木曜日, 6月 01, 2017

タバコと肺がん

タバコを吸う方が健康になるなどと言う気はさらさらないが、タバコを忌避する連中の理屈に首肯する気もさらさらない。なぜかと言えば嫌煙派の論理も随分と恣意的だなと思えることが多すぎるからである。ガンの中でもいつのまにか死亡原因の一位になってしまった肺がん。喫煙との因果関係が高いと言われた肺がんが一番多かった症例が肺胞がんだったころはタバコの吸いすぎが原因でと言われ、肺腺癌は因果関係は認められないと言うのが疫学上の定説だったのに肺がんの主流が肺腺癌になると因果関係があると言う学説が出始めた。研究の結果、それまでの定説が覆されるのは常なので嫌煙家のようにヒステリーを起こしたりはしないが、喫煙者が減り続けているのに肺がん患者が増え続けると副流煙が原因だと宣う。

もしも、副流煙が肺がんの原因だとするならタバコの煙が濛々の部屋の中で仕事を平気でしていた昭和の時代はもっと肺がん患者が多くても良かったのではと疑問が湧く。もちろんその頃は脳卒中の方が多かったのと寿命が短かったのでガンが発症する前に死んでいたのだよと言われればその通りかもしれないが、そうなるとガンになるのはタバコではなく長生きしすぎたからと考える方が納得感は大きい。タバコを含めてだが現代の生活の中には化学的な物質が溢れかえっているタバコに含まれる「多環式芳香族炭化水素」、「揮発性有機化合物」といった有害物質はタバコ本来の含有物ではなく色々な香りを付けたり煙の量を減らすための混ぜ物が原因。煙が出ないので迷惑にならないと人気のiQOSはそれらの物質がより多く発生するとの毛旧結果も出始めているのでその内タバコ以上に攻撃をされるのかもしれない。

このまま、喫煙人口が減り続け肺がん患者が増え続けるようなことになればタバコを吸わないから肺がんになると騒がれたりするのだろうか、少し気になるのだ。

結論:肺がんになるからダメだなどと騒ぎ立てず煙いから近くで吸われるのは迷惑と言うレベルの嫌煙運動になればムキになる愛煙家も減って世の中はもっと良くなると思うである。

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