火曜日, 3月 14, 2006

モンサントは悪魔の下請けか?

 世間的には遺伝子組み換えのトウモロコシで有名な農薬企業だが、そんな甘っちょろい会社ではない。今迄に世の中に迷惑をかけてきた発明品を列挙すればこの会社がいかに素晴らしいかを伺い知ることが出来る。

原爆:原爆を組み立てたわけではないが、原爆で使われたプルトニウムの精製を請け負っていたのだから同罪と言える。
PCB:熱に対して安定で、電気絶縁性が高く、耐薬品性に優れている。加熱や冷却用熱媒体、変圧器やコンデンサといった電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤など、非常に幅広い分野に用いられたが、生体に対する毒性が高く、脂肪組織に蓄積しやすい。発ガン性があり、また皮膚障害、内臓障害、ホルモン異常を引き起こすため製造、使用注意になる。
枯葉剤:収穫を容易にするため葉を枯らす薬品であり、綿の栽培などで使用されたが、不純物として催奇性があるとされるダイオキシン類等を含んでいた。ベトナム戦争で大量に使われ今のその被害は続いている。
ラウンドアップ:新たな枯葉剤。ラウンドアップ耐性作物以外は枯らしてしまう農薬。これと耐性作物を抱き合わせでモンサントは売ったわけである。お分かりのようにこの除草剤を使った畑には植物が生えなくなってしまう(死んでしまうと言うことだ)。

 こんなもんを平気で作っていた化学会社が、新たに作ったのが遺伝子組替え作物や、乳牛用の人工ホルモン(発ガン性を指摘されている)なのだから、それを摂取する人間の体のことなど露程も考えていないことは間違いない。もともとモンサントはナチの為に毒ガス(チクロンB、サリン)などを開発していたIGファンベルと言う会社を合併吸収したのだからお里が知れると言うものだ。

結論:さて今回の結論は、こんな酷い会社の副社長がアメリカ環境保護庁副長官だと言うのだから、アメリカに環境を守ろうなんていう気持ちがこれっぽっちも無いことは明らかである。アメリカにはそんな悪魔がゴロゴロいるのである。

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