木曜日, 10月 21, 2010

レアアース輸出禁止に関して

 中国の日本向けレアアースの禁輸措置を受けカスゴミなどは明日にもレアアースが無くなってしまうような騒ぎようだが、日本の備蓄量は最低でも5年分、中には20年分は備蓄していると言う説さえあり中国が禁輸措置を続けても痛くもかゆくもないのが現状の日本だ。それだけの時間が稼げれば、中国から一切レアアースが入ってこなくなったとしても、中国以外の国に採掘を依頼すれば備蓄が枯渇する前に再び手に入れることは可能なのである。
 
 中国以外の各国が採掘を見合わせるくらいに低価格でレアアースを輸出していたのは日本のせいではなく単純に中国以外のレアアースを締め出すために信じられない価格にしたのが原因なのだが、中国の報道ではまるで日本のせいのようなことを言っている。無理な操業で環境が破壊されたのも日本のせい(確かに20年分も備蓄するほど仕入れたとすればそうなのだが)だと言い張り、だから輸出総量を制限する(日本には禁輸)と宣っているのが現在の中国である。

結論:禁輸されて直ぐに困るのは、お隣の国やヨーロッパ諸国。どう考えても日本をダシに使ってノーベル平和賞に対する制裁と考えるのが妥当だろう。

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