水曜日, 12月 26, 2007

フランダースの犬2

 昨日に引き続きフランダースの犬問題(しつこいが)を取り上げてみたい。前回は、日本人は幼稚で欧米人は狡猾という趣旨で書いた訳だが、別な視点で見れば日本人は弱者の視点で物を考え、欧米人は強者の視点で物を見ると言う事だ。だから一見弱者の味方をしているように見える行動を取ったとしても、それは勝者である自分たちにとって都合が良い場合に助けるだけであって、そうでなければまるで鼻にもかけないという行動を見れば明らかである。これが顕著なのが欧米では英米なわけだが、他のヨーロッパ諸国や日本の近隣諸国(儒教国)は押し並べて勝ったもん勝ちで、物事を考える。だからこそ朝鮮のように常に勝者側にすり寄って自分の立ち位置を替える事を恥としない思考形態が出来上がるのだ。

 良く「人間は皆同じ」と言うが、同じ価値観を持っている同士にか通用しない基準で別なメンタリティを理解する事は出来ない。特に似非宗教であるキリスト教系の連中にとって”人間”とは同じ価値観を共有する者たちだけに当てはまるのであって、日本人のメンタリティを含めた概念ではないのである。

結論:世界には日本と同じメンタリティを持った人達もいる。これからは地域や宗教、経済形態ではなく同じメンタリティを持った者同士でまとまらないといけないのかも知れない。そんなことをしたら弱者に優しい我々はこの世から消されちゃうんだろうな。

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