本来はAppleの製品やサービスについて書くブログなのに、何故SONYをボロクソに書いたりAndroidをケチョンケチョンに書くのだと思われるかもしれない(昔は、Microsoftをボロクソに書いたが今はその必要が無いくらいにMicrosoftはボロクソだ)。Androidに関して、何が書いてあるのかと思って覗いて見たら、マカーの戯れ言で時間を無駄にしたというコメントも頂いたりするので、使いもしない他所様の製品に関してあれこれ書くのは控えた方がという気持ちもあるのだが、懲りもせず余計な事を更に書きなぐってみたい。
私が、ボロクソに書き始めた頃に比べ今のAndroidは、正直大分まともになってきている(ユーザの使い勝手やアプリ開発者の事を考えらるようになればなお良い)。少なくとも各社それなりに頑張ったおかげか、処理速度も見違えるくらいに速くなっているし、自分たちはどこまで行ってもドメスティック(ガラパゴス)だと開き直ってしまったのかガラケーの機能も取り込んで、これが日本のスマートフォンの王道だといわんばかりにスマケー(要はAndroidガラケー)とまで自称し始めている…予てからガラケーはインターネット端末ではないし、そのサービスも本当のインターネットサービスではないと書いていたのに…
話が、横路にそれてしまったので元へ戻そう。私がAndroidをけなすのはiPhoneの最大のライバルだからとか、Windowsの時のようにAppleが敗北する(私は、正統派のマカーなのでMacがWindowsに負けるなどとは一度も考えた事はない。販売シェアなんて一切関係ない)と考えているからではなく、そのビジネスモデルが根本的に間違っていると考えているから。今回は、その辺りを書いてみたい。
Androidが嫌いな訳
その1:自由過ぎる
Androidを素晴らしいと勘違いする人の多くが真っ先に揚げる理由は、Appleは閉鎖的なのにAndroidはオープンで自由だから。しかし、その実態はOSのバージョンコントロールさえまともに行われない無秩序。ハードの開発には時間が必要なため開発時にターゲットにしていたバージョンは完成時には既に時代遅れという状況が頻発。ハードウェアの仕様が固まっていなかった1.6までのバージョンで開発をしていた国内メーカーはスマートフォンなのにOSのバージョンアップさえ出来ないという無様な事になってしまった。共通のプラットフォームを使う事で製造コストを削減出来るはずだったのに、OSレベルで差別化を図れないために国内メーカーはいつもの常套手段で余計なハードウェアを搭載して独自の仕様を作ってしまい、UXなどのインターフェイスもメーカーの自由にさせたので互換性が奪われデベロッパーのアプリケーション作成の障害となってしまった(いくつあるか分からない端末全部で問題なく動くアプリなどどうやって作れと言うのだ)。
【結論】Androidには自由があるのではなく秩序がないだけだ。
その2:儲けようがない
無料でオープンなOSなので複数のメーカーが参入でき互いに切磋琢磨する環境が作られ、より良いものが生み出されるらしい。AndroidがあるからこそiOSもより良くなっているではないかとも言うが、雨後の筍のように有象無象のメーカーが参入した事でAndroid陣営の成長と同時に価格競争が起きている。国内メーカーのように海外に市場を持っていない者(その上ガラケーと同じ機能を全部載せしようと言うだからが笑ってしまう)が利益を上げられるほどのロットを捌けるなどと考えるのはそもそも大違いだ。Android陣営で利益を出せているのは既にSamsung位になってしまった。
【結論】Androidのライセンス料は無料かも知れないが儲けが出せなければ意味はない。
その3:無料ではない
LinuxにJavaを組み合わせたAndroidのライセンスは無料だが、MicrosoftがWindows Phoneのライセンス料よりもAndroidメーカーから得ているライセンス料の方が大きな利益を上げているようにただでAndroid端末を作れるわけではない。その上、Androidの中で使われているインターフェイスには多くのメーカーのライセンス違反になるものが含まれている。Googleは自分たちは無料で提供しているのだからライセンス料を払う必要などないと考えているのかも知れないが、そのとばっちりを受けるのはハードウェアメーカー。既にMicrosoftだけではなくAppleと訴訟に巻き込まれる事態に陥っている。
【結論】AppleがiOSをライセンスする事はないだろうが、Appleとクロスライセンスを結んでいるWindows Phone OSをライセンスしてもらう方がライセンスコストは低い。
結論:要は理系の技術者の傲慢さがプンプンするから嫌いなのだ。
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