土曜日, 12月 21, 2013

13インチのiPad Proは出ない

miniが出たのだから次は画面サイズの大きなProが出ると噂になっている。目撃情報も色々と出て来ているので遂にAppleも追随かと言う今日 この頃だが、果たしてそのような展開になるのだろうか。まず、考えなければいけないことはMacBook Airよりも大きなiPadに何を期待するかだ。

Windows陣営ならキメラOSをブチ込んで鵺(ぬえ)のような何が何だか分からない タブレットやノートPCにしてしまうのだろうが、それではユーザの生産性は下がるばかり。だから、余計なもののないXPが未だに使われているわけだ(ま あ、他にもたくさん理由はあるが)。Appleがそんな中途半端なことをする訳もなくAndroidのように単純にデカイタブレットを出してくるとも考え 辛い。

iPad Airは軽くなったとは言え13インチとなって来ればMacBook Airの11インチと変わらぬ重さになるのに出来る事は明らかに劣る。画面が広くiOSアプリは快適に動作するとしてもそれだけでは他のiPad程の需要 は見込めないだろう(他社の販売台数並じゃ商売じゃないのだ)。

ここからは私の妄想なので恐らく外れるだろうが、デスクトップ(キーボー ドとジョイント)として使う時にはフルのOSXで稼働し取り外した瞬間にUIのモード(OSXサブセット)に切り替わる新しいタイプの13インチの MacPad。CPUはARMのA9で標準搭載されるアプリはOSXモードとiOSモードの両方で最適なインターフェイスを持ったUniversal Binary。本来は違うCPUで実行可能なのだが、UI別の実行系を持つ(そのために標準アプリの無料化?)。問題は、それをWindows 8のような見苦しい形でなく実装出来るかだが。

OSXで動くには最低でもA9クラスのチップが必要だろうから出てくるのは2015年…
もしも2014年に出てくるとすればその場合は間違いなくキーボード側にIntelチップ、ディスプレイ側にARMチップ(A8)のデュアル構成(当然メモリも別)。どう考えてもコストが…
CPU別にOSを起動しておけるのでディスプレイを外した瞬間にOSX側はスリープしてiOS側に切り替える事が可能。問題はユーザドキュメントはどこにあるかだが、これはローカルではなく全てiCloud側に置く事で回避。そんな面倒な…

と 言う事で散々書いてきたのに一番あり得るのはキーボードを外した時にはiOSと同じインターフェイスで動作し、キーボード(タッチパッド付き)を繋げると タッチスクリーンを使わなくても操作可能なMacの登場なのでは。そのために両OS間のインターフェイスの共通化を更に図る。

結論:複数のOSの切り替えを自動で行おうとするとこんなにも複雑な事をしなければいけないし、大きなiPadだけでは特定の用途以外では需要が。13インチのタブレットは分離可能なMacの可能性が高いのだ。

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