木曜日, 12月 30, 2010

2010年のAppleを振り返り、2011年を仰ぎ見る

 Appleが始めから終りまでほぼ話題独占だった2010年も後僅か。Apple以外も含めたベスト&ワースト(ただAppleを褒め、Androidを貶すだけだったが)では、触れなかったAppleのプロダクトやサービスも含めておさらいをし、その上で来るべき年に何が起こるかを予想してみたいと思う。
 
iPad:CESでお披露目されたWindows版タブレットを嘲笑うかのように発表されたiPad。Google非公認のGALAXY TabなどのAndroid版タブレットが登場するまではタブレットと言えばiPadだった。同時に、KIndleに続けとばかりに登場した電子書籍リーダーに対してもカウンターパンチを繰り出し、ビッグスリーの一郭を占め我が世を享受しようとしていたSONY Readerをその他大勢の中に叩き落としてしまった。その上、縮小傾向にあったモバイルPCの中で唯一元気のあったネットブックにさえ時代遅れの烙印を押す結果になった。iPadは情報端末としてのPCのあり方を根本的に変えるデバイスだったのだ。
iPhone OS 4.0(現iOS):iPadの発表の後を追うかのように発表されたiPhone OS 4.0。Flashの非サポートとモバイル広告のプラットフォーム「iAd」もiPhone OS 4.0の機能として紹介される。Flashの非サポートなど戯言だと開発者(Flashアプリのと但し書きが付く)から非難の声が上がるが、まだ一年も経過していないというのに既にFlashだけのWebなどありえないと言われる程世の中は変わってしまった。Flashが無くなる訳はないと私に言い切っていた情報システムのチーフは間もなくその任を解かれる予定(それだけが理由ではないが、考えがもう時代には付いて行っていなかった証拠)。
MacBook Pro:何時搭載されるのかと噂されていた「Core i」シリーズを載せたMacBook Proが登場。1回のフル充電でほぼ一日使えるノートPCの登場である。筐体はほぼ旧モデルのままだったので次は大幅に変更になるだろう。価格は更に低価格となり
iPhone 4:情報管理が日本の情報機関よりは厳格と言われていたAppleだったが、iPhone 4の情報が漏えい。それもガセではなく明らかに本物だったから正式発表前にモデルの詳細が世界中に分かってしまう結果に。発売を開始したiPhone 4は、世界中で爆発的に売れ同時期にGoogleが発表した「Nexus One」が霞む結果になってしまった(売れなかったのはそれだけが原因ではなかったが)。金属ベゼルをアンテナにしたために電波が減衰するとの苦情が相次ぎ一時は大騒ぎになるが、それも売上の足を引っ張るような事にはならなかったのは、ユーザビリティの賜物だったのである。
iPod touch:9月1日にスペシャルイベントが用意されたため今度こそビートルズかと噂されたが結果はiPodのフルリプレース。噂通りにカメラを搭載したtouchが登場。文字通り電話機能のないiPhoneに進化を遂げた。nanoもタッチスクリーンに代わりアナログ時計表示を活かすnano用のベルトがどんどんデビューする副次的効果さえ生む結果となる。
Apple TV:趣味に過ぎ無かったApple TVが全く新しい姿で登場したのはGoogle TVが発表された直後。趣味に過ぎ無かった当時のApple TVにWeb機能を付けただけに見えるGoogle TVは新しいApple TVの前に見る影もない状態に追いやられる(これで勝負が付いたとは言わないが、あのままではどうにもならないのも事実である)。iBookさえ発表出来ない状態の日本なのに発売に合わせて映画の販売とレンタルがスタート。まだコンテンツは多くはないが、操作の簡易さとストリーミングのスムーズさは間違いなく他の追随を許さないレベルなのだ。
Lion:iOSのインターフェイスを取り入れたマルチタッチ操作が可能なOSXを発表。来年正式に発表される時にはマウスではなくMagic Trackpadが標準で装備されるのではないかとさえ思えるのだ。「Back to the Mac」は単なる保守反動ではなく、誰でもが使えるコンピュータを作ると言う原点への回帰宣言だったのだ。もうWindowsに悩まされる必要はないというAppleからのメッセージだったのだ。
Xserveの終焉:クラウドの時代に大して売れていなかったサーバ専用機を作り続ける意味はないと結論づけたのだろう。寂しくもあるが
The Beatles:Jobsの夢が実現。再来年までの独占配信。独占契約が切れた時にはもう欲しい人には行き渡った後なのだ。
MacBook Air:エグゼクティブのオシャレアイテムに過ぎ無かったMacBook Airが真のサブノートとしてリニューアル。全モデルゼロスピンドルとすることで処理速度を決めるのは単純にCPUではないと言う事を教えてくれた画期的なマシーン。年明け早々にモデルチェンジされるMacBook ProからDVDが外されるとの噂もあり、Appleの製品からHDDが無くなるのは時間の問題のようである(Mac Proは別だろうが)。

 さて、来年の事となれば当然iPad 2とLion、そしてCDMAのiPhoneとiPhone 5なのだが、長くなってしまったので次回に。

結論:2010年はAppleに始まりAppleに終った1年であった。2011年はそれ以上に大きな変化を巻き起こす事は間違いないだろう。

ガラパゴスの理由

 今はそんなバカな事をいう間抜けは殆どいなくなった(残念な事にまだ絶滅はしていない)がiPhoneが日本デビューした当時は、赤外線通信ができず、おサイフ機能が無く、フロントカメラも無く、ワンセグが見られず、iモードが使えないからiPhoneは日本では受け入れられないと言うのが世の識者(日本のメーカーから金を頂いている人達の事)の認識だった。もちろん一番貧弱なインフラしか持たないSoftBankの通信網を使うのだからまともに使えないという意見は同意出来たが...
 
 日本のケータイをガラパゴスと名付けたのは中嶋聡氏だが、それは別に現在のような否定的を当初から持っていていたわけではないとblogに書かれている。勿論、独自の進化がヌエを生み出してしまったのは間違いないのだが、iPhoneが世界で通用しているのが独自の仕様であることは間違いないので、独自進化イコール井の中の蛙にはならない訳である。ガラケーで当たり前に使われている技術は日本以外では全く意味を持たない。
 
 ワンセグなどは一番分かりやすいが、日本以外では赤外線通信ではなくBluetoothが当たり前だし、今回のSoftBankのおサイフシールを見れば解るようにおサイフ機能でさえ複数が混在しているし、電子書籍のフォーマットも統一の気配さえない(AppleがePub3をデファクトにすればそれで決まりになると思うが)。要はどれも世界に持ち出せない(持ち出しても現在では相手にされない)技術なのだが、それは技術的に劣っているからではなく世界標準にしようと世界に打って出なかったからなのだ。日本以外ではそんなサービスを思い付いていなかった時代に国内市場から海外に出ていっていれば日本のメーカーが韓国のメーカーにしてやられる事などなかったし、iPhoneさえ出る幕はなかったのかも知れない。

結論:諸悪の根源は黙ってキャリアの言う事だけを聴いていれば全ての端末を買い上げてもらえるというビジネスモデルに安住し、世界で通用するサービスが使える端末を開発しなかった事にある。要はメーカーのトップが井の中の蛙だったから気がついたら置いてけ堀になっていたのである。

Apple製品が使えないビル・ゲイツファミリー

 世界で唯一Apple製品(OSXだけでなくiOSで動くデバイスも)が相変わらずビル・ゲイツ家では使えない(恐らく子供達だけだと思うのだが)らしい事がメリンダへのインタビューで明らかになった。iPodではなくZune一筋、iPadのブレイクなどまったく関係が無く、MacBookを仕事に使っている話は事実無根のひどい噂だとキッパリ。

結論:JobsがOpenStepの入ったThinkPadを使っていた時もMacを使っていたビルが、あまりの駄目さ加減にMicrosoftを見捨てた現在MacやiPhoneを使っていないとは到底思えないが、少なくとも家の中で大っぴらには使えない事は間違いないようである。ビルと金正日がMacユーザなのは昔から常識なのだが。

結局、iOSのUIを越えられなかった2010年

 Androidのスマートフォンが多数リリースされた2010年後半、不動の一位を守り通していたiPhoneも売上ランキングで抜かれる日がやってきた(16Gと32Gを合わせて単一モデルと見れば圧倒的に不動の一位。IS03の2倍近くになる)。メーカによって手を入れる事が可能な為ガラケー化さえ可能なAndroidだが、各社各様のサービスに終っているのは間違いなく、日本におけるAndroidは結局ガラパゴスな端末になってしまっている。
 
 特に日本のメーカーはどれだけ余計な機能を組み込むかに時間を裂いているのは間違いなく、ユーザの使い勝手は後回しになっているのは間違いない。iPhone 4のように指の動きにぴたりと追従する操作や感性を刺激する気持ち良さははシステム上の制約で無理なのはしかたないにしても、誰もが直感で使いこなせるUIが出てこなかったのはメーカーの怠慢だったのである。Androidに欠けているのは使用されているフォントからも解るように「美しさ」に対するこだわり。XP以前のWindowsのフォントよりはマシなのかも知れないが、それではMacを使った事があるユーザには通用しない。私がWindowsを使わない最大の理由が汚い画面(フォント)を見たくないからだと言ってもWindowsユーザには何の事だか分からないように、Androidユーザにも理解出来ないかも知れない。

  IS03はモリサワを使っているのでiPhoneと同じように画面がきれいらしいが常駐ソフトが多すぎてまともに1日使えないのではお話しに...

結論:機能の多さではiPhoneを凌駕するAndroidフォンは腐るほどあるがiOSを越えるUIを持ったAndroidはない。それどころかAndroidが2.2になっても設定の複雑さは解決されておらず、未だにproxy設定が出来ないのだから社内のネットワークには繋ぐなと言う事らしい。Apple TVがproxy経由を使えないのはストリーミング再生の障害になるからだろうがAndroidに実装されていない理由は全く不明なのだ。

水曜日, 12月 29, 2010

痴呆分権なら出来ている

 地方分権を叫びながら三大都市圏(東京、中京、大阪)の痴児(知事ではない)が手を組んで強くならなければいけないと宣う橋下大阪府知事。耄碌爺(石原とか言う元作家)の後を狙う淫行禿げ(現在は九州地方の知事だが結局在任中タレントとしてテレビに出ていただけだったのはご存知の通り)とタッグを組もうと言う腹積もりらしいが、それでは新たな中央集権(三都物語か?)が始まるだけだと思う。橋下の言ってる事は大前研一の道州制と何も変わらないのだ。
 
 今の地方自治体の問題点は中央集権の元に地方自治が階層化され過ぎ行政が重複していることにあるというのが私の持論。国は外交、防衛、立法、司法だけにしてしまいそれ以外は、全国で300位の自治体に分割し江戸時代のように各自治体自身で運営(徴税権も行政権も独立)しろというものだ。それでは東京のような大都市圏だけ恵まれてしまうと言うかも知れないが外交や防衛の予算は人口に応じて負担するシステムにすれば(要は殆どの国税は大都市が実質負担。島根県の負担なんてないに違い無い)良いだけの話で地方交付税目当てで自助努力を怠っている現在よりも互いに知恵を出し合う良い世の中になると思うのである。

結論:国に泣き付くこととテレビに出る以外に脳の無い禿げと、テレビで文句をたれるばかりの弁護士は地方分権を謳い文句に知事になったが結局地方分権はならずに痴呆分権に終ってしまったのが現実世界。宮崎から東京に出てきて立候補など企んだらただではおかないのだ。

NHK次期会長

 私がインテリジェント・エージェント学会の一員だった頃、その会長だった慶應大学教授(情報科学・認知科学)の安西祐一郎(当時。その後慶應の塾長になったが女性スキャンダルで再選ならず)さん。会長とは言ってもお忙しかったのか副会長だった西田豊明(当時は奈良線短科学技術大学院大学教授。現京都大学大学院教授)さんの姿しか見る事はなかったが、元々NHKにコネがあったのかは知らない(インテリジェント・エージェント学会の集まりはNHK技研が多かった)が次期NHK会長に内定したそうである。もう女性の問題はなくなったのかは知らないが認知科学の専門家なのに認知しないから揚げ足をとられたともっぱらの噂である(そんな噂はない?)。

結論:そう言えばインテリジェント・エージェント学会には名前だけ参加で一度しか姿を見なかった苫米地さんもいたな。全然関係ない結論である。

耄碌爺の戯言

 ここ十年くらい大前研一の考えと私の考えの乖離は広くなるばかりなのだが、週刊ポストの1月7日号の記事(買った訳ではなくlivedoorニュースを閲覧)を見たら、AppleはMacと同じ過ちをスマートフォンで犯し、Androidに負けると書かれていた。
 
 ハードを持っていた為に失敗したMac(今のMacの成功をどう考えているかは知らないが、恐らくシェアを取る事が勝ちだと勘違いしているようだ)と同じように、iOSをライセンスしなければ生き残れないと言う20世紀の論理から一歩も出ていない大前研一。ハードを持たないMicrosoftがその影響力を恐ろしい速度で失っている現実が全く見えていないし、Androidが「Nexus S」を再び作らなければならなかった理由(メーカに好きなようにさせていたらAndroidその物が空中分解してしまう事に対する恐怖心)も分からないようだ。
 
 曰く「OSとハードを販売し、さらにコンテンツのダウンロードでも儲けるという偏狭な垂直統合モデルに固執するのか理解に苦しむ」、「いま中国では、iPhoneの海賊版(見た目がiPhoneなだけで、iOSが動くわけでもアプリが購入出来るわけでもない模造品)がたくさん売られている」と言う事らしいが、iPhoneやiPadが売れているのは見かけではなくiTunesやApp Storeで好きなコンテンツを他のどのサービスよりも簡単に手に入れられるからである。それが可能になっているのは大前研一が否定する垂直統合(それもワールドワイドで)のエコシステムが存在するからだ。
 
 コンテンツからの利益は副産物にすぎず(利益を考えていなかったのにその販売量が膨大な為バカにならない収益が結果として生まれただけだ)完全にパッケージ化してマニュアルも無しに使えるデバイスを言い値で買ってもらうのが現在のAppleのビジネスモデル。Microsoftにはそれが出来なかったから現在の体たらくがあり、Androidの最大の問題は現実を無視した理想主義が渾沌を生み出している事にあるのだ。

結論:余計な事を言わなければ晩節を穢さずに済んだのに...物理的な老いは仕方がない事だが、精神的に歳を取ったらお仕舞いなのだ。

火曜日, 12月 28, 2010

Windowsのタブレットが駄目な理由

 MicrosoftはタブレットにどうしてもWindowsを入れたいようだが指で操作する事を前提に作られていないOSを無理に載せようとした結果がHPのSlateだったのは誰もが承知しているのに、Microsoftはそのことを全く理解していない。何故ならOSを一から作り直すのではなく動作するチップをIntelのAtomからARMのチップに換えれば改善されると考えている節が見受けられるからだ。
 
 HPのタブレットが情けない物になってしまったのはチップのせいでは無く(多少はあるだろうが主因ではない)、OSがあんな貧弱なハードで動くような代物ではなかったことはネットブックで使い物にならなかっただけで分かりそうなものだがそれを理解していないのだからiPadを打ち負かすタブレットが直ぐに出てくるような事はないのだ。本来、タブレット用にも対応すべきWindows Phone 7も出来損ないだが、それさえもMicrosoftはタブレット用にしようとは考えていない。彼らの頭の中にあるのはフル機能のOfficeが動くタブレットであり、その為のOS(実用になるかなどどうでも良いのだ)なのだ。
 
 iPhoneという見本がありながらKinで大失敗をしでかしたMicrosoftは、去年のCESでAppleに先駆けてSlateを発表し、僅か数日後に登場したiPadに鼻を明かされる大失態を演じたのにCES2011で同じ過ちを犯そうとしている。いつ正式リリースが出るかもわからない未完成のWindows 8を載せたタブレットをお披露目しようと言うのだ。確かに各社がお義理で披露するWindows 7タブレットが見違えるものになっている事は万が一にもないだろうが、だからと言って何も単なるモックにすぎないWindows 8タブレットを人目に曝すことはない。Google TVがApple TVの返り討ちにあったように醜態をさらす結果に終るだろう。

結論:MicrosoftがWindowsで成功出来たのはAppleがいなかった(JobsのいなかったAppleは単なる抜け殻だった)からである。Microsoftが息を吹き返すには社内のヒエラルキー(Officeチームが頂点に君臨)を破壊するしかない。Officeを動かす為のOSの開発という呪縛から逃れられない限りタブレットの世界でMicrosoftが成功する道はないのである。

MacもPCにすぎないと言われる日?

 iPadが登場した事によってマウスやキーボードを必要とするPCが全ての人に必要なデバイスではないことが証明された2010年。ユーザインタフェイスの優れているMacでさえ(Windowsユーザではそう考えていない人も多いようだが、物を分からなない人がどう考えていようが知った事ではない)iPadのユーザビリティと比較したらPCに過ぎないと言われる日が来るだろうと言う意見も世の中にはあるようである。その考えに対するAppleの回答の一つはLionで用意されるLaunchpadだろう。Finderを使わずにiOSの様にアプリケーションを起動出来、アプリケーションをフルスクリーンモードで表示する事が可能になる。当然、Mac用に準備されているApp Storeに登場するアプリケーションもフルスクリーンを活かし、タッチパッドでの操作を前提にしたものが数多く発表されるだろう。そして、その先に待ち受けているのはiOSアプリを実行可能な互換レイヤー。ユーザビリティを考慮せずにタブレットでもPC用のアプリが動けば良いと考えているMicrosoftに対し、ユーザビリティの拡張によってiOSアプリをOSXの上でも実行可能にしようと着々と進化を続けるApple。
 
 どちらの方向性が正しいかはiPadを使いこなせるユーザ層の急激な拡大を見れば明らかだろう。

結論:MacもPCにすぎないと言われる日はきっと来ないが、Windowsが世界を支配していた事を知らない人の方が多くなる日は来るような気がするのである。

これこそ本当のキラーアプリ

 燃費の悪ささえなければ突込む事が少ないなどとGIZMODOに書かれているIS03(それだけで十分終ってると思うのだが)。余分な機能(ハードウェア)を全部載せる為にバッテリ容量を押さえる(たった1020mAh)と言う苦肉の策が功を奏して信じられない速度で目減りするバッテリ残量。その上この端末を必要とした人には必須のガラケーアプリが常駐アプリで動き続けているのだから、限られた資源を奪い合い速度だって犠牲になるという素晴らしい仕様に...
 
 そんなIS03を少しでも長く使う為に登場したのが常駐アプリをぎょう虫のように駆逐するキラーアプリ。中には不要なアプリを殺す為に常駐させるとその方がバッテリ消耗が大きくなるなどと言う本末転倒なものまで揃っているところはご愛嬌なのだろうが...

結論:不要な常駐アプリを殺すアプリがキラーアプリになるとは言語道断なのだが、IS03ユーザには必須のアプリである事は間違いない。人の不幸を笑ってるだけでは仕方がないので早速IS03ユーザにインストールを勧告したのだ。

Logitech、「Google TVデバイス出荷停止」報道を否定

 Googleがソフトウェアの改良の為、まだ製品をリリースしていない東芝やLGなどに機器メーカーにGoogle TV搭載機の発売を延期するように求めたと報じられた事を受け、既に製品をリリースしているLogitechも要請を受けて出荷停止していると報じられたが、Logitechはそんな事はしていないと否定したようだ。

結論:恐らく出荷停止ではなく追加受注が無いだけなのだ。

月曜日, 12月 27, 2010

2010年ベストプロダクト&ワーストプロダクツ

 今年ももう後僅かと言う事でベストプロダクツなどの発表があちこちで行われているが、日本の様に提灯記事を書く必要のないアメリカのサイトでは中々辛辣に評価を下してくれているようである。All Things Digitalではベスト3にiPadとiPhoneが入り、ワースト(糞)の方にGoogle TVとDellのStreakが目出度くノミネート。Google TV(LogitechのSTB)などセットアップは約40分とかなり順調に出来た(Apple TVでそんなに掛かったらゴミ箱行きだ)と書かれ、ワイアレスのキーボード(Webなんかサーフィンしようとするからいけないのだ)で快適な操作(オプションのボタンだらけのリモコンよりは格段にマシ)を強いられたのでは改めてPCの素晴らしさを知る事になるに違い無いだろう。LogitechはGoogle TVを一次出荷停止としたようだが、その理由はOSの大幅アップデートがあるからなのだろうが未完成のサービスを見切り発車(Appleにはとにかく負けたくない)で出してしまった代償は取り返しもつかないのではないだろうか(後出しでAppleにあれだけシンプルなApple TVを低価格で出されたのでは立つ瀬もないだろうが)。
 
 ワースト1はDellのStreakなのだが、一番の理由はタブレットとは言えないサイズ(一回り大きいスマートフォンにどんな意味があるのか?)。出来る事はスマートフォンと変わらないのに大きくなった分重くなっただけなのだから確かに存在意義は全く無く、その上アプリの調整の手を抜いているからまともに動かないというおまけ付きだ。Android OSよりも性もないWindows 7を載せたHPのSlateが一番で無かったのは非常に残念な話である。というわけで、ここからは私の番付を。
 
ベストプロダクツ
1位:iPad
既存のPCに引導を渡すために登場した最初のデバイス。一般ユーザにPCが不要だと言う事を気付かせた功績はiPhoneでケータイを時代遅れにしたよりも大きな意味を持つのだ。次期Mac OSのLionには一部iOSに準じたインターフェイスを取り入れているが何れはインターフェイスだけではなくアプリも取り込まれる事だろう。
2位:MacBook Air
一部のエグゼクティブ向けのおしゃれなノート(実用よりはデザイン重視。価格は高いのにパフォーマンスは廉価版以下)だったAirを誰もが使える超軽量ノートブックに変身させたのには正直ビックリ。PCのパフォーマンスを上げるのはCPUだけではないことを身をもって示した目から鱗のプロダクツとなった。同じ設計思想でゼロスピンドルになった次期MacBook Proが何時出てくるのかだけが気になるのだ。
3位:iPhone 4
Appleの設計によるA4チップを搭載し登場したiPhone 4は、進化はこうあるべきだと世に示した。Wi-Fiだけの機能だがFace Timeを初めて実装した意味も大きいだろう(次のiPadにも確実に載る)。
4位:Galaxy S
初めてまともにiPhoneと比較する意味を持ったAndroid端末。まだまだ作り込みが足りないところはあるが、それでもXperiaなどと比べれば...

ワーストプロダクツ
1位:IS03
ガラケーとAndroidの良いところを組み合わせると悪いところばかりが出てしまうと言う事を世に知らしめた初めての端末。予備バッテリがないと使い物にならないモバイル機器(ガラケーばかりの時にiPhoneはバッテリーが持たないから駄目だと散々言われたがIS03ほど酷くはなかった筈だ)。揚げ句の果てに予備バッテリを充電する手段が本体だけに限られているなんて信じられない。恐らく1日持つバッテリを載せたらKIndleの方が軽いくらいの重量になってしまったことだろう。
2位:IS01
約束ではないが努力目標だったOSのアップデートを断念。実用にならなかったのだから仕方がないと言えるのかも知れないが、それにしても大した事が出来ないのにこのザマはなんなのだろう。Androidを盲信したら痛い目に遭う事にあるぞと教えてくれたことは評価出来るのだが、そんなものを平気で商品にしてしまった責任はメーカーが取るべきだろう。みんなきっと金返せって思ってるぞ。
3位:HP Slate
CESでのお披露目だけなら洒落で済んだのに、本当に商品として出荷してしまったHPのSlate。同じ筐体でwebOSを搭載した端末を来年には出すつもりのようだが、指で快適に操作出来ないようなタッチインターフェイスのどこに存在意義があるというのだろう。

 ぶっちぎりで他を圧倒したAppleとシャープ。良い方と悪い方にきっちり分れているのは誰も目にも明らかだが、Androidで動作する端末にGALAPAGOSなどとネーミングしてシリーズ化し、全社を上げてAndroidを貶める事に力を注ぐシャープとiOSによって世界を変えようとしているApple。さて、その結末は?

結論:Android陣営がみんなシャープのようだったらAppleとっては幸せなのだが、世の中は不幸になってしまうのだ。もうAndroidで変な事をするのは止めてくれ。

シャープの「GALAPAGOS」がありました

 娘のiPod touch用のイヤフォンを買おうと訪れた家電量販店にシャープの電子書籍リーダー「GALAPAGOS」が並んでいた。売り方が特殊な為に家電量販店がどう扱ったものかと考えあぐねていると言う記事が以前出ていたが、誰も触れる事のない端末が売れるわけもないので心配はご無用と言う感じだった。
 
 電子書籍のサンプルが表示されていたのでページを括ってみたが、そのレスポンスはお世辞にも速いとは言えず(Androidのせいなのか、シャープ製のUIの成果は不明だが恐らく両方のせいだろう)、電子書籍専用(WebやSNSは使えるみたいだが、それが良いかはともかくAndroidなのにAndroidアプリが使えそうもない)なのにOSがAndroidである必然性がどこにあるのかが全く不明。10.8インチモデルは一度の充電で10時間(省エネモードにすれば)使えるらしいが、フル充電に7時間掛かるのは問題外。こんなものを出してしまうシャープがガラパゴスになってしまったということなのだ。

結論:2011年の早い時期に累計で100万台売りたいらしいが、そんな台数が捌けるような代物ではないのだ。

「たちあがれ日本」と連立?

 内閣を改造してもどうにもならないと分かったからかどうかは知らないが、ついに「たちあがれ日本」との連立さえ模索し始めた民主党(流石に相手にもされなかったが)。「たちあがれ日本」との連立を言い出したので似非サヨクのおつむの弱さが明らかになり幸いだったのだが、よりによって保守(似非保守の気もするが)と組もうと言うその論理はどこから生まれてきたのかは基地外ではない私には到底理解出来ないのだ。

結論:菅直人は(政権)延命の為なら人殺しでもやりそうな畜生なのである。こんな奴らに国を任せるくらいなら共産党に任せた方が首尾一貫していて分かりやすいのだ。

金曜日, 12月 24, 2010

何がしたいの?

 Galaxy Tabがマスコミが持ち上げるほど成功しなかったから自棄になったのかは知らないが、節操もなくWindows 7搭載でキーボードを持つGloriaと言うタブレットを3月位に出すそうである。

結論:OSを持たないものの悲しさがプンプン臭ってくるが、自社のタブレット同士が食い合う事に何故気付かないのだ。

夢の固定電話

 最近私は未来の固定電話に関するお話を書く事が多い。そんなblogは見た事が無いと思われる方も多いかも知れないが、OSは型落ちのAndroidでメールもWebもバッチリなシャープ製の3G対応の固定電話の事だと書けば膝を打つ事だろう。
 
 電源に繋がずに一日中使うには予備バッテリーが必須だが(コンセントから開放されたら半日も持たないぞ)、肝心の予備バッテリーは本体でしか充電出来ないので、何時予備を充電するのだと突っ込むしかない仕様(もしかしてAppleがアクセサリをあまり用意しないのと同じようにサードパーティの飯の種を残してくれたのか?)で予備バッテリーを追加でくれる意味が分からない自称スマートフォンのことである。
 
 iS03はモバイルフォンだと勘違いしてしまうととんでもない出来損ないだが、室内専用の固定電話(コンセントに繋ぎっ放しじゃなければいけないが、停電の時にはバッテリでの使用が可能なのも魅力)だと理解出来れば、ガラケーの機能が全て用意されている固定電話なんて今まで世の中に存在しなかったのだから、シャープの目の付け所は流石に違うと評価しなければいけないだろう。Android端末なので(操作感はともかく)インターネットをフルに活用でき、痒いところに手の届く様々なアプリケーションもきっとあるはずだ(使った事が無いし使う気もないので私は知らない)。

結論:モバイルとして使えないのが玉にキズだが、室内専用ケータイだと理解出来れば納得(モバイル出来ると思って買ってしまったユーザは決して納得出来ないだろうが)。

SONY、クラウド型音楽配信サービス”Qriocity”を開始

 SONYがクラウドベースのデジタル音楽配信サービスを始めたらしいが、始めても埒が明きそうもないアメリカではなくイギリスとアイルランドで開始した。2011年にはアメリカやカナダなどに拡大して行くつもりらしいが当初はお約束のSONY製品ばかりで一番対象の多いApple製品向けには予定もしていないのではお話しにならないのでは?

結論:そんなことよりも日本でiTunesにSONYの楽曲を提供する方が先なんじゃないの?

ここにもいた正直者

 二つのセリフを使い回せれば大臣は務まると言ってしまいクビになってしまった大臣も画期的だったが、ロシアに詳しくない人がロシア大使をやっていたというのはそれ以上に強力だ。相手の国の事を知らない人間がその国との外交を任されるなど普通の国ではありえない話なのだが、日本の大使館の役目は政府予算などで外遊する国会議員の接待。取りあえず何でも謝ってしまい相手の言いなりになるだけなのだからどんなバカでも務まる楽な仕事というのが日本の外交官の職務。今回のような緊急事態が起こるとは考えもしなかったから外交チャンネルを持たない大使が平気で送り込まれたのである。

結論:外交官は国益を守る為に存在するものだが、日本では売国奴(現中国大使など)でも構わないのだろう。それで持っているのだから日本と言う国はある意味凄い国なのだ。

水曜日, 12月 22, 2010

「Windows Phone 7端末」は150万台売れた

 12月21日にMicrosoftが「Windows Phone 7」端末が150万台売れたと公式にコメントした。正しくは通信キャリアや小売店に販売しただけで使ってるユーザが150万人もいると言うわけではないが、少なくともそれだけの在庫を出荷したのは間違いないようだ(販売店の不良在庫が積み上がったとも言えるが)。AppleやGoogleに周回遅れで発売が開始されたWindows Phone 7。口が裂けても実売個数など発表出来なかったのだろうが、市場在庫を含めた数字だとバッサリと切られてしまったのでは立つ瀬がないのでは?

結論:11月に発売開始されたApple TVが漸く100万台到達なので数字上では勝ったと言えるかも(勿論、Appleの方は顧客に渡った台数なので内容は全然違うのだが)。

iPadは大きなiPhoneにすぎない....?

 Motorolaが年明けのCES2011でHoneycombを搭載したMOTOPADをお披露目するのではと噂になっている。自社のホームページでタブレットの予告動画をアップしたからなのだが、その中で「iPadは大きなiPhoneにすぎず、GALAXY Tabに搭載されたAndroid OSは携帯端末のそれだった」と続きベールを掛けたMotorolaの端末に...
 
 GALAXY Tabに搭載されているOSが携帯端末用のそれであるのは間違いない(Googleはそんなものは出すなと言ってる)が、iPadが大きなiPhoneにすぎない(大きなiPhoneは間違いないが、すぎないのではなくだから凄いと捉えないと見誤ってしまう)と侮っているようではAppleに勝つ事など不可能夢のまた夢だと思うのだが...
 
 CDMA版のiPhone 4発表時には大きな変更はないがiPadにカメラが搭載される段階で大幅にiOSに手が入るのは間違いない。その後にiPhone 5となればHoneycombに見劣りするようなものが出てくる筈もない(まさかGoogleがそう考えるほどノー天気でもないだろうが)。AndroidはHoneycombでiPadと同じ土俵に上がろうとしている段階(GALAXY Tabは勝手に大相撲の土俵に上がってしまった素人にすぎない)。GALAXY Tabがメディアで騒がれているほど売れていないのがもっけの幸い(あれがAndroidタブレットの本命だと誤解されていたら市場そのものが死んでしまった筈だ)といったところなのである。
結論:かつてのモトローラー(Motorolaの携帯バカ)が見ても今回の動画の最後のシーンのイメージはダースベーダーみたいな邪悪なフォースを感じるのだが、如何だろう。

火曜日, 12月 21, 2010

SONYはなぜ没落したのか

 SONYはなぜ没落したのかというblogを良い池田信夫さんが少し前に上げていた。池田さんが上げるまでもなく大賀さんに代わった時に没落が始まり(表には見えていなかったがここで準備が整った)、出井さんで離陸、久夛良木で...
 
 グダグダ言っても仕方無いのでバッサリと言えば元々技術者の会社であったSONYが没落した原因はトップに技術的なビジョンを持った者が付かなかったからの一言で終り。ビジョンを持ったトップがいなければどんな技術(開発した技術者が自覚していようが大抵はどうでも良い技術)を持っていようが世の中には受け入れられないだけの話なのだ。
 
 初代のMacBookAirを分解してうちならもっと小さく出来るなどと自惚れてみても人様のOSにすがっている分際で何を宣うのかと突込みを入れたくなるところだが、それを言っても仕方がない。出井さんの失敗はQualiaなどというブランドをこさえてSONYブランドにキズを付けた事で、久夛良木さんはPS3の暴走(原価の方が高い商品を作るのはもう通用しないことに気付いていなかった)で...
 
 まあ、没落の一番の原因はPanasonicで失敗した事業部制にした事。その結果が、はっきりしたライバル商品がiPodしかなかった時代に各事業部で足の引張合いをして音楽プレイヤーそのものを葬り去ってしまった事だった。そこで気付けば良いのに未だにレッドオーシャンばかりを泳ぎたがっている始末なのだ。

結論:例えどんなに大きな企業(Microsoftクラス)でもビジョンを持たないままに新しい事をしようとしてもゴールを知らずに走っているのだからいずれは息絶えてしまう。その途上にあるのが今のSONYなのである。

「Google TV」搭載テレビ、発売延期か?

 Androidで痛い目を見てるのに安易にGoogle TV乗っかってしまったSONY。安請け合いされたコンテンツも得られずに単なる高いおもちゃになってしまい期待されていた冬商戦では全く鳴かず飛ばずに終る(既定の事実)ことになってしまった。それどころか、次を用意し始めた他のメーカに対し出来損ないの状態よりも、もう少しまともになるアップデータを発表するまで出すなのお達しまで出てしまう始末。最初に手を上げたばかりにババを掴まされる事になってしまったのは、ひとえに先見の明がないからなのである。

 それにしてもGoogleのいい加減さが良く現れている。メーカーの事も考えずにどんどんアップデートをかけてメーカーはおいてけぼり。メーカーはメーカーでGoogleの思いは無視して自分たちが出したい時に出したいものをリリース。結局、一番の被害を受けるのは何も知らない(カスゴミの提灯記事を信じてGoogleはAppleと違って素晴らしい企業と思い込んでいる)一般ユーザ。不出来な商品をいじくり回して使いこなし俺様って凄いと悦に入る事が趣味になっている特殊なユーザ以外に理解出来ないような商品を持ち上げるのは無責任きわまりない所業だと思うのだが。売れていないのだからいっそのこと止めたら?

結論:先行逃げ切りになれると思って(まだ誰もパドックに入っていなかったので)走り出したのだろうが走り出した後で無効レースと決定といったところか。誰もいないコースでただ一人走っている姿くらい恥ずかしいものはないのだ。

SONY液晶テレビ販売目標に達せず

 年間2,500万台を販売し黒字に復帰させようと目論んでいたSONYのテレビ事業だったが、起死回生を図った筈の3DとGoogle TVが足を引っ張る形になったわけではないのだろうが結局目標を達成出来ずに2010年を終る事になったそうだ。自社パネル(シャープとの共同?)工場への追加投資を諦め、低価格サプライヤーからの調達に切り換えるかもしれないようだが、ビジョンを持たない企業の姿をさらす結果になったのは間違いなさそうである。
 
 3DにせよGoogle TVにせよ、どこでも出せる商品で利益を出そうと言うのは甘い考え。利益が出せるならば他社にデバイスを出しても良いと考える方が結果的に良ければそれもありと開き直れる度量の大きさが不透明な時代には必要。映画はiTunesに提供を始めたのに未だに音楽は不可侵というのも大人げの無い考えだと思うのだが。

結論:GALAPAGOSで一見鼻息の荒そうなシャープは一方で間違いなく売れるAppleの為にiPhone用のディスプレイを製造する工場を作りそうだし、東芝もApple用にFlashメモリを大増産しそうだ。日替わりで人気商品が入れ替わるAndroidを頼みにしていても始まらないと現実主義にも対応した方が良いとSONYも考えられる賢明さが必要だと思うのだ。

月曜日, 12月 20, 2010

確かにそうだと思う

 前から、中国は北京と上海に分れていると書いたが二階堂さんでは広東(香港)も別だと書いている。確かに経済的にも人種的にも別な国と考えた方が良いくらいに上海や広東は北京の言う事を聴く耳を持ちあわせていない。もしも、上海+広東に人民解放軍が相乗りしたら共産中国など簡単に転覆してしまうだろう。

結論:良い悪いは別にして客家(華人)との結びつきが強いのは南方の上海や広東なのである。

「iPhone 4」を盗むのだけはヤメといた方が良い?

 Androidを盗んだ犯人を捕まえる為にヘリコプターまで出したのに未だに犯人を捕まえられなかったという事件がある一方で、iOS4.2.1で無料サービスとなった「iPhoneを捜す」であっという間に御用となってしまう事件もある。こちらもヘリが使われたそうだが、一瞬で「iPhoneを捜す」のGPS追跡機能で現在位置が判明してしまい逃げ切れなかったのだそうだ。

結論:「MobileMe」の最強アプリを無料にしたAppleに敬礼!もっともSoftBankじゃそう行かないかも知れないが...

「ウイルス対策ソフトを停止してもいい」25%:Avira調べ

 ドイツのセキュリティ企業大手のAvira(私はここのフリー版を使用中)がセキュリティ意識についての調査結果を発表した。回答者の過半数(62.84%)が年間を通してウイルス対策ソフトをいくつも試している事があきらかになったそうだが、約4分の1の人がウイルス対策ソフトが原因でPCの動作が遅くなると考えサクサク動くならアンチウイルスソフトを停止しても良いと考えているそうだ。
 
 PCが遅いからと変なユーティリティをわざわざ突っ込むお人好し(バカの事)も結構いるようだが、PCが遅くなる一番の原因はメンテナンスの不備。以前に書いたblogで取り上げた情報システム使用の非メンテノート(XPのSP2のままだったが、何年メンテをしなかったかが明らか)など電源を入れてからログインが終了するまでに10分以上を要していたものが、糞の役にも立たない自動起動アプリを削除し、レジストリをクリーンナップ。遅いウイルス対策ソフトをアンインストールしてAvira(取りあえずフリー版)に変更したところ1分も掛からずにブート完了する普通のマシーンに変貌した。

結論:遅いと文句を言っている人のPCの多くはCPUやメモリが少ないのに、システムをパフォーマンス優先にもせず、意味も考えずに仮想ディスクを大きく取り、GUIに影響を与えるような変なユーティリティがてんこ盛りになっている。遅くしているのはアンチウイルスソフトよりは使っている本人の場合が殆どなのである。Macだと全く入れていない人がいるので人の事は言えないが...

木曜日, 12月 16, 2010

SONYとフジテレビ、3Dのスポーツコンテンツを制作

 コンテンツがないからではないと書いているそばから、SONYとフジテレビが協力して3Dのスポーツコンテンツを制作すると発表した。フィギュアとかバレーボールなどを収録するようだが、提供する媒体はBSフジやCSチャンネルで決して地デジではない(3Dデータなんて今のままの地デジでは送れないのだ)。視聴者がいないところで流す意味があるとは思えないのだが、3Dを見たいがためにCS契約をするとは到底思えないが、そうするバカがいると算盤でも弾いているのだろう。

結論:算盤なら直ぐにご破算に出来るか?

3Dもインターネットも

 アメリカでGoogle TVが売れていないと書いたが、同様に3D液晶も全く鳴かず飛ばずのようである(あくまでアメリカの話で日本がそうだとは言ってませんよ。実際は全く同じですが)。3Dテレビはコンテンツが足りなかったのが敗因だと分析しているようだが、アメリカでもどこかの国と同じように多くの家庭がデジタル化に合わせて液晶テレビに買い替えたばかりなのが実態。飛び出す理由が無いものが飛び出したからと言ってテレビを買い替える程金が溢れている輩など極一部しかいなかったわけだ。中にはメガネを掛けなきゃいけないから売れないなんて見当違いな分析もあるようだが裸眼で見えるようになったって駄目なものは駄目なのだ。
 
 もう一方の何度出しても上手く行かなかったインターネットテレビ(Appleも出してるじゃないかと言われそうだが、ウェッブサーフィン用じゃないのでApple TVはWeb用のSTBではなく足回りとしてインターネットのインフラを使ってるだけ)。代表はGoogle TVだがこちらは何度も書いているように既に値引しか残された手段は無い状況(飛ぶように売れているなら値引を考えなきゃいけない程、商品在庫がある筈もない)。一家に一台以上のPCがあってもおかしくない時代にみんなが見ているテレビでGoogleを使わなければいけないなんて事は滅多にあるものでは無いと思うのだ。

結論:3Dなんて全く不要、ネットが見たければiPad(iPhoneやtouch)がある時代にそんなテレビを出して売れるわけが無い。日本でも散々だが、せめてもの救いはアメリカでも全く同じだと言う事くらい。普通の液晶と同じくらいに値引されて投げ売りされたら買ってみても良いかも。不要な機能に余分な金を出すほど消費者は薄らではないのだ(メーカーは間違いなくそうだが)。

半分の大きさのiPad?

 あんなものは糞(そこまでは言っていないか)だとJobsが宣った7インチのタブレット(老眼には確かに辛い)。10インチのiPadと同時期に目撃された開発モデルに7インチのタブレットがあったのは確かなのだがJobsの駄目出しで葬られたと言われている。それなのに10日のロイターでは現行モデルの半分の大きさで、より薄く、より軽いモデルが1月に発表されて4月に発売開始されるだろうとしている。強く否定したものは必ずしらーっとした顔で発表するのがJobsのやり方。我々が考えているもの(一回り小さいアルミ筐体のiPad?)とは違う趣のデザインでアッと言わせてくれるかも知れない。老眼世代でなければ7インチでもOKと言えるが、主たる対象は大きなバックを持ち歩かない女性や若者なのだろうか。

 7インチとして考えられるスペックはtouchと同じフロントとリアのカメラ。ディスプレイのサイズはアスペクト比で3:2(1024×768)。メモリはiPhone 4と同じ512M(256Mでは流石に力不足)。SDスロットやサイドソケットはあったとしても恐らく10インチのみ。チップはもしかしたらデュアルのA5(今のチップでも事足りるがHoneycombのタブレットが出たら見劣りするので)になるのでは。
 
 本物かどうかは分からないがリークされているiPad用のケースはどれも10インチ用。7インチが1月に発表される事は(発売なんて事は全く)無いよだろう。もしも、1月に発売があるとすればCDMA版(LTE対応?)のiPhoneの方だと思うのだが、如何だろう。
 
結論:泣いても笑っても、1ヶ月後には答えが出るのである。

公取委が動いたモバゲー

 独禁法違反の疑いで公取委にガサ入れ(一応立ち入り検査)されたDeNA。無料ゲームなのにウハウハの理由は有料アイテムを手に入れないと楽しめないゲームを無料と謳っているからなのだが、GREEなども全く同じ構図。業者を囲い込んだから独禁法違反の可能性があるなどと言うのは、別件逮捕と同じ手法なのである。小中学生が自覚する事なく有料アイテムを購入してしまえる仕組みが問題。

結論:本丸はビジネスモデルそのもの。高額アイテムで暴利を貪れなくなったらあっという間に全滅(共倒れ)なのだ。

諌早湾開門

 既に諌早を灌漑して農地にする必要など無かったのに実行された干拓事業。政治家と役人の利権のためだけに実行されたのは明らかなのだが、そうして曲がりなりにも農地に変わってしまった諌早湾の水門を再び開いて農地として使えないようにしようと言うのが今回の政治判断。サヨクの連中は評価しているようだが、良く考えてみれば干拓事業に参加した人達への新たな補償問題(農地として使えなくなる)が発生するのは疑いようの無い事実。金を貰った漁業従事者は再び魚を捕れるようになり、農家は金を貰う立場に...

結論:開門されれば農水省は農業補償名目でまた新しい利権を手にすることになる。こう言うのをマッチポンプという。アカが言うように民主党政権の成果などでは決してないのだ。

水曜日, 12月 15, 2010

Nexus Sは凄い

 IS03を買ってしまいがっかりしている人には申し訳ないがGingerbreadが搭載された「Nexus S」(要はAndroid 2.3が載ったGALAXY S?)は、中々素晴らしいようである。
 
 iPhone 4並にサクサク動くようになり、キーボードもまともに使えるようになったと言う事で漸く、iPhone 4と方を並べられるレベルまで基本機能が上がって来たらしい。勿論、Nexus Oneよりも作りがチープになった(並のSamsungのケータイよりは良いらしいので、HTCの方が商品力がある?)と指摘されているので、3GSよりも高級感が強くなったiPhone 4と比べるのも憚られ...
 
 2.3になってもPCっぽいって指摘されているようだが、そもそもコンシューマを第一に考えてユーザビリティありきのAppleと技術者マンセーのGoogleではユーザインターフェイスに対する姿勢が大きく違うのは致し方ないところ(Macを作った時からユーザインターフェイスのガイドラインを徹底していたところとの重さの違い)だろう。

結論:大分、良くなったようなので2.9位になったら触ってあげても良い気がする(絶対に買わないけど)。確実に進化しているだけにMicrosoftよりはましだが。

WindowsでIBMからビジネスを奪ったMicrosoft

 かつてITの世界を牛耳っていたIBMからコンピュータの主導権を奪ったMicrosoft。業務端末しか存在しなければMicrosoftは存在しなかったかもしれないが、IBMと共同開発しいていたOS2から得た技術を元に作られたMacライクなWindowsの大成功で一大帝国を築き上げた。ビジネスに使えないMacを尻目に我が世を謳歌していたわけだがXP辺りから歯車が狂い始めVistaで惨敗(XPがあったから潰れなかった現実を良く知るべき)。7はそれなりに伸びていると言うがそれにスキンを被せただけでタブレット用OSだと言い張るようじゃ先が知れたものである。

結論:WindowsでIBMからビジネスを奪ったMicrosoftは、iOSでAppleにコンシューマを奪われたのだ。

StallmanがChrome OS潜在的に危険だと

 「人類愛」を謳い文句にするキリスト教が世界でも一番残虐な宗教である(中国の方が残虐だと言われるかも知れないがあいつらには宗教さえない)ように、オープンソースとフリーを謳い文句にするGoogleが考えているのはクラウドを利用したユーザの奴隷化。

 その白眉がChrome OSだとオープンソフトウェアの擁護者でるStallman氏がChrome OSのクラウドモデルはクラウドコンピューティングではなくユーザを不注意に押し込む「ケアレス・コンピューティング」だと批判している。Chrome OSが搭載されたネットブックにはローカルファイルという概念が希薄(有無も言わさずアプリもデータもGoogleのクラウド上に保存)なため知らないうちにGoogleに首根っこを押されられるんだぞと警告しているのだ。iOS用にだって色々なクラウド・サービスがあるがこちらには選択肢がある。
 
 「Linux+Java」のAndroidと「Linux+HTML5÷ブラウザ」のChrome。本来本命であったはずのChromeは2011年に廃止されAndroidに吸収されるだろうとGmailを開発した元Google開発者が指摘しているしGoogleの共同創業者も両者の結合はあり得ると...要は、Linaxカーネル+非公認Javaのパッケージをと、機能制限てんこ盛りのLinuxのどちらをユーザが選ぶかと言う話しなのだがStallmanに文句言われるようなオープンソフトウェアってもの...

結論:そもそもネットブック用ってところで駄目だと思うのだが、如何だろう。

「Google TV」は本当に凄い

 新しい「Apple TV」が発表される前に突如発表された「Google TV」。先代の「Apple TV」(Appleの趣味)と比べてそれなりに凄い(?)と思える謳い文句も並んでいたが、放送業界から無視(誰も番組を提供しない。まだ交渉はしているのだろうが)されたため言ってた事の半分も実現されていないような...揚げ句の果てにクラウドが大好きな筈のGoogleなのに趣味だった時代のApple TV以上に場所を取りそうなSTB(ディスプレイに内蔵されたSONYのインターネットTVもあるが)型。直ぐ後に発表されたApple TVと比較したらまるで化石のような代物...
 
 価格も先代のApple TVを参考にしたとしか思えない高価格。88ドルのApple TVの前に完全に撃沈されたと言えるだろう。実際に発売開始後、僅か数週間だというのにクリスマス商戦に入ったから(という名目)と定価の25%で販売。どう考えてもApple TVよりも売れているとは思えないのである。ブラックフライデーの1日限りの特別割引などと違い一度下げてしまった価格が戻った試しはないと思うのだが。

結論:Google TVは本当に凄い勢いで勢いが無くなっている。やっぱり「Google TV」は凄い!(悪い意味でだが)

標識もヒラギノ

 OSXで採用されているからと言って別にAppleがこさえた(字游工房がデザインし大日本スクリーンが販売)わけではないが、表示がきれいなことは誰もが認めるところ(XPまでのWindowsの表示が汚いのはフォントのデザインが悪いだけではなくビットマップだから)。そのヒラギノ角ゴシック(W5)が高速道路の標識用のフォントとして採用される事になった。今までは公団で作った公団ゴシックを作った人が他界してしまいデザインの統一性が失われてきたのも理由らしい。

結論:これからはMacで簡単に交通標識を作れるのだ。

火曜日, 12月 14, 2010

仙谷政権支持率遂に一桁

 たとえ1%になっても頑張りたいらしい仮免失効中のカイワレ。日経の調査で遂に支持率が一桁台に突入。他の新聞はもう少し支持率が高いようだが、支持率の低さよりも小沢の方が支持率が高いことの方が重要。あれだけ金銭スキャンダルで叩かれている小沢よりも評価が低いのだから哀れなものである。そのための小沢招致なのかもしれないがそんな事をすれば民主党の支持率が下がるだけなのを全く理解していないようである。党がどうなっても構わない連中が執行部なのだからもう御仕舞いなのだ。

結論:ネットでは1%にさえ達していないがそれでも辞めない気らしい。流石だ(褒めてないぞ、呆れてるのだ)

生活保護に金など出すな

 ただ怠けなだけなのに国の金でのうのうと生きてる人間のくずも多く含まれる生活保護者。全てがそうではないので生活保護制度を止めろなどとは言わないが、金を配るのは今すぐ止めてもらいたい。通常の就業が不可能な人の家賃や食費、光熱費などの生活費を国が負担するのは構わないが、その場合は国が家賃(公営住宅をそのために建設)や光熱費、教育費を肩代わりしミールクーポンや保護者手帳(生活必需品は購入出来る)などを配給すれば良いだけの話。ナチスドイツなどは働かない者に余計な金を与えないために生活保護のために現金を個人に支給するようなバカな事は一切しなかったのだ。
 
 生活保護者の中には年金の積立を一切しなかったために年金が貰えず、結果的に国民年金よりも恵まれた生活が可能などと言うおかしな事も起きている。真面目に積み立てた人はそんな事になっているとは知らないのだろうが、そんな輩のために財政が破綻などと言う始末なのだからふざけるのもいい加減にして貰いたい。

結論:似非生活保護者を駆逐するには金をばらまかない事である。似非生活保護者(寄生虫)生み出したのは似非サヨクなのだ。

Windows 8のスレート?

 CES2010では出さなければ良かった「Slate」で大恥をかいたMicrosoftが、起死回生を狙うのかは知らないがCES2011で再びスレートをお披露目するそうである。一部には基調講演でモンキーダンス(Ballmerとも言う)CEOが「Windows 8」で動いているタブレットを披露するのではないかと噂されているが、正式リリースは2013年になるのではとされているWindows 8(今後どうなるかなど未知数)が載ったタブレットを見せる事にどんな意味があると言うのだろう。間もなく正式版が出るAndroid 3.0版搭載のタブレットやiPad2の出鼻を挫くつもりなのかは知らないが、どんなに良く出来ていても2年も先の話じゃその間にタブレット戦争は終っている。来年の事を言うと鬼が笑うと言うが、2年も先の話ではライバルが大笑いするのだ。全然、話にならないWindows 7版のスレートを懲りもせずに出すらしいのでもう御仕舞いだが。

結論:誰もWindows 8など待ってはいないのだ。

真打ち登場?

 タブレット用に最適化されたAndroid OS(GingerbreadではなくHoneycomb)が載ったMotorolaのタブレットが、先週開催されたD:Dive Into Mobileで披露された。10インチのディスプレイ(1280×800)にNVIDIAのTerga(デュアルコアプロセッサ)、ジャイロスコープに前面、背面カメラ、512MのRAM、CDMAにLTEとハード的にも現行のiPadを圧倒するスペックを誇るデバイスである。スマートフォン用のAndroidを無理やり載せた7インチタブレットとは違い(何故7インチかと言えば10インチではiPhone用アプリをiPadの二倍モードで使うのと同様に間抜けに見えるのだ)、10インチのディスプレイが活かされる仕上りになっている。発売開始は第二四半期になりそうだが、デモの様子から見る限りやっと真打ちが出てきたと言えるようである。

 何でAndroidなのに褒めるのか?現行のiPadよりも良さそうなのに不安はないのかと言われそうだが、出来損ない(Honeycomb以前のスマホ用のOSが載った似非タブレット)とiPadを比べるなど言語道断なので文句を言っているだけ。個人的に使う事などあり得ないが、ユーザが悲しい思いをせずに使える物が増える事は大いに結構なのだ。ここまでのスペックがないとまともなタブレットにはならないと言う事を教えてくれただけでも多いに評価すべき事なのだ。
 
結論:次期iPadがMOTOパッド以上の完成度で4月に発売開始されるのが今から楽しみなのである。プレス発表はしていないが漸くiPad1,000台を発注完了。何時発表しようか?

日本の国立銀行

 現在は銀行券の発券銀行は中央銀行である日銀であるが、かつてはアメリカと同様にナショナルバンク方式を取っていた。明治政府では結局流れてしまった第三国立銀行以外の四行がナショナルバンクとして紙幣を発行していた。同時にセントラルバンク構想もあったが三井を中心とし、その後ろ盾になっているロスチャイルドに日本の金融を委ねる事に躊躇したのかもしれない。

第一国立銀行:(第一勧銀>みずほ銀行)
三井組と小野組を中核として設立された光五百の銀行の後身。初代頭取は渋沢栄一。三井銀行と合併して帝国銀行(帝銀事件で有名)となるが戦後(48年)喧嘩別れして三井銀行と第一銀行となる。
第二国立銀行:(横浜銀行と合併)
明治期に横浜で設立された横浜為替会社を母体とする銀行。原善三郎や茂木惣兵衛などの横浜の豪商が中心となって設立された。昭和3年に横浜興信銀行(現在の横浜銀行)に営業譲渡。
第三国立銀行:開業出来ず
大阪にも国立銀行を設立しようと徳島県人が中心となり鴻池善右衛門らの豪商を勧誘して政府認可を受けるが発起人の意見対立で頓挫。第三銀行はその後、経営危機に陥った帝国商業銀行に安田銀行が支援したものがあるが普通銀行である。
第四国立銀行:(現在の第四銀行)
越後の市島徳次郎(全国一位の地主で高額納税者)が中心となり設立された第四国立銀行。新潟県下の銀行を合併し現在の第四銀行の前進となる。何で新潟と思われるかも知れないが明治19年までは日本一の人口を誇っていたのが新潟県。当時のベストテンにはその後裏日本と呼ばれるようになる新潟、秋田、富山、山形が入っていた。
第五国立銀行:(浪速銀行と合併>帝国銀行>三井銀行>三井住友)
どこで誰が始めたのかさえ不明(そんなバカな?)。

 中央集権化が進んだ(地方の持ち丸長者の衰退)明治の後半と違い、維新直後には後の大財閥に対抗出来る大地主や豪商が日本中にあったことがわかる。中央集権は地方の力をとことん失わせる政策だったのだ。

結論:結局は日本の中央銀行はロスチャイルド方式(セントラルバンク)に代わったのだが、理由は戦費調達(西南戦争)が原因となる政府紙幣の乱発による恐慌だったようだが、ナショナルバンクである国立第一銀行や第五銀行、セントラルバンクの日本銀行のどちらも三井=ロスチャイルドが絡んでいたのでどう転んでも良かったのだろう。

月曜日, 12月 13, 2010

子宮頚がんワクチンは仙谷の利権

 不妊になる恐れが高いため(作用を強化すると言われるアジュバンドで不妊)海外では鳴かず飛ばずのグラクソの子宮頚がんワクチン(こんなものを使われるのは通常は発展途上国か貧乏人)。どういうわけか日本では小学校の高学年の女子児童に接種するなどと言う暴挙が許されているが、その理由が仙谷がグラクソから姉を貰っているからだともっぱらの噂。そこでロビーで動いていたのが、新日本監査法人の100%子会社、新日本パブリックアフェアーズの小原泰。
 
 タミフルは自民利権だったが、ワクチンになってからはすっかり民主利権。何の効果もない豚インフルエンザワクチン(そもそもインフルエンザワクチンに効果はない)を財政負担が増す事も省みずに(無知な)カス添えが大量導入した事から、在庫整理は日本と考えたのだろうが不特定の人間とのべつ幕無しの性行為が、そもそもの原因とされる子宮頚がん(性行為感染症なのだから要は性病)。国が金を出して防いでやるようなものではないと思うのだ。

結論:HPVウイルスの感染によって引き起こされる性行為感染症。避妊具を義務付ければ良いだけの話である。

IS03が相変わらず首位

 予備バッテリーがなければ実用にならないようなモバイルが相変わらず受けている(何も知らないバカには受けると思ったが、ここまでバカが多いとは思いもしなかった)。ガラケー機能+Android(それも2.1だ)という究極の端末。サクサク動くのはバッテリのインジケータ(見る間に減っていく)だけだというのも問題だが、本体でしか充電出来ないバッテリ(もしかして特別な充電アダプタをくれるのだろうか?)が2個あったって使っていない時(寝ている時間)に、バッテリの交換をするなどあり得ない話だと思うのだ。

結論:外に出歩かない人用のケータイとしてなら使えない事はないが、それなら普通のPCの方が使い易い。iPhoneのバッテリの持ちを批判していた国内キャリアが出す商品ではないのだ。

ノーベル平和賞に対抗して

 民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞が贈られる事に対抗したかったのかどうかはしらないが、やっつけ仕事で急遽こしらえた孔子平和賞。名誉ある初代受賞者に選ばれたのは台湾の連戦氏だったが、受賞を拒絶されノーベル賞同様受賞者不在という結末に終った。

結論:恥の上塗りである。

ただのバカ

 他党の党首をネガティブキャンペーンで叩くと言うのはお奨め出来る行動ではないがまだ許されるが、自分さえ良ければ何をしても構わないと全く先の事を考えずに行われた代表選挙で自党の候補をネガティブキャンペーンに持ち込んだ基地外政党が日本にはある。もちろんそんなバカな党にまともな政策などあるわけもなくカイワレを喰うというどんなバカにでも出来るパフォーマンス(HIVは厚生省の内部抗争に利用されただけだと世間は知らないらしい)だけで首相にまで登り詰めたは良いが、やる事なす事の全てが国益に反すのだから支持率がゼロにならないのが不思議なくらいの末期症状である。
 
 大体、自分の党の実力者(だからどんなことをしても足を引っ張りたかったのだが)を自ら金の問題で貶めるなどありえない。結果的に自分たちの首を絞める事になるとは微塵も考えないところがバカなアカ(ここまで浅はかとは思いもしなかった)なのだが、そんなものに政権を任せた国民はそれ以下だということである。予想通りに茨城県議会選挙は完敗だったが、今の執行部はこれも小沢の責任だと考えているのだろう。
 
 「仮免終え自分の色出す」とカイワレはおっしゃられたそうだが、だとすれば教習期限切れで強制退学が妥当だと思うのである。

結論:長期戦略も立てられない政党に日本を預けるわけには行かない。勿論今の自民党にその代わりが務まるとも思えないが。若干蛇足さんところで各党を的確に表現していたのでご参考までに。自民党:消費期限切れ 民主党:返品山積み 社民党:廃棄処分 公明党:一部マニア向け 共産党:一部オタク向け みんなの党:賞味期限切れラベル張り替え 国民新党:特別地方限定。

水曜日, 12月 08, 2010

篠原令は仙谷首相の指示と言ってますが?

 反日コンサルタントで有名な篠原令さんが民主細野剛志前幹事長代理(細野氏が幹事長代理だった頃は仙谷さんはまだ首相ではなかった)を伴って野蛮人の国に話しに行ったのは仙谷首相から頼まれたから「自分がセットした」と都内の講演で言い張り、仙谷首相(元幹事長)はそんなことは全く「関知していない」と言い張った。

結論:全共闘は嘘つきばかりのようである。

所詮、貧乏人だから

 自腹なのに毎日のようにバーで酒を飲んでいると麻生さんは非難されたのに、カイワレ首相補佐官(元首相)は公費ではしご酒をしても一向に叩かれないとnikaidouさんが書いている。増税だなんて平気で言ってるくせに自分は自腹では到底行けないようなお店で毎日飲み食い。いくら公務だと言い張っても出所は我々の税金(まあ、私のように貧乏だと殆ど払っていないようなものだが)。酒を飲むために国にたかる事のなかった麻生さんの方が余程立派だと思うのだ。

結論:そう言えば一躍時の人となったカイワレも自腹じゃなかった筈。昔から税金で腹を一杯にする輩だったのだ。

Androidタブレットを披露

 Androidの世界をカオス状態にしてしまった張本人のルービンがHoneycomb(これはiOSの3.2.2のようにタブレット専用)を搭載したMotorolaのタブレットのデモンストレーションを行った。案の定、使われているCPUはデュアルコアの3Dプロセッサ。iPadよりも凄いと言われても当然だろうと言うしかないハイスペックマシーンなのである。次期iPadがどのような構成になるかは今のところ明らかではないが、現行のマシーンに搭載されているA4チップではなくA5(デュアルコアと噂される)が載った物と比較すべきものだろう。

結論:Android 3.0を使うには現行のタブレットのスペックでは不可能。GALAXY Tabなど買ってしまうと直ぐに泣きを見る事になるだけ。GALAXYなど買ってはいけないのだ。

Androidの順位付け

 スマートフォンとして考えたら絶対に売れっこないが、何も知らないauユーザは飛びつくぞ(当然大ヒット)と予測していたIS03(予測が外れれば日本人のITリテラシーも捨てたものではなかったのに)。iPhoneが手に入らなかったので自棄になっていると考えれば良いのかも知れないが、それでは幸せはやってこないのだ。

業界の人間(私はそうでは無いが一言はある)の間では今年最悪の不幸と言われるIS03(実態を知ったらアップデートできないIS01よりも酷い事は明らか)。スマートフォンを色々と触る機会のある方の意見を元にすれば、世間で噂に上った(事のある)Androidの操作感の順位は、Nexus One>GALAXY S>Desire>問題外>Xperia>IS03。

一番上位に来るNexus OneでさえiPhone 4に及ばないのだから、IS03をiPhoneと比較する意味はどこにもない。バッテリーの消耗速度ならば圧倒的にぶっちぎりだがそんなもの自慢にも何もならないだろう(確かIS03は予備バッテリー付き)。バッテリーが恐ろしいくらいに減る理由は不要な人には全く無意味なガラケーアプリ(ガラケー機能を使うためのアプリ)が通常のアプリよりも深いところで常駐しているから(これを殺すのは大変)。

UXを自由にさせるのはまだ許せる(オリジナルではiOSと比べようも...)として、ボタンの位置やアイコンのデザインまで各社各様なので、使った事のない端末を渡されたらどのボタンを押して良いのかさえ直ぐに理解出来ない(少しは認知科学を勉強しろ)のにAndroidで一括りという乱暴な話がオープンソースの実態なのである。

結論:Android 2.3(Gingerbread)は、結局スマートフォン用。タブレットで使うAndroid 3(Honeycomb)は年明けになるようである。素のAndroid端末(2.3搭載のNexus S等)でiPhone 4と比較をするなら分かるが。

月曜日, 12月 06, 2010

iPhone 4は防水?

 不注意でiPhone 4をお風呂の中にドボン。水深は30センチ。一瞬とはいえ完全に風呂の底に沈んでしまったのに拾い上げて水気を拭き取ると何の異常も無さそうである。

結論:スペック表のどこにもそんな事は書いていないが、ホンの一瞬ならば完全に水没しても大丈夫な位に機密性が保たれているようである。試してみます?

ドコモに来てね?

 NTTドコモが店頭でプレゼントキャンペーンに応募出来るiPhoneアプリを公開した。「お店のオマケ」というアプリで、カメラでドコモショップ内にあるバーコードを読み取ってキャンペーンに応募させようと言う魂胆らしい(ご丁寧にも、iOS4用とiOS3用を別立てで用意)が、店頭に行ってiPhoneから乗り換えなければと思えるようなAndroid端末があるとは思えない。赤松正幸さんなどもXperiaやGALAXYなんか触らせたら大笑いされるぞとtwittしていた。auがやるよりもまだ良いけど...IS03だったら自分の端末でもないのに怒りだすiPhoneユーザが出るかも知れない。

結論:洒落でアプリをダウンロードした段階で相当iPhoneを使い込んでいるユーザ。こんな事にお金を使う暇があるならiPhoneを一日も早く入れるように努力しろ。

金曜日, 12月 03, 2010

大嫌いな3DをAppleが...

 本当に物が出てくるか分からないがAppleが私が小ばかにしている3Dの特許をアメリカで取得した。Appleの考えた3Dは、フィルターや電子シャッターを使ったメガネを使わずにディスプレイを見ている人間の視線を捉えて表示する画素の角度を変化させてダイナミックに左右の目に違う画像を投影させて立体化する技術だ。
 
 視線を判断すると言う事で対応させる技術は複数の人間が同時に見るディスプレイが対象ではなくPCのようにひとりの人間が注視するディスプレイが対象になる。前から書いているように3Dが意味を持つのはインタラクティブに操作可能なPCであり、画像が飛び出す事に意味があるのではなく画像を立体的に操作出来る事に意味があるのだ。

結論:3Dは誰にでも必要な技術ではないと今でも信じているが、もしかしたら私が考えているのとは全く違う形でAppleは万人のための3Dを捉えているのかも知れない。3Dが本物になるかどうかもAppleに掛かっているようである。

Andoridを誤解している人って

 Androidを素晴らしいものだと誤解している人ってマスコミ(政治絡みじゃないのでカスゴミと迄は書かないが同じようなもの)の提灯記事を単に信じているお目出度いプログラムの開発を生業にしていない人なんじゃないだろうか。実質的に1モデルしかないiPhoneと同じようにAndroidと言うプラットフォームが確立されていると思い込んで夢物語を語っているだけなのが手に取るように分かるのは、Androidの描く世界はユートピアだとわかっている人間だけだろう。商業的に失敗(キャリアから圧力を掛けられた段階で商業的にはダメな商品)したNexus Oneがまさにそれ(プラットフォーム)を担う端末だったのにメーカーは独自のUXを載せ(国内のメーカーだとハードまで加えた)、独自の画面解像度の端末をその場限りで作ってしまいお手本(Nexus One)とは全く違うものに仕上げてしまった。
 
 プログラミングをしていない人間からすれば自分が気に入ったAndroidフォンでプログラムが動けばそれで良いわけだから画面解像度もUXも関係ないだろうが、数限りないプラットフォームを相手に一つの操作感を保証したアプリを開発するなど基地外沙汰なのは語る必要もないだろう。Androidという呉越同舟(というよりOSを開発する余裕が無いメーカーの避難ボート)が手に入らないのプラットフォーム(OSは1.6からタブレットでは使ってはいけない2.2まで、メインメモリは当然まちまち、画面サイズはタブレットだったら10インチまである)用にアプリを開発しようと思ったらiOSでユニバーサルアプリを作る以上に余計な手間暇が(全部の機種で動くかどうかなどテストのしようがない)掛かってしまい不可能なのである。だから大分以前に中嶋聡氏のblogを引き合いに出したようにそんなバカ事を考えるなら、HTML5でWebアプリを作れと言う話になるのだ。

結論:お前だって作った事が無いだろうがと突っ込まれそうだが、作らなくたってどうにもならないものは考えるまでもない。Androidが開発者に優しいなんて考えるのは単なるものを知らない連中の妄想なのだ(恐らく2.3以降、Googleは厳密にコントロールを掛けてくるが、メーカーはそれを無視して崩壊するのではないだろうか)。

水曜日, 12月 01, 2010

もう出ていたんだ

 全く話題にもならないのでまさか出ているとは思ってもいなかったWindows Phone 7。どうやらアメリカでは搭載端末が既にあるようなのだが全く無いに等しい有り様。あまりの体たらく振りに年明けにはバージョンアップ(Windows Phone 8とさえ言われている)するとMicrosoftは宣っているようだが、それで相手にされるくらいならば今だってそこそこ相手にされていると思うのだ。

結論:その頃にはiPadの第二世代発表でWindows Phoneなんて相手にされないと思うのだ。

暴言を吐いた中井蛤

 秋篠宮に対し「早く坐らないから坐れないじゃないか」とヤジを飛ばした中井蛤。参院第二議員会館に抗議の人が押し寄せたらしい。右翼の街宣車も出るようだし、もう御仕舞いなのでは。

結論:キム・ヒョンヒと一緒に韓国へ帰れば良かったのに...