火曜日, 12月 25, 2007

回り回って

 日本の円キャリー(ゼロ金利)が元銭になって、ここ迄広がったサブプライム問題。自力では経済危機を回避出来ないアメリカの金融界は、結局サウジやシンガポールなどの国富ファンドから資金を得て逃げ切ろうとしている。しかし、手を上げた国富ファンドも決して自腹を切る訳ではなく、その資金をある国から借りてきて年利11%で回そうと言うのだ。どこから、そんな金を持ってくるか?って、そんな金を持っているのは日本しかない。結局、また円キャリーが使われるのだ。

結論:バブルを作ったのが円キャリーなら、その火消しも円キャリー。円は、まだ国際通貨ではないかも知れないが、世界の財布を握っている(勝手に財布の中身を使われているだけだが)のは結局、日本なのである。

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