金曜日, 4月 15, 2011

グロスではなく伸び率だけど

 PCのシェアなど調査会社によってまちまち(IDCとGartnerなんて同じになった事がないけど、何を基準にしているのだろう)なので大した意味はないのだが、特にiPadのように分類があいまいな商品はタブレットだけで比較するのではなくPCに含めた方が良いだろう。その視点でiPadをPCに含めたAppleの伸び率を2010年から見てみるとなんと驚異の250%超PC全体の伸び率が僅か7.5%しかないことを考えればAppleの一人勝ちは間違いないだろう。その間のWindowsの伸びはマイナス3%。iPadを除外したAppleの伸びが20%(iPad以前は30%伸びていた)を越えているので、iPadに食われたのは明らかにWindowsだったのだ(30%近くから-3%に下落)。グロスでは未だにWindowsが圧倒的なのは間違いないが、Appleのデバイスが異常な速度で成長しているのも事実なのだ。
 
結論:単純にシェアでiPhoneを圧倒するAndroidだが、ここに来てコントロールを強める方向でスピードダウンをしそうだが、Appleは逆に加速するはず。現行のデバイスを別物に変えてしまう「iOS 5」登場後が本当の勝負なのだ。

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