単純な話でゲームが出せないからだ。今になってPS2のゲームがエミュレート出来ることをアピールしているが、これも他にゲームが無いからなのである。何度も書いているようにゲーム機の良し悪しは、ハードウェアの締める割合なんて実は大きくない。面白いゲームがあるかどうかにかかっているのである。これでは、ゲームが揃わずに苦戦を強いられているMicrosoft(日本ではハードウェアの質の低さが原因だが)の二の舞いになってしまいかねない。
PS2用のゲームでさえ開発期間が2〜3年必要だと言われているのに、PS3用のコンパイラが開発者に渡ったのはつい最近のことである。それでなくても複雑なアーキテクチューであるcellの性能をフルに使うゲームなど、現状では所詮絵に描いた餅に過ぎない、これがPS3の発売が延期された本当の理由なのである。これでは本末転倒と言われても仕方がない状況なのである。
結論:余りにも高い目標を掲げてしまったSONYは、自家撞着に陥ってしまっている。cellの能力を活かし切るのにゲームはいらない。cellをベースにしたクラスター型のサーバを売った方がずっと現実的なのである。
水曜日, 3月 22, 2006
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