月曜日, 3月 27, 2006

イラク侵攻は大成功

 世間ではいつまでたっても平和裡に民主化しないイラクの侵攻は失敗であったと言われているが、それは大きな勘違いである。ブッシュは、大量破壊兵器があるというお題目(お題目なので事実なんてどうでも良い)で、イラクに侵攻したがそれが見つからなければ今度は民主化だと新しい念仏(念仏なのでこれもどうでも良い)を考え出した。だけど、善良な人達(馬鹿とも言う)は、アメリカ軍がイラクにいるのは民主化の為だと未だに考えているのだ。アメリカの唱えるお題目は所詮ただのプロバカンダだということを解っていないとこういう勘違いをしてしまうのだ。

 アメリカはそのメディアの力を使ってほぼ完璧に、世界中の情報を統制している。例を上げれば、9・11は世界中に流すが、原爆の映像(広島や長崎の本当の被害を知っているアメリカ人はほとんどいない)はあったとしても流さないと言うことだ。そうやってアメリカの被害は世界に流れるが、イラクの被害は目に触れることはない。メディアを使ってまるでアメリカだけが被害に遭っているように世論を誘導出来るのだ。

 さて本題に戻ろう。BBC放送のグレッグ・プラストがアメリカの欺瞞を暴いているが、今回のアメリカのオペレーションは大成功であった。どういうことかと言うと今回の目的はフセインを捕まえることでも、イラクを民主化することでも無く世界の石油価格を高騰させることだったのである。その為ならば、相手はフセインだろうがビン・ラディンだろうが(どちらも以前はアメリカの為に働いてくれていたし、現在もそうだろう)誰でも良かったのである。結果的に石油価格は史上最高を記録し、僅かの石油で大きな利益を稼ぎ出すことが出来たのである。

結論:米国産の原油価格も史上空前の価格を付け、ブッシュの仲間は泡銭を稼ぐことが出来た。これが失敗のはずは無いのである。次は石油やウラン(またぞろ原子力発電にシフトし始めている)で金もうけを企んでいるのである。

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