秋には出荷したいと言う夢のような話とともに発表されたSONYのタブレット。「S1」はダイレクトに「iPad」がターゲットで、「S2」は「DS」がライバルの様に見えるのだが。
持ちやすさを考えてデザインされた「S1」は、楔形まではいかないが厚みが違いテーブルなどに置いた時にも微妙に角度が付いてキーボード入力などは多少はやりやすいのかも知れないが、どう考えても横置きで薄い方が手前にならなければならないデザイン。Android 3.0はなんとなく横にして使うインターフェイスだとは感じていたが、上下左右好きな方向で使えるiPadよりも使い辛いと感じるのはわがままだろうか(インターフェイスに制約を付けるデザインなど愚の骨頂だ)。
「秋では遅過ぎる」というTweetに対しては、発売が秋になったのは素のハードやOSに手を加えてSONYらしさを盛り込む事と、サードパーティに「SONY Tablet」に最適化したアプリを作ってもらう時間が必要だからと言う事らしいが、数のこなせない「SONY Tablet」専用にアプリを作ってくれるのはプレステ用のゲームを作っているところくらいのような気がする。いつまでもティーザーで終ってしまうのかと思っていた東芝のタブレットも6月には登場するようだし、既に発売開始された「XOOM」や「Optimus」、そして間違いなく出てくるであろう「GALAXY Tab 10.1」が、揃っているところに同じOSの商品を出してどれ位売れると考えているだろう。
結論:Samsungじゃないが、「iOS」が5.0にアップされて「iPad」がもう一皮むけた時に対抗出来るような魅力があるとは到底思えないのである。残念。
金曜日, 4月 29, 2011
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