木曜日, 10月 19, 2006

聞いたふうな口をきくな

 ユーザーの安心を最優先してSONYはVAIOのバッテリーパックを自主的に交換するらしいが、そもそも発火や発熱を起こすような金属片が入っている電池を作ることを恥ずかしいと思わないのだろうか。もちろん私は専門家ではないので他のメーカーの電池でも同様なのかもしれないが、それにしても実害が発生したのは他でもないSONY製の電池だ。DellやAppleはかなり早い時期にリコールを開始したのでまだ良いが、東芝以下の国産メーカーは、これからなのでいつ交換バッテリーが届くか解らない状態になっているのじゃないだろうか。

 損害賠償の話さえ出てきているが、この冬にかけて発売するマシーンに問題のバッテリーを積んでいるメーカーが、もしもあったならば洒落にならないことは間違いないだろう。携帯電話用の電池は殆どが三洋製らしいので今回の騒ぎには関係していないのが幸いだったが、ここまで大きく取り扱われた今回の件は、SONYの信用を大きく損なったのである(未だにあるとすればの話だ)。

結論:今回のSONYの発言はまるで反省の色が見えない。SONYの言い草からすると三洋の電池で起きたトラブルに対して、SONYも自主的に交換を行っているように聞こえるのは私だけだろうか。これでまたSONYの都市伝説が一つ加わった訳である。

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