木曜日, 12月 16, 2010

3Dもインターネットも

 アメリカでGoogle TVが売れていないと書いたが、同様に3D液晶も全く鳴かず飛ばずのようである(あくまでアメリカの話で日本がそうだとは言ってませんよ。実際は全く同じですが)。3Dテレビはコンテンツが足りなかったのが敗因だと分析しているようだが、アメリカでもどこかの国と同じように多くの家庭がデジタル化に合わせて液晶テレビに買い替えたばかりなのが実態。飛び出す理由が無いものが飛び出したからと言ってテレビを買い替える程金が溢れている輩など極一部しかいなかったわけだ。中にはメガネを掛けなきゃいけないから売れないなんて見当違いな分析もあるようだが裸眼で見えるようになったって駄目なものは駄目なのだ。
 
 もう一方の何度出しても上手く行かなかったインターネットテレビ(Appleも出してるじゃないかと言われそうだが、ウェッブサーフィン用じゃないのでApple TVはWeb用のSTBではなく足回りとしてインターネットのインフラを使ってるだけ)。代表はGoogle TVだがこちらは何度も書いているように既に値引しか残された手段は無い状況(飛ぶように売れているなら値引を考えなきゃいけない程、商品在庫がある筈もない)。一家に一台以上のPCがあってもおかしくない時代にみんなが見ているテレビでGoogleを使わなければいけないなんて事は滅多にあるものでは無いと思うのだ。

結論:3Dなんて全く不要、ネットが見たければiPad(iPhoneやtouch)がある時代にそんなテレビを出して売れるわけが無い。日本でも散々だが、せめてもの救いはアメリカでも全く同じだと言う事くらい。普通の液晶と同じくらいに値引されて投げ売りされたら買ってみても良いかも。不要な機能に余分な金を出すほど消費者は薄らではないのだ(メーカーは間違いなくそうだが)。

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