金曜日, 4月 29, 2011

握手会とCD

 その昔、シングルレコードの販促でデパートの屋上などでサイン会(今でもタレント本などではやってるな)などと言うものが頻繁に行われていた(歳がわかってしまう)が、その延長線上で握手会が人気なようである。最初に始めたのはハロプロだったのだろうが、逢いに行けるアイドルのAKBでそれが突然変異を起こし、購入枚数に応じて特典が変わるという新たな拡販ツールと化してしまった。
 
 レーベルにしてみれば枚数が出れば(売れれば)顧客の数など、どうでも良いのはわかるが、例えミリオンセラーになったとしても「握手券」目当てに一人が10枚の20枚も買っている(中には100枚も買うバカもいる)としたら果たしてそれが良い事なのだろうかと…

結論:アナログ版の時代には愛聴版はキズが入ってしまうことを考慮して予備としてもう1枚購入などと言う事もあったが、今の買い方にはそれはない。こんな売り方をしなければ家無いと言う事は完全に末期症状。そんなもんを作るくらいなら廃盤をデジタル化してiTunesで販売した方がよっぽど世のため、人のためになると思うのだ。

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