ここでは、何度も取り上げているのでまたかいなと思われるかもしれないが、世の中にはスイス信者(スイスが平和の象徴)がいる、彼らに共通しているのはバカだということだ。そもそも永世中立(どこにも加勢しないだけ)=戦争放棄(戦争はしない)だと考えていたり、逆に連合国=国連だと知らなかったりする。そう言う人達はスイスも国連も平和団体の一種だと思い込んでいるのだ。日本もドイツも連合国(国連)に加盟しているが未だに敵国条項は消えていない。
第53条〔強制行動〕
1安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極又は地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。
2本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であつた国に適用される(この時に連合国と戦っていたのは日本とドイツだけで同じ枢軸国であったイタリアはこの段階では連合国の軍門に降っていた)。
第107条〔敵国に関する行動〕
この憲章のいかなる規定も、第二次世界戦争中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。(逆らったら好きにしていいし、邪魔はしないよということ)
この53条が無くならない限り、日本やドイツがいくら連合国のために尽くしても、連合国に逆らったら(法律を遵守すれば第三国を責めても大丈夫なようだ)、戦争を仕掛けられても文句は言えないことになる。折角第52条で自衛権を認められているのに、日本は憲法によってそれを否定しているためても足も出せないのである。
結論:これでもバカには日本国憲法や国連は有り難いのだろうか。私にとっては日本が常任理事国だった国際連盟のほうがよっぽど有り難いのである。
木曜日, 11月 16, 2006
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