月曜日, 10月 18, 2010

ノーベル平和賞

 ノーベル平和賞を反政府活動家に贈られ右往左往状態の中国政府。四川省などどうでも言い地域で反日運動を政府主導で行っている(万博開催中の上海では全くそんな事が起きていないのが政府主導の証拠?)。たとえどこであっても中国様はこんなに怒っていますと偏向報道しかしない日本のカスゴミは別格(日本人が嫌中、嫌韓になれば親米が増えると言う論理)として多くの中国人が尖閣諸島など問題にしていない(そもそも知らない)ことを、まともに報道してもらいたいものである。戦前の新聞報道で日本が中国憎しになった過去の反省が全くない証だ。
 
 さて、本題に入ろう。政治的な色濃いノーベル平和賞の受賞者と国家の崩壊には微妙な相関関係がある。反体制運動家だったサハロフが受賞したソ連は共産党政府が崩壊し(崩壊させたのは同じく平和賞を受賞したゴルバチョフ書記長)、民主化運動組織であった連帯のワレサ書記長が受賞したポーランドも共産党政府が崩壊し、マンデラが受賞した南アフリカもアパルトヘイトを掲げていた体制が崩壊した(アパルトヘイト終了後国民が前よりも不幸になったのはご存知だと思うが)。

結論:反体制運動家に平和賞を贈られた国はその後、現体制が崩壊する可能性が非常に強い。現体制を守るために外敵を作り出すのは常套手段。侵略兵器を持たない(間違っても戦争になることが無い)国が近くにあれば誰だって使いたくなるのが人情。それが、現在の反日運動の真意なのかも知れない。

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