木曜日, 3月 16, 2006

拝金主義は資本主義ではない

 多くの人は拝金主義も資本主義の一種だと勘違いしているようだが、拝金主義は資本主義を滅ぼすものであって資本主義を成すものではない。何故ならば拝金主義は経済を成り立たせる、製造、流通を必要としないからだ。資本主義では金は経済を作る為の手段に過ぎないが、拝金主義では経済が金を生み出す為の手段に成り下がっている。一例を挙げれば、日本は日露戦争のために戦費が必要だったのに対して、アメリカは大恐慌を終わらせる為に戦争を必要としたということなどになるだろう。

 実際アメリカには国家よりも上の存在がある(ユダヤの陰謀か?)。ヨーロッパ資本(ヨーロッパを既に支配している経済支配者)に経済を操られていることをカモフラージュする為にWASPという擬態(ロックフェラーがその代表)を作り出し、ヨーロッパに対抗(ライバルを装った)する資本家ととしてロックフェラーがアメリカ最大の財閥になったが、実際には、彼らは自分たちの資産を殖やす為に資本主義を利用しただけであり、その実現の為には戦争であれ何であれ利用してきたのである。

結論:資本主義とは本来は世の中をより良くするために考え出された(単純に王族から支配権を奪う為か?)システムであるが、現在は拝金主義の為の道具に成り下がっている。健全な資本主義を守ろうと考える場合には拝金主義を潰せるシステムを持っていなければならない。皆勘違いしているが資本主義を牛耳っている奴らが弱肉強食なのであって、資本主義が弱肉強食なわけではない。騙されるな。

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