原発が止まった段階（爆発する前だ）で30キロ圏内を立入り禁止にすべきだったのに、御用（大体は誤用だった）学者を引っ張り出して、揚げ句の果てには被曝しているのは間違いない牛をそのまま出荷するという暴挙を許した菅政権。畜産家が被害を受けるのはわかりきっていた事なのだから、早い段階で全頭買い取りで殺処分を行っておけば今回のような二次被害を起こす事は防げたのだ。
政府にしてみれば被曝しているかどうか分からないからと言い訳をするのだろうが、被曝しているかどうかは別にして今回のように汚染した牛を出荷してしまわないためにも、問答無用で殺処分を実施し、その分を補償する事が風評被害を起こさない最善の方法だったのだ。
結論：二次被害を防ぐには徹底した安全管理が必要だが、そのためには疑わしきは罰せずではなく疑わしくないものだって処分する決断が必要。役人にはその決断を下す事は出来ないのだから政治家がそれをしなければ行けないのだが、現政権には汚染牛を売ってしまったイオンの身内はいるが、その能力を持った政治家は一人もいないのである。
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4 件のコメント:
毎度です｡
私が一番恐れているのは､間もなく収穫が始まるコメです｡ 福島県の強制避難区域以外は(まして宮城､茨城は)ほぼ無制限で稲の作付がされています｡これら3県はいずれもコメ収穫量の上位県です｡(トップ三県は北海道･新潟･秋田なので､ここはギリギリセーフか?) 作付けされたのは放射性物質が大量に放出された後ですが､雨や雪として降り注いだ放射性物質が絶え間なく農業用水として供給されていると考えるしかありません｡ 人体はセシウムをカリウムと間違って吸収するようですが､カリウムは｢肥料の三大要素｣の一つなので､稲が積極的に吸収(移行)させてしまう事も危惧します｡土壌･水からの｢移行係数｣を調べてみたのですが､コメ･稲の実験結果が見つかりません｡ 移行係数自体はそれほど高くないのですが､まだ未知の世界なので､心配です｡
こうなれば､せめてトップ三県には徹底的に収穫したコメの放射線汚染濃度を測り､全てを公表して欲しいです｡ 隠したり､まして混ぜて濃度を下げるとかするのは､最悪の対応です｡ コメを守れ!!!
コメントを頂き有難うございます。
福島以外の茨城や宮城も放射能汚染の恐れがあるのは考えなくてもわかっている事なのに、汚染の危険性の少ない新潟県の米の作付け面積拡大を認めず減反を指示しました。それは、メルトダウンは起こっていず、水素爆発で放射性物質は飛散などしていないと言う政府の見解を擁護する為でもあったのだと思います。
タイなどとは違い年に一度しか米を作れない地域の方が多い日本では春の段階に作付けをしなければ、茨城や宮城の米が汚染していた場合に不足する分を取り返す機会はありません。
確かに備蓄米はある程度準備されていますが、東北三県の米が全て食用とならない事態に陥った時にそれに対処する方法を持っているのでしょうか。
牛肉のように一旦販売された後に汚染していたなどと言われても遅いのは間違いありません。風評被害を防ぐ為の措置などと言い張るのは好い加減にしてもらいたいですね。出荷されてから汚染していたと認めてもパニックにならないのは、内部被曝で即死するほどの放射線が出ていないからに過ぎないのです。
連投失礼します｡
新潟県への減反強化強制も主宰から教えてもらったのでしたね｡ 暫定基準値以下だろうがなんだろうが､コメが汚染されていることは間違いありません｡ 中島氏のブログ等で｢一見｣真面目に｢原発止めたら､電気はどうするんだ~｣とか議論されていますが､日本人のメンタリティを考えると､コメが大規模に汚染されていることが分かった時点で､大きな世論の変化が起きるような気がします｡(かつて､たった一年の不作でタイ米を食べざるを得なくなった時に､あれだけ大騒ぎした国民ですから､これから何十年もコメが汚染され続けるとなれば､その影響は比べ物にならないでしょう｡)
ここまでの泉田新潟県知事の対応は評価しています｡ ごく個人的な想像ですが､泉田知事は中越沖地震で停止した柏崎刈羽原発の一部を｢苦渋の決断｣と言いながら再起動を容認したことを後悔しているのではないかと思います｡(案の定､7号機で燃料棒の損傷を東電も認めていながら､燃料棒1体を交換した応急措置だけで定検までひっぱると発表しています｡ ｢ごく軽微な損傷｣と言ってますが､今となっては全く信用できませんね｡ 最悪の場合､その損傷が原因で制御棒が正常に挿入されず､ちゃんとスクラムできないかも､とか考えないもんかな~｡)
県の農林水産部長が同級生なので､｢とにかく測りまくれ! すべてを公表しろ! 絶対混ぜるな! 設備が足りなければ100台でもすぐ買え!(高々一台500-2000万円｡急がないと検査機器すら買えなくなる)｣ と発破かけてます｡
コメントを頂いていたのに、「blogger」がスパム扱いにしているのに気づきませんでした。申し訳ありません。
こんな重要な情報の公開が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
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