金曜日, 3月 21, 2008

手仕舞い

 原油、金と行き場を失っていたお金が流れ込み急騰していた商品市場で暴落が始った。金の値上がりを期待して買った人達はこれで多くの財産を失うことだろう。どんなものも値上がりを始めたら買ってはいけないというのが相場の常識。そんなこと素人に言っても仕方ないのかも知れないが、余りにも回りの空気(マスコミが作っているだけと言っても信じてもらえないだろうな)に躍らされる事が多すぎるのだ。

 本当のところは、今回のサブプライム・ローン問題も計画的犯行に過ぎず、国際金融資本は全く損などしていない。何度も書いているように賭場はゼロサム。損をした奴がいれば同じだけ得をした奴がいるということである。損をした振りをするためにベア・スターンズのようにただ同然で買い取られて見せたりする。世界中に経済不安が蔓延しているから効果的に資産隠しが行えるのが、今の状況。安く買い叩いて資産が無いように見せかけているが、あれは資産の移し替えを行っているだけなのだ。

結論:デフレやリセッションと言うのは、国際金融資本による資産の回収作業のこと。インフレでは行えない(大金が掛かるから)資本の独占も、不景気になればただ同然で行うことが出来る。空売りをかけるタイミングは、予定価格の突破。国際金融資本以外、それを知らないのだから手を出してはいけないのだ。

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