月曜日, 3月 13, 2006

ガセネタの件はあれでもう終わりですか?

 永田のガセネタは小泉首相側に買い取られてしまったので、今後追求の手を伸ばそうにも難しいのかもしれないが、それにしてもあれだけ騒いだのにこれでお仕舞いかいと思っているのは私だけなんだろうか。全く詰めの甘い追求(脇が甘い、頭が軽いの間違いか)だったかもしれないが、拘置所に入っている人間を応援した裏に何かもっと大きなものがあってもおかしくないと追いかけてみるのがジャーナリズム(日本には無いとは思いますが)じゃないのだろうか。

 本当に日本の大マスコミは、偉そうな事ばかり言っている癖にカスばかりである。只騒ぐだけだったら、奈良の騒音おばちゃんの方がよっぽど堂に入っていたと思えるくらいだ。どちらにしろ武部は叩けば必ず埃が立つし、小泉だってムジナがはい出してくるに違いない。それを追求するのがジャーナリズムなのだ。それが出来ないのならば端から騒ぎを煽るような報道(あれが報道と言えるとは思えないが)をして欲しくない。

 小泉以上に右寄りと言われている前原代表を追求しないのも、余計な事をして横道みたいな奴らに民主党を動かされてはかなわないと言う小泉ならではの戦略。流石に伊達や酔狂でポピュリズムをやっているわけではないと言う事だ。

結論:派閥政治を完全に解体した小泉の手腕は評価出来る(橋本じゃ役不足だったのは解るが)。しかし、その手法はヤクザのそれであり外交で問題を引き起こしてしまっている。小泉には彼なりの目標がはあるが理念はない。そこが一番の問題なのだが、マスコミはそれさえ、つつくことが出来ないのである。本当に情けない。

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