火曜日, 10月 31, 2006

時間は取り戻せない

 ゆとりという言葉の誤用(文科省で使われていたゆとりの意味は余裕があるのではなくて楽をするというものだった)に毒されたために慌てふためいている訳だが、本来ゆとりというのは全てを終えた上にあるものであって、先取りするものではない。そんなことも分からないようなバカが文科省では幅を利かせることができた訳だが、やはり文科省は4流省庁であったことを図らずも身をもって示した訳だ。

 それにしても大切な時間をいかにムダにしてきたのだろう。我々の時代にも詰め込み教育という問題があった(理解はいらないから覚えろという人をバカにした教育システム)。しかしそれの揺り戻しの結果が時間の短縮だというのでは話にならない。世の中には単純に覚えてしまったほうが良いものと、理解しなければいけないものが純然とある。それは全く別の概念で成り立っているのに一緒くたに出きるとバカは考えるのだろう。ようするにそいつらには理解力がないのだ。ゆとり教育がどれ位の期間続いたのかは恥ずかしながら知らないのだが、今回の騒動でアメリカ型のバカ教育が影を潜めてくれることだけを祈る次第である。


結論:教育には躾けと同じように覚えるもの(理解する必要はない)と理解するもの(考えるということ)がある。読み書きは覚えるものであり、社会や科学や数学は理解するものだ。そして音楽や美術は感じるものである。つまりその教育の手段は全く違う。それなのに理系か文系かなどという別な尺度で教科をわけてしまった上に、全てを覚えるものだとしてしまった為に教育が衰退してしまったのだ。

日本の自虐史観はアメリカ史観に過ぎない

 よく日本の歴史教育の話になると自虐史観と言う話が出てくる。持ち出す連中がサヨクなので中国や朝鮮の史観のように思われがちだが、あれはアメリカの史観であって朝鮮や中国の史観ではない。その辺りがサヨクの節操のないところなのだが...

 要するに歴史には一つの真実などはないのにあるという間違った前提によって教育をしようとしていることが問題なのだ。それならば真実(真実とは事実に気持ちが入っているので事実とは違う場合が往々にある)など教えずに、事実(起ったことだけ)だけを教え、理由など詮索しないに限る。しかしこれでは何の教育にもならないから、それぞれの立場(通常は自国の立場だけで良いはずだが)の視点を並列するしか方法はない。じゃあ具体的にはどうすればいいのだろう。

コロンブスとアメリカ
ヨーロッパ人の視点:コロンブスがアメリカ大陸を発見した
先住民の視点:ヨーロッパ人が侵略してきた
事実:インドだと持った陸地にたどり着いた
先住民の虐殺
先住民の視点:99.94%の人がヨーロッパ人に結果虐殺された
ヨーロッパ人の視点:キリスト教に改宗しない連中は人間じゃないから殺人ではない
事実:持ち込まれた病原体による病気と虐殺で殆どの先住民が死んだ
秀吉の朝鮮出兵
朝鮮の視点:秀吉が朝鮮を征伐に来た
秀吉の視点:明やインドを統一するために大陸に軍隊を送った(朝鮮は通り道に過ぎない)
事実:明への侵攻が朝鮮での抵抗で失敗に終わった

結論:真実を教えるならば必ず、それを真実だとしている理由を書かなければいけないのである。皆真実を事実の偉いものだと誤解しているようである。真実とは勝てば官軍のことなんだよ。

今年だけの問題じゃないでしょ

 今回ゆとりのバカ野郎が追い出された(文科省に対する締めつけが強くなった)から表に出てきた履修問題。今年の3年生の履修単位が足りないことに対して問題にしても何の解決にもならない。それじゃもう既に卒業してしまっている連中をどうするんだと話がなければいけない。責任を取ってもらうのは生徒ではなく、”ゆとり教育”を推進して授業時間を減らし、それをよしとしてきた今までの文部省や学校のシステムの問題なのである。要するに戦前の教育制度のようにバカチョンは金でも積んでバカ用の大学に行くくらいしか方法がないという教育制度にするべきなのだ。少なくとも戦前の大学(今で言う大学院)をでた人は今野大学院をでた人とは比べ物にならないくらい優秀だったのだ。

 ようするに日本がバカになってしまったのは授業時間の問題ではなく、学校側で学生を選抜しない(不平等だと言うのだろうが、平等が良いというのは幻想だ)現行の教育制度にある。戦後60年間の間大きな変更がなく(根本の思想が変わっていないので変わった事にはなっていない)来たことに問題がある。今回のような問題を解決するには、旧制の学校制度に近い、選択と選抜によって教育のあり方を変えるしかない。それなくしていくら話をしての時間の問題なのである。

結論:今の中学校は戦前の高等小学校レベルである。高等学校は旧制の中学校のレベルもない。大学だって旧制の高等学校のレベルではなく、恐らく旧制の中学校レベルだろう。本来誰でも平等に教育を受けるというのは初等教育に限られる。平等でも良いのはそこまでだ。それを勘違いするから現在の大学のように初等教育になってしまったのだ。全てを旧制に戻すことは不可能だろうから、現行の制度にしか付いていけない生徒は現行通りで構わないが、そうでない生徒には旧制に近い学校制度を適用して、全ての学校を差別化するべきである。まずは飛び級を復活し、公立校から左翼を排除することが必要だろう。日本中が神奈川みたいに日教組が在日に乗っ取られたら取り返しが付かないのである。

騙せなかったぞ

 開始されたMNPは予想通りに(Softbankにとっては本当に予想外かもしれないが)、システムが止まったので一時的に流出を止めることができたようだがSoftbankの負けだったのである。今回のシステム障害で自らケチをつけてしまったSoftbank。システムが正常に動き始めればこの流出は止められないだろう。ご愁傷様である。

結論:yahoo BB!!に騙されたジジババじゃないんだから、今回みたいな騙しは通用しないのだ。結局私の予想通り予想外割のせいで顧客はAuに逃げたのである。

日本は戦争をできるのか?

 核問題が発生してから俄に先制攻撃などの話が出てきたりしているが、本当に自衛隊に戦争ができるのかという話が一切ないように思える。戦争をするためには戦力という考え方が第一にある訳だが、自衛隊の装備を考えた場合アメリカに次ぐ最先端の装備を持っていることは明らかだ。海上自衛隊や航空自衛隊にはアメリカから優先的に最先端の技術が導入され、イージス艦などはアメリカと比較しても遜色ない状態にある(数はアメリカの方が多いが守らなければいけない範囲を考えると日本は十分なイージス艦を持っているだろう)。

 少なくとも憲法の拡大解釈で許される専守防衛という範囲内の戦争では中国でさえ相手にならないレベルにある。大陸と陸続きではない日本を攻撃する場合に中国は艦船と航空機で日本に侵攻してこなければいけないが、現在の自衛隊の戦力を考えればすべての航空機と艦船を駆逐できるだろう。専守で考える場合現在日本に侵攻可能なのはアメリカだけである。つまりアメリカは一応同盟国なので事実上無敵だ(大陸弾道弾を使われなければだが)。

 それでは攻めていくことを前提にしたらどうだろう。これは事実上不可能だ。恐らく自衛隊で攻めることができるのは朝鮮半島までである。それも地上軍を一切投入せずに敵の攻撃施設を破壊するミッションだけに限定してだ。残念ながら自衛隊の地上攻撃能力は殆どない。護衛艦の艦砲射撃能力など虚仮威しにもならないし、対地攻撃ミサイルも持たないので艦船は攻める戦争には殆ど役に立たないのである。

結論:日本の先制攻撃とはまさに防衛目的であって、占領を前提にした戦争を日本は一切行えないし、行えば戦死者を出すだけなのである。現在の戦力に対して侵略を考えているなどというのは悪い冗談なのだ。

月曜日, 10月 30, 2006

安藤美姫は化け物

 冬季オリンピックの雪辱を果たした安藤美姫に祝福の言葉をと思うのだが、あの顔を見ると思わず化け物と言う言葉が先に出てしまう。

結論:やっぱりデーハーな顔(派手な顔)は濃い化粧をしてはいけないのである。

核実験請負業

 経済制裁で外貨を取得する手段を失いつつある北朝鮮。今回の核実験は失敗と言うのが大方の判断であるが、スーツケース大の小型核兵器(第四世代)の実験を肩代わりしたのではないかと言う話もある(可能性は低いが)。ということは日本など核実験を行えない国の替わりに核実験を行って核兵器を持っていると世間に信じ込ませ、同時に利益を得ると言う究極の錬金術が成り立つかもしれない。

 同時に頼んだ方は失敗しても(核兵器が湿気ってても)北朝鮮以外に対して評判を落とすこともない。これ結構いけるんじゃないの。

結論:北朝鮮で中国に後押しされたクーデターが起きると言われているし、話し合いでアメリカもOKを出しているようだ。確かに表立って北に手出しをして済みそうなのは中国だけだが、同時に韓国も潰れそうな気がしてならない。

同和が奈良市を恫喝

 野中広務氏が奈良市職員の同和を恐れ、不正を黙認したことを批判する手記を週刊ポストに掲載したが、野中氏と言えば知る人ぞ知る同和出身者。彼が同和利権を全く持っていなかったかどうかは別にして今回このような記事が載ることは、全く普通に生活している人達に対して今回の市職員のような似非同和を野放しにすることがいかに危険かを彼自身が一番知っているからだろう。中川政調会長が、核武装の問題や日教組問題、朝鮮総連問題を批判するなどタブーが少しずつ破られようとしている。

結論:皇室に対しても言いたいことを書くようになったし、こうなると選挙でご厄介になっている創価学会以外タブーはなくなりそうである。

これこそ本当の予想外

 SoftbankのMNPの停止は、人気があるからではなくみんな乗り換えで出て行きそうなので止めたのじゃないかと言う話。

 証拠と言っちゃ何だが、キャリアの重要なお知らせがそれを示している。

NTTドコモからの重要なお知らせ
昨日10月28日に引き続き、ソフトバンクモバイル社(以下、SBM社)から弊社へ移転されるお客様の増加に伴い、SBM社のシステム処理遅延障害が発生したため、弊社携帯電話へのMNP受付を停止しております。

auからの重要なお知らせ
昨日10月28日に引き続き、ソフトバンクモバイル社(以下、SBM)から弊社へ移転されるお客様の増加に伴い、SBM社のシステム処理遅延障害が発生したため、弊社携帯電話へのMNP受付を停止しております。

SoftBankからの緊急のお知らせ

昨日10月28日に引き続き、弊社における申し込みの増加に伴い、登録システム処理の遅延が発生したため、MNPに関する受付を停止しております。

 わかるようにSoftbankだけ”弊社へ移転させる”と言っていないのだ。

結論:0円(イカサマだけど)にしたので逃げるほど、顧客はお利口だったとはSoftbankにとって予想外だったのである。

システムダウンでMNPが出来ない

 イカサマキャンペーンで世間を騒がせているSoftbankは、件数オーバーで乗り換えシステムがダウンしたことを利用して、それくらい人気ですと言う誤った情報操作をしているようである。人気商品の発売数量を抑えて、商品不足を演出するものは多いがそれと同じことを携帯で行っているとしたら、あきれてしまう。この手段はADSLの時にも使いNTTを悪者にするのに使われた(もちろんNTTは邪魔をしていた)が、同じように自社が人気があるように思わせる手段として使っているとしたら大間違いである。実際ナンバー・ポータビリティはSoftbankだけの問題ではなく、乗り換えが発生する場合、相互のキャリアで同時にシステム上の登録変更が必要な訳だが、それに対処出来ないのはSoftbank側だけである。今は自社への乗り換えが多すぎて困っていますと言う嘘が通用しているが、そんなことをしていると逃げるユーザが多すぎて対応出来ないのだと言う風説が流される恐れだってあるのだ。

結論:たった7,000件の乗り換えに対応出来ないようなシステムで運用しているような企業の商品を使ってはいけないのである。

PS3は幻のゲーム機か?

 鳴り物入りのはずのPS3が本家本元のプレイステーション・ドットコム・ジャパンで当面販売されないらしい。原因は販売開始当日の日本全体での割り当てがたったの10万台だかららしい。青紫色レーザーダイオードの生産の遅れが酷くて、ゲーム機どころじゃなにのだ。ぶちあげたは良いが、結局こういうことになってしまうと、SONYにとってはまさに踏んだり蹴ったりの状態だ。

 いっちゃ悪いが未完成の技術(大量に供給出来ないのだからそう言うことだ)を売り物にしてしまったばかりに自ら袋小路にはまりこんでしまい、結局日本においては任天堂の一人勝ちをバックアップする形になってしまうのだろう。この大事な時期に物がないと言うことは折角のクリスマスシーズン指を加えて”Wii”が売れるのを見ていることになってしまうだろう。

結論:練れた技術と、新しいゲーム体験。ゲーム機にとって大事なのはその二点だけである。

金曜日, 10月 27, 2006

本当の歴史を教えろ

 世界史や倫理を教えないというとんでもないことが明らかになった訳だが、それは教える必要がないほど程度が低かった(範囲は広いが内容はないということだ)からだろう。しかし理系で世界史や日本史を教えないのだから、お隣の国が大騒ぎするように日本は歴史を歪曲可能(日本に都合の悪いように)な国家なのだ。こんな状態を放っておいたら、韓国や中国が言うような国だと勝手に思い込んでしまうのは仕方がない。日本史ばかりをやっていると行き着くところはガチガチの国粋主義かもしれないが、世界史をまじめにやれば同じように日本人は愛国者になるだろう。

 正しく世界史をひも解けば(歴史と言うと原始時代からやるが、あれはちょっとおかしいし時間が勿体ない)自虐史観などという馬鹿げたものはなくなるはずである。そもそも歴史を学ぶ理由は、そこから現在を見る目を養うことにあり、過去の出来事を覚えることではない。そうなると現在から過去に遡る教え方があっても良い訳だ。少なくとも直近の歴史を学ばずに学期末を迎えてしまうなどと言う間違ったことはなくすべきだ。歴史とは何時(年月日には意味がない)ではなく何故を学ぶ学問であるから、すべての事象の原因が分からなければ何も学んだことにはならない。だから、単純な自虐史観などを平気で受け入れてしまうのだ。

 英語なんか必要な人間が完全に使えればいいだけである。そんなものを学ぶ時間があったらすべての人が正しい日本史と世界史を学ぶべきである。

結論:歴史とは単純に白黒を付けるような代物ではない。どんな歴史にも必ず白い部分もあれば黒い部分もある。フィリピンに対するアメリカの仕打ちなど、日本の朝鮮や台湾に対する統治と比較出来ない残酷なものだったのにそれを教えないから、まるで日本だけが帝国主義でアジアを蹂躙したように錯覚してしまうのだ。インドネシアやインドシナが独立をしたのは、日本に侵略されたからではなく旧宗主国の植民地政策が酷かったからにすぎないのである。

政権崩壊

 核実験(失敗でも実験には変わりない)で、北朝鮮に対する締めつけが強くなってきたようだ。特に中国がメンツを潰されて、アメリカ以上に腹を立てているのは明らかだが、それをもとにして北朝鮮は崩壊すると単純に考えている人達がいるが本当にそうだろうか。私にはもっと危ない国があると思えて仕方がない。

 それは、どこかと言えばお隣の基地外が大統領をしている国だ。恐らく金正日以上に頭がいかれている(金正日は基地外ではない)盧武鉉もここに来て慌てて統一相の李鍾奭(イ・ジョン・ソク)と国家情報院の金昇圭(キム・スンギュ)が辞めることになったが、それでもまだ基地外大統領は事態を理解していないだろう。はっきり言うが、このままでは北朝鮮が崩壊するよりも韓国で軍事クーデターが起る方が早い。何故なら韓国では過去に何度も軍事クーデターが起きている(朴正煕と全斗煥、盧泰愚)。特に2度目の粛軍クーデターは現在も生きている歴代の大統領二人が関与していたものだ。軍部に詰めたい盧武鉉よりも彼らの声の方が影響するに決まっている。だからこそ、慌てて宥和派を粛正している訳だが大元の基地外の方を施設に送らなければ仕方がないのだ。

 もしも韓国で軍事クーデターが起きたら、北朝鮮はどう動くだろうか。内戦にでもなればチャンスとばかり乗り込んでくるかもしれないし、その場合は当然中国も人民解放軍を国境へと動かすだろうし、ロシアも動く。これを阻止するにはタイと同じように盧武鉉が国外に出ている間に、平和裡に政府を倒すしかない。

結論:ロシアや中国さえ北朝鮮に対して揺さぶりをかけている本当の理由は北朝鮮の崩壊を促しているのではなく、基地外が大統領がやっているバカン国を潰そうとしているように思えて仕方がない。今のうちにアメリカや日本と本当に仲良くしないとそうなってしまうのは間違いない。

ゆとり教育のしわ寄せ

 全国の公立高校で必修である世界史を受験対策のために外して時間繰りをしていた実体が明らかになった。そもそもセンター試験で必修となっていない教科を必修にしていることが問題の根源にあるのに、それを放っておいたから今回のような事態が表に出てきたのだ。必修ならセンター試験でも理系・文系を問わず試験科目(必修)にしておけばこういうことは起きなかった。

 それと、責任を取らされる形で首をやんわりと切られたバカのせいで授業時間そのものを減らしたことがおおもとにあるのは明らかだ。ゆとり教育が可能なのは、本人の希望による選択制だけである。全国一律に決められた教育課程で授業時間を決めることに無理がある。こう言う悪平等(教師が楽をしたいだけの制度だろう)をなくさないで、ゆとり教育に移ったからこんなことになってしまったのである。

結論:進学校(或いは目指すところ)には、そんなゆとりはないのである。

ポッキリで勝負しろ

 予想通りに端末タダ(本当はタダじゃないけど)を6つ目の予想外で打ち出したSoftbankのMNP戦略は、はっきり言って契約する方がバカだと言う代物である。あんなもんに騙されるようじゃ携帯なんぞ持ってはいけないと言うことだ。薬でラリっているんじゃなければ入らないような契約に対抗するならもっと分かりやすくしたらどうだろう。私ならば”男は黙って10万円”だ。一年間使い放題、端末付きで10万円。これくらいシンプルにしなければいけない。MNPだろうが、機種変だろうが黙って10万(実際には月割りで請求)という安心価格(儲かるかどうかは知らんが)。これくらいインパクトがあれば、一見安く思える(11年間の縛りで2,880円は安くないぞ)予想外などブッチ切れるのだ。

結論:目くらましの価格競争などしないことだ。

木曜日, 10月 26, 2006

暗い唄が聞こえる 〜第6章〜

 暗い唄の話が聞きたいとお嘆きの貴兄に送るシリーズ第6段...この話がこのブログに切っ掛けになったのだが、最近はちょっとばかり思想色の濃い内容が多くなってしまったようで...温故知新...起死回生...何でも良いけど初心の戻って再び暗い唄の話をしてみたいと思う。そうはいってもネタに使っているアーティスト(アーティストと思われない人も多いが)の曲そのものを、聴いたことないぞという諸兄のため。イメージが掴みやすいようにと今回は色彩心理学的にアプローチしてみたいと思う。

 一言で暗いと言ってもその暗さには、そのアーティストごとに微妙な違いがある。そのニュアンスの違いが少しでも伝わればと今回はチャレンジしてみたい訳だ。

寒色系
大貫妙子:典型的なモノトーン。熱を感じさせない明るさ(白色発光ダイオードと思ってもらいたい)という彼女独特の暗さ(明るいのに暗いというアンビバレントな状態)は、白から黒まですべてをカバーしている。何の匂いもしてこないのが特徴である。
森田童子:青みの強い紫色。これ以外にはあり得ない。まさに沈み込むような閉塞感を感じさせる。いってみれば気温が高い(暑い)のに寒いと言うパラドックス。濃度70パーセント以上のブルーフィルターレンズで世の中を見ているような病的な世界である。特徴的な匂いは有機溶剤や化学薬品のケミカル系である。
井上陽水:水色。セピアと勘違いしないこともないが、上に必ず薄いブルーのフィルターがかかっているように感じる。雨の時に傘を忘れるせいかは知らないが初期の作品は何故か湿っぽい気がして仕方がない。文句無しに水の匂いがする。

暖色系
山崎ハコ:茜色か山吹色。いつも夕暮れ時以降のようなうら寂しい雰囲気。彼女の唄に午前中の世界はあり得ない。虫なら日暮らし、コオロギ、蛾、夜光虫。明かりは裸電球じゃなければいけない。壊れたネオンに朽ちかけた看板。失礼かもしれないが、安酒や小便などのすえた臭いがしてきそうである。
尾崎亜美:セピア。高橋真梨子に通じるしっとり系。ややかすれた声がそう感じさせるのだろう。モテないブスの独り言と言ってしまえば身もふたもないが、昔の少女漫画のヒロインの心情に一番近いのがこの人である。匂いは大人になりきれない柑橘系か?
中山ラビ:トウガラシ色。パッションとは違う熱情を感じる。とにかく暗いのに熱いという世界だ。ある意味、森田童子とは好対照の外向型の暗さである。その根底に何かしら強いコンプレックスを感じる人はディランが好きなんじゃないだろうか。汗の匂いがする。
ブルース・スプリングスティーン:赤レンガ色。廃棄された工場や発電所の壁に使われている赤レンガ。取残された中でもがく人々の叫びを代弁しているのだろう。彼がどうかは知らないが腋がの匂いがしそうである。
泉谷しげる:焦げ茶色。スプリングスティーンと同系色であるが、いじめられっ子の反撃と言った感じが強くする。熱いか寒いかと聞かれれば温かいといえる特異な存在。じつはちっとも暗くなかったりする。以外に思うかもしれないが牛乳石鹸の匂いである。
NSP:夕焼けの色。一曲しかよく知らないので...ススキの匂い。夕方に草むらでアオカン?

結論:暗い唄を聴くのはその人の自由だ。

リコールあれこれ

 SONYのバッテリー・リコールくらい稚拙なリコールはない。天下の大企業があんなにも危機管理がなっていないとは思いもしなかったが、それもこれも自社だけは別だと言ういわれのない特権意識(エリート意識)が大元の原因だったのだ。リチウム電池の製造過程でニッケルカスが混入というが、そんなものが入らなければシステムがどうであろうが発火することは滅多に無いにも関わらず”うちは悪くない”と繰り返し人の所為にしたために今回のようなバッシングになってしまったのだ。こういう場合には他社がどう対処したかを考えて対応するべきだったのだ。

他社はどうしたか?
松下電器:死者が出て訴えられたと言う違いはあるが、一旦表ざたになった時の対処は見事としか言いようがない。あれはリコール対応と言うよりも新しい形のキャンペーン運動だったのだ。通常のCMを一切やめてリコール対応のスポット広告に切替え(最近スポットが埋まらないため広告屋さんも電波屋さんも困っているので恩を売ることに成功)、結果的に松下はそこまで真剣にお客様のことを考える企業だと言う強いメッセージ(刷り込みとも言う)を送り込むことに成功した。結果的に今回の宣伝費は大きな収穫を得たので大成功だったある。
トヨタ:大騒ぎになる前にこっそりとリコールするという奥の手を使う。実際に車でリコールと言えば三菱を誰もが思い描いてしまうが、その実数は恐らくトヨタは世界一である(過去4年間に販売した台数よりもリコールした台数の方が多いというのはさすが世界のトヨタだ。桁が違う)。じゃあ何故トヨタは騒ぎにならないかと言えば、死者が出ていないこととその広告のケタ違いの大きさによる。スポットだけではなく番組のメインスポンサーに名を連ね引き上げられたら、番組そのものを作ることが出来なくなってしまうテレビ屋さんでトヨタを悪者に出来るようなところはどこにもない。

結論:ようするに金を落とさない企業はいくらでも叩くのである。それだけである。

水曜日, 10月 25, 2006

ソフトバンクの予想外割引は予想内

 価格破壊を目指したソフトバンクの携帯電話は本当に安いのか、基本使用料3,000円弱は確かに一見安いが、実はあの基本使用料を有効にするにはオプション契約が必須(新スーパーボーナス+ゴールドプラン+スーパー安心パック+スーパー便利パック)なのである。要はあの金額では契約出来ないイカサマなのだ。さらに無料通話時間には縛りがあり、午後9時から午前1時の間に掛けられる時間は200分間だけなので、夜に使う人は請求を見てびっくり仰天となりかねない。それで怒って解約する(27ヶ月以内に)と最大4万円の違約金を分捕られる仕掛けになっている。

 というわけで今回発表されたものは基本契約料は3千円を切るが実際には必ず4千円以上払わなければいけないし、途中で解約など出来ない代物なのである。これだったら私だって携帯をただで配ることぐらい出来る恐ろしいシステムなのだ。

結論:見掛けの価格は予想外だが、やっていることはyahoo BBと同じであった。予想内の騙しだったのである。

リコールを無くしてからほざけ

 道路特定財源の一般財源化に反対する自動車やエネルギー業界団体が集会を開いた。曰くまだ道路は必要だ、インフラを整備しなければ安全が確保出来ない。それをトヨタの張さんが発言していたのだから、まさに言いも言ったりだ。

結論:道路で安全を確保する前にリコールにならないような車を作るのがお前の仕事じゃないの。

スポンサーが京セラだから?

 昨日の”WBS”(ワールドビジネスサテライト)でMNPの特集を行っていたが、コメントとしてはどこが勝つかは分からないというようなことを言っていたが。乗り換えているお客さんの生の声(仕込みじゃないの?)は、「DocomoからAu」、「SoftbankからAu」と、まるでみんな”Au”に乗り換えるようなイメージを作り出していた。実際にそうなのかもしれないが、企業情報番組である”WBS”(WBSはニュース番組ではない)のこと、スポンサーである京セラが大株主のKDDIよりの番組作りがされているように思えるのは”サイゾー”の読み過ぎか?

結論:予想外割引という大博打(イカサマともいえるが、客数が伸びなかったらyahooBBと同じでいつまでたっても2,980円で使い放題になってしまうかもしれない)を打って出てきたが、利益が落ち始めているDocomoはどうでるだろう。

火曜日, 10月 24, 2006

YouTubeはテレビ局を駆逐する

 今月になって視聴者が減少してきたYouTubeだが、それでもあのモデルそのものはまさにテレビ局を潰すものである。これは著作権を無視してテレビ番組の動画をアップすることではない。もうテレビ局を必要としないということを象徴しているのがYouTubeなのだ。確かにYouTube程度の画質では現行の放送や今後始まるデジタル放送に対抗出来る代物ではないが、高画質で見なければならないようなコンテンツを作っていないテレビ局が、それを言ってもむなしくなるばかりだ。

 結局もうテレビ局は終わっているメディアなのだ。今は個人の作品や、テレビ番組のリッピングがYouTubeの中心コンテンツだが、間も無くコマーシャルを付けた正式なコンテンツがアップされるようになってくるだろう。もちろんそれを主導するのは広告代理店だ。彼らはコンテンツ(CM)を提供するメディアを放送や紙媒体に限定などしてはいない。手数料が入ればどんなものでも良いのだ。放送は免許制のためいつの間にか自分たちを特権階級だと勘違いしたのが悪いのだ。ネットでコンテンツが配信出来る時代に生き残ることが出来るのは実は、NHKやBBCのような公共放送(国民からお金を直接集めることが出来るところだけである)に限られてしまうのである。

結論:もう民間放送を買収しようなんて言う寝ぼけたことを言って笑われないような時代ではないのである。

またまたサリンネタ

 この前地下鉄サリンネタを書いたが、その続きと言う訳ではないがもう一つ。地下鉄サリン事件(この前は無かったと言う話)と呼ばれる事件が発生した時に、実は自衛隊(化学部隊)がすぐさま駆けつけ、毒ガス(サリン)であると早々と発表したことに対して、”へえー、自衛隊頑張ったじゃないか”とあの当時は思ったものであったが、よくよく考えてみると何らかの裏の約束でもなければああは行かなかったのじゃないかと思えるくらい手際が良すぎたと考えるのがすっかり擦れっ枯らしになってしまった現在の私なのである。

 実際、事件が発生してから一時間で証拠物を警察が入手して大宮の化学部隊に送り11時にはサリンと確定しているのだ(裁判では何故か化捜研が鑑定したことになっている)。そして自衛隊の化学部隊がサリンの除染も手際が良かったし、事件発生の29分後には自衛隊中央病院がサリン攻撃だとオウムによるサリン散布と判断して関係部署に出動待機命令が出された(実はこの時点では松本サリン事件の犯人はまだ分かっていなかったのにだ)のである。

 というわけで、騒動が起きた時には分かっていないことが多いために報道の内容を信じてしまったが、オウムがサリン(に準じた毒ガスを作っていることとどこからか毒ガスを入していること)関係していると言うことが実は分かっていたから、あのように素早く対処出来たという大事な事実が浮かび上がってきた訳である(これは911と同根の事件なのだ)。

結論:地下鉄サリン事件は、自衛隊による模範演技だったのだ。

選挙に強い創価学会

 テレビでは今回の補選の自民党勝利は公明党の協力の賜物であるとは言っているが、創価学会の組織力だと直接的に指摘することはない。公明党と創価学会が全く同じだという前提条件(多くの人はそう考えている)に立てば同じじゃないかと思われるかもしれないが、実はそんなに単純に同じとは言えない。何故ならば公明党の歴代の委員長が、その後学会批判をして学会を除名になっていたりするからだ。つまり党として考えた場合には、やはり自党の政治家が立候補するのが理想なのだが、それをやると公明に対する批判票が集まってしまい小選挙区での当選が難しくなった現在。自民党の応援で恩を売って発言力を買う方がいいと言う学会の戦略のコマとして使われているのが公明党の実体なのである。つまり公明党は創価学会にとっては、暴力団のフロント企業のようなものなのである。

結論:ほぼニアリー・イコールといえる学会と公明党。しかし実体はフロントとバックの関係。学会に巣くわれているマスコミが書けないのは仕方がないが、公明党ではなく創価学会の支援を受けていると書く方が印象がより悪いと感じるのは私だけだろうか。

左翼のきれい事

 社民党じゃない(社民党が代表だとは思う)が、左翼は口当たりに言い言葉を平気で使う。平等だ、平和だ、自由だ。それぞれの言葉同士が矛盾する概念であることなどもお構いなしで、並立すると思い込んでいる(ここでも思考停止だ)。その中でも社民党の福島瑞穂は、昔からバカな発言(妄言)では右に出る(右翼か?)ものがいないので有名だが、”朝まで生テレビ”で、日本はイラクの子供たちを助ける義務があると発言(言ったもん勝ちと言う奴だ)していたらしい。この前、飯島愛に突っ込まれて立ち往生したばかりだった癖に、また余計なことをいってしまったのだ。こんな奴が党首をやれるのだから社民党などない方がいいだろう。

 今回も、余計なことを言ったために”どうやってイラクの子供たちを助ければいいのですか?”とつっこまれて、”多くのNGOも”(他人任せかよ)と答え。”社民党でNGOを作ってイラクに送れ”と言われる始末である。それに対して、”NGOにカンパを集めて...”。結局金で済まそうと言う魂胆をさらけ出したのである。このレベルで自民党にイラクの子供を助ける義務があるなどと言ってもらいたくないものだ。それ位なら、”UNICEF”をバックアップ(拠出額は世界一だ)している日本政府がもうやっていることなのである。

結論:社民党と比べたら自衛隊の方がよっぽどイラクのために役に立つ組織なのである。

児童虐待の原因は役所に丸投げしようと言う心根だ

 児童の虐待死が多発している。マスコミはすぐに担当の役所ばかり攻め立てるが、何でも人任せにする(家族じゃなく近所の人も含む)という戦後の社会のあり方がいけないのだ。3歳くらいになって生後一年くらいの赤ん坊と同じくらいにしか育っていない子供がいることがわかったら、隣近所の人達が面倒をみるような心情を昔の人達は持っていた。だから、どんなに貧乏していたって飢え死にするようなことはすくなかったのだ(かわいそうに思った近所の人が食事を食べさせたりしていた)。そういう互助の気持ちは全く無くなってしまった。何でも利益で判断する人達は無駄なこと(他人がどうなるかはその人の責任)はしない。これが、無くならない限りどんなに役所が頑張ったって(もちろん公務員も同じ心根の人達なおだから真剣には考えていないだろうけど)、問題は一切解決されないのである。

結論:隣組制度を復活させるしか方法がないぞ。

言霊の虜

 中川(バカボンじゃなく酒飲みの方)政調会長や、麻生外務大臣の”核武装の議論も必要だ”という発言を受けて、日本迷信新聞(朝日とも言うらしい)が、また戯けた発言(思考停止という)を社説でしていたようである。こいつらはアニミズムの世界に生きているらしく未だに言霊から一歩も出ていないことに気がついていない。そもそも日本の技術水準からすれば、核兵器などいつでも造ることは可能であるし作り始めればあっという間に大量に保有することが可能だ。しかし理論上可能ならば保有出来るかと言えばそれは全く別の問題である。

 何故かと言えば、日本では核実験を行うことが不可能だからだ。核実験はリニアモーターカーやロケットのようにおいそれと実験出来るような代物ではない。そのあたりのことを日本迷信教の信者の人達は全く理解していない。日本のように地震の多い国では地下核実験さえ難しいし、しようとしてどこの自治体が場所を提供すると言うのだろう。原子力発電所やゴミ焼却場や成田空港でさえ反対する国柄で核実験が行える場所が提供されるなどと考える方が間違っている。

 百歩譲って日本の技術力ならば実験なしで成功させられるとしても、まず保管場所が確保出来ない。恐らく沖縄辺りに持ってゆくことで解決するのだろうが、それでは沖縄を余りにもバカにしている。それ以外の場所(例えば硫黄島など)の場合、防衛するに十分な施設と兵力がないため非現実的だ。このようにどう考えても国土の狭い我が国で核兵器を開発するなど正気の沙汰ではないのである。それよりは既製品を買ってきて使う方がよっぽど安上がりなのだ。まさかそんなことしないだろう?

結論:物事は筋道を考えて見れば不可能なことなのに、言霊の人達は往々にして思考を停止してしまうため逆に物事を進めさせてしまう危険を持っていることに気付かない。核武装の議論をまじめにすれば日本が核武装をすることが不可能なことは明らかなのである。

金曜日, 10月 20, 2006

そういえばorigamiはどうなった?

 最近はVistaの話ばかり(XPのSP3を出さないと言うのもあったが)で、世間を誤魔化そうとしているMicrosoft。メディアPCの事もorigami(UMPC)のことも全く話題にしないようにしているようだ。確かにどうしてもあんなものが欲しいと言う珍しい人は少ないので話題に上らなければ、そんな話があったことさえ忘れてしまう世の中だが、どっこい私のようにしつこいのもいるのである。SONYの"mylo"(ミロかと思ったらマイロらしい。どこへ行くつもりなのだろう)で、"VAIO  Pocket"のことを思い出す底意地の悪い人間に掛かったら、一度口に出したことは忘れることはないのである。

 次の次くらいに出るかもしれないAppleのタブレット型(HDDは当然フラッシュメモリだ)や、年末のiPod、そして年明け早々のiPhoneは全て、タッチパネル(非接触でもOK)になる(はずだ)。軽くて薄いがそこそこのサイズがあると言うのが、使い勝手から考えると理想的(欧米人は手がでかいので小さいものは扱えないぞ)だ。

結論:検索機能が自慢のWindows Vista。それならGoogle Desktopで良いのじゃないだろうか。

アパの不発

 アパのマンションでも耐震偽装が行われたとイーホームズの藤田さんが記者会見(司法記者クラブで)を折角行ったのに、東京新聞以外はアパのマンションであることさえ記事にしないと言う扱いだったらしい。わが家は現在は東京新聞なので皆同じ扱いかと思っていた。ようするに安倍さんのタニマチであるアパの事は書けないと言うことだ。ジャーナリスト宣言などというわけの分からないことを宣った朝日は別格としても、読売も毎日もアパの名前を出さないのは事実じゃないと分かっているからなのか、それとも遠慮なのか。

結論:創価学会の手が回っているのでどこの新聞(東京新聞以外)もテレビも一切報道しなかった。アパは確かに安倍の支援団体(安晋会)の副会長。何だかな〜。

そんな手は使うな

 どうにかこうにか出そうになってきたVista(きっと売れないけどね)。どうにかして売りたいので、XPのSP3を2008年まで出さないと言う強行手段を使ってきた。OSXを見れば分かるように問題があれば修正版をあげるのは当たり前のことなのに、それをしないというのだから呆れてしまう。ようするにちゃんとしたXPを出したら、Vistaを買う意味などないと言うことなのだろう。

結論:サービスパックを出せないような能力のない企業のOSを使ってはいけないと言うことだ。

木曜日, 10月 19, 2006

つまらないゲーム機は誰も買わない

 天下のSONYが業績を下方修正した。バッテリーの問題以上に頼みの綱のゲーム事業が足を引っ張る(それも皆して)状況になったのが原因だと発表したようだ。PS3の出荷は遅れて数も予定の半数で価格は売り出す前に値下げ、そればかりかDSに対抗するはずのPSPは今や無かった事になりそうな雲行きだ。

 でもこれは非常におかしな発言である。私のこのブログを読んでくれている人達はもうご存知だと思うが、SONYのゲーム機がダメなことは既に数年前から私にとっては織り込み済みの事柄だ。つまり当初立てていた業績予想(PSPやPS3でウハウハ儲かるという考え)が単に間違っていただけで、私の予想外だったのはむしろ、バッテリーでさらに足を引っ張られた方である。

結論:業績が良くなる訳がないことは最初から分かっていなかったのだから、SONYの経営者は責任を取るべきである。

株価なんか気にしていたらロクな人間にはならない

 経営感覚を身に付けろと言う人がいるが、それは経営者になることとは全然違うと言ってくれる人は少ない。それどころかマネジメント能力の無い奴に限って経営者になってしまったりするから始末に負えないのだ。人にはそれぞれ分相応というものがある。それなのに経営者の気持ちになって働くようにと自社の株を持たせたりすることがあるが、僅かならまだしもそれで生活が成り立つほどもってしまったらとんでもないことになってしまう。

 聖人君子でもない人間が株など持ったら働かなくなるに決まっているのだ。何故なら、株価が上がれば汗水垂らすのがバカらしくなり、株価が下がれば単にやる気が失せてしまうに決まっているからだ。大株主は株価が気になるかもしれないが、実は従業員が株価を気にするようになってはいけないのだ。従業員に力を出させたかったら株などと言うオカシナものは与えず、成果に見合った給与を払うのが正しい経営方法なのである。

 大体マネジメントを疎かにしている企業は、売り上げを上げる人間の人間性を一切関知しない。つまり能力のある番頭を育てることをしない訳だ。それが良かったか悪かったかは一概に言えないことだが、三井や住友と言った旧財閥を運営していたのは大番頭たちだった。番頭の仕事は端的言ってしまえば人を使うことだ。ようするに人をどう動かすかの能力が問われる訳であって、直接その人間が利益を産む能力が必要ではないのである。つまり大所からものを見ることが出来ない人間には経営能力が無いと言うことだ。

結論:会社を良くしたかったらストックオプションなどと言うイカサマはやらずに当たり前の給与を働きに応じてあげることだ。どうにかして人件費を誤魔化そうとするから、従業員が真剣に働かなくなってしまうのである。

負けてやんの

 DellがHPにPCの出荷台数で僅かながら負けたようである。台数の差は極く僅かの為、ほとんど引き分けらしいがそれにしても、HPは上り坂でDellは売上台数が下り坂なので、明らかにDellの負けと考えるのが正しいだろう。

結論:最近の新聞広告での値引きを見ていると末期症状であることは間違いない。

北朝鮮の失敗は湿気っていただけ?

 ちゃんとした核爆発が起きなかった北朝鮮の核実験はどうも火薬(プルトニウムのこと)が湿気っていたのではないかという説があるらしい。あれと似たような結果はプルトニウムの中に、プルトニウム240が多くなった時にも起るからだと言う。どういう話かと言えば、原子炉でウランを燃やしすぎると核爆弾に最適なプルトニウム239を越えて240になってしまう燃えかすが増えてしまうらしいのだ。こいつは自然に核分裂を起こしてしまう湿気った花火になってしまうというのだ。あれくらいの爆発ならば敦賀辺りでいつでもやって見せると原子力研究者が言ったとか言わないとか(言う訳がない)。

結論:やるのならばたまやーと思わず声の上がるような見事なものを見せてもらいたいものだ。

この期に及んで

 核実験で世界中が制裁措置を叫んでいるこの時期に、韓国は金剛山観光を継続するそうである。さすがに政府の補助はなくなるらしい(政府補助を続ければいいのに)が、折角だから核実験を観光の目玉にする位の根性を見せてもらいたいものだ。

結論:ここまで非常識だと、日本に対する批判も全然気にならなくなるから不思議だ。朝日新聞と違って本物の基地外国家だ。

議論を封殺する奴は言霊に囚われている

 核武装の議論を排除するべきでないという麻生外務大臣の見解を無条件に批判するバカが世の中にはいる(社民党の党首ならまだしも、小沢までそんなことを言ってはお仕舞だ)。議論と言うのは民主主義の根幹である。核武装の議論をすると言うことは核兵器開発に予算を付けることとは全く違う(日本では往々にそうなってしまうのも事実だが、それを粉砕するのが野党の仕事だろう)。こう言った議論は、武装論者と反対論者が互いに忌憚のない意見を闘わせて結論を導き出さなければいけない問題であって(皇室の問題も同様だ)、結論は最後に出るものじゃなければいけないのだ。

 ようするに野党だけではなく(特にイデオロギー的に偏っている連中は酷いのだが)日本人はやっぱり言霊にとらわれている原始人ばかりなのだ。そんなことでは何度戦争をやっても勝てはしないし、核兵器だって持ったら必ず使ってしまうだろう。実は議論(文句と違うぞ)をできない人達(自分たちが正しいと思い込んでいる人達だ)が、日本を戦争へと導いた人達の正当な末裔なのだ。ようするに戦前の思想を一番色濃く受け継いでいるのが日本の左翼なのだ(頭がおめでたいので、そのことに気付いていないようだが)。だから天皇制を批判していながら、富田メモでは天皇の御意思などと騒いだりする(結局天皇頼みかよ)。

結論:どうも日本は核武装や自衛権の話をしてはいけないようである。どう考えても冷静に防衛を出来るほど日本人は未だにまともじゃなさそうである。

中国は北朝鮮の暴走を待っている!?

 再度核実験を行おうとしている北朝鮮に対して思いとどまるように唐家璇国務委員らが説得にむかったが、説得に失敗することを織り込み済みで言ったような気がして仕方がない。要するに中国の顔を潰し、世界を敵に廻し、アメリカは手を出せないこの時期だからこそ核実験を強行して欲しいと言うのが、中国の本音ではないだろうか。今北朝鮮に手出し出来る戦力を保有しているのは中国だけである。できたら韓国(日本だったりすると困る)辺りにちょっかいを出してくれれば在韓米軍を助ける為に手を貸してくれないかと頼まれると言うシナリオを書いていたりしないだろうか。

結論:どちらにしろこれ以上暴走すればこれ幸いと中国は北朝鮮を侵略するだろう(ついでに隣の基地外国家も)。その時になって米軍に泣きつくのだけはみっともないぞ。

諸君の諸君へ

 諸君は、”中国人”を”支那人”と呼び変えている(別に蔑称ではないが)のに、”消費者金融”を”サラ金”とは呼び変えないらしい(これは蔑称だが実体は表している)。だからどうだと言われればそれだけのことなのだが、少なくとも諸君に支那から金が流れることはないが、サラ金からは広告と言う名の金が入ってくるだろうなとは思うのだ。

結論:ようするに”諸君”は金になるならば転ぶ位に軽い言論誌だと言うことだ。それにしても言論誌と名乗って良く恥ずかしくないな。

社会問題化するほど売ってみたい

 iPodによる難聴を防ぐ為に、視聴する時はボリュームを80%以下、90分未満にした方が良いと言う研究者からの発表があったようである。

結論:SONYも社会問題化するバッテリーは売ったが、Walkmanは社内問題にしかならなかった。

「ライバルはMac OSではなくXP」

 日本国内で初のお広めとなるWPC2006でVistaを公開したが、その席でいみじくもライバルはXPだと非常に正直なコメントをしてしまった。深層心理とは恐ろしいものでつい本音が出てしまったのだろうが、本心はXPから乗り換えなければいけないような魅力がある訳ではないのでXPが売れ続けそうだと吐露してしまった訳だ。ああ、情けない話だ。

結論:確かにOSXは目標であってライバルではない。

myloを見ろ

 さらにSONYネタだ。myloはWiFiを使ったIPフォンに、PSPの音楽機能を付けたような商品だ。メールもWebブラウジングも出来る。この辺りはEdgeのW-ZERO3と同じだ。ここ迄するのならばいっそのことゲームも出来るようにして、PSPもいらないし、Walkmanもいらないようにすればいいのに...

結論:iPodようにデファクトになっている商品を抱えていないメーカーは、バリエーションを作るようなバカな事は決してしていけない。これじゃVAIO Pocket(もうあったことさえ忘れられている)の二の舞いなのである。そんな余裕はないのに。

技術のSONYは大きな誤解

 SONYネタばかりで飽き飽きしている諸兄も多いのではないかと思うが、私はちっとも気にしていないのである。世間(マスコミだけかもしれないが?)では、良く技術のSONYと言う言葉を聞くが果たして多く聞くことと実体とに何か関係があるのだろうか。少なくとも私はSONYに技術力があると思ったことは一度もない。もちろんメーカー保証が切れたとたんに壊れると言うのが技術によるのだとすれば大したものだが、褒められた技術ではないだろう。

 さてここ最近はバッテリーだけではなく、PS3用にBDの生産が間に合わないとか、記録型のBD録画機能が松下の半分の性能しかないとか、誰もが分かる形で技術力がないことが明らかになったのは消費者にとっては良かったのではないだろうか。SONYがこうなった原因をカンパニー製の導入等に求める意見も見られるが、何のことはない最初から大した技術など無かっただけなのだ。前にも例に出したかもしれないが、Walkmanが全盛期だった時期に”さすがSONY製、こんなに多くのネジを使っている”と言われて思わず冷や汗が出たと言うのがあった。実はネジを使えば使うほどヘボな設計であると言うのが技術者の常識なのだ。つまり少なくともWalkman全盛時代でさえ技術力(製産のと但し書きは付くが)がなかった訳だ。

結論:SONYの商品は一見技術力があるように見えるが、実は単純に趣味製の高い(作っている人の自己満足とも言える)ものを作ってきただけだったのだ。趣味ならばどんなにこだわったものを創ろうが許されるが他人に押しつけてはいけないことが解っていないのだ。またしても"mylo"などという何をしたいのかがSONY自身にも分かっていない商品を発売するようだが、そんな暇があったらまじめにBDにでも注力した方が良いのじゃないだろうか。

聞いたふうな口をきくな

 ユーザーの安心を最優先してSONYはVAIOのバッテリーパックを自主的に交換するらしいが、そもそも発火や発熱を起こすような金属片が入っている電池を作ることを恥ずかしいと思わないのだろうか。もちろん私は専門家ではないので他のメーカーの電池でも同様なのかもしれないが、それにしても実害が発生したのは他でもないSONY製の電池だ。DellやAppleはかなり早い時期にリコールを開始したのでまだ良いが、東芝以下の国産メーカーは、これからなのでいつ交換バッテリーが届くか解らない状態になっているのじゃないだろうか。

 損害賠償の話さえ出てきているが、この冬にかけて発売するマシーンに問題のバッテリーを積んでいるメーカーが、もしもあったならば洒落にならないことは間違いないだろう。携帯電話用の電池は殆どが三洋製らしいので今回の騒ぎには関係していないのが幸いだったが、ここまで大きく取り扱われた今回の件は、SONYの信用を大きく損なったのである(未だにあるとすればの話だ)。

結論:今回のSONYの発言はまるで反省の色が見えない。SONYの言い草からすると三洋の電池で起きたトラブルに対して、SONYも自主的に交換を行っているように聞こえるのは私だけだろうか。これでまたSONYの都市伝説が一つ加わった訳である。

水曜日, 10月 18, 2006

ゆとり教育

 文部科学省の”ゆとり教育”(日本人バカ化計画とも言う)の旗振り役だった寺脇研氏がめでたく辞職することになった。彼が広島県の教育長になった結果、東大・京大の進学者が激減し、全国最低レベルにまで落ちてしまうと言う素晴らしい実績を持っていたのにも飽き足らず、日本人全てをバカにすると言う思い切った実験を行った訳だが、部長級から課長級に降格されると言う慰霊の出世をとげやっと引導を渡されたようである。

結論:これからも民間の立場で教育に取り組んでいくと言っているようだが、誰か彼を教育してくれないだろうか。出来れば詰め込みで...

火曜日, 10月 17, 2006

やっちゃった

 基地外でも大統領が勤まる(日本では変人までだ)韓国のことだからやるだろうと思って期待していたところ。次期国連事務総長である潘基文が早速立場もわきまえず(韓国の為のという意味)に、日韓に問題があるのは日本のせいだと発言してしまった。これはどう考えても韓国以外の人に通じるような話ではない。日本人が事務総長になって東京裁判は裁判ではなかったというのと同じくらいにバカな発言だ(基地外の間違いだった)。

 実際に事務総長となるのは来年の1月からであるが、もしもその間にこんな非常識な発言を続けるようであれば、だから韓国はと言われることになるだろう。国連と言うのは少なくとも大人の組織(悪い意味で言ってるんだぞ)。こんなガキのようなことを平気で宣う人間が事務総長を務められるような仲良しクラブではない。


結論:事務総長になると言うことが母国の為に発言出来ると考えているのならば世界中の笑いものになる。単純に母国への利益誘導を考えているのならば事務総長になってはいけないのである。まさかここ迄非常識とは思ってもみなかった。

見本を見せる

 北朝鮮の前回の核実験は大方の予想通り失敗(日本政府は認めていないが)したらしく。彼の国の技術水準の未熟さを示したしまった結果になった。そこで再度核実験を行うということになるようだが、ここは一つアメリカが核実験と言うものがどういうものであるかを示して見せたらどうであろうか。お隣の国の基地外大統領は核実験に理解を示しているようなのでいっそのことしばらく行っていない地上での核実験と言うのも迫力があっていいかもしれない。これぞ核爆発というのをデモンストレーションしてみせれば、二度と持とうなどと考えなくなること請け合いである(文句を言う国が二つ消えてなくなると言うこともあるが)。

結論:生体による唯一の核実験を行われた日本がいかに寛容な国であるかを世界に示す良い機会かもしれない。未だに原爆の被害を嘘だと思っている連中が世界には沢山いるのだ(特にアメリカに...)。

暴力での言論封じ込め許さず

 第59回新聞大会が始まったようであるが、「世界は絶え間ない抗争と緊張の中にある。暴力で言論を封じ込めようとする動きを許さず、使命を果たしていくことを誓う」との大会決議を採択したらしい。どうでも良いが暴力を使われなくても言論を封じ込めている(自主検閲)のは、どこの誰なのだろう。記者クラブと言う御用組織からのネタで紙面を作っているのはだれなのだろう。大スポンサーの顔色ばかり(トヨタや松下)を窺って記事を小さい扱いにするのは誰なのだろう。ふざけるのもいい加減にしろ。

結論:新聞こそ暴力(言葉の)で、言論を封じ込めているじゃないか。

地下鉄サリン事件はなかった

 地下鉄サリン事件はなかったと言うと、何をバカなと思われるだろう。さて今回はそんな話だ。「地下鉄サリン事件」と呼ばれる事件は間違いなくあったのだが、使われた毒ガスはサリンじゃないかもしれないと言う話があるのである。現に刺殺された村井は、「サリンではなく別のガスだ」と言わなくても良いことを言ってしまった為に殺されたとさえ噂されている。それだけではなく「活動資金は1000億ある」とこれも事実を語ってしまった為に、放っておくと口を割ってしまうと恐れた連中(オウムの幹部とそのバックにある北朝鮮ルート)に消されたと言うのだ。

 統一協会のフロントとして活動していたとも言われるし、そうなると創価学会や北朝鮮ともぐずぐずの関係だと言える(当然闇の組織ともつながっている訳だ)。というわけで公表されることはなかったが(サリンじゃないとまずかったからだ)、あの時に使われた毒ガスは精製が不十分だったサリンじゃなく、もっと揮発性の低い別の毒ガスだったに違いない。松本の時にはきちんと防護服を着て散布していたのに、地下鉄ではそんなことをしていなかったと言うことは、防護服がなくても大丈夫なガスだったことは明らかなのである。

結論:911じゃないが世の中には本当のことを言ってしまうと都合の悪い事件が以外に多いのである。早い時期から情報が多い事件は、疑ってかかった方が良いのである。民主党の石井紘基議員の刺殺事件などは、まだ救急車で搬送中に死亡のテロップ(誰から聞いたのだ?パトカーが搬送の邪魔をしてその間に死んだらしいが)が出ていたくらい怪しい(自首した自称犯人はうっかり公安に逢わせろと言ってしまったらしいから、公安の仕事だったのだ)のである。地下鉄サリン事件で使われた毒ガスは、恐らくタブンだ(寒いか?)。

産経新聞の正義

 ホリエモンのことを産経新聞の社説が、ホリエモンの『法律に触れなければ何をしてもいい』『人の心は金で買える』という発言を「許しがたい発言」「暴言」だと書いていたらしい(私は産経は読まないし、どういう訳かWebから消えている)。心情としては解らないでもないし、私自身金のことしか考えていない奴は大嫌いである(私が貧乏だからだとは思うが)。しかし、世の中には法に触れるようなことを平気でしている企業が多い中(新聞社の押し紙や、キー局による地方局の株式の持ち合いなどは明らかに独禁法違反だし、トヨタのリコール隠しは三菱以上に酷い)、「法律に触れなければ」という但し書きを付けていると言うことは、ある意味立派だと言えるかもしれない。

 社会の木鐸だと宣う大手報道機関は記者クラブ経由の嘘八百句(本当の事もあるが)や大本営発表ばかりを垂れ流して平気の平左だ。大体、本気で政府に楯突く新聞社(朝日は中国政府の為に書いているし、産経はアメリカの為に書いているので厳密には政府に楯突いてはいない)など一つもないではないか。恐らく報道機関にとっての言論の自由とは、報道の内容を自由裁量で調整出来ることだと考えているのだろう。

 ホリエモンも村上も厳正な法の適用で逮捕された訳ではない。あくまでも恣意的な国策捜査による別件逮捕だ。法に触れていないものを法の拡大解釈によって逮捕してしまうのが法を守ることになるのだろうか。一社でも良いから、最近(ずっと前からそうかも知れないが)の地検の行きすぎた捜査を批判する報道機関が現われないかと考えているのは私だけだろうか。もちろんそんなことをやったら国策捜査の対象になることは間違いない。

結論:法に触れなければ何をしても良いのが法治国家の良いところなのである。

言うに事欠いて

 SONYの出井最高顧問がスペインで行われた”ETRE 06”というカンファレンスで偉そうなことを宣っていた。話の中でAppleのJobsの事が出てくるのだが、JobsがSONYのCEOになりたかったんじゃないかと戯けたことを言っていた。JobsはiTunesを立ち上げる前の段階で出井氏と話し合い、WinWinの関係をミュージックストアで結ぼうと提案したがそれを蹴ったのが他でもない出井だ。つまり彼はJobsとビジョンを共有するよりもSONY単独の利益を考えた訳だ(恐らくJobsは出井に対して目下の者に語るように話したのが気に入らなかったのだろう)。

 そして、SONYの現状を考えもせず(出井氏からするとSONYはもう大丈夫らしい)家電業界の時代は既に終わったと、言うに事欠いて戯けたことを発言したようだ。こんな認識だからだめになってしまったことにまだ気付いていないのにはあきれてしまう。

 そもそも、SONYと言う会社は自分のブランドを過信している(社員自身が顧客以上にブランド力があると思い込んでいるのだ)。Appleもその傾向がない訳ではないが、Appleは端からヘビーユーザー(良くてシェア10%止まりだ)に対する売上で利益を出せるように運営されているが、SONYはそんな規模ではないのに(ブランドイメージを良く思っている人達がSONYのヘビーユーザーだと勘違いしている唯一のバカ会社だ)、それを可能だと考えているに違いない。恐らくSONYの固定客はAppleとどっこいどっこいに違いない(世の中そんなにバカはいないと言うことだ)。

 SONY頼みの綱のサムソンもウォン高で業績は一気に地に落ちてしまった。これで液晶で利益を叩き出すことは難しくなってしまった訳だ。どうやってバッテリーとPS3の赤字を埋めるのかは解らないが、ブランド信仰を捨てられないのだったら規模の縮小以外に救われる道はないだろう。

結論:ブランドイメージが売りのSONYはいつしか生産力で太刀打ち出来ない松下をライバルだと考えるようになってしまった。それがそもそもの間違いなのだ。ビデオで負けると言う良い機会があったのにiPodでまた同じことを繰り返した。やけっぱちで売り出したPSがうまくいったのはまぐれだった(そもそも任天堂用のゲーム機じゃないか)のに、時代に翻弄された哀れな企業である。

水曜日, 10月 04, 2006

どうした風の吹き回し

い)が、日韓首脳会議をしようと積極的に動き始めた。タカ派の安倍さんに対する対応としては腑に落ちない所だが、実は安倍さん韓国と朝鮮には昔から縁がある。じいさんが共勝連合の岸なのだから、なんのことはない統一教会と創価学会(どちらもれっきとした朝鮮利権)からの圧力で逢わなければいけなくなったのだろう。

 それだけではなく中国からも早速お誘いがあったが、これはバカボン幹事長(中川と言う名前らしい)がケツの毛まで中国に掴まれていることが原因のようだ。橋本時代には龍ちゃんの女の好みを知って美人局をしたりして絡みとったが、それが通用しない変人が小泉だったからこそ逢わなかったのだ。

結論:中国や韓国から誘いがかかると言うことはやっぱり脇が甘いのである。

北朝鮮の核実験

 北朝鮮が突然(必然か)核実験をいづれ行うつもりだと発表した。地下核実験だろうと言われているが、いっそのこと”ちかくじっけん(近くで実験)”というのはどうだろう。何故って北朝鮮の側には北朝鮮の主領様以上に気が触れたおっさんがいるからだ。大きな核実験だと死の灰が日本に来る恐れがあるのでお断りだが、小さい奴ならソウルでやってはどうだろう。

結論:既に日本と北朝鮮以外から相手にされなくなってしまった韓国。自由を守りたいならば日本と併合した方が良いだろう。

ブルーレイってどこの規格だっけ

 ソニーのこれからを担うブルーレイの録画再生機が漸く発表されたが、悪いことは言わない松下製を買いましょう。どういうことかと言えば、松下製は本来の規格である2層50ギガ録画か可能だが、SONY製は再生は出来るが2層ディスクには書き込むことが出来ないのだ。さすがは天下のソニー技術力では松下に敵わないのである。

 前から言っているようにBDが成功するかどうかは一にも二にも松下にかかっている。ソニーなどいてもいなくても同じなのだ。まともな製造能力がない企業がどんなに偉そうにしていても世の中では通用しないという肝心なことに未だに気付かないソニーは胃の中の(井の中ではない。すでに喰われてしまっているのに気付かないと言う意味だ)蛙なのである。

結論:ものを作れば作るほど赤字を垂れ流すSONY(バッテリーもプラズマもPS3も足を引っ張るだけの商品)。どうせまともにものが作れないのならばライセンスだけで食っていくことをそろそろまじめに考えるべきだ(実は前から書いていること)。”It's a SONY”、の訳は「ありゃー、SONY製じゃん」もうすでにそうなりかけている。

火曜日, 10月 03, 2006

少子化の原因は経済的な問題ではない

 大前研一の記事にも出ていたことだが、既婚夫婦の子供の数は前後ずっと同じで二人以上である。つまり既婚者だけをみれば人口は減っていないと言うことだ。ようするに結婚出来ない(しない)連中の数が増え過ぎて人口のバランスが崩れてしまったと言うことだ。そうなると政府のいっている子育て支援などは何の意味も持たないことは明らかだ。結婚した夫婦は放っておいても子供を作ってしまうのだ。

 つまり少子化を防ごうとしたら、結婚しない連中を減らせば良い訳だ。結婚しなかったら死刑になるとか、何歳までに結婚しなかったら強制的に結婚させる(いやも応もないランダムにくっつけるのだ)と言う強硬策をとることになれば、皆慌てて結婚するに決まっている。それじゃ人権侵害だと騒ぐだろうって思われるかもしれないが、生物として子孫を残すと言う基本的な行動もとらないものに人権が適用されるはずはない(生物の義務さえ負わないのだから)。

 もうひとつの方法は、結婚しない女性の子宮は、子宝に恵まれない方が代理出産に使うと言うてもあるかもしれない(コリャかなり無茶だが、話の始めから無茶なのだ)。自分の子供にはならないもののために腹を痛めるくらいならば我が子を考えるのも....

 女性ばかりで片手落ちじゃないかとの意見が出そうだが、子孫を残す気のない男は皆去勢してしまえば不公平にはならない。

結論:子孫を残す気がないのならば、いつ死んでも同じなので早く死ねばいい。

吉野家の牛丼食って死ねばいい

 吉野家の牛丼復活をメディアは大騒ぎして取り上げているが、一企業の話題を全ての局(テレビ東京は別)がニュースで取り上げる意味が分からない。米国産の牛肉を使った吉野家の牛丼が原因で皆狂牛病になってしまったというならば話は分かるが、何を食おうが知ったこっちゃ無いのだ。

 これは明らかに米国産の牛肉を待っている人(あそこまでこだわるところを見ると既に人間とは言えない)がこんなにいると言うプロバカンダだ。正直な話米国産の牛肉が輸入されなくなった為に餓死者が出たとは聞かない。ようするにあってもなくても良い存在(吉野家は困るのだろうが)なのだ。それが輸入禁止で明らかになってしまった。だからこそどうでも良い吉野家で大騒ぎしなければいけないのだ。

 確かに米国産以外の肉では牛丼を作れないと決めつけている吉野家は起業存続の問題かも知れないが、それは米国産にこだわる前提条件が間違っているのであって、それで潰れる方が悪いとしか言いようがない。吉野家がないと困るのは一部の基地外だけ、それをソースにするマスコミはどこから指示を受けているのだろう。

結論:牛丼で大騒ぎするようなバカは既に狂牛病に罹っている。