木曜日, 7月 14, 2011

App Storeでアプリ販売が150億を突破

 スタートから2年で今年の1月に100億の大台を突破したApp Storeが僅か半年で150億ダウンロードを達成した。今日からアプリの販売価格も行き成り3割安の85円に改定され、ますますダウンロードが増える事だろう。iPod touchからのiPadまでのiOSデバイスもトータルで2億台を超えたのだが1台当たりのダウンロード本数は75本。その多くは無料アプリ(無料でも有用なアプリは多い)なのだろうが、売上も2010年の段階ですでに18億ドル近くまで伸びていたので、現在は25億ドルを優に超えているだろう。片やAndroid陣営は、タブレットのようにないに等しいものは置いて置いたとしてもトータルでの売上はiOSの10分の1あるか無いかの寂しいレベル。IT業界がAndroid、Androidと騒ぐのでバスに乗り遅れるなとばかりに参入したはいいが、これだけ圧倒的な差が出来てしまうと見切りを付けて無かった事にするベンダーが出て来るのは正常な対応だろう(何もAndroidと心中する義理は無い)。Androidマーケットの方が取り分が多かったとしても市場が10倍も違うのではどんな薄らばかにだって、どちらで勝負すべきは明らかなのだ。

結論:台数シェア以外に尺度を持たないトンマにはAndroidは有望な市場に見えるのかもしれないが、流通しているアプリのの総量を見れば結果は歴然。アナリストの予測を裏切って既にAndroidの成長に翳りが見え始めているのは、魅力のあるアプリが無いのが最大の原因。それもこれも、Android用のSDKがダメだからと思うのは私だけだろうか?Androidアプリは所詮Javaなのだ。

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