火曜日, 11月 07, 2006

真実と事実 〜第四章〜

 今回は数は少ないが、少し濃いめで。

伊藤博文暗殺
通説:韓国の民族運動家安重根によって狙撃され死亡したと言われている
室田証言:貴族院議員室田義文は安重根が狙ったのは自分で、数発を撃込まれている。伊藤博文の弾痕は右上から左下に向かっておりホーム上にある食堂からロシア兵に撃たれたのではないか
日本人犯行説:韓国併合に消極的な伊藤が邪魔になり、玄洋社系の右翼と山縣を中心とする軍部が手を結んで暗殺を計画したのではないかという説だが珍説扱い
私の視点:誰が実行犯かの事実は不明だが、安重根がケネディ暗殺におけるオズワルドではないかと考えている。何故ならば伊藤博文暗殺の調書で理由の一番に上げられているのが、伊藤博文が孝明天皇暗殺の実行犯だというのが、ひっかかるからだ。事実かどうかは別にしても誰が孝明天皇弑逆を安重根に耳打ちしたかだ。どう考えても朝鮮で普通にそう言われているほど、孝明天皇の死に関する情報は一般的だとは言えないし、国内でもそんなことを言うやつは少ないはずだ。また、それを信じるにはそれなりに立場の人間から聞かされたと考えるのが筋だろう。そうなると後ろに長州の人間がからんでいた可能性は否定できないだろう。早期併合に反対していた伊藤が消えることによって併合の時期が早くなったことは間違いない。

日露戦争
定説:日本がバルチック艦隊を壊滅させてロシアに勝ち日本が列強のひとつとなるきっかけとなった
事実1:日本は英米資本から得た戦費を使い果たしていたため戦争続行不能だった
事実2:ロシア内で明石元二郎(謀略担当)による資金援助で革命が起き、戦争どころではなくなった
事実3:漁夫の利を得る予定だったアメリカは中国権益(満州進出)から日英露三国によって締め出されて日本を敵視
事実4:ロシア南下を恐れた英国は日本海海戦の準備が整うよう、ロシア海軍のスエズ通過を妨害
事実5:清国領であった満州を日露にとられ、日清戦争に続き日本への敵視が進んだ
私の視点:日本に資金提供(どうなるかわからない国の国債を引き受け)したのが、ユダヤ資本であったことは間違いない。その理由をロシアで苦しめられているユダヤ人を救うためだという理由は眉唾(資金援助したシフがそう言っている)だが、英国の植民地(資本家の支配地)であったアメリカの独立戦争にロマノフ王朝が資金援助したこととロシアが反ユダヤ資本であったことが遠因になっていることは間違いない。何故ならば日本に資金援助したのは英国の銀行団(ロスチャイルド)とアメリカの銀行家シフ(ロスチャイルド)というのだから、ロスチャイルドにロシアが睨まれていたことは間違いない。ユダヤ資本最大の敵であるロシアを倒すために日本は利用されたのである。日露戦争に勝ったのは日本ではなくユダヤ資本だったのだ。よくクーン・ローブ商会(シフの投資会社)をロックフェラー系とする説があるが、ロックフェラーもシフもロスチャイルド系であるので意味のない話である。

結論:資本家絡みはこれからもちょくちょく書いてみたいと思う。今回は手始めとして有名なところを...

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