木曜日, 3月 06, 2008

iPhoneとFlash

 iPhoneにFlashを搭載しない事をAdobeの社長が怒っていたが、4日の株主総会でJobsがそれに対する明確な解答を寄せた。

 一言で言えば「PC用FlashはiPhoneで使うには重過ぎ、Mobile用FlashはWeb利用には非力過ぎる」ということなのだが、AdobeがiPhoneに最適なその中間となるものを出していないので載せようがないのだということである。iPhoneにもっと強力なチップを使えば消費電力が大きくなり実用にならなくなる。3Gでさえ電池の持ちの問題から後回しにしたAppleからすれば当然の対応なのだろう。

 Flashという技術はコンテンツ製作者にはありがたいものなのだが、メモリと速度の限られる資源で使うにはバカみたいな技術なのだろう。

結論:iPhoneにFlashが標準で載る時とは、既にiPhoneが小さいMacになっている時なのかも知れない(勘違いして欲しくないのだが、iPhoneはOSXで動いているがMac OSXではないのである)。

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