水曜日, 2月 01, 2017

Appleが好調で過去最高の売上を記録

キャリアの実質ゼロ円販売が終了しiPhoneの売上がガタ落ちだとか、代わり映えのしないデザインのiPhone 7ではなく次期モデルのiPhone 8待ちで売れていないと書かれていたAppleが2017年の第1四半期の決算を発表した。結果は売れていないはずのiPhone 7は歴代のiPhoneの中で最高の売上台数となりiPhone 7 Plusの比率が高かったために売上金額も最高となった。頭打ちのはずだった国内市場も蓋を開けてみれば前年比で20%増の売上を記録。確かに昨年度全体は決して良い数字ではなかったが昨年の第1四半期も実は過去最高の売上を記録している。それをさらに上回ったのだから決してジリ貧とは言えない状況なのである。

一昨年はiPhone 6がバカ売れした中国が売上上昇の牽引車だったため中国の売上減が取り沙汰されがちだが2015年の中国が異常だったのだと冷静になレバ良いだけの話なのである。steveが亡くなってからAppleからイノベーションが消えたというのも常套句だがApple以外のメーカーからもイノベーションと呼べるような製品は一つも登場していないのが現実。先に新しい部品を載せることがイノベーションだと勘違いしていないユーザーはお為ごかしの記事に踊らされることなくApple製品を賢く購入しているのである。

iPhoneの売上だけに依存しているAppleは危機的状況だと批判されるが、iTunesで始まったサービス部門も着実に売上を伸ばしている。iPodの売上はどんどん減っているしiPadも売上が右肩下がりだがそれでも四半期で1,600万台を超える台数が売れている。他のメーカーで年間にタブレットを1,500万台販売しているところがどれだけあるかは知らないが他社と比較して出来過ぎの台数であることは間違いない。iPhoneの市場シェアがダントツなのは日本だが、アメリカの第1四半期のiPadの市場シェアは85%。Surface Proはタブレットにカテゴライズされていないからと言っても意味がないくらいの大きな差がついているのである。

結論:どんなにディスろうがAppleが一人勝ちを続けているのは動かしようのない事実なのだ。そろそろ最高の売上記録したではなくApple Watchの販売実数を発表した方が良いかもしれない。

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