木曜日, 3月 14, 2013

Androidに吹く秋風

クオリティーペーパーと呼ばれる新聞でさえ、iOSではなくAndroidがトップを死守すると持ち上げる今日この頃。Androidの育ての親で あるアンディー・ルービンもその責任者を離れる事が決まった。世界中の携帯メーカーはポストAndroidのOSに動き始めている中、本当に Androidの天下が続くとどうして考えるのかが、私には全く理解出来ないのだ(単にバカだから。勿論、私の方ではない)。

全世界で見 たら確かにAndroidのシェアが拡大するのは間違いないが、それがスマホとして使われるためかと言われれば間違いなくそうではない。単純にそれまでの 廉価な携帯の代わりがAndroidしか存在しないからであって(iPhoneなど手が出ない人の方が多いのだ)、Androidが欲しいからではないの だ。そう言った人達はより新しいiPhoneの登場を待っている訳ではなく、安価な電話を欲しているだけなのでFirefoxやTizenがより安価で登 場すれば躊躇なく乗換えるだろう。つまり、Androidの天下が約束されていそうなのは2013年までなのである(それだって怪しい)。ビジネスでスマ ホを利用したい法人ユーザを見れば現段階で一番環境が揃っているのはコンシューマ向けの筈のiPhoneだし、将来的にはWindows Phoneだってもう少しまともになるだろう(アプリはないが、今だってAndroidよりは安心だ)。

目を国内に向けてみれば Android陣営には2013年問題が控えている。どうしてこんな糞を出すんだと私が吠えた国内メーカーの初代Android端末の2年縛りが消える 2013年。千葉県では、「Androidで2年修行してiPhoneに機種変」するのが、iPhoneを使った真の喜びを得るための王道との噂が流れて いるとさえ言われているのだから、iPhone 5Sが出ようが出まいが次もAndroidなんて言う酔狂な御仁は千葉県以外にもそういるとは思えないのだ。

結論:見切り発車でAndroidを販売してくれたお陰でスマホを必要としている国ではiPhoneの売上は伸びるのである。どうして、そう言うまともな記事が書けないのだろう。

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