木曜日, 3月 23, 2006

義務教育とは

 君が代神経症(これも精神科医が勝手に作ったんだろう)と言うしょうもない病気に罹る教師がいると新聞に出ていた。以前は個人の信条に任せていたものを、東京都(石原都知事)が強制したのが原因だというのである。”君が代”は国歌となり”日の丸”が国旗と認められたこの時代に、何を戯けたことを言っているのだろう。どうしても嫌ならば、公務員をやめて偏った思想をよしとする学校にでも移ればいいのだ。こんなことを書くとすぐに右翼だと思われてしまうが、そもそも公務員と言うのは国や地方自治体に身を捧げる人達でなければいけない。それが解らないと言うのは公務員と組合員を一緒だと思っているのじゃないだろうか。

 それだけではなく”教育に強制はなじまない”などという馬鹿なことをいう。確かに大学などの高等教育はそうかもしれないが、少なくとも義務教育でそんなことを考えることは根本的に間違っている。義務教育と言うのはもともと強制なのだ。それを戦後の民主主義ははき違えてしまい、自由を尊重すると言うお題目の元に義務教育さえも自由にやって良いと思い違いしているのである。同様に教える方も自由でいいと考え違いしている為、戦後の教育は教えなければいけないことを教えなくても良いと言うことになってしまったのである。そんな馬鹿な教育ならば確かにしない方が良いだろう。

結論:自由とは野放図とは違い、平等とは競争がないことではない。教える方の手抜きの理由付けに便利な為結果平等を持ってくるのだけは止めて欲しい。昔の(立派な)教師は、少なくとも人を育てることにもっと真剣だったはずである。

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