアなど調査会社によってまちまち(IDCとGartnerなんて同じになった事がないけど、何を基準にしているのだろう)なので大した意味はないのだが、特にiPadのように分類があいまいな商品はタブレットだけで比較するのではなくPCに含めた方が良いだろう。その視点でiPadをPCに含めたAppleの伸び率を2010年から見てみるとなんと驚異の250%超PC全体の伸び率が僅か7.5%しかないことを考えればAppleの一人勝ちは間違いないだろう。その間のWindowsの伸びはマイナス3%。iPadを除外したAppleの伸びが20%(iPad以前は30%伸びていた)を越えているので、iPadに食われたのは明らかにWindowsだったのだ(30%近くから-3%に下落)。グロスでは未だにWindowsが圧倒的なのは間違いないが、Appleのデバイスが異常な速度で成長しているのも事実なのだ。
 
結論:単純にシェアでiPhoneを圧倒するAndroidだが、ここに来てコントロールを強める方向でスピードダウンをしそうだが、Appleは逆に加速するはず。現行のデバイスを別物に変えてしまう「iOS 5」登場後が本当の勝負なのだ。

Nokiaはもう駄目?

 日本に主力製品が殆ど入っていないので関係ないのかも知れないが、Nokiaがもう終りにすると言っているSymbianベースのスマートフォンを2機種発表した。速度だけの話ではない(電話として使い物にならない使用時間の端末もあるので)のはわかるが、どう考えてもAndroidの現行製品やiPhoneから見れば明らかに低速なCPU(半分の速度なのでは話にならない)を採用。どう考えてもiPhoneやAndroidの倍の速度で動く事はないだろう。Appleのようなエコシステムもない状態で無くなってしまうOSを使った新スマートフォンを出したNokia。アナウンスしている機能が全て可能になれば(すでにいくつかは先送りになっている)それなりに化けそうな「Windows Phone」ベースのスマートフォンが完成していないのだから仕方ないと言うのかも知れないが、落ち続けるシェアに対する歯止め効果は全くないだろう。

結論:Appleに電話なんか分からないのだから作れないと言っていたNokiaには、スマートフォンの意味が分からなかっただけの話である。スマートフォンは携帯の進化ではなくPCの進化のひとつの形。電話屋に理解出来るはずはなかったのだ(OS屋にさえ理解出来なかったのだから)。

火曜日, 4月 12, 2011

XOOMの販売台数が10万台に

 CESで大々的に発表され2月末から発売開始されたMotorolaの「XOOM」の販売台数が10万台に乗ったのではないかとドイツ銀行の調査レポートで発表された。約1ヶ月で10万台売れたのを大ヒットと捉えるのかは基準の置き方によるだろうが、最初の週末だけでその5倍も売れた(最低の予測で)と言われている「iPad 2」とは比較するのさえ気の毒な状態なのは間違いない。スペックや操作感などの項目の評価で「iPad 2」の次に付けている(直ぐ下がiPad)XOOMでこの差なのだから他の端末(販売台数ではなく出荷台数が100万台を超えたGALAXY Tabも含む)が苦戦なのは仕方がないだろう。

結論:格が違い過ぎるのだ。2015年にはAndroidタブレットが、iPadと互角に近くなるとの予測もあるが、今年の結果を見てからの方が良いのではないだろうか。機種の数は間違いなくAndroidタブレットの勝ちだろうが販売数は雲泥の差だろう。

XOOMの販売台数が10万台に

 CESで大々的に発表され2月末から発売開始されたMotorolaの「XOOM」の販売台数が10万台に乗ったのではないかとドイツ銀行の調査レポートで発表された。約1ヶ月で10万台売れたのを大ヒットと捉えるのかは基準の置き方によるだろうが、最初の週末だけでその5倍も売れた(最低の予測で)と言われている「iPad 2」とは比較するのさえ気の毒な状態なのは間違いない。スペックや操作感などの項目の評価で「iPad 2」の次に付けている(直ぐ下がiPad)XOOMでこの差なのだから他の端末(販売台数ではなく出荷台数が100万台を超えたGALAXY Tabも含む)が苦戦なのは仕方がないだろう。

結論:格が違い過ぎるのだ。2015年にはAndroidタブレットが、iPadと互角に近くなるとの予測もあるが、今年の結果を見てからの方が良いのではないだろうか。機種の数は間違いなくAndroidタブレットの勝ちだろうが販売数は雲泥の差だろう。

木曜日, 4月 07, 2011

「iOS vs Android」

 「iOS」が「Android」に勝っている点は数多くある。ユーザビリティ(デバイスの操作だけではなくアプリケーションの購入方法も)とアプリケーションの多様さは誰でもわかる事だが、そう出来る理由はAppleによってアプリケーションの開発から配布までが厳格に管理されているから。Androidには自由があるなんて言うが、私からすれば自由しかないのがAndroidなのである。

結論:「iOS vs Android」は「質 vs 量」の戦い。アプリに関しては、iOSは質だけではなく量でも圧倒しているのだ。

「平成の開国」の大嘘

 どうせ支持率が回復する事などないのだから好き勝手な事をしてしまえと開き直ったカイワレ直人。東日本大震災騒ぎで流石に「平成の開国」の話が出てこなくなったが、未だに「平成の開国」を錦の御旗に国を売り払うために首相の座に居座る魂胆なのだろう。さて、その「平成の開国」を必要性を訴える為に政府が付いている大嘘はいくつもあるがいくつか解説してみたい。
 
大嘘
その1:韓国はFTAで関税を撤廃したので景気が良い。まず、景気は全然良くない。失業者の数は日本以上に多く大学を卒業しても就職出来ない状態なので結論そのものが間違っている(それなりに調子が良いのはAppleで潤っているSamsungだけ)。更に、関税を撤廃したので貿易が伸びていると言う理由も嘘で、単にウォンが安いから輸出が伸びていると言うのが正しい認識。韓国への部品供給国である日本との対日貿易は完全な大赤字でありTPPなどなくても(韓国とTPPなど結ぶ予定もない)貿易で儲かっている。
その2:貿易が拡大すると経済が成長する。韓国のように内需が弱く経済の半分を輸出に頼っているような国では貿易の拡大は死活問題だが、日本のようにGDPに占める輸出の割合が低い国(僅か17%)の経済成長に必要なのは内需の拡大であって貿易の拡大ではない。輸出の拡大が経済成長と考えているのは輸出で持っている経団連の大企業であって、実際に彼らが考えているのは経済成長ではなく自社の利益の拡大に過ぎない。日本のように内需型の経済で動いている国では、経済成長の結果が貿易の拡大と考えるのがまともな神経を持っている人の結論なのだ。
その3:日本は鎖国状態。TPPで関税撤廃を謳っているが、現在の日本の関税は撤廃しなければいけないほど高くはない(平均で3%台)。高いと信じさせるために蒟蒻芋などを持ち出すがあれは例外であって、関税が邪魔をして輸入が伸びないのではなく日本の景気が回復しないので購買力がないだけの話しなのだ。実際にアメリカは日本とTPPを結ぼうなどとは考えていず(僅か数パーセントがなくなっても大した違いがないから)、どちらかといえば民主党が勝手に媚を売っていると考えるのが普通。もしもアメリカがTPPで圧力を掛けてくるとすれば関税撤廃が目的ではなく、関税が無くなったのに貿易が増えなかった場合に日本国内に非関税障壁があると糾弾して、アメリカに都合の悪い日本の規制を撤廃させるのが真の狙いなのだ。

結論:「平成の開国」とは「平成の再統治」。カイワレはそんなに進駐軍からチョコレートを貰いたいのだろうか。見た目もしょぼいが、根性はそれ以下なのだ(奴隷根性)。

iPad 2が、Consumer Reportの性能テストで最高評価

 非営利の消費者だb大河発行するConsumer Reportの4月5日号で、タブレット端末10機種を大将とした性能テスト結果を発表した。結果は、「iPad 2」がトップ(当然の結果)で、2位がXoom、そして僅差の3位がiPad(XOOMとは違い1年前のモデルだ)だった。Androidと一口に言ってもXOOMのようにHoneycombもあれば1.6まである始末(Windows 7もあるが)。結局Honeycombでデュアルコアを搭載したXOOMだけが唯一iPadよりも優れていると言う結果に。「iPad 2」が1位になった理由は品質と価格(もっと安い端末は他にあるのに)で他社の製品を圧倒したようである。

結論:「iPad 2」の販売が延期になりiPadの在庫が市場から無くなってしまった日本では、タブレット市場がボロボロ状態。タブレット全体が売れていたのではなくiPadが売れていただけだというのが証明されたのだ。国内メーカーは、まだHoneycombのタブレットを出してないのだから仕方がないと言いたいかも知れないが単なる言い訳に過ぎないのだ。

東電が窒素を充填する訳

 福島第一原発1号炉に水素爆発を起こさせないために窒素を充填すると発表された。1号炉から3号炉へと順次充填が行われる予定だが、ここで懸念されているのは12日に1号炉で起こった水素爆発ではなく3号炉で起こった水素爆発の拡大版である純粋水素爆発(原爆を不要とする水爆)ではないかと言うのだ。そんなもの世の中に存在するとは普通は知らない筈なので窒素充填を示唆したのは米軍(純水素爆を開発したと噂される)だろうと考えるのが私の推論。純粋水爆などというものが実在しないとしても格納庫の中で水素が爆発して破壊されればその被害はチェルノブイリの比較ではないのは間違いないだろう。

結論:窒素充填で水素爆発を回避とは言っているが、そうなった場合にどうなるかのアナウンスはされていない。本当に必要なのは被害がどうなるかだと思うのだが。1号炉や3号炉の爆発くらいだと思い込んでいたら被害を広げる結果になってしまうのだ。

何でカイワレが首相を続けるんだ

 統治能力のないカイワレは臆面もなく首相を続けている。例え一秒でも長くその椅子に座り続けられればと大連立さえ持ち出す始末だ。辞めろコールに対して、現執行部は1年も経っていないのに政権を投げ出していたのでは責任ある態度ではないなどと非論理的な理屈をさも正しいことのように宣うが、統治能力の無い人間を国家のトップに据え続ける方が余程無責任な行動なのである。カイワレが政権を持っていなければならない理由は、少なくとも国民レベルではどこにもないのは事実。揚げ句の果てには実際にはそれどころでなかったのに現地視察などして原子炉の復旧作業を止めて被害を拡大させた張本人とさえ言われているのだから、江戸時代だったら腹を切っているところだろう。

結論:要は民主党に投票した奴が悪いのだ。投票する資格のないものでも投票できる普通選挙制度は即刻やめるべきである。

月曜日, 4月 04, 2011

Androidのバージョン乱立問題にGoogleが動いた

 Appleは「閉鎖的だ」、「プロプライエタリだ」とフリーでオープンなAndroidが正義だと唱え続けていたGoogleが正式に制御不能のAndroidのバージョン乱立に手を入れるようである。バージョン3.0(Honeycomb)からは好きにはさせないと予てから言い始めていたのだが、今後はタブレット用だけではなくスマートフォン用のAndroid(2.4から?)でもコントロールを強めていくのだろう。そもそもどこにもライセンスしていないiOSを閉鎖的だと批判する事自体がおかしな話なのだが、ライセンスフリーな上に、メーカー自身で自由に改変可能が売りだったので一気に広まったという経緯があったため、言う事を聞けと言い出せなかったのも致し方ない話だった。その結果が、iOS支持者が主張していた通りのバージョン乱立。結局、今後は言う事を聞かないところにはライセンスしないと言う話になった訳である。

結論:言う事を素直に受け入れたら差別化も不可能というジレンマは解決出来ない。Google以外は不幸になる(間違いなくAndroidフォンユーザは今までよりは幸せになります)と予測した通りの結末になりそうな雲行き。原発と一緒で予想通りの展開なのである。

「ドコモminiUIM」で使える「SIMフリー iPhone 4」

 日経新聞の記事にさえなったSIMフリー版「iPhone 4」のドコモでの利用。通話も含めての契約だと優に1万を越える金額なので貧乏人には敷居の高い話だが、香港などで手に入れたiPhoneを通信インフラの整っているドコモで使う事が出来るのは大きな魅力だろう。データ通信だけで契約すればmoperaで利用可能である。

結論:早く正式にiPhoneを扱ったら飛ぶように売れるし、流石のauもCDMA版を出すと思うのだが。

iPad用「Spaces」の特許を出願

 β版登場時から使っているiOSの「Spaces」機能。4本指の横スライドでアプリの切り換え、上スライドで実行中アプリの表示、5本指でのピンチインでアプリの終了が可能なので非常に便利であるが、通常に使っていたのでは使えない隠し機能なのが残念である。Xcodeをインストールしていれば(取りあえず最新版が安心)端末を「Use for development」に設定し直す事で設定の画面から利用を可能にする事が出きる。今までは、オンライン登録以上の開発者登録が必要だったが、XcodeをApp Storeで購入すれば利用可能となった。僅か、600円でXcodeが手に入るなど普通ではあり得ない贅沢な話なのだ(オンライン登録は無料だが)。

結論:数十万円払っても価値のあるXcodeが600円。NeXT STEPからのユーザには信じられない話しなのである。

MetaMoJiが「mazec Web Client」を発表

 変換効率は別にしてインターフェイスをもっと練って欲しいと思っていた「7notes」バージョン2.0が4月7日に登場する。懸案であった後から変換がサポートされ、取りあえず手書で登録しておいて後からテキストで保存可能になったのと、コピペ無しでダイレクトにメールで送れるようになったのは大きな進化だと言えるだろう。実は、MetaMoJiの早瀬さんと手書認識のAPIを提供してもらえないかと話していたものが「mazec Web Client」と言う形で6月に法人向けに提供されると発表された。Safariのエンジンを使う形で実現されるのであれば、業務システムをWebアプリケーションの形で組み上げればフロントエンジンとして利用可能になる。iOS向けのIME提供が許されていない現在、どうしてもmazecを使おうとなればAPIをライセンスして自社のアプリに組み込む形しか取りようがないと考えていたが、Safariで使えるのであれば一々アプリの中に組み込む必要がなくなり大助かりである。

結論:iOSに関わらず業務アプリはHTML5を使ってWebアプリとして用意するのが一番なのだ。

Androidがリード拡大の米スマートフォン市場

 2010年12月〜2011年2月のスマートフォンのOSシェアの平均値が発表された。9〜11月期で初めて首位となったGoogleのAndroidがさらにリードを広げる形になったがApple一社だけのiOSも全体の4分の1を占めRIMと併せて三社で9割近くを占める形となった。携帯電話全体で各メーカーがどれ位のシェアを占めているかではSamsungやLGが相変わらず大きなシェアを占めているが伸び率が高いのはAppleとなった。スマートフォン以外を持つメーカーはスマートフォンが伸びた分通常の携帯が減っているのでトータルでプラスになっていたのはSamsungだけだったのは、スマートフォンに対する姿勢の表れと言えるだろう。

結論:これは、飽く迄全米での話だが、全世界で見るとNokiaが一番の被害を被っているのは間違いないだろう。Microsoftに縋ったのも無理も無い話しなのだ。